JPH03112915A - 美白剤 - Google Patents

美白剤

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Publication number
JPH03112915A
JPH03112915A JP25071789A JP25071789A JPH03112915A JP H03112915 A JPH03112915 A JP H03112915A JP 25071789 A JP25071789 A JP 25071789A JP 25071789 A JP25071789 A JP 25071789A JP H03112915 A JPH03112915 A JP H03112915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kojic acid
pantetheine
acid
whitening agent
sulfonic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25071789A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Uchikuga
三郎 内空閑
Yuji Narutomi
成富 祐二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sogo Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、美白剤に関するものであるが、更に詳細には
、美白作用を有するコウジ酸にパンテテイン−S−スル
ホン酸又はその塩を配合することにより長期間使用して
も安全な美白剤に関するものである。
(従来の技術) コウジ酸は、次式で示されるγ−ピロン誘導体であって
、 麹菌の培養液からはじめて抽出された既知の物質であり
、特にすぐれた美白作用を有する物質である。
しかしながら、このようにすぐれた美白効果を有するコ
ウジ酸ではあるが、これはある濃度以上になるとAII
Iesテストでの変異原性は陽性となり、しかもその強
さはコウジ酸の濃度に比例する〔臨皮、36(7) :
 715−722.1982)。
Amesテストが陽性であるということは、発癌性と非
常に相関性が高いことにほかならなす、したがって、コ
ウジ酸はこれを長期間連続使用する美白剤として用いる
ことには問題がある。
(発明が解決すべき問題点) 本発明は、すぐれた美白剤ではあるが、変異原性を有す
るために連続使用するのには適していないコウジ酸配合
美白剤において、コウジ酸が有する変異原性を軽減、除
去して安全性の高い美白剤を開発する目的でなされたも
のである。
(問題点を解決するための手段) 化粧品公害が特に問題化されている最近の技術の現状に
鑑み、本発明者らはコウジ酸の変異原性を低減させるべ
く、数多くの物質をスクリーニングした結果、コウジ酸
とパンテテイン−S−スルホン酸又はその塩を共存させ
ることにより、コウジ酸の変異原性を低減させうろこと
を発見し1本発明の完成に至った。
パンテテイン−S−スルホン酸及びその塩は、次の式で
示される既知の化合物であって、CH。
HOCH,CCH(OH)CONHCI(2C1(2C
ONHCH,CH25SO,にCH。
(式中、Mは、水素原子、アルカリ金属又は1/2アル
カリ土類金属原子を表す。) 天然にはニンジン中に存在し、ビヒズス菌の増殖を促進
する因子、即ちビヒズス因子として知られている。(J
apan J、 Microbiol、 16(5)、
239−249.1972)。
その工業的合成法についても、本発明者らによってD−
パントテン酸塩と2−アミノエタンチオール硫酸を原料
とする方法がすでに確立されており(特開昭56−39
061号)、収率及び純度においても満足することがで
き、安定供給が確保されている。
また、安全性及び毒性の面からも全く問題なく、ラット
における毒性試験の結果からも、経口投与でのLD、。
はLog/kg以上であり、実質的に無毒であることが
立証された。
パンテテイン−S−スルホン酸は遊離酸のみでなく、そ
の塩も使用することができる。塩としては有機酸塩及び
無機酸塩が広く挙げられるが、アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩が好ましい。
本発明においては、このパンテテイン−S−スルホン酸
(塩)をコウジ酸に配合して用いるのであるが、パンテ
テイン−S−スルホン酸(塩)は、それ自体強力な美白
効果を有している(皮膚。
26 (1) 、 162−174.1984)。しか
も更に決定的なことに、コウジ酸の変異原性を特異的に
抑制する。
コウジ酸との配合比は1:1〜1:10がよく。
好ましくは1:3〜1:5が最適である。このようにコ
ウジ酸にパンテテイン−S−スルホン酸又はその塩を配
合させることによって美白効果を増大させ、コウジ酸の
変異原性を低減させることによって、安全且つ強力な美
白剤を製造することができるのである。
パンテテイン−S−スルホン酸塩の変異原性抑制効果を
第1表に示すように試験例で確認し、本発明は完成され
たのである。
試験例 コウジ酸に対するパンテテイン−S−スルホン酸塩の変
異原性抑制効果をみるためにAmesテストを行なった
。テストはブレインキュベーション法により、菌株はサ
ルモネラTA100、TA1535及びTA1537を
用いた。抑制試験ではコウジ酸に対してパンテテイン−
S−スルホン酸カルシウムの濃度比は1:5で行なった
結果を第1表に示す。表中の抑制率は次のようにして算
出した。
コウジ酸における 復帰変異コロニー数 (コウジ酸+パンテ ティン−8−スルホン 酸カルシウム) における 第1表から明らかなようにパンテテイン−S−スルホン
酸カルシウムはコウジ酸による変異原性を効果的に抑制
しているのがわかる。
本発明に係る美白剤を製造するには、パンテテイン−S
−スルホン酸(塩)及びコウジ酸を有効成分とし、これ
に化粧品ないし外用剤製造に常用される各種成分を配合
して常法にしたがって製造すればよい。その剤型も広く
