JPH03113748A - フォトマスクの製造方法 - Google Patents

フォトマスクの製造方法

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JPH03113748A
JPH03113748A JP24727489A JP24727489A JPH03113748A JP H03113748 A JPH03113748 A JP H03113748A JP 24727489 A JP24727489 A JP 24727489A JP 24727489 A JP24727489 A JP 24727489A JP H03113748 A JPH03113748 A JP H03113748A
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JP
Japan
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light
film
photomask
substrate
photoresist
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Pending
Application number
JP24727489A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Kamitakahara
上高原 弘文
Osamu Shikame
修 鹿目
Hitoshi Yoshino
斉 芳野
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Hisanori Hayashi
林 久範
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、光露光方式におけるフォトマスクの製造方法
に関するものである。
[従来の技術] 従来、情報記録媒体成形用スタンバ−は1通常特開昭6
1−284843号公報、実開昭58−141435号
公報、光デイスクプロセス技術の要点No5 (日本光
業技術センター発行)に記載されているように製造され
ている。
具体的に述べると、第3図の(a)〜(e)に示すよう
に、まずガラス基板9の表面にフォトレジスト8を塗布
し、この上にトラッキング用溝、情報用ピット等の凹凸
の微細パターン8′を形成することによってガラス原g
16を得る。
次に、この表面に導電化1i11を形成した後電鋳法に
より金属膜12を形成させ、これら導電化1!1lll
、及び金属膜12を一体として同時にガラス原gi6か
ら剥離させ、情報記録媒体成形層スタンバ−(マザー、
マスター)13を製造している。
ところで−船釣な電鋳法(Electro forln
g)のプロセスは上述した通りであるが、ガラス原i6
を得るために、トラッキング用溝、情報用ピット等に相
当する凹凸の微細パターン8′の形成は、Arレーザー
等のレーザービームな用いるレーザー露光法や特開昭6
2−187143号公報に記載されているようなフォト
マスクを用いるマスク露光法によって行なわれている。
このマスク露光法は大面積の露光な回持に行なうことが
できるため量産に適した方法である。
ところでこのフォトマスクの製造工程は通常第2図に示
す工程を有している。即ち、マスク基板1に、Cr等の
露光光を通過させない遮光性薄膜2を蒸着、スパッタリ
ング等で成膜し、上記薄膜2上にスピンナー等によりフ
ォトレジストを塗布することによりフォトレジスト膜3
を形成する。つぎに上記フォトレジスト膜3を露光、現
像してレジストパターン4を形成する。
次に上記薄膜2をトライ又はウェットでエツチングし、
最後にフォトレジスト膜3を剥離剤で除去して、マスク
パターン5を有するフォトマスクを形成する。
しかし、上述した方法により製造されたフォトマスクで
は、洗浄工程等でマスクパターンの剥離が生ずる為に欠
陥が発生し易いという欠点があった。さらに、Cr等の
露光光を通過させない薄膜(約1000程度度の膜厚)
が、密着面に凹凸を形成するため、完全な密着状態で露
光できないという欠点もある。一方近年、高密度記録化
に伴いマスクパターンの微細化が要求されている為、露
光面に密着させることができるように遮光部をマスク基
材中に埋込んだフォトマスクが考案されている。しかし
マスク基板上にレジストパターンを形成し、マスク基材
の異方性エツチングを行なった後、遮光性薄膜を成膜し
た場合、第5図(a)に示すようにレジストの側面に遮
光性薄膜が付着し、レジストの剥離後も、レジストの側
面に付着していた遮光性薄膜が残り、フォトマスクの表
面が平面とならず密着露光に適したフォトマスクが得ら
れない。
