JP3526935B2 - レーザーマーキング方法及びその方法に使用するレーザー加工装置 - Google Patents

レーザーマーキング方法及びその方法に使用するレーザー加工装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー光によって、型
式、寸法、ロット番号などを部品や製品に書き込むレー
ザーマーキング方法とその方法に使用するレーザー加工
装置に関し、特に高反射率を有する金属材料に対するレ
ーザーマーキング方法とその方法に使用するレーザー加
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アシストガスとして酸素または空気を使
用する炭酸ガスレーザーを用いたレーザーマーキングは
生産現場において品質管理や生産管理を行うために、型
式、寸法、ロット番号などを部品や製品に書き込むのに
従来から利用されている。
【0003】ところで、炭酸ガスレーザー光(波長1
0.6μm)に対する金属材料の反射率は通常90%を
こえるので、金属材料の加工において炭酸ガスレーザー
は不利な要素を持っている。しかし、レーザー光の入射
エネルギーの密度が105 W/cm2 〜106 W/cm2
越えると、一挙に熱伝導機構が変化して溶融現象が出現
し溶接または切断加工などが行えるようになる。
【0004】また入射エネルギーが密度が上記の密度よ
り低く103 W/cm2 以上の領域では、材料は溶融まで
至らず、溶接または切断加工などは行えないが局部の急
速加熱による表面焼入れ、合金化処理などの熱処理加工
を行うことが出来る。
【0005】さて、上述のレーザーマーキングは、上記
の入射エネルギー密度領域においてなされるものであ
り、アシストガスとして酸素または空気を使用する炭酸
ガスレーザーを用いて材料の表面に0.01mm〜1m
m程度の幅および深さの溝を彫刻してマーキングをする
方式と、アシストガスとして酸素または空気を使用する
炭酸ガスレーザーにより材料表面の熱影響部の変色を利
用してマーキングをする方法などが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のマーキン
グ方法は、炭酸ガスレーザー光に対する反射率が0.9
前後の軟鋼板、ステンレス鋼など場合はさほど問題はな
いが、反射率が1に近い高反射率を有するアルミニウ
ム、銅、真鍮あるいは研磨された銀などの金属材料に対
しては明瞭なマーキングができないという問題がある。
【0007】従来のマーキング方法を使用して高反射率
を有する上述のような金属材料にマーキングする場合の
レーザーの出力とマーキングの状態の変化の関係を図4
に示してある。さて、この図4を参照するにレーザーマ
ーキング用のレーザー出力を徐々に増加させていくと、
マーキングの状態の変化はレーザー出力の増加に対して
階段的に変化しることが判る。すなわち、レーザー出力
が0〜P1 までの間の「レベルI 」の小さい出力範囲に
在る時は、レーザー光は材料からほとんど反射されてし
まいマーキングの状態は「マーキング不能領域」に在
る。
【0008】しかし、レーザー出力がP1 以上P2 未満
の「レベルII」になると、マーキング状態は「マーキン
グ不安定領域」に変化する。そしてこの状態の変化は、
レーザー出力がP2 を超過するとマーキング状態は「マ
ーキング不安定領域」に急に変化し、この不安定領域が
レーザー出力がP2 を越えるまで継続する。なお「マー
キング不安定領域」とは、マーキングが全くできないの
はなく、マーキングの色が薄かったり濃くなったりする
不安定な領域であり、実用的には使用できない領域であ
る。
【0009】そして、レーザー出力がP2 以上の「レベ
ルIII 」になると、このレーザー出力がP2 を越えたと
きから「マーキング良好領域」を飛び越えて「マーキン
グ不能領域」に変化する。この「レベルIII 」における
「マーキング不能領域」とは、レーザー加工が、いわゆ
るガウジング状態となり、線幅や溝の深さが大きくなり
過ぎてマーキングの文字が明瞭に表せなくなる状態をい
う。
【0010】上述のごとく、アシストガスとして酸素ま
たは空気を使用する炭酸ガスレーザーによる、従来のマ
ーキング方法においては高反射率を有する金属材料に対
しては良好なマーキングを行うことができなかった。ま
た従来のマーキング方法では、金属材料からの反射光が
多く、レーザー加工装置からこの反射光を周囲に散乱さ
せる危険もある。さらに、金属材料からの反射光が光伝
送経路を逆戻りして、レーザー加工装置の光学部品およ
びレーザー発振器に悪影響を及ぼすという問題もある。
【0011】金属材料のレーザー光の吸収率を高めるた
