JPH06174907A - 金属格子の製作方法 - Google Patents
金属格子の製作方法Info
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- JPH06174907A JPH06174907A JP35080992A JP35080992A JPH06174907A JP H06174907 A JPH06174907 A JP H06174907A JP 35080992 A JP35080992 A JP 35080992A JP 35080992 A JP35080992 A JP 35080992A JP H06174907 A JPH06174907 A JP H06174907A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板上に微細ピッチで金属格子を形成する方
法。 【構成】 基板上に金属層を形成し、その上にレジスト
層を設け、このレジスト層に格子パターンを露光して現
像処理を行って、レジストによる格子パターンを形成
し、イオンエッチング法により、レジストの格子パター
ンを上記金属層に転写する。このときエッチングガスと
してCCl2 F2 を用い、これにArを混合する。これ
によって高い線密度を持った溝深の大きい金属格子を得
ることができる。
法。 【構成】 基板上に金属層を形成し、その上にレジスト
層を設け、このレジスト層に格子パターンを露光して現
像処理を行って、レジストによる格子パターンを形成
し、イオンエッチング法により、レジストの格子パター
ンを上記金属層に転写する。このときエッチングガスと
してCCl2 F2 を用い、これにArを混合する。これ
によって高い線密度を持った溝深の大きい金属格子を得
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリッド偏光子とか回折
格子或は液晶表示素子の基板等に用いられる金属の微細
格子のイオンエッチング法による製作方法に関する。
格子或は液晶表示素子の基板等に用いられる金属の微細
格子のイオンエッチング法による製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の微細格子は支持体のガラス基板等
の上に形成さるが、従来のその製作方法は基板上に金属
層を設け、その上にホトレジストを塗布し、格子パター
ンを露光して現像することにより、レジストによる格子
パターンを作り、それをマスクとしてイオンエッチング
法により金属層をエッチングするもので、エッチングガ
スとしてArを用いていた。
の上に形成さるが、従来のその製作方法は基板上に金属
層を設け、その上にホトレジストを塗布し、格子パター
ンを露光して現像することにより、レジストによる格子
パターンを作り、それをマスクとしてイオンエッチング
法により金属層をエッチングするもので、エッチングガ
スとしてArを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来方法では
エッチングガスとしてArを用いていたが、Arを用い
た場合、レジストに対する金属(Au等)のエッチング
速度(エッチングレート)が同程度で、またイオンが試
料面に対して入射角60°位のとき(入射角0°=垂直
入射)エッチングレートが一番大きいと云う性質がある
ため以下のような問題があった。即ち金属のエッチング
レートがレジストのそれと同じ程度であるため、レジス
トの厚さ方向の凹凸状態は金属層では拡大されることな
く、レジストの高低差と同程度の高低差の凹凸状態しか
得られず、例えばレジストの層の断面の正弦波状の凹凸
は金属層ではレジストと同じか、それより小さい振幅の
正弦波状凹凸となって再現され、或は金属層にアスペク
ト比の高い格子溝を刻設することができない。またイオ
ンが斜入射のときエッチングレートが一番高いため刻設
すべき凹凸形状において、凹凸の頂面,底面より側面の
傾斜面が速くエッチングされて傾斜側面を持った凸条は
側面がやせ、凹溝では側面が削られて傾斜面が立ってし
まうと云う凹凸形状の変形が生じる。本発明はこのよう
なイオンエッチングによる金属基板面への格子溝等の微
細パターンを刻設する場合の問題点を解消しようとする
ものである。
エッチングガスとしてArを用いていたが、Arを用い
た場合、レジストに対する金属(Au等)のエッチング
速度(エッチングレート)が同程度で、またイオンが試
料面に対して入射角60°位のとき(入射角0°=垂直
入射)エッチングレートが一番大きいと云う性質がある
ため以下のような問題があった。即ち金属のエッチング
レートがレジストのそれと同じ程度であるため、レジス
