JPH0311083Y2 - - Google Patents

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JPH0311083Y2
JPH0311083Y2 JP19719284U JP19719284U JPH0311083Y2 JP H0311083 Y2 JPH0311083 Y2 JP H0311083Y2 JP 19719284 U JP19719284 U JP 19719284U JP 19719284 U JP19719284 U JP 19719284U JP H0311083 Y2 JPH0311083 Y2 JP H0311083Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両用ワイパの間欠休止時間を可変
にできるワイパ間欠作動装置に関する。
「従来の技術」 従来の間欠休止時間を可変にできる間欠ワイパ
装置においては、運転者がスイツチ等の操作によ
り希望する間欠休止時間をマイクロコンピユータ
内に記憶させていた(実開昭58−171756号)。こ
の装置では、車両の停止時などマイクロコンピユ
ータへの電源が切れると記憶内容が消失してしま
うので、再始動時には運転者が再び間欠休止時間
を設定し直さなければならないという欠点があつ
た。上記欠点が解消される装置として、複数の間
欠休止時間を間欠時間選択スイツチにより選択す
る装置が提案されている(実開昭58−171758号)。
この装置は、可変抵抗群と発振器との組合せによ
り複数の発振周波数が選択できるようにし、選択
された周波数の発振信号を周波数−電圧変換器に
より対応した電圧に変換し、その電圧をコンパレ
ータにより基準電圧と比較して間欠休止時間を決
定し、マイクロコンピユータで制御している。上
記装置では、選択できる間欠休止時間の数だけの
コンパレータが必要であり、また、周波数−電圧
変換器が必要であるなど装置が複雑になるという
問題点があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上記の問題点を解消するためなされ
たものであり、運転者が任意に間欠休止時間を設
定でき、一度間欠休止時間を設定すれば電源が切
れてもその設定値が保持され、かつ構造の簡単な
ワイパ間欠作動装置を提供することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 このため本考案によれば、車室内に設けられた
可変抵抗器により発振周波数が可変せられる発振
手段のパルス信号と、ワイパの作動モードを選択
するワイパ操作スイツチの間欠作動モード信号
と、ワイパモータの停止位置を検出する停止位置
検出器の停止位置信号とを、マイクロコンピユー
タを用いた制御手段に導入可能とし、前記制御手
段は、停止位置信号が導入された初期状態におい
てワイパ操作スイツチの間欠作動モード信号が導
入されたときから回転指令信号を発生し、次に停
止位置検出器の停止位置信号が導入されたとき停
止指令信号を発生する間欠作動演算手段と、停止
指令信号の発生時から前記発振手段のパルス信号
数を数えその信号数が所定数になるまで停止指令
信号を発生する間欠休止演算手段とを備えるとと
もに、前記制御手段の回転指令信号と停止指令信
号に応じてワイパモータを回転及び停止させるワ
イパ駆動回路を備えることを特徴とするワイパ間
欠作動装置が提供される。
「作用」 上記構成によれば、停止位置検出器からの停止
位置信号が制御手段の間欠演算手段に導入されて
いる初期状態において、ワイパ操作スイツチから
の間欠作動モード信号が発生したときからワイパ
モータが回転を開始し、次に停止位置検出器の停
止位置信号が制御手段に導入されると回転を停止
する。そして、ワイパモータは発振手段のパルス
信号数を制御手段の間欠休止演算手段で数えるこ
とにより、その信号数が所定数になるまで停止す
ることにより、間欠作動を行う。
「実施例」 本考案の実施例について図面に従つて具体的に
説明する。第1図は実施例のブロツク図である。
可変抵抗器1は車室内に設けられ、運転者がワ
イパの間欠休止時間を設定するためのものであ
り、発振回路2に接続されている。可変抵抗器1
と発振回路2とで発振手段を構成している。発振
回路2は可変抵抗器1の抵抗値によりその発振周
波数が可変せられ、そのパルス信号をマイクロコ
ンピユータ(MPU)3に入力している。可変抵
抗器1と共に車室内に設けられるワイパ操作スイ
