JPH03116927A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH03116927A JPH03116927A JP1256292A JP25629289A JPH03116927A JP H03116927 A JPH03116927 A JP H03116927A JP 1256292 A JP1256292 A JP 1256292A JP 25629289 A JP25629289 A JP 25629289A JP H03116927 A JPH03116927 A JP H03116927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- semiconductor
- semiconductor layer
- holes
- island
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 77
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 75
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000001947 vapour-phase growth Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 abstract description 6
- 230000017105 transposition Effects 0.000 abstract 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 13
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 9
- 238000002488 metal-organic chemical vapour deposition Methods 0.000 description 6
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 239000012808 vapor phase Substances 0.000 description 2
- GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N Gallium Chemical compound [Ga] GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、たとえば発光ダイオードアレイなどの半導体
装置およびその製造方法に関する。
装置およびその製造方法に関する。
[従来の技術]
近年、光プリンタヘッドなどに用いられる発光ダイオー
ドアレイの構成は、シリコン基板上にGa A sなど
の■−v族化合物半導体層を形成し、この化合物半導体
層を用いてPN接合を形成し、発光ダイオードアレイを
構成している。
ドアレイの構成は、シリコン基板上にGa A sなど
の■−v族化合物半導体層を形成し、この化合物半導体
層を用いてPN接合を形成し、発光ダイオードアレイを
構成している。
第8[21は典型的な従来例の発光ダイオードアレイな
どの半導体装置1の構成を説明する断面図である。同図
によれば、従来の半導体装置1の製造法は、シリコン基
板2上にSin、やSiNなどの電気絶縁性材料から成
、す、透孔4を有するマスク3をパターン形成する。次
に有機金属化学的気相成長法により、前記透孔4内に比
較的低温にてアモルファス状態のG a A sを・所
定膜厚にて形成する。このアモルファス状態のG a
A Sをアニールして結晶化させ、さらにその上に通常
の成長温度にてGaAs結晶を成長させる。このように
して第8図に示すG a A sから成る半導体層5が
選択的に形成される。この半導体層5を用いてPN接合
を形成すれば、発光ダイオードアレイが形成される。
どの半導体装置1の構成を説明する断面図である。同図
によれば、従来の半導体装置1の製造法は、シリコン基
板2上にSin、やSiNなどの電気絶縁性材料から成
、す、透孔4を有するマスク3をパターン形成する。次
に有機金属化学的気相成長法により、前記透孔4内に比
較的低温にてアモルファス状態のG a A sを・所
定膜厚にて形成する。このアモルファス状態のG a
A Sをアニールして結晶化させ、さらにその上に通常
の成長温度にてGaAs結晶を成長させる。このように
して第8図に示すG a A sから成る半導体層5が
選択的に形成される。この半導体層5を用いてPN接合
を形成すれば、発光ダイオードアレイが形成される。
[発明が解決しようとする課題]
このような従来技術では、シリコン基板2と半導体層5
