JPH03119495A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動販売機の中でも取り扱い商品の種類が多い
自動販売機に関するものである。

従来の技術 煙草の自動販売機に見られるように、最近では一台の自
動販売機でＩθ〜数十種類の銘柄の商品を取り扱うもの
が増加している。第５図〜第７図に示すように、自動販
売機のサンプル棚１にはサンプル商品２がそれぞれ掲示
されており、各サンプル商品２の掲示位置に対応して接
客パネル面３には各販売コラムごとの商品選択スイッチ
４が配設されている。コイン投入口５にコインが投入さ
れると、その投入金額を表す投入金情報Ｍを読み取った
販売制御部６は、投入金額を表示部７に表示するととも
に、投入金額と予め設定されている各販売コラムごとの
販売価格とを比較して売可判定を実施し、販売コラムご
との売可ランプ８のうち“売可′”と判定された販売コ
ラムのものを点灯させる。ここでは売可ランプ８はそれ
ぞれの商品選択スイッチ４の中に組み込まれていて、点
灯は接客パネル而３の側から確認できる。サンプル棚１
のサンプル商品とその販売コラムの売可ランプの点灯と
を確認した利用者によって、希望商品に該当する商品選
択スイッチが操作されて、商品選択スイッチ４の内で“
売可′”と判定された販売コラムのものが操作されたと
販売制御部６が判定すると、販売制御部６が商品払い出
し装置９にその選択商品の払い出しを指示する。選択商
品は商品取出口１０に払い出される。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、次のような問題が発生する
。サンプル機工には第６図に示すように、商品選択スイ
ッチ４に対応してそれぞれのサンプル商品を配置するよ
うに構成されているが、自動販売機の管理者がサンプル
商品２を並べる位置を間違えた場合には、掲示されてい
るサンプル商品を利用者が確認してその商品選択スイッ
チを正しく操作したにもかかわらず、別商品が商品取出
口ＩＯに払い出されてしまうと事態が発生する。

本発明は自動販売機の管理者がサンプル商品２を並べる
位置を間違えた場合には、その販売コラムの販売動作を
禁止できる自動販売機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明の自動販売機は、サンプル棚に掲示される各サン
プル商品に自己の商品コードが設定された商品コード設
定手段を設け、サンプル棚にはサンプル商品の前記商品
コード設定手段から商品コードを読み取る商品コード検
出手段を設け、各販売コラムごとに設定されている取り
扱い商品の商品コードと前記商品コード検出手段によっ
て検出されたサンプル商品の商品コードとを比較して、
両者の一致を検出しない場合にその販売コラムの販売動
作を禁止する販売制御部を設けたことを特徴とする。

作用 この構成によると、サンプル商品が正しい位置にセット
されていると、販売コラムごとに設定されている取り扱
い商品の商品コードと商品コード検出手段によって検出
されたサンプル商品の商品コードとの一致を販売制御部
が検出して、その販売コラムの販売動作が許可される。

サンプル商品のセット位置が間違っていると、販売コラ
ムごとに設定されている取り扱い商品の商品コードと商
品コード検出手段によって検出されたサンプル商品の商
品コードとの不一致を販売制御部が検出して、その販売
コラムの販売動作が禁止される。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第４図に基づいて説明
する。なお、従来例を示す第５図〜第７図と同様の作用
をなすものには、同一の符号を付けて説明する。

第１図は本発明の自動販売機を示す。ここではプリベー
トカード式の場合を例に挙げて説明する。

販売制御部６には投入金情報Ｍを発生する装置としてカ
ード・リーダーライタ１１とコインユニット１２が接続
されており、第７図には見られなかったカード挿入口が
接客パネル面３に設けられている。

また、ここでは前払い金額が書き込まれているカードＩ
３には、購入する商品の商品コードＣ６が書き込まれて
いる。さらに販売制御部θには、商品コード検出手段１
４が接続されている。

商品コード検出手段１４は第２図に示すようにサ５− ンプル機工の各サンプル商品のセット位置にそれぞれ取
り付けられている。具体的には、第３図に示すように所
定ピッチで配設された反射型フォトインターラプタ１５
．〜１５４で構成されている。サンプル商品２の底部に
は、それぞれ商品コード設定手段１６が設けられている
。ここでは自己の商品コードに応じた反射部１７が前記
の所定ピッチで形成されたラベル１８で形成されている
。

