JP2002345298A - 車両用発電機の制御装置 - Google Patents

車両用発電機の制御装置

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JP2002345298A JP2001148355A JP2001148355A JP2002345298A JP 2002345298 A JP2002345298 A JP 2002345298A JP 2001148355 A JP2001148355 A JP 2001148355A JP 2001148355 A JP2001148355 A JP 2001148355A JP 2002345298 A JP2002345298 A JP 2002345298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己完結で車両の発進状態を確実に検知して
発電量を制御することが可能な車両用発電機の制御装置
を得る。 【解決手段】 車両用発電機1の電機子巻線2から得た
交流電圧をFV変換回路18により回転速度に比例した
電圧に変換し、この電圧を基に内燃機関の回転速度を判
定して所定値以下の回転速度が所定時間継続したときの
みをアイドリング状態と判定し、このアイドリング状態
から最初に回転速度が所定値を超えたときのみを車両の
発進状態と判定し、発進状態が検知されたときには車両
用発電機1の発電量を低下させて駆動トルクを抑制し、
所定の時間経過後に、または、回転速度の低下が検知さ
れたときに発電量制御を停止させるように構成した駆動
トルク抑制判定手段19を電圧制御装置4に設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
た内燃機関の加速から車両の発進状態が検知されたと
き、車両用発電機の駆動トルクを一時的に抑制して車両
の発進特性と燃費とを向上させる車両用発電機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を搭載した車両においては車両
用発電機の発電量を内燃機関の運転状況により制御する
技術、例えば、車両の発進時など加速時において、内燃
機関の加速を検出して車両用発電機の発電量を一時的に
抑制し、内燃機関のトルクを車両の加速用に重点配分し
て加速性を向上させると共に燃料消費量を抑制するよう
な制御技術が実用化されている。
【0003】例えば、特開平9−327199号公報に
は内燃機関の回転数の上昇率が基準値以上になると車両
用発電機の目標電圧を下げて発電量を低下させる技術が
開示されているが、このような従来の制御法を示したの
が図9のブロック図である。図9において、車両用発電
機1は三相の電機子巻線2と界磁コイル3と電圧制御装
置4とから構成されており、電圧制御装置4はB端子に
電機子巻線2の出力電圧を受け、この電圧が分圧抵抗5
および6とリップルフィルタ7とを介してコンパレータ
8に供給され、コンパレータ8では後述する基準電圧と
比較されて比較結果の出力がPWM変換回路10を介し
てスイッチングトランジスタ11のベースに加えられ
る。
【0004】界磁コイル3の一方の端子はバッテリ9か
ら電力供給を受け、他方の端子は電圧制御装置4のスイ
ッチングトランジスタ11のコレクタに接続され、スイ
ッチングトランジスタ11のエミッタは接地されてい
る。スイッチングトランジスタ11はコンパレータ8の
出力、すなわち、電機子巻線2の出力電圧の値によりO
N−OFF制御され、界磁コイル3の電流がON−OF
Fされて電機子巻線2の出力電圧を制御し、このON−
OFFのデューティ比は回転速度が一定の場合には車両
用発電機1の発電量により変化し、発電量が大きいほど
ON期間が大となる。従って、このデューティ比をDF
信号として得ることにより、車両用発電機1の発電量を
検知することができる。
【0005】コンパレータ8で比較される基準電圧は電
源電圧を抵抗12と13とで分圧した電圧が使用される
が、抵抗13にはトランジスタ14と15とで制御され
る抵抗16が並列に接続されており、内燃機関制御装置
17からの信号がG端子に与えられ、この信号が低レベ
ルに変位することによりトランジスタ14と15とがO
Nして分圧比が変えられ、基準電圧が変化して発電量が
制御される。このように従来装置では、内燃機関制御装
置17が自己の監視下にある車速とスロットル開度の変
化を検知して車両の発進状態や加速状態を判定し、DF
端子から検知する発電量を低下させても問題のないこと
を判定して目標制御電圧を下げ、発電量を低下させるこ
とにより車両用発電機1の駆動トルクを低下させ、車両
の加速用にトルクを重点配分するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のト
ルク配分の制御は内燃機関制御装置17による発電量の
制御であり、そのために車両用発電機の電圧制御装置4
