JPH0689927B2 - 自動湯張り装置 - Google Patents

自動湯張り装置

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JPH0689927B2
JPH0689927B2 JP1230770A JP23077089A JPH0689927B2 JP H0689927 B2 JPH0689927 B2 JP H0689927B2 JP 1230770 A JP1230770 A JP 1230770A JP 23077089 A JP23077089 A JP 23077089A JP H0689927 B2 JPH0689927 B2 JP H0689927B2
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秀彦 高木
保道 中井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、浴槽の水位を検出する水位センサを浴槽への
給湯路中に備え、水位センサにより浴槽内の水位を検出
して自動的に湯張りを停止する自動湯張り装置に関す
る。
[従来の技術] 浴槽内の水位を検出して設定水位になったときに自動的
に湯張りを停止する自動湯張り装置としては、追焚き用
のバーナによって加熱される熱交換器を浴槽と2か所で
連通した循環路に給湯用の熱交換の出湯管を接続し、循
環路の一方の側を主に湯張り管とし、他方の側を水位検
出用として利用するものがある。
この場合、水位センサとしては、水位を高精度で検出し
ようとするために、浴槽と連通した管路内の圧力を半導
体の歪みに置き換え、その歪みに伴う抵抗値変化を利用
する圧力センサを転用したものが多く用いられる。
このように、水位センサを用いて浴槽の水位を検出する
場合には、水位センサが設けられた管内と浴槽内とを温
水で満たす必要があるため、一定量の湯張りを行った後
に、ポンプを使って浴槽から水位センサが設けられた管
内へ湯水を汲み上げて、水位センサの上方に設けた開閉
弁を閉じて、水位センサに浴槽の水位に応じた圧力が加
わるようにしている。
一方、最近では、給湯能力の大きなものが増えてきたこ
とから、水位を検出する側の管路も湯張り用に利用する
ことによって、湯張りのための管路抵抗をできるだけ小
さくして、速やかに湯張りを行うことが考えられてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、水位センサは、上述のとおり、圧力センサを転
用した高精度のものであるため、開閉弁を閉じると、流
動の停止に伴って管内に生じる圧力によって、第3図に
示すように水位センサに加わる圧力が変動するため、開
閉弁を閉じた直後には、正しい水位が検出されず、誤っ
た水位で湯張りが終わってしまう場合が生じたり、さら
には不足分を補うために改めて湯張りが行われ、時間が
掛かるという問題がある。
本発明は、水位センサを用いて湯張りを行う自動湯張り
装置において、管路抵抗を小さくし、速やかな湯張りを
可能にするとともに、水位を適切に検出して、湯張りを
早く終了することができることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、浴槽に接続される2本の管路の他端をそれぞ
れ接続し、前記浴槽を介して循環路とするとともに、前
記2本の管路の接続部に熱交換器の出湯管を接続し、前
記2本の管路の内の一方の管路に水位センサを、該水位
センサと前記出湯管との接続部の間に開閉弁をそれぞれ
設け、前記出湯管に設けられた水弁を開いて前記2本の
管路から前記浴槽への湯張りを行うとともに、前記開閉
弁を閉じて前記水位センサにより前記浴槽の水位を検出
し、検出された前記浴槽の水位が所定水位になったとき
前記水弁を閉じる制御装置を備えた自動湯張り装置にお
いて、前記制御装置は、水位を検出するに際して、前記
開閉弁を閉じた後、所定時間経過後に前記浴槽の水位の
検出をすることを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] 本発明では、熱交換器の出湯管が浴槽と2本の管路で接
