JPH03112919A - 角質繊維染色剤組成物 - Google Patents

角質繊維染色剤組成物

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JPH03112919A
JPH03112919A JP24941089A JP24941089A JPH03112919A JP H03112919 A JPH03112919 A JP H03112919A JP 24941089 A JP24941089 A JP 24941089A JP 24941089 A JP24941089 A JP 24941089A JP H03112919 A JPH03112919 A JP H03112919A
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JP
Japan
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substance
amino
coupling
salt
methyl
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Application number
JP24941089A
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English (en)
Inventor
Jiro Kawase
川瀬 次朗
Hidetoshi Tagami
田上 英敏
Toru Yoshihara
徹 吉原
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は染色剤組成物に関し、更に詳細には毛髪等の角
質繊維を高彩度に染色することができる角質繊維染色剤
組成物に関する。
[従来の技術] 毛髪等の角質繊維の染色には、従来、顕色物質とカップ
リング物質を組み合せて用いる、いわゆる酸化染色剤が
広く使用されている。この酸化染色剤は顕色物質とカッ
プリング物質との酸化カップリングによって生じる、い
わゆる酸化色素が毛髪等を強く染色することを利用した
ものである。
従来、この顕色物質としては、一般にp−フェニレンジ
アミン誘導体、p−アミノフェノール誘導体、ジアミノ
ピリジン誘導体、4−アミノピラゾロン誘導体、複素環
状ヒドラゾン等が、またカップリング物質としては、α
−ナフトール、0−クレゾール、m−クレゾール、2,
6−ジメチルフェノール、2.5−ジメチルフェノール
、3,4−ジメチルフェノール、3゜5−ジメチルフェ
ノール、ベンズカテキン、ピロガロール、1.5−ジヒ
ドロキシナフタレン、1.7−ジヒドロキシナフタレン
、5−アミノ−2−メチルフェノール、ヒドロキノン、
2.4−ジアミノアニソール、m−トルイレンジアミン
、4−アミノフェノール、レゾルシン、レゾルシンモノ
メチルエーテル、m−フェニレンジアミン、1−フェニ
ル−3−メチル−5−ピラゾロン、1−フェニル−3−
アミノ−5−ピラゾロン、1フェニル−3,5−ジケト
−ピラゾリジン、l−メチル−7−シメチルアミノー4
−ヒドロキシキノロン−2、l−アミノ−3−アセチル
アセトアミノ−4−ニトロペンゾール、1−アミノ−3
−シアンアセチルアミノ−4−ニトロペンゾール、m−
アミノフェノール、4−クロロレゾルシン、2−メチル
レゾルシン、2.4−ジアミノフェノキシエタノール、
2.6−ジアミノピリジン、3.5−ジアミノトリフロ
ロメチルベンゼン、2.4−ジアミノフロロベンゼン、
3,5−ジアミノフロロベンゼン、2.4−ジアミノ−
6−ヒドロキシピリミジン、2,4.6−トリアミノピ
リミジン、2−アミノ−4,6−シヒドロキシビリミジ
ン、4−アミノ−2,6−シヒドロキシピリミジン、4
.6−ジアミツー2−ヒドロキシピリミジン、p−ニト
ロ−0−フェニレンジアミン、2−アミノ−5−ニトロ
フェノール、p−ニトロ−m−フェニレンジアミン、0
−ニトロ−p−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−
ニトロフェノール等が使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の酸化染色剤は、彩度、染着力及び
堅ろう性において充分に満足できるものではなかった。
そして、かかる諸性質はカップリング物質の特性によっ
て大きく左右されることから、カップリング物質として
優れた性質を有する物質を見出すことは、優れた酸化染
色剤を得る上で極めて重要である。
従来の酸化染色剤のうち青色系については、2゜6−ジ
アミノピリジンをカップリング物質として使用したもの
が高彩度の色調を付与できるものとして知られているが
