JP2004112917A - オルタネータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリの低充電状態を正しく判断し、オルタネータの発電量を最大限に抑制できるようにする。
【解決手段】電気負荷スイッチのON・OFFからバッテリの放電電流を推定し、該放電電流に基づいてバッテリ電圧VBの閾値VBSLを設定する。バッテリ電圧VBが前記閾値VBSL以上であるときには、正常充電状態であると判断し、エンジン回転数が所定速度を下回るなどの制御条件が成立したときに、オルタネータの発電を停止又は抑制する制御を行う。一方、バッテリ電圧VBが前記閾値VBSLを下回る状態が所定時間以上継続すると、バッテリの低充電状態を判断し、オルタネータの発電を停止又は抑制する制御を禁止する。
【選択図】 図2
【解決手段】電気負荷スイッチのON・OFFからバッテリの放電電流を推定し、該放電電流に基づいてバッテリ電圧VBの閾値VBSLを設定する。バッテリ電圧VBが前記閾値VBSL以上であるときには、正常充電状態であると判断し、エンジン回転数が所定速度を下回るなどの制御条件が成立したときに、オルタネータの発電を停止又は抑制する制御を行う。一方、バッテリ電圧VBが前記閾値VBSLを下回る状態が所定時間以上継続すると、バッテリの低充電状態を判断し、オルタネータの発電を停止又は抑制する制御を禁止する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オルタネータ制御装置に関し、詳しくは、バッテリの低充電状態を検知して、オルタネータの発電電圧を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリ電圧に基づいてバッテリが低充電状態であるか正常充電状態であるかを判断し、正常充電状態であるときには、エンジン回転速度等の条件に基づいてオルタネータの発電を停止又は抑制する制御を行う一方、低充電状態であるときには、前記発電停止又は発電抑制制御を禁止して、バッテリへの充電を促すオルタネータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平04−128054号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来制御では、バッテリの低充電状態を判断するためのバッテリ電圧の閾値が固定値であったため、例えば瞬間的な大放電などのバッテリ充電状態以外の要素によってバッテリ電圧が低下した場合にも、発電停止又は発電抑制制御が禁止されてしまい、これによって、発電停止又は発電抑制制御による燃費向上効果を充分に得られなくなってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、バッテリの低充電状態を精度良く判定でき、以って、発電停止又は発電抑制制御が不当に禁止されることを回避できるオルタネータ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明に係るオルタネータ制御装置は、バッテリの低充電状態の判別に用いるバッテリ電圧の閾値を、前記バッテリの負荷状態に応じて設定し、前記閾値に基づいてバッテリが低充電状態であるか否かを判定して、オルタネータの発電制御状態を切換える構成とした。
【0007】
【発明の効果】
上記構成によると、バッテリの低充電状態の判別に用いるバッテリ電圧の閾値は固定値ではなく、そのときのバッテリの負荷状態、換言すれば、バッテリの放電電流に応じて変更される。
従って、瞬間的な大放電によってバッテリ電圧が低下した場合に、オルタネータの低充電状態が誤って判断されることを防止でき、過剰な発電(バッテリ充電の促進)が回避され、燃費性能を改善できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
この図において、オルタネータ1はエンジン2に装着され、該オルタネータ1のプーリ1aとクランクプーリ2aとの間にはベルト3が掛け渡され、エンジン2によって前記オルタネータ1が回転駆動される。
【0009】
前記オルタネータ1は、車両の電気負荷4に電力を供給すると共に、バッテリ5を充電する発電機である。
前記電気負荷4としては、ヘッドライト,リヤデフォッガ,モータファン,ブロアファン,ハザードランプ,電子制御パワーステアリング(EPS),ブレーキランプ,パワーウインド,パワーシート,ワイパー等がある。
【0010】
前記オルタネータ1には、フィールド電流を変化させることで励磁を加減し、オルタネータ1の発電を制御するICボルテージレギュレータ6が内蔵されている。
コントローラ11は、前記オルタネータ1の発電状態を、前記ICボルテージレギュレータ6で制御される通常発電状態と、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する状態とに切換える機能を、後述する図2のフローチャートに示すように備えている。
【0011】
前記コントローラ11には、各電気負荷4それぞれのスイッチ4a(例えば、ヘッドライトスイッチ,リヤデフォッガスイッチ等)のON・OFF信号が入力されると共に、エンジン回転センサ12からのエンジン回転信号Ne、バッテリ電圧信号VBなどが入力される。
ここで、図2のフローチャートに従って、コントローラ11による発電状態の切換え制御を説明する。
【0012】
まず、ステップS1では、各電気負荷スイッチ4aのON・OFFを読み込む。
ステップS2では、前記各電気負荷スイッチ4aのON・OFFに基づいて、バッテリ5の放電電流(負荷状態)を推定する。
前記各電気負荷スイッチ4aのON・OFFに基づく放電電流の推定は、各電気負荷毎にON時の基準電流を記憶させておき、ONである電気負荷の基準電流を積算することで求められる。
【0013】
尚、バッテリ5の放電電流を電流計で計測させても良い。
ステップS3では、前記推定した(或いは計測した)放電電流に基づいて、バッテリ5が低充電状態であるか否かを判定するためのバッテリ電圧VBの閾値VBSLを設定する。
前記閾値VBSLは、バッテリ5の放電電流が大きいときほど低い電圧に設定される。
【0014】
ステップS4では、前記閾値VBSLと実際のバッテリ電圧VBとを比較する。
ここで、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL以上であれば、バッテリ5が、正常充電状態であると判断し、ステップS6以降へ進む。
また、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満であるときには、ステップS5へ進み、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満である状態が所定時間以上継続しているか否かを判別する。