と内燃機関制御装置17とを発電量の検知と制御のため
の専用配線で接続せねばならず、さらに、電圧制御装置
4がアナログ制御であり、内燃機関制御装置17がデジ
タル制御である場合には、それぞれにインターフェイス
回路を必要とするものである。トルク配分の制御は車両
の制御システムとしては大きな効果を持つものである
が、上記の煩雑さと余分な配線による信頼性の低下とが
この効果的な手段の採用を遅らせていると言っても過言
ではない。
【0007】これに対して内燃機関制御装置の制御によ
らず、車両用発電機の制御装置自体が加速を検出して発
電量を制御する技術が、例えば、特開平11−2529
97号公報に開示されている。この公報に開示された技
術は、車両用発電機の回転速度を検出し、この回転速度
と一次遅れを持たせた回転速度との比較から内燃機関の
加速を検知し、この加速に基づき発電量を制御しようと
するものである。この技術によれば上記した煩雑さと信
頼性の課題は解決されるが、発電機の回転速度から内燃
機関の加速を検知する場合、例えば、空ブカシや変速時
(特にギヤダウン時)において車両の加速状態と誤判定
され、発電量を下げる結果、発電量が不足したり内燃機
関の回転が異常に上昇すると言う課題を残すものであっ
た。
【0008】この発明は、このような課題を解決するた
めのものであり、内燃機関制御装置の制御によらず、自
己完結で車両の発進状態を確実に検知して発電量を制御
することが可能な車両用発電機の制御装置を得ることを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車両用
発電機の制御装置は、車両用発電機の回転速度を検知し
て内燃機関の回転速度を判定する回転速度判定手段と、
車両用発電機の回転速度が所定の回転速度以下であり、
所定の条件を満たしているとき内燃機関がアイドリング
状態であると判定するアイドリング状態判定手段と、ア
イドリング状態判定手段がアイドリング状態であると判
定した後に車両用発電機の回転速度が増大したとき、車
両用発電機の駆動トルクを抑制制御する駆動トルク抑制
制御手段と、所定の条件が成立したとき駆動トルクの抑
制制御を無効にする駆動トルク抑制制御解除手段とを備
えるようにしたものである。
【0010】また、アイドリング状態判定手段がアイド
リング状態と判定する所定の回転速度を、内燃機関のア
イドルアップ制御時におけるオーバーシュートを含む回
転速度より高く設定したものである。さらに、アイドリ
ング状態判定手段がアイドリング状態と判定する所定の
条件を、車両用発電機の回転速度が所定の回転速度以下
の状態を所定の時間継続するものとしたものである。さ
らにまた、駆動トルク抑制制御手段によるトルク抑制動
作が、アイドリング状態の判定後において、車両用発電
機の回転速度が所定の回転速度を超えたことを検知して
なされるようにしたものである。
【0011】また、駆動トルク抑制解除手段が駆動トル
クの抑制制御を無効にする所定の条件を、駆動トルク抑
制制御手段の制御動作が所定の時間継続したとき、また
は、車両用発電機の回転速度が減速したときと設定した
ものである。さらに、車両用発電機の駆動トルクの抑制
制御が、車両用発電機の目標制御電圧を低下させること
によりなされるようにしたものである。さらにまた、車
両用発電機の駆動トルクの抑制制御が、車両用発電機の
界磁電流を低下させることによりなされるようにしたも
のである。
【0012】また、車両用発電機の駆動トルクの抑制制
御が、車両用発電機の界磁電流の通電率の上限に制限を
加えることによりなされるようにしたものである。さら
に、駆動トルク抑制解除手段が車両用発電機の発電率を
検知し、発電率が所定値以下のときには駆動トルク抑制
制御手段を動作させることなく終了させるようにしたも
のである。さらにまた、回転速度判定手段と、アイドリ
ング状態判定手段と、駆動トルク抑制制御手段と、駆動
トルク抑制制御解除手段と、所定の時間を計測するタイ
マ手段と、所定の条件として回転速度の減速を検知する
手段とがアナログ制御回路から構成され、電圧制御装置
と一体に構成されるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1ないし図4
は、この発明の実施の形態1による車両用発電機の制御
装置を説明するためのもので、図1は、システム構成を
示すブロック図、図2は、図1の駆動トルク抑制判定手
段の機能構成を示すブロック図、図3は、図2に示した
駆動トルク抑制判定手段の具体的な回路例、図4は、車
両がギヤ変速の場合とCVTの場合とにおける動作説明
図であり、図中、上記の従来例と同一機能部分には同一
符号が付与されている。
【0014】図1において、車両用発電機1は三相の電
機子巻線2と界磁コイル3と電圧制御装置4とから構成
されており、電圧制御装置4は電機子巻線2の出力電圧
を分圧する分圧抵抗5および6と、分圧された電圧から
リップルを除去するリップルフィルタ7と、このリップ
