JP7402584B1 - 端末用スタンド - Google Patents

端末用スタンド Download PDF

Info

Publication number
JP7402584B1
JP7402584B1 JP2023189699A JP2023189699A JP7402584B1 JP 7402584 B1 JP7402584 B1 JP 7402584B1 JP 2023189699 A JP2023189699 A JP 2023189699A JP 2023189699 A JP2023189699 A JP 2023189699A JP 7402584 B1 JP7402584 B1 JP 7402584B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
base
engaged
base portion
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023189699A
Other languages
English (en)
Inventor
志克 徐
宝▲サイ▼ 楊
Original Assignee
オベック実業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オベック実業株式会社 filed Critical オベック実業株式会社
Priority to JP2023189699A priority Critical patent/JP7402584B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7402584B1 publication Critical patent/JP7402584B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】高さを段階的に調整することができる端末用スタンドを提供する。【解決手段】端末用スタンド100は、ベース部1と、摺動可能に設けられ、端末を載置可能な載置部22を有するとともに摺動方向に沿って配列される複数の係合溝20が形成された摺動部2と、複数の係合溝20のうちのいずれか一つと係合可能な一端部412を有するとともにベース部1に設けられ、操作されていないとき係合溝20が一端部412と係合し、一方、操作されたとき係合溝20と一端部412との係合が解除される位置決め機構と、ベース部1と摺動部2とを接続し、係合溝20と一端部412との係合が解除されると、摺動部2をリセット位置に摺動させるように付勢する付勢機構5と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、端末用スタンドに関する。
意匠登録第1731224号公報には、連結座が設けられた底板と、一端部が底板の連結座とヒンジ接続された回動アームと、回動アームの他端部とヒンジ接続された連結座が設けられた天板と、を備える端末用スタンドが開示されている。
しかしながら、意匠登録第1731224号公報に記載の端末用スタンドでは、高さを段階的に調整することは、困難である。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、高さを段階的に調整することができる端末用スタンドを提供することを目的とする。
本発明の態様によれば、ベース部と、前記ベース部に対し摺動可能に前記ベース部の一方面に設けられ、端末を載置可能な載置部を有するとともに前記ベース部と対向する対向面に摺動方向に沿って配列される複数の係合部が形成された摺動部と、複数の前記係合部のうちのいずれか一つと係合可能な被係合部を有するとともに前記ベース部に設けられ、操作されていないとき前記係合部が前記被係合部と係合し、一方、操作されたとき前記係合部と前記被係合部との係合が解除される位置決め機構と、前記ベース部と前記摺動部とを接続し、前記係合部と前記被係合部との係合が解除されると、前記摺動部をリセット位置に摺動させるように付勢する付勢機構と、を備え、前記係合部と前記被係合部と係合された状態において、前記位置決め機構は、操作されていないとき、前記摺動部が前記摺動方向の前記リセット位置に近接する一方側に摺動不能、かつ、前記摺動方向の前記リセット位置から離間する他方側に摺動可能に構成されている端末用スタンドが提供される。
本発明の態様によれば、高さを段階的に調整することができる。