続され、これらの管路から湯張りが行われるため、管路
の抵抗が小さくなり、多量の湯張りを行うことができ
る。従って、湯張り時間を短くすることができる。
また、浴槽の水位を検出するための水位センサが管路の
一方に設けられていて、その上流には開閉弁が備えられ
ているため、湯張りの途中で開閉弁を閉じることによっ
て、水位センサによる水位の検出を容易に行うことがで
きる。
この場合、開閉弁を閉じてからのしばらくの間は、管路
内の湯水の停止によって検出される水位が変動して不安
定になるが、本発明では、開閉弁を閉じてから所定時間
以内は、水位センサによる水位の検出を行わないため、
誤った検出情報によって湯張りを停止してしまうことが
ない。
従って、不要な検出情報による影響を受けることなく、
有効な検出情報のみによって湯張りを終えることができ
るため、湯張りを早く終了することができ、短時間に正
確な水位で湯張りを行うことができる。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に示すガス給湯風呂システム1は、自動湯張り機
能および追焚き機能等の機能を備えた複合給湯システム
であって、上水道等の水供給源と接続された水管10を通
過する水を加熱して、幾つかの給湯口Aおよび浴槽Bへ
給湯するための主加熱器2と、浴槽B内の湯水を循環さ
せて加熱するための風呂加熱器3と、これらの各加熱器
2、3、給湯口Aおよび浴槽Bを接続して水回路を形成
する幾つかの配管とからなる。
水管10には、通過する水の流量を検出するための流量セ
ンサ31と、供給される水の温度を検知する給水温サーミ
スタ32とが備えられ、水管10はこれらの下流で分岐し
て、一方は主加熱器2の主熱交換器11と接続され、他方
は主熱交換器11を迂回するバイパス管12となっていて、
バイパス管12には必要に応のじて開状態にされるバイパ
ス電磁弁13が備えられている。
主熱交換器11とバイパス管12とが合流した出湯管14に
は、流出する湯量を制限するために、ギャドモータによ
って弁体が駆動される電動式の湯量サーボ15と、出湯温
度を検知する出湯温サーミスタ33が備えられ、出湯管14
はこれらの下流で分岐して、一方は各給湯口Aへの給湯
管16となり、他方は、風呂加熱器3への接続管17となっ
ている。
接続管17には、湯張り量を検出するための水量センサ3
4、断水時等に浴槽の湯水が逆流しないように給湯回路
を大気に開放するバキュームブレーカ35、湯張りを行う
ときに開状態にされるボール弁からなる湯張り弁18、浴
槽Bの湯水の逆流を防止する2つの逆止弁19、19aが設
けられている。
接続管17は、風呂加熱器3の上流で2つに分岐して、一
方は浴槽Bへの湯張り管20となっていて浴槽Bと接続さ
れ、他方は風呂加熱器3の風呂熱交換器21の一方の側と
接続されている。
風呂熱交換器21の他方の側は、浴槽Bからの湯水を循環
させるために、湯張り管20と同様に浴槽Bと接続された
循環用配管22となっていて、循環用配管22には、浴槽B
側から順に、水位センサ36、ポンプ23、開閉弁24、水流
スイッチ37、風呂サーミスタ38が設けられている。
水位センサ36は、シリコンあるいはゲルマニウム等の半
導体による単結晶基板に、拡散により導電層を形成し、
結晶に力を掛けて歪ませたときに導電層の電気抵抗が変
化するピエゾ抵抗効果を利用した半導体拡散抵抗型の圧
力センサを、一方が循環用配管22と連通し他方が大気に
開放されたダイヤフラム室に組み込んだもので、浴槽B
の水位に応じた抵抗値を検出できるものである。
ポンプ23は、通電されると一定回転で回転して、浴槽B
内の湯水を循環用配管22から汲み上げて風呂熱交換器21
へ送り込み、湯張り管20から再び浴槽Bへ循環させる。
開閉弁24は、湯水がどちらかの方向へも通過できるパイ
プ状の弁体をサーボモータによって駆動するロータリ弁
で、開状態のときに浴槽Bを介して循環用配管22と湯張
り管20とから風呂循環路を形成するとともに、水位セン
サ36による水位の検出を行うために、ポンプ23の停止時
に循環用配管22を塞ぐためのものである。
また、主加熱器2による湯張り時に開状態となって、湯
張り管20のみでなく循環用配管22からも湯張りをできる