ルフィルタ7の出力電圧と基準電圧とを比較するコンパ
レータ8と、コンパレータ8の出力をPWM波形に成型
してスイッチング手段であるトランジスタ11のベース
に与えるPWM変換手段10と、分圧抵抗12および1
3とトランジスタ14および15と抵抗16とからなる
基準電圧発生回路と、回転速度をモニタするFV変換回
路18と、詳細を後述する駆動トルク抑制判定手段19
とから構成されている。
【0015】図2は駆動トルク抑制判定手段19の機能
ブロックを示すもので、PWM変換手段10の信号によ
り発電率が50%以下であることを判定する発電率判定
手段20と、FV変換回路18の信号により回転速度の
低下を判定する回転低下判定手段21と、回転速度が3
000rpm以下であることを判定する回転速度判定手
段22と、回転速度が3000rpm以上であることを
判定する回転速度判定手段23と、回転速度の3000
rpm以下が5秒間継続したことを判定する継続時間判
定手段24と、これをリセットする継続時間リセット手
段25と、継続時間判定手段24の判定をラッチする判
定ラッチ手段26と、このラッチを解除する判定ラッチ
解除手段27と、判定ラッチ手段26と3000rpm
超の回転速度判定手段23との出力のANDをとるAN
D回路28と、AND回路28の出力が1のときに出力
が低レベルに変位するトルク抑制制御手段29と、この
とき時間をカウントする時間カウント手段30と、時間
カウント手段30のカウントが3秒になったことを判定
する継続時間判定手段31と、AND回路28の出力が
0になったとき継続時間判定手段31をリセットする継
続時間リセット手段32とから構成されている。
【0016】このように構成されたこの発明の実施の形
態1による車両用発電機の制御装置において、車両用発
電機1の電圧制御動作は通常の電圧制御装置と同様に、
電機子巻線2の出力電圧がB端子から電圧制御装置4に
入力されて分圧抵抗5および6により分圧され、さら
に、リップルフィルタ7によりリップルが除去されてコ
ンパレータ8に入力され、コンパレータ8にて基準電圧
発生回路の基準電圧と比較されて、電機子巻線2の出力
電圧が所定値以下のときにはコンパレータ8の出力によ
りスイッチング手段11がONして界磁コイル3に界磁
電流を通電し、電機子巻線2の出力電圧が所定値以上に
なればスイッチング手段11がOFFして界磁電流を遮
断して電機子巻線2の出力電圧を所定値に保つ。
【0017】PWM変換手段10は電機子巻線2の出力
電圧と基準電圧との比較結果によりPWM信号を出力す
るものであり、このPWM信号によりスイッチング手段
11がON/OFFされ、界磁電流が制御されるもので
あるから、PWM信号のデューティ比は車両用発電機1
の発電率を示すものになる。また、FV変換回路18は
電機子巻線2の交流出力のパルス周波数を電圧に変換す
る周波数−電圧変換回路であり、その出力は車両用発電
機1の回転速度、従って、内燃機関の回転速度に比例し
た電圧となる。
【0018】分圧抵抗12および13とトランジスタ1
4および15と抵抗16とからなる基準電圧発生回路
は、通常時には電源電圧が分圧抵抗12および13によ
り分圧された電圧がコンパレータ8に与えられるが、P
WM信号とFV変換電圧を入力する駆動トルク抑制判定
手段19が所定の条件を判定したとき、内蔵する出力ト
ランジスタがONして出力電圧が低レベルとなり、この
電圧がトランジスタ15に加わるとトランジスタ14と
15とが共にONして抵抗13に抵抗16が並列接続さ
れ、コンパレータ8に与える基準電圧を低下させる結
果、車両用発電機1に対する目標電圧が低下し、PWM
信号のデューティ比が変化して発電率を低下させる。
【0019】図2の駆動トルク抑制判定手段19にd端
子から入力される信号は上記したように車両用発電機1
の回転速度を示す電圧値であり、この電圧を入力して回
転速度判定手段22が車両用発電機1の回転速度が30
00rpm以下であることを判定する。この判定は、内
燃機関と車両用発電機1との回転比がほぼ1:2である
から、内燃機関が1500rpm以下であることを判定
するものであり、この1500rpmは内燃機関のアイ
ドルアップ時における回転速度やオーバーシュートを含
めたアイドリング回転速度の上限値から決められるもの
である。
【0020】回転速度判定手段22により内燃機関の回
転速度がアイドリング回転であると判定されると、この
判定結果は継続時間判定手段24に入力され、アイドリ
ング回転が5秒間継続すると継続時間判定手段24の出
力により判定ラッチ手段26の判定が論理1として固定
される。アイドリング回転が5秒間継続しなければ判定
ラッチ手段26の論理は0であり、判定ラッチ手段26
の論理が1になった場合、判定ラッチ解除手段27の出
力でのみ0に戻すことができる。また、5秒以内に内燃
機関の回転が上昇し、車両用発電機1の回転速度が30
00rpmを超えた場合には回転速度判定手段23の出
力により継続時間リセット手段25が動作して継続時間
