JPH03110344A - 自動湯張り装置 - Google Patents

自動湯張り装置

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Publication number
JPH03110344A
JPH03110344A JP1247498A JP24749889A JPH03110344A JP H03110344 A JPH03110344 A JP H03110344A JP 1247498 A JP1247498 A JP 1247498A JP 24749889 A JP24749889 A JP 24749889A JP H03110344 A JPH03110344 A JP H03110344A
Authority
JP
Japan
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hot water
temperature
bath
time
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP1247498A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Takagi
秀彦 高木
Yasumichi Nakai
中井 保道
Hiroaki Kumazawa
熊沢 博昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、タイマ機能により、あらかじめ作動時刻に応
じて湯張りを開始するとともに、湯張りが終わった後に
は、所定時間毎に浴槽内の湯温が一定温度以下になった
とき再加熱による保温動作を行う自動湯張り装置に関す
る。
[従来の技術] 浴槽内への湯張りに関しての作動時刻を指定することが
できる湯張り装置では、設定した時刻には、設定通りの
湯温で湯張りが終わっていて、必ず入浴することができ
るようにするなめに、設定時刻より所定時間だけ前に湯
張りを開始して、湯張りが終了した後には、保温状態に
なって浴槽内の湯温の低下がないかを調べ、低い場合に
は加熱を行うなどして、設定時刻には湯温が設定通りの
温度になるように制御するものがある。
この場合、設定時刻より前の時刻となる湯張りの開始時
刻は、冬季等の冷寒時においても設定時刻には必ず湯張
りが終了していることを考慮して、設定時刻等に関係な
く設定時刻に対して余裕のある一定の時間(例えば30
分)だけ早くなるように決められている。
また、保温状態は、湯張りが終わった直後から開始され
て、一定の時間(@えば4時間)が経通ずるまで続けら
れ、その後は、保温状態が解除される。
[発明が解決しようとする課題] しかし、−aに給湯能力(湯張り流量)には限界があり
、熱交換器への給水温度が低い場合には湯張り流量を多
くすることができず、逆に、給水温度が高い場合には、
湯張り流量を多くすることができるため、湯張りに必要
な時間は、給水温度に応じて変化する。
従って、給水温度に関係なく、設定された時刻より一定
時間だけ早く湯張りの作動が開始されると、給水温度が
比較的高い時節には、設定時刻よりかなり前に終わって
しまう。
この結果、保温状態になる時刻が設定時刻に対して一定
ではなくなり、早く湯張りが終わった場合には早く保温
状態になり、遅く湯張りが終わった場合には遅く保温状
態になる。
従って、これに伴って、保温状態が解除になる時刻も、
設定時刻に対しては一定の関係ではなくなる。
このため、例えば、入浴する時間が集中していない家庭
において、設定時刻よりがなり遅れて入浴する者がある
場合、保温状態がまだ続いているのか、それとも、すで
に保温状態が解除になっているのかに判断ができないた
め、入浴の前に湯温を確かめなければならないという問
題がある。
本発明は、湯張り後保温動作が行われる自動湯張り装置
において、入浴の際に、保温状態であるか否かが容易に
判断でき、湯温を確がぬる等の不必要な作業を行わなく
ても速やかに必要な処理を行うことができることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、時刻を設定するためのタイマを備え、該タイ
マによる設定時刻より前にあらかじめ設定された湯温で
浴槽への湯張りの作動を開始して、前記浴槽への湯張り
