JPH03117797A - 急速継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、二つの圧力媒体導管を連結する回転弁型急速
継手に関するものである。

特に、本発明は、一方ではケーシング及びソケットをも
つ球面状回転弁要素を備えた継手ユニットを有し、他方
では弁要素のソケットに案内して受けられるようにされ
た管状コネクタニップルを有する上記型の急速継手に関
する。ケーシングにおける細長い開口を介して管状コネ
クタニップルは弁要素のソケット内に導入することがで
き、そして連結・遮断位置と被連結位置との間で弁要素
と共に回転できるようにされている。

［従来の技術］ 上記型の急速継手は西ドイツ国公告特許第１２８５５１
５号明細書に開示されている。この公告明細書に開示さ
れている継手の場合のように、球面状弁要素を用いる際
には、コネクタニップルの導入及び切り離しが円滑に行
われ得るように球面状弁要素を案内する問題がある。そ
の一つの条件としては、弁要素におけるソケットと継手
ユニットのケーシングにおける開口とを適当にアライメ
ントさせることにある。

［発明が解決しようとする課題］ 上述のような従来技術の継手においては、アライメント
の問題は、開口にばね変倚スリーブを嵌め込むことによ
って解決されている（西ドイツ国公告特許第１２６５５
１５号における第１図参照）。このスリーブはまた被結
合状態における継手の意図しない切り離れを防ぐ安全ロ
ック手段としても働いている（西ドイツ国公告特許第１
２６５５１５号における第２図参照）。

しかし、これらの図面から明らかなように、アライメン
トの問題に対するこのような従来技術の解決法は構造的
に複雑となり、製造コカストが高くつき、その結果どち
らかと言えば扱いにくいものとなっている。

そこで本発明の主目的は、結合・切り離し状態において
弁ソケットと継手ケーシングとの適切名アライメントを
改良された簡単な案内手段で保証する回転弁型の急速継
手を提供することにある。

本発明の別の目的及び効果は以下の説明及び特許請求の
範囲の記載から明らかとなる。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本発明によれば、一方で
はケースとソケットを形成された球状回転弁部材を、他
方では前記ソケット内に案内されて受け入れられるよう
にされ筒状コネクタやニップルと、前記筒状コネクタ・
ニップルが前記弁部材ソケット内に導入され、かつ接続
／離間位置と接続された位置との間で前記弁部材と結合
して回転されることのできる細長い孔とを有するものに
おいて、前記コネクタ・ニップルには前記コネクタニッ
プルの軸線に垂直に配置された剛性の輪状肩部が形成さ
れ、前記ケースには前記接続／離間位置で前記コネクタ
・ニップルが充分に前記弁部材ソケット内に導入され、
それで前記コネクタ・ニップルと前記弁部材を前記接続
／離間位置に案内するように前記肩部と接触するための
案内面装置が形成されたことを特徴とする急速継手が提
供される。

［実施例］ 以下添付図面を参照して本発明の好ましい実施例につい
て詳細に説明する。

図示した急速継手は、一方では圧力空気供給ホース１１
に連結される継手及び弁ユニット１０を有し、また他方
では継手及び弁ユニッＮＯと連結されるコネクタニップ
ル１２を有している。コネクタニップル１２はねじ付き
の出口端部１３を備え、別のホースかまたは最も普通の
適用例である動カニ具の圧力空気人口通路に直接連結す
るようにされている。

継手及び弁ユニッ１−１０は管状ケーシング１４を有し
、この管状ケーシング１４の一端には雌ねじ１５を備え
、ホース緊締ナツト１６と係合し、また管状ケーシング
１４の他端には球面状塵１７を備え、ボール型の弁要素
１８を案内支持している。ホース１１の端に導入される
円錐形スリーブ１９はケーシング１４における肩部２０
に係止している。円錐形スリーブ１９の内孔は継手及び
弁ユニット１０の貫流通路２１の主要部分を成している
。

弁要素１８を密封共動する軸受要素２２は円錐形スリー
ブ１９に対して軸方向に支持され、そしてそれらの間に
はＯリング２３が嵌め込まれ、ケーシング１４に対して
軸受要素２２を密封するだけでなく軸受要素２２に軸方
向変倚力を働かして軸受要素２２と弁要素１８との適切
な密封接触を保証している。ケーシング１４内に取り付
けられたスタッド２４は軸受要素２２におけるスロット
２５内に受けられ、軸受要素２２が回転しないようにし
ている。