【0015】
そして、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満であっても、その継続時間が前記所定時間以内であれば、ステップS6以降へ進む。
ステップS6では、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行条件が成立しているか否かを判断し、前記実行条件が成立していれば、ステップS7へ進んで、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を実行する。
【0016】
前記オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行条件としては、エンジン回転数Ne(rpm)が所定回転数を下回ったとき、所定時間内におけるバッテリ電圧VBの降下代が所定値以上であるとき、所定時間内におけるエンジン回転数Ne(rpm)の降下代が所定値以上であるときなどである。
一方、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満である状態が所定時間以上継続しているとステップS5で判別されたときには、バッテリ5が低充電状態であると判断し、ステップS8へ進んで、前記ステップS6,7のオルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行を禁止し、バッテリ5の充電を促すようにする。
【0017】
エンジン運転中は、オルタネータ1によって電気負荷4に電気を供給し、同時に、バッテリ5に充電しているが、オルタネータ1が発電するだけエンジン2の負荷は増加することになる。
そこで、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を行うことで、エンジン2に対するオルタネータ負荷を軽減し、燃費向上を図る。
【0018】
しかし、単に、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を行うと、バッテリ5への充電が充分に行われないため、この状態が長く続くとバッテリ充電量が減少し、次回のエンジン始動が不可能になる可能性がある。
そこで、バッテリ5の低充電状態を、バッテリ電圧VBに基づいて判断し、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を禁止するようにしてある。
【0019】
しかし、バッテリ充電量が高いにも関わらず、瞬間的な大放電によって一時的にバッテリ電圧VBが低下する場合があり、この場合には、バッテリ充電量が高いから、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を禁止する必要はない。
そこで、バッテリ5の低充電状態の判断に用いるバッテリ電圧閾値VBSLを、バッテリ5の負荷状態(バッテリ放電電流)に応じて設定することで、瞬間的な大放電によって一時的にバッテリ電圧VBが低下したときに、誤って低充電状態であると判断して、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御が禁止されてしまうことを回避する。
【0020】
従って、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御による燃費向上代を増加させることができる。
また、電気負荷スイッチ4aのON・OFFから、バッテリ5の放電電流を推定する構成としたことで、電流センサを不要として、システムコストの増大を回避できる。
【0021】
尚、上記実施形態では、バッテリ電圧VBが閾値VBSLを下回る状態が所定時間以上継続しているときに、低充電状態を判断する構成としたが、継続の条件を省いても良い。
また、バッテリ電圧VBと閾値VBSLとの比較に基づいて低充電状態と判断したときに、正常充電状態よりもオルタネータの発電量を増加させる構成であれば良く、正常充電状態においてオルタネータの発電停止又は抑制を行い、低充電状態において前記制御を禁止する構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における車両の発電システムを示すシステムブロック図。
【図2】実施形態における発電制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…オルタネータ
2…エンジン
4…電気負荷
4a…電気負荷スイッチ
5…バッテリ
6…ICボルテージレギュレータ
11…コントローラ
12…エンジン回転センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、オルタネータ制御装置に関し、詳しくは、バッテリの低充電状態を検知して、オルタネータの発電電圧を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリ電圧に基づいてバッテリが低充電状態であるか正常充電状態であるかを判断し、正常充電状態であるときには、エンジン回転速度等の条件に基づいてオルタネータの発電を停止又は抑制する制御を行う一方、低充電状態であるときには、前記発電停止又は発電抑制制御を禁止して、バッテリへの充電を促すオルタネータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平04−128054号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来制御では、バッテリの低充電状態を判断するためのバッテリ電圧の閾値が固定値であったため、例えば瞬間的な大放電などのバッテリ充電状態以外の要素によってバッテリ電圧が低下した場合にも、発電停止又は発電抑制制御が禁止されてしまい、これによって、発電停止又は発電抑制制御による燃費向上効果を充分に得られなくなってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、バッテリの低充電状態を精度良く判定でき、以って、発電停止又は発電抑制制御が不当に禁止されることを回避できるオルタネータ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明に係るオルタネータ制御装置は、バッテリの低充電状態の判別に用いるバッテリ電圧の閾値を、前記バッテリの負荷状態に応じて設定し、前記閾値に基づいてバッテリが低充電状態であるか否かを判定して、オルタネータの発電制御状態を切換える構成とした。
【0007】
【発明の効果】
上記構成によると、バッテリの低充電状態の判別に用いるバッテリ電圧の閾値は固定値ではなく、そのときのバッテリの負荷状態、換言すれば、バッテリの放電電流に応じて変更される。