ツチ4は、停止位置モード(OFF)、間欠作動モ
ード(INT)、低速作動モード(LOW)、高速作
動モード(HIGH)の4つの作動モードが2ビツ
トの信号で選択指示できるようになつており、選
択された作動モードを表わす信号をマイクロコン
ピユータ3に入力している。ワイパを駆動するワ
イパモータ5は周知の減速機付モータであり、そ
の出力軸が停止位置にきたことを検出する停止位
置検出器6を内蔵している。停止位置検出器6
は、ワイパモータ5の出力軸により駆動されるカ
ムスイツチであり、その1ビツトの接点信号をマ
イクロコンピユータ3に入力している。
ワイパモータ5はワイパ駆動回路7に接続され
駆動される。ワイパ駆動回路7は、車両用電源
VBをなす電他8からキースイツチ9を経由して
電流を供給され、マイクロコンピユータ3の出力
信号により制御される。
マイクロコンピユータ3は、発振回路2からの
パルス信号と停止位置検出器6からの停止位置信
号によりワイパの間欠休止時間を演算し、その演
算結果に基いてワイパ駆動回路7を制御する。
また、マイクロコンピユータ3には、論理回路
用電圧(VDD)を供給する電源回路11、電源
投入時にマイクロコンピユータ3の内部状態をリ
セツトするリセツト回路12、及び基本クロツク
信号を供給するクロツク発生回路13が接続され
ている。
第2図は本実施例の回路図である。
可変抵抗器1が接続されている発振回路2は、
2つのトランジスタ21,22と、コンデンサ2
3と、抵抗24〜28とからなる周知の非安定マ
ルチバイブレータ回路である。トランジスタ22
のコレクタ抵抗24は直接に接地されず、可変抵
抗器1を経由して接地されている。この非安定マ
ルチバイブレータ回路の発振周波数は、コンデン
サ23の充放電時間により、即ち抵抗24及び可
変抵抗器1による充電時間と、抵抗25による放
電時間ににより決定される。従つて発振周期は可
変抵抗器1の抵抗値により直線的に変化する。こ
の発振周波数が約10Hzから60Hzの範囲で変化する
ように、また、出力パルス信号のデユーテイ比が
大略50対50となるように発振回路2の各素子21
〜28の定数が選択されている。トランジスタ2
1のコレクタがマイクロコンピユータ3の入力ポ
ートP6に接続されており、発振回路2の出力パ
ルス信号が入力される。
ワイパ操作スイツチ4は、停止位置モード
OFF、間欠作動モードINT、低速作動モード
LOW、及び高速作動モードHIGHなどを選択す
ると、その端子4A,4Bが図示の如く接地間で
開閉される選択スイツチである。端子4Cは常の
接地されている。端子4A及び4Bはそれぞれ抵
抗41及び42を介してマイクロコンピユータ3
の入力ポートP4及びP5に接続されている。抵
抗43及び44はプルアツプ抵抗である。ワイパ
操作スイツチ4による作動モードの選択は、端子
4A及び4Bの2ビツトの電圧信号としてマイク
ロコンピユータ3に入力される。端子4A,4B
が、(H,H)の時は停止位置モードを、(H,
L)の時は間欠作動モードを、(L,L)の時は
低速作動モードを、(L,H)の時は高速作動モ
ードを指示している。
停止位置検出器6は、停止位置で閉じ、その他
の作動位置で開くノーマルオープンのカムスイツ
チである。その接点の一端は接地され、他端は、
抵抗61とコンデンサ62とからなるチヤタリン
グ吸収回路を経由して、マイクロコンピユータ3
の入力ポートP3に接続されている。抵抗63は
プルアツプ抵抗であり、ダイオード64,65は
ワイパモータ5からの誘導等によるノイズ電圧を
逃がすためのクランピングダイオードである。停
止位置検出器6は、停止位置でL信号を発生し、
その他の作動位置ではH信号を発生する。
ワイパ駆動回路7は、ワイパモータ駆働用の2
個のリレーコイル71,72を備えている。リレ
ーコイル71,72は一端を車両用電源VBに接
続され、他端をトランジスタ73,74のコレク
タにそれぞれ接続されている。トランジスタ7
3,74のエミツタは接地され、それぞれのベー
スは抵抗75,76を経由してマイクロコンピユ
ータ3の出力ポートP1及びP2に接続されてい
る。リレーコイル71,72に並列にそれぞれ接
続されたダイオード77,78はサージ吸収用の
ダイオードである。
リレーコイル71及び72のそれぞれの切換接
点81及び82がワイパモータ5に接続されてい
る。ワイパモータ5は、低速ブラシ51、高速ブ
ラシ52、それに共通ブラシ53の3つのブラシ
を有するモータである。リレーコイル71の切換
