JPH03110128A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

Info

Publication number
JPH03110128A
JPH03110128A JP1246406A JP24640689A JPH03110128A JP H03110128 A JPH03110128 A JP H03110128A JP 1246406 A JP1246406 A JP 1246406A JP 24640689 A JP24640689 A JP 24640689A JP H03110128 A JPH03110128 A JP H03110128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
laminated
laminating
laminate
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1246406A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Ueda
上田 典由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1246406A priority Critical patent/JPH03110128A/ja
Priority to US07/585,181 priority patent/US5160399A/en
Priority to US07/585,623 priority patent/US5217561A/en
Publication of JPH03110128A publication Critical patent/JPH03110128A/ja
Priority to US07/996,841 priority patent/US5368677A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱反応性の上下のラミネートフィルム間にラミ
ネート対象物を挟み込み、加熱、加圧することによりラ
ミネート対象物をラミネ−トフィルムで包み込んでラミ
ネート処理するラミネート装置に関する。
(従来の技術) 従来より、シート状の対象物の表裏をラミネートフィル
ムで包み込んでラミネート処理し、この対象物の見栄え
を良くしたり、保存性を良くするラミネート装置は知ら
れている。
該ラミネート装置の一例を第6図により説明すれば、図
中100は熱反応性の上側ラミネートフィルム、too
’は同じく下側ラミネートフィルムであってそれぞれロ
ール状に巻き付けられ。
上側シートロールlO1、下側シートロール101’を
構成している。このラミネートフィルムioo、too
°はそれぞれ加熱加圧ローラ102.102’に巻き付
けられ先端部側にはプルローラ103,103’により
テンションが与えられている。そして加熱加圧ローラ1
02゜102°の中心部にはそれぞれ加熱ヒータ104
.104’が配置されていて、加熱加圧ローラ102.
102°を加熱していると共に。
プルローラ103,103°の下流にはラミネート処理
後の対象物107の前端、後端をそれぞれ裁断するため
のカッター105が配設されている。
また106はラミネート処理前の対象物107をセット
する給紙台であって、対象物107は給紙台106上に
沿わせて、上側ラミネートフィルム100及び下側ラミ
ネートフィルム11)O’の合流部である加熱加圧ロー
ラ102,102’の合流部へ挿入される。またラミネ
ート装置上には操作部があり、該操作部には加熱加圧ロ
ーラ102.102’及びプルローラ103゜103°
の搬送スピード及び加熱加圧ローラ102.102°の
外周温度をそれぞれマニュアルでセットするスイッチ1
08,109が配設されている。
即ち、ラミネートの対象物107を加熱加圧ローラ10
2,102’間に供給することにより、この対象物10
7は上側、下側のラミネートフィルムZoo、Zoo’
で包み込ま・れる如く挟着されると共に、加熱加圧ロー
ラ102゜102°により加熱加圧されて対象物107
回りの上側、下側ラミネートフィルム100゜100”
が熱溶着され、この対象物107はラミネートフィルム
102,102°で密閉されてラミネート処理されるこ
ととなる。
さて、ラミネートの対象物として画像形成装置で出力さ
れた転写紙を選定した場合、出力直後の転写紙にはイン
ク等による湿気か含まれているため、かかる転写紙をラ
ミネート処理するとラミネートフィルム内に水分が密封
されて気泡が生じ、ラミネート処理後の対象物(転写紙
)の出来栄えが悪くなってしまうという欠点があった。
またこのため、転写紙を十分に乾燥2させようとすれば
ラミネート装置による処理が直ちにできず、ラミネート
作業の効率が悪くなるという欠点かあった。
そこでラミネートの対象物となる転写紙をラミネート処
理する前に該転写紙を加熱乾燥して迅速にラミネート処
理することが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記ラミネートの対象物となる転写紙の
インク等による水分量は転写紙上の画像濃度によつて変
化するため、加熱乾燥が不十分な場合はラミネートフィ
ルム内に水分による気泡が生じ、加熱乾燥が過剰となれ
ば転写紙にカールを生じて、転写紙のラミネート処理が
十分にできないといった不都合があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、ラミネート対象物の水分量に応じて該ラミネ
ート対象物を短時間で見栄え良くラミネート処理できる
