JP2003310535A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2003310535A JP2002116518A JP2002116518A JP2003310535A JP 2003310535 A JP2003310535 A JP 2003310535A JP 2002116518 A JP2002116518 A JP 2002116518A JP 2002116518 A JP2002116518 A JP 2002116518A JP 2003310535 A JP2003310535 A JP 2003310535A
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Rei Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2本のチャンネルチューブを内装する内視鏡に
おいて、内視鏡先端部の細径化を実現すると共に、湾曲
動作の際の両チャンネルチューブ間の移動量を少なくし
て軽い湾曲力量を得ることかできるようにする。 【解決手段】図2に示すように内視鏡先端面1aには各
チャンネルチューブ14,50に連通するチャンネル開
口7a,7bを湾曲部2の湾曲方向である上下方向に配
列し、その右側に観察用レンズカバー9を配設して内視
鏡先端部の細径化を実現する。又チャンネルチューブ1
4,50は先端部から湾曲部2にかけて、時計回り方向
へねじり込むように挿入して湾曲部2内では略左右方向
に並ぶように配置する。このときチャンネルチューブ1
4,50には反時計回り方向へ戻ろうとする力が作用し
ているため、ワイヤ受け39でその力を阻止し、両チャ
ンネルチューブ14,50を略左右方向へ配置した姿勢
を維持させる。その結果、湾曲部2を湾曲動作させた場
合でも、湾曲部2内での両チャンネルチューブ14,5
0間の移動量が少なくなる

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲部をスムーズ
に湾曲動作させることのできる内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種の内視鏡に設けられてい
る撮像部の内視鏡先端側形状は、例えば特開平7−13
4254号公報や、特開平10−309257号公報に
開示されているように、略長方形状のものが多い。 【0003】従って、内視鏡先端部の細径化を実現する
ためのレイアウトとして、撮像部とチャンネルチューブ
とを略左右方向に配置する構造が一般的である。 【0004】又、内視鏡内に2本のチャンネルチューブ
が配設されている場合は、撮像部の左或いは右方向で、
且つその上下に2本のチャンネルチューブを配設するこ
とで、内視鏡先端部の細径化を実現することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡を湾
曲動作させたとき湾曲部の外側には引っ張り方向に力が
作用し、内側には圧縮方向に力が作用する。 【0006】そのため、図14に示すように、内視鏡挿
入部60に設けた湾曲部60aが上下方向に湾曲自在
で、この内視鏡挿入部60に2本のチャンネルチューブ
61,62が湾曲部60aの湾曲方向と略同一方向であ
る上下方向に配置されている場合、この湾曲部60a
を、上方へ湾曲動作させると、湾曲方向の外側に配設さ
れているチャンネルチューブ61は引張される方向へ移
動し、一方、内側に配設されているチャンネルチューブ
62は、圧縮する方向へ移動する。 【0007】その際、両チャンネルチューブ61,62
が柔軟性の高い材質で形成されている場合には、各チャ
ンネルチューブ61,62は湾曲部60aの湾曲動作に
対応して柔軟に移動するが、フッ素樹脂等、柔軟性の低
い材質でチャンネルチューブ61,62が形成されてい
る場合は、チャンネルチューブ61,62自体が、湾曲
部60aの湾曲動作に追従して柔軟に移動させることが
できないため、湾曲部60aのスムーズな湾曲動作に支
障を来してしまう。 【0008】又、両チャンネルチューブ61,62間の
移動量Lが大きくなるため、その分、操作レバー3aを
操作する力量も大きくなってしまい、良好な操作性を得
ることができない不都合もある。 【0009】本発明は、上記事情に鑑み、内視鏡先端部
の細径化を実現すると共に、管路の移動量が少なく、軽
い湾曲力量で操作することの可能な内視鏡を提供するこ
とを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の管路を有すると共に1つの平面に