そこでこれを解決するために公開特許公報昭62−23
1960、昭62−231959には第4図(a)〜(
f)に示すように、マスク基板上にフォトレジストを塗
布しくa)、フォトレジスト膜を形成した後、露光・現
像を行ない微細パターンを形成する(b)。さらに異方
性エツチングした後(C)、等方性エツチングを行ない
(d)、エツチング部分にCr、Ta等の遮光性薄膜を
形成しくe)1次いでフォトレジストを除去してフォト
マスクを得る(f)、という方法も考えられている。
しかしながら、第4図に示されるように、マスク基板上
にフォトレジストを塗布し、フォトレジスト膜を形成し
た後、露光・現像を行ない、微細なレジストパターンを
形成する。さらに異方性エツチングを行ない、エツチン
グ部分にCr、Ta等の遮光性薄膜を形成することによ
り、フォトマスクを製造すると、工程中に等方性エツチ
ングの工程を含むため、第5図(b)及び(C)に示さ
れるように、サイドエツチング部分が形成されてしまう
。そのため、次のような欠点がありた。
(1)密着露光する際に、サイドエッチ部分にフォトレ
ジストが付着しやすく、付着したフォトレジストは洗浄
が困難である。
(2)フォトレジストが付着するため、正確な密着露光
が困難である。又、付着したフォトレジストが、ガラス
基板上のフォトレジスト膜を剥離させ、凹凸の微細パタ
ーンに欠陥を発生させる。
[発明が解決しようとしている問題点]本発明は上記問
題点に鑑みなされたものであって、本発明は微細パター
ンの正確な露光かでき、又長寿命のフォトマスクの製造
方法を提供することを目的とするものである。
即ち、本発明によれば、サイドエツチング部分が少なく
露光面に密着させたときにフォトレシストの付着が少な
いため、長寿命のフォトマスクを得ることができ、又密
着面に凹凸がないため、高精度のパターンの露光かでき
るフォトマスクを得ることができるものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち本発明のフォトマスクの製造方法は基板にパターン
状に遮光部が埋込まれたフォトマスクの製造方法に於て
マスク基板上にレジストパターンを形成し、該基板のエ
ツチングを行なって溝を形成する工程、該マスク基板上
の溝形成面に遮光性薄膜を少なくとも溝が埋まる厚さに
形成する工程。該遮光性薄膜上にフォトレジストを塗布
、選択的に露光・現像し溝部上に形成したレジスト膜が
残るようにレジストパターンを形成する工程、次いで該
レジスト膜及び非溝部の遮光性薄膜のエツチングを行な
って、該基板の溝形成面を平面にする工程を有すること
を特徴とするものである。
以下、本発明を図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明のフォトマスクの製造方法の一実施態様
を示す工程図である。
同図において、lは石英またはガラス等からなる透光性
のマスク基板、3はこのマスク基板に凹凸の微細パター
ンを施すためのフォトレジスト膜、4は密着露光又はレ
ーザービーム露光を施し現像することで得られるスパイ
ラル、同心円状又は、ストライプ状のレジストパターン
である。
2はマスク基板上にスパッタリング、蒸着等の手法で形
成される。Cr、Ta、A見等の露光光を通過させない
薄膜、10は露光光を通過させない薄膜2に、窒素雰囲
気中で、レーザー光を照射することで得られる、露光光
を通過させない窒化薄膜、14は窒化を施すためのレー
ザー光、5は情報記録媒体成形用スタンバ−等の製作に
用いられるマスクパターンである。
第1図に於てまず工程(a)ではマスク基板上にフォト
レジスト膜を形成する。マスク基板の材質としては通常
用いられるものを使用することができるが、例えば石英 等が挙げられる。
次に工程(b)に於て、レーザーカッティング装置や密
着露光装置を用いて選択的に露光し、現像することによ
り、レジストパターン4を形成する。
工程(C)では、レジストパターン4の非形成部(マス
ク基板lの露出部分)をエツチングし、残留レジストを
除去し、溝付きのマスク基板1を得る。マスク基板に形
成する溝の深さは本発明のフォトマスクの遮光部の厚さ
となり、この遮光部が十分に露光光を反射し且つ露光光
の回折を抑えるために500〜3000人が好ましい。
次に工程(d)では、第2図(b)に示したガラス原盤
6を作成する際に使用する露光光を透過させない遮光性
薄膜2をマスク基板の溝形成面上に形成する。この遮光
性薄膜2の材料としては例えばAfL、Cr、Ta、T
i、Ni。
Fe等を用いることができ、又その厚さはマスク基板に
形成された溝が埋まるような厚さに形成するのが好まし
い。
工程(e)では遮光性薄膜2上に、フォトレジスト膜3
を形成した後、選択的に露光現像を行なって第1図(f