販売制御部６は第４図に示すように構成されている。初
めに、カード１３を使用せずにコインを投入して商品選
択スイッチ４の手動操作で動作する販売形態を例に挙げ
て説明する。

この販売形態ではコインユニット１２から投入金情報Ｍ
が発生する。ステップ（ａ−１１では投入金情報Ｍを読
み取って、ステップ（ａ−２３ではステップ（ａ−１）
で読み取った投入金額とメモリ１Ｂから読み出した各販
売コラムの販売価格を比較して、売可判定を実施する。

ステップ（ａ−３）ではステップ〔ａ−２〕の判定結果
に基づいてレジスタ２ｏに各販売コラムごとに“売可”
の販売コラムのビットに売可６− フラグをセットする。ステップ［ａ−４３ではレジスタ
２０の内容に従って“売可゛の販売コラムの売可ランプ
だけを点灯させる。ステップ（ａ−５３ではサンプル棚
ｌにおける第１番目の販売コラムのサンプル商品のセッ
ト位置に配設されているフォトインターラブタ１５１〜
１５４が検出している商品コードＣｓ＋とメモリ１９か
ら読み出した第１番目の販売コラムの商品コードＣＲ□
とを比較して、第１番目の販売コラムのサンプル商品が
正しくセットされているかをチエツクする。第１番目の
販売コラムの商品コードＣＲ□としてメモリ１９に“０
００１’”が設定されている場合には、第１番目の販売
コラムのサンプル商品には、予め“０００１”の商品コ
ードに応じて反射部１７が形成されたラベル１８が所定
位置に貼着されており、第１番目の販売コラムのサンプ
ル商品が正しくセットされている場合には、第１番目の
販売コラムについては一致が検出される。第２番目以下
の販売コラムについても上記の第１番目の販売コラムの
場合と同様に、第ｎ番目の販売コラムのサンプル商品の
セット位置に配設されているフォトインターラプタ１５
．〜１５４が検出している商品コードＣａイとメモリ！
９から読み出した第ｎ番目の販売コラムの商品コードＣ
ｈとを比較して、第ｎ番目の販売コラムのサンプル商品
が正しくセットされているかが順にチエツクされる。

ステップ［ａ４）ではステップ（ａ−５）の比較結果に
基づいて売可フラグがセットされているレジスタ２０の
内容を修正する。具体的には、ステップ〔ａ３）で売可
フラグがセットされた販売コラムであっても、ステップ
（ａ−５）で不一致を検出した販売コラムについては、
その売可フラグをリセットする。したがって、ステップ
（ａ−４）で点灯駆動された売可ランプであっても、こ
のステップ（ａ−８）で売可フラグがリセットされた販
売コラムの売可ランプは消灯する。

ステップ（ａ−７）ではステップ［ａ−［ｉ］で修正済
みのレジスタ２０の内容を参照して、商品選択スイッチ
４の内で売可フラグがセットされている販売コラムの商
品選択スイッチが操作されたかどうかを判定し、商品選
択スイッチの操作を検出した場合にはステップ（ａ−８
）で商品払い出し装置９に選択商品の払い出しを指示す
る。

カード１３を使用するとともにそのカードＩ３に書き込
まれている商品コードＣ８によらずに商品選択スイッチ
４の手動操作による販売形態においては、ステップ［ａ
−１］ではカード・リーダーライタ１１からの前払い金
額を投入金情報Ｍとして読み取り、同様にステップ（ａ
−２）〜（ａ−８）を実行するとともに、ステップ［ａ
−７］で選択を検出した販売コラムの販売価格をステッ
プ［ａ−１）で読み取った投入金額から差し引いた金額
に更新して、前払い金額を更新したカードＩ３を返送す
るようにカード・リーダーライタ１１に指示する。

カード１３を使用するとともにそのカードＩ３に書き込
まれている商品コードＣ８による販売形態の場合には、
商品コードＣ８の商品を取り扱っている販売コラムの売
可判定が“売可”になっている場合には、ステップ（ａ
−７）では商品選択スイッチ４の他に接客パネル面３に
設けられているスイッ９− チ２１の操作を判定し、スイッチ２１の操作を検出する
と、ステップ（ａ−８）ではカード１３に書き込まれて
いた商品コードＣ６で特定される商品の払い出しを商品
払い出し装置９に指示する。前払い金額の更新について
は」１記と同様である。

