JPH03115036A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH03115036A
JPH03115036A JP25631289A JP25631289A JPH03115036A JP H03115036 A JPH03115036 A JP H03115036A JP 25631289 A JP25631289 A JP 25631289A JP 25631289 A JP25631289 A JP 25631289A JP H03115036 A JPH03115036 A JP H03115036A
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JP25631289A
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Yasushi Yamada
山田 恭
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真複写機等の記録装置における自動原稿
搬送装置の改良に関するものである。
〔発明の背景〕
自動原稿搬送装置は、一般に複写機等の画像露光部の原
稿台ガラス(プラテンガラス)上に装着して使用する。
この自動原稿搬送装置を装着した光学系移動型複写機に
おいては、シート状原稿(以後単に原稿と称す)を載置
した原稿載置台(スタック部)から自動原稿搬送装置に
よって1枚ずつ繰出された原稿は、搬送ベルトによって
原稿台ガラス上に給送され、ここで複写機本体内の露光
部ランプにより露光された後、更に原稿排紙台上に搬出
される。
このような自動原稿搬送装置による原稿台ガラス上の原
稿交換動作は、短時間に給送・排紙が実行されなければ
コピー生産性が低下する。すなわち複写機本体側の画像
形成プロセスのコピー処理速度CPM(1分間当りの複
写処理枚数)に対する自動原稿搬送装置の原稿処理速度
OPM(1分間当りの原稿搬送処理枚数)がほぼ同等に
なるようにすることが望ましい。
そのためには、自動原稿搬送装置を使用して、原稿を原
稿台上に自動給送・排出する原稿交換動作時に、走査光
学系の戻り時間内に原稿交換を行うようにすれば、コピ
ー生産性は100%となり無駄な時間は要しない。
高速コピー処理の可能な複写機においては、スタック部
の原稿重送防止位置から原稿台ガラス面の原稿停止位置
に至る原稿搬送速度、および該原稿停止位置から機外へ
排出する排紙速度を高速化することにより原稿交換時間
を短縮している。更に、画像露光済みの原稿の排紙動作
開始と殆ど同時に原稿載置台上の後続原稿を給送開始す
ることにより、原稿交換時間を短縮する方法もとられて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本出願人は先に、上記原稿交換時間を更に短縮して原稿
処理速度(OPM)を向上させた高速の自動原稿送り装
置を提案した(特願平1−134360号)。
これは、シート状原稿を画像露光部に搬送し、該原稿を
該画像露光部に停止し光学系を移動して走査露光を行い
、露光後に該原稿を原稿排紙台に搬出する自動原稿送り
装置において、前記原稿を中間搬送ローラや画像露光部
へ給送する送り出しローラ、分離手段とから成る第1の
駆動系と、該原稿を搬送ベルト等により画像露光部上を
搬送・停止・排出させる第2の駆動系とを設け、前記画
像露光部の所定位置に原稿を停止させ走査露光する露光
時間の少なくとも一部の時間内に、上記第1の駆動系を
駆動して、次原稿の給送動作の少なくとも一部を行わせ
るようにした自動原稿送り装置である。
このような自動原稿送り装置では、次原稿が給送路内で
紙詰まりしたときには、該原稿は中間搬送ローラにニッ
プされているため、原稿取り出しが困難となり、原稿を
破損させたり、装置内に紙片が残存して給送不良を発生
させる等の問題がある。特に、紙質の弱い原稿を搬送す