めに、金属材料の表面に反射防止剤を塗布してマーキン
グを実施してみたが良好なマーキング得ることができな
かった。なお金属材料の表面に反射防止剤を塗布する方
法は、反射防止剤を剥離する後工程も必要になるなどの
問題もある。
【0012】本発明は上述の如き問題に鑑みてなされた
ものであり、本発明の目的は、従来技術が持つ以上の問
題点を解消し、反射率が1に近い高反射率を有する金属
材料に対しても良好なマーキングが行える方法及びその
方法に使用するレーザー加工装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のレーザーマーキング方法は、反射
率が1に近い高反射率を有する金属材料の表面に波長1
0.6μmの炭酸ガスレーザー光を照射してマーキング
する方法において、前記金属材料の表面のレーザー光照
射位置に炭酸ガスを噴射して、前記金属材料の表面に高
温高圧のプラズマガス領域を形成し、該プラズマガス領
域からの強力な電磁波エネルギーの前記金属材料の表面
への輻射により前記金属材料の表面に微小な領域を溶融
させて微小なスポットまたは窪みを形成することにより
レーザーマーキングを行うようにしたことを要旨とする
ものである
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】請求項1に記載のレーザーマーキング方法は、
反射率が1に近い高反射率を有する金属材料の表面に波
長10.6μmの炭酸ガスレーザー光を照射してマーキ
ングする方法において、前記金属材料の表面のレーザー
光照射位置に炭酸ガスを噴射する方法であるから、金属
材料表面の炭酸ガスが高温に加熱された金属材料により
高温高圧となり、炭酸ガスはレーザー光を吸収して更に
高温高圧のプラズマガス領域を形成し、このプラズマガ
ス領域からの強力な電磁波エネルギーの前記金属材料の
表面への輻射により前記金属材料の表面に微小な領域を
溶融させて微小なスポットまたは窪みが形成されること
になる。この状態において、レーザー光と前記金属材料
とを相対的に移動させることにより、微小な溝からなる
曲線または直線によるレーザーマーキングを行うことが
できる
【0019】
【0020】請求項2に記載のレーザー加工装置は、波
長10.6μmの炭酸ガスレーザー光を被加工材の表面
に集光照射するための光学系とアシストガス噴射ノズル
とからなるレーザー加工ヘッドを前記被加工材に対して
位置決め自在に設けたレーザ加工装置において、前記被
加工材の反射率が1に近い高反射率を有する金属材料の
レーザーマーキングを行う時にはアシストガスとして炭
酸ガスを前記アシストガス噴射ノズルから前記金属材料
の表面のレーザー光照射位置へ噴射して、前記金属材料
の表面に高温高圧のプラズマガス領域を形成し、該プラ
ズマガス領域からの強力な電磁波エネルギーの前記金属
材料の表面への輻射により前記金属材料の表面に微小な
領域を溶融させて微小なスポットまたは窪みを形成し、
この状態において、レーザー光と前記金属材料とを相対
的に移動させることにより、微小な溝からなる曲線また
は直線によるレーザーマーキングが行うことができる
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下に本発明に係わるレーザーマーキング方
法の実施例について図面を用いて説明する。図1は本発
明のレーザーマーキング方法の実施に使用したCNC制
御の光軸移動レーザー加工装置の概念的図面である。こ
の光軸移動レーザー加工装置1は門型フレーム3を備え
ており、この門型フレームの下方には、被加工材5を載
置するテーブル7が設けられている。
【0024】前記門型フレームの梁部分9にはY軸キャ
リッジ11が設けられており、このY軸キャリッジ11
は、CNC制御装置により制御される周知の駆動機構
(図示省略)によりY軸方向(図1において左右方向)
の任意の位置に位置決め自在に構成されているものであ
る。
【0025】また前記Y軸キャリッジ11には、前記C
NC制御装置により制御される周知の駆動機構(図示省
略)により前記Y軸方向と直交するX軸方向(紙面に直
交する方向)の任意の位置に位置決め自在のX軸キャリ
ッジ13が設けられおり、このX軸キャリッジにはレー
ザー加工ヘッド15が取付けられている。
【0026】従ってこのレーザー加工ヘッド15は、前
記CNC制御装置によりXY軸上の任意の位置に位置決
め自在である。またこのレーザー加工ヘッド15のアシ
ストガス噴射ノズル17にアシストガスAGを供給する
高圧のアシストガス供給源19が前記レーザー加工装置
1のそばに設置してあり、レーザー加工装置1のアシス
トガス供給ポート21に前記アシストガス供給源19か
らのアシストガス供給管23がレギュレーター25を介