ようにする。
水流スイッチ37は、ポンプ23が作動したときに、循環用
配管22内を湯水が通過しているか否かを検知するための
もので、湯水の通過方向が逆になる湯張り時には、水流
を検知しない。
風呂サーミスタ38は、ポンプ23を作動させたとき、浴槽
B内の湯の温度を検知する。
主加熱器2は、水管10内を水が通過するとき給湯バーナ
4により燃焼を行って主熱交換器11を加熱する。
給湯バーナ4への燃料管40には、すべての燃料供給を停
止するための元電磁弁40aが設けられ、その下流には、
必要加熱量に応じて燃料供給量を調節するガバナ比例弁
41と、給湯バーナ4の全バーナのうち使用するバーナ数
を制御する電磁弁42、43が設けられ、給湯バーナ4は、
これらの弁によって調節される燃料ガスを、給湯送風機
44により供給される燃焼用空気と混合して燃焼を行う。
風呂加熱器3は、燃料管40から分岐した風呂燃料管45か
ら供給される燃料ガスを、風呂送風機46により供給され
る燃焼用空気によって風呂バーナ5で燃焼して、風呂熱
交換器21を加熱する。
なお、風呂燃料管45には供給ガス圧力を一定にするガバ
ナ47と燃料供給を司る風呂電磁弁48が、また、風呂バー
ナ5には使用するバーナ数を制御するために電磁弁49が
それぞれ備えられている。
以上の構成からなるガス給湯風呂システム1は、第2図
に示す制御装置50によって制御される。
制御装置50は、マイクロコンピュータを中心として構成
され、その機能構成は、主加熱器2および水回路を制御
する給湯制御部51と、風呂加熱器3を制御する風呂燃焼
制御部56と、全体のシーケンスを制御するシーケンス制
御部57とに大別され、他にキッチンや浴室内にそれぞれ
設置されるメーンリモコン60とフロリモコン70とを備
え、各リモコン60、70との通信のための通信インターフ
ェース58を有している。
各リモコン60、70は、制御装置50から供給される電力に
より作動する小能力のマイクロコンピュータをそれぞれ
備えており、電力供給と信号伝送とを兼用した2本の電
線で制御装置50と接続されている。
各リモコン60、70には、予備操作スイッチとしては、給
湯温度あるいは湯張り温度の設定、沸き上がり時刻の設
定あるいは湯張り量の設定を行うための「設定スイッ
チ」と、設定スイッチのモードを選択する「選択スイッ
チ」とがあり、動作スイッチとしては、給湯あるいは湯
張りをそれぞれ指定する「給湯スイッチ」、「全自動ス
イッチ」、自動湯張りのときあらかじめ設定されている
設定温度より湯張り温度を所定温度だけ高くあるいは低
くするための「あつゆスイッチ」、「ぬるゆスイッ
チ」、自動湯張りのときあらかじめ設定されている設定
水位より所定水位だけ高い水位にするように湯張り量を
多くするための「たっぷりスイッチ」がある。
また、各リモコン60、70には、設定状態や、現在時刻等
を表示するための表示部と、湯張り終了時に作動するブ
ザーがある。
各リモコン60、70の各スイッチによる設定内容は、設定
操作がある毎に、マイクロコンピュータによって所定の
搬送方式で変調された伝送信号が送出され、制御装置50
内に記憶される。
制御装置50の給湯制御部51は、通信インターフェース58
を介して伝送される操作信号に応じて、主加熱器2を作
動させて、給湯制御あるいは自動湯張り制御を行う。
給湯制御は、給湯スイッチが操作された場合に行われ、
給湯管16に接続された給湯口Aが開かれ、流量センサ31
によって通水が検知されると、給湯バーナ4の燃焼を行
い、通水が停止すると燃焼を停止する。
自動湯張り制御は、全自動スイッチが操作されたとき
に、湯張り弁18を開いて通水を開始することによって給
湯バーナ4の燃焼を行い、浴槽B内への所定水位の湯張
りが終了すると通水を停止させ、給湯バーナ4の燃焼を
停止する。
以下、給湯制御部51を、各機能部毎に説明する。
検知データ処理部52は、水管10、接続管17等の各配管に
備えられた各センサからの検知信号を、有効な情報とし
て利用するために、所定の補正を行う部分で、例えば、
流量センサ31や水量センサ34から発せられるパルス信号
のパルス間の時間を平均化して、その平均値に基づいて
