JPH03110095A - レーザ裁断方法 - Google Patents

レーザ裁断方法

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Publication number
JPH03110095A
JPH03110095A JP1246174A JP24617489A JPH03110095A JP H03110095 A JPH03110095 A JP H03110095A JP 1246174 A JP1246174 A JP 1246174A JP 24617489 A JP24617489 A JP 24617489A JP H03110095 A JPH03110095 A JP H03110095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser beam
absorbent
cut
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1246174A
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English (en)
Inventor
Hikoharu Aoki
彦治 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH03110095A publication Critical patent/JPH03110095A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ裁断方法に関し、特にレーザ光の吸収
特性を向上させるレーザ裁断方法に関するものである。
[従来技術] 従来、レーザ光を利用した裁断方法は、加工前に何も塗
布しないのが一般的である。それは裁断に利用するCO
2レーザの布地に対する′吸収特性が一般的にはそれ程
悪くないためである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、CO2レーザを用いた裁断方法において
も、加工能率の向上からより高い布地に対する吸収特性
が要求されており、さらに現在あまり用いられていない
YAGレーザを用いた裁断方法において、特にその主要
原因である布地に対する吸収特性をYAGレーザはCO
tレーザの115の吸収特性しかないため、その吸収特
性を改善することは、裁断装置の省スペース化において
非常に有効である。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、裁断する前に、あらかじめレーザ光に応じて
被裁断体に対する吸収特性を改善するために、レーザ吸
収体を塗布若しくは浸透させておき、加工能率を向上さ
せる、若しくは従来使用されていなかったレーザを裁断
に用いることを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のレーザ裁断方法は、
レーザ光に応じてその被裁断体のレーザ吸収特性を改善
するために、利用するレーザ光の波長域に吸収帯をもつ
吸収剤を予め塗布若しくは浸透させておき、レーザ裁断
を行うものである。
[作用] 上記の構成を有する本発明は、レーザ光に応じて、その
波長域に吸収帯をもつ吸収剤を塗布若しくは浸透させで
あるため、従来の吸収剤を使用しない方法に比べ加ニス
ピードを大幅にアップさせることができるばかりでなく
、従来吸収特性が良くないために使用できなかったレー
ザを裁断に利用でき省スペース化及びレーザ光に応じた
種々な特色ある裁断ができる。
[実施例コ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
最初に第1図を参照して、レーザ裁断装置の加工ヘッド
の構成を説明すると、裁断のためレーザビームを照射す
る加工ノズル1の前方に、後述する吸収剤を塗布するた
めのスプレーガン2が配置され、両者は支持棒17にて
連結されている。
次に、第1図を参照してその動作を説明する。
加工ノズル1内において、レーザビーム4を集光するた
めにレンズ3が設置され、被裁断体9上面に集光してい
る。加工ノズル1は左方に移動するため前記集光された
ビームが通過する以前に被裁断体9上にレーザ吸収剤を
塗布するためスプレーガン2が配置されており、その動
作としてレーザ吸収剤は供給ホース5より供給し、又、
吸収剤塗布用の圧縮空気を空気供給ホース6より供給し
て、スプレーガンノズル7より霧状の吸収剤8を被裁断
体に塗布するものである。
次に第2図を参照して、本加工ノズル1とスプレーガン
2を備えたレーザ裁断装置の全体図の構成を説明する。
使用するレーザはYAGレーザで、その発振器10と前
記加工ノズル1とスプレーガン2を一体化した加工ヘッ
ド12とは、光ファイバー13にて連結されている。加
工ヘッド12の下方には被裁断体9が加工テーブル14
の上にのせられている。
次に第1図を参照してその動作を説明する。発振器12
より出たレーザ光は光ファイバー13を通って加工ヘッ
ド12に送られる。加工ヘッド12にはコンプレッサー
15より圧縮空気とタンク16よりレーザ吸収剤が供給
され、レーザ光が被裁断体上を通過する以前にレーザ吸
収剤を塗布するものである。又、加工ヘッドはキャリッ
ジ11により左右に移動し、加工テーブル14と連動し
てパターンに応じた動きをし、裁断するものである。
本発明は以上詳述した実施例に限定されるものではなく
、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。
例えば、吸収剤の被裁断体に対する浸透方法として、染
料の様にしみ込ませる方法やカプセル状の吸収剤を添加
する方法などが可能である。
第3図に吸収剤の一例として、YAGレーザ波長域(λ
−1.06μm)において高い吸収率を示す赤外線吸収
剤の吸収特性を示す。
第3図の吸収剤をアセトンにより0.002%まで希釈
し、ポリエステルにおけるレーザ裁断をYAGレーザで
実施したところ、15Wのエネルギーで加ニスピードが
30mm/minから120mm/minまで向上させ
ることができた。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、レーザ光の被裁断体へのレーザ吸収率を高めることで
、加ニスピードをアップさせることができるため、能率
良く加工が行える。さらに従来被裁断体への吸収特性が
悪いために用いられていなかったレーザを、その吸収特
性を改善して、レーザ裁断に用いれば、設置スペースの
縮小、光フアイバー使用による光軸のずれなどの防止と
なり安定した加工が行なえるものであ−る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は、レーザ裁断装置加工ヘッドを示し
た正面図、第2図はレーザ裁断機の全体を示す斜視図、
第3図はレーザ吸収剤の光波長に対する吸収特性を示し
た図である。 図中、1は加工ノズル、2はスプレーガン、3は集光レ
ンズ、4はレーザビーム、5は吸収剤供給ホース、6は
空気供給ホース、7はノズル、8は吸収剤、9は被加工
体、10はYAGレーザ発振器、11はキャリッジ、1
2は加工ヘッドである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、レーザ光を用いて裁断を行うレーザ裁断方法におい
    て、レーザ光の被裁断体に対する吸収特性を改善するた
    めに利用するレーザ光の波長域に吸収帯をもつ吸収剤を
    あらかじめ塗布若しくは浸透させておき、レーザ裁断を
    行うことを特徴とするレーザ裁断方法。
JP1246174A 1989-09-21 1989-09-21 レーザ裁断方法 Pending JPH03110095A (ja)

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JPH03110095A true JPH03110095A (ja) 1991-05-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003076151A1 (fr) * 2002-03-12 2003-09-18 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. Procede et systeme de traitement de materiaux fragiles
JP2005211769A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Sharp Corp 基板製造装置
US11211513B2 (en) 2016-07-29 2021-12-28 Trinamix Gmbh Optical sensor and detector for an optical detection

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JP2005211769A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Sharp Corp 基板製造装置
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