JPH03117504A - 工具部分結合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は工作機械の２つの工具部分、即ち工具ヘッドと
工具ホルダとを結合する装置に関するものであり、該装
置は一方の工具部分１ユに設けられ、ピンに直角に延び
る環状面により取巻かれる取付ピンと、取付ピンを受け
るため他方の工具部分内に設けられ、環状の端面により
取巻かれる合致孔と、他方の工具部分の孔の中に設けら
れた凹所と、少くとも部分的に半径方向に動くよう凹所
内に置かねた仲す１（装置と、作動装置の作動時に工具
部分の環状面を互にしっかり引寄せるよう伸張装置の半
径方向運動をピンの軸線運動に転換するため伸張装置と
協力するピンの所に設けられた接触装置とを有する。

（従来の技術〉 この種装置は英国特許第２２１２７４５号で知られてい
る。２つの半径方向に整合した内ねじが設けられる。そ
の各々は凹所を形成する。伸張装置は内ねじの中に半径
方向に切られたねじで構成される。

ねじはピンの横方向の孔の中に設けられた半径方向のボ
ルトに対し半径方向に押圧する。ポルｌ−の端部はくさ
び型であり、ねじの半径方向の運動をピンの軸線移動に
転換する。

２つの工具部分を結合する別の装置は、欧州特許第３１
０９４２ＡＬ号から知られるように、伸張ボールを工具
ヘッドを結合する工具ホルダの凹所内に半径方向外方に
押圧する軸線方向の伸張棒を使っている。

（発明が解決しようとする課題） 既知の再装置は、伸張装置が一方の工具部分のピンの内
部内に空間を必要とする同じ欠点を持ち、このため、結
合装置を通して延びる軸線方向の結合、例えば冷却材及
び液圧材の管、電気配線、機械的棒及びレバー装置を据
付けることが出来ない。

別の欠点は半径方向の力を軸線方向の伸張ストロークに
転換する装置が僅かの小さい寸法のくさび面領域だけし
か有さないことであり、この領域は高い張力を受け、且
つｙ↑耗のため結合装置はその作動寿命が限られろ。

それゆえ本発明の主目的は、工具部分の内部に空間を必
要とすることなく、形状適合様式で２つの工具部分、即
ち工具ヘッドと工具ホルダとを結合して、従って画工具
部分は中空本体として設計出来る結合装置を得ることで
ある。

本発明の別の目的は新規な伸張装置を得ることであり、
この装置により一方の工具部分のピンは、より一様に積
極的に結合され、応力はその周辺のまわりに分布される
。

さらに別の本発明の目的は、作動装置の作動時の工具部
分のどんな半径方向のゆがみをも排除した結合装置を得
ることである。

最后に重要な本発明の目的は、工具部分の周辺のまわり
にほぼ一様に分布された高い軸線締付力を得るために、
小さい作動力だけが必要な作動装置を持つ結合装置を得
ることである。

（課題を解決するための手段） それゆえ、本発明は始めに説明した既知の結合装置に関
して次のよう即ち、凹所が孔の周辺に沿って延び、伸張
装置が凹所内で案内される開端鋼リング装置を有しその
端部の間の周辺方向の中間空間が夫々接触体と係合する
こと、作動装置は前記接触体の少くとも１つと係合して
前記周辺方向の中空空間を変えると共に、リング装置の
直径を減少し、及びリング装置を孔の中に半径方向に突
出するよう内方に少くとも部分的に移動すること、ピン
の接触装置はピンの前端近くに設けられた環状ショルダ
で構成されること、リング装置はその一側にあってピン
の環状ショルダと協力する少くとも１つの環状締付面を
有し、反対側の少くとも１つの環状支持面は凹所の環状
側面に向けて支持し、リング装置はそれにより２つの工
具部分の間に環状に延びる形状適合の結合装置を形成し
ていることで区別される。

（作用） 例えば水ホースを継手の上に締付けるため半径方向の締
付力を得るよう接線方向に作動することの出来る締付は
リングの型で伸張装置を使うことはそれ自体知られてい
るが、本発明は形状適合様式で軸線方向に２つの工具部
分を積極的に結合するなめリング装置を使っており、そ
れによりリング装置は同時に、画工具部分、特に工具ホ
ルダと工具ヘッドとに積極的に係合する。

本発明の一実施例によるリング装置は、−片の開端のば
ね鋼リング部材を有する。本発明の別の実施例によれば
、リング装置は、周辺凹所の中で組立てを簡単にするた
め、夫々隣接端に取付けられた２つ又はそれ以上の環状
に延びる部分で構成される。