沿って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、前記複
数の管路を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向と略同
一方向に固定する固定部材と、前記管路を操作部側で固
定する固定部材と、前記湾曲部内に配設された湾曲管
と、上記湾曲管内で前記管路を前記湾曲部の湾曲方向に
対して略垂直方向に位置規制する規制部材とを有するこ
とを特徴とする。 【0011】このような構成では、複数の管路を内視鏡
先端の中で、湾曲部の湾曲方向と略同一方向に複数の管
路を配置することで、内視鏡先端部の細径化を図ること
ができる。又、湾曲管内で複数の管路を湾曲部の湾曲方
向に対して略垂直方向に位置規制することで、各管路間
の移動量が少なくなり、その分、湾曲力量を軽くするこ
とができる。更に、各管路間の移動量が少なくなること
で、各管路どうしの干渉が少なくなり耐久性が向上す
る。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態について説明する。 【0013】(第1実施の形態)図1〜図9は本発明の
第1実施の形態を示し、図1は内視鏡の概略構成を示す
外観図、図2は内視鏡先端の正面図、図3は図2のIII-
III断面図、図4は図2のIV-IV断面図、図5は図3のV
−V断面図、図6は図3のVI-VI断面図、図7は図3のV
II−VII断面図、図8は図3のVIII−VIII断面図、図9
は湾曲動作時のチャンネルチューブの移動量を示す模式
図である。 【0014】図1の符号1は内視鏡挿入部1で、体腔内
に挿入される部位であり、この内視鏡挿入部1の先端側
に、複数の節輪を回動自在に連結して、上下方向等、1
つの平面に沿って湾曲するように構成された湾曲部2が
設けられている。又、内視鏡挿入部1の基端側には操作
部3が設けられており、この操作部3に設けられている
操作レバー3aを操作することによって、湾曲部2が1
つの平面方向へ湾曲動作して、内視鏡挿入部1の先端面
1aを所望の方向に指向させることが可能となる。 【0015】又、操作部3に、把持鉗子等の処置具を挿
通する鉗子口4が設けられていると共に、この鉗子口4
とは異なる位置に手元側開口部51が設けられている。
更に、操作部3の側部からコネクタコード5が延出され
ており、このコネクタコード5の端部に、主に光源接続
部6aと画像処理装置接続部6bとを有するコネクタ6
が設けられている。 【0016】図2〜図4に示すように、内視鏡挿入部1
の先端面1aには、先端部の細径化を実現するために、
2つのチャンネル開口7a,7bを、湾曲部2の湾曲方
向にほぼ沿う方向に配置し、更に、両チャンネル開口部
7a,7bの間の両側に、被検査部位に向けて照明光を
出射する一対の照明用レンズカバー8と、観察光学系の
前面に配置された観察用レンズカバー9とが配置されて
いる。 【0017】尚、本実施の形態における湾曲部2は、上
下方向へ湾曲するように設定されてるため、チャンネル
開口7a,7bは、内視鏡先端に対して略上下方向に配
列されている。 【0018】更に、内視鏡挿入部1の先端部には、金属
部材により形成された略円柱状の先端部本体11が設け
られており、この先端部本体11の先端部分に絶縁カバ
ー10が被覆されている。 【0019】図3、図4に示すように、先端部本体11
には、内視鏡の内蔵物である観察光学系を構成する複数
のレンズ群12を支持するレンズ枠13を配設するため
の枠用透孔15、可撓性を有する軟質部材より形成され
た管路の一例である一対のチャンネルチューブ14,5
0を固定するための固定部材としての一対のチューブ用
透孔16a,16b、及び照明光学系である照明ガイド
53を配置するための透孔等が設けられている。 【0020】尚、チャンネルチューブ14は、例えば鉗
子等の処置具を体腔内に挿入するための鉗子チャンネル
としての機能を有し、又、チャンネルチューブ50は、
観察用レンズカバー9の洗浄等を行なう際の送気、送水
チャンネルとしての機能を有する。 【0021】観察用レンズカバー9は、レンズ枠13の
先端に設けられて内視鏡挿入部1の先端面1aに位置す
るように配置されている。 【0022】又、各チャンネルチューブ14,50の先
端面は、絶縁カバー10に当接する位置まで延出され
て、各チューブ用透孔16a,16bに固定されてお
り、更に、各チャンネルチューブ14,50の内孔が、
絶縁カバー10に貫通して形成されている一対のチャン