)に示されるようにマスクパターン上に形成した、レジ
スト膜が残るようにレジストパターンを形成する。
最後に工程(g)に於て、露出した遮光性薄膜2のエツ
チングを行ない残ったレジストの除去を行なって、マス
ク基板の溝形成面を平面として溝部の遮光性薄膜がエツ
チングされないで残った密着露光に適したフォトマスク
を得ることができる。
[実施例] 以下実施例を用いて、本発明を更に詳細に説明する。
[実施例1] マスク基板1として石英ガラスを用い、基板上にフォト
レジスト(商品名AZ−1300<、 t、cp ;ヘ
キストジャバン)を用い、レジスト:シンナ=1=2の
重量比で希釈した塗布溶液を、スピンす一回転速度25
00rpm 〜3000rpmで塗布し、1000〜1
500人のレジスト膜を形成した。
次いて密着露光装置(商品名PLA−502FA 、キ
ャノン製)を用いて、光デイスク用基板に形成する幅0
.6gm、ピッチ!、6 、mのスパイラル状のトラッ
ク溝のパターンを露光して現像液(商品名AZ−:11
2MIF 、ヘキストジャパン製)で現像した。次いで
マスク基板lの露出部分をフッ素とフッ化アンモニウム
の混合液(重量比lニア)でエツチングした後、リムー
バー(商品名AZ−100、ヘキストジャバン製)で残
りのレジストを剥離することにより幅0.6JLm、ピ
ッチ1.6uLm、深さ1000人のスパイラル状の溝
をマスク基板に形成した。次いでマスク基板の溝形成面
上にクロムを厚さ1000人に蒸着して遮光性薄膜とし
た後、その上にフォトレジスト膜を厚さ3000人に形
成した。
次に溝部分に形成した遮光性薄膜上のフォトレジスト膜
に選択的にArレーザーを照射して現像することにより
1、マスクパターン5の上にレジストパターンを形成し
た。次いで、クロムのエツチング液(硝酸セリウム第2
アンモニウム:過塩素酸:水= 17:5:20)で露
出している遮光性882をエツチングし次いでマスクパ
ターン5上のレジストパターンを除去して表面が平面で
遮光部にサイドエツチングの無いフォトマスクを得た。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のフォトマスク
の製造方法によれば、次のような顕著な効果を奏するこ
とができる。
(1)マスクパターンの剥離が発生し難く、信頼性の高
い長寿命なフォトマスクを提供することができる。
又、Cr等の露光光を通過させない薄膜が密着面に凹凸
を形成しないため、完全な密着状態で露光ができる。
(2)サイドエッチ部分が発生しないため、密着露光す
る際にサイドエッチ部分にフォトレジストが付着するこ
とがなく、洗浄が容易である。
又、サイドエッチ部にフォトレジストが付着することが
原因で起こる、ガラス基板上のフォトレジスト膜の剥離
がなくなり、凹凸の微細パターンに欠陥を発生させるお
それがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフォトマスクの製造方法を示す工程説
明図、 第2図は従来のフォトマスクの製造工程を示す説明図、 第3図は電鋳法による情報記録媒体用基板成形用スタン
バ−の製造方法を示す工程説明図、第4図は従来のフォ
トマスクの製造方法を示す工程説明図、 第5図は従来の製造方法で作成されたフォトマスクの断
面図である。 l:マスク基板 2:遮光性薄膜 3:フォトレジスト膜 4ニレジストパターン 5:マスクパターン 6:ガラス原盤 7:サイトエッチ部 8:フォトレジスト 8′ ニレジストパターン 9ニガラス基板 11:導電化膜 12:金属膜 13:情報記録媒体成形用スタンバ− 14:レーザ光 (り) 11 W u hJ 1ffl u t& !$   
1第57 (α)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板にパターン状に遮光部が埋込まれたフォトマ
    スクの製造方法に於てマスク基板 上にレジストパターンを形成し、該基板の エッチングを行なって溝を形成する工程、 該マスク基板上の溝形成面に遮光性薄膜 を少なくとも溝が埋まる厚さに形成する工 程、 該遮光性薄膜上にフォトレジストを塗 布、次いで選択的に露光・現像し溝部の遮 光性薄膜上のフォトレジスト膜が残るよう にレジストパターンを形成する工程、 次いで該レジスト膜及び非溝部の遮光性 薄膜のエッチングを行なって、該基板の溝 形成面を平面にする工程、 を有することを特徴とするフォトマスクの 製造方法。
JP24727489A 1989-09-22 1989-09-22 フォトマスクの製造方法 Pending JPH03113748A (ja)

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