JP2932412B2 - モータの停止装置 - Google Patents

モータの停止装置

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JP2932412B2
JP2932412B2 JP4297208A JP29720892A JP2932412B2 JP 2932412 B2 JP2932412 B2 JP 2932412B2 JP 4297208 A JP4297208 A JP 4297208A JP 29720892 A JP29720892 A JP 29720892A JP 2932412 B2 JP2932412 B2 JP 2932412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータを速やかにかつ
確実に停止させるモータの停止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気や光を利用した記録再生装置
の多機能化が進み、これらの装置に搭載されるモータの
高付加価値化が要求されている。特にモータの停止につ
いては、速やかにかつ確実に停止することが要求されて
おり、従来から種々の方法が提案されている。
【0003】このようなモータの停止装置の従来技術と
しては、例えば所定の回転数を設定し、モータ停止指令
からその回転数まではモータに最大の減速トルクを与え
て減速し、所定の回転数に達した時点で減速トルクを停
止するものが一般的である。
【0004】しかし、このようなモータの停止装置につ
いては、減速トルクを停止する回転数の検出に誤差を生
じた場合、速やかに停止しない、あるいは逆転する等の
問題点がある。
【0005】上記問題点の改善策として、モータの回転
数に応じて減速トルクを発生し、速やかにしかも逆転す
ることなく安定に停止させる方法の一例が特開昭60−16
2491号公報に示されている。
【0006】図18は特開昭60−162491号公報に示されて
いる従来のモータの停止装置の構成図(a)、および動作
説明図(b)であるが、その動作は、周波数発電機1001に
よりモータ1002の回転数を検出し、モータ停止指令発生
後、スイッチ1004をaからb側に接続し、周波数発電機
1001の出力を単安定マルチバイブレータ1007を介してモ
ータ駆動回路1006(モータ駆動電源1005)に入力すること
により、モータ回転数Nに応じて減速トルクを制御する
ものである。その結果、モータ回転数が高い間、減速ト
ルクは大きく回転数は急速に低下し、回転数が低くなる
と減速トルクは小さくなり回転数の低下は緩やかとな
る。その様子は図18(b)に示す通りである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のモータの停止装置は周波数発電機を用いて回転
数検出を行っているため、減速によりある程度回転数が
低下すると周波数発電機の出力電圧は減少し回転数検出
が困難となる。従って、完全停止まで回転数に応じた減
速トルクをモータに供給するには限界があり、完全停止
前に減速トルクの供給が終了してモータが速やかに停止
しなかったり、あるいはモータの速度がゼロになって
も、モータに減速トルクが供給されていてモータが逆転
してしまったりすることになる。
【0008】また、回転数に応じて減速トルクを制御す
るには、周波数−電圧変換機能を有する周波数−電圧変
換回路1003等が必要になり、具体的構成において複雑化
する。また、モータ停止指令発生直後、減速トルクを発
生させるためにモータに供給していた電流の方向を正方
向から逆方向に切り換えるとき、モータにサージノイズ
が発生してモータ駆動回路を損傷する場合がある。
【0009】このように従来のモータの停止装置は種々
の問題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点を解決するもので、速
やかにモータを完全停止させることができる簡単な構成
のモータの停止装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータの停止装置は、モータに順方向または
逆方向のトルクをトルク指令信号に応じた大きさで発生
するモータ駆動手段と、前記モータの駆動または停止の
ために外部より指令信号が入力され、その指令状態の意
を判別する判別回路と、前記モータの速度に反比例し
た周期を有するFG信号を発生させる速度検出回路と、
前記判別回路の出力が停止指令状態を意味するとき、前
記モータ駆動手段の発生トルク方向を、前記モータが停
止する方向に切り換えるトルク方向切り換え回路と、前
記判別回路の出力が停止指令状態を意味するとき、前記
速度検出回路が出力するFG信号の周期と同期した一定
時間幅のモノマルチ信号を発生するモノマルチ回路と、
前記モノマルチ回路が出力するモノマルチ信号を積分し
前記モータを停止させるための逆方向のトルク指令信
号を前記モータ駆動手段に対して発生する積分回路と、
前記モータの逆転を検知する逆転検知回路とを備え、前
記判別回路が停止指令状態を意味する信号を出力した場
合、前記積分回路は前記モータ駆動手段に出力する逆方
向のトルク指令信号を前記モータの速度の低下とともに
減少させ、前記逆転検知回路は前記モータの逆転を検知
した時点で前記モノマルチ回路の出力を停止して前記積
分回路が出力する逆方向のトルク指令信号をゼロトルク
指令とするように構成したものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、モータ停止指令後、モータに
供給されているトルクを順方向から逆方向に切り換え、
モータの速度が高い間は大きな逆方向のトルクを与えて
急激にモータを減速し、モータの速度が低くなるとモー
タに与える逆方向のトルクを小さくして速度の低下を緩
やかにし、モータの速度がゼロになった後、逆転に転じ
た瞬間、モータへの逆方向のトルクの供給を停止するこ
とによってモータの逆転を防ぎ、モータを速やかに停止
することができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例(請求項1関
連)におけるモータの停止装置の回路構成図であり、図
1において、1はモータであり、この入力端子はモータ
駆動手段2の出力端子と接続されている。5は判別回路
であって、154はモータ停止指令入力端子であり、比較
器127の反転入力端子に接続され、前記比較器127の非反
転入力端子は第1のバイアス電源128に接続されてい
る。ここで、前記比較器127,バイアス電源128は判別回
路5を構成し、前記比較器127の出力は前記判別回路5
の出力を成している。前記判別回路5の出力端子はモノ
マルチ回路6の第1の入力端子およびトルク方向切り換
え回路3の入力端子に接続されている。
【0014】7は速度検出回路であり、この出力端子は
前記モノマルチ回路6の第3の入力端子に接続されてい
る。前記モノマルチ回路6の出力端子は積分回路4の入
力端子に接続されている。前記積分回路4の出力端子
は、前記モータ駆動手段2の第1の入力端子と接続され
ている。さらに前記トルク方向切り換え回路3の出力端
子は、前記モータ駆動手段2の第2の入力端子に接続さ
れている。
【0015】8は逆転検知回路であり、この出力端子は
前記モノマルチ回路6の第2の入力端子に接続されてい
る。
【0016】以上のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図15の動作説明図を用いて説
明する。
【0017】今、図15に示すFG信号がt=t0のと
き、モータ停止指令入力端子154にモータ停止指令信号
が入力されると、判別回路5を介してトルク方向切り換
え回路3が動作し、モータ駆動手段2はモータ1に供給
しているトルクの方向を逆方向に切り換えることにより
モータ1は減速を開始する。同時にモノマルチ回路6が
動作し、速度検出回路7が図15に示すFG信号を出力す
る毎に時間幅tPBのモノマルチ信号PBを発生させて、
積分回路4に入力する。
【0018】積分回路4はモノマルチ信号PBを積分し
て、積分結果VTをモータ駆動手段2の第1入力端子に
入力する。積分結果VTの値は、FG信号の周期TFG
短いときはVTの値が大きく、FG信号の周期TFGが長
いときはVTの値が小さくなる。モータ駆動手段2は、
Tの大きさに比例した減速トルクTBをモータ1に供給
する。すなわち減速トルクTBの大きさは積分回路4の
出力VTにより定められる。
【0019】モータ1の減速開始直後は、モータの速度
が高く、速度検出回路7が出力するFG信号の周期TFG
が、図15に示すように短いのでモノマルチ信号PBの積
分結果VTの値は大きく、従ってモータ1には、モータ
駆動手段2が供給可能な最大限の大きな減速トルクTB
が供給されるため、モータ1は急激(図15の回転速度V
の(ア))に減速を開始する。
【0020】この減速により、モータ1の回転速度Vが
低くなるとFG信号の周期TFGが長くなるのでモノマル
チ信号PBの積分結果VTの値が小さく、モータ1に供
給される減速トルクTBが小さくなりモータ1の減速は
緩やかになる。モータ1の速度が低下し、t=t1のと
き(図15の(イ))、モータ1の回転速度Vがゼロになった
後、モータ1は緩やかに逆転を始める。この瞬間、逆転
検知回路8が動作して、モノマルチ回路6はモノマルチ
信号PBの出力を停止することにより、モータ1への減
速トルク供給を停止し、モータ1を速やかに完全停止す
ることができる。
【0021】以上のように本実施例によればモータ停止
指令後、モータに供給されているトルクを順方向から逆
方向に切り換え、モータの速度が高い間は大きな逆方向
のトルクを与えて急激にモータを減速し、モータの速度
が低くなると、モータに与える逆方向のトルクを小さく
して速度の低下を緩やかにし、モータの速度がゼロにな
った後、逆転に転じた瞬間、モータへの逆方向のトルク
の供給を停止することによってモータの逆転を防ぎ、速
やかな完全停止が可能なモータの停止装置を容易に実現
することができる。
【0022】(実施例2)図2および図3は、本発明の
第2の実施例(請求項2および請求項3関連)におけるモ
ータの停止装置の回路構成図である。
【0023】図2,図3において、モータ駆動コイル12
3,124,125の一端は共通接続され、他端はそれぞれモ
ータ駆動手段2の出力端子に接続される。126は回転子
(R)であり、前記モータ駆動コイル123,124,125およ
び前記回転子126は、ブラシレスモータ12を構成する。
【0024】図3に示すモータ駆動手段2の駆動トラン
ジスタ112,113,114のエミッタは共通に正側給電線路
に接続され、ベースはそれぞれ第1の電力増幅器110の
出力端子に接続される。また、駆動トランジスタ115,1
