JPH03109021A

JPH03109021A - 湾曲装置

Info

Publication number: JPH03109021A
Application number: JP1127536A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Ueda; 康弘植田; Ryoichi Kono; 小納　良一; Shoichi Gotanda; 正一五反田; Takeaki Nakamura; 剛明中村; Masahiro Kawashima; 川嶋　正博; Akira Suzuki; 明鈴木; Toshiyuki Takara; 宝　敏幸; Kenichiro Maki; 真木　憲一郎; Koji Koda; 幸田　好司
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1989-05-19
Filing date: 1989-05-19
Publication date: 1991-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、内視鏡の挿入部、カテーテルに設けられる湾
曲Ｖ４置の改良に関する。

［従来の技術］内視鏡の挿入部、或はカテーテルには、曲がりくねった
腔内（体腔内、機器内等）に挿入可能なように、先端部
を所定方向に指向させる湾曲部が設けられている。

従来の内視鏡は第７図に示す斜視図のように構成され、
この内８１鏡の挿入部の先端部近傍に設けられる湾曲部
は第８図に示す断面図のように構成されている。

即ら、これらの図において符号１は内視鏡で操作部２と
挿入部３とからなり、操作部２は接眼部４と挿入部３に
設けた湾曲部５を湾曲操作するための操作ノブ６とを右
し且つ挿入部３先喘に照明光を伝達する為のライトガイ
ド７を内蔵したフレー１シブルなライトガイドケーブル
８を接続し、さらにこのライトガイドクープル８は図示
しない光源装置のライトガイド受口に接続されるように
ライトガイドジャック９が設けられている。

前記挿入８（（３内の先端部には、前記ライトガイド７
端面に略隣接して観察用対物レンズ系１０が付設収容さ
れ、その後方にイメージガイド１１が収容され、このイ
メージガイド１１の端面に結像された光学像を接眼部４
に伝達し、接眼部４を見ることによって挿入部３先端の
対象物を観察できるように構成されている。

この挿入部３先端の対物レンズ系１０による体腔内の対
象物を広範囲に観察できるように先端部付近の湾曲部５
に１．１、次のような湾曲手段が構じられている。

湾曲部５の外管１２はゴム等の可撓性の月利で形成され
、その内側に前記ライトガイド７及びイメージガイド１
１がその軸方向に収容され、さらにこれらライトガイド
７及びイメージガイド１１の外側に多数の環状のＶ！８
節駒ｌ３．１３・・・、１３が軸方向に縦続されている
。

これら関節駒１３，１３．・・・、１３の縦続は、挿入
部３先端が第８図においで上下及びこれに垂直な左右方
向に湾曲できるように上下及びノミ右のそれぞれ三箇所
づつ交Ｈに湾曲自在に枢支してあり、この上下及び左右
の枢支部に沿って上下及びノ１−右の湾曲操作用のワイ
ヤ１４，１４，１４．１４が関節駒１３，１３．・・・
、１３の枢支部付近にＪ５いてソイ１フ受け１５，１５
．・・・に挿通支持され収容されている。

前記各ワイヤ受Ｇ：ｌ１５．１５．・・・、１５は関節
駒１３，１３．・・・、１３内周に固定されている。

前記各ワイＡ７１４，１４．１４゜１４の先端は、挿入
部３の先端部１６内面にそれぞれ固定され、一方他端側
は操作ノブ６まで延出され、この操作ノブ（上下及び左
右用に二個設けである。）６を回動づることにより二組
の内の二本の上下用あるいは左右用のワイヤ１４．１４
が伸縮することにより湾曲部５を上下方向あるいは左右
方向及びこれらを組合わせた方向に湾曲できるように構
成されている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、このように操作ノブの回動操作によって
、挿入部内に収容されたワイヤを伸縮させて関ＩｌＯ駒
を各枢支部に、１５いて湾曲させることにより湾曲部を
湾曲させるものにあっては、一つの曲率・の湾曲しかで
きず、複！ｌな或は細か４ｒ湾曲はできないといった不
都合がある。

本発明は、これらの事情に鑑みてなされたｂので、内視
鏡挿入部、カテールの極細径化を可能とし、ｎつ複雑な
湾曲や、細かな湾曲動作を行なえるようにした湾曲装置
を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段及びその作用］前記目的を
達成Ｊるため本発明による湾曲装置は、複数の関節駒を
各々回動自在に軸方向に連設Ｊると共に、隣接する関節
駒の対向面に絶縁層で被覆された電極を設け、且つこの
隣接関節駒間に静電引力を発生させるよう電圧を印加す
るようにして、この静電引力により隣接関節駒同士を吸
引さゼ湾曲させる。

［実施例］以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。、第１図ないし第５図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は隣接関節駒とその電極及びその電気接続を示す説明
図、第２図は第１図の作用説明図、第３図は関節駒を示
す斜視図、第４図は内視鏡の湾曲部を示す模式図、第５
図は関節駒の湾曲作動状態を示す説明図である。

第４図に模式図に示す如く、内視鏡の湾曲部２１は細長
な挿入部の先端側に設けられている一方、図示例では挿
入部の先端部に手元側によりライトガイド２２、イメー
ジガイド２３が延設され、このイメージガイド２３の先
端側には対物光学系２４が配設されている。