従って、瞬間的な大放電によってバッテリ電圧が低下した場合に、オルタネータの低充電状態が誤って判断されることを防止でき、過剰な発電(バッテリ充電の促進)が回避され、燃費性能を改善できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
この図において、オルタネータ1はエンジン2に装着され、該オルタネータ1のプーリ1aとクランクプーリ2aとの間にはベルト3が掛け渡され、エンジン2によって前記オルタネータ1が回転駆動される。
【0009】
前記オルタネータ1は、車両の電気負荷4に電力を供給すると共に、バッテリ5を充電する発電機である。
前記電気負荷4としては、ヘッドライト,リヤデフォッガ,モータファン,ブロアファン,ハザードランプ,電子制御パワーステアリング(EPS),ブレーキランプ,パワーウインド,パワーシート,ワイパー等がある。
【0010】
前記オルタネータ1には、フィールド電流を変化させることで励磁を加減し、オルタネータ1の発電を制御するICボルテージレギュレータ6が内蔵されている。
コントローラ11は、前記オルタネータ1の発電状態を、前記ICボルテージレギュレータ6で制御される通常発電状態と、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する状態とに切換える機能を、後述する図2のフローチャートに示すように備えている。
【0011】
前記コントローラ11には、各電気負荷4それぞれのスイッチ4a(例えば、ヘッドライトスイッチ,リヤデフォッガスイッチ等)のON・OFF信号が入力されると共に、エンジン回転センサ12からのエンジン回転信号Ne、バッテリ電圧信号VBなどが入力される。
ここで、図2のフローチャートに従って、コントローラ11による発電状態の切換え制御を説明する。
【0012】
まず、ステップS1では、各電気負荷スイッチ4aのON・OFFを読み込む。
ステップS2では、前記各電気負荷スイッチ4aのON・OFFに基づいて、バッテリ5の放電電流(負荷状態)を推定する。
前記各電気負荷スイッチ4aのON・OFFに基づく放電電流の推定は、各電気負荷毎にON時の基準電流を記憶させておき、ONである電気負荷の基準電流を積算することで求められる。
【0013】
尚、バッテリ5の放電電流を電流計で計測させても良い。
ステップS3では、前記推定した(或いは計測した)放電電流に基づいて、バッテリ5が低充電状態であるか否かを判定するためのバッテリ電圧VBの閾値VBSLを設定する。
前記閾値VBSLは、バッテリ5の放電電流が大きいときほど低い電圧に設定される。
【0014】
ステップS4では、前記閾値VBSLと実際のバッテリ電圧VBとを比較する。
ここで、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL以上であれば、バッテリ5が、正常充電状態であると判断し、ステップS6以降へ進む。
また、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満であるときには、ステップS5へ進み、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満である状態が所定時間以上継続しているか否かを判別する。
【0015】
そして、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満であっても、その継続時間が前記所定時間以内であれば、ステップS6以降へ進む。
ステップS6では、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行条件が成立しているか否かを判断し、前記実行条件が成立していれば、ステップS7へ進んで、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を実行する。
【0016】
前記オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行条件としては、エンジン回転数Ne(rpm)が所定回転数を下回ったとき、所定時間内におけるバッテリ電圧VBの降下代が所定値以上であるとき、所定時間内におけるエンジン回転数Ne(rpm)の降下代が所定値以上であるときなどである。
一方、実際のバッテリ電圧VBが閾値VBSL未満である状態が所定時間以上継続しているとステップS5で判別されたときには、バッテリ5が低充電状態であると判断し、ステップS8へ進んで、前記ステップS6,7のオルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御の実行を禁止し、バッテリ5の充電を促すようにする。
【0017】
エンジン運転中は、オルタネータ1によって電気負荷4に電気を供給し、同時に、バッテリ5に充電しているが、オルタネータ1が発電するだけエンジン2の負荷は増加することになる。
そこで、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を行うことで、エンジン2に対するオルタネータ負荷を軽減し、燃費向上を図る。
【0018】
しかし、単に、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を行うと、バッテリ5への充電が充分に行われないため、この状態が長く続くとバッテリ充電量が減少し、次回のエンジン始動が不可能になる可能性がある。
そこで、バッテリ5の低充電状態を、バッテリ電圧VBに基づいて判断し、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を禁止するようにしてある。
【0019】
しかし、バッテリ充電量が高いにも関わらず、瞬間的な大放電によって一時的にバッテリ電圧VBが低下する場合があり、この場合には、バッテリ充電量が高いから、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御を禁止する必要はない。
そこで、バッテリ5の低充電状態の判断に用いるバッテリ電圧閾値VBSLを、バッテリ5の負荷状態(バッテリ放電電流)に応じて設定することで、瞬間的な大放電によって一時的にバッテリ電圧VBが低下したときに、誤って低充電状態であると判断して、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御が禁止されてしまうことを回避する。
【0020】
従って、オルタネータ1の発電を停止又は抑制する制御による燃費向上代を増加させることができる。
また、電気負荷スイッチ4aのON・OFFから、バッテリ5の放電電流を推定する構成としたことで、電流センサを不要として、システムコストの増大を回避できる。