トの厚さ方向の凹凸状態は金属層では拡大されることな
く、レジストの高低差と同程度の高低差の凹凸状態しか
得られず、例えばレジストの層の断面の正弦波状の凹凸
は金属層ではレジストと同じか、それより小さい振幅の
正弦波状凹凸となって再現され、或は金属層にアスペク
ト比の高い格子溝を刻設することができない。またイオ
ンが斜入射のときエッチングレートが一番高いため刻設
すべき凹凸形状において、凹凸の頂面,底面より側面の
傾斜面が速くエッチングされて傾斜側面を持った凸条は
側面がやせ、凹溝では側面が削られて傾斜面が立ってし
まうと云う凹凸形状の変形が生じる。本発明はこのよう
なイオンエッチングによる金属基板面への格子溝等の微
細パターンを刻設する場合の問題点を解消しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】エッチングガスとしてC
Cl2 F2 単独或はこれにArを混合したガスを用い
る。
Cl2 F2 単独或はこれにArを混合したガスを用い
る。
【0005】
【作用】図1はエッチングガスとしてCCl2 F2 とA
rとの混合ガスを用い、横軸に両者の混合割合をとり、
縦軸にAuとレジストのエッチングレートの比即ち選択
比をとったグラフで、図示のデータは、レジスト層にホ
ログラフィック露光法で格子パターンを焼付けたので、
現像後のレジストパターンが断面が正弦波状の凹凸とな
っている場合の実験から両者間の選択比を計算したもの
である。この結果から、Ar100%の場合の選択比は
1.3即ちレジスト層が1削られる間にAu層は1.3
だけ削られる。これに対してCCl2 F2 100%では
選択比は2.3程度で混合ガスに対するArの比率を8
0%位まで増しても、選択比はCCl2 F2 100%の
場合と殆ど変わらない。従ってCCl2 F2 単独或はA
rを混合したエッチングガスを使うことで、Ar単独の
従来よりも2.3/1.3=1.8倍位深い溝を刻設す
ることができる。
rとの混合ガスを用い、横軸に両者の混合割合をとり、
縦軸にAuとレジストのエッチングレートの比即ち選択
比をとったグラフで、図示のデータは、レジスト層にホ
ログラフィック露光法で格子パターンを焼付けたので、
現像後のレジストパターンが断面が正弦波状の凹凸とな
っている場合の実験から両者間の選択比を計算したもの
である。この結果から、Ar100%の場合の選択比は
1.3即ちレジスト層が1削られる間にAu層は1.3
だけ削られる。これに対してCCl2 F2 100%では
選択比は2.3程度で混合ガスに対するArの比率を8
0%位まで増しても、選択比はCCl2 F2 100%の
場合と殆ど変わらない。従ってCCl2 F2 単独或はA
rを混合したエッチングガスを使うことで、Ar単独の
従来よりも2.3/1.3=1.8倍位深い溝を刻設す
ることができる。
【0006】Arを混合することは選択比をより向上さ
せる点では意味がないが、Arを混ぜることでエッチン
グされた格子面が平滑になる清浄作用が得られる。CC
l2F2 単独ではエッチング後の格子溝の底面等の荒れ
が目立つがArを混入することでこの荒れが防がれる。
これはエッチングを行う真空雰囲気内の残留ガス特に拡
散ポンプの油蒸気とかエッチングされたレジスト等の有
機質の分解によって生じた炭素粒子が試料面に付着し、
炭素粒はCCl2 F2 によってエッチングされ難いた
め、極微細マスクのように作用してエッチング面の荒れ
の原因となるが、Arがこの付着炭素粒を除去する清浄
作用を行うのである。
せる点では意味がないが、Arを混ぜることでエッチン
グされた格子面が平滑になる清浄作用が得られる。CC
l2F2 単独ではエッチング後の格子溝の底面等の荒れ
が目立つがArを混入することでこの荒れが防がれる。
これはエッチングを行う真空雰囲気内の残留ガス特に拡
散ポンプの油蒸気とかエッチングされたレジスト等の有
機質の分解によって生じた炭素粒子が試料面に付着し、
炭素粒はCCl2 F2 によってエッチングされ難いた
め、極微細マスクのように作用してエッチング面の荒れ
の原因となるが、Arがこの付着炭素粒を除去する清浄
作用を行うのである。
【0007】更にCCl2 F2 のエッチング作用はAr
と異り単なる衝突による作用の他化学反応性も関係して
いるので、衝突作用によるエッチングでは或る程度斜入
射の場合エッチングレートが最大となるがが、CCl2
F2 では入射方向によるエッチングレートの変化は殆ど
ないので、イオンの照射方向に一様にエッチングが進行
し、刻線断面の変形が生じない。
と異り単なる衝突による作用の他化学反応性も関係して
いるので、衝突作用によるエッチングでは或る程度斜入
射の場合エッチングレートが最大となるがが、CCl2
F2 では入射方向によるエッチングレートの変化は殆ど