、やはり染色後の変褪色が著しく、より堅牢性の高い、
高彩度の青色系色調を付与できる角質繊維染色剤組成物
の提供が要望されている。
[課題を解決するための手段] かかる実情において、本発明者らは、多くの化合物を合
成し、そのカップリング物質としての特性を検討してい
たところ、2−アミノ−3−メチル−6−アミノピリジ
ンまたはその塩が優れた上記特性を有することを見出し
、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、顕色物質及びカップリング物質よ
りなる染色剤組成物において、カップリング物質として
2−アミノ−3−メチル−6−アミノピリジンまたはそ
の塩を含有することを特徴とする角質繊維染色剤組成物
を提供するものである。
本発明においてカップリング物質として使用される2−
アミノ−3−メチル−6−アミノピリジンの製造法とし
ては特に限定されず、従来公知の方法、例えばJ、 B
ernstein et al、、 J、 Am、 C
hem、 Soc、。
69、1151(1947)、特開昭48−69259
号公報等に記載の方法に従って製造される。
本発明において、2−アミノ−3−メチル−6−アミノ
ピリジンは製剤化の取り扱い性向上のため、塩の形で使
用することができる。このような塩としては、例えば塩
酸、硫酸、リン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、クエン
酸等の無機酸または有機酸との塩が好ましい。
本発明において、顕色物質と′しては、通常酸化染色剤
に一般に使用されているものを使用することができ、例
えば、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジ
アミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、p−
アミノフェノール、メトキシ−p−フェニレンジアミン
、2.5−ジアミノピリジン、p−メチルアミノフェノ
ール、テトラアミノピリミジン、2.4−ジアミノフェ
ノール、オルトアミノフェノール、オルトクロル−p−
フェニレンジアミン、4.4’−ジアミノジフェニルア
ミン等が挙げられる。中でも、p−フェニレンジアミン
、トルエン−2,5−ジアミン、N−フェニル−p−フ
ェニレンジアミン、メトキシ−p−フェニレンジアミン
、オルトクロル−p−フェニレンジアミン等が特に好ま
しい。
本発明の染色剤組成物への顕色物質と2−アミノ3−メ
チル−6−アミノピリジンまたはその塩との配合割合は
、一方が他方に比べ過剰となっても差し支えないが、モ
ル比で1 : 0.5〜1:2程度であることが好まし
い。また顕色物質及びカップリング物質は、共に単独で
も2種以上を組み合わせても使用することができる。
また、本発明の染色剤組成物には、所望の色調を得るた
め必要であれば、公知のカップリング物質、直染性染料
等を配合することができる。
本発明染色剤組成物は、空気中の酸素によっても酸化カ
ップリングを生起し、毛髪等を染色するが、化学的酸化
剤を添加することにより酸化カップリングを生起させる
のがより好ましい。特に好ましい酸化剤としては、過酸
化水素;過酸化水素が尿素、メラミンまたは硼酸ナトリ
ウムに付加した生成物;このような過酸化水素付加物と
過酸化カリウムー二硫酸との混合物等が挙げられる。
本発明の染色剤組成物は通常、クリーム、エマルジョン
、ゲル、溶液等の剤型で提供されるのが好ましい。この
ような剤型とするには、前記顕色物質及びカップリング
物質に、通常化粧品分野において用いられる湿潤剤(乳
化剤)、可溶化剤、増粘剤、安定化剤、感触向上剤、整
髪基剤、香料等を添加し、常法に従って製造すればよい
。ここで用いられる湿潤剤(乳化剤)としては、例えば
アルキルベンゼンスルホネート、脂肪アルコールサルフ
ェート、アルキルスルホネート、脂肪酸アルカノールア
ミド、エチレンオキシドと脂肪アルコールとの付加生成
物等が挙げられる。また増粘剤としては、例えばメチル
セルロース、デンプン、高級脂肪アルコール、パラフィ
ン油、脂肪酸等が挙げられ、安定化剤としては、例えば
亜硫酸塩等の還元剤、ヒドロキノン誘導体、キレート剤
等が挙げられ、感触向上剤、整髪基剤としては、例えば
シリコーン、高級アルコール、各種非イオン界面活性剤
等の油剤、各種のカチオンポリマー等が挙げられる。
これらの剤型における顕色物質とカップリング物質の配
合量は、合計で0.2〜10重量%(以下単に%で示す
)、特に1〜5%が好ましい。湿潤剤(乳化剤)は通常
0.5〜30%、増粘剤は0.1〜25%配合されるの
が好ましい。
本発明染色剤組成物を用いて角質繊維の染色を実施する
