JP4084074B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湾曲部をスムーズに湾曲動作させることのできる内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の内視鏡に設けられている撮像部の内視鏡先端側形状は、例えば特開平7−134254号公報や、特開平10−309257号公報に開示されているように、略長方形状のものが多い。
【0003】
従って、内視鏡先端部の細径化を実現するためのレイアウトとして、撮像部とチャンネルチューブとを略左右方向に配置する構造が一般的である。
【0004】
又、内視鏡内に2本のチャンネルチューブが配設されている場合は、撮像部の左或いは右方向で、且つその上下に2本のチャンネルチューブを配設することで、内視鏡先端部の細径化を実現することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内視鏡を湾曲動作させたとき湾曲部の外側には引っ張り方向に力が作用し、内側には圧縮方向に力が作用する。
【0006】
そのため、図14に示すように、内視鏡挿入部60に設けた湾曲部60aが上下方向に湾曲自在で、この内視鏡挿入部60に2本のチャンネルチューブ61,62が湾曲部60aの湾曲方向と略同一方向である上下方向に配置されている場合、この湾曲部60aを、上方へ湾曲動作させると、湾曲方向の外側に配設されているチャンネルチューブ61は引張される方向へ移動し、一方、内側に配設されているチャンネルチューブ62は、圧縮する方向へ移動する。
【0007】
その際、両チャンネルチューブ61,62が柔軟性の高い材質で形成されている場合には、各チャンネルチューブ61,62は湾曲部60aの湾曲動作に対応して柔軟に移動するが、フッ素樹脂等、柔軟性の低い材質でチャンネルチューブ61,62が形成されている場合は、チャンネルチューブ61,62自体が、湾曲部60aの湾曲動作に追従して柔軟に移動させることができないため、湾曲部60aのスムーズな湾曲動作に支障を来してしまう。
【0008】
又、両チャンネルチューブ61,62間の移動量Lが大きくなるため、その分、操作レバー3aを操作する力量も大きくなってしまい、良好な操作性を得ることができない不都合もある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑み、内視鏡先端部の細径化を実現すると共に、管路の移動量が少なく、軽い湾曲力量で操作することの可能な内視鏡を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の管路を有すると共に1つの平面に沿って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、記複数の管路の先端を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向と略同一方向に配列して固定する固定部材と、前記管路を操作部側で固定する固定部材と、前記湾曲部内に配設された湾曲管と、上記湾曲管に挿通されている前記複数の管路を前記湾曲部の湾曲方向に対して略直交する方向に配置した姿勢を維持させる規制部材とを有することを特徴とする。
【0011】
このような構成では、複数の管路を内視鏡先端の中で、湾曲部の湾曲方向と略同一方向に複数の管路の先端配列することで、内視鏡先端部の細径化を図ることができる。又、湾曲管内で複数の管路を湾曲部の湾曲方向に対して略直交する方向に配置した姿勢を維持させることで、各管路間の移動量が少なくなり、その分、湾曲力量を軽くすることができる。更に、各管路間の移動量が少なくなることで、各管路どうしの干渉が少なくなり耐久性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態について説明する。
【0013】
(第1実施の形態)
図1〜図9は本発明の第1実施の形態を示し、図1は内視鏡の概略構成を示す外観図、図2は内視鏡先端の正面図、図3は図2のIII-III断面図、図4は図2のIV-IV断面図、図5は図3のV−V断面図、図6は図3のVI-VI断面図、図7は図3のVII−VII断面図、図8は図3のVIII−VIII断面図、図9は湾曲動作時のチャンネルチューブの移動量を示す模式図である。
【0014】
図1の符号1は内視鏡挿入部1で、体腔内に挿入される部位であり、この内視鏡挿入部1の先端側に、複数の節輪を回動自在に連結して、上下方向等、1つの平面に沿って湾曲するように構成された湾曲部2が設けられている。又、内視鏡挿入部1の基端側には操作部3が設けられており、この操作部3に設けられている操作レバー3aを操作することによって、湾曲部2が1つの平面方向へ湾曲動作して、内視鏡挿入部1の先端面1aを所望の方向に指向させることが可能となる。
【0015】
又、操作部3に、把持鉗子等の処置具を挿通する鉗子口4が設けられていると共に、この鉗子口4とは異なる位置に手元側開口部51が設けられている。更に、操作部3の側部からコネクタコード5が延出されており、このコネクタコード5の端部に、主に光源接続部6aと画像処理装置接続部6bとを有するコネクタ6が設けられている。
【0016】