図1は、本実施形態に係る端末用スタンド(摺動部がリセット位置に位置した状態)を示す斜視図である。 図2は、図1における端末用スタンドの断面図であり、位置決め機構の構造を示している。 図3は、摺動部がリセット位置に位置していない状態における端末用スタンドを示す斜視図である。 図4は、図3における端末用スタンドの断面図であり、位置決め機構の構造を示している。 図5は、図3における端末用スタンドの断面図であり、付勢機構の構造を示している。 図6は、図3における端末用スタンドの断面図であり、ガイド機構の構造を示している。 図7は、端末用スタンドを示す正面分解図である。 図8は、端末用スタンドを示す背面分解図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する。)について説明する。なお、本明細書においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付する。
次に、図1から図8を参照しながら本実施形態に係る端末用スタンド100について説明する。
図1は、本実施形態に係る端末用スタンド100(摺動部2がリセット位置に位置した状態)を示す斜視図である。図2は、図1における端末用スタンド100の断面図であり、位置決め機構4の構造を示している。図3は、摺動部2がリセット位置に位置していない状態における端末用スタンド100を示す斜視図である。図4は、図3における端末用スタンド100の断面図であり、位置決め機構4の構造を示している。図5は、図3における端末用スタンド100の断面図であり、付勢機構5の構造を示している。図6は、図3における端末用スタンド100の断面図であり、ガイド機構6の構造を示している。図7は、端末用スタンド100を示す正面分解図である。図8は、端末用スタンド100を示す背面分解図である。
図1から図8に示すように、本実施形態に係る端末用スタンド100は、載置されるスマート端末又はタブレット端末等の端末の角度及び高さを調整するスタンドであり、ベース部1、摺動部2、台座3、位置決め機構4、付勢機構5及びガイド機構6を備える。
ベース部1は、一端部が台座3とヒンジ接続された略矩形状の板部である。また、ベース部1は、収容凹部11、一対の軸支持溝12、貫通孔13、一対のレール設置溝14、一対のガイド溝15及び開口16を有する。
収容凹部11は、位置決め機構4を収容する収容部である。また、収容凹部11は、ベース部1の摺動方向としての長手方向に沿って延在するとともにベース部1の一方面としての正面から凹むようにベース部1の中央箇所に形成されている。
一対の軸支持溝12は、位置決め機構4の後述する回転軸42を揺動可能に支持する支持溝である。また、一対の軸支持溝12は、収容凹部11の両側に位置するようにベース部1の正面に形成されている。一対の軸支持溝12は、ベース部1の幅方向に沿って延在するように収容凹部11と連通している。
貫通孔13は、位置決め機構4の後述する他端部411が貫通可能に構成されている。収容凹部11の底壁には、収容凹部11の一端部に位置するように収容凹部11とベース部1の他方面側としての背面側とを連通する貫通孔13が形成されている。なお、収容凹部11の一端部は、収容凹部11の他端部よりもベース部1の一端部に近い。
位置決め機構4は、ベース部1の正面から凹む収容凹部11に収容されているため、ベース部1の背面側から位置決め機構4の他端部411以外の部分を視認することができない。この結果、端末用スタンド100全体の美観性を向上させることができる。
一対のレール設置溝14は、ベース部1の長手方向に沿って延在するとともに収容凹部11を挟むようにベース部1の正面に形成されている。一対のレール設置溝14には、ねじ60によって、それぞれガイド機構6を構成する一対のガイド部としてのレール61が固定されている。これにより、ベース部1の背面側から一対のレール61を視認することができないため、端末用スタンド100全体の美観性を向上させることができる。
一対のガイド溝15は、ベース部1の長手方向に沿って延在するとともに収容凹部11と一対のレール設置溝14との間に挟まれるようにベース部1の正面に形成されている。一対のガイド溝15には、付勢機構5が収容されている。これにより、ベース部1の背面側から付勢機構5を視認することができないため、端末用スタンド100全体の美観性を向上させることができる。
ベース部1には、収容凹部11、一対のレール設置溝14及び一対のガイド溝15の一端側に位置する開口16が形成されている。これにより、ベース部1の軽量化を図ることができる。
摺動部2は、ベース部1に対し摺動可能にベース部1の正面に設けられた略矩形状の板部である。また、摺動部2は、複数の係合溝20、一対のスライダ設置溝21、載置部22及び遮蔽層23を有する。
摺動部2のベース部1と対向する対向面としての背面の中央箇所には、摺動方向としての摺動部2の長手方向(すなわち、ベース部1の長手方向)に沿って配列される複数の係合溝20が形成されている。なお、複数の係合溝20は、位置決め機構4の後述する被係合部としての一端部412と係合する係合部である。
一対のスライダ設置溝21は、係合溝20を挟むとともに摺動部2の長手方向に沿って延在するように摺動部2の背面に形成されている。一対のスライダ設置溝21には、ねじ8によって、それぞれガイド機構6を構成する一対の被ガイド部としてのスライダ62が固定されている。一対のスライダ62は、それぞれ一対のレール61にガイドされている。これにより、摺動部2は、ベース部1に対し摺動方向に沿って摺動可能にベース部1の正面に設けられている。