判定手段24をリセットする。すなわち、継続時間判定
手段24と継続時間リセット手段25と判定ラッチ手段
26とでアイドリング回転が5秒間継続したことにより
アイドリング状態と判定するアイドリング状態判定手段
を構成するものである。
【0021】アイドリング状態が5秒間継続して判定ラ
ッチ手段26の論理が1になり、その後に車両用発電機
1の回転速度が3000rpmを超えた場合、AND回
路28の出力は1となり、これがトルク抑制制御手段2
9に入力されると、トルク抑制制御手段29の例えばオ
ープンコレクタの最終段トランジスタがONするなどし
て出力端子eが低レベルに変化し、これにより図1のト
ランジスタ15がONして目標電圧を低下させ、車両用
発電機1の発電率を低下させる。
【0022】AND回路28の出力は時間カウント手段
30にも入力されており、時間カウント手段30のカウ
ントが3秒になったことを判定して継続時間判定手段3
1が判定ラッチ解除手段27に信号を与え、判定ラッチ
解除手段27の信号により判定ラッチ手段26の論理が
0に戻る。これによりAND回路28の出力が0にな
り、トルク抑制制御手段29の動作が終了すると共に、
継続時間リセット手段32に論理0が入力されて継続時
間判定手段31をリセットする。
【0023】判定ラッチ解除手段27の解除動作は継続
時間判定手段31の出力の他に発電率判定手段20と回
転低下判定手段21の出力によっても動作する。発電率
判定手段20は車両用発電機1の発電率が50%以下の
とき動作するものであり、トルク抑制制御手段29の出
力により発電率が低下したときに動作を完了させると共
に、すでに発電率が50%以下のときにはトルク抑制制
御手段29を動作させない(させる必要がない)。ま
た、回転低下判定手段21は、トルク抑制制御手段29
の動作中に内燃機関の回転速度が減速した場合にトルク
抑制制御手段29の動作を完了させるものであり、変速
装置のギヤ段が一速から二速に変わった場合にトルク抑
制制御手段29の動作を終了させ、空ブカシを行った場
合にもトルク制御を継続させず終了させるものである。
すなわち、継続時間判定手段31と回転低下判定手段2
1と判定ラッチ解除手段27とで駆動トルク抑制制御解
除手段を構成するものである。
【0024】図4はこの状態を示したもので、図の
(a)はMT車や通常のAT車の場合を示し、(b)は
CVT車の場合を示すものである。いずれの場合にも慣
性走行から停車に移行すると内燃機関はアイドリング回
転に低下し、例えば5秒間継続すると判定ラッチ手段2
6が論理1となる。続いて変速機がNレンジとされ、再
びDレンジとされても内燃機関の回転が設定回転数(例
えば1500rpm)を超えない限り回転変動に対して
判定ラッチ手段26は論理1を継続し、車両が再スター
トして内燃機関の回転が設定回転数を超えるとトルク抑
制制御手段29が動作して車両の駆動トルクが増大す
る。MT車や通常のAT車の場合にはギヤチェンジがあ
るため、ギヤチェンジの段階で回転低下が判定されてト
ルク抑制制御手段29は動作を停止し、CVT車の場合
は継続時間判定手段31の動作でトルク抑制制御手段2
9の動作が停止してこの間の加速性能と燃費とを改善す
る。
【0025】このように、アイドリング回転が所定の時
間継続した後に回転が上昇したときトルク抑制制御手段
29が動作し、時間経過、または、回転の低下を検出す
ると同時にトルク抑制制御手段29は動作を解除するの
で、有効に加速性能と燃費とを改善しながら空ブカシな
どに対してはトルク抑制制御を継続させないことにな
る。また、この駆動トルク抑制判定手段19は、電圧制
御装置内にマイクロコンピュータを含むECUなどを設
けることにより容易に構成できるが、図3はこれをアナ
ログ回路にて実現することにより、電圧制御回路との間
のインターフェイスを不要とした場合の例を示したもの
である。
【0026】図3において、コンパレータ33と基準電
圧回路34とトランジスタ35および36とで3000
rpm以下を判定する回転速度判定手段22と3000
rpm超を判定する回転速度判定手段23とを構成す
る。トランジスタ37および38とコンデンサ39とコ
ンパレータ40と基準電圧回路41とは継続時間判定手
段24と継続時間リセット手段25とを構成する。トラ
ンジスタ42と43と44とは判定ラッチ手段26と判
定ラッチ解除手段27とを構成する。45はAND回路
であり、トランジスタ46はトルク抑制制御手段29を
形成するものである。また、トランジスタ47〜50と
コンデンサ51とは時間カウント手段30と継続時間リ
セット手段32とを形成し、コンパレータ52と基準電
圧回路53とトランジスタ54とは継続時間判定手段3
1を構成する。また、トランジスタ55および56とコ
ンデンサ57とは回転低下判定手段21を構成し、コン
パレータ58と基準電圧回路59とトランジスタ60と
は発電率判定手段20を構成する。
【0027】基準電圧回路34はFV変換回路18の3
