JPH0311957A - 電動機鉄心の打ち抜き方法及び打ち抜き型 - Google Patents

電動機鉄心の打ち抜き方法及び打ち抜き型

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JPH0311957A
JPH0311957A JP14622889A JP14622889A JPH0311957A JP H0311957 A JPH0311957 A JP H0311957A JP 14622889 A JP14622889 A JP 14622889A JP 14622889 A JP14622889 A JP 14622889A JP H0311957 A JPH0311957 A JP H0311957A
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JP
Japan
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die
core
punching
punch
diameter
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JP14622889A
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Inventor
Hirohisa Sawanishi
澤西 寛尚
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Aichi Elec Co
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Aichi Elec Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、順送りプレスによって電動機の積層鉄心を製
造するための打ち抜き方法及びその打ち抜き型に関する
ものである。
〔従来技術〕
電動機鉄心を順送りプレスによって打ち抜く場合、上型
にパンチプレートによって保持されてストリッパプレー
トによって案内される複数のパンチと、下型にダイプレ
ートによって保持されて前記各々のパンチと対向する複
数のダイとをそれぞれ備えた打ち抜き型によって、間欠
的に移送されて前記ストリッパブレートとダイプレート
間に供給される鉄心薄板素材を順次打ち抜くものである
第3図は、その鉄心薄板素材の一般的な打ち抜きレイア
ウトを示したものである。先ず第1ステーシヨンにおい
てパイロット孔13が穿設され、以後の各ステーション
においては、このパイロット孔13にパイロットピンを
嵌合することによって、鉄心薄板素材の位置決めがなさ
れる。続く第2ステーシヨンS2において回転子鉄心ス
キュー用捨孔14が穿設され、続く第3ステーシヨンS
3において回転子鉄心の内径15が穿設される。
続く第4ステーシヨンS4においてかしめ用突起部16
のカットがなされ、同時に回転子スロット17が穿設さ
れ、続く第5ステーシヨンS5においてかしめ用突起部
16の打ち出しがなされ、同時に固定子スロット18が
穿設される。そして続く第6ステーシヨンS6において
回転子鉄心の外径19が打ち抜かれると共に、先行して
ダイ内部へ抜き込まれた回転子鉄心片とのかしめ加工及
びスキュー加工が施される。以降は図示しないが、固定
子かしめ用突起部のカット、固定子内径の穿設及び外径
カット、固定子かしめ用突起部の打ち出し、遊びステー
ション、及び固定子外径ブランク抜きの各ステーション
が続くものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記打ち抜き方法においては、回転子鉄心の内径と外径
の各打ち抜きステーションの間が離れているため、この
ステーション間において、パイロット孔13とこれに嵌
合する各ステーションにおけるパイロットピンとの隙閏
分の誤差の蓄積、及び材料歪みの蓄積、さらには打ち抜
き型自体の偏差等によって、回転子鉄心の内外径の同心
精度が悪くなってしまう。この結果、この内外径の偏心
がひどい場合は、後工程で回転子に切削加工を施して同
心精度を維持する必要が生じ、電動機のコストアップ、
さらには切削部に生じる渦流損に伴う電動機の特性ダウ
ン等の1題が生じるものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の打ち抜き方法は、鉄心内径と鉄心外径とをそれ
ぞれ別ステーションにて打ち抜くものにおいて、前記鉄
心内径に対する前記鉄心外径の製品における偏心に応じ
て、前記製品における偏心が修正されるように、前記鉄
心内径を打ち抜くパンチ及びダイと前記鉄心外径を打ち
抜くパンチ及びダイとを相対的に偏心させて打ち抜くも
のである。
また上記打ち抜きに使用する打ち抜き型として、所定内
径又は所定外径のいずれか一方を打ち抜く一対のパンチ
及びダイが、内外径が相互に偏心したプッシュを介して
上型及び下型のそれぞれに保持される構造としたもので
ある。
〔作用〕
内外径を打ち抜く異なるステーション間で、隙間誤差や
材料歪みが蓄積されて生じる偏心は、この偏心を相殺す
るような寸法及び方向に設定されるプッシュの偏心によ
って解消され、この結果同心精度に優れた内外径を有す
る電動機鉄心が形成される。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明による打ち抜き型の要部断面図であり、
回転子鉄心の内径を打ち抜くステーションを示している
。打ち抜き型の上型は、パンチ7を保持するバンチプレ
ート2を上型ホルダーlに固定して構成されている。下
型は、ダイ8を保持するダイプレート9を下型ホルダー
10に固定して構成されている。パンチ7は、ストリッ
パホルダー3によって保持されたストリッパプレート4