ラミネート装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、シート状のラミネート
対象物を上下から挟着して包み込む熱反応性の上側及び
下側のラミネートフィルムと、・該ラミネートフィルム
を加熱するフィルム加熱手段と、加熱状態となったラミ
ネートフィルムにより挟着されたラミネート対象物を加
圧し1、該ラミネート対象物をラミネートフィルムで密
閉処理する加圧手段とを有するラミネート装置において
、前記ラミネート対象物が加圧手段で処理される前に、
このラミネート対象物を加熱乾燥するラミネート対象物
の加熱手段と、ラミネート対象物の画像濃度の検出手段
とを備え、該検出手段からの信号により前記ラミネート
対象物の加熱手段のラミネート対象物への熱供給量をコ
ントロールすることを特徴とする。
(作用) ラミネート対象物を上下からラミネートフィルムて包み
込んで、このラミネート対象物をラミネートフィルムで
密閉するラミネート処理をする前に、ラミネート対象物
をその加熱手段で十分に加熱乾燥できるため1画像形成
装置等から出力された水分を含む転写紙等に対しても、
該転写紙の含水量を気にすることなく直ちにラミネート
処理がてきる。
また、ラミネート対象物の画像濃度を検出手段により検
知し、インク等に起因するラミネート対象物の水分量を
検知して、この検出手段からの信号により、ラミネート
対象物の加熱手段のラミネート対象物への熱供給量をコ
ントロールしているため、ラミネート対象物の含水量に
応じて該ラミネート対象物の加熱乾燥か可能となり、ラ
ミネート対象物の適正なラミネート処理が可能となる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
先ず、第1図により、画像形成装置及び該画像形成装置
に取付けられたラミネート装置Cの全体構成について説
明する。尚画像形成装置は上部の画像読み取り部である
リーダAとその出力部であるプリンタBとから構成され
ている。
図においてはAはリーダであって、該リーダAではプラ
テンガラス1上の原稿が照明ランプ2により照射され、
その反射画像光が反射ミラー3゜4により反射され結像
レンズ5によってCCDB上に結像されて読み取られる
。リーダA・により読み取られた画像情報はプリンタB
に伝送され、スキャナー7により感光ドラム8の周上に
書き込まれる。プリンタB内の給紙カセット9内の転写
紙10は1枚ずつ給紙ローラ11により給紙され、転写
部12において感光ドラム8上の画像が転写される。そ
の後搬送ベルト13及び排紙部の排紙ローラ14,14
“により画像形成された転写紙lOはプリンタBの機外
へ排紙される。
Cは本発明のラミネート装置であって、ラッチ機構部1
5により画像形成装置のプリンタBの本体の排紙部に対
して着脱自在に装着されている。
16はフラッパであって、ラミネート装置Cの外装部に
設けられた操作部17内の切り替えスイッチに応じて、
フラッパ16を移動させ、ラミネート処理する転写紙I
Oと処理しない転写紙IOとを振り分けるようにしてい
る。具体的にはラミネート処理しない指示を操作部17
により入力するとフラッパ16は図中破線の状態となり
、非ラミネートバス18に転写紙10を搬送し、該転写
紙lOを排紙ローラ19により排紙トレイ20上へ載置
する。また、ラミネート処理する指示を操作部17によ
り入力するとフラッパ16は図中実線の状態となり、ラ
ミネートバス21に転写紙10を搬送し、該転写紙lO
をラミネート処理部へ移送する。20はラミネート装置
Cの上面に配置されている排紙トレイ20であり、該排
紙トレイ20がラミネート装置Cの外装の一部を形成し
ていて、上方が開放空間となっているため、排紙トレイ
20上に載置された転写紙lOは容易に取り出すことが
できるようになっている。
22.22’はラミネート処理部へ転写紙10を移送す
る前に転写紙10の先端の同期をとるためと、画像形成
装置のプリンタBから排出された転写紙lOの斜行を、
ラミネートバス21内でループを形成することにより修
正するためのレジストローラである。レジストローラ2
2,22’の直前には転写紙10のエツジを検出するた
めのレジ前センサー23が設けられている。該レジ前セ
ンサー23は反射型の光センサーである。24はレジス
トローラ22,22°からラミ、ネート処理部へ転写紙
10を移送する移送バスであって、該移送バス24は上
下2枚のガイド板で構成されている。この移送バス24
の上側ガイド板の上面には転写紙ヒータ25が配置され
ていて、該転写紙ヒータ25のON時には該転写紙ヒー
タ25により移送バス24の上側ガイド板を加熱するこ
とにより転写紙10をラミネート処理前に乾燥させるこ
とができるようになっている。転写紙ヒータ25のON
10 F F切り替えは自在となっており、前述の操作
部17内の切り替えスイッチにより転写紙lOを加熱す
るか否かの切り替えか可能となっている。
レジストローラ22,22°と転写紙ヒータ25の間に
は光センサーである濃度検知センサー26が設けられて
いて、転写紙lO上の画像濃度を検出出来るようになっ
ている。またこの画像濃度情報に基づき、転写紙ヒータ
25のON10FF動作の制御を行うことも可能である
27.27′はラミネートフィルム28.28′をロー
ル状に巻き付けたシートロールであって、上下にそれぞ
れ1つずつ配設されている。29゜29′はラミネート
フィルム28.28“を加熱するラミネートヒータであ
って1面状に広い範囲で加熱出来るように湾曲した構成
になっている。
また、このラミネートヒータ29.29’の放熱量はヒ
ータ表面にセンサーを設けることにより可変に設定出来
るように構成されている。
30.30’は加圧ローラであってラミネートヒータ2
9,29’により加熱されたラミネートフィルム28.