量があらかじめ設定された湯量になったときまたは前記
浴槽内の水位があらかじめ設定された水位になったとき
に湯張りを終えるとともに、前記浴槽内の湯温を検知す
る温度検知手段および前記浴槽内の湯水を加熱する加熱
手段を備え、湯張り終了後には、前記浴槽内の湯温が前
記設定された湯温に対して低い場合に、前記加熱手段の
加熱による保温動作を行う自動湯張り装置において、報
知手段を備え、前記設定時刻になったとき、前記報知手
段による報知を行うとともに、前記設定時刻から所定時
間が経過するまでの間、前記保温動作を行うことを技術
的手段とする6 [作用] 本発明では、設定時刻より前に湯張りが開始され、設定
温度で湯張りが行われ、設定された水位あるいは湯量に
なると、湯張りが終わる。
その後、設定時刻になると報知イ段による報知が行われ
、湯張りが終わっていることを知らせるとともに、この
とき、保温動作が開始される。
保温動作は、その後所定時間が経過するまで続けられる
[発明の効果] 本発明では、湯張りが終わってから設定時刻になるまで
の間には、−切の動作が行われないため、省力の観点か
ら無駄がない。
また、設定時刻からかなり遅れて入浴する場合には、設
定時刻からどれだけ経過したかによって、保温動作が続
いているかを判断できるなめ、保温動作が終わっていれ
ば追焚きあるいは足し湯等の動作を指示すればよい。
従って、湯温が下がっているか否かを調べる動作が不要
であるなめ、煩わしさから解放されて、快適な入浴をす
ることができる。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に示すガス給湯風呂システム1は、自動湯張り機
能および追焚きfi能等の機能を備えた複合給湯システ
ムであって、上水道等の水供給源と接続された木管10
を通過する水を加熱して、幾つかの給湯口Aおよび浴槽
Bへ給湯するための主加熱器2と、浴槽B内の湯水を循
環させて加熱するための風呂加熱器3と、これらの各加
熱器2.3、給湯口Aおよび浴NJBを接続して水回路
を形成する幾つかの配管とからなる。
水管10には、通過する水の流量を検出するための流1
センサ31と、供給される水の温度を検知する給水温サ
ーミスタ32とが備えられ、木管10はこれらの下流で
分岐して、一方は主加熱器2の主熱交換器11と接続さ
れ、他方は主熱交換器11を迂回するバイパス管12と
なっていて、バイパス管12には必要に応じて開状態に
されるバイパス電磁弁13が備えられている。
主熱交換器11とバイパス管12とが合流した出湯管1
4には、流出する湯量を制限するために、ギヤドモータ
によって弁体が駆動される電動式の湯量サーボ15と、
出湯温度を検知する出湯温サーミスタ33が備えられ、
出湯管14はこれらの下流で分岐して、一方は各給湯口
Aへの給湯管16となり、他方は、風呂加熱器3への接
続管17となっている。
接続管17には、湯張り量を検出するための水量センサ
34、断水時等に浴槽Bの湯水が逆流しないように給湯
回路を大気に開放するバキュームブレーカ35、湯張り
を行うときに開状態にされるボール弁からなる湯張り弁
18、浴槽Bの湯水の逆流を防止する2つの逆止弁19
.19aが設けられている。
接続管17は、風呂加熱器3の上流で2つに分岐して、
一方は浴槽Bへの湯張り管20となっていて浴槽Bと接
続され、他方は風呂加熱器3の風呂熱交換器21の一方
の側と接続されている。
風呂熱交換器21の他方の側は、浴槽Bからの湯水を循
環させるために、湯張り管20と同様に浴槽Bと接続さ
れた循環用配管22となっていて、循環用配管22には
、浴槽B側から順に、水位センサ36、ポンプ23、開
閉弁24、水流スイッチ37、風呂サーミスタ38が設
けられている。
水位センサ36は、シリコンあるいはゲルマニウム等の
半導体にょろり結晶基板に、拡散により導電層を形成し
、結晶に力を掛けて歪ませたときに導電層の電気抵抗が
変化するピエゾ抵抗効果を利用した半導体拡散抵抗型の
圧力センサを、一方が循環用配管22と連通し他方が大
気に開放されたダイヤフラム室に組み込んだもので、浴
槽Bの水位に応じた抵抗値を検出できるものである。
ポンプ23は、通電されると一定回転で回転して、浴槽
B内の湯水を循環用配管22から汲み上げて風呂熱交換
器21へ送り込み、湯張り管20から再び浴槽Bへ循環
させる。