ないので、イオンの照射方向に一様にエッチングが進行
し、刻線断面の変形が生じない。
【0008】
実施例1.この実施例は石英基板上に金属を形成し、そ
の上にレジスト層を設けてホログラフィック露光法で干
渉パターンを焼付け、現像処理して得られたレジスト層
の厚さ方向の断面が半波正弦波状の格子パターンを金属
に断面半波正弦波状の格子条として転写形成したもの
で、図2のAはレジストパターンの断面拡大図、同Bは
金層に形成された格子条の断面拡大図で格子条の高さが
拡大され、半波正弦波の形は崩れていないことが分か
る。Arのみを用いた従来方法では格子条の高さの拡大
(つまり格子溝を深くする)が殆ど得られない上、図に
点線で示したように格子条の側面が削れて正弦波形から
歪んだ形となる。図3はこの実施例を工程順に示した試
料断面である。石英基板1は表面を光学研磨する。その
上に金層2を厚さ1900オングストロームに蒸着す
る。その上にフォトレジスト(OFPR5000)3を
膜厚1800オングストロームにスピンコートし、90
°C,30分ベーキングする。この試料にホログラフィ
ック露光を行う。この露光はHe−Cdレーザ光波長4
41.6nmを用いた2光束干渉法により、干渉縞のピ
ッチは約2.5μmである。現像処理により図2Aに示
すような正弦半波の形のレジスト条が残る(図3B)。
このレジスト条の高さは約1μmである。これに基板面
に垂直(入射角0)でイオンビームエッチングを行う。
エッチングガスはAr/(CCl2 F2 +Ar)60
%,加速電圧500V,エッチング時間5.5分,真空
度1.4×10-4Torrである。こうして図3Cに示
す金の格子を得る。
の上にレジスト層を設けてホログラフィック露光法で干
渉パターンを焼付け、現像処理して得られたレジスト層
の厚さ方向の断面が半波正弦波状の格子パターンを金属
に断面半波正弦波状の格子条として転写形成したもの
で、図2のAはレジストパターンの断面拡大図、同Bは
金層に形成された格子条の断面拡大図で格子条の高さが
拡大され、半波正弦波の形は崩れていないことが分か
る。Arのみを用いた従来方法では格子条の高さの拡大
(つまり格子溝を深くする)が殆ど得られない上、図に
点線で示したように格子条の側面が削れて正弦波形から
歪んだ形となる。図3はこの実施例を工程順に示した試
料断面である。石英基板1は表面を光学研磨する。その
上に金層2を厚さ1900オングストロームに蒸着す
る。その上にフォトレジスト(OFPR5000)3を
膜厚1800オングストロームにスピンコートし、90
°C,30分ベーキングする。この試料にホログラフィ
ック露光を行う。この露光はHe−Cdレーザ光波長4
41.6nmを用いた2光束干渉法により、干渉縞のピ
ッチは約2.5μmである。現像処理により図2Aに示
すような正弦半波の形のレジスト条が残る(図3B)。
このレジスト条の高さは約1μmである。これに基板面
に垂直(入射角0)でイオンビームエッチングを行う。
エッチングガスはAr/(CCl2 F2 +Ar)60
%,加速電圧500V,エッチング時間5.5分,真空
度1.4×10-4Torrである。こうして図3Cに示
す金の格子を得る。
【0009】実施例2.この実施例は金属格子によるグ
リッド偏光子を得ようとするもので、断面矩形でアスペ
クト比の大きい金属格子条を形成する。図4はこの実施
例を工程順に示す。基板1は両面研磨した厚さ260μ
m,外径50mmのシリコンウェハで、両面に反射防止
膜としてZnSとMgF2 の多層膜4を真空蒸着法で形
成する。この層を設けることで3μm波長域でSiウェ
ハの透過率は98%以上が得られる。次にウェハ1の片
面にNiCr層5を20オングストローム、その上に金
層2を700オングストローム夫々真空蒸着する。(図
ではNiCr層を厚く画いてある。)NiCr層はAu
層の基板への付着力を強めるためのアンダーコートであ
る。この金層の上にフォトレジスト(0FPR500
0)3を2500オングストロームの厚さにスピンコー
トし、90°で30分ベーキングする。このようにして
得られた試料を図4Aに示す。この試料でフォトレジス
トにホログラフィック露光法による2光束干渉で干渉縞
を焼付ける。露光の光源はHe−Cdレーザで波長44
1.6nm、干渉縞のピッチは3600本/mmであ
る。これは赤外用グリッド偏光子として用いるため使用
波長の1/10程度の格子ピッチとしたものである。こ
のような露光を行って、NMD−3で40秒間ディップ
現像する。この現像により図4Bに示すように、断面が
半波正弦波状のレジストパターンができる。露光時間と
現像時間の選定によりレジストパターンのマスク部分の
幅aとピッチdとの比a/d=0.6程度になるように