28’をその間に転写紙10を挟み込んで加圧すること
により転写紙lOをラミネート処理するものである。3
1.31’は分離爪であって、加圧ローラ30,30’
の外周面に先端を常時摺擦させることにより該加圧ロー
ラ30.30”に万一ラミネートフィルム28゜28゛
が付着しても、加圧ローラ30,30°表面からこのラ
ミネートフィルム28.28°を剥ぎ取る働きをしてい
る。33はカッターユニットであって、カッター34.
ダイ35及びカッターモーター(図示せず)により構成
されて、いて、ラミネート処理された転写紙10の前端
と後端をそれぞれ裁断するものである。32は反射型の
光センサーであるラミネートセンサーで、ラミネート処
理された転写紙10の前端と後端をそれぞれ検出するも
のである。
36.38’は加圧ローラ30,30’よりも若干周速
が早めに設定してあ−るプルローラであり、該プルロー
ラ36,36°のニップ部と加圧ローラ30,30’の
ニップ部間でラミネート処理される転写紙lOにテンシ
ョンをかける構成になっている。また、シートロール2
7.27′にはそれぞれシート引き出し方向に所定の負
荷がかけられていて、プルローラ36,36°により引
っ張られたラミネートフィルム28.28°には加圧ロ
ーラ30,30°及びラミネートヒータ29.29’を
介して、プルローラ36.36’とシートロール27,
27°間でテンションがかかるようになっている。39
は廃物収納ケースであって、カッターユニット33によ
りカットされた。転写紙10のない領域のラミネート処
理済部分のラミネートフィルム28.28′を収納する
。この廃物収納ケース39は装置の前方に引き出し可能
になっていて、内部に廃物がいっばいになると引き出し
て、廃棄出来るようになっている。37.37′はラミ
ネート排紙ローラであってラミネート処理された転写紙
lOをラミネート装置Cからラミネートトレー38上に
排紙積載する。
次にラミネート装置Cの各部の構成について更に詳細に
説明する。
先ず、転写紙10の紙厚を検知するレジストローラ22
,22°の紙厚検知機構について第2図により説明する
。その一端部がレジストローラ22のシャフトに係合し
た紙厚検知レバー40は、レジストローラ22,22°
のニップ部に転写紙lOが入り込むとレバー回転軸41
を中心にバネ部材42を介して揺動する。そしてこの紙
厚検知レバー40の他端部にはレバー回転軸41とレジ
ストローラ22のシャフトとの係合部41’までの距離
に対してかなり大きな比とな・る距離にレバーフラッグ
41”が設けられ、この紙厚検知レバー40により、レ
ジストローラ22の上下の移動量をテコの原理で増幅す
ることによりレバーフラッグ41”を移動させる。そし
てレバーフラッグ41″に対向した部分には光センサー
である紙厚検知センサー43が設けられ、該紙厚検知セ
ンサー43によりレバーフラッグ41″の移動量をリニ
アに検知することが出来、これにより。
レジストローラ22,22’のニップ部を通過する転写
紙lOの紙厚を検知することが出来る。
次にシートロール27の構成について第3図により詳細
に説明する。シートロール27は芯金44回りに巻き付
けられており、該芯金44はロールシャフト47の周上
を回転する。そしてロールシャフト47はラミネート装
置Cの側板48にテンション調整ナツト49を介して支
持されているが、該テンション調整ナツト49と芯金4
4の間にはテンションバネ50が介在していて、テンシ
ョン調整ナツト49の締込み具合によってシートロール
27のシート引き出し方向の負荷を調整出来るようにな
っている。
ここでシートロール27は第一の厚みのラミネートフィ
ルム28により構成され、該ラミネートフィルム28は
第一の芯金44に巻かれている(第3図(a))。また
シートロール27”は第二の厚みのラミネートフィルム
28により構成され、該ラミネートフィルム28は第二
の芯金44”に巻かれている(第3図(b))、そして
第一の芯金44の端面はストレートに構成されているが
、第二の芯金44”の端面には円周状の突起部45が形
成されている。また側板48には芯金識別スイッチであ
るマイクロスイッチ46が固定され、該マイクロスイッ