載置部22は、端末を載置する載置パレットである。また、載置部22は、摺動部2の正面に設けられている。
遮蔽層23は、摺動部2の正面に設けられている。
台座3は、ベース部1及び摺動部2等を支持する支持座である。また、台座3は、一端部がベース部1の一端部とヒンジ接続されている。換言すれば、ベース部1は、台座3に対し揺動可能に設けられている。これにより、端末用スタンド100(具体的には、載置部22)に載置された端末の角度を容易に調整することができる。
位置決め機構4は、収容凹部11に収容されている。位置決め機構4は、操作されていないとき係合溝20が一端部412と係合することで、摺動部2が摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動不能、かつ、摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動可能であり、一方、操作されたとき係合溝20と一端部412との係合が解除されるように構成されている。また、位置決め機構4は、位置決め部材41、一対の回転軸42及び付勢部としての圧縮コイルばね43を有する。なお、リセット位置とは、ベース部1と摺動部2とが重なる領域が最も大きくなるときにおける摺動部2の位置である。
位置決め部材41は、一対の軸支持溝12に支持された一対の回転軸42により、揺動可能に収容凹部11に支持されたシーソー部である。位置決め部材41は、一端部412、操作部としての他端部411及びばね設置部413を有する。
一端部412は、回転軸42よりも摺動方向の他方側に位置する。一端部412は、規制面414及びガイド面415を有する。
規制面414は、付勢機構5の付勢力により係合溝20の側壁と当接して摺動方向の一方側への摺動部2の摺動を規制する。また、一端部412と係合溝20とが係合された状態において、規制面414は、断面視にて、摺動方向と直交するように構成されている。
ガイド面415は、規制面414よりも摺動方向の一方側に形成され、摺動部2を摺動方向の他方側に摺動させると、圧縮コイルばね43の付勢力に抗して摺動部2により押圧されてベース部1の一方面の内側に沈み込む。また、一端部412と係合溝20とが係合された状態において、ガイド面415は、断面視にて、摺動方向の一方側に向かって下がるとともに摺動方向に対し傾斜するように構成されている。
他端部411は、回転軸42よりも摺動方向の一方側に位置する。
ばね設置部413は、回転軸42よりも摺動方向の他方側に位置するとともに収容凹部11の底壁と対向するように設けられている。ばね設置部413の外周側には、圧縮コイルばね43が設けられている。
ばね設置部413の外周側に設けられた圧縮コイルばね43は、位置決め部材41と収容凹部11の底壁との間に挟持されている。これにより、圧縮コイルばね43は、位置決め部材41の一端部412をベース部1の正面から突出して係合溝20と係合するように付勢するとともに位置決め部材41の他端部411をベース部1の背面から突出するように付勢することができる。
本実施形態では、付勢部は、位置決め部材41と収容凹部11の底壁との間に挟持されているが、これに限定されるものではなく、例えば、位置決め部材41の一端部412をベース部1の正面から突出して係合溝20と係合するように付勢するとともに位置決め部材41の他端部411をベース部1の背面から突出するように付勢するねじりコイルトーションばねから構成されてもよい。
そして、一対の回転軸42がそれぞれ一対の軸支持溝12に支持された状態において、一対のねじ9は、それぞれ一対の軸支持溝12の開口を閉止することにより、一対の回転軸42がそれぞれ一対の軸支持溝12から抜けることを防止することができる。
付勢機構5は、ベース部1と摺動部2とを接続し、係合溝20と一端部412との係合が解除されると、摺動部2をリセット位置に摺動させるように付勢する。付勢機構5は、ガイド溝15に収容され、一端部がねじ52によりベース部1に固定されるとともに他端部がねじ51により摺動部2に固定された引張コイルばね50から構成されている。なお、引張コイルばね50の一端部は、ねじ52によりガイド溝15の開口16側の端部に固定されている。
位置決め機構4の一端部412と係合溝20とが係合された状態において、位置決め機構4の他端部411が操作(押圧)されていないとき、摺動部2が摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動不能、かつ、摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動可能である。
