JPH03111800A - 電子線照射装置 - Google Patents

電子線照射装置

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JPH03111800A
JPH03111800A JP25133189A JP25133189A JPH03111800A JP H03111800 A JPH03111800 A JP H03111800A JP 25133189 A JP25133189 A JP 25133189A JP 25133189 A JP25133189 A JP 25133189A JP H03111800 A JPH03111800 A JP H03111800A
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage
electron beam
contactor
resistor
accelerating
Prior art date
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Pending
Application number
JP25133189A
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English (en)
Inventor
Takuya Miyamae
卓也 宮前
Koichi Sugawara
浩一 菅原
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直流高電圧発生源により加速した電子ビーム
を被処理物に照射して、架橋・硬化等の処理を行う電子
線照射装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の電子線照射装置の加速用電源の回路図で
ある。従来の電子線照射装置では、電子線発生部10の
電子線を加速するための加速電圧Vは、第3図に示すよ
うに交流電源Eから可変゛変圧器VTを介して直流高電
圧発生源HVPSに送りこまれる電圧によって調節する
。また、取り出されるビームの電流値は、ここには図示
しない別の電子取り出し電源(グリッド川霧a>にょっ
て調節する。
ところで、電子ビームを被処理物に照射している際に、
−時的に電子線の照射を停止したい場合、上記の電子取
り出し電源をOFFにしても、実際には、直流高電圧発
生源VHPSの加速電圧Vによって発生してしまう漏れ
電流を完全にゼロにすることはできない。このため、従
来の電子線照射装置では、電子線の照射を停止するとき
には可変変圧器VTの出力をゼロにするが、あるいはコ
ンタクタMCIを開路してやる必要があった。
ここで、SはコンタクタMC,を開路するための加速電
圧検知装置である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、−船釣に可変変圧器VTには、スライダ
ック等が使用されているため・、この値を変更してしま
うと、電子ビームを停止した後、再び電子ビームを出す
際に、電子線停止前の元通りの値を即座に再現すること
が困難である。したがって、可変変圧器VTの値は変化
させないほうが望ましい。
また、他に選びうる手段として可変変圧器VTは固定し
たままで、コンタクタMC,を開閉する方法がある。こ
の方法であれば、電子線の加速電圧Vの再現性の点では
優れている。しかしながら、この方法においては、コン
タクタMC,を再投入するときに、直流高電圧発生源H
V P Sの出力電圧が急激に上昇するために、直流高
電圧発生pJtivps内および電子線発生部10の加
速管内で、異常放電を誘発する恐れがあるという問題が
あった。
本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、電
子線の照射を一時的に停止した場合でも、異常放電を誘
発することなく、加速電圧を速やかに再供給し、停止前
の電子線強度で再び照射を開始することができる電子線
照射装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明は、交流電源からの
電力の供給を断接する第1断接手段と、前記交流電源の
電圧を調整する可変手段と、該可変手段からの交流を整
流して電子線を加速するための直流高電圧を発生する直
流高電圧発生源と、前記直流高電圧が予め定めた一定値
以下になると前記第1断接手段を開状態とする検知手段
とを有する電子線照射装置において、 前記可変手段の入力側に、前記検知手段からの信号を受
けると開状態になる第2断接手段と抵抗器との並列回路
とを少なくとも一組設けたことを特徴とするものである
〔作用〕
本発明は前記の構成により、電子線の照射を一時的に停
止したい場合には、第2断接手段を開状態にする。これ
により、抵抗器を介して交流電力が直流高圧発生源に供
給され、このため加速電圧が降下し、検知手段が作動し
て第1断接手段を開状態にし、交流電力の供給を断つ。
この結果、加速電圧は完全にゼロになり、−切の漏れ電
流の発生を防ぐことができる。
一方、−旦供給を停止した加速電圧を回復する場合には
、先ず第1断続手段を閉状態とし、直流高電圧発生源に
は抵抗器を介して交流電力を供給する。次に、その俊速
やかに第2断接手段を閉路とすることにより、抵抗器を
短絡して直接交流電力を供給する。このようにして交流
電圧を直流高電圧発生源に供給することにより、加速電
圧を段階的に昇圧する。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。第2図は本発明の一実施例である電子線照射装
置の概略回路図である。電子線照射装置は電子ビームを
発生する電子線発生部10を有し、加熱用電源E1とグ
リッド用電源E2と加速用電源E3とにより電子ビーム
を発生・制御する。
電子線発生部10は、電子線を放出するフィラメント1
1と、放出された電子線をコントロールするグリッド1
2と、電子線発生部10内の真空雲囲気と照射雰囲気と
を仕切ると共に、電子線を取り出すための窓13とを含
むものである。