図2〜図4に示すように、内視鏡挿入部1の先端面1aには、先端部の細径化を実現するために、2つのチャンネル開口7a,7bを、湾曲部2の湾曲方向にほぼ沿う方向に配置し、更に、両チャンネル開口部7a,7bの間の両側に、被検査部位に向けて照明光を出射する一対の照明用レンズカバー8と、観察光学系の前面に配置された観察用レンズカバー9とが配置されている。
【0017】
尚、本実施の形態における湾曲部2は、上下方向へ湾曲するように設定されてるため、チャンネル開口7a,7bは、内視鏡先端に対して略上下方向に配列されている。
【0018】
更に、内視鏡挿入部1の先端部には、金属部材により形成された略円柱状の先端部本体11が設けられており、この先端部本体11の先端部分に絶縁カバー10が被覆されている。
【0019】
図3、図4に示すように、先端部本体11には、内視鏡の内蔵物である観察光学系を構成する複数のレンズ群12を支持するレンズ枠13を配設するための枠用透孔15、可撓性を有する軟質部材より形成された管路の一例である一対のチャンネルチューブ14,50を固定するための固定部材としての一対のチューブ用透孔16a,16b、及び照明光学系である照明ガイド53を配置するための透孔等が設けられている。
【0020】
尚、チャンネルチューブ14は、例えば鉗子等の処置具を体腔内に挿入するための鉗子チャンネルとしての機能を有し、又、チャンネルチューブ50は、観察用レンズカバー9の洗浄等を行なう際の送気、送水チャンネルとしての機能を有する。
【0021】
観察用レンズカバー9は、レンズ枠13の先端に設けられて内視鏡挿入部1の先端面1aに位置するように配置されている。
【0022】
又、各チャンネルチューブ14,50の先端面は、絶縁カバー10に当接する位置まで延出されて、各チューブ用透孔16a,16bに固定されており、更に、各チャンネルチューブ14,50の内孔が、絶縁カバー10に貫通して形成されている一対のチャンネル開口7a,7bに連通されている。尚、各チャンネルチューブ14,50の先端面が絶縁カバー10に当接する位置まで延出されているため、チャンネル内部において金属部が露出する部位は存在しない。
【0023】
又、チューブ用透孔16a,16bの絶縁カバー10側の先端部本体11の縁部と絶縁カバー10との間に形成された空間に絶縁性の接着剤17が充填されている。一方、各チャンネルチューブ14,50の他端部が、操作部3に設けられている鉗子口4と手元側開口部51とに各々連通固定されている。
【0024】
又、先端部本体11の基端部には、湾曲部2を構成する複数の節輪21〜24…が先端側から手元方向へ配設されており、最先端に位置する先端節輪21が先端部本体11に連接されている。更に、先端節輪21から後方へ互いに隣接する節輪22〜24 …どうしがリベット25を介して回動自在に連結されて湾曲管26が形成されており、この湾曲管26の手元側端部が継ぎ管54を介して内視鏡挿入部1に連設されている。湾曲管26は各節輪21〜24どうしの相対回動によりスムーズな湾曲を得ることができる。
【0025】
又、湾曲管26の外周に金属細線製の網状管28が被覆され、その更に外周に外皮チューブ29が被覆されている。更に、この外皮チューブ29の先端部分が先端部本体11に糸巻き接着部29aによって一体的に固定されている。
【0026】
又、図3に示すように、先端節輪21と、この先端節輪21の後方に配置されている節輪22とを連結するリベット25より先端側部分に、先端節輪21と一体に回動する先端部硬質部27が設けられている。
【0027】
又、図4の符号30は、内視鏡内蔵物の主要部となる撮像部本体であり、この撮像部本体30はカバーガラス31、固体撮像素子32、回路基板33等を内視鏡挿入部1の長手方向に対して先端側から順に直列に配置されて構成されている。
【0028】
回路基板33、及び固体撮像素子32には複数の同軸線が接続されており、これら同軸線を結束して形成した信号ケーブル34が、コネクタコード5に設けられている画像処理装置接続部6b(図1参照)に延出されており、この画像処理装置接続部6bを介して、図示しない画像処理装置との信号の送受が行われる。
【0029】
カバーガラス31、固体撮像素子32、回路基板33、及び信号ケーブル34の先端部分は、熱収縮チューブ等の絶縁被覆35で覆われている。尚、図3の符号37は、チャンネルチューブ14を先端部本体11に固定するためのチャンネル接着部である。又、符号39は、先端節輪21の内周面側に複数設けられているうちの1つのワイヤ受けであり、それぞれのワイヤ受け39には、一端を操作レバー3aに固着する操作ワイヤ40が挿通されている。
【0030】
又、図5に示すように、内視鏡先端の先端節輪21内には、操作ワイヤ40を固定するワイヤ固定部52と、照明ガイド53と、略長方形の撮像部本体30と、2本のチャンネルチューブ14,50とが配設されている。撮像部本体30は図の左側に配設されている。又、2本のチャンネルチューブ14,50は、撮像部本体30の右側で且つ図の上下方向に配置されていると共にワイヤ固定部52にて位置が規制されている。
【0031】
又、図6に示すように、湾曲部2内では、先端節輪21に対して手元側で連設する節輪(以下「第2の節輪」と称する)22内に、操作ワイヤ40を挿通する、突部としてのワイヤ受け39と、信号ケーブル34と、照明ガイド53と、2本のチャンネルチューブ14,50とが配設されている。
