JPH0311526A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JPH0311526A
JPH0311526A JP14295589A JP14295589A JPH0311526A JP H0311526 A JPH0311526 A JP H0311526A JP 14295589 A JP14295589 A JP 14295589A JP 14295589 A JP14295589 A JP 14295589A JP H0311526 A JPH0311526 A JP H0311526A
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cathode
walled
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Tomokatsu Oguro
友勝 小黒
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、作用空間における磁界強度や磁界分布を犠牲
にすることなく、磁極の大部分の面積を占めるすり鉢状
部を薄肉にしてプレスで容易に成形できるようにした製
作工数が少なくて済むマグネ1−ロンに関する。
[従来の技術] 第2図は従来のマクネトロンの一例を示す(特開昭64
.−6345号公報)。銅を主成分とする陽極円筒1の
内壁から半径方向にベイン2が延在して空洞共振器を形
成しており、中央部に陰極3が配設されている。陰極3
は通常1ヘリウムタングステン線をヘリカルに巻回して
作られ、両端はエンドシールド5.6に固定保持されて
いる。特定のベイン2からマイクロ波出力を搬出するア
ンテナ9が出力部10につながっている。また陽極円筒
1の周外端部に、ベイン2と陰極3とで形成された作用
空間に効率良く磁力線を集中させる磁極13.14が填
め込まれ、更に真空容器を形成するように鉄板をプレス
加工によって成形したシール部品15,1.6の一端が
アーク溶接などで接合されている。シール部品15.1
6の他端はそれぞれ出カフt、(+ 1. o、ステム
借体4に接合さtシている。
磁極のすり鉢状部での肉厚はかなり厚く、また、磁力線
を効率良く作用空間に集中させ、しかも比較的均一な磁
界分布を得るため、磁極の作用空間に臨む先端部の形状
はかなり複雑である。このような磁極は、成形を鍛造で
行うにしても、大圧力の大形プレスなどで行うにしても
、何れにせよ、高価となることを免れないという問題が
あった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記従来の技術の問題点を解決し、磁極が作り
易く、所望の磁界分布が得られて良好な特性を有し、し
かも磁極の材料費も加工費も少なくて済むマグネ1〜ロ
ンを提供することを1.1的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては、陽極空洞
共振器群を構成する複数のベインと、複数のベインの先
端部を連ねる円形のほぼ中央部に位置する陰極と、陰極
を囲み陰極とベイン端部の中間に管軸方向に延在する円
筒状の作用空間と、この作用空間の管軸方向両端に位置
して管軸方向に静磁界を形成させる磁極とを儂えたマグ
ネ1−ロンにおいて、磁極を、比較的薄肉の強磁性体板
をプレス成形したすり鉢状部と、その作用空間に臨む端
部に固着された比較的厚内で所望の断面形状を有する強
磁性体製円環状部とで構成し、作用空間で良好な磁界分
布が得られるようにした。
なお、従来も、実開昭55−1− L O83号公報に
は、第3図(第3a図は第3図中の円A内の拡大図)に
示すように、磁極13の作用空間に臨む端部を別の金属
部材18で被覆した例が開示されている。しかし、この
場合、金属部材18として非磁性高融点の金属材料を用
いている。これは、使用時には、磁極13(又は14)
は陽極電位、エンドシールド5(又は6)は陰極電位と
なって、両者間には高い電位差が生じ、通信用マグネ1
〜ロンのパルス動作の場合などにスパークすることがあ
るが、このようなスパークが発生したときに磁極の端部
が溶融するなどの損傷、被害が更にひどくなるのを防止
するためのものであって、本発明とは目的が全く異なる
[作用コ 上記のようにすれば、磁極の強磁性体板よりなるすり鉢
状部は、作用空間の磁界形成に必要な磁束を通過させる
ときに極端な磁気飽和状態になってしまわない程度まで
薄肉にすることが出来る。
一方、磁極の作用空間に臨む端部に固着される強磁性体
製円環状部は、専ら、作用空間に多くの磁力線を集中さ
せ、しかも比較的均一な磁界分布を得ることを目的とす
る。すなわち、本発明の場合は、磁極は、単に必要景の
磁束を過大な起磁力を消費せずに通過させれば良いすり