した。このようにして得られた試料を基板面に対し垂直
の方向からイオンビームエッチングする。エッチングガ
スはAr/(CCl2 F2 ×Ar)=50%で加速電圧
500V,真空度1.4×10-4Torrである。上の
エッチング工程で図4Cに示すような断面矩形で表面に
レジスト3が残っている状態を得る。最後にバレルタイ
ププラズマエッチング装置によりO2 プラズマで残った
レジスト3を灰化し、洗滌して図4Dに示す金格子のグ
リッド偏光子を得た。
リッド偏光子を得ようとするもので、断面矩形でアスペ
クト比の大きい金属格子条を形成する。図4はこの実施
例を工程順に示す。基板1は両面研磨した厚さ260μ
m,外径50mmのシリコンウェハで、両面に反射防止
膜としてZnSとMgF2 の多層膜4を真空蒸着法で形
成する。この層を設けることで3μm波長域でSiウェ
ハの透過率は98%以上が得られる。次にウェハ1の片
面にNiCr層5を20オングストローム、その上に金
層2を700オングストローム夫々真空蒸着する。(図
ではNiCr層を厚く画いてある。)NiCr層はAu
層の基板への付着力を強めるためのアンダーコートであ
る。この金層の上にフォトレジスト(0FPR500
0)3を2500オングストロームの厚さにスピンコー
トし、90°で30分ベーキングする。このようにして
得られた試料を図4Aに示す。この試料でフォトレジス
トにホログラフィック露光法による2光束干渉で干渉縞
を焼付ける。露光の光源はHe−Cdレーザで波長44
1.6nm、干渉縞のピッチは3600本/mmであ
る。これは赤外用グリッド偏光子として用いるため使用
波長の1/10程度の格子ピッチとしたものである。こ
のような露光を行って、NMD−3で40秒間ディップ
現像する。この現像により図4Bに示すように、断面が
半波正弦波状のレジストパターンができる。露光時間と
現像時間の選定によりレジストパターンのマスク部分の
幅aとピッチdとの比a/d=0.6程度になるように
した。このようにして得られた試料を基板面に対し垂直
の方向からイオンビームエッチングする。エッチングガ
スはAr/(CCl2 F2 ×Ar)=50%で加速電圧
500V,真空度1.4×10-4Torrである。上の
エッチング工程で図4Cに示すような断面矩形で表面に
レジスト3が残っている状態を得る。最後にバレルタイ
ププラズマエッチング装置によりO2 プラズマで残った
レジスト3を灰化し、洗滌して図4Dに示す金格子のグ
リッド偏光子を得た。
【0010】
【発明の効果】本発明はエッチングガスとしてCCl2
F2 を用いることで金属層上に形成したフォトレジスト
のマスクに対して金層のエッチングレートを高めること
ができ、これによってフォトレジストマスクの断面形状
を厚さ方向に拡大して金属層に転写することが可能とな
り、またアスペクト比の大きい格子断面を得ることがで
きる。またCCl2 F2 をエッチングガスとして用いる
と、エッチングレートが照射角により変らないので、A
r単独の場合のようにエッチングにより得られる凸条の
断面形のやせとか変形がなくなり、マスクの断面形が正
確に金属層に転写される。
F2 を用いることで金属層上に形成したフォトレジスト
のマスクに対して金層のエッチングレートを高めること
ができ、これによってフォトレジストマスクの断面形状
を厚さ方向に拡大して金属層に転写することが可能とな
り、またアスペクト比の大きい格子断面を得ることがで
きる。またCCl2 F2 をエッチングガスとして用いる
と、エッチングレートが照射角により変らないので、A
r単独の場合のようにエッチングにより得られる凸条の
断面形のやせとか変形がなくなり、マスクの断面形が正
確に金属層に転写される。
【0011】上述したエッチングガスCCl2 F2 にA
rを混入することで、上述した特徴は失われることな
く、エッチング装置で生じる炭素微粒の堆積が除去さ
れ、試料のエッチング面の平滑度が向上するだけでな
く、装置内面に付着する炭素粒子も除かれるため、装置
自体のクリーニング回数が減って作業能率も向上する。
rを混入することで、上述した特徴は失われることな
く、エッチング装置で生じる炭素微粒の堆積が除去さ
れ、試料のエッチング面の平滑度が向上するだけでな
く、装置内面に付着する炭素粒子も除かれるため、装置
自体のクリーニング回数が減って作業能率も向上する。
【図1】本発明におけるイオンエッチング用ガスの特性
を示すグラフ
を示すグラフ
【図2】本発明の第1の実施例のレジストと得られた金
属層の断面拡大図
属層の断面拡大図
【図3】本発明の第1の実施例の作業工程の各段階の試
料の斜視図
料の斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の作業工程の各段階の試