【0032】
ここでの2本のチャンネルチューブ14,50は、内視鏡先端部から湾曲部2にかけて、図においては時計回り方向へねじり込むように挿入されて、図の略左右方向に並ぶように配置されており、この姿勢がワイヤ受け39にて保持されている。
【0033】
ワイヤ受け39は、各チャンネルチューブ14,50の反時計回り方向への回動を規制する位置に配設されている。すなわち、この各チャンネルチューブ14,50は時計回り方向にねじり込まれた状態で挿通されているため、繰り返しの湾曲操作の際に反時計回り方向へ戻ろうとする力が作用するからである。
【0034】
ワイヤ受け39にて各チャンネルチューブ14,50の反時計回り方向への回動を規制することで、両チャンネルチューブ14,50を、図の略左右方向に並ぶように配置した姿勢を維持させることができる。従って、本実施の形態では、ワイヤ受け39は規制部材としての機能を備えている。
【0035】
更に、図7に示すように、湾曲管26と内視鏡挿入部1とを接続する継ぎ管54は略円柱状に形成されており、その内面に操作ワイヤ40を内部に挿通させるコイル55が設けられている。このコイル55は、継ぎ管54と半田等で接合されており、2本のチャンネルチューブ14,50は、このコイル55にて位置が規制されている。
【0036】
又、図8に示すように、内視鏡挿入部1では、継ぎ管54に連続する螺旋状管56の外周に網状管28が被覆され、この網状管28の外周に、外皮チューブ29の手元側端部に連設する樹脂57が被覆されている。各チャンネルチューブ14,50は、内視鏡挿入部1内では、更に捩られて略水平方向に配列されており、しかも湾曲動作の際には位置が規制されない状態で支持されている。
【0037】
次に、このような構成による内視鏡の作用について説明する。操作部3に設けられている操作レバー3aを牽引操作して、この操作レバー3aに連設する操作ワイヤ40を引張する。この操作ワイヤ40の先端は、湾曲部2を構成する先端節輪21の内周面側に設けられているワイヤ受け39に固着されているため、この操作ワイヤ40の牽引力により、先端節輪21が引張されると、各節輪21〜24は、手元側節輪24から順に回動して、湾曲部2が所望の方向に湾曲する。
【0038】
ところで、湾曲部2が湾曲動作する際には、湾曲部2の外側に引っ張り方向の力が作用し、内側に圧縮方向の力が作用する。
【0039】
この場合、図7、図9に示すように、本実施の形態では、湾曲部2から手元側では、2本のチャンネルチューブ14,50が略左右方向に並ぶように配置されているため、湾曲部2を上下方向へ湾曲動作させても、各チャンネルチューブ14,50間の移動量Lは少なく、従って、各チャンネルチューブ14,50がフッ素樹脂等、柔軟性の低い材質で形成されている場合であっても、操作レバー3aによる湾曲動作をスムーズに行なうことができ、その分、操作レバー3aの操作力量を低減することができる。
【0040】
更に、各チャンネルチューブ14,50どうしの干渉が少なくなるため、チャンネルチューブ14,50の損傷が低減され、耐久性が向上する。
【0041】
(第2実施の形態)
図10に本発明の第2実施の形態による図6相当の断面図を示す。
【0042】
上述した第1実施の形態では、チャンネルチューブ14の反時計回り方向への移動を、第2の節輪22の内周面に固設したワイヤ受け39で規制するようにしているが、本実施の形態では、第2の節輪22の内周面に固設した管状部材としてのコイル58aで、チャンネルチューブ14の反時計回り方向への移動を規制するようにしたものである。尚、このコイル58aは、操作ワイヤ40を内部に挿通させるコイル55と同一のものであっても良い。
【0043】
チャンネルチューブ14の反時計回り方向への移動をワイヤ受け39とは別の規制部材で規制することで、ワイヤ受け39をレイアウト上、チャンネルチューブ14の移動を規制する位置に配設することが困難な場合であっても、このチャンネルチューブ14の反時計回り方向への移動を容易に規制することが可能となり、内装部品のレイアウトの自由度が向上する。
【0044】
この場合、管状部材はコイル58aに限らず、図11に示すようなチューブ58bであっても、或いは、図12に示すような第2の節輪22を内方へ突出させて形成した凸部58cであっても良い。又、チャンネルチューブ50の移動も上述した規制部材と同様のもので規制するようにしても良い。
【0045】
又、チャンネルチューブ50の反時計回り方向への移動も、上述したものと同様の規制部材で規制するようにしても良い。
【0046】
(第3実施の形態)
図13に本発明の第3実施の形態による図6相当の断面図を示す。
【0047】
本実施の形態では、チャンネルチューブ14の図の時計回り及び反時計回り方向への移動を一対のピン59a,59bで規制するようにしたものである。このビン59a,59bは、チャンネルチューブ14,50を略左右方向に並ぶように配設した後、外皮チューブ29を被覆する前の節輪22に対して外周方向から各ピン59a,59bを差し込むことで、配設するようにしたもので、このビン59a,59bにてチャンネルチューブ14の図の時計回り及び反時計回り方向への移動が規制される。