との界面には両者の格子定数の違いによるミスフィツト
転位が発生しており、半導体層5における貫通転位密度
を熱処理を加えた場きでも、−例として10’cm−2
程度より低減することが困難であるという課題がある。
との界面には両者の格子定数の違いによるミスフィツト
転位が発生しており、半導体層5における貫通転位密度
を熱処理を加えた場きでも、−例として10’cm−2
程度より低減することが困難であるという課題がある。
このように貫通転位密度が大きい場合、半導体装置1で
発光ダイオードアレイを構成すると、発光特性および信
頼性が劣化してしまうという課題がある。
発光ダイオードアレイを構成すると、発光特性および信
頼性が劣化してしまうという課題がある。
本発明の目的は上述の技術的課題を解消し、貫通転位密
度を格段に低減して品質と信頼性を向上した半導体装置
およびその製造方法を提供することである。
度を格段に低減して品質と信頼性を向上した半導体装置
およびその製造方法を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、半導体基板上に複数の透孔を有するように絶
縁性の被覆層を形成するとともに、上記透孔内に複数の
絶縁性島状部を形成し、かつ該島状部を包囲するごとく
半導体層を気相成長させて成ることを特徴とする半導体
装置である。
縁性の被覆層を形成するとともに、上記透孔内に複数の
絶縁性島状部を形成し、かつ該島状部を包囲するごとく
半導体層を気相成長させて成ることを特徴とする半導体
装置である。
[作 用]
本発明による半導体装置は、半導体基板上に複数の透孔
を有するように電気絶縁性材料から成る被覆層を形成し
、透孔内に複数の絶縁性島状部を形成し、かつ該島状部
を包囲するごとく半導体層を気相成長させることにより
製造される。気相成長される半導体層が半導体基板と格
子定数が異なる場合、従来のへテロ接合では両者の界面
にミスフィツト転位が発生し、半導体層の品質と信頼性
が劣化する。
を有するように電気絶縁性材料から成る被覆層を形成し
、透孔内に複数の絶縁性島状部を形成し、かつ該島状部
を包囲するごとく半導体層を気相成長させることにより
製造される。気相成長される半導体層が半導体基板と格
子定数が異なる場合、従来のへテロ接合では両者の界面
にミスフィツト転位が発生し、半導体層の品質と信頼性
が劣化する。
しかしながら本発明では、前記島状部上にも半導体層が
形成されている。この部分の半導体層は、半導体基板の
表面に対して垂直方向に成長した層ではなく、このよう
に垂直に成長した層から水平方向に成長して得られた半
導体層である。このような水平方向に成長した半導体層
は、前記ミスフィツト転位の影響を何ら受けず、きわめ
て良好な結晶性を有している。したがってこのような水
平方向に成長した半導体層を有する半導体装置はその品
質と信頼性とを格段に向上できることになる。
形成されている。この部分の半導体層は、半導体基板の
表面に対して垂直方向に成長した層ではなく、このよう
に垂直に成長した層から水平方向に成長して得られた半
導体層である。このような水平方向に成長した半導体層
は、前記ミスフィツト転位の影響を何ら受けず、きわめ
て良好な結晶性を有している。したがってこのような水
平方向に成長した半導体層を有する半導体装置はその品
質と信頼性とを格段に向上できることになる。
また前記島状部が半導体基板上に形成される被覆層の複
数の透孔内に形成されるので、本発明の半導体装置は前
記透孔毎の半導体層で構成される半導体素子を複数含む
半導体素子アレイとして構成される。このような半導体
素子アレイにおいても、前述した品質と信頼性の向上と
を図ることができる。
数の透孔内に形成されるので、本発明の半導体装置は前
記透孔毎の半導体層で構成される半導体素子を複数含む
半導体素子アレイとして構成される。このような半導体
素子アレイにおいても、前述した品質と信頼性の向上と
を図ることができる。
[実施例]
第1図は本発明半導体装置の一実施例である発光ダイオ
ードアレイ(以下、アレイと略する)11の部分断面図
であり、第2図はアレイ11の平面図である。第1図お
よび第2図を参照して、アレイ11について説明する。
ードアレイ(以下、アレイと略する)11の部分断面図
であり、第2図はアレイ11の平面図である。第1図お
よび第2図を参照して、アレイ11について説明する。
アレイ11によれば、半導体基板であるシリコン基板1
2を用い、その表面13は面方位(100)から面方位
(011)に0〜2.0度、好ましくは0.5〜1.0
度傾斜した表面が用いられる。
2を用い、その表面13は面方位(100)から面方位
(011)に0〜2.0度、好ましくは0.5〜1.0
度傾斜した表面が用いられる。
シリコン基板12上には、製造されるアレイ11の形状
に対応した複数の透孔14を有する被覆層15が形成さ