16,117のエミッタは共通接続されて抵抗118を介して接
地されるとともに、第1の差動増幅器119の反転入力端
子に接続され、ベースは第2の電力増幅器111の出力端
子に接続される。
【0025】前記駆動トランジスタ112,115・113,116
・114,117の各コレクタはモータ駆動手段2の出力端子
を成し、前記モータ駆動コイル123,124,125の各一端
およびコンデンサ120,121,122の各一端と共通に接続
される。そして、前記コンデンサ120,121,122の他端
は接地される。前記第1の差動増幅器119の非反転入力
端子は、積分回路4の出力端子に接続され、前記第1の
差動増幅器119の出力端子は前記第1の電力増幅器110お
よび第2の電力増幅器111の第2にの入力端子に接続さ
れる。
【0026】図2に示す101,102,103は位置検出器で
あり、この出力端子はそれぞれホールアンプ106,107,
108の入力端子に接続されるとともに速度検出回路7の
入力端子に接続される。前記位置検出器101,102,103
の第1の入力端子は共通接続されるとともに抵抗104を
介して正側給電線路に接続される。前記位置検出器10
1,102,103の第2の入力端子は共通接続されるととも
に抵抗105を介して接地される。
【0027】前記図2のホールアンプ106,107,108の
出力端子はそれぞれA,B,C点とし、図3の通電切り
換え回路109の第1,第2,第3の入力端子をそれぞれ
A′,B′,C′として、前記ホールアンプ106,107,
108の各A,B,C点とA′,B′,C′はそれぞれ接
続される。また前記通電切り換え回路109の第4の入力
端子をD′点とする。このD′点は図2のトルク方向切
り換え回路3の出力端子D点と接続される。前記通電切
り換え回路109の出力端子は前記第1の電力増幅器110の
第1の入力端子および前記第2の電力増幅器111の第1
の入力端子にそれぞれ接続される。
【0028】ここで、前記駆動トランジスタ112,113,
114,115,116,117および前記コンデンサ120,121,12
2および前記抵抗118,104,105および前記第1の差動増
幅器119および前記通電切り換え回路109および前記ホー
ルアンプ106,107,108および前記位置検出器101,10
2,103はモータ駆動手段2を構成する。
【0029】図3の4は積分回路であり、第2の差動増
幅器129の非反転入力端子に第2のバイアス電源166およ
び前記第1の差動増幅器119の第2の非反転入力端子と
共通に接続され、反転入力端子には抵抗131の一端およ
びコンデンサ134の一端が接続される。前記第2の差動
増幅器129の出力端子は前記コンデンサ134の他端、抵抗
132の一端と接続される。前記抵抗132および131の他
端、コンデンサ133の一端および抵抗130の一端は共通接
続される。前記第2の差動増幅器129の出力端子は積分
回路4の出力端子を成し、前記抵抗130の他端は積分回
路4の入力端子を成す。 6はモノマルチ回路であり、
第1のRSフリップフロップ137のセット入力端子Sに
反転ゲート136の第1の出力端子が接続される。リセッ
ト入力端子RをG′点とおき、逆転検知回路8(図2)の
出力端子をG点とおいて、G点とG′点が接続される。
Q出力端子は、第1のカウンタ147の出力端子および第
2のRSフリップフロップ138のセット入力端子Sと共
通接続され、これをH′点とおく。反転ゲート135(図
2)の第1の出力端子をH点として、H点とH′点は接
続される。148は基準信号源であり、出力端子は前記第
1のカウンタ147の入力端子に接続される。
【0030】前記第1のカウンタ147のリセット入力端
子は、反転ゲート136の第2の出力端子および反転ゲー
ト140の入力端子と共通接続され、これをE′点とお
く。速度検出回路7(図2)の出力端子をE点とおいて、
E点とE′点は接続される。ここで前記基準信号源148
および前記第1のカウンタ147はタイマー回路139を構成
し、前記第1のカウンタ147の出力端子は前記タイマー
回路139の出力端子を成し、前記第1のカウンタ147のリ
セット入力端子Rは前記タイマー回路139のリセット入
力端子を成す。
【0031】前記反転ゲート140の出力端子は反転ゲー
ト141の入力端子に接続され、前記反転ゲート141の出力
端子は反転ゲート142の入力端子に接続される。前記反
転ゲート142の出力端子は反転ゲート143の入力端子に接
続される。前記反転ゲート143の出力端子は前記第2の
RSフリップフロップ138のリセット入力端子Rに接続
される。
【0032】前記第2のRSフリップフロップ138のQ
出力端子は反転ゲート144の入力端子に接続される。前
記反転ゲート144の出力端子はブレーキパルス発生回路1
45の入力端子に接続される。前記ブレーキパルス発生回
路145の出力端子はトランジスタ146のベースに接続され
る。前記トランジスタ146のエミッタは正側給電線路に
接続され、コレクタは前記抵抗130の他端と接続され
る。ここでトランジスタ146のコレクタはモノマルチ回
路6の出力端子を成す。
【0033】図2の5は判別回路であり、非反転入力端
子に第1のバイアス電源128を接続した比較器127により
構成され、前記比較器127の反転入力端子は判別回路5
のモータ停止指令入力端子154を成し、前記比較器127の
出力端子は判別回路5の出力端子を成し、反転ゲート13
5の入力端子と接続され、これをF点とおく。そして反
転ゲート136(図3)の入力端子をF′点とおき、F点と
F′点は接続される。前記反転ゲート135の第2の出力
端子はトルク方向切り換え回路3の入力端子に接続され
る。
【0034】以上のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図16の動作説明図を用いて説
明する。
【0035】今、図16に示すFG信号がt<t0の場
合、モータ指令入力端子154(図2)にはモータ駆動指令
信号が入力されており、判別回路5の出力端子はブラシ
レスモータ12(図3)の駆動を意味するHighインピーダ
ンス出力になっている。判別回路5のHighインピーダ
ンス出力は反転ゲート135(図2)および136(図3)の出力
端子をLow出力にする。反転ゲート135のLow出力がト
ルク方向切り換え回路3(図2)に入力されることによ
り、前記トルク方向切り換え回路3(D−D′点)はモー
タ駆動手段2(図3)に作用してブラシレスモータ12に順
方向のトルクを供給して、ブラシレスモータ12を駆動し
ている。
【0036】また、反転ゲート135(図2)のLow出力(H
−H′点)は第2のRSフリップフロップ138(図3)のセ
ット入力端子Sに入力されている。一方、反転ゲート13
6 (図3)のLow出力は第1のRSフリップフロップ137
のセット入力端子Sおよび第1のカウンタ147のリセッ
ト入力端子Rに入力されるとともに、反転ゲート140〜1
43を界して第2のRSフリップフロップ138のリセット
入力端子Rに入力される。
【0037】第2のRSフリップフロップ138はセット
入力端子SがLowの場合、そのQ出力端子はHighイン
ピーダンス出力を維持する。これを第2のRSフリップ
フロップ138がセットされた状態と呼ぶ。逆に第2のR
Sフリップフロップ138のセット入力端子SがHighイン
ピーダンス状態で、リセット入力端子RがLowになって
Q出力端子がLow出力になることをリセットされた状態
と呼ぶ。
【0038】このとき、第2のRSフリップフロップ13
8のリセット入力端子RもLowになるが、反転ゲート140
〜143を介しているため、セット入力端子Sおよびリセ
ット入力端子Rが同時にLowにはならず、モータ駆動指
令信号の入力後、先にセット入力端子SがLowになり、
ある遅延時間経過後、リセット入力端子RがLowになる
ので第2のRSフリップフロップ138が誤動作すること
はない。
【0039】そしてブラシレスモータ12が順方向に駆動
されているとき、逆転検知回路8 (図2)は、正転を意
味するHighインピーダンス出力(G点)を第1のRSフ
リップフロップ137(図3)のリセット入力端子Rに入力
(G′点)している。第1のRSフリップフロップ137
は、セット入力端子SがLowの場合、Q出力端子はHig
hインピーダンス出力になる。これを第1のRSフリッ
プフロップ137がセットされた状態と呼ぶ。逆に第1の
RSフリップフロップ137のセット入力端子SがHighイ
ンピーダンス状態で、リセット入力端子RがLowになっ
てQ出力端子がLow出力になることをリセットされた状
態と呼ぶ。
【0040】そして第2のRSフリップフロップ138の
Q出力端子のHighインピーダンス出力は反転ゲート144
に入力され、反転ゲート144の出力端子は、Low出力を
ブレーキパルス発生回路145に入力する。このブレーキ
パルス発生回路145の入力端子がLowの場合、ブレーキ
パルス発生回路145は、その出力端子に接続されたトラ
ンジスタ146を非導通状態にする。このトランジスタ146
が非導通状態であるとき、モノマルチ回路6は図16に示
すモノマルチ信号PBを出力しない。
【0041】次に図16でFG信号がt=t0、モータ停
止指令入力端子154(図2)にモータ停止指令信号が入力
されると、判別回路5の出力端子はブラシレスモータ12
(図3)の停止を意味するLow出力になる。判別回路5
(図2)のLow出力(F−F′点)は反転ゲート135および1
36(図3)の出力端子をHighインピーダンス出力にす
る。反転ゲート135のHighインピーダンス出力がトルク
方向切り換え回路3に入力されることにより、前記トル
ク方向切り換え回路3が動作し、通電切り換え回路109
(図3)に作用(D−D′点)してモータ駆動手段2がブラ
シレスモータ12に供給しているトルクの方向を順方向か
ら逆方向に切り換え、ブラシレスモータ12は減速(図16
の回転速度Vの(ア))を開始する。
【0042】また、反転ゲート136(図3)がHighインピ
ーダンス出力になると、第1のRSフリップフロップ13
7のセット入力端子SはHighインピーダンス状態になる
が、前記第1のRSフリップフロップ137の入力端子S
はHighインピーダンス状態になるが、前記第1のRS
フリップフロップ137のリセット入力端子Rは、逆転検
知回路8(図2)のブラシレスモータ12の正転を意味する
Highインピーダンス信号が入力(G−G′点)されてい
るので、前記第1のRSフリップフロップ137は変化せ
ず、Q出力端子はHighインピーダンス出力を維持して
いる。
【0043】反転ゲート135(図2)は、判別回路5のブ
ラシレスモータ12の停止を意味するLow信号が入力され
ているので、Highインピーダンス出力となる。第1の
