JPH0311199Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0311199Y2
JPH0311199Y2 JP16869984U JP16869984U JPH0311199Y2 JP H0311199 Y2 JPH0311199 Y2 JP H0311199Y2 JP 16869984 U JP16869984 U JP 16869984U JP 16869984 U JP16869984 U JP 16869984U JP H0311199 Y2 JPH0311199 Y2 JP H0311199Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
shipping
output
flow rate
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16869984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6183598U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16869984U priority Critical patent/JPH0311199Y2/ja
Publication of JPS6183598U publication Critical patent/JPS6183598U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0311199Y2 publication Critical patent/JPH0311199Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はタンクローリー車等へ流体を定量出荷
する制御装置に関する。
<従来技術> 第3図の構成図及び第4図の動作説明図により
従来装置の問題点につき説明する。1は流体2を
タンクローリー車等の出荷対象3に供給する管
路、4はこの管路に挿入され、流体2の流出を開
閉制御する制御弁、5は流体2の流量を検出する
流量センサ、EFはその出力である。6は定量出
荷制御装置であり、バツチコントローラ手段6
1、積算手段62、減算手段63を有する。流量
信号EFは積算手段62で積算され、その出力PV
がバツチコントローラ手段61へ測定値として供
給される。減算手段63は、出荷目標値SPと制
御弁4のもれ予測値DLとの差SP′=(SP−DL)
をバツチコントローラ手段61に設定値として供
給する。
バツチコントローラ手段61はスタート信号
(図示せず)により出力MVを発信して制御弁4
を開き、積算手段62の出力PVが設定値SP′と
等しくなつた時制御弁を閉じる。この場合制御弁
4の開閉に際してはMV値により一定の勾配で全
閉より全開へ、又全開より全閉に開度が制御さ
れ、管路1内の圧力の急変を避けている。
第4図は1バツチの出荷の動作説明図であり、
Aは制御弁4の開度を制御するバツチコントロー
ラ手段の出力MVの波形図、Bは流量センサ5の
出力EFの波形図である。時刻t0で出荷がスター
トするとMVはステツプ状に一定値上昇した後一
定時間後に一定勾配で上昇しt1で全開に達する。
流量センサの出力EFはこのMV値にほぼ比例し
て上昇し一定流量に達する。EFの積算値PVが出
荷目標値SPの一定値手前に達した時点t2でMVは
一定勾配で下降制御され微小一定開度に達すると
その開度が保持される。EFの積算値PVが、 PV=SP′=SP−DL ……(1) となる時刻t3でMVはオフとなる。この時刻t3
後も制御弁4の動作遅れのため全閉となるまでに
もれがあり、時刻t4でEFはゼロとなる。この間
のEFの積算値がもれ量であり、これが予測値DL
と等しい場合は1バツチの出荷誤差はゼロとな
る。
しかしながらこのもれ量は流体2を供給するタ
ンクのレベル変化、ポンプに対する電力変動等種
種の外乱によつて流体2の圧力が変動することに
より変動するものであり、一定値の予測値DLを
設定した場合は、バツチ数が多くなると出荷誤差
がの累積増大する原因となる。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案の目的は、一定のもれ予測値の設定によ
る従来制御装置の問題点を解消し、常にもれ予測
値を最適値に補正する学習機能を持つた出荷制御
装置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本考案の構成上の特徴は、出荷対象に流体を供
給する管路と、上記流体の流量を検出する流量セ
ンサと、上記管路に挿入され上記流体の流出を開
閉制御する制御弁と、出荷目標値と上記制御弁の
もれ予測値との差を設定値とし上記流量センサか
ら得られる出荷流量の積算値を測定値として上記
制御弁の開度を制御するバツチコントローラ手段
とを有する定量出荷制御装置において、上記もれ
予測値を保持する保持手段と、1バツチの終了時
点で上記出荷目標値と上記積算値との差を比較す
る比較手段と、上記比較手段の出力の極性が正の
時は上記保持手段の出力を一定量増加させ上記比
較手段の出力の極性が負の時は上記保持手段の出
力を一定量減少させる変更手段とを具備せしめた
点にある。
<作 用> 1バツチの出荷が終了する毎に出荷目標値と出
荷流量積算値が比較され、その出力によりもれ予
測値は適正な方向に自動的に一定量づつ修正され
るため、バツチ数が多くなるに従つて学習効果に
より出荷精度が向上する。
<実施例> 第1図による構成図、第2図の動作説明図によ
り本考案の一実施例を説明する。第3図と同一構
成要素には同一符号を付して説明を省略する。7
はもれ予測値DLを保持する保持手段で、外部信
号によりDLの値を増加又は減少制御できる機能
を有し、一般的にはリバーシブルカウンタ手段で
実現されるが、アナログホールド回路で実現して
もよい。8は比較手段で、出荷目標値SPと流量
積算値PVを比較し、比較出力ECを発信する。9
は1バツチの終了毎に制御装置6より与えられる
バツチエンド信号EBを受けて一定時間経過後ス
イツチ10を瞬時的に閉じる信号ETを発信する
オンデイレイタイマ手段である。スイツチ10は
信号ETにより閉に制御されているタイミングで
比較手段8の出力ECを保持手段7に供給し、EC
の極性に応じてDLを一定量増加方向又は減少方
向に制御させる。
今もれ予測値DLの値が実際のもれ量より小さ
い場合は、1バツチ終了時の流量積算値PVの値
は出荷目標値SPよりも大となるのでECは正とな
り、スイツチ10の閉期間ETを一定量増加させ
るように保持手段7を制御する。逆に予測値DL
の値が実際のもれ量よりも大の場合は、1バツチ
終了時の流量積算値PVの値は出荷目標値SPより
も小となるのでECは負となり、スイツチ10の
閉期間ETを一定量減少させるように保持手段7