る場合には、このような問題が著しい。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、自動原稿搬送装置における上記のジャム処
理問題を解決するとともに、コピー生産性を向上させる
ことを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の自動原稿搬送装置は、原稿
載置台上に積載した原稿束から分離手段によって原稿を
一枚ずつ分離して、順次画像露光部に給送し、該原稿を
該画像露光部に停止させ、光学系を移動して走査露光を
行い、露光後に該原稿を排紙手段により機外に搬出する
とともに、該原稿の露光動作終了前に、後続する原稿を
給送開始させて前記画像露光部より手前の所定位置に一
時停止させて待機させるようにした自動原稿搬送装置で
あって、前記分離手段の給紙方向下流側で画像露光部に
至る原稿搬送路の中間に、一方向クラッチを内蔵し原稿
を圧接挟持して搬送する中間搬送ローラを設けるととも
に、該中間搬送ローラを手動回転可能にするジャム紙排
除手段を設けたことを特徴とするものである。
また、この発明の自動原稿搬送装置は、前記ジャム紙排
除手段の手動操作リングを自動原稿搬送装置の筐体底部
の操作者に近い側に設けたことを特徴とするものである
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明による自動原稿搬送装置の原稿搬送経
路を示す構成図、第2図は自動原稿搬送装置の駆動系(
動力伝達系)を示す構成図、第3図は上記装置内部の原
稿搬送系と駆動系を示す斜視図、第4図は自動原稿搬送
装置の要部平面図である。第5図(A)は原稿搬送経路
を示す模式図である。なお、これら図示の装置は原稿自
動反転機能付の自動原稿搬送装置(RADF)である。
これらの図によって自動原稿搬送装置の構造と動作につ
いて説明する。
自動原稿搬送装置の上面左方には原稿載置台lが設けら
れていて、原稿を積層載置可能とする。
該原稿載置台lの先端部下側には、原稿セットソレノイ
ドSDIおよび該ソレノイドSDIによって揺動可能な
原稿先端ストッパlDが設けられている。該先端ストッ
パlDの上端部が、原稿載置台lの先端部付近に突出し
た状態で、原稿束を原稿載置台l上に載置し、原稿束の
先端部を上記原稿先端ストッパIDに突き当て紙揃えす
る。
原稿束を原稿載置台l上に載置すると、原稿載置台上の
原稿の有無が、原稿セット検知センサ(yK稿ゼロ枚検
知センサ)PS2によって検出され、複写機本体100
のコントロールパネル110i、m A D Fモード
が表示される。
上記原稿載置台l上には、原稿の横幅方向を規制するた
めの横幅規制板IA、IAが設けられている。この横幅
規制板lAは、原稿載置台lの下面において、ビニオン
歯車IBを挟んで互い違いに横摺動できるラック歯車1
c、ICにそれぞれ連繋し、センタ中心に対称的に移動
可能になっている。このラック歯車1c、ICは横幅規
制板1A、IAにそれぞれ接続し、その移動量は原稿サ
イズ検知センサPSlで検出することにより、原稿の横
サイズが読取れるようになっている。この読取値によっ
て規格サイズの原稿りの長さが自動的に換算される。従
って原稿載置台1上に原稿束を載置し、横幅規制板IA
、IAを摺動させて原稿の横幅に当接させることにより
、各種原稿サイズ、すなわち各原稿長さが記憶されるよ
うになっている。
前記原稿載置台lの先端部付近上方には、ピックアップ
ローラ2が給紙ソレノイドSD2の作動およびばね圧に
よって上下動可能になっているとともに駆動モータMの
駆動力によって回転可能になっている。前記コントロー
ルパネル110のコピーボタン111を操作することに
よって、自動原稿搬送装置が起動し、上記給紙ソレノイ
ドSD2に通電されて作動し、これに連繋するピックア
ップローラ2を下降させて、原稿束の最上面に圧接し、
同時に駆動モータMの駆動力によって回動を始め原稿が
送り出される。
上記ピックアップローラ2の原稿給送下流側には、フィ
ードローラ3Aを巻回し回動するフィードベルト3と、
その下方に位置する重送防止ローラ4とから成る分離給