には、例えば本発明染色剤組成物に酸化剤を添加して酸
化カップリングを行なって染色液を調製し、この染色液
を角質繊維に適用し、10〜50分、好ましくは25〜
35分前後の作用時間をおいて角質繊維を洗浄した後、
乾燥することにより行なわれる。ここで染色液の適用は
15〜40℃で行なわれる。
[発明の効果] 叙上の如く、顕色物質とカップリング物質からなる角質
繊維染色剤組成物において、カップリング物質として2
−アミノ−3−メチル−6−アミノピリジンまたはその
塩を用いると、良好な染色性、耐光性、耐変褪色性、耐
洗浄性及び耐摩擦性を有する高彩度の青色系色調を得る
ことができる。
[実施例] 次に実施例を挙げて更に詳細に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 ベースX■成:              (%)オ
レイン酸                IOオレイ
ン酸ジェタノールアミド       8オレイルアル
コール            2ポリオキシエチレン
オクチルドデシル エーテル(平均E、0.20モル付加)エタノール プロピレングリコール 塩化アンモニウム 25%アンモニア 合計                 100上記組
成からなるベース100g中に、表1に示す顕色物質0
.01モル及びカップリング物質0.01モルを混入し
た。次いで組成物のpHをアンモニアにて9.5に調整
することにより、本発明染色剤組成物を製造した。
本発明染色剤組成物100gに対し、等重量の6%過酸
化水素水溶液を加えて染色液を調製した。この染色液を
白毛混じりの入毛に塗布し、30℃で30分間放置した
。次いで毛髪を通常のシャンプーで洗浄し、乾燥した。
得られた染色毛の色調、彩度及び耐変褪色性を観察した
結果を表1に示す。なお、染色性はいずれも良好であっ
た。
耐変褪色性試験方法: 40℃、75%RHの条件下で100時間保存後、常温
で乾燥した後、−5℃保存下の染毛ドレスと目視で比較
し、以下の基準で判定した。
A:はとんど変褪色なし B:やや変褪色あり C:かなり変褪色あり 彩度の評価方法: 染色毛について、ミノルタCR−100色彩計により測
色したときのC値(Cromaty)で示した。
顕色物質 p、:p−フ二二レンジアミン P2=トルエン−2,5−ジアミン P3:p−アミノフェノール カップリング物質 C1:2−アミノ−3−メチル−6−アミツビリジンC
7:2−アミノ−3−メチル−6−アミノピリジン・2
塩酸塩 C++:2.6−ジアミツピリジン 表1 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顕色物質及びカップリング物質よりなる染色剤組
    成物において、カップリング物質として2−アミノ−3
    −メチル−6−アミノピリジンまたはその塩を含有する
    ことを特徴とする角質繊維染色剤組成物。
JP24941089A 1989-09-26 1989-09-26 角質繊維染色剤組成物 Pending JPH03112919A (ja)

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JPH03112919A true JPH03112919A (ja) 1991-05-14

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JP24941089A Pending JPH03112919A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 角質繊維染色剤組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952151A3 (en) * 1995-09-22 2001-08-01 Wakunaga Pharmaceutical Co., Ltd. Intermediates for use in preparing novel pyridonecarboxylic acid derivatives or their salts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952151A3 (en) * 1995-09-22 2001-08-01 Wakunaga Pharmaceutical Co., Ltd. Intermediates for use in preparing novel pyridonecarboxylic acid derivatives or their salts

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