ネル開口7a,7bに連通されている。尚、各チャンネ
ルチューブ14,50の先端面が絶縁カバー10に当接
する位置まで延出されているため、チャンネル内部にお
いて金属部が露出する部位は存在しない。 【0023】又、チューブ用透孔16a,16bの絶縁
カバー10側の先端部本体11の縁部と絶縁カバー10
との間に形成された空間に絶縁性の接着剤17が充填さ
れている。一方、各チャンネルチューブ14,50の他
端部が、操作部3に設けられている鉗子口4と手元側開
口部51とに各々連通固定されている。 【0024】又、先端部本体11の基端部には、湾曲部
2を構成する複数の節輪21〜24…が先端側から手元
方向へ配設されており、最先端に位置する先端節輪21
が先端部本体11に連接されている。更に、先端節輪2
1から後方へ互いに隣接する節輪22〜24 …どうし
がリベット25を介して回動自在に連結されて湾曲管2
6が形成されており、この湾曲管26の手元側端部が継
ぎ管54を介して内視鏡挿入部1に連設されている。湾
曲管26は各節輪21〜24どうしの相対回動によりス
ムーズな湾曲を得ることができる。 【0025】又、湾曲管26の外周に金属細線製の網状
管28が被覆され、その更に外周に外皮チューブ29が
被覆されている。更に、この外皮チューブ29の先端部
分が先端部本体11に糸巻き接着部29aによって一体
的に固定されている。 【0026】又、図3に示すように、先端節輪21と、
この先端節輪21の後方に配置されている節輪22とを
連結するリベット25より先端側部分に、先端節輪21
と一体に回動する先端部硬質部27が設けられている。 【0027】又、図4の符号30は、内視鏡内蔵物の主
要部となる撮像部本体であり、この撮像部本体30はカ
バーガラス31、固体撮像素子32、回路基板33等を
内視鏡挿入部1の長手方向に対して先端側から順に直列
に配置されて構成されている。 【0028】回路基板33、及び固体撮像素子32には
複数の同軸線が接続されており、これら同軸線を結束し
て形成した信号ケーブル34が、コネクタコード5に設
けられている画像処理装置接続部6b(図1参照)に延
出されており、この画像処理装置接続部6bを介して、
図示しない画像処理装置との信号の送受が行われる。 【0029】カバーガラス31、固体撮像素子32、回
路基板33、及び信号ケーブル34の先端部分は、熱収
縮チューブ等の絶縁被覆35で覆われている。尚、図3
の符号37は、チャンネルチューブ14を先端部本体1
1に固定するためのチャンネル接着部である。又、符号
39は、先端節輪21の内周面側に複数設けられている
うちの1つのワイヤ受けであり、それぞれのワイヤ受け
39には、一端を操作レバー3aに固着する操作ワイヤ
40が挿通されている。 【0030】又、図5に示すように、内視鏡先端の先端
節輪21内には、操作ワイヤ40を固定するワイヤ固定
部52と、照明ガイド53と、略長方形の撮像部本体3
0と、2本のチャンネルチューブ14,50とが配設さ
れている。撮像部本体30は図の左側に配設されてい
る。又、2本のチャンネルチューブ14,50は、撮像
部本体30の右側で且つ図の上下方向に配置されている
と共にワイヤ固定部52にて位置が規制されている。 【0031】又、図6に示すように、湾曲部2内では、
先端節輪21に対して手元側で連設する節輪(以下「第
2の節輪」と称する)22内に、操作ワイヤ40を挿通
する、突部としてのワイヤ受け39と、信号ケーブル3
4と、照明ガイド53と、2本のチャンネルチューブ1
4,50とが配設されている。 【0032】ここでの2本のチャンネルチューブ14,
50は、内視鏡先端部から湾曲部2にかけて、図におい
ては時計回り方向へねじり込むように挿入されて、図の
略左右方向に並ぶように配置されており、この姿勢がワ
イヤ受け39にて保持されている。 【0033】ワイヤ受け39は、各チャンネルチューブ
14,50の反時計回り方向への回動を規制する位置に
配設されている。すなわち、この各チャンネルチューブ
14,50は時計回り方向にねじり込まれた状態で挿通
されているため、繰り返しの湾曲操作の際に反時計回り
方向へ戻ろうとする力が作用するからである。 【0034】ワイヤ受け39にて各チャンネルチューブ
14,50の反時計回り方向への回動を規制すること
で、両チャンネルチューブ14,50を、図の略左右方
向に並ぶように配置した姿勢を維持させることができ
る。従って、本実施の形態では、ワイヤ受け39は規制
部材としての機能を備えている。 【0035】更に、図7に示すように、湾曲管26と内
視鏡挿入部1とを接続する継ぎ管54は略円柱状に形成