紙手段が設けである。該分離給紙手段は、駆動モータM
の駆動力が電磁クラッチに2を介して伝達され、前記ピ
ックアップローラ2により送り出された複数枚の原稿の
うち最上位にある原稿−枚のみを分離して送り出す。
上記分離給紙手段の原稿給送下流側には、原稿通過検知
センサPS3、中間搬送ローラ5、湾曲するガイド板6
が設けである。
分離給紙手段によって送り出された一枚の原稿は、原稿
通過検知センサPS3によって原稿先端の通過が検知さ
れ、次いでその近傍の一対の中間搬送ローラ5によって
給送され、ガイド板6の間を通って給送される。この給
送路の中間に配置された原稿通過同期センサ(反転原稿
通過検知センサ)PS5を原稿先端が通過したとき、検
知信号を発し原稿搬送を制御する。該原稿通過同期セン
サPs5は、後述の原稿ストッパ102.駆動モータM
、給紙クラッチに2.搬送りラッチに1等の作動をタイ
マーを介して制御する。
次いで、回動する搬送ベルト8および複写機本体100
上面の原稿画像露光用原稿台ガラス(以下原稿台ガラス
と称す) 101の間に挟圧されて搬送され、原稿スト
ッパソレノイド(ラッチW)SD3の作動により原稿台
ガラス101の左端上面より突出状態になっている原稿
ストッパ102に原稿の先端部が突き当る位置で停止す
る。
上記搬送ベルト8は、搬送ベルト駆動ローラ9、従動0
− ラ10.3個の原稿押えロー ’y lIA、ll
B、IIc。
テンションローラ12の間に張架されている。
原稿は原稿台ガラスlot上の停止位置において複写機
本体内の露光ランプ103によって露光され、レンズ、
ミラー等から成る光学系の走査によって原稿画像が記録
体上に形成される。
そして設定されたコピー枚数だけ同様の露光が繰り返さ
れ、原稿に対する一連のコピープロセスが終了したとき
、前記原稿ストッパ102の突当部が原稿台ガラスlo
tの上面から退避して原稿の先端を開放し、再び回動を
始めた搬送ベルト8および一対の排紙ローラ13によっ
て原稿は搬出され、原稿後端通過が原稿排紙検知センサ
PS4によって検知されたのち、排紙トレイ(原稿排紙
台) 14上に排出・載置される。
更に、この自動原稿搬送装置は、原稿反転経路によって
原稿の表裏反転を行うための原稿反転部30を設けてい
る。該原稿反転部30は、搬送ローラ群31.32.3
3と、ガイド板34と、該反転部30内を通過する原稿
を検知するための反転原稿通過検知センサPS5が配置
されている。
次に、第2図、第3図、第4図によって上記ローラ群及
びベルトの動力駆動系について説明する。
駆動モータMはDCモータと速度制御用装置(エンコー
ダ又はタコゼネレータ等)を一体化したサーボモータで
ある。該サーボモータMの駆動軸20と一体をなす歯付
プーリPlと、中間軸21に固定された歯付プーリP2
との各プーリ間には、歯付ベルトBlが張設され、中間
軸21はモータMの駆動回転により回転される。
上記中間軸21上には、上記歯付プーリP2の他に、歯
付プーリP3.P4および電磁クラッチKlが軸着しで
ある。該歯付プーリP3と前記搬送ベルト駆動ローラ9
の軸端に固定した歯付プーリP5との両ブーり間には、
歯付ベルトB2が巻回・歯合して回動可能になっている
上記搬送ベルト駆動ローラ9の回転により搬送ベルト8
を介して従動ローラ10が回転し、従動ローラlOの軸
端に固定した歯付プーリPIOは、歯付ベルトB5を介
して歯付プーリpHに歯合し、排紙ローラ13を回転さ
せる。
また、前記中間軸21に設けた歯付プーリP4の外周を
巻回して歯合する歯付ベルトB3は、フィードローラ3
Aを歯車G1.G2を介して回転させるフィードローラ
軸22の軸端に軸着された歯付プーリP6、および中間
搬送ローラ5と一体をなす中間搬送ローラ軸23の軸端
に軸着された歯付プーリP7の各外周歯部に巻回・歯合
している。なお、R1,R2は上記歯付ベルトB3の外
周面に外接して緊張設させるテンションローラである。
歯付ベルトB3の回動により、歯付プーリP6と一体を
なすフィードローラ軸22は歯車Gl、G2を介してフ
