JPH03109754A - 半導体パッケージ - Google Patents

半導体パッケージ

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Publication number
JPH03109754A
JPH03109754A JP24631089A JP24631089A JPH03109754A JP H03109754 A JPH03109754 A JP H03109754A JP 24631089 A JP24631089 A JP 24631089A JP 24631089 A JP24631089 A JP 24631089A JP H03109754 A JPH03109754 A JP H03109754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal expansion
solder
case
brazing
lsi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24631089A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Doi
土居 博昭
Toshio Hatsuda
初田 俊雄
Takahiro Oguro
崇弘 大黒
Tetsuya Hayashida
哲哉 林田
Shigeo Kuroda
黒田 重雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24631089A priority Critical patent/JPH03109754A/ja
Publication of JPH03109754A publication Critical patent/JPH03109754A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体パッケージに係り、特に気密封止構造
を有するものの、はんだボールの破壊を防止するのに好
適な半導体パッケージに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の気密封止構造を有する半導体パッケージを特開昭
61−59848号公報を例にして説明する。
なお、当該公報に明示されていない部分については従来
の半導体パッケージで普通に用いられている構造により
補足して示す。
第3図は従来の半導体パッケージの構成を示す略示断面
図、第4図は従来の半導体パッケージの他の構成を示す
略示断面図である。
従来の気密封止構造を有する半導体パッケージは、第3
図に示すように、集積回路(以下LSIという)1をは
んだボール2でセラミックスなどで構成された配線基板
3に電気接続し、このLSIIを熱伝導率の大きい材料
で形成された蓋4へ面接触させ、配線基板3と蓋4とを
ろう材5で接合してパッケージを構成している。LSI
Iの発熱は蓋4へ熱伝導して放熱されるようになってい
る。
ここで、配線基板3の材料としてセラミックスが使われ
ているが、その理由はセラミックスのもつ気密性、耐腐
食性、絶縁性、耐熱性などがあげられるが1本発明の直
接に関係がある特徴は低熱膨張性である。
LSIなどの半導体は、珪素(Si)やガリウム・ひ素
(G a A s )などの熱膨張係数が低く。
強度の低い材料が多い。そこで、これらの半導体を接合
するパッケージ材料としては、半導体とパッケージ材料
の熱膨張係数の差による熱応力が原因となる半導体の破
壊を防ぐために、熱膨張係数が低い材料が必要であり、
このためには、たとえばセラミックスが適しているので
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に示す従来の気密封止構造を有する半導体パッケ
ージに、発熱量の大きいLSIを実装する場合には、L
SIIとM4との間の接触熱抵抗が大きいためにLSI
Iの放熱が十分に行われないので、第4図に示すように
、LSllとM4とをろう材6で接合する必要がある。
第4図に示す半導体パッケージの気密封止構造に温度変
化が生じた状態を説明し、従来の半導体パッケージの問
題点を明らかにする。
パッケージを構成する部材は、セラミックスなどの半導
体と熱膨張を合わせた低熱膨張係数の材料を用いるため
、温度変化が生じても熱変形はあまり生じな′い。
これに対して、はんだボールの熱膨張係数は大きいため
、大きな熱変形が生じ・る。このため、例えば温度が低
下すると、パッケージがほとんど熱収縮しないにもかか
わらず、はんだボールが熱収縮するため、はんだボール
がパッケージにより上下方向に引張られて、はんだボー
ルが破壊してしまう。従来の半導体パッケージの構造に
はこのような問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、はんだボールおよびろう材の破壊を防止し
うる信頼性の高い半導体パッケージの提供を、その目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体パッケ
ージの構成は、2つ以上の部材をろう付けして気密封止
構造を構成するものにおいて、その気密封止構造を構成
する各部材にくらべて、剛性が小さく熱膨張係数が大き
い材料をろう付け部にはさんでろう付けしたものである
なお、付記すれば、上記の目的を達成す′るために、気
密封止構造を構成する部材の材料に比べ、剛性が小さく
、線膨張係数が大きい材料をスペーサとしてろう材には
さむ構造を発明したものである。
〔作用〕
上記技術手段による働きを1本発明を開発した考え方に
添って説明する。
はんだボールの破壊は、はんだボールとパッケージとの
上下方向の熱膨張差によるものであり。
これを防止するためには、はんだボールの熱膨張にパッ
ケージの上下方向の熱膨張を適合させることが必要とな
る。このためには、ろう材の厚さをはんだボールと同程
度に厚くすることも考えられるが、ろう材の厚さを厚く
すると、ろう材を溶融するときにろう材中の気泡が生じ
て、気密性が取れなくなるため実際には不可能である。
このため、ろう材の間に熱膨張係数が大きい材料をスペ
ーサとしてはさみ、このスペーサの厚さを適切に切める
ことにより、パッケージの上下方向の熱膨張を、はんだ
ボールの熱膨張に合わせることを考えた。ただし、この
スペーサ材料の剛性が大きい場合には、スペーサの水平
方向の熱膨張によってろう材に過大なひずみが生じてろ