RSフリップフロップ137(図3)のQ出力端子および反
転ゲート135の出力は共にHighインピーダンス状態であ
るので、第1のカウンタ147の出力の変化は第2のRS
フリップフロップ138のセット入力端子Sに伝達可能に
なる。
【0044】また、反転ゲート136の出力端子がHighイ
ンピーダンス出力になることにより、速度検出回路7
(図2)より出力されるFG信号は、第1のカウンタ147
のリセット入力端子Rおよび第2のRSフリップフロッ
プ138のリセット入力端子Rに伝達可能となる。
【0045】速度検出回路7(図2)は位置検出器101〜1
03の出力より、FG信号を出力するよう構成しているの
で、ブラシレスモータ12が停止直前までFG信号の出力
が可能である。速度検出回路7が出力するFG信号が第
1のカウンタ147(図3)のリセット入力端子Rに入力さ
れると、第1のカウンタ147が初期化されるとともに第
2のRSフリップフロップ138をリセットし、第1のカ
ウンタ147の出力端子はHighインピーダンス出力、第2
のRSフリップフロップ138のQ出力はLow出力にな
る。
【0046】第2のRSフリップフロップ138の出力端
子がLow出力になると、反転ゲート144を介してブレー
キパルス発生回路145を動作させて、トランジスタ146を
導通状態とする。同時に、前記第1のカウンタ147は基
準信号源148より出力される基準クロック信号をセット
入力端子Sに入力してカウントし始める。前記第1のカ
ウンタ147は、図16に示すPB信号が時間tPBを経過す
ると、予め定められた回数だけ前記基準フロック信号の
カウントを完了し、前記第1のカウンタ147の出力端子
はLow出力となって第2のRSフリップフロップ138を
セットする。
【0047】前記第2のRSフリップフロップ138がセ
ットされると、Q出力端子はHighインピーダンスとな
り、反転ゲート144を介して前記ブレーキパルス発生回
路145に入力されることにより、ブレーキパルス発生回
路145はトランジスタ146を非導通状態とする。すなわ
ち、FG信号が発生した後、前記モノマルチ回路6は、
前記トランジスタ146を導通させて、正側給電線路と等
しい電圧を持つ信号を時間tPBだけ出力する。
【0048】モノマルチ回路6が出力する信号は、トラ
ンジスタ146が非導通状態になると、次のFG信号が発
生するまで図16のPB信号は減衰を続ける。これをモノ
マルチ信号PBと呼ぶことにする。以後、FG信号が速
度検出回路7より出力されるたびに以上の動作が繰り返
され、時間幅tPBのモノマルチ信号PBが積分回路4に
入力される。
【0049】前記積分回路4は、モノマルチ信号PBを
積分して図16に示す直流電圧EOに変換して出力する。
積分回路4の出力直流電圧EOと第2のバイアス電流16
6の出力電圧VREF2との電圧差を以下、積分結果VTと呼
ぶこととする。積分結果VTは第1の差動増幅器119の非
反転入力端子に入力する。前記差動増幅器119は積分回
路の出力直流電圧EOと第2のバイアス電源166の電圧
REF2との電圧差、すなわち積分結果VTとモータ電流
が流れる抵抗118に発生する電圧VRFが一致するよう第
1および第2の電力増幅器110,111に作用し、ブラシレ
スモータ12に電力供給させる。
【0050】従ってモータ駆動手段2は、VTの大きさ
に比例した図16に示す減速トルクTBをブラシレスモー
タ12に供給する。すなわち減速トルクTBの大きさは積
分回路4の積分結果VTにより定められる。積分結果VT
の値は、FG信号の周期TFGが短いときはVTの値が大
きく、FG信号の周期TFGが長いときはVTの値が小さ
くなる。
【0051】ブラシレスモータ12の減速直後は、ブラシ
レスモータ12の速度が高く、速度検出回路7(図2)が出
力する図16に示すFG信号の周期TFGが短いので、モノ
マルチ信号PBの積分結果VTの値は大きく、従ってブ
ラシレスモータ12には、モータ駆動手段2が供給可能な
最大限の大きな減速トルクTBが供給されるため、ブラ
シレスモータ12は急激に減速(図16の回転速度Vの(ア))
される。この減速により、ブラシレスモータ12の速度は
低くなると、FG信号の周期TFGが長くなるのでモノマ
ルチ信号PBの積分結果VTの値が小さく、ブラシレス
モータ12に供給される減速トルクTBが小さくなり、ブ
ラシレスモータ12の減速は緩やかになる。
【0052】ブラシレスモータ12の速度が低下し、t=
1のとき(図16の回転速度Vの(イ))、ブラシレスモー
タ12の速度はゼロになったあと、ブラシレスモータ12は
緩やかに逆転を始める。この瞬間、逆転検知回路8(図
2)が動作して、逆転を意味するLow出力が第1のRS
フリップフロップ137(図3)のリセット入力端子Rに入
力(G−G′点)される。第1のRSフリップフロップ13
7がリセットされ、Q出力端子はLow出力になり、第2
のRSフリップフロップ138のセット入力端子SはLow
レベル状態になる。
【0053】前記第2のRSフリップフロップ138のQ
出力端子は、Highインピーダンスが維持され、トラン
ジスタ146は非導通状態となり、モノマルチ信号PBの
出力は停止される。モノマルチ信号PBの出力が停止さ
れることにより、積分回路4の出力電圧はVREF2と同じ
電圧に集束し、積分結果VTの値がゼロとなることによ
り、モータ駆動手段2はブラシレスモータ12への減速ト
ルク供給を停止し、ブラシレスモータ12を速やかに完全
停止することができる。
【0054】以上のように本実施例によれば、モータ停
止指令後、ブラシレスモータに供給されているトルクを
順方向から逆方向に切り換え、ブラシレスモータの速度
が高い間は大きな逆方向のトルクを与えて急激にブラシ
レスモータを減速し、ブラシレスモータの速度が低くな
ると、ブラシレスモータに与える逆方向のトルクを小さ
くして速度の低下を緩やかにし、ブラシレスモータの速
度がゼロになった後、逆転に転じた瞬間、ブラシレスモ
ータへの逆方向のトルクの供給を停止することによって
ブラシレスモータの逆転を防ぎ、速やかな完全停止が可
能なモータの停止装置を容易に実現することができる。
【0055】(実施例3)図4は本発明の第3の実施例
(請求項4関連)におけるモータの停止装置の回路構成図
であり、図4において、時限回路9を設け、モノマルチ
回路6の第2の出力端子と前記時限回路9の入力端子と
接続し、速度検出回路7の出力と時限回路9のリセット
入力端子Rとを接続している以外は、図1に示したモー
タの停止装置の回路構成図と同様であり、また、その動
作状態の説明図も前記図1で示した図15と同様である。
【0056】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を説明する。
【0057】図1に示したモータの停止装置と同様に、
モータ停止指令入力端子154にモータ停止指令信号が入
力されると、モータ1にはモータ1が停止する方向に減
速トルクが供給され、モータ1は完全停止に至る。モノ
マルチ回路6は積分回路4を介して、モータ1の速度の
低下とともにモータ1に供給する減速トルクを小さくす
るようにモータ駆動手段2に動作するだけでなく、時限
回路9をも動作させる。速度検出回路7が発生するFG
信号が時限回路9のリセット入力端子Rに入力される
と、時限回路9は初期化されるように構成されているの
で、モータ1が減速している間、時限回路9は常に初期
化される。モータが完全停止すると、時限回路9は所定
の時間経過後、モータ1の完全停止を意味する信号を停
止信号出力端子149より出力するよう動作する。
【0058】以上のように本実施例によれば、モータ停
止指令後、モータを速やかに停止するだけでなく、モー
タが完全停止した後、所定の時間経過後、モータが完全
に停止したことを検出可能なモータの停止装置を簡単に
構成することができる。
【0059】(実施例4) 図5および図6は(請求項5および請求項6関連)にお
けるモータの停止装置の回路構成図であり、図6におい
て、第2のカウンタ150および反転ゲート151,1
52,第3のフリップフロップ167および定電流源1
68およびトランジスタ153を構成要素とする時限回
路9を備え、第1のカウンタ147の第2の出力端子を
第2のカウンタ150の第1の入力端子と接続し、第2
のカウンタ150のリセット入力端子Rは反転ゲート1
36の第2の出力端子と第1のカウンタ147のリセッ
ト入力端子Rと反転ゲート140の入力端子と共通接続
してE′点とおく。速度検出回路7(図5)の出力端子
をE点とおいて、E点とE′点は接続される。第2のカ
ウンタ150の出力端子は反転ゲート151を界して第
3のRSフリップフロップ167のセット入力端子Sに
接続される。第3のRSフリップフロップ167のリセ
ット入力端子Rは反転ゲート136の第3の出力端子と
接続される。第3のRSフリップフロップ167の
力端子は、反転ゲート152を介して定電流源168の
出力端子およびトランジスタ153のベースに共通接続
される。
【0060】定電流源168の入力端子は正側給電線路と
接続される。トランジスタ153のエミッタは接地され、
コレクタは停止信号出力端子149と接続される。
【0061】その他の構成は、前記図2,図3に示した
モータの停止装置と同一であり、説明を省略する。
【0062】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を前記図16の動作説明図を用い
て説明する。
【0063】今、図16でFG信号がt<tの場合、
モータ停止指令入力端子154(図5)にはモータ駆動
指令信号が入力されており、判別回路5の出力端子はブ
ラシレスモータ12(図6)の駆動を意味するHigh
インピーダンス出力になっている。図2,図3に示した
モータの停止装置と同一の動作をして、ブラシレスモー
タ12は駆動される。また判別回路5のHighインピ
ーダンス出力は反転ゲート136(図6)の出力端子を
Low出力にする。反転ゲート136のLow出力は第
2のカウンタ150のリセット入力端子Rおよび第3の
RSフリップフロップ167のリセット入力端子Rに入
力されている。リセット入力端子RがLowの場合、第
3のRSフリップフロップ167はリセット状態にな
り、セット入力端子SがLowまたはHighインピー
ダンスのいずれであっても、出力端子はHighインピ
ーダンス状態になる。第3のRSフリップフロップ16
7の 出力端子は反転ゲート152の入力端子と接続さ
れているので反転ゲート152はLow出力になり、ト
ランジスタ153は非導通状態となる。トランジスタ1
53のコレクタすなわち停止信号出力端子149はモー
タの回転状態を意味するHighインピーダンス出力に
なる。
【0064】次に、図16でFG信号がt=t0のとき、