によって下端が案内されて、対向するダイ8との間に供
給される鉄心薄板素材11に回転子鉄心の内径を穿設す
る。5a及び5bは内外径が相互に偏心したプッシュで
あり、内径はそれぞれパンチ7及びダイ8に嵌合してノ
ックビン12.12により位置決めがなされており、一
方外径はそれぞれパンチプレート2及びダイプレート9
に嵌合すると共に、それぞれに一体に設けられたウオー
ムホイルギヤ20a、20bとこれにかみ合うウオーム
ギヤ6a及び6bよりなるウオーム機構により回動自在
に構成されている。
パンチ7及びダイ8は、第2図に示すように、型設計時
の打ち抜きセンターCIに対してWなる偏心寸法を有す
る打ち抜きセンターC2に配置されている。パンチ7と
ダイ8は鉄心薄板素材11に対して対称配置であるため
、簡略のためダイ8についてのみ説明すると、ダイ8の
偏心寸法Wは、ダイ8とダイプレート9間に嵌入するプ
ッシュ5bの内外径の偏心寸法を選択することにより設
定され、また偏心方向は、プッシュ5bの薄肉部を適宜
な方法によって偏心させようとする方向に合わせること
により設定され、実施例においては、ロッド21によっ
てウオーム機構6b、20bを介してプッシュ5bとこ
れに位置決めされたダイ8を回動させることにより設定
される。そして上記偏心寸法及び偏心方向の設定は、型
設計時の打ち抜きセンターCIによって打ち抜かれた回
転子鉄心の内径が、後ステーションで打ち抜かれる回転
子鉄心の外径に対して偏心を生じた場合に、その回転子
鉄心の内外径の偏心が修正される寸法及び方向に設定さ
れるものである。
また第1図において、5cは、ストリッパプレート4内
に嵌入されたプッシュであり、バンチ7の偏心に合わせ
てバンチ7の下端を案内するように設置されるものであ
る。このプッシュ5Cはプッシュ5a、5bと同形態に
構成してもよいが、実用上はさほど厳密な寸法管理を要
するまでもなく、例えばその内径部とバンチ7との隙間
を予め大きめに設定しておくこと等により、偏心量の若
干の差異に対して対処し得るものである。
以上は回転子鉄心の内径を打ち抜くステーションに関し
て説明したが、本発明による偏心機構は、回転子鉄心の
外径を打ち抜くステーションに適用してもよいことは勿
論である。但し一般的には、バンチ及びダイの径が小さ
くてスペースに余裕のある径小部側の打ち抜きステーシ
ョンに適用するのが好ましい。また回転子鉄心に限らず
、別ステーションにて打ち抜く複数の径による構成要素
を備えた製品の打ち抜きに好適なものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、鉄心内外径を打ち抜く異なるステーシ
ョン間で、パイロット孔とこれに嵌合するパイロットビ
ンとの隙間誤差の蓄積、材料歪みの蓄積、型自体の偏差
等によって生じる鉄心内外径相互の偏心が修正され、こ
の結果内外径の同心精度に優れた電動機鉄心が形成され
、鉄心の切削加工が不要となり、電動機のコストダウン
及び特性アップが達成できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す打ち抜き型の要部断面図
、第2図は第1図の下型の平面図、第3図は鉄心薄板素
材の打ち抜きの一例を示すレイアウト図である。 2・・・バンチプレート、4・・・ストリッパプレート
、5a、5b、5c・・・プッシュ、7・・・バンチ、
8・・・ダイ、9・・・ダイプレート、11・・・鉄心
薄板素材、15・・・回転子鉄心の内径、19・・・回
転子鉄心の外径。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)間欠的に打ち抜き型内へ移送される鉄心薄板素材
    から、鉄心内径と鉄心外径とをそれぞれ別ステーション
    にて打ち抜くものにおいて、前記鉄心内径に対する前記
    鉄心外径の製品における偏心に応じて、前記製品におけ
    る偏心が修正されるように、前記鉄心内径を打ち抜くパ
    ンチ及びダイと前記鉄心外径を打ち抜くパンチ及びダイ
    とを相対的に偏心させて打ち抜くことを特徴とする電動
    機鉄心の打ち抜き方法。
  2. (2)上型に保持された複数のパンチと、下型に保持さ
    れて前記各々のパンチと対向する複数のダイとによって
    、間欠的に移送されてくる鉄心薄板素材を順次打ち抜い
    て、所定内外径を備えた電動機鉄心を製造する打ち抜き
    型において、前記所定内外径の一方を打ち抜く一対のパ
    ンチ及びダイが、内外径が相互に偏心したプッシュを介
    して前記上型及び下型のそれぞれに保持されていること
    を特徴とする電動機鉄心の打ち抜き型。
JP14622889A 1989-06-08 1989-06-08 電動機鉄心の打ち抜き方法及び打ち抜き型 Expired - Lifetime JP2767062B2 (ja)

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DE10051764B4 (de) * 1999-10-19 2005-12-15 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu Motorrollerartiges Fahrzeug
WO2017115563A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社三井ハイテック 偏心ブッシュを備えた金型装置及びそれを用いたかしめ位置調整方法

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JP2767062B2 (ja) 1998-06-18

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