水量値を算出して、他の機能部の処理に用いる。
あるいは、各サーミスタの検知遅れを考慮して、検知温
度の変化状態から実際の温度を推定し、検知温度の変化
時の加熱量の応答遅れを少なくするために用いる。
温調制御部53は、検知データ処理部52で所定の処理が施
された給水温サーミスタ32、出湯温サーミスタ33、流量
センサ31に基づく各補正データと、あらかじめ通信イン
ターフェース58より伝送されて記憶されている各リモコ
ンによる設定温度データとから、給湯バーナ4による必
要加熱量を算出する。
燃焼制御部54は、流量センサ31に基づいた通水情報に応
じて給湯送風機44、元電磁弁40a、電磁弁42、43、給湯
バーナ4に備えられた点火電極4aを所定のシーケンスで
制御して給湯バーナ4の点火制御を行うとともに、通水
停止情報に基づいて消火制御を行う。また、給水バーナ
4の燃焼中には、温調制御部53により算出された必要加
熱量に基づいて給湯送風機44、ガバナ比例弁41、電磁弁
42を制御して、給湯バーナ4の燃焼量制御をする。
ここでは、給湯送風機44の作動が回転数により検出され
ていて、必要加熱量に応じて給湯送風機44を制御し、回
転数により検出される給湯送風機44の作動に応じて、ガ
バナ比例弁41を制御する。
なお、燃焼中には、給湯バーナ4に備えられたフレーム
ロッド4bによって炎検知を行い、先火の場合には、元電
磁弁40a等の各電磁弁を閉じて燃料供給を停止し、燃焼
を停止する。
これら検知データ処理部52、温調制御部53および燃焼制
御部54の各機能は、給湯制御、自動湯張り制御の区別な
くそれぞれ同じように行われる。
水量制御部55は、給湯制御部および湯張り制御時におい
て、給湯バーナ4の最大燃焼量によっても、出湯温度が
設定温度に達しない場合に、湯量サーボ15の通過流量を
少なくして、給湯流量あるいは湯張り流量を制限すると
ともに、給湯バーナ4の燃焼量に余裕がある場合には、
湯量サーボ15の通過流量を多くして、給湯流量あるいは
湯張り流量を多くする。
この場合、湯量サーボ15を速やかに目標流量に駆動し、
かつ水圧に対して十分な駆動トルクが得られるようにす
るために、湯量サーボ15のギヤドモータへの印加電圧は
一定に保ち、流量センサ31で検出した流量が、目標流量
に対する所定範囲内の流量になるまでは、連続して電圧
を印加し、所定範囲内になったら同じ電圧のパルスを間
隔をおいて印加することによって、徐々に目標流量に変
更する。
また水量制御部55は、給湯時、湯張り時ともに、特に設
定温度が比較的低く給湯量が多く必要な場合などには、
バイパス電磁弁13を開いて未加熱の水を出湯管14へ導く
とともに、給湯バーナ4の加熱能力を活かしてできるだ
け大きな燃焼量で燃焼することによって、短時間に多量
の給湯を行う。
自動湯張り制御においては、設置工事を終えた場合等の
初めての湯張りの場合には、所定の湯張り水量算出制御
を行って、設定水位に対応した給湯量Waを各浴槽に応じ
て算出して記憶する。
また、一旦設置されて湯張り水量算出制御が終わってい
て、浴槽に応じた給湯量Waが記憶されている2回目以降
の湯張りの場合には、リモコンから湯張りの指示が与え
られたとき、湯張り弁18を開いて浴槽Bへの湯張りを開
始するとともに、設定された水位に応じた所定の給湯量
Waになるまでの間、湯張り量Wを水量センサ34によって
積算し、所定の給湯量Waになった後は、水位センサ6に
よって実際の水位を検出して設定水位に達したか否かを
検知して、設定水位になるまで湯張りを継続し、設定水
位になったとき湯張り弁18を閉じる。
この湯張り制御においては、特に給湯能力に余裕がある
場合には、湯張り時間を速くするために、開閉弁24を開
いて循環用配管22からも湯張りを行う。
この場合、開閉弁24は、保温中を除いて通常は開状態に
されているが、開閉弁24が開いている状態で湯張り弁18
を開くと、循環用配管22への湯水の流入時に大きな衝撃
が加わり、循環用配管22中に設けられた水位センサ36が
損傷する可能性があるため、開閉弁24の弁体に備えられ
たリミットスイッチ24aによって開閉弁24が閉状態に制
御されていることを確認してから湯張り弁18が開かれ、