000rpm相当の電圧を保持しており、d端子から入
力されるFV変換回路18の電圧が基準電圧回路34の
電圧より低いとき、すなわち車両用発電機1が3000
rpm以下のときにはコンパレータ33の出力によりト
ランジスタ35と36とはON状態にある。トランジス
タ35と36とがONのとき、トランジスタ37は0
N、トランジスタ38はOFFになるためコンデンサ3
9は定電流で充電され、所定の上昇率で電圧が上昇す
る。基準電圧回路41の電圧はコンデンサ39が5秒間
充電され続けたときの電圧に設定されており、従って車
両用発電機1が3000rpm以下の状態を5秒間継続
すればコンパレータ40がトランジスタ42を駆動す
る。
【0028】このとき、3000rpm超の回転速度判
定手段23となるトランジスタ36のコレクタ電圧は低
レベルであり、端子aの論理が0の状態である。トラン
ジスタ42がコンパレータ40に駆動されるとトランジ
スタ44がONになり、トランジスタ44がONになる
とトランジスタ43がONになりトランジスタ44とト
ランジスタ43とでラッチループが成立してAND回路
45に対する論理1が保持され、トランジスタ43のベ
ースに接続されたb、c、g端子が0レベルにならない
限り保持され続けることになる。
【0029】車両用発電機1が3000rpm以上にな
ってd端子の電圧が基準電圧回路34の電圧以上になる
とトランジスタ35と36とはOFFになり、トランジ
スタ37がOFF、トランジスタ38がONになる結
果、コンデンサ39の充電電圧は放電されて継続時間リ
セット手段25が動作したことになる。トランジスタ3
6がOFFになると端子aは高レベルとなって論理1が
成立し、これがAND回路45に加えられるが、このと
きトランジスタ44の出力が論理1であればAND回路
45がトランジスタ46と、47と、49とを駆動す
る。
【0030】トランジスタ46がONになるとe端子は
低レベルとなり、図1のトランジスタ15がONとなっ
て基準電圧を低下させ、車両用発電機1の目標電圧と発
電率とを低下させる。トランジスタ47と49とがON
になると、トランジスタ48がON、トランジスタ50
がOFFとなってコンデンサ51は定電流にて充電さ
れ、所定の上昇率で電圧が上昇する。基準電圧回路53
の電圧はコンデンサ51が3秒間充電され続けたときの
電圧に設定されており、従って、3秒間でトランジスタ
54がONして端子bは低レベルとなり、ONし続けて
いたトランジスタ43とトランジスタ44とをOFFに
してAND回路45に対する論理出力を0にし、トラン
ジスタ46と、47と、49とをOFFにする。
【0031】トランジスタ47と49とがOFFになる
とトランジスタ48がOFF、トランジスタ50がON
となってコンデンサ51の充電電圧を放電し、コンデン
サ51による時間カウントをリセットする。d端子から
入力されるFV変換回路18の電圧はトランジスタ55
とコンデンサ57とに加えられるが、トランジスタ55
はエミッタとベースとが同電位であるため動作せず、コ
ンデンサ57がFV変換回路18の電圧に充電される。
この状態において車両用発電機1の回転が低下するとd
端子の電圧も低下するため、トランジスタ55はエミッ
タ電圧よりベース電圧が低下してON状態となり、トラ
ンジスタ56がONしてc端子はトランジスタ43のベ
ース電圧をプルダウンしてラッチループが成立してON
し続けていたトランジスタ43とトランジスタ44とを
OFFにしてAND回路45に対する論理を0にし、回
転の低下により駆動トルク抑制制御を終了させることに
なる。すなわち、トランジスタ55とコンデンサ57と
はピーク検出回路を構成するものである。
【0032】基準電圧回路59は車両用発電機1の発電
率、従って、PWM変換手段10のデューティが50%
になったときの電圧平均値に設定されている。従って、
f端子からコンパレータ58に入力されるPWM変換手
段10のデューティが50%以下であるときにはトラン
ジスタ60はON状態になってg端子からトランジスタ
43のベース電圧をプルダウンし駆動トルク抑制制御を
終了させる。このようにこの発明の実施の形態1による
車両用発電機の制御装置では内燃機関制御装置との間に
余分な配線やインターフェイスを必要とせず、自己完結
にて発進状態を確実に検知して発電量を制御することが
できるものである。
【0033】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2による車両用発電機の制御装置のシステム構成を
示すブロック図、図6は、図5の駆動トルク抑制判定手
段の機能構成を示すブロック図であり、この実施の形態
は、駆動トルク抑制判定手段により直接PWM信号を制
御するようにしたものである。図5を図1と比較してみ
ると、コンパレータ8に対する基準電圧発生回路は抵抗
12と13のみにて構成されており、従って、駆動トル
ク抑制判定手段19には図1における基準電圧発生回路
