JPH0310951Y2 - - Google Patents

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JPH0310951Y2
JPH0310951Y2 JP1987192046U JP19204687U JPH0310951Y2 JP H0310951 Y2 JPH0310951 Y2 JP H0310951Y2 JP 1987192046 U JP1987192046 U JP 1987192046U JP 19204687 U JP19204687 U JP 19204687U JP H0310951 Y2 JPH0310951 Y2 JP H0310951Y2
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hook
hung
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rod
hanging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗濯物等を竿等の被掛体に懸吊する
ための物干体のフツク構造に関する。
(従来の技術) 従来の物干体としては、例えば第3図に示すよ
うなものがある。
この物干体1は、多数のピンチ2を持つ物干体
本体3と、この物干体本体3を竿等の被掛体4に
懸吊するためのフツク部5とを備えており、ピン
チ2で洗濯物を挟んで吊り、フツク部5を被掛体
4に引つ掛けて洗濯物を干すようになつている。
しかしながら、このような物干体は、フツク部
5を単に被掛体4に引つ掛けるようになつている
ため、強い風が吹くとフツク部5が被掛体4から
外れて物干体1が脱落するという問題がある。
そこでこの問題を解決するものとして、フツク
部に、鈎口閉鎖子と、この鈎口閉鎖子を常時鈎口
閉鎖位置に保持すべく組み付けられたばねとを備
え、フツク部を被掛体に引つ掛けた後、フツク部
先端と鈎口閉鎖子先端とを合掌せしめて物干体の
脱落を防止したフツク構造がある(実開昭53−
80632号)。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した実開昭53−80632号公報記載の物干体
のフツク構造は、フツク部先端と鈎口閉鎖子先端
とを合掌せしめて鈎口を閉鎖するものであるた
め、フツク部が被掛体から外れるのを防止するこ
とはできるが、フツク部先端と鈎口閉鎖子先端と
が合掌するものであるがゆえに、鈎口閉鎖子は被
掛体に対して何等の圧力をも加えることができ
ず、したがつて、強い風が吹くとフツク部即ち物
干体が被掛体に沿つて移動し、洗濯物を好適に干
すことができないという問題がある。
本考案の目的は、以上のような従来のフツク構
造の問題点を解決し、強風による物干体の脱落の
みならず移動をも防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案のフツク構造
は、被掛体に引つ掛けるフツク部と、このフツク
部の基部近辺に回動可能に支持され、前記フツク
部の背部側から開口部側への回動軌道中において
前記被掛体に当接し、該被掛体を前記フツク部の
頂部方向に向けて挟圧する湾曲形状の当接部を有
する挟圧部材と、この挟圧部材を前記フツク部の
背部側から開口部側に向けて常時附勢するように
挟圧部材と前記フツク部との間に設けられた附勢
部材とで構成した。
(作用効果) 本考案のフツク構造は上記の構成としたので、
次のような作用効果を奏する。
即ち、先ず附勢部材の附勢力に抗する抗力を加
えて挟圧部材を被掛体の方向に向う方向とは反対
の方向(即ち被掛体の受け入れ方向)に回動せし
めてフツク部を被掛体に引つ掛け、物干体を懸吊
することができる。その後前記抗力を解除する
と、附勢部材の附勢力によつて挟圧部材が回動し
(あるいは回動しようとし)、被掛体に当接して該
被掛体をフツク部との間に挟圧する。
ここで、挟圧部材の当接部は、フツク部の背部
側から開口部側への回動軌道中において被掛体に
当接し、被掛体をフツク部の頂部方向へ向けて挟
圧する湾曲形状になつているので、被掛体の径に
左右されることなく、被掛体との当接部における
法線方向の分力によつてフツク部の頂部方向へ向
けて被掛体を確実に挟持することができる。
また、挟圧部材の当接部は、フツク部の背部側
から開口部側に回動して被掛体を挟圧するように
附勢されているので、フツク部の開口部から被掛
体を受け入れて直接被掛体を押し当てることによ
り、物干体を被掛体に引つ掛けることができる。
したがつて本考案によれば、フツク部と挟圧部
材の当接部とによつて被掛体をフツク部の頂部方
向に確実に挟圧するので、強風による物干体の脱
落が防止されるばかりでなく、物干体の移動も防
止され、洗濯物を好適に干すことができる。
さらに、被掛体に挟圧部材を押し当てるように
してフツク部を被掛体に掛けるだけで、物干体を
簡単に引つ掛けることができ、この場合において
も、フツク部の頂部と挟圧部材とで被掛体を確実
に挟圧することができる。
(実施例) 以下図示の実施例について説明する。
第1図及び第2図は、本考案に係る物干体フツ
ク構造の一実施例を示す正面図と左側面図であ
る。
11はフツク部であり、物干竿4に引つ掛ける
ことができるように湾曲形成されている。
12は、フツク部11が竿4に当接する部分に
付設した滑り止めであり、例えば塩化ビニルシー
ト、ゴムシート等摩擦係数の高い部材をフツク部
に貼設あるいは熱熔着することにより構成されて
いる。
20は挟圧部材であり、竿4への当接部21
と、この当接部21と一体的に形成された操作部
22とからなる。挟圧部材20は、フツク部の基
部13から横方向に突設したピン状の軸14,1
4によつて回動可能に支持されている。15は挟
圧部材20の回動状態を安定させるためにフツク
部に形成した円弧状ガイド片である。
前記当接部21は、フツク部11の両側に位置
し、竿4をフツク部11の頂部11cに向けて挟
圧し得るようにその当接面23が湾曲形状に形成
された2枚の板状体と、これら両板状体の先端を
一体的に連結している連結部24とからなる。こ
の連結部24はフツク部11に当接することによ
り、挟圧部材20が必要以上に第1図上反時計方
向に回動するのを防止するストツパとしての役割
を果たす。
前記操作部22は、フツク部の基部13の両側
に位置する2枚の板状体と、これら両板状体の後
縁部を一体的に連結している背板25とからな
る。
30,30は前記軸14,14に挿通されたス
プリングであり、その一端31,31がフツク部
基部13の背面13aに係合し、他端32,32
が前記操作部22の背板25の内面25aに当接