このように構成したため、サンプル棚１におけるサンプ
ル商品のセット位置を間違えた場合には、ステップ［ａ
−５３での比較動作とステップ（ａ−８）での売可フラ
グのリセット動作とによって、その販売コラムの販売動
作が自動的に禁止されるため、利用者が確認したサンプ
ル商品とは異なる銘柄の商品が払い出されてしまうよう
な事態を回避することができる。

上記の実施例では、反射部Ｉ７が商品コードに応じて形
成されたラベル１８をサンプル商品２に貼付したが、サ
ンプル商品２にその商品コードに応じた反射部１７を印
刷しても同様である。

上記の実施例では、商品コード設定手段■６として反射
部１７が商品コードに応じて形成されたラベル１８を用
い、その商品コード検出手段１４として反１０− 対型フォトインターラプタ１５．−１５４を使用したが
、商品コード設定手段１６としてその商品コードに応じ
た位置にマグネットを配置し、この場合の商品コード検
出手段Ｉ４としては磁気センサを使用できる。このほか
、次のようなものを使用しても同様に実施できる。

・上記の反射部Ｉ７やマグネットに代わって、商品コー
ドに応じた位置に電気導通部あるいは電気絶縁部、また
は商品コードに応じた位置に電気導通部と電気絶縁部を
設けたものを商品コード設定手段１Ｇとし、この場合の
商品コード検出手段１４としてはサンプル商品２の前記
電気導通部、電気絶縁部に接触して電気導通を検出して
商品コードを読み取る接触子を使用する。

一外部からの電磁波または光を検出して予め設定された
コードを電磁波または光で発信する非接触式ＩＣカード
（ＩＣタグとも呼ばれている）をサンプル商品２に取り
付けて使用し、この場合の商品コード検出手段１４とし
てはＩＣカードにアクセスしてＩＣカードから発信され
た信号を受信復調する装置を使用する。

発明の効果 以」二のように本発明によれば、サンプル商品に自己の
商品コードが設定された商品コード設定手段を設け、サ
ンプル棚には商品コード設定手段から商品コードを読み
取る商品コード検出手段を設け、各販売コラムごとに設
定されている取り扱い商品の商品コードと前記商品コー
ド検出手段によって検出されたサンプル商品の商品コー
ドとを比較して、両者の一致を検出しない場合にその販
売コラムの販売動作を禁止する販売制御部を設けたため
、自動販売機の内部に設定している販売コラムの取り扱
い商品とサンプル棚に掲示したサンプル商品とが一致し
ていない場合には、その販売コラムの販売動作を自動的
に禁止することができ、自動販売機の管理者によるサン
プル商品の配置の誤りから発生していたサンプル商品と
は別銘柄の商品払い出しと言った事故の発生を回避する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動販売機の一実施例の構成図、第２
図は同装置のサンプル棚の縦断面図、第３図は同装置の
商品コード検出手段と商品コード設定手段の説明図、第
４図は同装置の販売制御部のフローチャート図、第５図
は従来の自動販売機の構成図、第６図は同装置のサンプ
ル棚の縦断面図、第７図は同装置の正面図である。 １・・・サンプル棚、２・・・サンプル商品、４・・・
商品選択スイッチ、６・・・販売制御部、８・・・売可
ランプ、９・・・商品払い出し装置、１４・・・商品コ
ード検出手段、１６・・・商品コード設定手段、１８・
・・ラベル〔商品コード設定手段〕、ＣＲｎ・・・販売
コラムごとに設定されている取り扱い商品の商品コード
、ＣＢ、、・・・商品コード検出手段によって検出され
たサンプル商品の商品コード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、サンプル棚に掲示される各サンプル商品に自己の商
   品コードが設定された商品コード設定手段を設け、サン
   プル棚にはサンプル商品の前記商品コード設定手段から
   商品コードを読み取る商品コード検出手段を設け、各販
   売コラムごとに設定されている取り扱い商品の商品コー
   ドと前記商品コード検出手段によって検出されたサンプ
   ル商品の商品コードとを比較して、両者の一致を検出し
   ない場合にその販売コラムの販売動作を禁止する販売制
   御部を設けた自動販売機。