モータ停止指令入力端子154(図5)にモータ停止指令信
号が入力されると、判別回路5の出力端子はブラシレス
モータ12(図6)の停止を意味するLow出力になる。判別
回路5のLow出力(F−F′点)は反転ゲート135および1
36(図6)の出力端子をHighインピーダンス出力にす
る。反転ゲート135のHighインピーダンス出力が、トル
ク方向切り換え回路3(図5)に出力されることにより、
前記トルク方向切り換え回路3が動作し、通電切り換え
回路109(図6)に作用(D−D′)してモータ駆動手段2
がブラシレスモータ12に供給しているトルクの方向を順
方向から逆方向に切り換え、ブラシレスモータ12は減速
(図16の回転速度Vの(ア))を開始する。
【0065】また、反転ゲート136の出力端子が第1の
RSフリップフロップ137のセット入力端子Sに接続さ
れているので、第1のRSフリップフロップ137のセッ
ト入力端子はHighインピーダンス状態になる。第1の
RSフリップフロップ137のリセット入力端子Rに接続
(G−G′点)されている逆転検知回路8(図5)の出力端
子はブラシレスモータ12の正転を意味するHighインピ
ーダンス出力であるので、第1のRSフリップフロップ
137の動作は変化せず、Q出力端子は、Highインピーダ
ンス状態を維持している。
【0066】一方、反転ゲート135(図5)の出力端子が
Highインピーダンス出力であるので、第1のカウンタ1
47(図6)の第1の出力端子の出力信号の変化は第2のR
Sフリップフロップ138のセット入力端子Sに伝達可能
となる。また反転ゲート136の出力がHighインピーダン
ス出力になることにより、速度検出回路7(図5)の出力
(E−E′点)は、第1のカウンタ147および第2のカウ
ンタ150のリセット入力端子Rおよび第2のRSフリッ
プフロップ138のリセット入力端子Rに伝達可能とな
る。また第3のRSフリップフロップ167のリセット入
力端子RにはHighインピーダンス出力が伝達される。
【0067】速度検出回路7(図5)は位置検出器101〜1
03の出力より、FG信号を出力するよう構成しているの
で、ブラシレスモータ12が停止直前までFG信号の出力
が可能である。速度検出回路7の出力するFG信号が第
1のカウンタ147のリセット入力端子Rに入力される
と、第1のカウンタ147が初期化されるとともに第2の
RSフリップフロップ138をリセットし、第1のカウン
タ147の出力はLow出力、第2のRSフリップフロップ1
38のQ出力端子はLow出力になる。
【0068】第2のRSフリップフロップ138のQ出力
端子がLow出力になると反転ゲート144を介してブレー
キパルス発生回路145を動作させて、トランジスタ146を
導通状態とする。同時に、前記第1のカウンタ147は基
準信号源148より出力される基準クロック信号をカウン
トし始める。前記第1のカウンタ147は、図16に示す時
間tPBが経過すると、予め定められた回数だけ前記基準
クロック信号のカウントを完了し、前記第1のカウンタ
147の第1の出力端子はHighインピーダンス出力となっ
て第2のRSフリップフロップ138をセットする。
【0069】前記第2のRSフリップフロップ138がセ
ットされると、Q出力端子はHighインピーダンス出力
となり、反転ゲート144を介して前記ブレーキパルス発
生回路145に入力されることにより、ブレーキパルス発
生回路145はトランジスタ146を非導通状態とする。すな
わち、FG信号が発生した後、前記モノマルチ回路6は
前記トランジスタ146を導通させて正側給電線路と等し
い電圧を持つ信号を時間tPBだけ出力する。モノマルチ
回路6が出力する信号は、トランジスタ146が非導通状
態となると次のFG信号が発生するまで図16のPB信号
は減衰を続ける。これをモノマルチ信号と呼ぶことにす
る。以後FG信号が速度検出回路7により出力されるた
びに、以上の動作が繰り返され、時間幅tPBのモノマル
チ信号PBが積分回路4に入力される。
【0070】前記積分回路4は、モノマルチ信号PBを
積分して図16に示す直流電圧EOに変換して出力する。
積分回路4の出力直流電圧EOと第2のバイアス電流16
6の出力電圧VREF2との電圧差である積分結果VTを出力
し、差動増幅器119の非反転入力端子に入力する。
【0071】前記差動増幅器119は、積分回路4の出力
直流電圧EOと第2のバイアス電源166の電圧との電圧
差、すなわち積分結果VTとモータ電流が流れる抵抗118
に発生する電圧VRFが一致するよう第1および第2の電
力増幅器110,111に作用し、ブラシレスモータ12に電力
供給する。
【0072】従ってモータ駆動手段2は、積分結果VT
の大きさに比例した図16に示す減速トルクTBをブラシ
レスモータ12に供給する。すなわち減速トルクの大きさ
は積分回路4の積分結果VTにより定められる。積分結
果VTの値は、FG信号の周期TFGが短いときはVTの値
が大きく、FG信号の周期TFGが長いときはVTの値が
小さくなる。
【0073】ブラシレスモータ12の減速直後は速度ブラ
シレスモータ12の速度が高く、速度検出回路7(図5)が
出力する図16に示すFG信号の周期TFGが短いので、モ
ノマルチ信号PBの積分結果VTの値は大きく、従って
ブラシレスモータ12には、モータ駆動手段2が供給可能
な最大限の大きな減速トルクTBが供給されるため、ブ
ラシレスモータ12は急激に減速される。減速により、ブ
ラシレスモータ12の速度は低くなると、FG信号の周期
FGが長くなるのでモノマルチ信号PBの積分結果VT
の値が小さくなり、ブラシレスモータ12に供給される減
速トルクTBが小さくなってブラシレスモータ12の減速
は緩やかになる。
【0074】ブラシレスモータ12の速度が低下し、t=
1のとき(図16の回転速度Vの(イ))、ブラシレスモー
タ12の速度はゼロになったあと、ブラシレスモータ12は
緩やかに逆転を始める。この瞬間、逆転検知回路8(図
5)が動作して、逆転を意味するLow出力が第1のRS
フリップフロップ137(図6)のリセット入力端子Rに入
力(G−G′点)される。第1のRSフリップフロップ13
7がリセットされ、Q出力端子はLow出力になり、第2
のRSフリップフロップ138のセット入力端子SはLow
レベル状態になる。
【0075】前記第2のRSフリップフロップ138のQ
出力端子は、Highインピーダンスが維持され、トラン
ジスタ146は非導通状態となり、モノマルチ信号PBの
出力は停止される。モノマルチ信号PBの出力が停止さ
れることにより、モータ駆動手段2はブラシレスモータ
12への減速トルク供給を停止し、ブラシレスモータ12を
速やかに完全停止することができる。
【0076】一方、時限回路9(図6)の構成要素である
第2のカウンタ150は、第1のカウンタ147の第2の出力
端子のクロック信号をカウントし、そのカウント数が前
記第2のカウンタ150に予め設定された所定の値に達し
たとき、第2のカウンタ150の出力端子はHighインピー
ダンスになる。ブラシレスモータ12の回転中は速度検出
回路7(図5)により、FG信号が第2のカウンタ150の
リセット入力端子Rに伝達(E−E′点)されるので、第
2のカウンタ150は第1のカウンタの第2の出力端子よ
り出力されるクロック信号のカウント数が予め設定され
た所定の値に達することなく初期化される。
【0077】ブラシレスモータ12が完全停止すると、第
2のカウンタ150は第1のカウンタ147の第2の出力端子
から出力されるクロック信号をカウントし、そのカウン
ト数が第2のカウンタ150に予め設定された所定の値に
達したとき、第2のカウンタ150の出力端子はHighイン
ピーダンスとなり、反転ゲート151を介して第3のRS
フリップフロップ167のセット入力端子Sに伝達され
て、第3のRSフリップフロップ167はセットされる。
【0078】第3のRSフリップフロップ167がセッ
トされると、 出力端子はLow出力となり、反転ゲー
ト152の出力端子はHighインピーダンスとなって
定電流源168の出力電流がトランジスタ153のベー
スに入力されることにより、トランジスタ153は飽和
し、停止信号出力端子149はブラシレスモータ12の
完全停止を意味するLow出力となる。
【0079】以上のように本実施例によれば、第2のカ
ウンタ150および反転ゲート151,152,第3のRSフリ
ップフロップ167および定電流源168およびトランジスタ
153を構成要素とする時限回路9を設けたことにより、
モータ停止指令信号によりブラシレスモータが完全停止
した後、このブラシレスモータが完全停止したことを正
確に検出することができるモータの停止装置を簡単に構
成することができる。
【0080】(実施例5)図7,図8は本発明の第5の実
施例(請求項7関連)におけるモータの停止装置の回路構
成図を示すものであり、図8において、速度基準信号発
生回路159およびPLL制御回路158を構成要素とする速
度制御手段10と、図7において第4のRSフリップフロ
ップ160および反転ゲート162,163,164,165を構成要
素とするトルク方向切り換え回路3を備え、前記図8の
速度基準信号発生回路159の出力端子をPLL制御回路1
58の第1の入力端子と接続し、速度検出回路7(図7)の
第2の出力端子をJ点とし、PLL制御回路158の第2
の入力端子をJ′点として、J点とJ′点とは接続され
る。反転ゲート136(図8)の出力端子はPLL制御回路1
58の第3の入力端子に接続される。PLL制御回路158
の出力端子は速度制御手段10の出力端子を成す。
【0081】積分回路4の構成要素である抵抗155、コ
ンデンサ157の一方は共通に接続され、積分回路4の第
2の入力端子を成し、速度制御手段10の出力端子と接続
される。抵抗155およびコンデンサ157の他方は抵抗156
の一方と接続される。抵抗156の他方は抵抗130,131,1
32,コンデンサ133と共通接続される。
【0082】トルク方向切り換え回路3(図7)の構成要
素である第4のRSフリップフロップ160はセット入力
端子Sと反転ゲート135の第2の出力端子と接続され、
リセット入力端子Rは反転ゲート163の出力端子と接続
される。反転ゲート163の入力端子は反転ゲート162の第
1の出力端子と接続されている。反転ゲート162の入力
端子をI点とし、第1の差動増幅器119(図8)の第2の
出力端子をI′点として、I′点とI点は接続される。
【0083】逆転検知回路8(図7)の第2の出力端子は
反転ゲート162の第2の出力端子と反転ゲート165の入力
端子と共通に接続される。第4のRSフリップフロップ
160のQ出力端子は反転ゲート165の出力端子と反転ゲー
ト164の入力端子と共通接続される。反転ゲート164の出
力端子はトルク方向切り換え回路3の出力端子を成す。