う材が破壊してしまうため、スペーサの剛性はパッケー
ジ材料より小さくすることが必要である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る半導体封止構造を適
用した半導体パッケージの略示断面図、第2図は、第1
図のpbリングの形状を示す図で、(a)は平面図、(
b)は正面図である。
第1図において、1は集積回路であるLSIで、このL
Sllは熱膨張係数が2.8〜7,3X10″″Bと小
さいSiよりなる半導体である。Siの縦弾性係数は1
10GPaである。
2ははんだボール、7はセラミック配線基板であり、セ
ラミックは一般に熱膨張係数が小さく。
縦弾性係数は大きい。
8はAQNよりなるAQNケース、9は90Pa−10
Snはんだである。このはんだはプロドアクチニウム(
Pa)、すず(Sn)を用いた半導体部品接続用のはん
だである。
10はpbクリングあり、鉛(pb)は熱膨張係数29
.3X10””’、縦断性係数14GPaである。すな
わち、pbリング10は気密封止構造を構成する部材で
あるLSII、セラミック配線基板7、AΩNケース9
より剛性が小さく熱膨張係数が大きいスペーサとしては
んだにはさまれたものである。
11は90Pa−10Snはんだである。
第1図に示すように、SiのLSIIはセラミック配線
基板7にはんだボール2で電気接続され、このLSII
はAQNケース8に90 P a −1’O8nはんだ
9で固定されている。LSIIが発生する熱はけんだ9
を介してAQNケース8へ伝導し放熱される。セラミッ
ク配線基板7とAQNケース8との間にはpbリング1
0がスペーサとしてはさまっており、これらの3つは9
0Pa−10Snはんだ11で接合されている。
第2図は、pbリング10の形状を示しており、表面に
はNiメツキの上にAuメツキが施されている。これら
のメツキは90 P a −10S nはんだ11との
接合時の濡れ性をよくするためのものである。
本実施例によれば、パッケージ構成材料であるセラミッ
ク配線基板7.AQNケース8より剛性が小さく、熱膨
張係数が大きい材料のスペーサとしてpbクリングろう
付け部にはさむことにより、パッケージの上下方向の熱
膨張がはんだボールの熱膨張と一致するため、はんだボ
ールの破壊とろう材の破壊を防止できる。
なお、上記の実施例では、LS I 1.セラミック配
線基板?、Al2Nケース8よりなる半導体パッケージ
をpbクリング介して90Pa−10Snはんだで接合
する例を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、同様の効果が期待される範囲で、2つ以上の部
材をろう付けして気密封止構造を構成する半導体パッケ
ージに広く適用されることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、はんだボ
ールおよびろう材の破壊を防止しうる信頼性の高い半導
体パッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る半導体封止構造を適
用した半導体パッケージの略示断面図、第2図は、第1
図のpbクリング形状を示す図で。 (a)は平面図、(b)は正面図、第3図は、従来の半
導体パッケージの構成を示す略示断面図、第4図は、従
来の半導体パッケージの他の構成を示す略示断面図であ
る。 1・・・LSI、2・・・はんだボール、7・・・セラ
ミックス配線基板、8・・・AQNケース、9,1】・
・・90団 J−−−LSI Z−−−1以ぷ゛末゛−ル 7−−セラミラフ配崩11本更 g−AI、〜′ケーヌ q、u−qρFえ一/ρ、S’/21オ/3なlθ−−
Pbリン7パ (之) (b) 鷺 乙 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、2つ以上の部材をろう付けして気密封止構造を構成
    するものにおいて、その気密封止構造を構成する各部材
    にくらべて、剛性が小さく熱膨張係数が大きい材料をろ
    う付け部にはさんでろう付けしたことを特徴とする半導
    体パッケージ。
JP24631089A 1989-09-25 1989-09-25 半導体パッケージ Pending JPH03109754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24631089A JPH03109754A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 半導体パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24631089A JPH03109754A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 半導体パッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03109754A true JPH03109754A (ja) 1991-05-09

Family

ID=17146653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24631089A Pending JPH03109754A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 半導体パッケージ

Country Status (1)

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JP (1) JPH03109754A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06302650A (ja) * 1993-04-14 1994-10-28 Nec Corp 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06302650A (ja) * 1993-04-14 1994-10-28 Nec Corp 半導体装置
JP2518508B2 (ja) * 1993-04-14 1996-07-24 日本電気株式会社 半導体装置

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