れる。被覆層15はSiO□やSiNなどの電気絶縁性
材料から形成される。透孔14は第2図に示すように、
その平面視が矩形であって、−辺の長さLlはたとえば
50〜100μmに選ばれる。この透孔14内のシリコ
ン基板12上には、第3図示のような幅W1の帯状を成
す複数の島状部16が、前記被覆層15と同時に相互に
平行に形成される。島状部16の前記幅W1は後述する
理由により3μm以下、好ましくは1〜2μm以下に選
ばれる。
に対応した複数の透孔14を有する被覆層15が形成さ
れる。被覆層15はSiO□やSiNなどの電気絶縁性
材料から形成される。透孔14は第2図に示すように、
その平面視が矩形であって、−辺の長さLlはたとえば
50〜100μmに選ばれる。この透孔14内のシリコ
ン基板12上には、第3図示のような幅W1の帯状を成
す複数の島状部16が、前記被覆層15と同時に相互に
平行に形成される。島状部16の前記幅W1は後述する
理由により3μm以下、好ましくは1〜2μm以下に選
ばれる。
前記透孔14内のシリコン基板12上には、たとえばG
aAsなどの■−v族化会物半導体がら成るn型半導体
層17n、p型半導体層17pがそれぞれ形成され、P
N接合を構成する。p型半導体層17Pの上にはたとえ
ばGaAsなどから成る接続層18が形成され、接続層
18の上面以外の残余の領域を全て被覆して、前記被覆
層15と同様な材料から成る被覆層19が形成される。
aAsなどの■−v族化会物半導体がら成るn型半導体
層17n、p型半導体層17pがそれぞれ形成され、P
N接合を構成する。p型半導体層17Pの上にはたとえ
ばGaAsなどから成る接続層18が形成され、接続層
18の上面以外の残余の領域を全て被覆して、前記被覆
層15と同様な材料から成る被覆層19が形成される。
被覆層19上には、前記接続層18と電気的に接続され
る電極20が前記各透孔14毎に形成され、複数の発光
ダイオード36が形成される。
る電極20が前記各透孔14毎に形成され、複数の発光
ダイオード36が形成される。
第4図はアレイ11を製造するに用いられる有機金属化
学的気相成長法による製造装置く以下、MOCVD装置
と称する)21の構成を示す系統図である。第4図を参
照して、MOCVD装置21の構成について説明する。
学的気相成長法による製造装置く以下、MOCVD装置
と称する)21の構成を示す系統図である。第4図を参
照して、MOCVD装置21の構成について説明する。
MOCVD装置21は反応管22内にサセプタ23を備
え、この上にシリコン基板12が乗載される0反応管2
2には高周波コイル24が巻回されており、サセプタ2
3が誘導加熱される。
え、この上にシリコン基板12が乗載される0反応管2
2には高周波コイル24が巻回されており、サセプタ2
3が誘導加熱される。
反応管22に連通する管路25には、順次的に流量調整
弁26.27が設けられ、その上流側からたとえば水素
ガスなどのキャリアガスが供給される。前記流量調整弁
26.27はTMG()リメチルガリウム)発生装置2
8、およびAsH。
弁26.27が設けられ、その上流側からたとえば水素
ガスなどのキャリアガスが供給される。前記流量調整弁
26.27はTMG()リメチルガリウム)発生装置2
8、およびAsH。
発生装置29にそれぞれ接続され、TMGおよびASH
3がそれぞれ所定流量にて供給される。
3がそれぞれ所定流量にて供給される。
第5図は第1図示のアレイ11を製造する工程を説明す
る断面図であり、第6図はアレイ11を第4図示のMO
CVD装置21を用いて製造する工程を説明するグラフ
である。第5図および第6図を併せて参照して、アレイ
11の製造工程について説明する。常法に従って洗浄さ
れたシリコン基板12上に、たとえばSiNなとの絶縁
層30を第5図(1)に示すようにシリコン基板12の
全面に亘って形成する0次仁この上にたとえばフォトレ
ジスト31を第5図(2)のようにパターン形成する。
る断面図であり、第6図はアレイ11を第4図示のMO
CVD装置21を用いて製造する工程を説明するグラフ
である。第5図および第6図を併せて参照して、アレイ
11の製造工程について説明する。常法に従って洗浄さ
れたシリコン基板12上に、たとえばSiNなとの絶縁
層30を第5図(1)に示すようにシリコン基板12の
全面に亘って形成する0次仁この上にたとえばフォトレ
ジスト31を第5図(2)のようにパターン形成する。
フォトレジスト31による透孔32はたとえば一辺が前
記長さLlの矩形とされ、この透孔32内に幅W1の帯
状部33が複数条形成される。
記長さLlの矩形とされ、この透孔32内に幅W1の帯
状部33が複数条形成される。
この後、エツチングを施すことにより、絶縁層30は第
5図(3)図示のようにパターン形成され、被覆層15
として形成される。被覆層15には前記通孔32と対応