チ46ガ第一の芯金44か装着されているときはOFF
状態となるが、第二の芯金44”が装着されているとき
は。
突起部45によりON状態となるため、このマイクロス
イッチ46により芯金44″の種類を識別することが出
来、このことによりラミネートフィルム28の厚みの違
いを識別することが可能となる。
尚1本実施例では二種類のラミネートフィルム28の厚
みの識別を行っているが、突起部45の外周径を変化さ
せ、またマイクロスイッチ46を2個以上設けることに
より、三種類以上のラミネートフィルム28の厚みの識
別を行うことも可能である。また、シートロール27°
についてもシートロール27と全く同様なのでその説明
を省略する。
次にラミネート装置Cの駆動系について第4図により説
明する6図中、51はラミネート装置Cの各ローラ全て
を駆動するメインモータであり、該メインモータ51の
出力軸にはモータギヤ52が固定されている。該モータ
ギヤ52はアイドラギヤ60.54及びプルローラクラ
ッチ59を介してプルローラ36を回転させるプルロー
ラギヤ53及びラミネート排紙ローラ37を回転させる
ラミネート排紙ギヤ55を回転させる。そしてプルロー
ラクラッチ59のON−OFFにより、プルローラ36
及びラミネート排紙ローラ37の回転がそれぞれ制御さ
れる。
また、モータギヤ52はアイドラギヤ56゜57.58
.59’、60,61、を介して排紙ローラ19を回転
させる排紙ローラギヤ62に噛合している。モータギヤ
52の回転はアイドラギヤ57の軸回りに取付けられた
加圧ローラクラッチ63を介して、加圧ローラ30を回
転させる加圧ローラギヤ65に伝えられ、加圧ローラク
ラッチ63のON、OFFにより、加圧ローラ30の回
転が制御されている。また、モータギヤ52の回転はア
イドラギヤ59の軸回りに取付けられたレジストローラ
クラッチ64を介して、レジストローラ22を回転させ
るレジストローラギヤ66に伝えられ、レジストローラ
クラッチ64のON、OFFによりレジストローラ22
の回転が制御されている。
またメインモータ51の出力軸にはモータギヤ52と反
対側に円周上にスリットが等間隔に配設されたクロック
円板67が設けられ、該クロック円板67にはそのスリ
ットを検知する透過型の光センサーであるクロックセン
サー68が・設けられている。そしてこのクロックセン
サー68により、クロック円板67のスリットを検知し
スリット数をカウントすることで各々のローラの回転数
を算出し、転写紙lO等の移動量が算出できるようにな
っている。
次に本発明のラミネート装MCにより画像形成装置のプ
リンタBから排出された転写紙lOをラミネート対象物
としてラミネート処理する場合の動作について説明する
まず、ラミネート装置Cの上面に配置された操作部17
てラミネートバス21内を押す、フラッパ16はその作
動ソレノイド(図示せず)がONし1画像形成装置のプ
リンタBの排紙ローラ14.14°から排出された転写
紙lOはラミネートパス21に搬送され、同時にメイン
モータ51が回転を始める。これにより、排紙ローラ1
9も回転する。レジストローラ22,22’加圧ローラ
30,30°、プルローラ36゜36°及びラミネート
排紙ローラ37,37°はクラッチ59,63.64が
それぞれOFF状態なので停止している。そして転写紙
10の先端がレジ前センサー23に検知されるとクロッ
クセンサー68により、クロック円板67のスリット数
がカウントされはじめる。そしてクロックセンサー68
が転写紙lOの先端がレジストローラ22.22°のニ
ップ部に突き当たり、所定のループ量を確保するのに相
当するスリット数をカウントすると、レジストローラク
ラッチ64がONし、転写紙lOは移送パス24へ移送
され始める。この際ラミネートバス21内に形成された
転写紙lOのループは該転写紙lOの後端がプリンタB
の排紙ローラ14,14’から抜は出るまで保持されつ
つ移送される。
そして加圧ローラ30,30’のニップ部からラミネー
トヒータ29.29′の最も加圧ローラ30.30°に
近い位置までの距離を又とした場合、移送バス24中の
転写紙10の先端が加圧ローラ30,30’のニップ部
から移送バス24中の文プラスαだけ手前の位置に到達