トルク方向切り換え回路3の出力端子をD点とし、通電
切り換え回路109(図8)の第4の入力端子D′点とし
て、D点とD′点は接続される。
【0084】その他の構成は、図2,図3に示したモー
タの停止装置と同一であり、説明を省略する。
【0085】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図17の動作説明図を用い説明
する。
【0086】図17で、FG信号がt<t0のとき、モー
タ停止指令入力端子154にはモータ駆動を意味する信号
が入力されている。判別回路5(図7)の出力(F点)はモ
ータ駆動を意味するHighインピーダンス出力となって
反転ゲート136(図8のF′点)を介してPLL制御回路1
58に作用し、図17に示す位相誤差信号PDを発生させ
る。速度基準信号発生回路159は、周波数一定の図17に
示すREF信号を発生する。速度検出回路7(図7)は、
ブラシレスモータ12(図8)の回転速度に反比例した周期
を有するFG信号を発生する。PLL制御回路158は図1
7のREF信号とFG信号との位相差を比較し、比較結
果すなわち位相誤差信号PDを出力する。
【0087】この位相誤差信号PDは一周期のデューテ
ィ(duty)比で表され、duty比=Low/Highの値が1/
2より大きい場合、位相遅れ状態であり、順方向のトル
クをモータに供給させようと指令し、duty比=Low/H
ighの値が1/2より小さい場合には位相進み状態であ
り、逆方向のトルクをブラシレスモータ12に供給させよ
うと指令している。
【0088】ブラシレスモータ12が安定に駆動されてい
るときは、位相誤差信号PDのduty比=Low/Highは
1/2より大きな値になる。位相誤差信号PDは積分回
路4の(図8)の第2の入力端子に入力され、積分回路4
は位相誤差信号PDを積分して図17の積分結果VTを出
力する。積分結果VTの大きさは、第2のバイアス電源1
66の電圧VREF2と積分回路4の出力である直流電圧EO
との電圧差である。積分結果VTは第1の差動増幅器119
の第1の非反転入力素子に入力される。第1の差動増幅
器119の反転入力端子は電流検出抵抗118と接続されてお
り、ブラシレスモータ12に供給される電流の大きさに比
例して電圧VRFが発生する。
【0089】第1の差動増幅器119はVTと電流検出抵抗
118に発生する電圧VRFとが一致するように第1および
第2の電力増幅器110,111に作用してブラシレスモータ
12に電力を供給する。また第1の差動増幅器119は、第
1の非反転入力端子に入力される積分回路4の出力であ
る直流電圧EOと第2の非反転入力端子に入力される第
2のバイアス電源166の電圧VREF2と比較し、その結果
を第2の出力端子に出力する。この差動増幅器119はE
O>VREF2の場合Highインピーダンスを、EO<V
REF2の場合Lowレベルを出力する。
【0090】今、位相誤差信号PDのduty比=Low/H
ighは1/2より大きな値であり積分回路4の出力であ
る直流電圧EOは、EO>VREF2となるので、ブラシレ
スモータ12の正転を指令するHighインピーダンス信号
が第1の差動増幅器119の第2の出力端子より出力され
る。第1の差動増幅器119の第2の出力端子は反転ゲー
ト162に接続(I−I′点)されているので反転ゲート162
の出力端子はLowレベルになり、反転ゲート163を介し
て第4のRSフリップフロップ160のリセット入力端子
RにHighインピーダンス信号が伝達される。
【0091】判別回路5(図7)のHighインピーダンス
出力は反転ゲート135を介して、第4のRSフリップフ
ロップ160のセット入力端子Sに伝達される。セット入
力端子SがLowレベルに維持されると第4のRSフリッ
プフロップ160のQ出力端子はHighインピーダンス状態
に維持される。ブラシレスモータ12は正転状態にあり、
逆転検知回路8の出力端子は正転を意味するHighイン
ピーダンス出力を示す。
【0092】一方、反転ゲート162の出力端子はLowレ
ベルにあるので、反転ゲート165の出力端子はHighイン
ピーダンスになり、反転ゲート164の入力端子は第4の
RSフリップフロップ160のQ出力端子と共通接続され
ているので、反転ゲート164の出力端子はLowレベルと
なる。
【0093】反転ゲート164の出力端子はトルク方向切
り換え回路3の出力端子を成し、Lowレベル信号は正転
を意味し、通電切り換え回路109(図8)に作用(D−D′
点)して駆動トランジスタ112〜117の通電切り換え方向
を順方向に維持する。
【0094】また、判別回路5のHighインピーダンス
出力は反転ゲート135に入力されるので反転ゲート135の
出力端子(H点)はLowレベルになり、第2のRSフリッ
プフロップ138のセット入力端子S(H′点)はLowにな
る。第2のRSフリップフロップ138のセット入力端子
SがLowになると、Q出力端子はHighインピーダンス
出力を維持し、反転ゲート144の出力端子はLowとなっ
て、ブレーキパルス発生回路145はトランジスタ146を非
導通状態とし、モノマルチ信号PBは出力されない。
【0095】次に、時刻t=t0になると、モータ停止
指令入力端子154にモータ停止指令信号が入力される
と、判別回路5の出力端子はブラシレスモータ12の停止
を意味するLow出力になる。判別回路5のLow出力は反
転ゲート135,136に入力され、反転ゲート135,136の出
力端子をHighインピーダンスにする。反転ゲート135,
136の出力端子がHighインピーダンスになると、PLL
制御回路158は位相誤差信号PDの出力を停止し、モノ
マルチ回路6は実施例2と同様の動作をして、モノマル
チ信号PBの出力を開始する。PB信号は積分回路4に
入力される。PB信号は、正側給電線路から供給される
ので、積分回路4の出力である直流電圧EOは、その値
を減少(図17の(ウ))させる。
【0096】次に時刻t=t1になると、積分回路4の
出力である直流電圧EOが第2のバイアス電源166の電
圧VREF2より小さくなり、第1の差動増幅器119の第2
の出力端子は正転を指令するHighインピーダンス出力
から逆転を指令するLow出力になって、反転ゲート162
に入力される。反転ゲート162の出力端子はHighインピ
ーダンス出力になり、反転ゲート163,165の出力端子を
Lowにする。
【0097】第4のRSフリップフロップ160のリセッ
ト入力端子RはHighインピーダンスからLowになる。
第4のRSフリップフロップ160のセット入力端子S
は、予めHighインピーダンス状態であったので、第4
のRSフリップフロップ160は直ちにリセットされ、Q
出力端子はLowレベルになる。第4のRSフリップフロ
ップ160のQ出力端子がLowになると、反転ゲート164の
出力端子(D−D′点)、すなわち、トルク方向切り換え
回路3の出力端子は、逆転を意味するHighインピーダ
ンス出力になって、モータ駆動手段2の構成要素である
通電切り換え回路109に入力される。
【0098】モータ駆動手段2は、直ちに駆動トランジ
スタ112〜117の通電切り換え方向を正方向から逆方向に
切り換えてブラシレスモータ12に発生するトルクの方向
を順方向から逆方向にする。ただし、このときの積分回
路4の出力である直流電圧EOの電圧は、VREF2とほと
んど同一の値であるので直流電圧EOとVREF2の差、す
なわちVTは極めて小さい値であり、駆動コイル123,12
4,125に流れる電流も極めて小さい値になっている。従
って、正転状態から逆転状態に切り換える瞬間は、ブラ
シレスモータ12の駆動コイルに流れる電流が極めて小さ
いため、駆動トランジスタ112〜117の通電順序を順方向
から逆方向に切り換える際に発生するサージノイズを抑
制することができる。
【0099】モノマルチ信号PBが積分回路4に次々と
入力されると、積分回路4の出力である直流電圧EOは
図17に示すように急激に低下し、積分結果VTが大きく
なり、ブラシレスモータ12に大きな逆方向のトルクが供
給されて、ブラシレスモータ12の回転速度V(図17)は
(ア)から急速に減速し停止に至る。ブラシレスモータ12
が減速を開始するt=t1から完全停止に至るt=t2
間(図17の(ア)から(イ))の動作は実施例2と同一である
ので説明は省く。
【0100】以上のように本実施例によれば、速度基準
信号発生回路159およびPLL制御回路158を構成要素と
する速度制御手段10を設け、トルク方向切り換え回路3
を第4のRSフリップフロップ160および反転ゲート16
2,163,164,165により構成したことにより、ブラシレ
スモータ12の駆動時においては、速度制御手段10の出力
信号PDを積分回路4により積分して、正方向のトルク
を発生させてブラシレスモータ12を駆動し、停止時にお
いてはモノマルチ回路6の出力信号を前記積分回路4に
より積分して逆方向のトルクを発生させてブラシレスモ
ータ12を急速に減速して、ブラシレスモータ12を停止さ
せる。また、積分回路4を駆動時および減速時に各々設
けることなく兼用することにより、モータの停止装置の
構成要素を少なくしただけでなく、正転状態から逆転状
態に切り換える瞬間に、ブラシレスモータ12の駆動コイ
ル123〜125に流れる電流を極めて小さくしたため、駆動
トランジスタ112〜117の通電順序を順方向から逆方向に
切り換える際に発生するサージノイズを抑制することが
でき、耐圧の小さな安価な駆動トランジスタを使用可能
とすることができるモータの停止装置を簡単に構成する
ことができる。
【0101】(実施例6)図9,図10は本発明の第6の実
施例(請求項8関連)におけるモータの停止装置の回路構
成図を示すものであり、図10において第2のカウンタ15
0および反転ゲート151,152および第3のRSフリップ
フロップ167および定電流源168およびトランジスタ153
を構成要素とする時限回路9を設け、反転ゲート136の
第2の出力端子が第1のカウンタ147のリセット入力端
子Rと反転ゲート140の入力端子と第2のカウンタ150の
第2の入力端子と共通接続して、E′点を成し、速度検
出回路7(図9)の第2の出力をE点として、E点とE′
点は接続される。反転ゲート136の第4の出力端子は第
3のRSフリップフロップ167のリセット入力端子Rに
接続される。
【0102】その他の構成は図7,図8に示したモータ
の停止装置と同一であり、説明を省略する。
【0103】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図17の動作説明図を用いて説
明する。
【0104】図17でFG信号がt<t0のとき、停止指
令入力端子154(図9)にはブラシレスモータ12(図10)の