されており、その内面に操作ワイヤ40を内部に挿通さ
せるコイル55が設けられている。このコイル55は、
継ぎ管54と半田等で接合されており、2本のチャンネ
ルチューブ14,50は、このコイル55にて位置が規
制されている。 【0036】又、図8に示すように、内視鏡挿入部1で
は、継ぎ管54に連続する螺旋状管56の外周に網状管
28が被覆され、この網状管28の外周に、外皮チュー
ブ29の手元側端部に連設する樹脂57が被覆されてい
る。各チャンネルチューブ14,50は、内視鏡挿入部
1内では、更に捩られて略水平方向に配列されており、
しかも湾曲動作の際には位置が規制されない状態で支持
されている。 【0037】次に、このような構成による内視鏡の作用
について説明する。操作部3に設けられている操作レバ
ー3aを牽引操作して、この操作レバー3aに連設する
操作ワイヤ40を引張する。この操作ワイヤ40の先端
は、湾曲部2を構成する先端節輪21の内周面側に設け
られているワイヤ受け39に固着されているため、この
操作ワイヤ40の牽引力により、先端節輪21が引張さ
れると、各節輪21〜24は、手元側節輪24から順に
回動して、湾曲部2が所望の方向に湾曲する。 【0038】ところで、湾曲部2が湾曲動作する際に
は、湾曲部2の外側に引っ張り方向の力が作用し、内側
に圧縮方向の力が作用する。 【0039】この場合、図7、図9に示すように、本実
施の形態では、湾曲部2から手元側では、2本のチャン
ネルチューブ14,50が略左右方向に並ぶように配置
されているため、湾曲部2を上下方向へ湾曲動作させて
も、各チャンネルチューブ14,50間の移動量Lは少
なく、従って、各チャンネルチューブ14,50がフッ
素樹脂等、柔軟性の低い材質で形成されている場合であ
っても、操作レバー3aによる湾曲動作をスムーズに行
なうことができ、その分、操作レバー3aの操作力量を
低減することができる。 【0040】更に、各チャンネルチューブ14,50ど
うしの干渉が少なくなるため、チャンネルチューブ1
4,50の損傷が低減され、耐久性が向上する。 【0041】(第2実施の形態)図10に本発明の第2
実施の形態による図6相当の断面図を示す。 【0042】上述した第1実施の形態では、チャンネル
チューブ14の反時計回り方向への移動を、第2の節輪
22の内周面に固設したワイヤ受け39で規制するよう
にしているが、本実施の形態では、第2の節輪22の内
周面に固設した管状部材としてのコイル58aで、チャ
ンネルチューブ14の反時計回り方向への移動を規制す
るようにしたものである。尚、このコイル58aは、操
作ワイヤ40を内部に挿通させるコイル55と同一のも
のであっても良い。 【0043】チャンネルチューブ14の反時計回り方向
への移動をワイヤ受け39とは別の規制部材で規制する
ことで、ワイヤ受け39をレイアウト上、チャンネルチ
ューブ14の移動を規制する位置に配設することが困難
な場合であっても、このチャンネルチューブ14の反時
計回り方向への移動を容易に規制することが可能とな
り、内装部品のレイアウトの自由度が向上する。 【0044】この場合、管状部材はコイル58aに限ら
ず、図11に示すようなチューブ58bであっても、或
いは、図12に示すような第2の節輪22を内方へ突出
させて形成した凸部58cであっても良い。又、チャン
ネルチューブ50の移動も上述した規制部材と同様のも
ので規制するようにしても良い。 【0045】又、チャンネルチューブ50の反時計回り
方向への移動も、上述したものと同様の規制部材で規制
するようにしても良い。 【0046】(第3実施の形態)図13に本発明の第3
実施の形態による図6相当の断面図を示す。 【0047】本実施の形態では、チャンネルチューブ1
4の図の時計回り及び反時計回り方向への移動を一対の
ピン59a,59bで規制するようにしたものである。
このビン59a,59bは、チャンネルチューブ14,
50を略左右方向に並ぶように配設した後、外皮チュー
ブ29を被覆する前の節輪22に対して外周方向から各
ピン59a,59bを差し込むことで、配設するように
したもので、このビン59a,59bにてチャンネルチ
ューブ14の図の時計回り及び反時計回り方向への移動
が規制される。 【0048】尚、チャンネルチューブ50の反時計回り
方向への移動は、第1実施の形態と同様、ワイヤ受け3
9にて規制されている。 【0049】その結果、両チャンネルチューブ14,5
0を略左右方向に並ばせた姿勢を、確実且つ容易に保持
することができる。 【0050】又、この場合、チャンネルチューブ50側
の位置規制も、ピン59a,59bにて行なうようにし
