JP2002163993A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JP2002163993A
JP2002163993A JP2000356704A JP2000356704A JP2002163993A JP 2002163993 A JP2002163993 A JP 2002163993A JP 2000356704 A JP2000356704 A JP 2000356704A JP 2000356704 A JP2000356704 A JP 2000356704A JP 2002163993 A JP2002163993 A JP 2002163993A
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magnetron
annular magnet
cut
focusing plate
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JP2000356704A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Murao
則行 村尾
Kazuki Miki
一樹 三木
Setsuo Hasegawa
節雄 長谷川
Satoshi Nakai
聡 中井
Noriyuki Okada
則幸 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集束板の径方向のずれを防止し、磁気回路の
高効率化や高出力化等の性能を向上させた品質の良いマ
グネトロンを提供する。 【解決手段】 図1(A)はマグネトロンの集束板(シ
ム板)の斜視図であり、磁性材料からなる集束板8の外
周部に切り起し部8aを設けた構成とする。この集束板
8を、図1(B)の位置決め構成の断面図に示すよう
に、マグネトロンの封着用金属2の周囲に配された環状
磁石6の強面側の外周部と前記集束板8の切り起し部8
aとを嵌合し位置決めし、集束板8と環状磁石の径方向
の位置ずれを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等のマ
イクロ波加熱機器やレーダーなどに用いられるマグネト
ロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジなどに用いられるマグ
ネトロンは、図9に一部破断図で示されるような構造に
なっている。この構成を図に基づき以下に説明する。1
は筒状陽極体からなる発振部、2及び3は該発振部より
突出した筒状の封着用金属であり、夫々トップシェル
2、ステムメタル3でなる。4は一方の開口端が該封着
用金属にろう付けされたセラミック等からなる絶縁筒体
(アンテナセラミック)、5は該絶縁筒体4の他方の開
口端に取着された出力部で、封着用金属であるトップシ
ェル2及び絶縁筒体4により、発振部1に気密封着され
ている。
【0003】6および7は封着用金属(トップシェル
2、ステムメタル3)の周囲に配された環状磁石、8及
び9は環状磁石の強面と接した強磁性体材料からなるシ
ム板と呼ばれる集束板、10は発振部1の外周面に嵌着
された冷却フィン、11は発振部1及び環状磁石6及び
7を包むように配された枠状の磁気ヨーク、12は電子
レンジの接合部と密接する環状ガスケット、13及び1
4は発振部の出力側、入力側に配置される磁極片(ポー
ルピース)である。
【0004】また、15は陰極ステムを囲むシールドケ
ース、16は前記シールドケース15内に収納され、一
端が陰極端子17に接続されるチョークコイル、18は
前記シールドケース15に貫通支持され、チョークコイ
ル16の他端に接続される貫通部コンデンサである。
【0005】上記構造において、集束板8、9は環状磁
石6、7の容量を増やすことなく、発振部本体1内の作
用空間への磁力アップを図り、磁極付近の磁界分布の乱
れを抑制し、且つ、磁気通路を容易に得ることができる
等の作用を持っている。従って、磁気回路の高効率化や
高出力化のマグネトロンを構成するために、広く一般的
に使用されている。
【0006】また、特開平6一267443号公報のよ
うに、集束板と本体部品とをロウ付けにより一体化する
構成等があるが、環状磁石との位置決めは改善されてお
らず、また、組立工程への負担増により生産性の低下が
危惧されていた。
【0007】
【発明が解決しようする課題】上記構成のマグネトロン
において、集束板はリング状の一様な形状であり、挿入
により組立てられるので、基本的に径方向に対して規制
されずにフリーの状態にある。従って、発振部本体の製
造手順の都合上、集束板の位置決めが困難であり、環状
磁石や本体部の径方向に対してセンターずれの状態にな
ることが多く、環状磁石と集束板(シム板)のセンター
ずれにより、本体内部の作用空間における設計通りの磁
気特性が得られず、不安定な発振につながり、特性面の
悪化による品質低下を招くことがあった。そこで、本発
明はかかる問題を解決し、集束板の径方向のずれを防止
し、磁気回路の高効率化や高出力化等の性能を向上させ
た品質の良いマグネトロンを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るマグネトロンは、複数のベイ