を制御する。DLの値が一方に大幅にシフトして
いるときは、複数回の修正により適正値に変更さ
れる。DLが適正値に修正された後は、1バツチ
毎にECの極性は反転するので、DLは増加、減少
のサイクルを繰返すことになるが、比較手段8に
不感帯を設定し、PVとSPの差がこの不感帯幅の
中にあるときは出力ECの値をゼロとし、DLを一
定に保持しておくことも可能である。
第2図は本考案装置の一バツチにおける信号処
理の手順を示すフローチヤートであり、バツチエ
ンド後タイマによる待時間の後ECの極性により
PVとSPの大きさを判断しDLを一定量(1ユニ
ツト)増加又は減少させる操作を実行して次のバ
ツチに移行する。
<効 果> 以上説明したように、本考案によれば各種の外
乱に基づくもれ量の予測値を学習効果によつて常
に最適値に修正することができる。ローリー出荷
の場合1日のバツチ量は1000〜2000回に達するこ
とがあり、もれ予測値の不適正な設定による計量
誤差の累積は無視出来ないものになるが、本考案
によれば累積誤差をほとんど問題にしなくてよい
出荷制御装置を容易に実現することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその動作説明図、第3図は従来装置の一例を
示す構成図、第4図はその動作説明図である。 1……出荷管路、2……流体、4……制御弁、
5……流量センサ、6……出荷制御装置、61…
…バツチコントローラ手段、7……保持手段、8
……比較手段、9……タイマ、10……スイツ
チ、DL……もれ予測値、SP……出荷希望値、
PV……流量積算値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出荷対象に流体を供給する管路と、上記流体の
    流量を検出する流量センサと、上記管路に挿入さ
    れ上記流体の流出を開閉制御する制御弁と、出荷
    目標値と上記制御弁のもれ予測値との差を設定値
    とし上記流量センサから得られる出荷流量の積算
    値を測定値として上記制御弁の開度を制御するバ
    ツチコントローラ手段とを有する定量出荷制御装
    置において、上記もれ予測値を保持する保持手段
    と、1バツチの終了時点で上記出荷目標値と上記
    積算値との差を比較する比較手段と、上記比較手
    段の出力の極性が正の時は上記保持手段の出力を
    一定量増加させ上記比較手段の出力の極性が負の
    時は上記保持手段の出力を一定量減少させる変更
    手段とを具備した定量出荷装置。
JP16869984U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0311199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16869984U JPH0311199Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16869984U JPH0311199Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183598U JPS6183598U (ja) 1986-06-02
JPH0311199Y2 true JPH0311199Y2 (ja) 1991-03-19

Family

ID=30726460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16869984U Expired JPH0311199Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0311199Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4542721B2 (ja) * 2001-04-25 2010-09-15 トキコテクノ株式会社 給油装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6183598U (ja) 1986-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1321836B1 (en) Controller, temperature controller and heat processor using same
US4953056A (en) Current detection apparatus for use in electromagnetic actuator drive circuit
WO2003058187A1 (fr) Capteur de pression, regulateur de pression et correcteur de derive de temperature d'un regulateur de debit du type commande par la pression
JPH05205751A (ja) 強制電解液フロー電池の自動電圧制御装置および方法
US8754720B2 (en) Two-stage pulse signal controller
JPH1113518A (ja) スロットルバルブ制御装置
JPH0311199Y2 (ja)
JPS6215435B2 (ja)
JPS6428443A (en) Control device for air conditioner
JPS6045779B2 (ja) 冷媒流量制御装置
JPS61126400A (ja) 燃焼制御装置用フアン・モ−タ制御方法
JPS6037015B2 (ja) 移送量制御装置
JP2004046631A (ja) 水道用バルブ制御装置
JP2550954Y2 (ja) プロセス制御装置
JPS5831201Y2 (ja) 制御装置
JPS635771Y2 (ja)
JPH0354368Y2 (ja)
SU610060A1 (ru) Способ стабилизации систем автоматического регулировани
JPS60105019A (ja) 液体吐出装置の吐出量制御方法
SU495548A1 (ru) Устройство дл управлени подачей материала в весовой дозатор в доводочном режиме
SU1242718A1 (ru) Способ непрерывного весового дозировани
JPH0470904A (ja) 負荷制御装置
SU1636670A1 (ru) Способ автоматического управлени процессом распылительной сушки
JPH0635995Y2 (ja) バッチ制御装置の積算偏差警報装置
JPH0472490B2 (ja)