弁要素１８は直径方向にのびたソケット２７を備え、こ
のソケット２７は円筒状部分２８と円錐状部分２９とか
ら成っている。これらの円筒状部分２８と円錐状部分２
９との間には環状溝３０が設けられ、この環状溝３０に
は密封リング３１が装むされている。

ソケット２７の円錐状部分２９は、コネクタニップル１
２を導入し、回転しまたロックするための細長いとさか
状の開口３２を介して継手ケーシング１４の外側に向か
づて開放している。一方円筒状部分２８は継手ユニット
１０の流路２１またはベント開口３３に択一的に連通ず
る。

コネクタニップル１２の入口端部は弁要素Ｉ８のソケッ
ト２７に嵌合するように形成されている。この入口端部
は、弁要素１８の円筒状部分２８に受けられる外方円筒
状部分３５と、円錐状部分２９と共動する円錐状部分３
６とを備えている。コネクタニップルＩ２はまた六角形
スパナ把持部分３７を備え、そして円錐状部分２９と六
角形スパナ把持部分３７との間には、円錐状肩部３８が
形成され、この円錐状肩部３８は、ケーシング１４に対
して真直ぐな開放位置に回転した時、切り離しに対して
コネクタニップル１２をロックするための開口３２の内
方縁部における周囲ロック部３４と係合する。

コネクタニップル１２の入口端部の内側には継手ユニッ
ト１０の流路２１と同じ直径の円筒状孔３９が設けられ
、またコネクタニップル１２の出口端１３には円錐状に
拡がった出口部分４０を備えている。

とさか形状の開口３２を部分的に取り巻いて案内面４５
が設けられ、この案内面４５は、コネクタニップル１２
が結合・切り離し位置にある際にコネクタニップル１２
における平坦な環状肩部４６と共動するように構成され
ている。第２図及び第３図参照。

平坦な環状肩部４６はコネクタニップル１２の長手方向
軸線に垂直にのび、そしてスパナ把持部分３７の端面に
よって形成されている。

弁要素１８が球面状であることにより、結合・切り離し
位置（第１図）と被結合位置（第２図）との間で弁要素
１８をシフトするのに必要な方向以外の方向に回転する
のを阻止する本来の案内手段は全く必要でない。上記の
案内面構造によって、結合・切り離し位置においてコネ
クタニップル１２と弁要素１８との正しい位置を保証す
る非常に簡単でしかも有効な案内手段が提供される。一
方ではコネクタニップル１２とボール弁１８との間、他
方ではコネクタニップル１２と開口３２との間のミスア
ライメントは継手の結合及び切り離しを困難にさせてい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は分離して閉じた状態における本発明による急速
継手の長手方向断面図、第２図は結合された開放状態に
おける急速継手を示す断面図、第３図は結合・分離状態
における第１図の急速継手を示す側面図、第４図はコネ
クタニップルを外した状態における継手及び弁ユニット
を示す図である。 図　　　中 継手ユニット コネクタニップル ケーシング 弁要素 ソケット 細長い開口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一方ではケース（１４）とソケット（２７）を形成
   された球状回転弁部材（１８）を、他方では前記ソケッ
   ト（２７）内に案内されて受け入れられるようにされ筒
   状コネクタ・ニップル（１２）と、前記筒状コネクタ・
   ニップル（１２）が前記弁部材ソケット（２７）内に導
   入され、かつ接続／離間位置と接続された位置との間で
   前記弁部材（１８）と結合して回転されることのできる
   細長い孔（３２）とを有するものにおいて、前記コネク
   タ・ニップル（１２）には前記コネクタ・ニップル（１
   ２）の軸線に垂直に配置された剛性の輪状肩部（４６）
   が形成され、前記ケース（１４）には前記接続／離間位
   置で前記コネクタ・ニップル（１２）が充分に前記弁部
   材ソケット（２７）内に導入され、それで前記コネクタ
   ・ニップル（１２）と前記弁部材（１８）を前記接続／
   離間位置に案内するように前記肩部（４６）と接触する
   ための案内面装置（４５）が形成されたことを特徴とす
   る２つの圧力媒体導管を接続するための回転弁型急速継
   手。 ２、前記案内面装置（４５）が、前記細長い開口（３２
   ）を部分的に取り囲んでいる前記ケース（１４）の外表
   面の平坦部分を備えていることを特徴とする請求項１記
   載の継手。３、前記コネクタ（１２）上の前記肩部（４
   ６）が六角形レンチ握り部（３７）の部分を形成するこ
   とを特徴とする請求項１または２のいずれかに記載の継
   手。