JPH0312034A - フォーカスサーボ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はフォーカスサーボ回路に係わり、特にディスク
上の傷が検出された時にフォーカスサーボが外れてしま
う事態を防止するフォーカスサーボ回路に関する。

〈従来技術〉 ＣＤ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＬＤ等のディスクを記録媒体とす
るプレーヤでは、フォーカスサーボ回路により、対物レ
ンズの位置と合焦点位置（対物レンズの焦点がディスク
反射面に合致する位置）間の距離に応じたエラー信号Ｆ
Ｅ（第４図（ａ）参照）を発生し、該エラー信号に基づ
いて対物レンズを移動させて合焦点位置（ＦＥ＝Ｏ）に
安定するようにフォーカスサーボ制御を行っている。

かかるフォーカスサーボ制御においては、ディフェクト
検出回路によりディスク上の傷やホコリが検出された時
には、フォーカスサーボループを切断（フォーカスサー
ボ制御を停止）すると共に強制的にＦＥ＝Ｏとし、これ
により傷やホコリでフォーカスサーボが外れないように
している。

〈発明が解決しようとする課題〉 フォーカスサーボ制御においては、対物レンズが合焦点
より下に存在する場合には該対物レンズをその自重に関
係なく合焦点まで持ち上げる必要がある。そこで、自重
に相当するＤＣオフセット電圧ｖ、（ボルト）を第４図
（ｂ）に示すようにフォーカスエラー信号ＦＥに重畳す
ると共に、該ＤＣオフセット電圧を調整することにより
合焦点ズレの１！ｉ！１を行うようにしている。

しかし、ＤＣオフセット電圧が重畳されると、ディスク
上の傷やホコリの検出により、フォーカスサーボ制御を
停止して強制的にＦＥ＝Ｏ（ボルト）とすると、ＤＣオ
フセット分の変動が生じ、この変動により対物レンズが
フォーカスサーボ引き込み可能範囲から外れてしまう（
フォーカスサーボが外れてしまう）。このため、傷やホ
コリがなくなってフォーカスサーボを再開しようとして
も、再開できず正しくディスク上のデー少を読み取れな
くなってしまう。

以上から本発明の目的は、フォーカスエラー信号にオフ
セット電圧が重畳されていても、傷、ホコリ等のディフ
ェクト検出時にフォーカスサーボが外れることがないフ
ォーカスサーボ回路を提供することである。

く課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明においては、所定のオフセット電圧を
発生するオフセット電圧発生部と、フォーカスエラー信
号にオフセット電圧を加算する加算部と、ディスク上の
傷を検出するディフェクト検出部と、傷の検出によりフ
ォーカスサーボ制御を停止すると共に、オフセット電圧
相当分をフォーカスアクチュエータに入力する手段によ
り達成される。

く作用〉 オフセット電圧をフォーカスエラー信号に加算してアク
チュエータを駆動してフォーカスサーボ制御を行い、フ
ォーカスサーボ制御中にディスク上の傷、ホコリ等が検
出された時にはサーボループを切断しくフォーカスサー
ボ制御を停止し）、代わってオフセット電圧相当分をア
クチュエータに入力し、傷、ホコリ等が検出されなくな
った時フォーカスサーボを再開する。

〈実施例〉 第１図は本発明に係わるフォーカスサーボ回路の構成図
であり、１１は光ピツクアップ（図示せず）に搭載され
ている４分割型のフォダイオード、１２は４分割フォト
ダイオード１１のうち、第１、第３フォトダイオードＡ
、Ｃの合成電流１１を電圧Ｖ工に変換するＩ−Ｖ変換器
、１３は第２、第４フォトダイオードＢ、Ｄの合成電流
工２を電圧ｖ２に変換するＩ−Ｖ変換器、１４はオフセ
ット電圧ｖ０を出力するオフセット電圧発生回路であり
、オフセット電圧調整用のボリュームＶＲＩを有してい
る。

１５は電圧Ｖ工、ｖ２の差であるフォーカスエラー信号
にオフセット電圧ｖｌｌを重畳させる加算回路、１６は
位相補償回路、１７は光ピツクアップに搭載されている
対物レンズの位置を移動させるフォーカスアクチュエー
タ、１８はオフセット電圧が重畳されたフォーカスエラ
ー信号ＦＥに基づいてアクチュエータ１７を駆動して対
物レンズとディスク反射面間の距離を制御するアクチュ
エータドライバである。

１９は４分割型フォトダイオード１１の全ダイオード出
力を加算して増幅するＲＦアンプ、２０はディフェクト
検出回路であり、図示しないがＲＦアンプ１９の出力で
あるＲＦ信号ＲＦＳ　（第２図（ａ）参照）のエンベロ
ープ波形ＲＦＥを出力するエンベロープ検出回路と、該
エンベロープ波形信号を所定のスレッショールドレベル
でスライスするスライス回路を有している。ディスク上
に傷やホコリがあるとエンベロープ波形信号ＲＦＥが該
部分で相当量変動するから、所定レベルでスライスする
ことにより、ディフェクト検出信号ＤＤＳが得られる。