開閉弁24は、湯水がどちらの方向へも通過できるパイ
プ状の弁体をサーボモータによって駆動するロータリ弁
で、開状!ぶのときに浴槽Bを介して循環用配管22と
湯張り管20とから風呂循環路を形成するとともに、水
位センサ36による水位の検出を行うために、ポンプ2
3の停止時に循環用配管22を塞ぐためのものでもある
また、主加熱器2による湯張り時に開状態となって、湯
張り管20のみでなく循環用配管22からも湯張りをで
きるようにする。
水流スイッチ37は、ポンプ23が作動したときに、循
環用配管22内を湯水が通過しているか否かを検知する
ためのもので、湯水の通過方向が逆になる湯張り時には
、水流を検知しない。
風呂サーミスタ38は、ボン123を作動させたとき、
浴槽B内の湯の温度を検知する。
主加熱器2は、水管10内を水が通過するとき給湯バー
ナ4により燃焼を行って主熱交換器11を加熱する。
給湯バーナ4への燃料管40には、すべての燃料供給を
停止するための元電磁弁40aが設けられ、その下流に
は、必要加熱量に応じて燃料供給量を調節するガバナ比
例弁41と、給湯バーナ4の全バーナのうち使用するバ
ーナ数をII御する電磁弁42.43が設けられ、給湯
バーナ4は、これらの弁によって調節される燃料ガスを
、給湯送風機44により供給される燃焼用空気と混合し
て燃焼を行う。
風呂加熱器3は、燃料管40から分岐した風呂燃料管4
5から供給される燃料ガスを、風呂送風機46により供
給される燃焼用空気によって風呂バーナ5で燃焼して、
風呂熱交換器21を加熱する。
なお、風呂燃料管45には供給ガス圧力を一定にするガ
バナ47と燃料供給を司る風呂電磁弁48が、また、風
呂バーナ5には使用するバーナ数を制御するために電磁
弁4つがそれぞれ備えられている。
以上の構成からなるガス給湯風呂システム1は、第2図
に示す制御装置50によって制御される。
制御装置50は、マイクロコンピュータを中心として構
成され、その機能構成は、主加熱器2および水回路を制
御する給湯制御部51と、風呂加熱器3を制御する風呂
燃焼制御部56と、全体のシーケンスを制御するシーケ
ンス制御部57とに大別され、他にキッチンや浴室内に
それぞれ設置されるメーンリモコン60とフロリモコン
70とを備え、各リモコン60.70との通信のための
通信インターフェース58を有している。
各リモコン60.70は、制御装置5oから供給される
電力により作動する小能力のマイクロコンピュータをそ
れぞれ備えており、電力供給と信号伝送とを兼用した2
本の電線で制御装置5oと接続されている。
各リモコン60.70には、予備操作スイッチとしては
、給湯温度あるいは湯張り温度の設定、沸き上がり時刻
の設定あるいは湯張り量の設定を行うための「設定スイ
ッチJと、設定スイッチのモードを選択する「選択スイ
ッチ」とがあり、動作スイッチとしては、給湯あるいは
湯張りをそれぞれ指定する「給湯スイッチ」、[全自動
スイッチ」、自動湯張りのときあらがじめ設定されてい
る設定温度より湯張り温度を所定温度だけ高くあるいは
低くするためのf−あっ湯スイッチ」、1ぬる湯スイッ
チ」、自動湯張りのときあらがじめ設定されている設定
水位より所定水位だけ高い水位にするように湯張り量を
多くするための[たっぷりスイッチJがある。
また各リモコン60.70には、設定した時刻に自動的
に湯張りを行うために、沸き上がり時刻を設定する[時
刻合わせスイッチjと、設定時刻に応じて作動させるた
めの「予約運転スイッチ」がある。
また、各リモコン60.70には、各設定状態や、現在
時刻等を表示するための液晶表示部と、湯張り終了時あ
るいは予約による湯張りの場合には設定された沸き上が
り時刻に作動するブザーがある。
各リモコン60.70の各スイッチによる設定内容は、
設定繰作がある毎に、マイクロコンピュータによって所
定の搬送方式で変調された伝送信号が送出され、制御装
置50内に記憶される。
制御装置50の給湯制御部51は、通信インターフェー
ス58を介して伝送される操作信号に応じて、主加熱器
2を作動させて、給湯制御あるいは自動湯張り制御を行
う。
給湯制御は、給湯スイッチが操作された場合に行われ、
給湯管16に接続された給湯口Aが開かれ、流量センサ
31によって通水が検知されると、給湯バーナ4の燃焼
を行い、通水が停止すると燃焼を停止する。