鉢状部と、作用空間に最適磁界分布を形成することだけ
を目的とする円環状部との2部分の役割分担がはっきり
している。円環状部は、すり鉢状部に比へて遥かに小さ
いので、比較的複雑な形状に加工するけれども、鍛造ま
たは押出し成形により容易に製作できる。2部分の接合
は圧入、溶接、ろう付けの何れでも差支えない。従って
本発明に係る磁極は製作が容易である。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例図である。本発明に係る磁極
は、すり鉢状部13A、]、4.Aと、円環状部1.3
B、14Bとて構成されている。その他の部分は、第2
図に示した従来のものと同様である。
本実施例では、すり鉢状部13A、14Aは大きな平面
積を有するけれども、薄肉であるし、従来の磁極のよう
に端部に複雑な形状の部分が無いから、大きなプレス機
は不要である。一方、円環状部13B、14.Bは既述
のように、断面形状は多少複雑で、半径方向の幅もやや
あるが、すり鉢状部に比較すれば遥かに小さいから、鍛
造(比較的小形な鍛造プレスを用いて高速加工すること
ができる)または押出し成形により容易に製作できる。
また、各部分の接合にも困難はない。このように、本発
明では磁極を2部分に分け、それぞれを最適の形状、肉
厚にしたので、所望の特性を保持しながら、材料を減ら
し、加工性を上げることができた。
なお、円環状部は小形なので、この部分だけを、タンプ
リング、酸洗い、電解研磨などの方法で表面の凹凸が極
めて少ない状態にすることができるため、マグネ1−ロ
ンの耐電圧性を向」ニさせることが出来る。
第4〜7図は、本発明に係る磁極の端部を形成する円環
状部のそれぞれ異なる形状例を示す。
第4図に示す円環状部13Bは、単純な円筒形で、これ
をすり鉢状部13Aに挿入して点1−3Cでプラズマ溶
接しである。このように別部材である円環状部1.3 
Bを接合するので先端部の寸法X。
yはすり鉢状部13Aの肉厚に無関係に大きくてきるた
め、作用空間に均一な磁界を与えることが出来る。作用
空間への磁束集中も進み磁気効率か高くなる。第5図に
示すものは、円環状部1313の作用空間側の面に一部
凹みを持たせた例で、凹み具合や、y□+ yz寸法の
バランスを変えることにより作用空間の磁界分布を調整
し効率を高くする磁界分布を得るのに適している。第6
図に示すものは、円環状部13J3の断面の外周側の高
さを大きくした例で、作用空間寸法と磁極寸法との関係
によりyz>y□の場合や逆にyI−> y2となる場
合があり得る。第7図に示したものは、先端部を丸くし
たもので、陰極と近接する部位の電界強度が低下するた
め、耐電圧性を改善することが出来る。
[発明の効果] 以北説明したように本発明によれば、磁極が、それぞれ
、その目的に対して形状、寸法が最適化された2部分か
ら構成されているので、発振効率や発振の安定性など性
能の良好なマグネトロンが、低減された材料費や加工費
で、比較的簡単な設備て星光できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例図、第2図は従来のマグネト
ロンの一例を示す図、第3図は磁極の端部に別部材を取
付けた従来例を示す図、第3a図は第3図の−・部拡大
図、第4〜7図は本発明に係る円環状部のそれぞれ異な
る形状例を示す図である。 」 ・陽極円筒、  2・ヘイン、  3 ・陰極、1
3A、14A・磁極のすり鉢状部、  13■3゜14
B −磁極の円環状部。 飄 ツ 第 3 第 8 図 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.陽極空洞共振器群を構成する複数のベインと、複数
    のベインの先端部を連ねる円形のほぼ中央部に位置する
    陰極と、陰極を囲み陰極とベイン端部の中間に管軸方向
    に延在する円筒状の作用空間と、この作用空間の管軸方
    向両端に位置して管軸方向に静磁界を形成させる磁極と
    を備えたマグネトロンにおいて、磁極を、比較的薄肉の
    強磁性体板をプレス成形したすり鉢状部と、その作用空
    間に臨む端部に固着された比較的厚肉で所望の断面形状
    を有する強磁性体製の円環状部とで構成し、作用空間で
    良好な磁界分布が得られるようにしたことを特徴とする
    マグネトロン。
JP14295589A 1989-06-07 1989-06-07 マグネトロン Expired - Lifetime JP2845945B2 (ja)

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Cited By (8)

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