（実施例） 第１図によれば、前端に工具１２を担持する工具ヘッド
１０は、工具ホルダの孔の凹所３２の中に設けられた開
端の伸張リング１６により工具ホルダ１４に結合される
。工具ヘッド１０は、ピン１８の軸線２２に直角にのび
る環状面２０により取巻かれた取付ピン１８を有する。

軸線方向の円筒形溝２４は工具ホルダ１４の長さにわた
って延び、その前端はピン１８を受は且つ中心に置くた
め合致孔２８として形成される。

工具ヘッド１０は軸線通路２６を持っている。結合位置
で、工具ホルダ１４の環状端面３０は工具ヘッド１０の
環状面２０と接触する。

孔２８の中に開く環状凹所３２は、工具ホルダ１４の前
端近くに設けられる。伸張リング１６は半径方向に移動
出来るよう凹所３２の中に挿入されるが、軸線方向には
移動出来ぬよう保持される。リング１６は後側面に関係
する環状締付面３４と、環状支持面３６とを持ち、支持
面はリング１６の前側面により形成される。締付面３４
は支持面３６に関し内方に偏っている。

工具ヘッド１０のピン１８にはリング１６とほぼ軸線方
向に整合する周辺方向の溝３８が設けられる。環状ショ
ルダ４０は溝３８の底部からピン１８の外周辺まで延び
る。

リング１６は、ばね鋼で構成され、且つその変形しない
非結合位置では、凹所３２をほぼ満たし、多くても僅か
だけ孔２８の内側に突出する。

第４図によれば、リング１４の両端は開口４２．４４を
持っている。ねじ４６は工具ホルダ１４内にねじ込まれ
、このリングを所定位置に保持するため開口４２内に突
出する。摺動体４８は外側リング端の開口４４と同様に
結合される。摺動体４８は内ねじを持ち、その中にねじ
５０がねじ込まれ、摺動体４８を第４図の左方に引寄せ
るよう工具ホルダの外側から作動することが出来、それ
によりリング端の間の周辺方向の距離は６胴だけ減少す
る。従ってリングの直径は２ｍｍだけ減少する。この直
径減少時に、リング１６の締付は面３４はピン１８の環
状ショルダ４０と接触し、第２図に１よるこのショルダ
が円錐形であるから、リング１６の半径方向の運動は、
工具ホルダ１４に関してピン１８の軸線運動に転換され
る。工具部分１０．１４の環状面２０．３０を互にしっ
かり締付けるために、例えば１／２閣はどの僅かな軸線
移動だけで十分である。

もし環状ショルダ４０が、第２図に示す直線の代りに長
手断面で見て凸線を形成するよう設計されていれば、リ
ングの半径方向作動力に関する軸線結合力の転換比は漸
進的になる。

第３図によれば凹所３２の側面は長手方向断面で見て後
方に傾斜し、これは両側面が円錐形であることを意味す
る。リング１６の少くとも支持面３６は対応した形状の
円錐面を持っている。従って、リング１６のどんな半径
方向運動もその軸線移動となる。この実施例の環状ショ
ルダ４０は半径方向の面内に置かれ、締付面３４に関し
ても同じことが言える。

第７図の実施例は、第４図のものと、主とｊ、７て、ね
じ５２が設けられ、ねじは第４図のねじ５０のようにリ
ング１６上でほぼ接線方向に働らくけれども、ねじ５２
は工具ホルダ１４の内ねじ５４内にねじ込まれ、ボール
部５８により摺動体４８に向けて押圧１−、リング１６
の直径を減少することが異なる。取付ボルト５６はねじ
５２をその結合位置に保持する。

第５図、第６図では、別の作動装置が示され、この装置
は主として上記のものと比べて、リング１６の端部間の
中間空間がその直径を減少するなめ増加せねばならず、
リング１６の両端が同時に移動することが異なる。リン
グ１６の一端は長手に延びる中心溝６０を持ち、その中
で他方のリング端の舌６２が係合する。リング１６の両
端はそれにより周辺方向に重なる。一方の接触体６４は
二またの一方のリング端に溶接され、他方の接触体６６
は他方のリング端の舌端上に溶接される。偏心板６８は
工具ホルダ１４内で、両投触体６４．６６の間で回転す
るよう装架される。工具ホルダの孔を通してキー７０は
偏心板６８と結合され、これを両投触体を互に遠ざける
よう押圧するため回転することが出来る。リング１６を
その結合位置にもならずのに約９０°の回転で十分であ
る。