のトランジスタ15を制御する出力がなく、駆動トルク
抑制判定手段19の出力はPWM変換手段10に対する
出力である。
【0034】また、図5の駆動トルク抑制判定手段19
においては、図2における判定ラッチ解除手段27の解
除条件の一つであり、PWM変換手段10からの信号に
よる発電率判定手段20がなく、駆動トルク抑制判定手
段19からの出力がPWM変換手段10を制御するトル
ク抑制制御手段61に換わっており、トルク抑制制御手
段61はPWM変換手段10によるPWM信号のデュー
ティの上限を50%に制御するような信号を出力する。
このように出力制御する内容が異なる以外は実施の形態
1と同様である。
【0035】このように構成されたこの発明の実施の形
態2による車両用発電機の制御装置においても駆動トル
ク抑制判定手段19がFV変換回路18の出力から30
00rpm以下の判定と3000rpm超の判定とを行
うことにより、車両の発進状態を検知し、PWM信号の
デューティの上限を50%に制御することにより車両用
発電機1の発電率を制御すると共に、時間経過と回転低
下の判定とにより発電率制御、すなわち、トルク抑制制
御手段61の動作を終了させるものであり、実施の形態
1と同様の効果が得られるものである。
【0036】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3による車両用発電機の制御装置のシステム構成を
示すブロック図、図8は、図7の駆動トルク抑制判定手
段の機能構成を示すブロック図であり、この実施の形態
は、駆動トルク抑制判定手段により界磁コイルの電流を
制限するようにしたものである。
【0037】そのために、図7のシステム構成を示すブ
ロック図に示すように、スイッチング手段11のエミッ
タとアース間には検出抵抗62が接続され、検出抵抗6
2の両端電圧が界磁電流の換算値として駆動トルク抑制
判定手段19に入力される。また、スイッチング手段1
1のベースとアース間にはトランジスタ63が接続さ
れ、駆動トルク抑制判定手段19により制御される。な
お、コンパレータ8に対する基準電圧は実施の形態2と
同様に抵抗12と13のみの構成である。また、図8の
駆動トルク抑制判定手段19の機能構成は実施の形態2
の場合と類似であるが、トルク抑制制御手段64にはト
ルク抑制時における界磁電流の制限値を判定する判定機
能が付与されており、抵抗62の両端電圧が電圧降下測
定手段65を介してトルク抑制制御手段64に入力され
るように構成されている。
【0038】このように構成されたこの発明の実施の形
態2による車両用発電機の制御装置において、駆動トル
ク抑制判定手段19がFV変換回路18の出力から30
00rpm以下の判定と3000rpm超の判定とを行
うことにより車両の発進状態を検知し、発進状態と判定
したときに実施の形態1の場合と同様にトルク抑制制御
手段64に論理信号1を与える。トルク抑制制御手段6
4はこの論理信号と電圧降下測定手段65の出力とを入
力して界磁電流が所定値以上の場合には信号を出力し、
図1のトランジスタ63を制御して界磁電流を抑制す
る。界磁電流の抑制解除の条件は時間経過と回転低下の
判定とであり、これにより実施の形態1と同様の効果を
得ることができるものである。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明の車両用
発電機の制御装置において、請求項1に記載の発明によ
れば、車両用発電機の制御装置に、発電機の回転速度か
ら内燃機関の回転速度を判定する回転速度判定手段と、
発電機の回転速度が所定値以下であり、所定の条件を満
たしているときに内燃機関がアイドリング状態にあると
判定するアイドリング状態判定手段と、アイドリング状
態にあると判定した後に発電機の回転速度が増大したと
き、発電機の駆動トルクを抑制する駆動トルク抑制制御
手段と、所定の条件が成立したとき駆動トルクの抑制制
御を無効にする駆動トルク抑制解除手段とを備えるよう
にしたので、内燃機関の制御装置とは無関係に、車両用
発電機の回転速度の変化から車両の発進状態を誤判定す
ることなく確実に検知し、これに対応して発電機の駆動
トルクを抑制することができるものであり、そのために
専用電線の追加を必要とせず、容易にトルク配分の制御
を採用することが可能になるものである。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、内
燃機関のアイドルアップ制御時におけるオーバーシュー
トを含む回転速度からアイドリング状態と判定するよう
にしたので、車両の使用条件に関わらず、確実に発進状
態を検知して発電機の駆動トルクを抑制することができ
るものである。さらに、請求項3に記載の発明によれ
ば、アイドリング状態と判定する所定の条件を、車両用
発電機の回転速度が所定の回転速度以下の状態を所定の
時間継続するものとしたので、空ブカシが繰り返し行わ