料の斜視図
料の斜視図
1 基板 2 金層 3 フォトレジスト 4 反射防止膜 5 NiCr層
Claims (2)
- 【請求項1】 格子を刻設する層を金属とし、金属層の
上にフォトレジストのマスクを形成し、エッチングガス
としてCCl2 F2 用いイオンビームエッチングを行う
ことを特徴とする金属格子の製作方法。 - 【請求項2】 エッチングガスとしてCCl2 F2 にA
rを混合したガスを用いることを特徴とする請求項1記
載の金属格子の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35080992A JPH06174907A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 金属格子の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35080992A JPH06174907A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 金属格子の製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174907A true JPH06174907A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18413025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35080992A Pending JPH06174907A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 金属格子の製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06174907A (ja) |
Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
JP2006517307A (ja) * | 2003-02-10 | 2006-07-20 | ナノオプト コーポレーション | 汎用広帯域偏光器、それを含むデバイスおよびその製造方法 |
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JP2011065183A (ja) * | 1999-06-22 | 2011-03-31 | Moxtek Inc | 可視スペクトル用の広帯域ワイヤグリッド偏光子 |
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US8913321B2 (en) | 2010-09-21 | 2014-12-16 | Moxtek, Inc. | Fine pitch grid polarizer |
US8922890B2 (en) | 2012-03-21 | 2014-12-30 | Moxtek, Inc. | Polarizer edge rib modification |
US8947772B2 (en) | 2006-08-31 | 2015-02-03 | Moxtek, Inc. | Durable, inorganic, absorptive, ultra-violet, grid polarizer |
US9348076B2 (en) | 2013-10-24 | 2016-05-24 | Moxtek, Inc. | Polarizer with variable inter-wire distance |
US9523805B2 (en) | 2010-09-21 | 2016-12-20 | Moxtek, Inc. | Fine pitch wire grid polarizer |
US20220214610A1 (en) * | 2019-05-02 | 2022-07-07 | Asml Netherlands B.V. | A patterning device |
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JPS63232335A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-28 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP35080992A patent/JPH06174907A/ja active Pending
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