ィードローラ3Aを回転させ、これにより従動ローラ3
Bとの間に巻回されたフィードベルト3を回動させ、更
に歯付プーリP8.P9および歯付ベルトB4により、
ピックアップローラ2を回転させる。一方、フィードロ
ーラ軸22の他端には電磁クラッチに2が取り付けられ
ていて、入力信号に基づいて制御され、上記フィードベ
ルト3およびピックアップローラ2を回動せしめて原稿
給紙を行う。
次に、反転部30は、前記駆動モータMによって駆動回
転される歯付ベル)R6の巻回によって3対の搬送ロー
ラ31.32.33が同一方向に回転する。
すなわち、駆動モータMは、前記中間軸21の軸上に設
けた搬送りラッチKlおよび図示しないワンウェークラ
ッチ内蔵の歯付プーリP12を一方向回転およびフリー
回転させる。
上記歯付プーリP12に巻回、歯合する歯付ベル1−8
6は、前記搬送中間搬送駆動軸23の軸端に軸着された
電磁クラッチ(中間搬送りラッチに3)により間欠駆動
される歯付プーリP13と、搬送ローラ32の軸端の歯
付プーリと、搬送ローラ31の軸端の歯付ブーりにそれ
ぞれ歯合し巻回状態になっている。
上記搬送ローラ32の他方の軸端には歯車G3が設けて
あり、中間歯車G4を介して搬送ローラ33の軸端の歯
車G5を同一方向に回転させる。
両面原稿複写時には、前述のプロセスにより第1面の露
光を終えた原稿は露光終了に同期して搬送ベルト駆動ロ
ーラ9が反時計方向に回転を始めるので、搬送ベルト8
によって原稿台ガラス101上を右方向に搬送される。
搬送された原稿の右端部は前記原稿反転部30に送り込
まれる。従って原稿りは原稿反転部30内を、ガイド板
34の内面に沿って搬送ローラ31.32.33により
順次挟持されて周回搬送されたのち、原稿りの右端部す
なわちこの場合の先端部が原稿台ガラスlol上に送り
出されるが、その事前に、原稿の先端部が反転原稿通過
検知センサPS5の信号にもとづいて前記搬送ベルト駆
動ローラ9の回転を再び時計方向に切換えるようになっ
ている。
以上は駆動モータMにより動力伝達される駆動系の概略
構成であるが、次に、該駆動系の動作について説明する
第5図(B)は小サイズの原稿D 11.D 12.D
 13゜1)14(例えば85判、A4判等)の給送・
搬送過程を示す模式図である。ここでDllは排出手段
の排紙ローラ13から機外へ排出された先行の排出原稿
である。D12は原稿台ガラス101の面上に載置され
、原稿ストッパ102により先行位置が規制されて停止
状態にある先行原稿である。D13は原稿台ガラスlo
tの右端近傍で、該原稿台ガラスlotと搬送ベルト8
とによって形成された横状空間に、その先端部が進入し
て一時停止して待機状態にある後続原稿である。D14
は原稿載置台1上に載置された未給送の原稿である。
上記後続原稿DI3の先端部Slの一時停止位置は、各
種小サイズ原稿の長さ、および原稿押えローラIIAの
圧接位置等の条件によって制約されるが、可能な限り、
先行原MDI2に近接することにより、原稿交換時間を
短縮できる。
また、先行原稿D12の後端部が排紙手段の排紙ローラ
13のニップ位置を通過するまでの時間Tllは、後続
原稿D13の先端部が一時停止位置Stからスタートし
て原稿ストッパ102の突出先端部に到達するまでの時
間T12より小さく設定しである( T If< T 
12)。このためには、先行原稿DI2の排出距離xi
を、後続原稿D13の搬送距離ylより短く設定するか
、あるいは前記T 11< T 12となるように、後
続原稿D13のスタートのタイミングを若干遅らせるよ
うタイマーによる制御を行う。
このように定めることにより、搬送ベルト8によって先
行原稿DI2、後続原稿D13が間隔を保って同時搬送
され、後続原稿D13の先端部が原稿ストッパ102に
突き当たって停止したとき、先行原稿D12の後端部は
図示のように排紙ローラ13がら排出されているから、
後端くわえ込みにょる排紙不良を発生することはない。
第5図(C)は大サイズ原稿D 21. D 22. 