したことをクロックセンサー68が検知すると、加、圧
ローラクラッチ63がONL/、加圧ローラ30,30
゜は回転をはじめる。ここで、加圧ローラ30゜30の
ニップ部から文プラスαだけ手前の位置に転写紙10の
先端が到達したことを検知するのは、加圧ローラ30,
30’のニップ部からレジストローラ22,22’のニ
ップ部までの距離が予め決っているので立プラスαをそ
の距離から差し引いた距離を、レジストローラ22,2
2°の回転がスラートした時点からのクロックセンサー
68によるスリット数のカウントで算出して行う、この
ことにより、ラミネートフィルム28゜28゛の加熱さ
れた部分の先端からαだけ後方にずれた位置に転写紙1
0の先端が位置することになり、転写紙lOの先端は確
実にラミネート処理される。
ラミネートヒータ29.29’により加熱された上下の
ラミネートフィルム28.28’の間に挟着された転写
紙lOは、このラミネートフィルム28.28°と一体
となって加圧ローラ30゜30°のニップ部に送り込ま
れて加圧されることにより、転写紙lO外端部回りの上
下のラミネートフィルム28.28°は熱溶着して接着
され、内部の転写紙lOがラミネートフィルム28゜2
8°により密閉封入された状態にラミネート処理される
。ラミネート処理された転写紙lOの先端がラミネート
センサー32により検知されるとレジストローラクラッ
チ64及び加圧ローラクラッチ63が同時に0FFL/
て転写紙10の移送は停止され、同時にカッターユニッ
ト33内のカッターモータ(図示せず)がONL/、カ
ッター34が下方に押し下げられることによりラミネー
ト処理された転写紙lOの先端回りの余分なラミネート
フィルム28.28’が裁断される。
カッター34が裁断後に上方に完全に退避した後、レジ
ストローラクラッチ64、加圧ローラクラッチ63及び
プルローラクラッチ59がONし、それぞれのローラが
回転を始める。そして転写紙lOの後端がレジ前センサ
ー23で検知されるとレジストローラ22,22°のニ
ップ部を転写紙lOの後端が抜けた時点でレジスト・ロ
ーラクラッチ64を0FFL/、レジストローラ22゜
22゛の回転を停止させる。尚、レジ前センサー23が
転写紙10の後端を検知してから該転写紙10の後端が
レジストローラ22,22°のニップ部を抜けるまでの
転写紙lOの移動量についてもクロックセンサー68に
よる計測によってなされる。
つづいてラミネート処理後の転写紙10の後端かラミネ
ートセンサー32で検知されると。
クロックセンサー68によるラミネートセンサー32か
らカッター34までの転写紙lOの移動距離の計測後、
加圧ローラクラッチ63及びプルローラクラッチ59が
OFFされ、ラミネート処理後の転写紙10の移送が停
止される。これと同時にカッターモータがONL/、カ
ッター34によりラミネート処理後の転写紙lOの後端
回りのラミネートフィルム28.28′が裁断される。
該裁断後、プルローラクラッチ59がONし、プルロー
ラ36及びラミネート排紙ローラ37が回転してラミネ
ート処理後の転写紙lOはラミネートトレイ38上に排
出積載される0以上の一連の動作を順次くり返すことに
より1画像形成装置のプリンタBから次々に連続して排
出されてくる転写紙10のラミネート処理が可能となる
次にメインモータ51の回転速度のコントロールについ
て説明する。転写紙10をラミネート処理する場合、転
写紙lOの画像濃度が高いほど、転写紙lOの熱の吸収
量が多くなる。従ってラミネートフィルム28.28°
への加熱をラミネートヒータ29.29’により一定条
件で行う場合には、ラミネートフィルム28.28°及
び転写紙lOの搬送速度を遅く設定(メインモータの回
転速度を遅くする)しなければ良好なラミネート処理を
行うことはできない、つまり、加圧ローラ30.30′
で転写紙10に吸収されるラミネートフィルム28.2
8°の熱を考慮して、ラミネートヒータ29,29°に
よりラミネートフィルム28.28°へ与えられる熱量
を時間をかけることにより多くする必要がある。
また、転写紙lOの紙厚が厚い程前述・同様に転写紙l
Oの熱吸収量が多くなるためラミネートフィルム28.