【0021】
尚、上記実施形態では、バッテリ電圧VBが閾値VBSLを下回る状態が所定時間以上継続しているときに、低充電状態を判断する構成としたが、継続の条件を省いても良い。
また、バッテリ電圧VBと閾値VBSLとの比較に基づいて低充電状態と判断したときに、正常充電状態よりもオルタネータの発電量を増加させる構成であれば良く、正常充電状態においてオルタネータの発電停止又は抑制を行い、低充電状態において前記制御を禁止する構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における車両の発電システムを示すシステムブロック図。
【図2】実施形態における発電制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…オルタネータ
2…エンジン
4…電気負荷
4a…電気負荷スイッチ
5…バッテリ
6…ICボルテージレギュレータ
11…コントローラ
12…エンジン回転センサ
Claims (4)
- エンジンで駆動されて発電を行うオルタネータの制御装置であって、
バッテリの低充電状態の判別に用いるバッテリ電圧の閾値を、前記バッテリの負荷状態に応じて設定し、
前記閾値と実際のバッテリ電圧との比較に基づいて前記バッテリが低充電状態であるか正常充電状態であるかを判別し、
該判別結果に応じて、前記オルタネータの発電制御状態を切換えることを特徴とするオルタネータ制御装置。 - 前記バッテリの負荷状態を、電気負荷のON・OFF状態に基づいて推定することを特徴とする請求項1記載のオルタネータ制御装置。
- 前記バッテリの負荷が大きいときほど、前記閾値をより低い電圧値に設定することを特徴とする請求項1又は2記載のオルタネータ制御装置。
- 前記バッテリの正常充電状態が判定されたときに、所定条件でオルタネータの発電を停止又は抑制する制御を行う一方、前記バッテリの低充電状態が判定されたときに、前記発電を停止又は抑制する制御を禁止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のオルタネータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002272671A JP2004112917A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | オルタネータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002272671A JP2004112917A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | オルタネータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004112917A true JP2004112917A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32269631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002272671A Pending JP2004112917A (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | オルタネータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004112917A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005335498A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両電源制御装置 |
JP2009174391A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Autonetworks Technologies Ltd | アイドリング回転数の調整方法、車両用電源装置及びエンジン制御装置 |
JP2013115912A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Ntt Facilities Inc | 組電池の充電制御システムおよび充電制御方法 |
JP2013115911A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Ntt Facilities Inc | 組電池の充電制御システムおよび充電制御方法 |
WO2018155329A1 (ja) | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | アクチュエータ装置 |
CN114123444A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-01 | 隆鑫通用动力股份有限公司 | 一种蓄电池的充放电控制方法、装置及相关设备 |
-
2002
- 2002-09-19 JP JP2002272671A patent/JP2004112917A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005335498A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車両電源制御装置 |
JP2009174391A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Autonetworks Technologies Ltd | アイドリング回転数の調整方法、車両用電源装置及びエンジン制御装置 |
JP2013115912A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Ntt Facilities Inc | 組電池の充電制御システムおよび充電制御方法 |
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WO2018155329A1 (ja) | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | アクチュエータ装置 |
CN114123444A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-01 | 隆鑫通用动力股份有限公司 | 一种蓄电池的充放电控制方法、装置及相关设备 |
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