D 23゜D24(例えば84判、A3判等)の給送・
搬送過程を示す模式図である。ここでD21は排出手段
の排紙ローラ13から機外へ排出された先行の排出原稿
である。D22は原稿台ガラス101の面上に載置され
、原稿ストッパ102により先端位置が規制されて停止
状態にある先行原稿である。D23は搬送待機状態にあ
る後続原稿であり、その先端部S2は、中間搬送ローラ
5の給送方向下流側の所定位置に一時停止している。D
24は原稿載置台l上に載置された未給送の原稿である
この大サイズ原稿の場合にも、上述と同様に先行原稿D
22の排出時間T21を後続原稿D23の搬送時間T2
2より小さく設定しておく (T 21< T 22)
ことにより原稿排出不良を防止する。
次に、第6図は駆動系による各給紙ローラの回転速度を
示す図、第7図は該駆動系のブロック図、第8図はタイ
ムチャートである。
■ 原稿載置台l上に原稿束を積載して、上昇位置で停
止している原稿先端ストッパIDに突当てると、原稿セ
ット検知センサPS2が原稿有無を検知してADFモー
ドに設定される。
■ 横幅規制板IA、IAを移動操作して原稿束の横幅
側縁に当てると、原稿サイズ検知センサPS1が原稿横
幅を検出して、CPUが原稿長さを換算し記憶する。
■ コピーボタン111を押すと、コピー開始信号が入
力され、複写機本体100および自動原稿搬送装置が起
動する。
■ このADF起動信号により、原稿セットソレノイド
SDIに電圧が印加され、原稿先端ストッパlDの先端
を下降させる。同時に給紙ソレノイドSD2に電圧が印
加され、ピックアップローラ2が下降して原稿束の最上
層を圧接する。
■ また、同時に駆動モータMの駆動開始により、モー
タ駆動軸20上の歯付プーリPiが回転して、歯付ベル
1−Blを介して歯付プーリPiを有する中間軸21を
回転させる。このとき電磁クラッチに1 、K 2はと
もにON状態となっていて、歯付ベルトB3の回動によ
りフィードローラ軸22は駆動回転されて、歯車Gl、
G2. フィードローラ3八を経てフィードベルト3が
回動され、更に歯付ベルトB4によりピックアップロー
ラ2も回転される。同時に上記歯付ベルトB3に歯合す
る歯付プーリP7も回転されて、中間搬送ローラ軸23
を回転させ、中間搬送ローラ軸5は回転状態となる。
また、これと同時に前記中間軸21に巻回された歯付ベ
ルトB2は、歯付プーリP5を有する搬送ベルト駆動ロ
ーラ9を回転させる。これによって該ローラ9と従動ロ
ーラ10間に巻回された搬送ベルト8を回動させる。な
お、このとき、ピックアップローラ2、フィードベルト
3、中間搬送ローラ5、搬送ベルト8の各周速は何れも
高速搬送モードv+(例えば、周速v 1−1200m
m/5ec)である。
上記各ローラ回転、ベルト回動により、原稿載置台l上
の原稿束のうち最上層の原稿DIは、ピックアップロー
ラ2により送り出され、フィードベルト3と重送防止ロ
ーラ4により捌かれて最上層の1枚目の原稿Diは分離
給送される。
■ 分離給送された上記原稿DIの先端が、原稿通過検
知センサPS3を通過したとき、先端通過信号が発せら
れて、この信号発生からクロックタイマーが計時を開始
し、(3計時後に給紙クラッチに2をOFFする。これ
により原稿DIの先端は中間搬送ローラ5によるニップ
位置を通過後、ピックアップローラ2およびフィードベ
ルト3の駆動回転は停止し、従動回転となる。
■ 引続き中間搬送ローラ5は駆動回転されて原稿Dl
を給送し、原稿通過同期センサPS5を通過し、次いで
回動状態の搬送ベルト8により挟圧されて原稿台ガラス
lot上を滑走する。
■ 上記同期センサPS5の原稿通過時より計時してt
6後に、原稿ストッパソレノイドSD3が作動され、原
稿ストッパ102が原稿台ガラス101の左端上面に突
出する。このソレノイドSD3はラッチ型で電源を切っ
ても、リセットしない限り、吸引したままの状態が保持
されている。
■ 原稿の先端が原稿ストッパ102に到達する以前の
時刻、即ち、上記同期センサPS5の原稿通過時より計