28’等の搬送速度を遅く設定しなければならない、ま
たラミネートフィルム28.28°の厚みが厚い程ラミ
ネートフィルム28.28°の熱の吸収量が多くなるた
め、同様にラミネートフィルム28.28’等の搬送速
度を遅く設定しなければならない。
従って本発明のラミネート装置Cでは転写紙10の画像
濃度、転写紙lOの厚み、ラミネートフィルム28.2
8′の厚みの変化に応じて転写紙lO及びラミネートフ
ィルム28.28°の搬送速度をコントロールしている
。このため濃度検知センサー26、紙厚検知センサー4
3.芯金識別スイッチ46のそれぞれのデータがメイン
モータ51の回転速度にフィードバック出来るようにな
っている。
次に転写紙ヒータ25の熱量コントロールについて説明
する。
画像形成装置のプリンタBからインク等により画像形成
後出力された転写紙lOの表面はインク等が付着し、転
写紙lOは湿った状態のまま排紙されてくる。このため
、湿ったままの状態でラミネート処理すると上下のラミ
ネートフィルム28.28’の間に水分が密封された状
態になり気泡が発生し、ラミネート処理の出来具合が悪
くなる。従ってラミネート処理する前に予め転写紙10
を加熱乾燥し、該転写紙lO内の水分を蒸発させる必要
がある。しかしながら、必要以上に加熱してしまうと転
写紙lOにカールを発生してしまい、ラミネート処理す
る際に皺やカール等のトラブルを引き起こす原因となる
そこで転写紙lOの湿り具合は画像濃度によって変化し
2画像源度が高くなる程湿りが大きくなることに鑑み1
本発明のラミネート装置Cでは。
予め転写紙lOの画像濃度をセンサーにより自動的に判
別し、転写紙ヒータ25による転写紙10への加熱°量
を自動的にコントロール出来るようにしている。即ち、
転写紙ヒータ25の放出熱量をコントロールし、転写紙
lOの画像濃度が高ければ転写紙ヒータ25への加熱量
を多くし・1画像源度が低ければ転写紙ヒータ25への
加熱量を少なく設定する。また、画像形成装置には、イ
ンク等を使用せず、トナー等で画像を形成するものがあ
る。このような場合、転写紙lOは乾燥したままの状態
で出力されてくるため、ラミネート処理前の加熱は不要
になる。従って、かかる場合ユーザーは、操作部17に
設けられた転写紙ヒータ25の加熱スイッチをOFF状
態にしておけばよい。
次にラミネートヒータ29.29’の熱量コントロール
について説明する。前述のメインモータ51の回転速度
コントロールと同様に転写紙10の画像濃度、転写紙l
O及びラミネートフィルム28.28’の厚みに応じて
ラミネートフィルム28.28’への熱の吸収量が変化
するため、ラミネートヒータ29,29°の放出熱量を
それぞれに応じてコントロールする必要がある。つまり
1画像源度が高い程、転写紙lOの厚みが厚い程、ラミ
ネートフィルム28.28’の厚みが厚い程ラミネート
ヒータ29.29°の放出熱量を多くする必要がある。
従って、本発明のラミネート装置Cでは、濃度検知セン
サー26、紙厚検知センサー43、芯金識別スイッチ4
6のそれぞれのデータをラミネートヒータ29.29’
の温度コントロールにフィードバック出来るようになっ
ている。
次に以上の動作及び制御について第5図のブロック図を
用いて説明する。
制御装置はROM−RAM等を内蔵した周知のフンチッ
プマイクロコンピュータ(以下MC0Mと称す)70を
中心に構成されており、MC0Mの入力ボートP0〜P
7にはそれぞれ、Poに操作部17上のラミネート/非
ラミネート切替スイッチ、Plにメインモータの回転量
、即ち各搬送ローラの移動量をカウントするクロックセ
ンサー68.F2にレジストローラ2B、28°直前に
あって、転写紙lOの前端、後端を検出するレジ前セン
サー23、Pユに加圧ローラ30゜30′とカッターユ
ニット33間にあって、ラミネート処理後の転写紙lO
の前端、後端、を検出するラミネートセンサー32.P
、に画像形成装置のプリンタBから出力された転写紙1
0の画像濃度を検出する濃度検知センサー26、F5に
シートロール27の芯金44の種類を識別してラミネー
トフィルム28.28°の厚みを識別する芯金識別スイ
ッチ46、F6にレジストローラ22.22’の変位量
を検出してレジストローラ28.28°を通過する転写
紙10の厚みを検知する紙厚検知センサー43、F7に
転写紙ヒータのON−OFFスイッチ17からの信号が
それぞれ入力される。
また出力ボートF。〜F7には、それぞれドライバD。
〜D?を介して、F、にラミネート/非ラミネートバス
の切替を行うフラッパ16のソレノイドのON−OFF
動作、F、に全てのローラを駆動するメインモータ51
のON−OFF動作及び濃度検知センサー26により検
知された転写紙10の画像濃度、芯金識別スイッチ46