各種の剤型にすることができ、例えば、化粧水、クリー
ム、乳液、パック、パウダー、各種外用剤等に製剤化す
ることができる6 次に本発明の実施例についてのべる。
実施例1 美白化粧水 1、エタノール               5.0
g2、植物油               0.1g
3、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油   0.5g4
、プロピレングリコール        5.0g5゜
コウジ酸               1.0 g6
、パンテテイン−S−スルホン酸カルシウム 5.0g
7、防腐剤、香料            適量8、精
製水       加えて全量100dとする。
】、2.3を溶かし、これを4〜8の溶液に加えて溶か
し製剤とする。
実施例2 美白クリーム 1、ワセリン                2.5
g2、流動パラフィン           10.0
 g3、セトステアリルアルコール      12.
0g4、ポリオキシエチレンソルビタン モノステアレート           7.0g5、
ソルビタンモノステアレート      1.0g6、
プロピレングリコール        5.Og7、コ
ウジ酸               1.0g8、パ
ンテテイン−S−スルホン酸カルシウム 5.Og9、
防腐剤、香料            適量10、精製
水       加えて全量100 gとす葛。
1〜5の油層、6.9.1oの水層をそれぞれ75度に
加温する。冷却途上において7.8を加え30度に冷却
して製品とする。
実施例3美白パツク 1、ポリビニールアルコール       15.0 
g2、カルボキシメチルセルロース      5.0
g3、プロピレングリコール        3.Og
4、エタノール               4.0
 g5、パンテテイン−S−スルホン酸ナトリウム 5
.0g6.コージ酸               1
.0g7゜香料          0.5g8、防腐
剤、酸化防止剤         適量9、精製水  
            66.5 g9に3を加え溶
解する。それに一部の4で湿潤させた1と2を加え70
℃に加熱攪拌しながら溶解する。これに残りの4.5.
6.7.8を攪拌しつつ加えて冷却し、製品とする。
(発明の効果) 本発明によればコウジ酸にパンテティン−S−スルホン
酸(塩)を配合することによって、コウジ酸の欠点であ
った変異原性を抑制することができ、長期間使用しても
発癌性が抑制された安全な美白剤を得ることができる。
また、そのうえパンテティン−S−スルホン酸(塩)が
本来有している美白作用及びその他の皮膚に対する薬効
もコウジ酸によって阻害されることがないので、その薬
効も併せ利用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コウジ酸とパンテテイン−S−スルホン酸又はその塩を
    有効成分とする美白剤。
JP25071789A 1989-09-28 1989-09-28 美白剤 Pending JPH03112915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25071789A JPH03112915A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 美白剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP25071789A JPH03112915A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 美白剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03112915A true JPH03112915A (ja) 1991-05-14

Family

ID=17212005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25071789A Pending JPH03112915A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 美白剤

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JP (1) JPH03112915A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6710076B2 (en) 1994-10-24 2004-03-23 Physician's Choice Of Arizona, Inc. Hydroxy-kojic acid skin peel
JP2008100933A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd 皮膚外用剤
JP2013014633A (ja) * 2012-10-24 2013-01-24 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd 皮膚外用剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6710076B2 (en) 1994-10-24 2004-03-23 Physician's Choice Of Arizona, Inc. Hydroxy-kojic acid skin peel
JP2008100933A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd 皮膚外用剤
JP2013014633A (ja) * 2012-10-24 2013-01-24 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd 皮膚外用剤

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