して接続してある。なおこのアシストガスは、図示しな
い配管を介して前記レーザー加工ヘッド15に供給され
るものである。
【0027】図2(a)は、前記レーザー加工ヘッド1
5の部分を拡大して示したものであり、反射率が1に近
い高反射率を有する金属材料の一つであるアルミニウム
の被加工材5Aが前記テーブル7(図示省略)に載置し
てある。この加工ヘッド15には、凸レンズまたは凹面
鏡などの集光用の光学系27が設けらており、炭酸ガス
レーザー光29はこの集光レンズ27により該被加工材
5Aの表面に集光される。前記集光レンズ27の近傍の
下方位置にはアシストガス導入口31が設けられてお
り、この導入口31からアシストガスが導入されて噴射
ノズル17からレーザー光29と共に被加工材5Aの表
面に噴射される。
【0028】さて、レーザーマーキング方法の詳細につ
いて説明する。本発明に係わるレーザーマーキング方法
は前記アシストガスAGとして炭酸ガスを使用すること
を特徴とするものであり、この炭酸ガスがレーザー光に
より高温のプラズマガスになることを利用するものであ
る。
【0029】図2(b)は、前記被加工材5Aの表面に
照射されたレーザー光29の焦点近傍部分を更に拡大し
て示したものである。さて前記アシストガス導入口31
から導入されたアシストガスとしての炭酸ガスは、噴射
ノズル17からレーザー光29と共に被加工材5Aの表
面に噴射される。なおこの噴射ノズル17から被加工材
5Aの表面に至る間の円錐状のレーザー光29の外周は
炭酸ガスの雰囲気30となっている。
【0030】ここでアシストガスとして使用される炭酸
ガスは、炭酸ガスレーザーのレーザー媒体でもあり、高
温高圧のもとにおいて炭酸ガスレーザー光をよく吸収す
る特性を有している。
【0031】さて、プラズマガスの発生過程とその作用
について説明する。前記ノズル17から被加工材5Aの
表面に噴射された炭酸ガスは、高温に加熱された被加工
材5Aにより高温高圧となり、そこで炭酸ガスはエネル
ギー密度の高いレーザー光を吸収して更に高温高圧とな
る。その結果、炭酸ガスは高温高圧のプラズマガス領域
35を形成する。
【0032】被加工材5Aは、この高温高圧のプラズマ
ガス領域35からの強力な電磁波の輻射エネルギーを吸
収して、その表面の微小な領域が溶融して微小なスポッ
トまたは窪み33が形成される。なおこのスポットまた
は窪み33の部分が溶融に至らない程度にレーザーの出
力を低下させてスポットまたは窪み33の部分を暗褐色
に変色させることも可能である。
【0033】上記の如く、被加工材5Aの表面に微小な
領域が溶融して微小なスポットまたは窪み33が形成さ
れた状態において、レーザー光29と材料5とを相対的
に移動させることにより、微小な溝からできた曲線また
は直線を形成させることが出来る。
【0034】従って、レーザー加工ヘッドの動きとレー
ザー出力とをCNC装置により適宜に制御することで高
反射率を有するの金属材料の一つであるアルミニウムの
表面に良好なレーザーマーキングを行うことが出来る。
なおレーザー出力を断続的にすることで、このレーザー
マーキングを連続した溝ではなく断続した点によって構
成することも可能であり、また、レーザー出力を適宜に
低下させることによって材料を暗褐色に変色させること
でマーキングすることも可能である。
【0035】図3は、アシストガスとして炭酸ガスを使
用して高反射率を有するの金属材料の一つであるアルミ
ニウムに対して本発明に係わるレーザーマーキング方法
を実施したときの、レーザーの出力とマーキングの状態
変化の実験データをグラフにしたものである。
【0036】この図3を参照するに、レーザーマーキン
グ用のレーザー出力を徐々に増加させた時のマーキング
の状態の変化は、前記図4における階段状の変化とは相
違して、レーザー出力の増加に対して徐々に変化してい
ることが判る。
【0037】レーザー出力が0〜P1 までの間の「レベ
ルI 」の小さい出力範囲に在る時は、レーザー光は材料
からがほとんど反射されてしまいマーキングの状態は
「マーキング不能領域」に在るが、レーザー出力の増加
とともにマーキングの状態は徐々に変化してP1 付近で
は「マーキング不安定領域」に接近している。
【0038】レーザー出力がP1 以上P2 未満の「レベ
ルII」になると、マーキング状態は「マーキング不安定
領域」に変化するが、この「レベルII」の出力範囲は狭
く、レーザー出力がP2 を超過して、出力がP2 〜P3
未満の「レベルIII 」になると、マーキング状態は直ぐ
に「マーキング良好領域」になる。この「マーキング良
好領域」に在るレーザー出力範囲「P2 〜P3 」は、前
記「レベルII」の3倍強に広がっている。そして、レー