により検知されたラミネートフィルム2B、28°の厚
さ1紙厚検知センサー43により検知された転写紙lO
の厚さの変化に応じて予め設定された回転速度へのメイ
ンモータ51の回転数コントロール、F2にレジストロ
ーラ22,22°の回転をON−OFF作動させるレジ
ストローラローラクラッチ64のON−OFF動作、F
3に加圧ローラ30,30”の回転をON−OFF作動
させる加圧ローラクラッチ63のON−OFF動作、F
4にプルローラ36,36°及びラミネート排紙ローラ
37,37’ (7)回転をON−OFF作動させるプ
ルローラクラ・ンチ59のON−OFF動作、Fsにラ
ミネート処理前の転写紙10を加熱する転写紙ヒータ2
5のON−OFF動作及び濃度検知センサー26により
検知された転写紙10の画像濃度の変化により予め設定
されたヒーター温度へのコントロール、F6にラミネー
トフィルム28.28’を加熱するラミネートヒータ2
9.29’ のON−OFF動作及び濃度検知センサー
26により検知された転写紙10の画像濃度、芯金識別
スイッチ46により検知されたラミネートフィルム28
.28’の厚さ1紙・厚検知センサー43により検知さ
れた転写シート10の厚さの変化により予め設定された
ラミネートヒータ29.29”の熱量コントロール、F
ツにラミネート処理後の転写紙10回りの裁断を行うカ
ッターモータのON−OFF動作を行わせる出力信号が
それぞれ出力される。
これらの入力信号の読み込みあるいは負荷のON−OF
F及び各々の設定値へのコントロールはMC0M70内
のROMに格納されたプログラムに従って制御される。
以上説明した如く本発明に係るラミネート装置Cでは、
画像形成装置のプリンタBから排出される転写紙10を
一旦加熱乾燥させてラミネート処理するようにしている
ため、転写紙lOにインク等により湿った状態で画像が
形成されていても、この転写紙10を短時間で見栄えよ
くラミネート処理することができる。
また転写紙10は濃度検知センサー26によりその画像
濃度が検知されて、転写紙lO上のインク等に起因する
含水量が検知され、該検知信号に基づき転写紙10を加
熱乾燥する転写紙ヒータ25の転写紙lOへの熱供給量
がコントロールされているため、転写紙lOをその含水
量に応じて適度に加熱乾燥することができ1本発明に係
るラミネート装置Cにより転写紙lOに対する適正なラ
ミネート処理をなすことができる。
即ち、転写紙ヒータ25による転写紙lOの加熱乾燥が
不十分のため、ラミネート処理されたラミネートフィル
ム28.28’内に水分による気泡が発生することはな
く、また転写紙ヒータ25による転写紙lOの加熱乾燥
が過剰なため、転写紙lOにカールを乗じ、ラミネート
処理時に皺やカールが乗じることもない。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、ラミネート
処理する前にラミネート対象物を予め加熱乾燥するよう
にしているため、インク等により湿った状態で画像が形
成されたラミネート対象物に対しても短時間で見栄え良
くラミネート処理ができることとなる。
また1本発明ては画像濃度を介してラミネート対象物の
含水量を検知し、該検知信号に基づいてラミネート対象
物の加熱手段のラミネート対象物への熱供給量をコント
ロールしているため、ラミネート対象物はその含水量に
応じて適度に加熱乾燥される。従ってその後このラミネ
ート対象物に水分による気泡や、カール、皺等の生じる
ことのないラミネート処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はラミネート装置を画像形成装置に取付けた場合
のこれ等の側断面図、第2図はレジストローラ回りの紙
厚検知機構の側面図、第3図はシートロールの一端部回
りの断面図((a)は芯金に周状突起が無い場合を示し
、(b)は周状突起がある場合を示す)、第4図はラミ
ネート装置の駆動系を示す平面図、第5図はラミネート
装置の制御動作説明用のブロック図、第6図は従来技術
を説明するための図である。 10・・・転写紙(ラミネート対象物)、25・・・転
写紙ヒータ(ラミネート対象物の加熱手段)。 26−・・濃度検知センサー(画像濃度の検知手段)、
28.28’ −・・ラミネートフィルム。 29.29’−・・ラミネートヒータ(フィルム加熱手
段)、30.30’−・・加圧ローラ(加圧手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状のラミネート対象物を上下から挟着して
    包み込む熱反応性の上側及び下側のラミネートフィルム
    と、該ラミネートフィルムを加熱するフィルム加熱手段
    と、加熱状態となったラミネートフィルムにより挟着さ