時してt9後に、駆動モータMを一時OFFして、ブレ
ーキをかけ、停止させるようにする。しかし慣性により
多少各部動部は作動を続け、原稿も搬送を続ける。この
モータブレーキはモータMの両端子を短絡させるか、逆
電圧をかける等の方法が有効である。
[相] その後、計時的t8で搬送りラッチKlをOF
Fとなし、搬送ベルト8を制御し搬送ベルト8を停止さ
せる。しかし、ここでも搬送系の慣性により搬送ベルト
8は減速しながら進行するが、原稿は原稿ストッパ10
2があるため、この原稿ストッパ102に突き当たり停
止する。
またこの計時t8とほぼ同時にクロックを高速から低速
に切換える。
■ 計時t 10で給紙クラッチに2のONおよび駆動
モータMを駆動させる。これによりピックアップローラ
2およびフィードローラ3による次原稿D2の給紙が開
始される。
この画像露光部における原稿静止状態において、複写機
本体100側の光学系103による走査露光を開始する
。このとき、走査露光前あるいは走査露光中に次原稿D
2を送り出し、フィードローラ3および中間搬送ローラ
5を経て給送し、次原稿D2の先端が原稿通知検知セン
サPS3を通過したとき、検知信号を発し、クロックタ
イマーによる計時t(またはカウンタによるパルスカウ
ント)によって、この原稿D2を所定位置に停止、待機
させておく。この間、給送用電磁クラッチに2はON、
搬送用電磁クラッチに1はOFFとなっているから、露
光中の先行原稿DIは停止状態になっているが、後続の
原稿D2は、この間に低速搬送モードvx(例えばv 
、 = 500mm/5ee)で給送されて、その先頭
部は原稿台ガラス101の近傍に達して待機している。
後続の原稿D13の先端部が原稿通過検知センサPS3
を通過したときからクロックタイマーによる計時が開始
され、t2後に給紙クラッチに2がOFFとなり、給紙
を停止する。次に、原稿D13の先端部が原稿同期セン
サPS5を通過したときからクロックタイマーによる計
時tld後に、駆動モータMの駆動が停止される。なお
、上記−時停止位置Slにある原稿D13の先端部は、
原稿台ガラス101の近傍で搬送ベルト8に圧接されな
い位置であるから、先行原稿の後端部とは短距離に接近
している。
■ 次に、走査露光終了時に、複写機本体100からA
DFスタート信号を発し、2枚目の原稿に対する露光動
作を行う。すなわち、駆動モータMをONL、搬送用の
電磁クラッチKlをONすることで、先行原稿Diは搬
送ベルト8により搬送されて、排紙ローラ13を経て排
紙トレイ14上に排出・載置される。また同時に後続の
原稿D2が待機位置から原稿台ガラスlot上で挟持滑
走して、前記停止動作にて原稿ストッパ102に達して
原稿交換が終了する。この時のクロックタイマー上8計
時による原稿搬送は高速搬送モードv1である。
以上は正常動作の説明であるが、次にジャム等の異常が
起こった場合について、第8図により説明する。
原稿の先端が原稿通過センサPS3に到達し、原稿通過
センサPS3がONとなる時はクロックタイマと同時に
ADFスタートから計時するジャムタイマの計時Tlで
ある。従って、ジャムタイマー計時TIで原稿通過セン
サPS3がONになっていなければCPUは原稿が原稿
通過センサPS3に到るまでにジャムしたと判断する。
また原稿の先端が原稿同期センサPS5に到達し、原稿
同期センサPS5がONとなる時はジャムタイマー計時
T2であるので、計時T2で原稿同期センサPS5がO
Nになっていなければ、原稿は原稿通過センサPS3か
ら原稿同期センサPS5との間でジャムしたものとCP
Uは判断する。更にジャムタイマ計時T5で、原稿同期
センサPS5及び原稿通過センサPS3が共にOFFと
なっていなければ、両センサを原稿が通過していないこ
ととなり、その間でジャムしたものとCPUは判断する
。このジャム検知は先行原稿でも次原稿の動作でも同じ
である。
先行原稿が原稿載置台l上で停止し、コピー動作を行な
っている間に、次原稿が給紙されて上記のようなジャム
が発生した場合、CPUはジャム検知により直ちにAD