開閉弁24が開状態の場合には、一旦閉じられてから湯張
り弁18が開かれ、開閉弁24は湯張り弁24は湯張り弁18が
開いた後に改めて開かれる。
同様の理由により、開閉弁24を開いて湯張りを行ってい
る場合に湯張り弁18を閉じる場合には、水撃が水位セン
サ36に加わらないようにするために、開閉弁24を閉じて
から湯張り弁18を閉じる。
また所定の給湯量Waの湯張りを終えて水位の検出による
湯張りに移る場合には、開閉弁24を閉じて循環用配管22
内を湯で満たして、水位センサ36による水位の検出を行
って、浴槽B内の水位が設定水位に達したか否かを判別
する。
この場合、開閉弁24を閉じて直ぐには、循環用配管22内
の圧力が変動して水位センサ36に検出される水位が不安
定になるため、開閉弁24を閉じて所定時間t1(例えば5
秒間)以内には、水位センサ36からの検出情報を無視し
てそのまま湯張りを行い、所定時間t1が経過した以降の
水位情報に基づいて水位を判別し、設定水位になるまで
湯張りを継続する。
全自動運転の場合には、4時間を経過するまでは保温制
御が行われて、湯張りが終わった後も、入浴によって減
少した湯量を補い浴槽B内の水位を設定水位に保つため
に、開閉弁24を閉じて水位センサ36の検知情報に基づい
て水位の変化を把握し、検知された水位が設定水位より
所定値(例えば5cm)だけ下がった場合には、湯張り弁1
8を開いて、設定水位になるまで足し湯を行い、設定水
位になると湯張り弁18を閉じる。
また、浴槽B内の湯温を一定温度に保つために、湯張り
を終了した後の所定時間t2(例えば30分)毎にポンプ23
を作動させて、湯張り管20および循環用配管22からなる
風呂循環路内に湯を循環させて、風呂サーミスタ38で湯
温を検知する。
このとき、ポンプ23を作動する前に一旦開閉弁24を開
き、その後ポンプ23を駆動する。
従って、開閉弁24が開いている場合や、ポンプ23が作動
している場合には、正しい水位が検知できないため、足
し湯のための水位センサ36の検知情報の読み込みは、ポ
ンプ23が停止し、かつ開閉弁24が閉じていることが確認
される場合のみに行い、それ以外の場合には、水位セン
サ36の検知情報の読み込みを行わない。
風呂燃焼制御部56は、全自動運転の場合に、湯張りが終
わった後に所定時間t2毎に風呂サーミスタ38によって温
湯が検知されたとき、温湯が設定温度より低くなってい
た場合に、所定のシーケンスで風呂送風機46、風呂電磁
弁48および風呂バーナ5に備えられた点火電極5aを制御
して風呂バーナ5の点火制御を行い、ポンプ23の作動に
伴って風呂循環路内の水流が水流スイッチ37に検知され
る間加熱し、風呂循環路内を循環する湯温が設定温度に
上昇するまで加熱する。
燃焼中の風呂バーナ5の燃焼量は、検知温度と設定温度
との温度差に応じて制御される電磁弁49によって決定さ
れる。
また、風呂バーナ5に備えられたフレームロッド5bによ
り風呂バーナ5の炎を検知し、失火が生じた場合には、
燃料供給を停止して燃焼を停止する。
シーケンス制御部57は、給湯制御部51あるいは風呂燃焼
制御部56により、給湯バーナ4あるいは風呂バーナ5が
それぞれ点火制御されるときに、元電磁弁40aを開いて
燃料供給を行い、それぞれ燃焼させる。
また、現在時刻を知らせるための時計機能を有し、沸き
上がり時刻を設定するためのタイマ57aを備え、各リモ
コン60、70からの設定信号に応じて計時を行い、設定時
刻の30分前に給湯制御部51による自動湯張り制御を開始
させるとともに、湯張り終了後には、保温を行うための
計時を行って、沸き上がり時刻以降は4時間が経過する
まで給湯制御部51による保温制御を行う。
通信インターフェース58は、制御装置50と各リモコンと
の間で、情報交換を行うための信号交換回路で、各リモ
コンで設定操作が行われる毎に伝送される設定信号に基
づいて、設定温度、設定水位、沸き上がり時刻等の情報
を他の各機能部へ転送する。
次に以上の構成からなる本実施例のガス給湯風呂システ
ム1の湯張りに関する作動を第4図、第5図および第6
図を参考にして説明する。
全自動スイッチによって湯張りの指示が与えられると、
開閉弁24が開いているか否かが判別され、開閉弁24が開