れた場合にこれを発進状態と誤認識することを確実に避
けることができるものである。
【0041】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、駆動トルク抑制制御手段によるトルク抑制の制御動
作が、アイドリング状態の判定後において、車両用発電
機の回転速度が所定の回転速度を超えたことを検知して
なされるようにしたので、実際の発進状態を確実に判定
することができるものである。また、請求項5に記載の
発明によれば、駆動トルク抑制解除手段が駆動トルクの
抑制制御を無効にする所定の条件を、駆動トルク抑制制
御手段の制御動作が所定の時間継続したとき、または、
車両用発電機の回転速度が減速したときと設定したの
で、ギヤ変速車両においては一速走行時のみ、CVT車
両においては所定の時間のみが駆動トルク抑制期間とな
り、不必要な駆動トルク抑制制御を排除することが可能
になるものである。
【0042】また、請求項6に記載の発明によれば、車
両用発電機の駆動トルクの抑制制御を、車両用発電機の
目標制御電圧を低下させることにより行い、さらに、請
求項7に記載の発明では、車両用発電機の界磁電流を低
下させることにより行い、さらにまた、請求項8に記載
の発明では、車両用発電機の界磁電流の通電率の上限に
制限を加えることにより行うようにしたので、容易に請
求項1の場合の効果を得ることができるものである。
【0043】また、請求項9に記載の発明によれば、駆
動トルク抑制解除手段が車両用発電機の発電率を検知
し、発電率が所定値以下のときには駆動トルク抑制制御
手段を動作させることなく終了させるようにしたので、
発電機の駆動トルクが小さい場合にさらに制御が追加さ
れることがなく、発電量が不足状態になることを防止す
ることができ、さらに、請求項10に記載の発明によれ
ば、アイドリング状態判定手段などの各判定手段と、駆
動トルク抑制制御手段などの各制御手段と、タイマ機能
などの検知手段をアナログ回路により構成し、電圧制御
手段と一体に構成したので、駆動トルク抑制手段と電圧
制御手段との間に特別なインターフェイスを必要とする
ことなく、装着性の良好な車両用発電機の制御装置を得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用発電機
の制御装置のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車両用発電機
の制御装置の駆動トルク抑制判定手段の機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による車両用発電機
の制御装置の駆動トルク抑制判定手段の具体的な回路例
である。
【図4】 この発明の実施の形態1による車両用発電機
の制御装置の動作説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による車両用発電機
の制御装置のブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による車両用発電機
の制御装置の駆動トルク抑制判定手段の機能構成を示す
ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による車両用発電機
の制御装置のブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による車両用発電機
の制御装置の駆動トルク抑制判定手段の機能構成を示す
ブロック図である。
【図9】 従来の車両用発電機の制御装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 車両用発電機、2 電機子巻線、3 界磁コイル、
4 電圧制御装置、5、6 分圧抵抗、7 リップルフ
ィルタ、8、33、40、52、58 コンパレータ、
10 PWM変換手段、11 スイッチング手段、1
2、13 分圧抵抗、14、15、トランジスタ、16
抵抗、18 FV変換回路、19 駆動トルク抑制判
定手段、20 発電率判定手段、21 回転低下判定手
段、22、23 回転速度判定手段、24、31 継続
時間判定手段、25、32 継続時間リセット手段、2
6 判定ラッチ手段、27 判定ラッチ解除手段、28
AND回路、29、61、64 駆動トルク抑制制御
手段、30 時間カウント手段、62 検出抵抗、63
トランジスタ。
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 BA02 CA03 FA33 3G093 AA01 BA13 BA28 CA04 DB28 FB05 5H590 AB03 AB07 CA07 CA23 CC01 CC18 CC24 CD01 DD25 DD64 EB12 EB18 FA06 FB01 FB03 FC12 FC21 FC22 GB05 HA02 HA27 HB06 JA02 JA08 JA09 JA19 JB01 JB05 JB06 JB15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用発電機の回転速度を検知して内燃