接点81のノーマルクローズ端子NCはワイパモ
ータ5の共通ブラシ53に接続され、共に車両用
電源VBをなす電池8にキースイツチ9を介して
接続されている。切換接点81のノーマルオープ
ン端子NOは接地され、コモン端子COMはリレ
ーコイル72の切換接点82のコモン端子COM
に接続されている。切換接点82のノーマルクロ
ーズ端子NCはワイパモータ5の低速ブラシ51
に、ノーマルオープン端子NOは高速ブラシ52
に接続されている。ダイオード83,84,85
はワイパモータ5のオン、オフ時に発生するサー
ジ電圧を逃がすためのダイオードである。
したがつて、ワイパ駆動回路7の作動は、マイ
クロコンピユータ3の出力ポートP1,P2を共
にロウレベル(L,L)の停止指令信号にする
と、両トランジスタ73,74がOFFであるた
めリレーコイル71,72は共に励磁されず、第
2図に示す如く共通ブラシ53と低速ブラシ51
とが切換接点81,82により短絡され、ワイパ
モータ5は停止する。ワイパモータ5が回転中に
このような状態にされると逆起電圧による電機子
電流が流れ発電制動がかかる。出力ポートP1を
ハイレベル(H)とし、出力ポートP2をロウレ
ベル(L)の低速回転指令信号とすると、トラン
ジスタ73がONするためリレーコイル71だけ
が励磁され切換接点81だけがノーマルオープン
端子NO側に閉じ、低速ブラシ51が接地される
から、ワイパモータ5が低速回転する。また、出
力ポートP1,P2を共にハイレベル(H)の高
速回転指令信号とすると、両トランジスタ73,
74がONになるためリレーコイル71,72が
励磁され両切換接点81,82がノーマルオープ
ン端子NO側に閉じ、高速ブラシ52が接地され
るから、ワイパモータ5が高速回転をする。
電源回路11は、抵抗91、ツエナーダイオー
ド92、コンデンサ93,94からなり、車両用
電圧VB(12V)を論理回路用電圧VDD(5V)に
変換し、マイクロコンピユータ3に供給すると共
に、発振回路2,リセツト回路12、各プルアツ
プ抵抗43,44,63に電圧VDDを供給して
いる。
リセツト回路12は、ダイオード95とコンデ
ンサ96からなり、キースイツチ9が投入された
時にコンデンサ96の電荷がダイオード95を介
して接地電位に放電されることによりロウレベル
(L)のリセツト信号をマイクロコンピユータ3
に与える。
クロツク発出回路13は、クリスタル発振子9
7と発振安定用のコンデンサ98,99からな
り、マイクロコンピユータ3に基本クロツク信号
を与える。
実施例の作動について説明する。
第3図及び第4図はマイクロコンピユータ3内
での処理を示すフローチヤートである。
電源が投入されると、まずステツプ201に
て、各フラグ類のリセツトなどの初期設定が行な
われる。
次に、ステツプ204,205,206にて、
ワイパ操作スイツチ4で停止位置モードOFF、
間欠作動モードINT、低速作動モードLOW、及
び高速作動モードHIGHのいずれが選択されてい
るかを入力ポートP4,P5により調べる。ワイ
パ操作スイツチ4の選択モードが停止位置モード
OFFであれば、ステツプ204から定位置停止
処理ルーチン207に進み、選択モードが間欠作
動モードINTであればステツプ205から間欠
作動処理ルーチン208に進み、選択モードが低
速作動モードLOWであればステツプ206から
低速作動処理ルーチン209に進み、選択モード
が上記3つのいずれでもなければ高速作動モード
HIGHのはずであるから高速作動処理ルーチン2
10に進む。上記の各処理ルーチン207〜21
0にて出力ポートP1,P2の状態を決定するリ
レーデータが演算され、ステツプ211に進む。
ステツプ211では、上記リレーデータが出力
ポートP1,P2に出力され、そのデータに従つ
てリレーコイル71,72が励磁され切換接点8
1,82が切換開閉される。例えば、操作スイツ
チ4が低速作動モードLOW、高速作動モード
HIGH、または停止位置モードOFFであれば、
出力ポートP1,P2に(H,L)、(H,H)、
(L,L)の低速回指令信号、高速回転指令信号、
停止指令信号がそれぞれ出力され、ワイパモータ
5が低速回転、高速回転、あるいは停止をする。
ステツプ211が終了すると再びステツプ20
4に戻り上述の処理を繰返す。
間欠作動処理ルーチン208の詳細について第
4図を参照し説明する。
ワイパ操作スイツチ4が間欠作動モードINT
に切換えられると、メインルーチンのステツプ2
05から間欠作動処理ルーチン208のステツプ