する大きさの透孔14が形成され、透孔14内には前記
帯状部33と対応する島状部16が形成される。このよ
うな状態のシリコン基板12をMOCVD装W21のサ
セプタ23上に乗載し、第6図時刻t1〜t2の期間P
11に亘り、高周波コイル24にて第61温度T13(
たとえば900〜950℃)にまで昇温し、シリコン基
板12表面のサーマルクリーニングを行う0時刻t2以
降降温して温度T11(たとえば400〜410℃)と
し、この問反応管22内にT M GとA s Hsと
を導入して、各透孔14内の島状部16の間にアモルフ
ァス状態のG a A Sから成る中間層34を、時刻
t3までの期間P12に亘って成長する。
5図(3)図示のようにパターン形成され、被覆層15
として形成される。被覆層15には前記通孔32と対応
する大きさの透孔14が形成され、透孔14内には前記
帯状部33と対応する島状部16が形成される。このよ
うな状態のシリコン基板12をMOCVD装W21のサ
セプタ23上に乗載し、第6図時刻t1〜t2の期間P
11に亘り、高周波コイル24にて第61温度T13(
たとえば900〜950℃)にまで昇温し、シリコン基
板12表面のサーマルクリーニングを行う0時刻t2以
降降温して温度T11(たとえば400〜410℃)と
し、この問反応管22内にT M GとA s Hsと
を導入して、各透孔14内の島状部16の間にアモルフ
ァス状態のG a A Sから成る中間層34を、時刻
t3までの期間P12に亘って成長する。
時′jJIt3以降、温度をしだいに上昇して通常のG
a A s結晶の成長温度である温度T12(たとえ
ば600℃)に設定する。これにより前記中間層34を
アニールするとともに、TMGおよびAsH,を反応管
22内に導入してG a A sの結晶を成長させる。
a A s結晶の成長温度である温度T12(たとえ
ば600℃)に設定する。これにより前記中間層34を
アニールするとともに、TMGおよびAsH,を反応管
22内に導入してG a A sの結晶を成長させる。
このようにして第5図(4)に示されるように、前記島
状部16を被覆するととも輪、透孔14を規定する被覆
層15の周縁部の外方に若干量はみ出した状態でGaA
s層35が形成される。
状部16を被覆するととも輪、透孔14を規定する被覆
層15の周縁部の外方に若干量はみ出した状態でGaA
s層35が形成される。
第7図は第5図(4)の島状部16付近を拡大した断面
図である。第7図は、前述した製造段階において中間層
34を形成した後、通常の結晶成長温度にてG a A
s層35が形成途上の状態を示している。前述したよ
うに、GaAs層35が結晶成長温度にて結晶化し成長
していく場合、島状部16の間のG a A s層35
aには、シリコン基板12とG a A s層35との
間の格子定数の相異に基づくミスフィツト転位が発生し
ている。通常の結晶成長温度にて製造されたのみのG
a A 8層35では、貫通転位密度は10”cm−”
程度であることが知られており、結晶を成長させた後に
熱処理を加えた場合であっても、貫通転位密度は10’
cm−2程度であることが知られている。
図である。第7図は、前述した製造段階において中間層
34を形成した後、通常の結晶成長温度にてG a A
s層35が形成途上の状態を示している。前述したよ
うに、GaAs層35が結晶成長温度にて結晶化し成長
していく場合、島状部16の間のG a A s層35
aには、シリコン基板12とG a A s層35との
間の格子定数の相異に基づくミスフィツト転位が発生し
ている。通常の結晶成長温度にて製造されたのみのG
a A 8層35では、貫通転位密度は10”cm−”
程度であることが知られており、結晶を成長させた後に
熱処理を加えた場合であっても、貫通転位密度は10’
cm−2程度であることが知られている。
一方、島状部16上の領域には、前記島状部16間のG
a A s層35aから第7図横方向に結晶が成長し
てくることが確認された。すなわち第7図矢符A1方向
に結晶が成長し、最終的には連続した構造となり、第5
tW(4)図示のようなGaAs層35を形成する。
a A s層35aから第7図横方向に結晶が成長し
てくることが確認された。すなわち第7図矢符A1方向
に結晶が成長し、最終的には連続した構造となり、第5
tW(4)図示のようなGaAs層35を形成する。
前記島状部16上の領域のGaAs層35bには、前記
シリコン基板12の界面から延びる貫通転位の影響が現
われず、中間層34およびG a AS層35に対し、
それぞれのa造段階で熱処理を施せば貫通転位密度がた
とえば10”cm−”程度にまで格段に低減できること
が確認された0本件発明者の実験によれば、島状部16
の幅W1は最大3μmまでが良好な結果を得ることがで
き、これを越えると島状部16の両側から相互に近接す