駆動を意味する信号が入力されている。判別回路5(図
9)の出力端子はブラシレスモータ12の駆動を意味する
Highインピーダンスとなって反転ゲート136の出力端子
をLow(F−F′点)とする。第3のRSフリップフロッ
プ167のリセット入力端子SはLowになるので、出力端
子はHighインピーダンス出力が維持される。
【0105】反転ゲート152の出力端子はLowになり、
トランジスタ153は非導通状態になって、停止信号出力
端子149の出力端子はブラシレスモータ12の回転状態を
意味するHighインピーダンス信号を出力する。また、
このときブラシレスモータ12は、速度制御手段10の作用
により駆動されるが、その動作は実施例5と同一である
ので説明は省く。
【0106】次にt=t0、すなわち停止指令入力端子1
54にブラシレスモータ12の停止を意味する信号が入力さ
れると、ブラシレスモータ12が減速を開始してから完全
停止に至るまで実施例5と同様の動作を行う。
【0107】ブラシレスモータ12が完全停止した後、時
限回路9(図10)は実施例4と同一の動作をして、停止信
号出力端子149よりブラシレスモータ12の完全停止を意
味するLow信号を出力する。
【0108】以上のように本実施例によれば、第2のカ
ウンタ150および反転ゲート151,152および第3のRS
フリップフロップ167および定電流源168およびトランジ
スタ153を構成要素とする時限回路9を設けたことによ
り、ブラシレスモータ12の駆動時においては速度制御手
段10の出力信号を積分回路4により積分して、正方向の
トルクを発生させてブラシレスモータ12を駆動し、停止
時においてはモノマルチ回路6の出力信号を前記積分回
路4により積分して逆方向のトルクを発生させてブラシ
レスモータ12を急速に減速してモータを停止させる。
【0109】このことにより、積分回路を駆動時および
減速時に各々設けることなく兼用することができ、モー
タの停止装置の構成要素を少なくし、そして正転状態か
ら逆転状態に切り換える瞬間に、ブラシレスモータ12の
駆動コイルに流れる電流を極めて小さくしたため、駆動
トランジスタの通電順序を順方向から逆方向に切り換え
る際に発生するサージノイズを抑制することができ、耐
圧の小さな安価な駆動トランジスタを使用可能とするだ
けでなく、モータ停止指令信号によりブラシレスモータ
12が完全停止した後、ブラシレスモータ12が完全停止し
たことを正確に検出することができるモータの停止装置
を簡単に構成することができる。
【0110】(実施例7)図11,図12は本発明の第7の実
施例(請求項9関連)におけるモータの停止装置の回路構
成図を示すものであり、図12において第1のRSフリッ
プフロップ137の第2のQ出力端子が電力供給停止ゲー
ト11を介して第1の電力増幅器110の第5の入力端子に
接続されている。
【0111】その他の構成は、図7,図8に示したモー
タの停止装置と同一であり説明を省略する。
【0112】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図17の動作説明図を用いて説
明する。
【0113】図17のFG信号が、t<t0のとき、停止
指令入力端子154(図11)にはブラシレスモータ12(図12)
の駆動を意味する信号が入力されている。判別回路5の
出力端子はブラシレスモータ12の駆動を意味するHigh
インピーダンスとなって反転ゲート136の出力端子をLo
wとする。第1のRSフリップフロップ137のセット入力
端子SはLowになるので、第1および第2のQ出力端子
はHighインピーダンス出力が維持される。第2のQ出
力端子は、電力供給停止ゲート11に入力されているの
で、電力供給停止ゲート11の出力端子は電力供給を意味
するLowレベル信号を出力する。また、このときブラシ
レスモータ12は、速度制御手段10の作用により駆動され
るが、その動作は実施例5と同一であるので説明は省
く。
【0114】次にt=t0、すなわち停止指令入力端子1
54にブラシレスモータ12の停止を意味する信号が入力さ
れると、ブラシレスモータ12が減速を開始(図17の回転
速度Vの回転速度Vの(ア))してから速度ゼロ(Vの
(イ))に至るまで実施例5と同様の動作を行い、速度ゼ
ロになったのちブラシレスモータ12がわずかに逆転をす
ると逆転検知回路8が動作して逆転を意味するLowレベ
ル信号を出力して、第1のRSフリップフロップ137の
リセット入力端子Rに入力する。
【0115】第1のRSフリップフロップ137は直ちに
リセットされ、第1および第2のQ出力端子はLowとな
り、モノマルチ回路6は図17のモノマルチ信号PBの出
力を停止する。モノマルチ信号PBが積分回路4に入力
されないと、積分回路4の出力端子はVREF2と同じ値の
電圧に収束しようとするが、積分回路4の構成要素であ
る差動増幅器129にオフセットが生じていたり、差動増
幅器129の反転入力端子側および非反転入力端子側にリ
ーク電流が存在していたりすると、積分回路4の出力端
子は図17のVREF2とある値を持つ電圧差VTを発生す
る。このある値を持つ電圧差VTがモータ駆動手段2に
作用してブラシレスモータ12に電力を供給してしまい、
ブラシレスモータ12が停止できなくなる不具合が発生す
る。
【0116】そこで、前記に述べたごとく、第1のRS
フリップフロップ137の第2のQ出力端子と第1の電力
増幅器110の第5の入力端子とを電力供給停止ゲート11
を介して接続することにより、第1のRSフリップフロ
ップ137がリセットされ、モノマルチ回路6はモノマル
チ信号PBの出力を停止すると同時に電力供給停止ゲー
ト11を介してブラシレスモータ12への電力供給停止を意
味するHighインピーダンス信号を第1の電力増幅器110
に伝達させことにより、第1の電力増幅器110に駆動ト
ランジスタ112,113,114を非導通状態としてブラシレ
スモータ12への電力供給を停止させ、ブラシレスモータ
12を確実に停止させる。
【0117】以上のように本実施例によれば、電力供給
停止ゲート11を設けたことにより、ブラシレスモータ12
の駆動時においては、速度制御手段10の出力信号を積分
回路4により積分して順方向のトルクを発生させてブラ
シレスモータ12を駆動し、停止時においてはモノマルチ
回路6の出力信号を前記積分回路4により積分して逆方
向のトルクを発生させてブラシレスモータ12を急速に減
速して、ブラシレスモータ12を停止させる。
【0118】このことにより、積分回路を駆動時および
減速時に各々設けることなく兼用することができ、モー
タの停止装置の構成要素を少なくし、そして正転状態か
ら逆転状態に切り換える瞬間に、ブラシレスモータ12の
駆動コイルに流れる電流を極めて小さくしたため、駆動
トランジスタの通電順序を順方向から逆方向に切り換え
る際に発生するサージノイズを抑制することができ、耐
圧の小さな安価な駆動トランジスタを使用可能とするだ
けでなく、モータ停止指令信号により、ブラシレスモー
タ12が完全に停止することができるモータの停止装置を
簡単に構成することができる。
【0119】(実施例8)図13,図14は本発明の実施例
(請求項10関連)におけるモータの停止装置の回路構成図
を示すものであり、図14において、前記図10と同じ時限
回路9を設け、その他の構成は前記図11,図12に示した
モータの停止装置と同一であり、説明を省略する。
【0120】上記のように構成されたモータの停止装置
について、以下その動作を図17の動作説明図を用いて説
明する。
【0121】図17のFG信号がt<t0のとき、停止指
令入力端子154(図13)にはブラシレスモータ12(図14)の
駆動を意味する信号が入力されている。判別回路5(図1
3)の出力端子はブラシレスモータ12の駆動を意味するH
ighインピーダンスとなって反転ゲート136(図14)の出力
端子をLowとする。第1のRSフリップフロップ137の
セット入力端子SはLowになるので、第1および第2の
Q出力端子はHighインピーダンス出力が維持される。
第2のQ出力端子は電力供給停止ゲート11の入力端子に
入力されているので、電力供給停止ゲート11の出力端子
は電力供給を意味するLowレベル信号を出力する。ま
た、このときブラシレスモータ12は速度制御手段10の作
用により駆動されるが、その動作は実施例5と同一であ
るので説明は省く。
【0122】次にt=t0、すなわち停止指令入力端子1
54にブラシレスモータ12の停止を意味する信号が入力さ
れると、ブラシレスモータ12が減速を開始してから速度
ゼロに至るまで実施例5と同様の動作を行い、速度ゼロ
になったのち、ブラシレスモータ12がわずかに逆転をす
ると逆転検知回路8が動作して逆転を意味するLowレベ
ル信号を出力して第1のRSフリップフロップ137のリ
セット入力端子Rに入力する。
【0123】第1のRSフリップフロップ137は直ちに
リセットされ、第1および第2のQ出力端子はLowとな
り、モノマルチ回路6はモノマルチ信号PBの出力を停
止する。モノマルチ信号PBが積分回路4の入力端子に
入力されないと積分回路4の出力端子はVREF2と同じ値
の電圧に収束しようとするが、積分回路4の構成要素で
ある第2の差動増幅器129にオフセットが生じていた
り、第2の差動増幅器129の反転入力端子側および非反
転入力端子側にリーク電流が存在していたりすると、積
分回路4の出力端子はVREF2とある値を持つ電圧差VT
を発生する。このある値を持つ電圧差VTがモータ駆動
手段2に差用してブラシレスモータ12に電力を供給して
しまい、ブラシレスモータ12が停止できなくなる不具合
が発生する。
【0124】そこで前記に述べたごとく、第1のRSフ
リップフロップ137の第2のQ出力端子と第1の電力増
幅器110の第5の入力端子とを電力供給停止ゲート11を
介して接続することにより、第1のRSフリップフロッ
プ137がリセットされ、モノマルチ回路6はモノマルチ
信号PBの出力を停止すると同時に電力供給停止ゲート
11を介してブラシレスモータ12への電力供給停止を意味
するHighインピーダンス信号を第1の電力増幅器110に
伝達させ、第1の電力増幅器110に駆動トランジスタ11
2,113,114を非導通状態としてブラシレスモータ12へ
の電力供給を停止させることによりブラシレスモータ12
を確実に停止させる。
【0125】ブラシレスモータ12が完全停止した後、時
限回路9は実施例4と同一の動差をして停止信号出力端
子149よりブラシレスモータ12の完全停止を意味するLo
w信号を出力する。
【0126】以上のように本実施例によれば、電力供給
停止ゲート11を設けたことにより、ブラシレスモータ12
の駆動時においては速度制御手段10の出力信号を積分回
路4により積分して順方向のトルクを発生させてブラシ