すなわち、摺動部2を摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動させるように摺動部2に力を加えた場合であっても、係合溝20の側壁は、係合溝20の側壁と規制面414との当接によって、規制面414を乗り越えることができない。これにより、摺動部2が摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動することができない。
そして、摺動部2を摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動させるように摺動部2に力を加える場合に、ガイド面415は、圧縮コイルばね43の付勢力に抗して摺動部2により押圧されてベース部1の一方面の内側に沈み込むため、係合溝20の側壁は、沈み込むガイド面415を乗り越えることができる。これにより、一端部412と摺動方向に沿って配列された複数の係合溝20との係合を切り替えることで、摺動部2が摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動することができる。この結果、ベース部1と摺動部2とが重なる領域を少しずつ小さくすることができ、ベース部1に対する摺動部2の高さを段階的に調整することができる。
一方、位置決め機構4の一端部412と係合溝20とが係合された状態において、位置決め機構4の他端部411が圧縮コイルばね43の付勢力に抗して操作(押圧)されたとき、係合溝20と一端部412との係合が解除され、摺動部2が付勢機構5の付勢によりリセット位置に摺動する。これにより、簡易的な操作(すなわち、位置決め機構4の他端部411を押圧させるだけ)で、付勢機構5の付勢によって、摺動部2を素早くリセット位置に摺動させることができる。
そして、ベース部1の背面と台座3の正面とが近づくようにベース部1を台座3に対し揺動させると、端末用スタンド100が使用状態から収納状態に切り替わり、位置決め機構4の他端部411が台座3の正面に押圧される。そうすると、係合溝20と一端部412との係合が解除され、摺動部2が付勢機構5の付勢によりリセット位置に摺動する。これにより、ベース部1の背面と台座3の正面とが近づくようにベース部1を台座3に対し揺動させるだけ(すなわち、端末用スタンド100を使用状態から収納状態に切り替えるだけ)で、他端部411を操作することなく、摺動部2を素早くリセット位置に摺動させることができる。この結果、端末用スタンド100の操作性を向上させることができる。
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態に係る端末用スタンド100は、ベース部1と、ベース部1に対し摺動可能にベース部1の正面(一方面)に設けられ、端末を載置可能な載置部22を有するとともにベース部1と対向する背面(対向面)に摺動方向に沿って配列される複数の係合溝20(係合部)が形成された摺動部2と、複数の係合溝20(係合部)のうちのいずれか一つと係合可能な一端部412(被係合部)を有するとともにベース部1に設けられ、操作されていないとき係合溝20(係合部)が一端部412(被係合部)と係合し、一方、操作されたとき係合溝20(係合部)と一端部412(被係合部)との係合が解除される位置決め機構4と、ベース部1と摺動部2とを接続し、係合溝20(係合部)と一端部412(被係合部)との係合が解除されると、摺動部2をリセット位置に摺動させるように付勢する付勢機構5と、を備え、係合溝20(係合部)と一端部412(被係合部)とが係合された状態において、位置決め機構4は、操作されていないとき、摺動部2が摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動不能、かつ、摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動可能に構成されている。
この構成によれば、一端部412と摺動方向に沿って配列された複数の係合溝20との係合を切り替えることで、摺動部2が摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動することができる。この結果、ベース部1と摺動部2とが重なる領域を少しずつ小さくすることができ、ベース部1に対する摺動部2の高さを段階的に調整することができる。
また、本実施形態では、位置決め機構4は、揺動可能にベース部1に支持された位置決め部材41と、位置決め部材41の被係合部である一端部412をベース部1の正面(一方面)から突出して係合溝20(係合部)と係合するように付勢するとともに位置決め部材41の操作部である他端部411をベース部1の背面(他方面)から突出するように付勢する圧縮コイルばね43(付勢部)と、を有し、ベース部1の背面(他方面)から突出した他端部411(操作部)が操作されるように圧縮コイルばね43(付勢部)の付勢力に抗して押圧されると、位置決め部材41の揺動に伴い係合溝20(係合部)と一端部412(被係合部)との係合が解除され、摺動部2が付勢機構5の付勢によりリセット位置に摺動する。