    機関の回転速度を判定する回転速度判定手段、前記車両
    用発電機の回転速度が所定の回転速度以下であり、所定
    の条件を満たしているとき前記内燃機関がアイドリング
    状態であると判定するアイドリング状態判定手段、前記
    アイドリング状態判定手段がアイドリング状態であると
    判定した後に前記車両用発電機の回転速度が増大したと
    き、前記車両用発電機の駆動トルクを抑制制御する駆動
    トルク抑制制御手段、所定の条件が成立したとき前記駆
    動トルクの抑制制御を無効にする駆動トルク抑制制御解
    除手段を備えたことを特徴とする車両用発電機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アイドリング状態判定手段がアイド
    リング状態と判定する前記所定の回転速度を、前記内燃
    機関のアイドルアップ制御時におけるオーバーシュート
    を含む回転速度より高く設定したことを特徴とする請求
    項1に記載の車両用発電機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記アイドリング状態判定手段がアイド
    リング状態と判定する前記所定の条件が、前記車両用発
    電機の回転速度が前記所定の回転速度以下の状態を所定
    の時間継続したものであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の車両用発電機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動トルク抑制制御手段による前記
    トルク抑制制御が、アイドリング状態の判定後におい
    て、前記車両用発電機の回転速度が前記所定の回転速度
    を超えたことを検知してなされることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用発電機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動トルク抑制解除手段が前記駆動
    トルクの抑制制御を無効にする前記所定の条件を、前記
    駆動トルク抑制制御手段の制御動作が所定の時間継続し
    たとき、または、前記車両用発電機の回転速度が減速し
    たときと設定したことを特徴とする請求項1に記載の車
    両用発電機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記車両用発電機の駆動トルクの抑制制
    御が、前記車両用発電機の目標制御電圧を低下させるこ
    とによりなされることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用発電機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記車両用発電機の駆動トルクの抑制制
    御が、前記車両用発電機の界磁電流を低下させることに
    よりなされることを特徴とする請求項1に記載の車両用
    発電機の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記車両用発電機の駆動トルクの抑制制
    御が、前記車両用発電機の界磁電流の通電率の上限に制
    限を加えることによりなされることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用発電機の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動トルク抑制解除手段が前記車両
    用発電機の発電率を検知し、前記発電率が所定値以下の
    ときには前記駆動トルク抑制制御手段を動作させること
    なく終了させるようにしたことを特徴とする請求項6〜
    請求項8のいずれか一項に記載の車両用発電機の制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記回転速度判定手段と、前記アイド
    リング状態判定手段と、前記駆動トルク抑制制御手段
    と、前記駆動トルク抑制制御解除手段と、前記所定の時
    間を計測する手段と、前記所定の条件として回転速度の
    減速を検知する手段とがアナログ制御回路から構成さ
    れ、電圧制御装置とは一体に構成されたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の車両用発
    電機の制御装置。
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