いていてポンプ23が作動している場合には、湯張り制御
は行われず、開閉弁24が閉じていてポンプ23が停止して
いる場合には、湯張り制御が開始される。
この場合、湯張り弁18は、開閉弁24が閉じられているこ
とを確認してから開かれ、湯張り管20から湯張りが行わ
れる。このとき、給湯バーナ4の能力に余裕があれば、
開閉弁24は湯張り弁18が開かれた後に開かれ、湯張り管
20と循環用配管22とから浴槽B内へ湯張りが行われる。
湯張り制御では、設定された水位に応じた所定の給湯量
Waになるまで水量センサ34に基づいて湯張りが行われ、
所定の給湯量Waの湯張りが終わると、開閉弁24が開いて
いる場合には開閉弁24が閉じられてから湯張り弁18が閉
じられ、その後所定時間t1が経過してからは、水位セン
サ36により水位が検出されて湯張りが継続され、設定水
位になると湯張り弁18が閉じられ、湯張りを終了する。
このあと、保温制御になり水位センサ36により継続して
浴槽B内の水位が検出され、設定水位より一定水位だけ
下がった場合には、湯張り弁18が開いて湯が追加され
る。
また、所定時間t2毎に、開閉弁24が閉きポンプ23が作動
して浴槽B内の湯水の温度が風呂サーミスタ38により検
出され、浴槽B内の湯温が一定温度以上低下している場
合には、風呂バーナ5によって追焚きが行われる。
このとき、例えば誤って湯張りの指示があっても、開閉
弁24が開いているため湯張り弁18は開かれず、湯張りは
行われない。
以上のとおり、本実施例では、開閉弁24を開いて湯張り
を行うため、速やかな湯張りを行うことができる。ま
た、開弁24が閉じられた後の所定時間t1が経過するまで
は、水位センサ36の検知情報による水位の検出が行われ
ないため、水流が止まって循環用配管22内の圧力が不安
定なときの誤った情報によって湯張りが停止されること
がなく、安定してからの水位情報に基づいて湯張りが終
了されるめ、湯張り終了までの時間が短縮される。
またこのとき、開閉弁24は、湯張り弁18の動作に先行し
て必ず閉状態にされ、湯張り弁18は、開閉弁24が閉じて
いることを確認して動作するため、水位センサ36を保護
することができる。
従って、長期に亘って安定した水位検出ができ、正確な
水位で湯張りをすることができる。
以上の実施例では、ガス給湯風呂システムを示したが、
石油等の他の燃料によるバーナあるいは電熱による湯張
り装置においても適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス給湯風呂システムの
概略構成図、第2図は本実施例の制御装置の機能ブロッ
ク図、第3図は開閉弁の動作と水位センサによる検出圧
力の変化の関係を示すタイムチャート、第4図から第6
図は本実施例の湯張り制御を説明するための流れ図であ
る。 図中、1……ガス給湯風呂システム(自動湯張り装
置)、11……主熱交換器(熱交換器)、14……出湯管、
18……湯張り弁(水弁)、20……湯張り管(管路)、22
……循環用配管(管路)、24……開閉弁、36……水位セ
ンサ、B……浴槽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に接続される2本の管路の他端をそれ
    ぞれ接続し、前記浴槽を介して循環路とするとともに、
    前記2本の管路の接続部に熱交換器の出湯管を接続し、
    前記2本の管路の内の一方の管路に水位センサを、該水
    位センサと前記出湯管との接続部の間に開閉弁をそれぞ
    れ設け、前記出湯管に設けられた水弁を開いて前記2本
    の管路から前記浴槽への湯張りを行うとともに、前記開
    閉弁を閉じて前記水位センサにより前記浴槽の水位を検
    出し、検出された前記浴槽の水位が所定水位になったと
    き前記水弁を閉じる制御装置を備えた自動湯張り装置に
    おいて、 前記制御装置は、水位を検出するに際して、前記開閉弁
    を閉じた後、所定時間経過後に前記浴槽の水位の検出を
    することを特徴とする自動湯張り装置。
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