図面は、取付ピンを有する工具ヘッドと、凹所とその中
に挿入された伸張リングとを有する。合致孔が設けられ
た工具ホルダとを示しているが、本装置は工具ボルダ上
にピンを、工具ヘッド内に伸張リングを持つ合致孔を設
けるよう反転することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は周辺方向に引張られる結合装置により工具ホル
ダに結合された工具ヘッドの側面図、第２図は第１図に
関し横方向に反転した装置の拡大図、第３図は第２図と
似た図面であるけれども、結合位置にある引張りングの
第２実施例を示す図、第４図は引張リングを収容する工
具ホルダの断面図、第５図は引張りングを引張る作動装
置の別の実施例の断面図、第６図は第５図の線６−６に
おける長手断面図、第７図は作動装置の第３実施例の断
面図である。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）工作機械の工具ヘッドと工具ホルダとを結合する
   装置にして、一つの工具部分上に設けられ、取付ピンに
   直角に延びる環状面により取巻かれた前記取付ピンと、
   前記取付ピンを受けるため他方の工具部分内に設けられ
   、環状端面により取巻かれた合致孔と、前記他方の工具
   部分の前記孔の中に設けられた凹所と、少くとも部分的
   に半径方向に動くよう前記凹所内に置かれた伸張装置と
   、作動装置の作動時に前記工具部分の環状面を互にしっ
   かり引寄せるため、前記伸張装置の半径方向の運動を前
   記ピンの軸線運動に転換するよう前記伸張装置と協力す
   る前記ピンに設けられた接触装置とを有する工具部分結
   合装置において、前記凹所は前記孔の周辺に沿って延び
   、前記伸張装置は前記凹所内で案内される開端の鋼リン
   グ装置を有しその端部の間の周辺方向の中間空間は夫々
   接触体により係合すること、前記作動装置はその前記周
   辺方向の中間空間を変えると共に、前記リング装置の直
   径を減らし、且つ前記リング装置を前記孔の中に半径方
   向に突出するよう少くとも部分的に移行するよう少くと
   も１つの前記接触体と係合し、前記ピンの前記接触装置
   は前記ピンの前端近くに設けられた環状ショルダで構成
   され、前記リング装置はその一側に前記ピンの前記環状
   ショルダと協力する少くとも１つの環状締付け面を有し
   、反対側の少くとも１つの環状支持面は前記凹所の環状
   側面に向けて支持して、前記リング装置は前記２つの工
   具部分間に環状に延びる形状適合の結合装置を形成する
   ことを特徴とする工具部分結合装置。
2. （２）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   ピンの環状ショルダは、その軸線断面内で前記ピン端の
   外周から、直線の中高の線との型を構成する線にそって
   半径方向内方に偏った軸線方向に隔てられた内縁まで延
   びている工具部分結合装置。
3. （３）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   リング装置は一体一片のばね鋼リング部材を有する工具
   部分結合装置。
4. （４）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   作動装置により前記リング装置の少くとも１つの接触体
   に加えられる力の方向は前記リング装置に関してほぼ接
   線である工具部分結合装置。
5. （５）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   リング装置は少くとも１つのリング部材を有し、その端
   部には開口が設けられ、前記接触体は前記凹所の中に夫
   々開く前記他方の工具部分の孔の中で凹んでいる空所の
   中に置かれた別々の部材で構成され、前記接触体は前記
   リング部材の前記開口の中に積極的に係合する工具部分
   結合装置。
6. （６）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   作動装置は前記リング装置と交差し、且つほぼこれと接
   線方向の半径方向の面内に置かれたねじを有し、前記ね
   じは前記他方の工具部分と少くとも１つの前記接触体と
   で構成される部材の１つとねじ結合を形成する工具部分
   結合装置。
7. （７）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   リング装置は３６０゜以上周辺で延び、且つ重なった端
   部を持つばね鋼リング部材を有し、前記作動装置は、前
   記リング部材の直径が減少した時、前記リング部材の一
   対の接触体の間の中間空間を拡大する押圧装置を有する
   工具部分結合装置。
8. （８）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   作動装置は前記一方の工具部分内で回転するよう装架さ
   れた偏心板を有し、前記偏心板の回転面は前記リング装
   置に関してほぼ接線である工具部分結合装置。
9. （９）請求項第１項の工具部分結合装置において、前記
   リング装置は複数個の周辺方向に置かれた別々の伸張部
   材を案内するばね鋼帯を有し、その各々は前記ピンの環
   状ショルダと係合する工具部分結合装置。
10. （１０）請求項第１項の工具部分結合装置において、前
    記リング装置は一体のばね鋼リング部材を有し、前記作
    動装置は前記リング部材の両端の接触体と係合する工具
    部分結合装置。