    れたラミネート対象物を加圧し、該ラミネート対象物を
    ラミネートフィルムで密閉処理する加圧手段とを有する
    ラミネート装置において、前記ラミネート対象物が加圧
    手段で処理される前に、このラミネート対象物を加熱乾
    燥するラミネート対象物の加熱手段と、ラミネート対象
    物の画像濃度の検出手段とを備え、該検出手段からの信
    号により前記ラミネート対象物の加熱手段のラミネート
    対象物への熱供給量をコントロールすることを特徴とす
    るラミネート装置。
  2. (2)前記ラミネート対象物の加熱手段をON−OFF
    切替可能とすることを特徴とする請求項1記載のラミネ
    ート装置。
  3. (3)前記ラミネート対象物を出力する画像形成装置の
    排紙部に装置本体が着脱自在に配設されることを特徴と
    する請求項1又は2記載のラミネート装置。
JP1246406A 1989-09-25 1989-09-25 ラミネート装置 Pending JPH03110128A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246406A JPH03110128A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 ラミネート装置
US07/585,181 US5160399A (en) 1989-09-25 1990-09-20 Laminating apparatus
US07/585,623 US5217561A (en) 1989-09-25 1990-09-20 Laminating apparatus
US07/996,841 US5368677A (en) 1989-09-25 1992-12-21 Laminating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1246406A JPH03110128A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 ラミネート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03110128A true JPH03110128A (ja) 1991-05-10

Family

ID=17148027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1246406A Pending JPH03110128A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 ラミネート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03110128A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5217561A (en) Laminating apparatus
US6263790B1 (en) Machine for security printing on security paper
JPH09164593A (ja) 画像形成装置
JP3213969B2 (ja) ラミネート装置及び画像形成装置
US6496281B1 (en) Image forming apparatus
JP2820733B2 (ja) ラミネート装置
JPH03110128A (ja) ラミネート装置
JPH03110130A (ja) ラミネート装置
JPH03110127A (ja) ラミネート装置
JPH03112626A (ja) ラミネート装置
JPH0611980A (ja) シート材加圧装置及びラミネート装置
JP2000086019A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH03110131A (ja) ラミネート装置
JP2975056B2 (ja) ラミネート装置
JP4724764B2 (ja) 画像読取装置
JPS63134464A (ja) カ−ル除去装置
JPH079649A (ja) ラミネート装置
JPH0485030A (ja) ラミネート装置
JP3509957B2 (ja) カラー感熱プリンタ
JP2753348B2 (ja) 画像記録装置
JPS63311268A (ja) 画像形成装置
JPH06143415A (ja) ラミネート装置
JPH05254017A (ja) ラミネート装置
JP2000221656A (ja) 画像形成装置
JPS62182781A (ja) 画像形成装置