この構成によれば、簡易的な操作(すなわち、位置決め機構4の他端部411を押圧させるだけ)で、付勢機構5の付勢によって、摺動部2を素早くリセット位置に摺動させることができる。
また、本実施形態では、係合部は、係合溝20から構成され、一端部412(被係合部)は、付勢機構5の付勢力により係合溝20の側壁と当接して摺動方向の一方側への摺動部2の摺動を規制する規制面414と、規制面414よりも摺動方向の一方側に形成され、摺動部2を摺動方向の他方側に摺動させると、圧縮コイルばね43(付勢部)の付勢力に抗して摺動部2により押圧されてベース部1の正面(一方面)の内側に沈み込むガイド面415と、を有する。
摺動部2を摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動させるように摺動部2に力を加えた場合であっても、係合溝20の側壁は、係合溝20の側壁と規制面414との当接によって、規制面414を乗り越えることができない。これにより、摺動部2が摺動方向のリセット位置に近接する一方側に摺動することができない。
一方、摺動部2を摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動させるように摺動部2に力を加える場合に、ガイド面415は、圧縮コイルばね43の付勢力に抗して摺動部2により押圧されてベース部1の一方面の内側に沈み込むため、係合溝20の側壁は、沈み込むガイド面415を乗り越えることができる。これにより、摺動部2が摺動方向のリセット位置から離間する他方側に摺動することができる。
また、本実施形態では、ベース部1には、ベース部1の正面(一方面)から凹む収容凹部11が形成され、収容凹部11には、位置決め部材41が収容され、圧縮コイルばね43(付勢部)は、収容凹部11の底壁と一端部412(被係合部)との間に収容されている。
この構成によれば、位置決め機構4は、ベース部1の正面から凹む収容凹部11に収容されているため、ベース部1の背面側から位置決め機構4の他端部411以外の部分を視認することができない。この結果、端末用スタンド100全体の美観性を向上させることができる。
また、圧縮コイルばね43は、位置決め部材41の一端部412をベース部1の正面から突出して係合溝20と係合するように付勢するとともに位置決め部材41の他端部411をベース部1の背面から突出するように付勢することができる。
また、本実施形態では、収容凹部11の底壁には、収容凹部11とベース部1の他方面側とを連通する貫通孔13が形成され、貫通孔13は、他端部411(操作部)が貫通可能に構成されている。
この構成によれば、貫通孔が収容凹部11の底壁に形成されていない構成に比べ、貫通孔13を容易に形成することができる。
また、本実施形態では、摺動部2を摺動方向に沿ってガイドするガイド機構6をさらに備え、ガイド機構6は、ベース部1に設けられ摺動方向に沿って延在する一対のレール61(ガイド部)と、摺動部2に設けられそれぞれ一対のレール61(ガイド部)にガイドされる一対のスライダ62(被ガイド部)と、を有し、収容凹部11は、一対のレール61(ガイド部)の間に形成されている。
この構成によれば、摺動部2をベース部1に対し摺動方向に沿って摺動可能にベース部1の正面に設けることができる。
また、本実施形態では、ベース部1の正面(一方面)には、摺動方向に沿って延在するガイド溝15が形成され、付勢機構5は、ガイド溝15に収容され、一端部がベース部1に固定されるとともに他端部が摺動部2に固定された引張コイルばね50から構成されている。
この構成によれば、ベース部1の背面側から付勢機構5を視認することができないため、端末用スタンド100全体の美観性を向上させることができる。
また、付勢機構5を引張コイルばね50によって容易に構成することができる。
また、本実施形態では、ベース部1とヒンジ接続された台座3をさらに備え、他端部411(操作部)が台座3により押圧されるように台座3又はベース部1を揺動させると、係合溝20(係合部)と一端部412(被係合部)との係合が解除される。
この構成によれば、ベース部1の背面と台座3の正面とが近づくようにベース部1を台座3に対し揺動させるだけ(すなわち、端末用スタンド100を使用状態から収納状態に切り替えるだけ)で、他端部411を操作することなく、摺動部2を素早くリセット位置に摺動させることができる。この結果、端末用スタンド100の操作性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 ベース部
2 摺動部
4 位置決め機構
5 付勢機構
20 係合溝(係合部)
22 載置部
100 端末用スタンド
412 一端部(被係合部)

Claims (8)

  1. ベース部と、