自動湯張り制御は、全自動スイッチが操作されたときに
、湯張り弁18を開いて通水を開始することによって給
湯バーナ4の燃焼を行い、浴槽B内への所定水位の湯張
りが終了すると通水を停止させ、給湯バーナ4の燃焼を
停止する。
以下、給湯制御部51を、各機能部毎に説明する。
検知データ処理部52は、水管10、接続管17等の各
配管に備えられた各センサからの検知信号を、有効な情
報として利用するために、所定の補正を行う部分で、例
えば、流量センサ31や水量センサ34から発せられる
パルス信号のパルス間の時間を平均化して、その平均値
に基づいて水量値を算出して、他の機能部の処理に用い
る。
あるいは、各サーミスタの検知遅れを考慮して、検知温
度の変化状態から実際の温度を推定し、検知温度の変化
時の加′p!!、量の応答遅れを少なくするために用い
る。
温調制御部53は、検知データ処理部52で所定の処理
が施された給水温サーミスタ32、出湯温サーミスタ3
3、流量センサ31に基づく各補正データと、あらかじ
め通信インターフェース58より伝送されて記憶されて
いる各リモコンによる設定温度データとから、給湯バー
ナ4による必要加熱量を算出する。
燃焼制御部54は、流量センサ31に基づいた通水情報
に応じて給湯送風11144、元電磁弁40a、電磁弁
42.43、給湯バーナ4に備えられた点火型&4aを
所定のシーケンスで制御して給湯バーナ4の点火制御を
行うとともに、通水停止情報に基づいて消火制御を行う
、また、給湯バーナ4の燃焼中には、温調制御部53に
より算出された必要加熱量に基づいて給湯送風1m 1
14、ガバナ比例弁41、電磁弁42を制御して、給湯
バーナ4の燃焼量制御をする。
ここでは、給湯送風機44の作動が回転数により検出さ
れていて、必要加熱量に応じて給湯送風機44を9制御
し、回転数により検出される給湯送風機44の作動に応
じて、ガバナ比例弁41を制御する。
なお、燃焼中には、給湯バーナ4に備えられたフレーム
ロッド4bによって炎検知を行い、失火の場合には、元
電磁弁40a等の各電磁弁を閉じて燃料供給を停止し、
燃焼を停止する。
これら検知データ処理部52、温調制御部53および燃
焼制御部54の各機能は、給湯制御、自動湯張り制御の
区別なくそれぞれ同じように行われる。
水量制御部55は、給湯制御時および湯張り制御時にお
いて、給湯バーナ4の最大燃焼量によっても、出湯温度
が設定温度に達しない場合に、湯量サーボ15の通過流
量を少なくして、給湯流量あるいは湯張り流量を制限す
るとともに、給湯バーナ4の燃焼量に余裕がある場合に
は、湯量サーボ15の通過流量を多くして、給湯流量あ
るいは湯張り流量を多くする。
この場合、湯量サーボ15を速やかに目標流量に駆動し
、かつ水圧に対して十分な駆動トルクが得られるように
するために、湯量サーボ15のギヤドモータへの印加電
圧は一定に保ち、流量センサ31で検出した流量が、目
標流量に対する所定範囲内の流量になるまでは、連続し
て電圧を印加し、所定範囲内になったら同じ電圧のパル
スを間隔をおいて印加することによって、徐々に目標流
量に変更する。
また水量制御部55は、給湯時、湯張り時ともに、特に
設定温度が比較的低く給湯量が多く必要な場合などには
、バイパス電磁弁13を開いて未加熱の水を出湯管14
へ導くとともに、給湯バーナ4の加熱能力を活かしてで
きるだけ大きな燃焼量で燃焼することによって、短時間
に多量の給湯を行う。
自動湯張り制御においては、設置二[事を終えた場合等
の初めての湯張りの場合には、所定の湯張り水M、算出
制御を行って、設定水位に対応した給湯量Waを各浴槽
に応じて算出して記憶する。
また、−旦設置されて湯張り水量算出制御が終わっでい
て、浴槽に応じた給湯Ji W aが記憶されている2
回目以降の湯張りの場合には、リモコンから湯張りの指
示が与えられたとき、湯張り弁18を開いて浴槽Bへの
湯張りを開始するとともに、設定された水位に応じた所
定の給湯ffi W aになるまでの間、湯張り量Wを
水量センサ34によって積算し、所定の給湯量Waにな
った後は、水位センサ36によって実際の水位を検出し
て設定水位に達したか否かを検知して、設定水位になる
まで湯張りを継続し、設定水位になったとき湯張り弁1
8を閉じる。
この湯張り制御においては、特に給湯能力に余裕がある
場合には、湯張り時間を短くするために、開閉弁24を