前記湾曲部２１は、多数の関節駒２５・・・をヒンジ２
６にて回動可能に枢支し軸方向に連設して構成されてい
る。この関節駒２５（よ第３図に示すようにリング状に
形成されてその正面及び背面のλｊ称位置（図では横方
向）に一対の枢支部２６ａ。

２６ａが膨出形成されていると共に、この小支部２６ａ
、２６ａを偵点としてリング幅が狭くなるようなテーバ
面２７．２７を一対有し、隣接する関節駒２５の対向面
の一方テーパ面２７　ｎ」＋七を吸着接合させることに
よってこの隣接湾曲駒２５゜２５はヒンジ２６を支点に
接合テーバ面側に回動し、この回動によって湾曲部２１
が湾曲部るようになっている。

したがって、これら多数の関節駒２５・・・のうち任意
の関節駒２５の一方、又は他方（図示例では下方、又は
上方）のテーパ面２７同士を吸着接合させることにより
、複雑な湾曲動作を行なうことが可能である。

尚、図示の関節駒２５では正背面の枢支部２６が同位ｉ
ｉ’、／　ｔ”あるが、これを９０度ずらせ“て各隣接
関節駒２５の対向面の枢支部２６ａを交互に横方向、縦
方向に形成りることにより、湾曲方向を左右横方向及び
、上下方向に設定でき、にり複雑な湾曲動作を行うこと
ができる。

前記関節駒２５の枢支部２６ａを頂点とした一対のテー
パ面２７には第１図に承りように必要に応じて下層に窒
化シリコン、３　ｉ　ｏ２等の絶縁層２８を設り、この
絶縁層２８にフォＩ〜リングラフ等にて電極２９を形成
し、ざらにこの電極２９を絶縁Ｈ３０にて被覆している
。そして、各関節駒２５の各々のテーパ面２７に形成し
た電極２９には、例えば図示しない手元側の操作部に設
（づたスイッチ３１、及び外部の制御部に設けた電Ｉｆ
！３２に接続づる導線が接続され、第１図及び第２図に
小ずように隣接関節駒２５．２５の対向テーパ面２７．
２７の電極２９．２９とスイッチ３１及び電源３２にて
一湾曲制御回路３３を形成し、この湾曲制御回路３３は
吸着接合する対向テーパ面２７．２７毎形成されている
。したがって、各湾曲制御回路３３のスイッチ３１をオ
ンすることにより、当該対向テーパ面２７．２７の電極
２９．２９に電圧が印加されてこの電極２９．２９間に
静電引力が発生し、対向テーバ面２７．２７同士が吸着
接合して隣接関節駒２５．２５がヒンジ２６を中心に回
動し、この各隣接関節駒２５・・・の同方面の対向テー
バ面２７．２７同士が吸着接合することにより第５図に
示す如く湾曲部２１が湾曲動するものである。

尚、各関節駒２５・・・を直線方向に設定するには、図
示しないバイアススプリングを設けるか、或は対向テー
パ面２７．２７の一対の電極２９・・・に同電圧を印加
する等によって行う。

したがって、関節駒を回動させるワイヤは不要である一
方、−曲率の湾曲のみならず、複数曲率の複雑な湾曲を
行うことができる。

第６図は本発明の第２実施例を示す説明図である。

１）う連節１実施例では隣接関節駒の双方に電極を配設
した構成であるが、この実施例は、正面及び？Ｙ面の各
テーパ面２７，２７．２７．２７に電極２９・・・を組
込んだ関節駒２５と、電極２９を絹込む代わりに導電性
月利にて形成された関節駒２５ａとを１組とし、これを
多数組軸方向に枢支接続している。したがって、この実
施例によれば電極のない導電性月利よりなる関節駒２５
ａの各テーパ面２７に導線を接続づる必要【よイよく、
この関節駒２５ａは電源３２接続用の導線１木で足りる
。

尚、他の構成、作用効果は第１実施例と同じである。

上述したＪ、うにこの発明にあっては、種々の内視鏡及
びカテーテル等、腔内に挿入され、湾曲させる必要のあ
る各種の挿入部に設けることができる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、内視鏡挿入部、ｈ
ゾールの極細径化を可能とし、且つ複雑な湾曲や、細か
な湾曲動作を行なえることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は隣接関節駒とその電極及びその電気接続を示？Ｉ説
明図、第２図（よ第１図の作用説明図、第３図は関節駒
を示す斜視図、第４図は内視鏡の湾曲部を示す模式図、
第５図はＩ！１節駒の湾曲作動状態を示す説明図、第６
図は第２実施例を示す説明図、第７図は従来例の内視鏡
の斜視図、第８図は従来の湾曲部の断面図である。２１・・・湾曲部　　　　　２５・・・関節駒２６・・
・ヒンジ　　　　　２６ａ・・・枢支部２７・・・テー
パ面　　　　２９・・・電極３１・・・スイッチ　　　
　３２・・・電源３３・・・湾曲制御回路第５図第６図９第７図じ第８図へ

Claims

【特許請求の範囲】

複数の関節駒を各々回動自在に軸方向に連設すると共に
、隣接する関節駒の対向面に絶縁層で被覆された電極を
設け、且つこの隣接関節駒間に静電引力を発生させるよ
う電圧を印加するようにしたことを特徴とする湾曲装置
。