ンを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部に接続され
る筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に接続される
絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管と、前記ベ
インの一つに接続され、前記排気管に挿入されるアンテ
ナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された環状磁石
と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体からなる集束
板を備えたマグネトロンであって、前記集束板に位置決
め手段を設けた構成とした。
【0009】本発明の請求項2に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記集束板
の位置決め手段は集束板の外周部に切り起し部を設け、
接面する環状磁石の外周部と前記集束板の切り起し部と
を嵌合し位置決め構成とした。
【0010】本発明の請求項3に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記集束板
の位置決め手段は集束板の内周部に切り起し部を設け、
接面する環状磁石の内周部と前記集束板の切り起し部と
を嵌合し位置決め構成とした。
【0011】本発明の請求項4に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記集束板
の位置決め手段は集束板の任意の個所に切り起し部を設
け、接面する環状磁石の強面へ前記集束板の切り起し部
と嵌合するように凹部を設けて嵌合し位置決め構成とし
た。
【0012】本発明の請求項5に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記集束板
の位置決め手段は集束板の任意の個所に任意の数の突状
体を設け、接面する環状磁石の面へ前記集束板の突状部
と嵌合するように凹部を設けて嵌合し位置決め構成とし
た。
【0013】本発明の請求項6に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記集束板
の位置決め手段は集束板の外周部に切り起し部を設け、
前記筒状陽極体の外周部と前記集束板の切り起し部とを
嵌合し位置決め構成とした。
【0014】本発明の請求項7に係るマグネトロンは、
請求項2乃至請求項6記載のマグネトロンにおいて、前
記集束板の位置決め手段は集束板に弾性を持った切り起
し部を設け、接面する環状磁石又は前記筒状陽極体と前
記集束板の切り起し部とを圧入し一体化した構成とし
た。
【0015】本発明の請求項8に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記環状磁
石の集束板配設側(強面)及び集束板の形状にテーパを
設けて前記集束板の位置決め構成とした。
【0016】本発明の請求項9に係るマグネトロンは、
複数のベインを有する筒状陽極体と、該陽極体の開口部
に接続される筒状の封着金属と、該封着金属の開口部に
接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接続される排気管
と、前記ベインの一つに接続され、前記排気管に挿入さ
れるアンテナ導体と、前記封着用金属の周囲に配された
環状磁石と、該環状磁石の一側面と接した強磁性体から
なる集束板を備えたマグネトロンであって、前記環状磁
石の集束板配設側(強面)及び集束板のテーパ形状を複
数段設けて前記集束板の位置決め構成とした。
【0017】こうして、集束板と環状磁石の径方向の位
置ずれが解消されるため、作用空間内における磁場分布
や磁束密度が安定に確保することができ、有効な磁気回
路が得られる。また、集束板と環状磁石とが部品同士で
位置決めができるために、組立時に治具などでの位置決
め作業をなくすことができ、また、嵌合により一体化が
可能となり組立工程の削減もでき、生産性の向上も図る
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に説明す
る。本発明のマグネトロンの主要な構成は、図9におい
て既に説明しているので省略する。まず、図1〜図6に
より本発明のマグネトロンの集束板の位置決め構成を説
明する。各図において、同じ部材には同じ符号を付して
いる。
【0019】図1(A)は集束板の斜視図であり、磁性
材料からなる集束板8の外周部に切り起し部8aを設け
た構成とする。この集束板8を、図1(B)の位置決め
構成の断面図に示すように、封着用金属2の周囲に配さ
れた環状磁石6の強面側の外周部と前記集束板8の切り
起し部8aとを嵌合し位置決めし、集束板8と環状磁石
の径方向の位置ずれを防止する。
【0020】図2(A)は集束板の斜視図であり、磁性
材料からなる集束板8の内周部に切り起し部8bを設け
た構成とする。この集束板8を、図2(B)の位置決め
構成の断面図に示すように、封着用金属2の周囲に配さ
れた環状磁石6の強面側の内周部と前記集束板8の切り
起し部8bとを嵌合し位置決めし、集束板8と環状磁石
の径方向の位置ずれを防止する。
【0021】図3(A)は集束板の斜視図であり、磁性