２１は通常はオフしているが、ディフェクト検出信号Ｄ
ＤＳがハイレベルになるとオン動作し、ローレベルにな
るとオフ動作するスイッチ、２２はディフェクトバイア
ス回路であり、ボリュー１１ＶＲ２と出力インピーダン
スを下げるためのアンプＡＭＰを有している。ボリュー
ムＶＲ２はフォーカスエラー信号ＦＥに含まれるＤＣオ
フセット電圧相当分の電圧ｖ６′　を出力するように調
整するものであり、アンプＡＭＰは加算回路１５から出
力されるフォーカスエラー信号ＦＥをスイッチ２１オン
時に零に減衰するものである。

以下、第１図の全体的動作を説明する。

加算回路１５は、対物レンズと合焦点位置間の距離に応
じたエラー信号（Ｖニーｖ２）に、オフセット電圧発生
部１４から出力されるオフセット電圧Ｖ。を加算してフ
ォーカスエラー信号ＦＥを発生する。

ディスクに傷やホコリがない場合には、スイッチ２１は
オフしており、この結果、フォーカスエラー信号ＦＥは
位相補償回路１６を介してアクチュエータドライバ１８
に入力され、該アクチュエータドライバは入力信号に基
づいてアクチュエータ１７を開動し、対物レンズを合焦
点に向けて移動させる。

かかるフォーカスサーボ制御中に、ディスク上の傷、ホ
コリ等が検出されると、ディフェクト検出回路２ｏより
ハイレベルのディフェクト信号ＤＤＳが出力され、スイ
ッチ２１がオンする。スイッチ２１がオンすると、ディ
フェクトバイアス回路２２の出力インピーダンスは小さ
いから、フォーカスエラー信号ＦＥは零に減衰し、これ
によりフォーカスサーボ制御を停止し、代わってディフ
ェクトバイアス回路２２のボリュームＶＲ２で設定した
オフセット電圧相当分の電圧ｖ０′がスイッチ２１、位
相補償回路１６を介してアクチュエータドライバ１８に
人力される。

以上により、フォーカスサーボ制御が停止しても、ＤＣ
オフセット分の変動が生じないから、ディフェクト信号
がハイレベルとなっている比較的短い期間中に対物レン
ズがフォーカスサーボ引き込み可能範囲から外れること
はない。

以後、傷、ホコリ等がなくなってディフェクト信号ＤＤ
Ｓがローレベルになると、スイッチ２１がオフし、フォ
ーカスエラー信号ＦＥがアクチュエータドライバ１８に
入力されてフォーカスサーボ制御が再開される。

以上ではディフェクトバイアス回路２２の出力インピー
ダンスを低くして１個のスイッチ２１で構成した場合で
あるが、デイフェノ１−バイアス回路２２の出力インピ
ーダンスが高い場合には、第３図に示すように第２のス
イッチ３１を加算回路１５と位相補償回路１６の間に設
け、該スイッチ３１を傷無し時にオン（閉）しておき、
ディフェクト信号ＤＤＳがハイレベルになった時（ｉ有
時）にオフ（開）するように構成することもできる。

尚、第３図においてスイッチ３１以外の構成は第１図と
同一である。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、フォーカスサーボ制御中にディス
ク上の傷、ホコリ等が検出された時にはフォーカスサー
ボ制御を停止し、代わってオフセット電圧相当分をアク
チュエータに入力し、傷。

ホコリ等が検出されなくなった時フォーカスサーボを再
開するように構成したから、フォーカスエラー信号にオ
フセット電圧が重畳されていても、フォーカスサーボ停
止時にＤＣＣオフセラ分の変動が生じず、フォーカスサ
ーボが外れることはなり為。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるフォーカスサーボ回路の構成図
、 第２図はディフェクト検出回路の動作説明用波形図、 第３図は本発明の別の構成例。 第４図は従来の問題点説明用のフォーカスエラー信号波
形図である。 １１・・４分割型フォトダイオード １４・・オフセット電圧発生部 １５・・加算回路 ２０・・ディフェクト検出回路 ２１・・スイッチ ２２・・ディフェクトバイアス回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　対物レンズとディスク反射面間の距離に応じたフォー
   カスエラー信号によりフォーカスアクチュエータを駆動
   するフォーカスサーボ回路において、所定のオフセット
   電圧を発生するオフセット電圧発生部と、フォーカスエ
   ラー信号に該オフセット電圧を加算する加算部と、ディ
   スク上の傷を検出するディフェクト検出部と、傷の検出
   によりフォーカスサーボ制御を停止すると共に、オフセ
   ット電圧相当分をアクチュエータに入力する手段を有す
   ることを特徴とするフォーカスサーボ回路。