開いて循環用配管22からも湯張りを行う。
この場合、開閉弁24は、保温中を除いて通常は開状態
にされているが、循環用配管22への湯水の流入時の衝
撃から水位センサ36を保護するために、湯張り弁18
の開動作および閉動作は、開閉弁24の弁体に備えられ
たリミットスイッチ24aによって開閉弁24が閉状態
に制御されていることを確認される場合にのみ行い、開
閉弁24が開状態の場合には、−旦閏じられてから湯張
り弁18の開閉動作が行われる。
また、所定の給湯lWaの湯張りを終えて水位の検出に
よる湯張りに移る場合には、−旦ボンブ23を作動させ
て、浴槽B内に湯張りが行われたか否かを調べ、浴槽B
の栓の閉め忘れかないことを確認してから水位による湯
張りを行う。
全自動運転の場合には、設定時刻から4時間を経過する
までは保温制御が行われて、湯張りが終わった後も、入
浴によって減少した湯量を補い浴槽B内の水位を設定水
位に保つために、開閉弁24を閉じて水位センサ36の
検知情報に基づいて水位の変化を把握し、検知された水
位が設定水位より所定値(例えば5L3)だけ下がった
場合には、湯張り弁18を開いて、設定水位になるまで
足し湯を行い、設定水位になると湯張り弁18を閉じる
6 また、浴槽B内の湯温を一定温度に保つために、湯張り
を終了した後の所定時間ta(例えば30分)毎にポン
プ23を作動させて、湯張り管20および循環用配管2
2からなる風呂循環路内に湯を循環させて、風呂サーミ
スタ38で湯温を検知する。
このとき、ポンプ23を作動する前に一旦開閏弁24を
開き、その後ボン123を駆動する。
従って、開閉弁24が開いている場合や、ポンプ23が
作動している場合には、正しい水位が検知できないため
、足し湯のための水位センサ36の検知情報の読み込み
は、ポンプ23が停止し、かつ開閉弁24が閉じている
ことが確認される場合のみに行い、それ以外の場合には
、水位センサ36の検知情報の読み込みを行わない。
風呂燃焼制御部56は、全自動運転の場合に、湯張りが
終わった後に所定時間ta(例えば30分)毎に風呂サ
ーミスタ38によって湯温が検知されたとき、湯温が設
定温度より低くなっていた場合に、所定のシーケンスで
風呂送風機46、風呂電磁弁48および風呂バーナ5に
備えられた点火電極5aを制御して風呂バーナ5の点火
制御を行い、ポンプ23の作動に伴って風呂循環路内の
水流が水流スイッチ37に検知される間加熱し、風呂循
環路内を循環する湯温が設定温度に干、昇するまで加熱
する。
燃焼中の風呂バーナ5の燃焼量は、検知温度と設定温度
との温度差に応じて制御される電磁弁49によって決定
される。
また、風呂バーナ5に備えられたフレームロッド5bに
より風呂バーナ5の炎を検知し、失火が生じた場合には
、燃料供給を停止して燃焼を停止する。
シーケンス制御部57は、給湯制御部51あるいは風呂
燃焼制御部56により、給湯バーナ4あるいは風呂バー
ナ5がそれぞれ点火制御されるときに、元電磁弁40a
を開いて燃料供給を行い、それぞれ燃焼させる。
また、各リモコンにおいて現在時刻を知らせるための時
計機能を有するとともに、沸き上がり時刻を設定するた
めのタイマ57aを備え、各リモコン60.70からの
設定信号に応じて計時を行い、予約運転を行う。
タイマ57aによる予約運転の場合には、設定された沸
き上がり時刻の所定時間tb(例えば30分)前に給湯
制御部51による自動湯張り制御を開始させ、湯張り終
了後には、設定時刻までそのまま待機し、沸き上がり時
刻になったときにリモコンのブザーによって沸き上がり
を報知するとともに、保温動作を開始する。
沸き上がり時刻以降の保温制御は、4時間が経過するま
で給湯制御部51によって行われる。
通信インターフェース58は、制御装置50と各リモコ
ンとの間で、情報交換を行うための信号変換回路で、各
リモコンで設定操作が行われる毎に伝送される設定信号
に基づいて、設定温度、設定水位、沸き上がり時刻等の
情報を他の各機能部へ転送する。
次に以上の構成からなる本実施例のガス給湯風呂システ
ム1の自動湯張りに関する作動を、第3図を参考に説明
する。
時刻10に、使用者によってリモコンにおいて、あらか
じめ沸き上がり時刻teが設定されるとともに予約運転
が開始されると、タイマ57aによって計時が開始され
る。
タイマ57aの計時により、湯張り開始時刻tSになる