るように成長するG a A 43層35の間に空隙が
残る場合がある。前記幅W1は好ましくは1〜2μm以
下であることが確認されている。
シリコン基板12の界面から延びる貫通転位の影響が現
われず、中間層34およびG a AS層35に対し、
それぞれのa造段階で熱処理を施せば貫通転位密度がた
とえば10”cm−”程度にまで格段に低減できること
が確認された0本件発明者の実験によれば、島状部16
の幅W1は最大3μmまでが良好な結果を得ることがで
き、これを越えると島状部16の両側から相互に近接す
るように成長するG a A 43層35の間に空隙が
残る場合がある。前記幅W1は好ましくは1〜2μm以
下であることが確認されている。
このような結晶性の良好なG a A 8層35を用い
てPN接合を形成し、第1図示のようなrl型半導体層
17 rrおよびp型半導体層17r1を形成する。以
下、前述のような製造工程を経てアレイ11が製造され
る。
てPN接合を形成し、第1図示のようなrl型半導体層
17 rrおよびp型半導体層17r1を形成する。以
下、前述のような製造工程を経てアレイ11が製造され
る。
このようにして本実施例では、単一の透孔14内に構成
される発光ダイオード36においても個々の結晶性が格
段に改善されており、発光特性および信頼性が格段に改
善される。またこのような発光ダイオード36を多数配
列したアレイ11を製造するに当たって、単一の発光ダ
イオード36は一辺の長さLlの微小な透孔14内に形
成されるため、島状部16を比較的多数形成することに
より前記発光特性および信頼性の向上の程度をさらに改
善できることになる。島状部16の形状は帯状に限らず
、点状、楕円状、角状などその種類を限定されるもので
はない。
される発光ダイオード36においても個々の結晶性が格
段に改善されており、発光特性および信頼性が格段に改
善される。またこのような発光ダイオード36を多数配
列したアレイ11を製造するに当たって、単一の発光ダ
イオード36は一辺の長さLlの微小な透孔14内に形
成されるため、島状部16を比較的多数形成することに
より前記発光特性および信頼性の向上の程度をさらに改
善できることになる。島状部16の形状は帯状に限らず
、点状、楕円状、角状などその種類を限定されるもので
はない。
前述の実施例では、半導体装置の実施例として発光ダイ
オードアレイについて説明したけれども、本発明はこれ
に限らず、半導体基板上にヘテロ接きされた半導体層を
備える広範な種類の半導体装置に関して広〈実施される
ものである。また用いられる化合物半導体もGaAsに
限らず、その他の種類であってもよい。
オードアレイについて説明したけれども、本発明はこれ
に限らず、半導体基板上にヘテロ接きされた半導体層を
備える広範な種類の半導体装置に関して広〈実施される
ものである。また用いられる化合物半導体もGaAsに
限らず、その他の種類であってもよい。
[発明の効果]
以上のように本発明による半導体装置は、半導体基板上
に複数の透孔を有し電気絶縁性材料から成る被覆層を形
成し、各透孔内に島状部を形成する。この島状部を包囲
するごとく半導体層を気相成長させることにより製造さ
れるようにした。島状部上の半導体層は、半導体基板の
表面に対して垂直方向に成長した層ではなく、このよう
に垂直に成長した層から水平方向に成長して得られた半
導体層である。このような水平方向に成長した半導体層
は、半導体基板と半導体層との界面に発生するミスフィ
ツト転位の影響を何ら受けず、きわめて良好な結晶性を
有している。したがってこのような水平方向に成長した
半導体層を有する半導体装置はその品質と信頼性とを格
段に向上できることになる。
に複数の透孔を有し電気絶縁性材料から成る被覆層を形
成し、各透孔内に島状部を形成する。この島状部を包囲
するごとく半導体層を気相成長させることにより製造さ
れるようにした。島状部上の半導体層は、半導体基板の
表面に対して垂直方向に成長した層ではなく、このよう
に垂直に成長した層から水平方向に成長して得られた半
導体層である。このような水平方向に成長した半導体層
は、半導体基板と半導体層との界面に発生するミスフィ
ツト転位の影響を何ら受けず、きわめて良好な結晶性を
有している。したがってこのような水平方向に成長した
半導体層を有する半導体装置はその品質と信頼性とを格
段に向上できることになる。
また前記島状部が半導体基板上に形成される被覆層の複
数の透孔内に形成されるので、本発明の半導体装置は前
記透孔毎の半導体層で構成される半導体素子を複数含む
半導体素子アレイとして構成される。このような半導体
素子アレイにおいても、前述した品質と信頼性の向上と
を回ることができる。
数の透孔内に形成されるので、本発明の半導体装置は前
記透孔毎の半導体層で構成される半導体素子を複数含む
半導体素子アレイとして構成される。このような半導体