ても良い。チャンネルチューブ50側の位置規制を、ピ
ン59a,59bで行なうことで、操作ワイヤ40を挿
通するワイヤ受け39のレイアウトの自由度を向上させ
ることができる。 【0051】又、チャンネルチューブ14は反時計回り
方向へ戻ろうとする力が常時作用しているため、場合に
よってはビン59bを廃止することも可能である。ビン
59bを廃止することで、部品点数の削減を図ることが
できる。 【0052】尚、本発明は、上述した各実施の形態に限
定されるものではなく、例えば管路はチャンネルチュー
ブに限らず他のものであっても良く、更に、本数も3本
以上配置されていても良い等、発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能である。 【0053】[付記]以上詳述したように、本発明によ
れば、以下のごとき構成を得ることができる。 【0054】(1).複数の管路を有すると共に1つの
平面に沿って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、
前記複数の管路を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向
と略同一方向に固定する固定部材と、前記管路を操作部
側で固定する固定部材と、前記湾曲部内に配設された湾
曲管と、上記湾曲管内で前記管路を前記湾曲部の湾曲方
向に対して略垂直方向に位置規制する規制部材と、を有
することを特徴とする内視鏡。 【0055】(2).(1)において、前記規制部材
は、前記湾曲管に設けられた凸部であることを特徴とす
る。 【0056】(3).(1)において、前記規制部材
は、前記湾曲管内に固定された管状部材であることを特
徴とする。 【0057】(4).(1)において、前記規制部材
は、前記湾曲管から内部に突出するピンであることを特
徴とする。 【0058】(5).(1)において、前記管路のうち
少なくとも一つは、鉗子チャンネルであることを特徴と
する。 【0059】(6).(1)において、前記管路のうち
少なくとも一つは、送気、送水チャンネルであることを
特徴とする。 【0060】(7).(1)〜(6)において、前記内
視鏡は、電子内視鏡であることを特徴とする。 【0061】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、複数の管路を内視鏡先端の中で上下方向に配置する
ことで、内視鏡先端部の細径化を実現することができ
る。 【0062】又、湾曲管内で管路を略左右方向に並ばせ
た姿勢で規制することで、管路の移動量が少なくなり、
湾曲力量が軽くなると共に、管路どうしの干渉が少なく
なり耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施の形態による内視鏡の概略構成を示す
外観図 【図2】同、内視鏡先端の正面図 【図3】同、図2のIII-III断面図 【図4】同、図2のIV-IV断面図 【図5】同、図3のV−V断面図 【図6】同、図3のVI-VI断面図 【図7】同、図3のVII−VII断面図 【図8】同、図3のVIII−VIII断面図 【図9】同、湾曲動作時のチャンネルチューブの移動量
を示す模式図 【図10】第2実施の形態による図6相当の断面図 【図11】同、他の態様による図6相当の断面図 【図12】同、別の態様による図6相当の断面図 【図13】第3実施の形態による図6相当の断面図 【図14】従来の湾曲動作時のチャンネルチューブの移
動量を示す模式図 【符号の説明】 1 内視鏡挿入部 2 湾曲部 14,50 チャンネルチューブ(管路) 16a,16b チューブ用透孔(固定部材) 26 湾曲管 39 ワイヤ受け(規制部材) 52 ワイヤ固定部(固定部材) 58a コイル(管状部材) 58b チューブ(管状部材) 58c 凸部 59a,59b ビン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の管路を有すると共に1つの平面に沿
    って湾曲する湾曲部を設けた内視鏡において、 前記複数の管路を内視鏡先端内で前記湾曲部の湾曲方向
    と略同一方向に固定する固定部材と、 前記管路を操作部側で固定する固定部材と、 前記湾曲部内に配設された湾曲管と、 上記湾曲管内で前記管路を前記湾曲部の湾曲方向に対し
    て略垂直方向に位置規制する規制部材と、を有すること
    を特徴とする内視鏡。
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