レスモータ12を駆動し、停止時においてはモノマルチ回
路6の出力信号を前記積分回路4により積分して逆方向
のトルクを発生させてブラシレスモータ12を急速に減速
してブラシレスモータ12を停止させる。
【0127】このことにより、積分回路を駆動時および
減速時に各々設けることなく兼用することができ、モー
タの停止装置の構成要素を少なくし、そして正転状態か
ら逆転状態に切り換える瞬間に、ブラシレスモータ12の
駆動コイルに流れる電流を極めて小さくしたため、駆動
トランジスタの通電順序を正転から逆転に切り換える際
に発生するサージノイズを抑制することができ、耐圧の
小さな安価な駆動トランジスタを使用可能とし、ブラシ
レスモータ12を確実に完全停止することができるだけで
なく、モータ停止指令信号によりブラシレスモータ12が
完全停止した後、ブラシレスモータ12が完全停止したこ
とを正確に検出することができるモータの停止装置を簡
単に構成することができる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモータの停
止装置は、トルク方向切り換え回路と速度検出回路をモ
ノマルチ回路と積分回路と逆転検知回路を設け、モータ
停止過程において、前記トルク方向切り換え回路により
逆方向のトルクをモータに供給することによってモータ
を減速すると同時に、前記速度検出回路が出力するFG
信号によって、前記モノマルチ回路にモノマルチ信号を
発生させて前記積分回路に入力し、前記積分回路が出力
する積分結果の大きさに比例したトルクをモータに供給
することにより、モータに与える減速トルクをモータの
速度が高い間は大きな逆方向のトルクを与えて急激にモ
ータを減速し、モータの速度が低くなるとモータに与え
る逆方向のトルクを小さくして速度の低下を緩やかに
し、モータの速度がゼロになった後、逆転に転じた瞬間
を前記逆転検知回路により検知して、前記モノマルチ回
路のモノマルチ信号発生を停止し、モータのトルク供給
を停止することによりモータの逆転を防ぎ、モータを速
やかに完全停止することができる。
【0129】また、モノマルチ回路の出力に時限回路を
設けることにより、モータが完全停止した後、モータの
完全停止を意味する信号を出力することでモータの完全
停止の検出が可能となる。
【0130】また、速度制御手段を設けて、モータ駆動
時には前記積分回路により前記速度制御手段が出力する
位相誤差信号を積分してモータを駆動し、そしてモータ
駆動状態からモータ停止指令入力後、モノマルチ回路が
モノマルチ信号を発生させて前記積分回路に入力するこ
とにより、前記積分回路が位相誤差信号の積分結果にか
わって前記モノマルチ信号の積分結果を出力しようとし
て駆動コイルに流れる電流が小さくなったときに、駆動
トランジスタの通電順序を順方向から逆方向に切り換え
ることで、駆動コイルに発生するサージノイズを抑制す
ることができ、耐圧の低い安価な駆動トランジスタの使
用が可能になる。
【0131】また、電力停止ゲートを設けてモータ停止
指令入力後、モータが減速し速度がゼロになったのち、
わずかに逆転しようとしたときモータへの電力供給を直
ちに停止することにより、モータを確実に完全停止する
ことが可能となる。
【0132】上記した効果により確実に速やかに停止可
能で、かつモータの停止状態を正確に出力することが可
能なモータの停止装置を安価に実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図6】本発明の第4の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図7】本発明の第5の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図8】本発明の第5の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図9】本発明の第6の実施例におけるモータの停止装
置の回路構成図である。
【図10】本発明の第6の実施例におけるモータの停止
装置の回路構成図である。
【図11】本発明の第7の実施例におけるモータの停止
装置の回路構成図である。
【図12】本発明の第7の実施例におけるモータの停止
装置の回路構成図である。
【図13】本発明の第8の実施例におけるモータの停止
装置の回路構成図である。
【図14】本発明の第8の実施例におけるモータの停止
装置の回路構成図である。
【図15】第1および第3の実施例におけるモータの停
止装置の動差説明図である。
【図16】図2および図4の実施例におけるモータの停
止装置の動差説明図である。
【図17】第5,第6,第7および第8の各実施例にお
けるモータの停止装置の動差説明図である。
【図18】従来例のモータの停止装置の構成図(a)およ
びその動差説明図(b)である。
【符号の説明】
1…モータ、 2…モータ駆動手段、 3…トルク方向
切り換え回路、 4…積分回路、 5…判別回路、 6
…モノマルチ回路、 7…速度検出回路、 8…逆転検
知回路、 9…時限回路、 10…速度制御手段、 11…
電力供給停止ゲート、 12…ブラシレスモータ、 10
1,102,103…位置検出器 、104,105,118,130,13
1,132,155,156…抵抗、 106,107,108…ホールア
ンプ、 109…通電切り換え回路、 110…第1の電力増
幅器、 111…第2の電力増幅器、112,113,114,11
5,116,117…駆動トランジスタ、 119…第1の差動増
幅器、 120,121, 122,133,134,157…コンデン
サ、 123,124,125…モータ駆動コイル、 126…回転
子、 127…比較器、 128…第1のバイアス電源、 12
9…第2の差動増幅器、 135,136,140,141,142,14
3,144,151,152,162,163,164,165…反転ゲート、
137…第1のRSフリップフロップ、 138…第2のR
Sフリップフロップ、 139…タイマー回路、 145…ブ
レーキパルス発生回路、 146,153…トランジスタ、
147…第1のカウンタ、 148…基準信号源、 149…停
止信号出力端子、 150…第2のカウンタ、 154…モー
タ停止指令入力端子、 158…PLL制御回路、 159…
速度基準信号発生回路、 160…第4のRSフリップフ
ロップ、 166…第2のバイアス電源、 167…第3のR
Sフリップフロップ、 168…定電流源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 博充 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 扇野 広一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 島崎 努 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−96676(JP,A) 実開 昭52−49823(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 3/10 H02P 6/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに順方向または逆方向のトルクを
    トルク指令信号に応じた大きさで発生するモータ駆動手
    段と、前記モータの駆動または停止のために外部より
    令信号が入力され、その指令状態の意味を判別する判別
    回路と、前記モータの速度に反比例した周期を有するF
    G信号を発生させる速度検出回路と、前記判別回路の出
    力が停止指令状態を意味するとき、前記モータ駆動手段
    の発生トルク方向を、前記モータが停止する方向に切り
    換えるトルク方向切り換え回路と、前記判別回路の出力
    が停止指令状態を意味するとき、前記速度検出回路が出
    力するFG信号の周期と同期した一定時間幅のモノマル
    チ信号を発生するモノマルチ回路と、前記モノマルチ回
    路が出力するモノマルチ信号を積分して前記モータを停
    止させるための逆方向のトルク指令信号を前記モータ駆
    動手段に対して発生する積分回路と、前記モータの逆転
    を検知する逆転検知回路とを備え、前記判別回路が停止
    指令状態を意味する信号を出力した場合、前記積分回路
    は前記モータ駆動手段に出力する逆方向のトルク指令信
    号を前記モータの速度の低下とともに減少させ、前記逆
    転検知回路は前記モータの逆転を検知した時点で前記モ
    ノマルチ回路の出力を停止して前記積分回路が出力する
    逆方向のトルク指令信号をゼロトルク指令とするように
    構成したことを特徴とするモータの停止装置。
  2. 【請求項2】 複数相の駆動コイルを有するブラシレス
    モータから成るモータと、前記モータの前記駆動コイル
    に順次通電を行い順方向または逆方向のトルクをトル
    ク指令信号に応じた大きさで発生するモータ駆動手段
    と、前記モータの駆動または停止のために外部より指令
    信号が入力され、その指令状態の意味を判別する判別回
    路と、前記モータ駆動手段に設けた前記ブラシレスモー
    タの位置検出器が出力する信号より前記モータの速度
    に反比例した周期を有するFG信号を発生させる速度検
    出回路と、前記判別回路の出力が停止指令状態を意味す
    るとき、前記モータ駆動手段の発生トルク方向を、前記
    モータが停止する方向に切り換えるトルク方向切り換え
    回路と、前記判別回路の出力が停止指令状態を意味する
    とき、前記速度検出回路が出力するFG信号の周期と同
    期して一定時間幅のモノマルチ信号を発生するモノマル
    チ回路と、前記モノマルチ回路が出力するモノマルチ信
    号を積分して前記モータを停止させるための逆方向のト
    ルク指令信号 を前記モータ駆動手段に対して発生する積
    分回路と、前記モータの逆転を検知する逆転検知回路と
    を備え、前記判別回路が停止指令状態を意味する信号を
    出力した場合、前記積分回路は前記モータ駆動手段に出
    力する逆方向のトルク指令信号を前記モータの速度の低
    下とともに減少させ、前記逆転検知回路は前記モータの
    逆転を検知した時点で前記モノマルチ回路の出力を停止
    して前記積分回路が出力する逆方向のトルク指令信号を
    ゼロトルク指定とするように構成したことを特徴とする
    モータの停止装置。
  3. 【請求項3】 モノマルチ回路を、判別回路にてモータ
    の停止指令状態を意味する信号が出力された後、速度検
    出回路にてFG信号が出力されたとき動作を開始するタ