素子アレイにおいても、前述した品質と信頼性の向上と
を回ることができる。
第1図は本発明の一実施例のアレイ11の構成を示す断
面図、第2区はシリコン基板12の平面図、第3図は透
孔14付近の拡大平面図、第4図はMOCVD装置21
の構成を示す系統図、第5因は本実施例の製造工程を説
明する断面図、第6図は本実施例の製造工程を説明する
グラフ、第7図は島状部16付近の拡大断面図、第8図
は典型的な従来例の半導体装置1の断面図である。 11・・・アレイ、12・・・シリコン基板、14,3
2・・・透孔、15.19・・・被覆層、16・・・島
状部、21 ・M OCV D装置、35− G a
A s層、36・・・発光ダイオード
面図、第2区はシリコン基板12の平面図、第3図は透
孔14付近の拡大平面図、第4図はMOCVD装置21
の構成を示す系統図、第5因は本実施例の製造工程を説
明する断面図、第6図は本実施例の製造工程を説明する
グラフ、第7図は島状部16付近の拡大断面図、第8図
は典型的な従来例の半導体装置1の断面図である。 11・・・アレイ、12・・・シリコン基板、14,3
2・・・透孔、15.19・・・被覆層、16・・・島
状部、21 ・M OCV D装置、35− G a
A s層、36・・・発光ダイオード
Claims (1)
- 半導体基板上に複数の透孔を有するように絶縁性の被
覆層を形成するとともに、上記透孔内に複数の絶縁性島
状部を形成し、かつ該島状部を包囲するごとく半導体層
を気相成長させて成ることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25629289A JP2885846B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25629289A JP2885846B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116927A true JPH03116927A (ja) | 1991-05-17 |
JP2885846B2 JP2885846B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17290634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25629289A Expired - Fee Related JP2885846B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885846B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003094214A1 (fr) * | 2002-04-30 | 2003-11-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Substrat pour croissance de nitrure de gallium, procede de preparation de substrat de croissance de nitrure de gallium et procede de preparation de substrat de nitrure de gallium |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25629289A patent/JP2885846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003094214A1 (fr) * | 2002-04-30 | 2003-11-13 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Substrat pour croissance de nitrure de gallium, procede de preparation de substrat de croissance de nitrure de gallium et procede de preparation de substrat de nitrure de gallium |
US7351347B2 (en) | 2002-04-30 | 2008-04-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Gallium-nitride deposition substrate, method of manufacturing gallium-nitride deposition substrate, and method of manufacturing gallium nitride substrate |