301に進む。
ステツプ301では、初期設定用のフラグFO
がセツトされているか否かを調べる。最初はフラ
グFOはリセツトされているのでステツプ302
に進む。ステツプ302では、間欠休止時間をカ
ウントするインタミツトカウンタCに一定値Nを
セツトす。次いで、ステツプ303にて、リレー
データDに低速回転(LOW)用データ、即ち
(1,0)をセツトする。そして、ステツプ30
4にて初期設定用のフラグFOをセツトし、ステ
ツプ305にて、ワイパモータ5を作動中である
ことを示すフラグF1をセツトして最初の間欠作
動処理ルーチンを終え、メインルーチンのステツ
プ211に進む。ステツプ211では、リレーデ
ータDが出力ポートP1,P2に出力される。今
回はリレーデータDの値が(1,0)にセツトさ
れているから、出力ポートP1,P2は低速回転
指令信号(H,L)となり、ワイパモータ5が低
速回転を開始する。
次に、ステツプ211からステツプ204,2
05と進み、再び間欠作動処理ルーチン208の
ステツプ301に戻る。今回は、既に前回のステ
ツプ304にて初期設定用のフラグFOがセツト
されているから、ステツプ301からステツプ3
06に進む。ステツプ306では、ワイパモータ
の作動中であることを示すフラグF1がセツトさ
れているか否かが調べられる。フラグF1は前回
の間欠作動処理ルーチンでのステツプ305でセ
ツトされているので、ステツプ307に進む。ス
テツプ307にて、ワイパモータ5の出力軸が停
止位置に来たか否かが、停止位置検出器6からの
停止位置信号により、即ち入力ポートP3がロウ
レベル(L)であるか否かにより調べられる。停
止位置に来ていなければ何も実行せず間欠作動処
理ルーチンを終え、ステツプ211にむ。以下間
欠作動処理ルーチンはステツプ301,306,
307を繰返し、ワイパモータ5が低速回転して
停止位置に来るのを待つ。ワイパモータ5の出力
軸が停止位置に到着して停止位置検出器6が閉じ
られると、ステツプ307からステツプ308に
進む。ステツプ308では、リレーデータDに停
止(OFF)用データ、即ち(0,0)をセツト
する。次いで、ステツプ309にて、モータ作動
中であることを示すフラグF1をリセツトして間
欠作動処理ルーチンを終え、ステツプ211に進
む。ステツプ211において、今回は既にステツ
プ308にてリレーデータDの値が(0,0)に
セツトされているから出力ポートP1,P2は停
止指令信号(L,L)とされ、ワイパモータ5の
共通ブラシ53と低速ブラシ51とが短絡され
る。このため、発電制動がかかりワイパモータ5
は即座に停止する。
次回の間欠処理ルーチンでは、前回のステツプ
309にてフラグF1がリセツトされているか
ら、ステツプ306からステツプ310に進む。
ステツプ310では、発振回路2からの信号即ち
入力ポートP6の信号がロウレベル(L)からハ
イレベル(H)への立上り時点であるか否かが調
べられる。立上り時点でなければ何も実行せず処
理を終え、立上り時点であればステツプ311に
進む。ステツプ311にて、間欠休止時間をカウ
ントするインタミツトカウンタCの値から1を減
ずる(C←C−1)。そして、ステツプ312に
おいて、インタミツトカウンタCの値が否かが調
べられる。零でなければ何も実行せず処理を終了
し、零であればステツプ313に進む。ステツプ
313では、初期設定用のフラグFOをリセツト
して処理を終了する。つまり、ステツプ310,
311,312においては、発振回路2からの信
号数を数えながら、その信号数が所定数(C=
N)になるのを待つているのである。信号数が所
定数に到達すれば間欠休止時間が経過したのであ
るから、ワイパモータ5を回転させるべく、初期
設定用のフラグFOをリセツトし次に進む。
次回の間欠処理ルーチンでは、前回のステツプ
313にてフラグFOがリセツトされているので、
ワイパ操作スイツチ4が間欠作動モードINTに
切換えられた最初の状態と同じになり、ステツプ
301からステツプ302以下ステツプ303,
304,305と進み、リレーデータDに低速回
転(LOW)用のデータがセツトされ、ステツプ
211でワイパモータ5は低速回転し、間欠作動
を再び開始する。
以後は、以上述べた処理を繰返し、ワイパの間
欠作動モードが制御される。
このように本実施例においては、間欠休止時間
は発振回路2から所定数の発振信号が発生する時
間として決定される。このため、間欠休止時間と
発振回路2の発振周期とは比例関係となる。ま