と、湯張り制御が開始される。
この場合、湯張り弁18は、開閉弁24が閉じられてい
ることを確認してから開かれ、湯張り管20から湯張り
が行われる。このとき、給湯バーナ4の能力に余裕があ
れば、開閉弁24は湯張り弁18が開かれた後に開かれ
、湯張り管20と循環用配管22とから浴槽B内へ湯張
りが行われる。
湯張り制御では、設定された水位に応じた所定の給湯量
Waになるまで水量センサ34に基づいて湯張りが行わ
れ、所定の給湯iWaの湯張りが終わると、開閉弁24
が開いている場合には開閉弁24が閉じられてから湯張
り弁18が閉じられ、その後は、水位センサ36により
水位が検出されて湯張りが継続され、設定水位になると
湯張り弁18が閉じられ、沸き上がり時刻teより前の
時刻t1に湯張りを終了する。
沸き上がり時刻teになると、リモコンのブザーによる
報知が行われるとともに、保温制御が開始される。
この保温制御は、設定時刻から所定時間ta(30分)
が経過する毎に、開閉弁24が開きポンプ23が作動し
て浴槽B内の湯水の温度が風呂サーミスタ38により検
出され、浴槽B内の湯温が一定温度以上低下している場
合には、風呂バーナ5によって追焚きが行われ、湯温が
士、昇する。
また、この保温制御の間には、水位センサ36により継
続して浴槽B内の水位が検出され、設定水位より一定水
位だけ下がった場合には、湯張り弁18が開いて湯が追
加される。
以上のとおり、本実施例では、設定時刻から4時間が経
過するまでの間は、保温制御が行われるため、入浴が設
定時刻に対してかなり遅れた場合でも、保温制御中か否
かを容易に判断できるため、保温時間が過ぎている場合
には、必要に応じて追焚き、足し湯等の必要な指示を与
えることができる。
従って、煩わしさから解放されて、快適な入浴ができる
以上の実施例では、ガス給湯風呂システムを示したが、
石油等の他の燃料によるバーナあるいは電熱による湯張
り装置においても適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス給湯風呂システムの
概略構成図、第2図は本実施例の制御装置の8!能ジブ
ロック、第3図は本実施例における作動説明のためのタ
イムチャートである。 図中、1・・・ガス給湯風呂システム(自動湯張り装置
)、3・・・風呂加熱器(加熱1段)、38・・・風呂
サーミスタ(温度検知手段)、57a・・・タイマ、7
0・・・フロリモコン(報知手段)、B・・浴槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)時刻を設定するためのタイマを備え、該タイマによ
    る設定時刻より前にあらかじめ設定された湯温で浴槽へ
    の湯張りの作動を開始して、前記浴槽への湯張り量があ
    らかじめ設定された湯量になったときまたは前記浴槽内
    の水位があらかじめ設定された水位になったときに湯張
    りを終えるとともに、前記浴槽内の湯温を検知する温度
    検知手段および前記浴槽内の湯水を加熱する加熱手段を
    備え、湯張り終了後には、前記浴槽内の湯温が前記設定
    された湯温に対して低い場合に、前記加熱手段の加熱に
    よる保温動作を行う自動湯張り装置において、 報知手段を備え、前記設定時刻になったとき、前記報知
    手段による報知を行うとともに、前記設定時刻から所定
    時間が経過するまでの間、前記保温動作を行うことを特
    徴とする自動湯張り装置。
JP1247498A 1989-09-22 1989-09-22 自動湯張り装置 Pending JPH03110344A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1247498A JPH03110344A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 自動湯張り装置

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JP1247498A JPH03110344A (ja) 1989-09-22 1989-09-22 自動湯張り装置

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