材料からなる集束板8の任意の個所に切り起し部8cを
設けた構成とする。また、封着用金属2の周囲に配され
た環状磁石6の接面する面へ前記集束板8の切り起し部
8cと嵌合するように凹部を設ける。
【0022】この集束板8を、図3(B)の位置決め構
成の断面図に示すように、環状磁石6の強面側の凹部と
前記集束板8の切り起し部8cとを嵌合し位置決めし、
集束板8と環状磁石の径方向の位置ずれを防止する。こ
こで、前記の切り起し部8cは、集束板加工時における
プレス成形にて安易に設けることができ、寸法精度も確
保でき、的確な嵌合構成を容易に得ることができる。
【0023】図4(A)は集束板の斜視図であり、磁性
材料からなる集束板8の任意の個所に任意の数の突状部
(ダボ)8dを設け構成とする。また、封着用金属2の
周囲に配された環状磁石6の接面する面へ前記集束板8
の突状部8dと嵌合するように凹部を設ける。
【0024】この集束板8を、図4(B)の位置決め構
成の断面図に示すように、環状磁石6の強面側の凹部と
前記集束板8の突状部8dとを嵌合し位置決めし、集束
板8と環状磁石の径方向の位置ずれを防止する。ここ
で、前記突状部8dの構成は、集束板加工時におけるプ
レス成形にて安易に設けることができ、寸法精度も確保
でき、的確な嵌合構成を容易に得ることができる。
【0025】次に、図6により他の実施形態を説明す
る。図6(A)はマグネトロンの一部破断図であり、主
要部は図9により既に説明したものと同様であるので、
ここでは説明を省略する。図6(B)は位置決め構成の
断面図であり、磁性材料からなる集束板8の外周部に切
り起し部8aを設けた構成とする。この集束板8を封着
用金属2の周囲に配された環状磁石6とは対向して位置
する筒状陽極体1の外周部と前記集束板8の切り起し部
8aとを嵌合し位置決めし、集束板8と環状磁石の径方
向の位置ずれを防止する。
【0026】以上の実施形態に用いられる集束板8の位
置決め手段は、例えば、集束板8に設けられる切り起し
部8aを弾性を有する部材で形成する。そして、図6
(A)の環状磁石6を図6(B)のように、集束板8の
切り起し部8aに圧入嵌合し一体化した構成とする。こ
れは他の実施形態に用いられる集束板8に設けられる切
り起し部8b〜8dを弾性を有する部材で形成して、環
状磁石6の対向する部位又は前記筒状陽極体1と前記集
束板8の切り起し部8b〜8dとを圧入嵌合し一体化し
た構成とすることにより、弾性部材のバネ作用によって
取付けは容易であり、確実な保持力を確保できる。
【0027】これにより、集束板と環状磁石の径方向の
位置ずれが解消されるため、作用空間内における磁場分
布や磁束密度が安定に確保することができ、有効な磁気
回路が得られる。また、集束板と環状磁石とが部材同士
で位置決めができるために、組立時に治具などでの位置
決め作業をなくすことができ、また、嵌合により一体化
が可能となり組立工程の削減もでき、生産性の向上も図
れる。
【0028】次に、環状磁石の集束板配設側(強面)に
テーパ部を設け、そのテーパ部に集束板を沿わせること
により、集束板の径方向の位置ずれを防止する実施形態
について説明する。
【0029】図7(A)はマグネトロンの一部破断図で
あり、主要部は図9により既に説明したものと同様であ
るので、ここでは説明を省略する。図7(B)は位置決
め構成の断面図であり、環状磁石6の集束板配設側(強
面)及び集束板8のテーパ形状を複数段設けて集束板8
の位置決め構成とする。また、図8に示すように、環状
磁石6の集束板配設側及び集束板8の形状を、複数段で
はなく単一のテーパのみを設けることによっても集束板
8の位置決め構成とすることができる。
【0030】これにより、集束板8と環状磁石6および
陽極発振部1の位置ずれが防止でき、環状磁石6で得ら
れる磁束を有効に発振部の作用空間内に集めることがで
き、有効な磁気回路が得られる。また、組立時に治具な
どでの位置決め作業を廃止することができ、製造手順に
おいて生産性の向上を図ることができる。
【0031】上述の説明は、陽極発振部1の上位に位置
する集束板8と環状磁石6との関係について行なった
が、陽極発振部1の下位に位置する集束板9と環状磁石
7との関係についても同様な構成とすることができるも
のであり、通常は上位、下位に位置する両方の集束板と
環状磁石に適用する方がより好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明は、集束板と環状
磁石の径方向の位置ずれが解消されるため、作用空間内
における磁場分布や磁束密度が安定に確保することがで
き、有効な磁気回路が得られる。また、集束板と環状磁
石とが部材同士で位置決めができるために、発振部の製
造手順において、組立時に治具などでの位置決め作業を
なくして集束板の位置決めが容易になり、嵌合により一
体化が可能となり組立工程の削減ができ生産性の向上が
図られ、高生産性で高品質のマグネトロンを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集束板の斜視図と位置決め構成の断面
図。
【図2】本発明の他の集束板の斜視図と位置決め構成の
断面図。
【図3】本発明の他の集束板の斜視図と位置決め構成の
断面図。
【図4】本発明の他の集束板の斜視図と位置決め構成の
断面図。