Fの給紙動作は停止し、複写機本体100のコントロー
ルパネル110に設けたメツセージデイスプレィ112
にジャムに関する表示を行う。
次に、自動原稿搬送装置内に原稿が紙詰まりしたとき、
該原稿を取り出し可能にするジャム紙排除手段の構造に
ついて説明する。第9図は複写機本体上部の自動原稿搬
送装置を揺動開放した状態を示す斜視図、第1O図は該
自動原稿搬送装置の部分断面図である。これらの図およ
び第3図、第4図、第6図により、上記ジャム紙排除手
段の構造を以下に説明する。
前記中間搬送ローラ5の駆動軸23の一方の軸端には、
一方向クラッチに4を内蔵した歯車G6が取り付けられ
、中間搬送ローラ5は一方向回転可能になっている。該
歯車G6は中間歯車G7を介して歯車G8に接続してい
る。該歯車G8の軸上には手動操作リング25が一体に
なっていて、筐体側板26の図示しない軸受によって回
転自在に軸支されている。
上記手動操作リング25は、自動原稿搬送装置の筐体底
板27の操作者Aに近い側に設けた開口部27^から外
方に僅か突出していて、操作者Aが指の腹で圧接させて
手動回転可能になっている。
次に、上記ジャム紙排除手段の操作手順について以下に
説明する。
原稿搬送中に、前記原稿ジャム表示が出され、搬送中断
および複写動作が停止されたら、自動原稿搬送装置のハ
ウジング28の把手部28Aを掴んで上方に持ち上げて
揺動し、原稿台ガラスlotの上方を開放状態にする。
次に、前記手動操作リング25を指先の腹で押圧しなが
ら時計方向に回転させれば、該リング25と一体をなす
歯車G8は、中間歯車G7を介して歯車G6を時計方向
に回転させる。該歯車G6は一方向クラッチに4を内蔵
していて、時計方向回転時にのみロックされて、駆動軸
23と一体をなして回転を伝達する。これによって下側
の駆動側中間搬送ローラ5は時計方向に回転し、同時に
ローラ5に圧接する上側の従動ローラ5Aを反時計方向
に回転させる。
上記中間搬送ローラ5および従動ローラ5Aにニップさ
れた原稿りは、上記手動操作リング25の手動回転によ
り回転されて、矢視給紙方向に排出されるから、容易に
取り出すことができる。
なお、上記手動操作リング25を誤って反時計方向に回
転させても、一方向クラッチに4は反時計方向にはフリ
ー回転となるから駆動を伝達せず、中間搬送ローラ5は
回転しないから、該ローラ5と従動ローラ5Aにニップ
されj;原稿はそのまま停止状態であり、分離部に逆送
されて原稿がしわになることは起こらない。
なお、上述の実施例は低速給紙速度と高速搬送速度の2
段変速手段を有する自動原稿搬送装置について説明した
が本発明はこの実施例に限定されるものではなく、他の
一般の自動原稿搬送装置、即ち先行原稿の排紙開始と同
時に、次原稿をスタ・ツク位置から給送開始するものや
、先行原稿の排紙検知後に次原稿を給送開始させるもの
にも広く適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の自動原稿搬送装置によれば
、高速で原稿を確実に搬送することが可能となり、この
ため原稿搬送時間の短縮が可能であるばかりでなく、も
し原稿ジャム等の異常が発生しj;場合でも、該ジャム
原稿を容易に取り出すことが出来るようになった。また
、原稿取り出し時に原稿破損がなく円滑に排出させるこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による自動原稿搬送装置の原稿搬送経
路を示す構成図、第2図は自動原稿搬送装置の駆動系(
動力伝達系)を示す構成図、第3図は上記装置内部の原
稿搬送系と駆動系を示す斜視図、第4図は自動原稿搬送
装置の要部平面図、第5図(A)、(B)、(C)は原
稿搬送過程を示す模式図、第6図は駆動系による各給紙
ローラの回転速度を示す図、第7図は該駆動系のブロッ
ク図、第8図は原稿の給搬送過程のタイムチャート、第
9図は複写機本体上部の自動原稿搬送装置を揺動開放し
た状態を示す斜視図、第1O図は該自動原稿搬送装置の