    前記ベース部に対し摺動可能に前記ベース部の一方面に設けられ、端末を載置可能な載置部を有するとともに前記ベース部と対向する対向面に摺動方向に沿って配列される複数の係合部が形成された摺動部と、
    複数の前記係合部のうちのいずれか一つと係合可能な被係合部を有するとともに前記ベース部に設けられ、操作されていないとき前記係合部が前記被係合部と係合し、一方、操作されたとき前記係合部と前記被係合部との係合が解除される位置決め機構と、
    前記ベース部と前記摺動部とを接続し、前記係合部と前記被係合部との係合が解除されると、前記摺動部をリセット位置に摺動させるように付勢する付勢機構と、を備え、
    前記係合部と前記被係合部と係合された状態において、前記位置決め機構は、操作されていないとき、前記摺動部が前記摺動方向の前記リセット位置に近接する一方側に摺動不能、かつ、前記摺動方向の前記リセット位置から離間する他方側に摺動可能に構成されている、
    端末用スタンド。
  2. 前記位置決め機構は、
    揺動可能に前記ベース部に支持された位置決め部材と、
    前記位置決め部材の前記被係合部である一端部を前記ベース部の一方面から突出して前記係合部と係合するように付勢するとともに前記位置決め部材の操作部である他端部を前記ベース部の他方面から突出するように付勢する付勢部と、を有し、
    前記ベース部の他方面から突出した前記操作部が操作されるように前記付勢部の付勢力に抗して押圧されると、前記位置決め部材の揺動に伴い前記被係合部と前記係合部との係合が解除され、前記摺動部が前記付勢機構の付勢により前記リセット位置に摺動する、
    請求項1に記載の端末用スタンド。
  3. 前記係合部は、係合溝から構成され、
    前記被係合部は、
    前記付勢機構の付勢力により前記係合溝の側壁と当接して前記摺動方向の前記一方側への前記摺動部の摺動を規制する規制面と、
    前記規制面よりも前記摺動方向の前記一方側に形成され、前記摺動部を前記摺動方向の前記他方側に摺動させると、前記付勢部の付勢力に抗して前記摺動部により押圧されて前記ベース部の一方面の内側に沈み込むガイド面と、を有する、
    請求項2に記載の端末用スタンド。
  4. 前記ベース部には、前記ベース部の一方面から凹む収容凹部が形成され、
    前記収容凹部には、前記位置決め部材が収容され、
    前記付勢部は、前記収容凹部の底壁と前記被係合部との間に収容されている、
    請求項2に記載の端末用スタンド。
  5. 前記収容凹部の底壁には、前記収容凹部と前記ベース部の他方面側とを連通する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、前記操作部が貫通可能に構成されている、
    請求項4に記載の端末用スタンド。
  6. 前記摺動部を前記摺動方向に沿ってガイドするガイド機構をさらに備え、
    前記ガイド機構は、
    前記ベース部に設けられ前記摺動方向に沿って延在する一対のガイド部と、
    前記摺動部に設けられそれぞれ一対の前記ガイド部にガイドされる一対の被ガイド部と、を有し、
    前記収容凹部は、一対の前記ガイド部の間に形成されている、
    請求項4に記載の端末用スタンド。
  7. 前記ベース部の一方面には、前記摺動方向に沿って延在するガイド溝が形成され、
    前記付勢機構は、前記ガイド溝に収容され、一端部が前記ベース部に固定されるとともに他端部が前記摺動部に固定された引張コイルばねから構成されている、
    請求項1に記載の端末用スタンド。
  8. 前記ベース部とヒンジ接続された台座をさらに備え、
    前記操作部が前記台座により押圧されるように前記台座又は前記ベース部を揺動させると、前記係合部と前記被係合部との係合が解除される、
    請求項2に記載の端末用スタンド。
JP2023189699A 2023-11-06 2023-11-06 端末用スタンド Active JP7402584B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023189699A JP7402584B1 (ja) 2023-11-06 2023-11-06 端末用スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023189699A JP7402584B1 (ja) 2023-11-06 2023-11-06 端末用スタンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP7402584B1 true JP7402584B1 (ja) 2023-12-21

Family