【図5】本発明のマグネトロンの一部破断図と集束板の
位置決め構成図。
【図6】本発明の他の集束板と環状磁石の位置決め構成
図。
【図7】本発明のマグネトロンの一部破断図と集束板の
位置決め構成図。
【図8】本発明のマグネトロンの一部破断図と集束板の
位置決め構成図。
【図9】従来のマグネトロンの一部破断図。
【符号の説明】
1 筒状陽極体の発信部 2,3 封着用金属 4 絶縁筒体 5 出力部 6,7 環状磁石 8,9 集束板 ,10 冷却フィン 11 磁気ヨーク 12 環状ガスケット 13,14 磁極片(ポールピース) 15 シールドケース 16 チョークコイル 17 陰極端子 18 貫通部コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 節雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中井 聡 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岡田 則幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C029 FF10 FF11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のベインを有する筒状陽極体と、該
    陽極体の開口部に接続される筒状の封着金属と、該封着
    金属の開口部に接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接
    続される排気管と、前記ベインの一つに接続され、前記
    排気管に挿入されるアンテナ導体と、前記封着用金属の
    周囲に配された環状磁石と、該環状磁石の一側面と接し
    た強磁性体からなる集束板を備えたマグネトロンであっ
    て、前記集束板に位置決め手段を設けたことを特徴とす
    るマグネトロン。
  2. 【請求項2】 前記集束板の位置決め手段は集束板の外
    周部に切り起し部を設け、接面する環状磁石の外周部と
    前記集束板の切り起し部とを嵌合し位置決め構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載のマグネトロン。
  3. 【請求項3】 前記集束板の位置決め手段は集束板の内
    周部に切り起し部を設け、接面する環状磁石の内周部と
    前記集束板の切り起し部とを嵌合し位置決め構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載のマグネトロン。
  4. 【請求項4】 前記集束板の位置決め手段は集束板の任
    意の個所に切り起し部を設け、接面する環状磁石の一側
    面へ前記集束板の切り起し部と嵌合するように凹部を設
    けて嵌合し位置決め構成としたことを特徴とする請求項
    1記載のマグネトロン。
  5. 【請求項5】 前記集束板の位置決め手段は集束板の任
    意の個所に任意の数の突状体を設け、接面する環状磁石
    の面へ前記集束板の突状部と嵌合するように凹部を設け
    て嵌合し位置決め構成としたことを特徴とする請求項1
    記載のマグネトロン。
  6. 【請求項6】 前記集束板の位置決め手段は集束板の外
    周部に切り起し部を設け、前記筒状陽極体の外周部と前
    記集束板の切り起し部とを嵌合し位置決め構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のマグネトロン。
  7. 【請求項7】 前記集束板の位置決め手段は集束板に弾
    性を持った切り起し部を設け、接面する環状磁石又は前
    記筒状陽極体と前記集束板の切り起し部とを圧入し一体
    化した構成とした請求項2乃至請求項6記載のマグネト
    ロン。
  8. 【請求項8】 複数のベインを有する筒状陽極体と、該
    陽極体の開口部に接続される筒状の封着金属と、該封着
    金属の開口部に接続される絶縁筒体と、該絶縁筒体に接
    続される排気管と、前記ベインの一つに接続され、前記
    排気管に挿入されるアンテナ導体と、前記封着用金属の
    周囲に配された環状磁石と、該環状磁石の一側面と接し
    た強磁性体からなる集束板を備えたマグネトロンであっ
    て、前記環状磁石の集束板配設側(強面)及び集束板の
    形状にテーパを設けて前記集束板の位置決め構成とした
    ことを特徴とするマグネトロン。
  9. 【請求項9】 前記環状磁石の集束板配設側(強面)及
    び集束板のテーパ形状を複数段設けて前記集束板の位置
    決め構成としたことを特徴とする請求項8記載のマグネ
    トロン。
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Cited By (2)

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EP2096660A2 (en) 2008-02-28 2009-09-02 Panasonic Corporation Magnetron
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