ザー出力がP3 を超過すると「マーキング不能領域」と
なる。
【0039】この図3のグラフから判るように、本発明
に係わるレーザーマーキング方法では、従来のレーザー
マーキング方法では存在しなかった「マーキング良好領
域」があり、またこの「マーキング良好領域」に在る
「レベルIII 」のレーザー出力範囲「P2 〜P3 」が十
分広いので、「マーキング良好領域」におけるレーザー
出力を増減させることによりマーキングの線の幅および
深さを適宜にコントロールすること可能となった。
【0040】実施例では、反射率が1に近い高反射率を
有する金属材料の一つとして、アルミニウムをの例を説
明したが、アルミニウムと同様な反射率を有する金属の
銅または表面が研磨された銀などにも同様な効果があ
る。なお軟鋼やステンレス鋼にも勿論使用することが出
来る。
【0041】また、図1に示したのレーザー加工装置1
のレーザー加工ヘッド15では、噴射ノズル17からの
アシストガスAGがレーザー光29と共に被加工材5の
表面に噴射される様に構成されているが、図5に示す様
に集光レンズ27を備えた加工ヘッド41の側方にアシ
ストガス噴射ノズル43を設け、このノズル43からア
シストガスを被加工材5の表面に噴射する構成としたレ
ーザー加工装置においても本発明に係わるレーザーマー
キング方法を実施することが可能である。
【0042】なお本発明に係わるレーザーマーキング方
法を実施するためのレーザー加工装置は上述のレーザー
加工装置に限定されるものではなく、材料移動型あるい
は光軸移動型の公知のレーザー加工装置を使用すること
が出来る。
【0043】
【発明の効果】以上の如き実施例の説明から理解される
ように、請求項1または請求項2に記載の発明によれ
ば、金属材料とくに反射率が1に近い高反射率を有する
金属材料、例えばアルミニウム、銅、研磨された銀など
に対して良好なレーザーマーキングを行うことが出来
る。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザーマーキング方法を使用するレ
ーザー加工装置の第1実施例。
【図2】図1のレーザー加工ヘッド15の部分を拡大し
て示した図面(a)及びレーザー光と被加工材との作用
を説明する図面(b)。
【図3】アルミニウムを被加工材として本発明に係わる
レーザーマーキング方法を実施したときの、レーザーの
出力とマーキングの状態変化を示した図面。
【図4】従来のマーキング方法を使用して高反射率を有
する金属材料にマーキング実施したときの、レーザーの
出力とマーキングの状態の変化を示した図面。
【図5】本発明のレーザーマーキング方法の実施に使用
する他のレーザー加工装置のレーザー加工ヘッド部分を
示した図面。
【符号の説明】 1 レーザー加工装置 15 レーザー加工ヘッド 29 炭酸ガスレーザー光 43 アシストガス噴射ノズル AG アシストガス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射率が1に近い高反射率を有する金属
    材料の表面に波長10.6μmの炭酸ガスレーザー光を
    照射してマーキングする方法において、前記金属材料の
    表面のレーザー光照射位置に炭酸ガスを噴射して、前記
    金属材料の表面に高温高圧のプラズマガス領域を形成
    し、該プラズマガス領域からの強力な電磁波エネルギー
    の前記金属材料の表面への輻射により前記金属材料の表
    面に微小な領域を溶融させて微小なスポットまたは窪み
    を形成することによりレーザーマーキングを行うことを
    特徴とするレーザーマーキング方法
  2. 【請求項2】 波長10.6μmの炭酸ガスレーザー光
    を被加工材の表面に集光照射するための光学系とアシス
    トガス噴射ノズルとからなるレーザー加工ヘッドを前記
    被加工材に対して位置決め自在に設けたレーザ加工装置
    において、前記被加工材の反射率が1に近い高反射率を
    有する金属材料のレーザーマーキングを行う時にはアシ
    ストガスとして炭酸ガスを前記アシストガス噴射ノズル
    から前記金属材料の表面のレーザー光照射位置へ噴射し
    て、前記金属材料の表面に高温高圧のプラズマガス領域
    を形成し、該プラズマガス領域からの強力な電磁波エネ
    ルギーの前記金属材料の表面への輻射により前記金属材
    料の表面に微小な領域を溶融させて微小なスポットまた
    は窪みを形成することによりレーザーマーキングを行う
    ことを特徴とするレーザー加工装置
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