している。これによつて、スプリング30,30
は、挟圧部材20を前記フツク部11の背部11
a側から開口部11b側へ向かう方向(第1図上
反時計方向)、即ち前記竿4を挟圧する方向に向
けて常時附勢している。なお、フツク部の基部1
3は角柱形状であり、16は物干体本体3(第3
図参照)とのジヨイント部を構成するフランジ部
である。
以上のようなフツク構造は、フツク部の基部1
3と操作部22を手で握持すると、スプリング3
0の附勢力に抗して挟圧部材20が時計方向に回
動し(第1図二点鎖線参照)、竿4を受け入れる
ことが出来る状態となるので、フツク部11を竿
4に引つ掛けて物干体を懸吊することができる。
その後、フツク部の基部13と操作部22とから
手を離すと、スプリング30の附勢力によつて挟
圧部材20がフツク部11の背部11a側から開
口部11b側へ向かう方向(反時計方向)に回動
し、当接部21が竿4に当接して該竿4をフツク
部11の頂部11c方向に挟圧する(第1図実線
参照)。
ここで、挟圧部材20の当接部21は、フツク
部11の背部11a側から開口部11b側への回
動軌道中において竿4に当接し、竿4をフツク部
11の頂部11c方向へ向けて挟圧する湾曲形状
になつているので、竿4の径に左右されることな
く、竿4との当接部における法線方向の分力Fに
よつてフツク部11の頂部11c方向へ向けて竿
4を確実に挟持することができる。
第1図中一点鎖線は、大径の竿4′にフツク部
11を掛けた場合の挟圧部材20の位置を示して
いる。このように本実施例のフツク構造は、フツ
ク部11を掛けることができる最大径の竿4′に
対しても使用可能であり、この場合においても当
接部21により確実に竿4′を挟圧することがで
きる。
また、上述したように、挟圧部材20の当接部
21は、フツク部11の背部11a側から開口部
11b側に回動して竿4を挟圧するように附勢さ
れているので、フツク部11の開口部11bから
竿4を受け入れて直接竿4を押し当てることによ
り、物干体を竿4に引つ掛けることができる。
したがつて、本実施例によれば、フツク部11
と挟圧部材20の当接部21とによつて竿4をフ
ツク部11の頂部11c方向に確実に挟圧するの
で、強風による物干体の脱落が防止されるばかり
でなく、物干体の移動も防止され、洗濯物を好適
に干すことができる。
さらに、竿4に挟圧部材20を押し当てるよう
にしてフツク部11を竿4に掛けるだけで、物干
体を簡単に引つ掛けることができ、この場合にお
いても、フツク部11の頂部11cと挟圧部材2
0とで竿4を確実に挟圧することができる。
また、本実施例では、フツク部11に滑り止め
12が設けてあるので、フツク部11の移動は一
層確実に防止される。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
あることは言うまでもない。
例えば、 本フツク構造を使用する被掛体は竿に限ら
ず、ロープであつてもよい。
挟圧部材の操作部22は必ずしも必要ではな
く、除去してもよい。この場合、上述のよう
に、当接部21を直接竿4に押し当て、その押
し当てる力をスプリング30の附勢力に抗する
抗力として当接部21を回動せしめ、フツク部
11を竿4に引つ掛けることができる。
挟圧部材を軸支する位置は、第1図に示した
位置に限らず、挟圧部材が竿を挟圧することが
できる位置であればよい。
滑り止12は、フツク部の一部にだけ設ける
のではなく、全体に設けても良い。例えばフツ
ク形状の芯材に塩化ビニルチユーブ、後チユー
ブ等を被覆してもよい。
上記〜に掲げた事項を適宜組合せること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る物干体フツク
構造の一実施例を示す正面図と左側面図、第3図
は一般的な物干体の概略斜視図である。 1……物干体、3……物干体本体、4……被掛
体、11……フツク部、11a……背部、11b
……開口部、11c……頂部、13……基部、2
0……挟圧部材、30……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯物等を竿等の被掛体に懸吊するための物干
    体のフツク構造であつて、前記被掛体に引つ掛け
    るフツク部と、このフツク部の基部近辺に回動可
    能に支持され、前記フツク部の背部側から開口部
    側への回動軌道中において前記被掛体に当接し、
    該被掛体を前記フツク部の頂部方向に向けて挟圧
    する湾曲形状の当接部を有する挟圧部材と、この
    挟圧部材を前記フツク部の背部側から開口部側に
    向けて常時附勢するように挟圧部材と前記フツク
    部との間に設けられた附勢部材とからなる物干体
    のフツク構造。
JP1987192046U 1987-12-18 1987-12-18 Expired JPH0310951Y2 (ja)

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JP1987192046U JPH0310951Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JP1987192046U JPH0310951Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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Publication Number Publication Date
JPH0196192U JPH0196192U (ja) 1989-06-26
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Families Citing this family (2)

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JP2507766Y2 (ja) * 1990-04-20 1996-08-21 さゞ波株式会社 ハンガ―フック
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JPS4921618A (ja) * 1972-06-23 1974-02-26

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JPS5042934U (ja) * 1973-08-18 1975-04-30
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