【0048】
尚、チャンネルチューブ50の反時計回り方向への移動は、第1実施の形態と同様、ワイヤ受け39にて規制されている。
【0049】
その結果、両チャンネルチューブ14,50を略左右方向に並ばせた姿勢を、確実且つ容易に保持することができる。
【0050】
又、この場合、チャンネルチューブ50側の位置規制も、ピン59a,59bにて行なうようにしても良い。チャンネルチューブ50側の位置規制を、ピン59a,59bで行なうことで、操作ワイヤ40を挿通するワイヤ受け39のレイアウトの自由度を向上させることができる。
【0051】
又、チャンネルチューブ14は反時計回り方向へ戻ろうとする力が常時作用しているため、場合によってはビン59bを廃止することも可能である。ビン59bを廃止することで、部品点数の削減を図ることができる。
【0052】
尚、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、例えば管路はチャンネルチューブに限らず他のものであっても良く、更に、本数も3本以上配置されていても良い等、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0053】
[付記]以上詳述したように、本発明によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0054】
(1).複数の管路を有すると共に1つの平面に沿って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、
前記複数の管路を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向と略同一方向に固定する固定部材と、
前記管路を操作部側で固定する固定部材と、
前記湾曲部内に配設された湾曲管と、
上記湾曲管内で前記管路を前記湾曲部の湾曲方向に対して略垂直方向に位置規制する規制部材と、
を有することを特徴とする内視鏡。
【0055】
(2).(1)において、
前記規制部材は、前記湾曲管に設けられた凸部であることを特徴とする。
【0056】
(3).(1)において、
前記規制部材は、前記湾曲管内に固定された管状部材であることを特徴とする。
【0057】
(4).(1)において、
前記規制部材は、前記湾曲管から内部に突出するピンであることを特徴とする。
【0058】
(5).(1)において、
前記管路のうち少なくとも一つは、鉗子チャンネルであることを特徴とする。
【0059】
(6).(1)において、
前記管路のうち少なくとも一つは、送気、送水チャンネルであることを特徴とする。
【0060】
(7).(1)〜(6)において、
前記内視鏡は、電子内視鏡であることを特徴とする。
【0061】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、複数の管路を内視鏡先端の中で上下方向に配置することで、内視鏡先端部の細径化を実現することができる。
【0062】
又、湾曲管内で管路を略左右方向に並ばせた姿勢で規制することで、管路の移動量が少なくなり、湾曲力量が軽くなると共に、管路どうしの干渉が少なくなり耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態による内視鏡の概略構成を示す外観図
【図2】同、内視鏡先端の正面図
【図3】同、図2のIII-III断面図
【図4】同、図2のIV-IV断面図
【図5】同、図3のV−V断面図
【図6】同、図3のVI-VI断面図
【図7】同、図3のVII−VII断面図
【図8】同、図3のVIII−VIII断面図
【図9】同、湾曲動作時のチャンネルチューブの移動量を示す模式図
【図10】第2実施の形態による図6相当の断面図
【図11】同、他の態様による図6相当の断面図
【図12】同、別の態様による図6相当の断面図
【図13】第3実施の形態による図6相当の断面図
【図14】従来の湾曲動作時のチャンネルチューブの移動量を示す模式図
【符号の説明】
1 内視鏡挿入部
2 湾曲部
14,50 チャンネルチューブ(管路)
16a,16b チューブ用透孔(固定部材)
26 湾曲管
39 ワイヤ受け(規制部材)
52 ワイヤ固定部(固定部材)
58a コイル(管状部材)
58b チューブ(管状部材)
58c 凸部
59a,59b ビン

Claims (1)

  1. 複数の管路を有すると共に1つの平面に沿って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、
    前記複数の管路の先端を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向と略同一方向に配列して固定する固定部材と、
    前記管路を操作部側で固定する固定部材と、
    前記湾曲部内に配設された湾曲管と、
    上記湾曲管に挿通されている前記複数の管路を前記湾曲部の湾曲方向に対して略直交する方向に配置した姿勢を維持させる規制部材と、
    を有することを特徴とする内視鏡。
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