    イマー回路と、前記判別回路がモータの停止指令状態を
    意味するときセットされ、逆転検知回路によりモータの
    駆動方向の逆転を検知したときリセットされる第1のR
    Sフリップフロップと、前記速度検出回路にてFG信号
    が出力されたときリセットされ、前記第1のRSフリッ
    プフロップがリセットされたとき、または前記タイマー
    回路により設定された時間が経過した後セットされる第
    2のRSフリップフロップと、前記第2のRSフリップ
    フロップがリセットされた後セットされるまでの所定の
    時間トランジスタを導通させてモノマルチ信号を発生さ
    せるブレーキパルス発生回路により構成し、前記ブレー
    キパルス発生回路により発生したモノマルチ信号を積分
    してモータの速度の低下とともにモータに発生する逆方
    向のトルクの大きさを減少させるようにモータ駆動手段
    に作用させ、モータが逆転すると前記モノマルチ回路に
    モノマルチ信号の出力を停止させるようにしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のモータの停止装
    置。
  4. 【請求項4】 モータに順方向または逆方向のトルクを
    トルク指令信号に応じた大きさで発生するモータ駆動手
    段と、前記モータの駆動または停止のために外部より
    令信号が入力され、その指令状態の意味を判別する判別
    回路と、前記モータの速度に反比例した周期を有するF
    G信号を発生させる速度検出回路と、前記判別回路の出
    力が停止指令状態を意味するとき、前記モータ駆動手段
    の発生トルク方向を、前記モータが停止する方向に切り
    換えるトルク方向切り換え回路と、前記判別回路の出力
    が停止指令状態を意味するとき、前記速度検出回路が出
    力すFG信号の周期と同期して一定時間幅のモノマルチ
    信号を発生するモノマルチ回路と、前記モノマルチ回路
    が出力するモノマルチ信号を積分して前記モータを停止
    させるための逆方向のトルク指令信号を前記モータ駆動
    手段に対して発生する積分回路と、前記モータの逆転を
    検知して前記モノマルチ回路のモノマルチ信号の出力を
    停止させる逆転検知回路と、前記モノマルチ信号の出力
    が停止してから所定の時間経過後に前記モータの停止信
    号を出力する時限回路とを備え、前記判別回路が停止指
    令状態を意味する信号を出力した場合、前記積分回路は
    前記モータ駆動手段に出力する逆方向のトルク指令信号
    を前記モータの速度の低下とともに減少させ、前記逆転
    検知回路は前記モータの逆転を検知した時点で前記モノ
    マルチ回路の出力を停止して前記積分回路が出力する逆
    方向のトルク指令信号をゼロトルク指令とし、さらに前
    記時限回路は前記モノマルチ回路がモノマルチ信号の出
    力を停止してから所定の時間経過後、前記モータが停止
    したことを示す停止信号を出力するように構成したこと
    を特徴とするモータの停止装置。
  5. 【請求項5】 複数相の駆動コイルを有するブラシレス
    モータから成るモータと、前記モータの前記駆動コイル
    に順次通電を行い、順方向または逆方向のトルクをトル
    ク指令信号に応じた大きさで発生するモータ駆動手段
    と、前記モータの駆動または停止のために外部より指令
    信号が入力され、その指令状態の意味を判別する判別回
    路と、前記モータ駆動手段に設けた前記モータの位置検
    出器が出力する信号より前記モータの速度に比例し
    た周期を有するFG信号を発生させる速度検出回路と、
    前記判別回路の出力が停止指令状態を意味するとき、前
    記モータ駆動手段の発生トルク方向を、前記モータが停
    止する方向に切り換えるトルク方向切り換え回路と、前
    記判別回路の出力が停止指令状態を意味するとき、前記
    速度検出回路が出力するFG信号の周期と同期して一定
    時間幅のモノマルチ信号を発生するモノマルチ回路と、
    前記モノマルチ回路が出力するモノマルチ信号を積分し
    前記モータを停止させるための逆方向のトルク指令信
    号を前記モータ駆動手段に対して発生する積分回路と、
    前記モータの逆転を検知して前記モノマルチ回路のモノ
    マルチ信号の出力を停止させる逆転検知回路と、前記モ
    ノマルチ信号の出力が停止してから所定の時間経過後に
    前記モータの停止信号を出力する時限回路とを備え、前
    記判別回路が停止指令状態を意味する信号を出力した場
    合、前記積分回路は前記モータ駆動手段に出力する逆方
    向のトルク指令信号を前 モータの速度の低下とともに
    減少させ、前記逆転検知回路は前記モータの逆転を検知
    した時点で前記モノマルチ回路の出力を停止して前記積
    分回路が出力する逆方向のトルク指令信号をゼロトルク
    指令とし、さらに前記時限回路は前記モノマルチ回路が
    モノマルチ信号の出力を停止してから所定の時間経過
    後、前記モータが停止したことを示す停止信号を出力す
    ように構成したことを特徴とするモータの停止装置。
  6. 【請求項6】限回路を、モノマルチ回路がモノマル
    チ信号の出力を停止した後、動作を開始する第2のカウ
    ンタと、判別回路がモータの停止指令状態を意味する信
    出力るとリセットが解除され、前記第2のカウン
    タにより所定の時間が経過した後セットされる第3のR
    Sフリップフロップとにより構成し、前記第3のRSフ
    リップフロップがセットされたとき、モータの停止信号
    を出力するようにしたことを特徴とする請求項4または
    請求項5記載のモータの停止装置。
  7. 【請求項7】め設定された速度基準信号と速度検出
    回路が出力するFG信号との誤差を検出して誤差信号を
    発生させる速度制御手段を有し、判別回路の出力がモー
    タの駆動指令状態を意味するとき、積分回路は前記速度
    制御手段からの誤差信号を積分して前記モータを駆動す
    るための順方向のトルク指令信号をモータ駆動手段に出
    力し、前記判別回路の出力が前記モータの停止指令状態
    を意味するとき、前記積分回路は前記誤差信号に代わっ
    てモノマルチ回路が出力するモノマルチ信号を積分し、
    その出力を前記モータを駆動するための順方向のトルク
    指令信号から前記モータを停止させるための逆方向のト
    ルク指令信号へと緩やかに移行させ、移行後は前記モー
    タ駆動手段に出力する逆方向のトルク指令信号を前記モ
    ータの速度の低下とともに減少させ、逆転検知回路は前
    記モータの逆転を検知した時点で前記モノマルチ回路の
    出力を停止して前記積分回路が出力する逆方向のトルク
    指令信号をゼロトルク指令とするように構成したことを
    特徴とする請求項1,2または3記載のモータの停止装
    置。
  8. 【請求項8】め設定された速度基準信号と速度検出
    回路が出力するFG信号との誤差を検出して誤差信号を
    発生させる速度制御手段を有し、判別回路の出力がモー
    タの駆動指令状態を意味するとき、積分回路は前記速度
    制御手段から の誤差信号を積分して前記モータを駆動す
    るための順方向のトルク指令信号をモータ駆動手段に出
    力し、前記判別回路の出力が前記モータの停止指令状態
    を意味するとき、前記積分回路は前記誤差信号に代わっ
    てモノマルチ回路が出力するモノマルチ信号を積分し、
    その出力を前記モータを駆動するための順方向のトルク
    指令信号から前記モータを停止させるための逆方向のト
    ルク指令信号へと緩やかに移行させ、移行後は前記モー
    タ駆動手段に出力する逆方向のトルク指令信号を前記モ
    ータの速度の低下とともに減少させ、逆転検知回路は前
    記モータの逆転を検知した時点で前記モノマルチ回路の
    出力を停止して前記積分回路が出力する逆方向のトルク
    指令信号をゼロトルク指令とし、さらに時限回路は前記
    モノマルチ回路の出力を停止してから所定の時間経過
    後、前記モータが停止したことを示す停止信号を出力す
    ように構成したことを特徴とする請求項4,5または
    6記載のモータの停止装置。
  9. 【請求項9】 電力供給停止ゲートを備え、判別回路の
    出力がモータの停止指令状態を意味するとき、積分回路
    は速度制御手段が出力する誤差信号に代わってモノマル
    チ回路が出力するモノマルチ信号を積分し、その出力を
    前記モータを駆動するための順方向のトルク指令信号か
    ら、前記モータを停止させるための逆方向のトルク指令
    信号へと緩やかに移行させ、移行後は前記モータ駆動手
    段に出力する逆方向のトルク指令信号を前記モータの速
    度の低下とともに減少させ、逆転検知回路は前記モータ
    の逆転を検知した時点で前記モノマルチ回路の出力を停
    止して前記積分回路が出力する逆方向のトルク指令信号
    をゼロトルク指令とするとともに前記電力供給停止ゲー
    トに作用して前記モータへの電力供給を停止するように
    構成したことを特徴とする請求項7記載のモータの停止
    装置。
  10. 【請求項10】 電力供給停止ゲートを備え、判別回路
    の出力がモータの停止指令状態を意味するとき、積分回
    路は速度制御手段が出力する誤差信号に代わってモノマ
    ルチ回路が出力するモノマルチ信号を積分し、その出力
    を前記モータを駆動するための順方向のトルク指令信号
    から前記モータを停止させるための逆方向のトルク指令
    信号へと緩やかに移行させ、移行後は前記モータ駆動手
    段に出力する逆方向のトルク指令信号を前記モータの速
    度の低下とともに減少させ、逆転検知回路は前記モータ
    の逆転を検知した時点で前記モノマルチ回路の出力を停
    止して前記積分回路が出力する逆方向のトルク指令信号
    をゼロトルク指令とするとともに前記電力供給停止ゲー
    トに作用して前記モータへの電力供給を停止し、時限回
    路は前記モータへの電力供給を停止してから所定の時間
    経過後、前記モータが停止したことを示す停止信号を出
    力するように構成したことを特徴とする請求項8記載の
    モータの停止装置。
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