ID=89190401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023189699A Active JP7402584B1 (ja) 2023-11-06 2023-11-06 端末用スタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7402584B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150034778A1 (en) 2013-07-31 2015-02-05 Chen-Source Inc. Holder stand
KR101767917B1 (ko) 2015-12-04 2017-08-14 정일훈 지지대 길이의 조절이 가능한 독서대의 지지대 구조
JP2022509950A (ja) 2018-11-23 2022-01-25 ソンウォン キム 多機能スタンド
JP2023062963A (ja) 2021-10-22 2023-05-09 株式会社丸和製作所 触覚付与装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150034778A1 (en) 2013-07-31 2015-02-05 Chen-Source Inc. Holder stand
KR101767917B1 (ko) 2015-12-04 2017-08-14 정일훈 지지대 길이의 조절이 가능한 독서대의 지지대 구조
JP2022509950A (ja) 2018-11-23 2022-01-25 ソンウォン キム 多機能スタンド
JP2023062963A (ja) 2021-10-22 2023-05-09 株式会社丸和製作所 触覚付与装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8879251B2 (en) Portable electronic device
US9032590B2 (en) Rotating mechanism and electronic device with same
US8323040B2 (en) Docking station with moveable connector for hand-held electronic device
US8614887B2 (en) Portable electronic device and support mechanism thereof
US8573717B2 (en) Front panel assembly having a sliding door mechanism
JP4220522B2 (ja) 電子機器
JP2004320549A (ja) 携帯端末用取付装置
EP2006868B1 (en) Push button switch device with lever
TWM565594U (zh) 遊戲控制器觸發鍵結構
US8319135B2 (en) Electronic device and slide switch thereof
JP7402584B1 (ja) 端末用スタンド
EP2141897B1 (en) Portable terminal with keypad lifting mechanism
US20110096479A1 (en) Sliding and tilting mechanism and portable electronic device using the same
US7409271B2 (en) Electronic device with height adjusting mechanism
US6947280B2 (en) Computer housing with a disc storage device
KR20130027147A (ko) 태블릿 pc의 거치고정장치
KR100693180B1 (ko) 휴대기기
WO2011158789A1 (ja) スライド機器
JPH08335427A (ja) プッシュスイッチ
JP3456943B2 (ja) ジャックユニット及びこれを備える机
KR101756147B1 (ko) 슬림 틸팅 힌지 및 이를 구비하는 전자기기
JP3243225U (ja) 挟持幅を調整可能な挟持装置
KR200412632Y1 (ko) 콘센트 커버조립체
JP7262204B2 (ja) 什器
JP4265490B2 (ja) 電子機器のスタンド保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231106

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20231106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7402584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150