た、その発振周期は可変抵抗器1の抵抗値と比例
関係があるため、可変抵抗器1の抵抗値と間欠休
止時間とは比例関係を持つ。したがつて、特別に
回路内で補正をしてやらなくても、運転者のつま
み操作(抵抗値の変化)どうり、間欠休止時間を
連続的に変化させることができるという利点があ
る。
また、本実施例では、発振手段の出力信号のデ
ユーテイ比が大略50対50であるため、出力信号の
欠損等による誤動作が少なく、ノイズにも強いと
いう利点がある。
「考案の効果」 以上説明したように本考案のワイパ間欠作動装
置は、車室内に設けられた可変抵抗器により発振
周波数が可変せられる発振手段のパルス信号と、
ワイパの作動モードを選択するワイパ操作スイツ
チの間欠作動モード信号と、ワイパモータの停止
位置を検出する停止位置検出器の停止位置信号と
を、マイクロコンピユータを用いた制御手段に導
入可能とし、前記制御手段は、停止位置信号が導
入された初期状態においてワイパ操作スイツチの
間欠作動モード信号が導入されたときから回転指
令信号を発生し、次に停止位置検出器の停止位置
信号が導入されたとき停止指令信号を発生する間
欠作動演算手段と、停止指令信号の発生時から前
記発振手段のパルス信号数を数えその信号数が所
定数になるまで停止指令信号を発生する間欠休止
演算手段とを備えるとともに、前記制御手段の回
転指令信号と停止指令信号に応じてワイパモータ
を回転及び停止させるワイパ駆動回路を備えるも
のであり、発振手段における可変抵抗器の抵抗値
により発振周波数ひいては間欠休止時間を決定し
ているから、運転者が任意に間欠休止時間を設定
でき、一度間欠休止時間を設定すればマイクロコ
ンピユータへの電源が切れても、その設定値が消
えることがないという効果がある。また、直接発
振手段からの出力をマイクロコンピユータに入力
しているから、周波数電圧変換器、コンパレータ
等の複雑な回路が必要なく構造が簡単であり、量
産に適しており、信頼性が高いという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はブロ
ツク図、第2図は回路図、第3図及び第4図はマ
イクロコンピユータでの処理を説明するフローチ
ヤートである。 1……可変抵抗器、2……発振回路、3……マ
イクロコンピユータ、4……ワイパ操作スイツ
チ、5……ワイパモータ、6……停止位置検出
器、7……ワイパ駆動回路、8……電池、9……
キースイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車室内に設けられた可変抵抗器により発振周
    波数が可変せられる発振手段のパルス信号と、
    ワイパの作動モードを選択するワイパ操作スイ
    ツチの間欠作動モード信号と、ワイパモータの
    停止位置を検出する停止位置検出器の停止位置
    信号とを、マイクロコンピユータを用いた制御
    手段に導入可能とし、 前記制御手段は、停止位置信号が導入された
    初期状態においてワイパ操作スイツチの間欠作
    動モード信号が導入されたときから回転指令信
    号を発生し、次に停止位置検出器の停止位置信
    号が導入されたとき停止指令信号を発生する間
    欠作動演算手段と、停止指令信号の発生時から
    前記発振手段のパルス信号数を数えその信号数
    が所定数になるまで停止指令信号を発生する間
    欠休止演算手段とを備えるとともに、 前記制御手段の回転指令信号と停止指令信号
    に応じてワイパモータを回転及び停止させるワ
    イパ駆動回路を備えることを特徴とするワイパ
    間欠作動装置。 2 前記周波数可変の発振手段が、出力信号のデ
    ユーテイ比が大略50対50とすることが可能であ
    る発振回路で構成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のワイパ間
    欠作動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8454055B2 (en) 2007-08-30 2013-06-04 Hui Ting Cheng Travel guide booklet with removable cards

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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