部分断面図である。 l・・・原稿載置台    2・・・ピックアップロー
ラ3・・・フィートヘルド   3A・・・フィードロ
ーラ4・・・重送防止ローラ  5・・・中間搬送ロー
ラ6・・・ガイド板     8・・・搬送ベルト9・
・・搬送ベルト駆動ローラ 13・・・排紙ローラ    14・・・排紙トレイ2
3・・・駆動軸      25・・・手動操作リング
26・・・筐体側板     27・・・筐体底板27
A・・・開口部     30・・・原稿反転部100
・・・複写機本体 lot・・・画像露光部(原稿台ガラス)102・・・
原稿ストッパ 110・・・コントロールパネル Ill・・・コピーボタン 112・・・メツセージデイスプレィ K l 、K 2 、K 3・・・電磁クラッチに4・
・・一方向クラッチ M・・・駆動モータ    D・・・原稿DI・・・先
行原稿    D2・・・後続原稿PSI・・・原稿サ
イズ検知センサ PS2・・・原稿セット検知センサ PS3・・・原稿通過検知センサ PS4・・・原稿排紙検知センサ PS5・・・原稿同期センサ V、・・・高速搬送モード T l 、T 2 、T 3 、T 4、T5・・・ジ
ャムタイマー v2・・・低速搬送モー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿載置台上に積載した原稿束から分離手段によ
    って原稿を一枚ずつ分離して、順次画像露光部に給送し
    、該原稿を該画像露光部に停止させ、光学系を移動して
    走査露光を行い、露光後に該原稿を排紙手段により機外
    に搬出するとともに、該原稿の露光動作終了前に、後続
    する原稿を給送開始させて前記画像露光部より手前の所
    定位置に一時停止させて待機させるようにした自動原稿
    搬送装置であって、前記分離手段の給紙方向下流側で画
    像露光部に至る原稿搬送路の中間に、一方向クラッチを
    内蔵し原稿を圧接挟持して搬送する中間搬送ローラを設
    けるとともに、該中間搬送ローラを手動回転可能にする
    ジャム紙排除手段を設けたことを特徴とする自動原稿搬
    送装置。
  2. (2)前記ジャム紙排除手段の手動操作リングを自動原
    稿搬送装置の筐体底部の操作者に近い側に設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
JP25631289A 1989-09-29 1989-09-29 自動原稿搬送装置 Pending JPH03115036A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2887630A3 (en) * 2013-12-18 2015-09-30 Samsung Electronics Co., Ltd Scanning device and image forming apparatus to convey a document cross-reference to related applications

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2887630A3 (en) * 2013-12-18 2015-09-30 Samsung Electronics Co., Ltd Scanning device and image forming apparatus to convey a document cross-reference to related applications
US9522796B2 (en) 2013-12-18 2016-12-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanning device and image forming apparatus to convey a document

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