加熱用型RE +はフィラメント11を加熱するための
電源であり、グリッド用電源E2はフィラメント11か
らの熱電子の放出を制御する電源である。加速用電源E
3はグリッド12から取り出された電子を加速するため
の電源である。
加熱用電源E1と加速用型aIXE、とは予め適当な値
に設定され、グリッド用電源E2によりグリッド12の
電位を可変して、被処理物に適した所定のビーム電流に
制御して、電子線照射をおこなう。
第1図は本実施例である電子線照射装置の加速用電源の
回路図である。加速用電源E、は、電気的信号によって
開閉可能なコンタクタMC,と、スライダック等を用い
た可変変圧器VTと、直流高電圧発生源HVPSとを含
むものである。また、可変変圧器VTとコンタクタMC
,の・あいだには計算によって求められたある値を有す
る抵抗器Rが挿入され、その抵抗器Rと並列に通常は閉
まっているコンタクタMC2が設けられている。被処理
物に電子線を照射しているときには、このコンタクタM
C,は閉路しているため、電子線照射時においては、こ
の回路は従来の電子線照射装置のものと何ら変わりなく
動作する。
今、被処理物に電子線を所定の強度で照射している場合
において、電子線の照射を一時的に停止したいときには
、このコンタクタMC,を開路する。すると、電[Eに
対して、負荷として可変変圧器VTの他に抵抗器Rが加
わるため、可変変圧器VTに加わる電圧は、可変変圧器
VTと抵抗器Rとのインピーダンスの割合に応じて分圧
される。
その結果、可変変圧器VTの出力電圧も降下し、ひいて
は、直流高電圧発生源Hvpsの出力である加速電圧V
が降下する。従来の装置もそうであるが、一般に電子線
照射装置には、加速管の窓13 fI′J部分を保護す
るために、加速電圧Vがなんらかの原因により、ある一
定の電圧以下に降下すると、加速電圧Vをゼロにするた
めにブレーカCBもしくは、コンタクタMC,を開路す
る機構である加速電圧検知装置Sが設けられている。こ
のため、コンタクタMC2が開路するとまもなく、コン
タクタMCI もしくはブレーカCBが開路することに
なる5その結果、直流高電圧発生源HV PSの出力で
ある電子線の加速電圧■は完全にゼロになり、漏れ電流
等も一切発生しない。
次に、−旦停止した加速電圧Vを再供給するときには、
まずコンタクタM C+を閉じ、その俊速やかにコンタ
クタM Ctを閉じる。これにより、まず可変変圧器V
Tには交流電力が抵抗器Rを介して供給され、次に、コ
ンタクタMC1を介して直接供給される。これにより可
変変圧器VTの出力電圧は段階的に上昇する。この出力
電圧が直流高電圧発生源Hvpsに供給されるので、直
流高電圧発生源HVPSの出力電圧である加速電圧■も
段階的に上昇する。したがって、本実施例によれば、直
流高電圧発生源HVPSや電子線発生部10内で異常放
電を誘発することなく、加速電圧Vを再供給することが
できる。
また、本実施例では、電子線の照射を一時的に停止する
前には、可変変圧器VTの値に何ら変更を加えていない
ので、再照射時には停止時の加速電圧を速やかに供給し
、所定の強度で電子線を照射することができる。更に、
本実施例では、加速電圧Vの異常降下を検知するのに、
既存の検知装置を併用しているので、構造が簡易で、か
つ廉価な装置となる。
抵抗器Rの抵抗値は、コンタクタMC2を開路して抵抗
器Rが回路に挿入されたときに、直流高電圧発生源HV
PSの出力が加速電圧検知装置Sの作動する電圧にまで
下がるような値を計算して求める。抵抗器Rの容量は連
続定格値で採用する必要はなく、コンタクタMC2が開
路してからコンタクタM C+が開路するまでの時間、
またはコンタクタMC,が閉路してからコンタクタMC
が閉路するまでの時間だけもちこたえればよ(、連続定
格値の115から1/20で十分である。
また、この抵抗器RとコンタクタMC,の組み合わせは
1組に限られるものではなく、必要に応じて複数組用い
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電子線の照射を一
時的に停止した場合でも、再照射時には加速電圧を段階
的に上昇することにより、異常放電を誘発することなく
、加速電圧を速やかに再供給し、停止時の電子線強度で
容易に再照射することができる電子線照射装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例である電子線照射装置の加速用電源の
回路図、第2図は本発明の一実施例である電子線照射装
置の概略回路図、第3図は従来の電子線照射装置の加速
用電源の回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交流電源からの電力の供給を断接する第1断接手段と、
    前記交流電源の電圧を調整する可変手段と、該可変手段
    からの交流を整流して電子線を加速するための直流高電
    圧を発生する直流高電圧発生源と、前記直流高電圧が予
    め定めた一定値以下になると前記第1断接手段を開状態
    とする検知手段とを有する電子線照射装置において、 前記可変手段の入力側に、前記検知手段からの信号を受
    けると開状態になる第2断接手段と抵抗器との並列回路
    とを少なくとも一組設けたことを特徴とする電子線照射
    装置。
JP25133189A 1989-09-26 1989-09-26 電子線照射装置 Pending JPH03111800A (ja)

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JP25133189A JPH03111800A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 電子線照射装置

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JPH03111800A true JPH03111800A (ja) 1991-05-13

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