KR100915268B1 (ko) * | 2002-04-30 | 2009-09-03 | 스미토모덴키고교가부시키가이샤 | 질화갈륨성장용 기판 및 질화갈륨성장용 기판의 제조방법 및 질화갈륨기판의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2885846B2 (ja) | 1999-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7095062B2 (en) | Methods of fabricating gallium nitride semiconductor layers on substrates including non-gallium nitride posts, and gallium nitride semiconductor structures fabricated thereby | |
TWI484538B (zh) | 半導體基板、半導體基板之製造方法及電子裝置 | |
CN100454699C (zh) | 氮化合物系半导体装置及其制造方法 | |
US7351347B2 (en) | Gallium-nitride deposition substrate, method of manufacturing gallium-nitride deposition substrate, and method of manufacturing gallium nitride substrate | |
US8338833B2 (en) | Method of producing silicon carbide semiconductor substrate, silicon carbide semiconductor substrate obtained thereby and silicon carbide semiconductor using the same | |
KR20100094460A (ko) | 반도체 기판, 반도체 기판의 제조 방법 및 전자 디바이스 | |
JPH11135832A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体及びその製造方法 | |
KR20100092932A (ko) | 반도체 기판 및 반도체 기판의 제조 방법 | |
US7829914B2 (en) | Nitride semiconductor light-emitting device comprising a buffer layer including a plurality of layers having different lattice constants and method for manufacturing the same | |
JP4356208B2 (ja) | 窒化物半導体の気相成長方法 | |
KR20020086511A (ko) | 비갈륨 나이트라이드 포스트를 포함하는 기판 상에 갈륨나이트라이드 반도체층을 제조하는 방법 및 이에 따라제조된 갈륨 나이트라이드 반도체 구조물 | |
JP3476754B2 (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法 | |
JPH04303920A (ja) | Iv族基板上の絶縁膜/iii −v族化合物半導体積層構造 | |
JP2002249400A (ja) | 化合物半導体単結晶の製造方法およびその利用 | |
JPS60210831A (ja) | 化合物半導体結晶基板の製造方法 | |
JP4051311B2 (ja) | 窒化物系半導体の結晶成長方法 | |
JPH05251339A (ja) | 半導体基板およびその製造方法 | |
JPH03116927A (ja) | 半導体装置 | |
JP2845464B2 (ja) | 化合物半導体の成長方法 | |
KR100941596B1 (ko) | 3-5족 화합물 반도체의 제조방법 및 반도체 소자 | |
JP5190343B2 (ja) | 半導体素子の製造方法 | |
JP2003007627A (ja) | 窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法 | |
JP2690538B2 (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2786457B2 (ja) | 半導体素子およびその製造方法 | |
CN113161225B (zh) | 半导体结构、自支撑氮化镓层及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |