JPH03107622A - 流体継手装置 - Google Patents

流体継手装置

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JPH03107622A
JPH03107622A JP2242301A JP24230190A JPH03107622A JP H03107622 A JPH03107622 A JP H03107622A JP 2242301 A JP2242301 A JP 2242301A JP 24230190 A JP24230190 A JP 24230190A JP H03107622 A JPH03107622 A JP H03107622A
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fluid
valve
opening
coupling device
injection openings
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Richard J Brown
リチャード ジェイムス ブラウン
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/02Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
    • F16D35/021Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
    • F16D35/023Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated by a bimetallic coil

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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流体作動室内の流体の量を制御するための弁
手段を含む形式の流体継手装置、特に注入開口を設けた
部材に平行な平面上で回転するように駆動される弁部材
を含む形式のそのような装置に関するものである。
(従来の技術) 本発明は様々な形状及び用途の流体継手装置に好都合に
使用することができるが、内燃機関のラジェータ冷却フ
ァンを駆動するために使用される形式の継手装置に特に
好適である。
粘性せん新形の流体継手装置は長年に渡ってエンジンの
冷却ファンの駆動用として一般的になっているが、それ
は主に、冷却が必要な場合だけ係合状態で作動するが、
冷却がほとんどまたはまったく必要ない時には切り離し
た比較的低速状態で作動することから、それの使用によ
ってエンジンの馬力を大幅に節約できるからである。係
合状態と切り鼎し状態との切り換えはバイメタルコイル
による周囲空気温度の感知に応答して行われ、バイメタ
ルコイルが弁部材を回転させて注入開口を開閉させるこ
とにより、タンク室から作動室への粘性流体の流れが制
御される。
本発明が関連する形式の流体継手装置では、作動室内の
流体の量が間接的に制御される、すなわち弁アームの角
度位置が、弁アームと注入開口との重なり部分の半径方
向最外側の点を制御し、これによって作動室内の流体の
容積を決定するタンク呈内に収容されている流体メニス
カスの半径方向寸法を制御するようになっている。
多くの比較的高トルクの継手装置では、流体注入速度と
温度変化との間に所望の関係が得られるようにするため
、1対の注入開口を設ける必要がある。一般的に、1対
の注入開口がある場合、それらは大きさ、形状及び(装
置の回転軸線に対する)位置が同一であるが、注入開口
をそのように同一にすることは本発明の本質的特徴では
ない。また、そのような1対の注入開口は装置の回転軸
線を中心にして向き合うように(すなわち180°離し
て)配置することも一般的であった。作動室へ流入する
流体の分散が均一になることや、単純な矩形の弁アーム
構造を用いることができることなどを含めた多くの理由
から、そのような配置が一般的になっていた。
(発明が解決しようとする課題) 2つの注入開口を設けた装置に伴う問題の1つは、カバ
ー/弁のサブアセンブリの組み付は及び位置合わぜが難
しいことである。ここで使用する「位置合わせ」とは、
ある特定の温度状態において注入開口に対して弁アーム
金適切に位置決めできることである。これは一般的に、
カバーサブアセンブリを入れることによってバイメタル
部材を既知温度の水槽に入れることができるようにする
水浴位置合わせによって行われ、(注入開口を設けた)
弁板上の位置合わせマークに弁アームの縁部が帯金する
位置まで。
弁板を回転させる。理想的には、注入開口が同一の場合
、各注入開口と弁アームとの相対位置が同一であるはず
であるが、これは関連の様々な部品がすべて正確に加工
され、互いに同心的である場合に限られる。しかし、多
くの場合はそうではなく、作業員が一方の注入開口で適
正な位置合わせを行うと、他方の注入開口及び弁アーム
が相当に異なった関係になる。その場合、作業員は弁板
をその位置のままにするか、弁アームを位置合わせマー
クからずらせて両方の注入開口のずれの量がはe′よ同
じになる位置へ弁板を移動させる。いずれの場合でも、
その結果、注入開口に対する弁アームの位置と周囲温度
との関係が不正確になる。誤差の方向によって、継手装
置が係合する温度が低くなりすぎて、エンジンの馬力が
無駄になり、過大な騒音を発生したり、あるいは係合温
度が高くなりすぎて、エンジンの過熱を引き起こす可能
性もある。
従って、本発明の目的は、装置の様々な部品の同心性の
誤差によって重大な影響をうけずに弁を適切に位置合わ
せできる改良形2注大開口付き流体継手装置を提供する
ことである。
本発明の関連目的は、位置合わせの作業員が従来装置の
設定時に働かせなければならなかつた主観的判断のほと
んどをなくしたそのような改良形継子装置を提供するこ
とである。
(課題を触法するための手段および作用)本発明の上記
及びその他の目的を達成するため、回転軸線を備えた第
1の回転可能な継手部材と、第1継手部材と協働してそ
の間に流体室を形成する包囲手段と、第1継手部材と協
働して流体室を流体作動室と流体タンク室とに分割する
弁手段とを含む形式の改良形流体継手装置が提供されて
いる。第2の回転可能な継手部材が流体作動室内に配置
されて、第1部材に対して回転可能であり、第1継手部
材または包囲手段のいずれかが第2fil1手部材と協
働してその間に粘性ぜん断空間を形成している。弁手段
は、タンク室から作動室への流体の流れを制御する働き
をし、筐だ弁手段と連動して所定状態の変動に応じて弁
手段を作動させる制御手段を備えている。本装置には、
継手部材の回転速度の差に応じて作動室からタンク室へ
流体を送り出す手段が設けられている。弁手段には、流
体をタンク室から作動室へ流すことができるように配置
された第1及び第2流体注入開口を形成した板状の部材
が設けられている。弁手段にはさらに、制御手段及び流
体注入開口と作動連動して、所定状態の変動に応じて開
口を流れる流体の流量を制御する可動弁部材が設けられ
ている。仁の弁部材は、板状部材に近接してそれにほぼ
平行な平面上を移動するように配置されたほぼ平坦な部
材を有している。
本装置は、第1及び第2流体注入開口が板状部材のtl
ぼ同一領域に配置されていることを特徴としている。弁
部材は、第1及び第2開口閉鎖部分を備え、弁部材が切
!7離し状態にある時、それぞれ第1及び第2流体注入
開口を間知し、弁部材が係合位置の方向へ移動するのに
伴って開口を開放する。
(実 施 例) 次に、添付の図面を参照しながら説明するが、これらは
本発明を制限するものではない。第1図は、本発明を利
用できる形式の流体継手装置(粘性ファン駆動装置)の
好適な一例を示している。第1図に示されている流体継
手装置には、入力継手部材11と、出力継手アセンブリ
13とが設けられている。出力継手アセンブリ13は、
ダイカストハウジング部材15と、ダイカストカバ一部
材17とを含み、これらの部材15及び17は、公知の
ようにして、カバ一部材17の外周部の反伝達によって
接合されている。流体継手装置は液体冷却式エンジンに
よって駆動されて、ラジェータの冷却ファンFを駆動す
る。
ファンFは複数のナツト19でハウジング部材15に取
り付けることができる。しかし、本発明は、以下に特記
するものを除き、流体継手装置の特定の形状またにそれ
の特定の用途に制限されるものではないことを理解され
たい。
流体継手装置には、入力継手部材11を取り付けた人力
軸21が設けられている。入力軸21a、−a的にエン
ジンの水ポンプの対応のフランジにボルト付けされるフ
ランジ23を介して回転駆動される。人力@B21は軸
受25の内レースの支持部として機能しており、この軸
受25はハウジング部材15の内径部上に支持されてい
る。入力軸21の前端部(第1図の左端部)に設けられ
たセレーション部分27が人力継手部材11のハブ部分
29に形成された開口に締りばめされている。その結果
、入力$11121の回転に伴って、入力継手部材11
が回転する。
ハウジング部材15とカバ一部材17とが協働して流体
室を形成しているが、これは円形の弁板31によって流
体作動室33と流体タンク室35とに分割されている。
このため、図面に示すように、入力継手部材11が流体
作動室33内に配置されている。
カバ一部材17にハ、隆起した環状のタンク形成部分3
6が装置の回転軸線Aにほぼ同心的に設けられており、
またほぼ円筒形の軸支持部分37が設けられ、この部分
57に弁軸39が回転可能にはめ込まれて、カバ一部材
17を貫通して外方へ(第1図の左方向へ)延出してい
る。弁軸39の内端部(第1図の右端部)に弁アーム4
1が取り付けられているが、とnFi米国特許第105
5.475号にわかりやすく記載されており、この特許
は本発明の譲受人に論渡されており、参考として本説明
に含める。弁アーム41の動きが、弁板51に形成され
た注入開口43を介したタンク室55から作動室36へ
の流体の流れを制御する。
弁軸39の外端部に温度応答式バイメタル部材が作動連
動しており、これのコイル部材45の内端部が弁軸39
と係合している。バイメタルコイル部材45が所定の温
度状態の変動に応じて弁アーム41の動きを制御する方
法は公知であって、本発明の本質的特徴ではないので、
ここではこれ以上詳細に説明しない。
カバ一部材17には、流体作動室33に連通した軸方向
通路47と、該軸方向通路57から流体タンク室35ま
で流体連通させるほぼ半径方向の通路49とが形成され
ている4軸方向通路47に隣接してポンプ部材(ワイパ
ー)51が設けられており、作動室55内の相対回転中
の流体と係合して、流体圧が相対的に高い局部的9域を
発生し、少量の流体を通路47及び49を介して継続的
にタンク室35へ送り返すが、これは公知である。
本発明のこの実施例では、入力継手部材11の前表面に
複数の環状ランドa、55が形成されている。ハウジン
グ部材17の隣接表面には、複数の環状ランド部55が
形成されている。これらの塊状ランド部53及び55は
互い違いになって、その間に蛇行形の粘性せん断空間を
形成している。上記特許5.055,475号から見て
、当業者であれば第1図に示されている流体継手装置の
構造及び作用はそれに含まれている粘性流体の様々な流
路と共に十分に理解できると考えられる。トルクが車両
のエンジンから入力軸21を介して人力継手部材11に
伝達されると、環状ランド部53及び55間のせん断空
間に収容されている粘性流体のせん断が行われる。
次に、第2図を参照しながら説明すると、第2図に示さ
れている典型的な従来形弁板/弁ア−ムサブアセンブリ
では、弁板に1対の注入開口が互いに直径方向に向き合
うように設けられている。前述したように、タンク室3
5から作動室35へ向かう十分な流れ能力を得るために
は、1対の注入開口を設ける必要がある。当業者には明
らかなように、1つの大きい注入開口を設けるだけでは
、流体継手装置の所望の作動特徴を得ることができない
。さらに、弁アームによって開放される注入開口の半径
方向長さは、タンク室35の流体メニカスの半径方向寸
法に一致していなければならない。
第3図には、本発明による改良形弁板/弁アームサブア
センブリが示されている。このサブアセンブリの弁板3
1には1対の注入開口45.及び45bが設けられてい
る。弁アーム41はほぼ7字形をしており、1対の開口
間知部分413及び41bがそれぞれ開口45.及び4
3bを開閉できる位置に設けられている。
弁アーム41にはさらにアーム部分41cが設けられて
おり、それの機能の1つは、公知の形式の1つまたは複
数のストッパまたはリミッタと係合することであるが、
これは本発明の一部を構成しておらず、ここでは詳細に
説明しない。
図面かられかるように、本発明の1つの重要な特徴は、
注入開口45a及び45bを弁板31のほぼ同一の領域
内に配置することである。
第4図に示すように、注入開口45mが半径方向の線R
1上に、注入開口43bが半径方向の線R2上に配置さ
れている。好ましくは、半径方向の線R1及びR2t−
t、従って注入開口43a及び45bは互いに約60°
以内に配置し、本実施例では、線R1及びR2間の角度
が約40°である。
以下の説明から明らかになるように、注入開口43a及
び45bを互いに近接配置した場合、本発明によって得
られる利益が太きくなるが、注入開口を近接配置できる
程度に実際上の限界があることも明かである。
第4図かられかるように、注入開口43a及び43bに
はそれぞれ傾斜外表面57a及び57bが設けられてい
る。弁アーム41が閉鎖部分41g及び41bでそれぞ
れ注入開口43.及び43bを完全に閉鎖する位置から
第4図の時計回りに移動すると、開放流れ面積(第2〜
第10図の各々のクロスハツチ部分)が生じる。弁アー
ム41がある角度位置にある時、カバ一部分41aまた
は4jl)がそれぞれ外表面573または57bと交差
して、開放流れ面積部分の半径方向最外側地点59aま
たは59bを定める。本実施例では、注入開口45a及
び43bが同一であるので、弁アーム41がある角度位
置の場合、注入開口43aに対する最外側地点59aの
位置が、注入開口43bに対する最外側地点59bの位
置と一致するはずである。
個々の狂人開口が同一の大きさ、形状または位置である
ことは本発明の本質的特徴ではないことを、当業者に理
解される必要がある。しかし、本発明の利点?わかりや
すく説明するため、また本発明を従来技術と比較するた
め、本実施例では注入開口43a及び43bが同一の大
きさ(流れ面積)、形状及び位tit(すなわち回転軸
線Aに対する位置〕であるとして説明する。
次に、第5及び第6図を参照しながら、本発明の弁構造
の利点を、まず従来形弁板/弁アームサブアセンブリの
位置合わせの手順全説明することによって説明する。位
置付わせの手順は、カバーサブアセンブリ全体を「下向
きにして」、すなわちバイメタルコイル45を水槽に入
れて開始する。水槽の水の温度は、流体継手装置の特定
の位置合わせ温度、すなわち弁アームを注入開口に対し
て所定の位置にセラ)・できるバイメタルコイル45i
包囲している周囲空気の温度を示すように選択して制御
することができる。
位置合わせ手順のこの時点では、弁板31はカバ一部材
17に対して回転自在である。すなわち弁板51はまだ
カバ一部材17に永久的に取り付けられていない、すな
わち固定 されていない。ここで、位置合わせ作業員は、注入開口
に対する弁アームの関係が水槽の温度に対応する位置へ
弁板31を移動させる。例えば、水槽温度がカットイン
温度と同じ場合、弁アームが位置合わせマーク(図示せ
ず)と一致する位置まで弁板31を回転させる。位置合
わせ作業員が弁板61をカバ一部材17に対して適切に
位置決めしてから、弁板31を適当な手段、例えば反転
造部分の変形などによってカバ一部材17に永久的に取
り付ける。
上記の位置合わせ手順によれば、関連の様々な同心性が
非常に小さい許容差内に維持されている限り、はぼ満足
できる結果が得られる。位置会わせ過程に影響する「同
心性」として以下のものがある。
(り弁板31ft受けるカバ一部材17内の凹部と軸線
Aとの同心性、 (2)弁板31の直径、 (3)弁板51及び回転軸線AiC対する注入開口の位
置、 (4)升アームの幅、 (5]弁アームの軸線に対する弁アームの各側部の関係
次に、第5及び第6図を参照しながら、そのような同心
性の誤差が位置合わせ過程に与える影響について詳細に
説明する。第5〜第10図において、様々な流れ面積及
び寸法が、市販の標準的計算機援用設計ソフトウェアパ
ッケージによって決定されている。以下の説明では、上
記の向心性誤差の様々な原因のすべての「許容差の積み
重ね」が、従来形弁アームの、弁板に対して左方向への
α020インチの正#、変位(第5図)、または弁板に
対して右方向へのQ、020インチの正味変位〔第6図
〕になるものとする。
理論的には位置合わせ作業員は、弁アームが両注入開口
に対して所望位置にくるまで、弁板全回転させるのであ
るが、実際には、弁アームが注入開口に対して同心的で
ない場合、作業員は注入開口の一方と弁アームとの間に
所望の関係が得られるように弁板を回転させようとする
ので、他方の注入開口と弁アームとの間は誤った関係に
なる。
第5及び第6図において、本発明は次の3つの注入開口
誤差を減少させようとするものであることを理解された
い。
(1)開放されている流れ面積 (2)回転軸線Aから開放された流れ面積の半径方向最
外側地点までの半径方向距離 (6)「位相」誤差、すなわち所望の位置合わせ点に対
する弁アームの位置について作業員が感じた誤差。
第5図では弁アームが左方向へ0.020インチずれて
おり、作業員は弁アームが位置合わせマーク、この場合
には上側注入開口の左上隅部に整合するように弁板を調
整しようとする。次に、以下の表も参照しながら説明す
ると、各注入開口の公称開放流れ面llIはα0345
平方インチであり、・君5図の上側の開口では、弁アー
ムにわずかに角度が付いているため、上側開口の面積が
α0339平方インチにすぎないことに注意する必要が
ある。しかし、下側開口の面積が00453平方インチ
に増加しているので、合計の開放流れ面積は0.079
2平万インチとな抄、公称合計面積の[10690平方
インチよりも14,8%増加している。
開放流れ面積の半径方向最外側地点までの公称半径方向
寸法11412インチであるが、弁アームのずれによっ
て下側開口の半径方向寸法が0.003インチ大きくな
っている。さらに、下側開口の位相誤差は、所望の位置
合わせ点から左方向へα040インチ俊位している・ 第6図では弁アームが右方向へCLO20インチずれて
おり、弁アームを上側開口の位置合わせ点と一致させる
ためには、弁板を時計回りに回転させなければならない
。その結果、上側開口の流れ面積がcL0552平方イ
ンチに増加するが、下側開口の流れ面積が大幅に減少し
て[10244平方インチになるため、合計の流れ面積
のα0596平方インチに、公称流れ面積のα0690
平方インチに較べて1&6チ減少している。同時に、下
側開口の半径方向寸法は公称の1.412インチから[
LO61Sインチ減少して1.346インチになってい
る。さらに、結果として生じる位相誤差はやはりα04
0インチであるが、第6図では誤差が位置合わせマーク
の右側になっているつ第7〜第10図と表を参照しなが
ら、本発明を使用することによって達成される改良点に
ついて説明する。まず第7図では1位置合わせが左側の
開口で行われており、弁アームの第7図の左方向へのc
L020インチのずれ忙よって、左開口の流れ面積が[
1,0339平方インチまで減少しているが、右開口の
流れ面積//i0.0406平方インチに増加するだけ
であるため1合計の流れ面積Fi[LO745平方イン
チとなり、公称値よりも8.0チ増加するだけである。
右開口の半径方向寸法の変化Vi0.003インチであ
る。さらに、位置合わせ作業員が見た時の位相誤差は、
第7図の右側への[1,005インチたけである。
第8図では、弁アームが右方向へ0020インチのずれ
ており左開口で位置合わせを行うために弁板が回転され
、これによって表に示すように、流れ面積が公称値より
もわずかに大きい0.0352平方インチに増加してい
る一方で、右開口がわずかに減少してI’10358平
方インチになっており、合計流れ面積は公称流れ面積と
まったく同じのα690平方インチである。右開口では
、半径方向寸法がわずかに減少して140フインチで、
公称値から0.005インチの減少であシ、また位相誤
差は、今度は左方向へやはり0.005インチである。
第9図では、弁アームが弁板に対して上方向にα020
インチずれている。ここで注意すべきことは、従来技術
に関しては上下方向へのずれについて説明していないが
、それは従来の弁アームのそのようなずれは、ここで論
じているいずれの誤差にも影響しないからである。第9
図において、左開口は公称流れ面積の0.0345平方
インチのままであるが、右開口が0.0308平方イン
チまで減少するため1合計の流れ面積が0.0653平
方インチに減少し、公称値から5.3チの減少である。
第9図の上向きのずれにより、右開口の半径方向寸法が
1.592インチまで減少し、公称値から[1020イ
ンチの減少である。 さらに1位相誤差は第9図の左方
向へ0.013インチである。
第10図では、弁アームが弁仮に対して下方向に0.0
20インチずれており、左開口の流れ面積ur1.03
45 平方インチのままであるが、右開口の面積がα0
383平方インチに増加しているため、合計流n面積は
α0728平方インチまで増加し、公称値からa5%の
増加である。第7図の左方向へのずれの場合と同様に、
第10図の下向きのずれによって右開口の半径方向寸法
が1.415インチに増加し、(LOO3インチの増加
である。畑らに、゛ド向きのずれによっても位相誤差が
(LO13インチになるが、第10図の下向きのずれの
場合、位相誤差に右方向になる。
実際の製造時には、様々な同心性誤差の正味影響が単独
方向だけへの弁アームのずれではなく、幾つかが合体し
たずれであり、例えば左上方向へのずれになっている。
しかし、上記分析を簡略化するため、様々な方向へのず
れの影響を考慮に入れていない。
要約すると、本発明は、同心性の誤差によるいずれかの
特定のずれに対する開放流れ面積の変化率を小さくする
ことができ、半径方向寸法の一定化を高め、位置合わせ
作業員の視覚的位相誤差を大幅に減少させることができ
る弁アームを提供している。
以上に、当業者であれは製造、使用できるように十分に
詳細に本発明を説明してきた。以上の説明を読めば、当
業者であれば本発明の様々な変更及び変化を思い付くで
あろうが、そのような変更及び変化が請求範囲内にあれ
ば、それらは本発明の一部と見なされる。
表 従来技術 本発明 ずれの方向α020インチ 第5図第6図第7図第8図
第9図開放流れ面積 上/左開口 下/右開口 合計面積 変化チ 半径方向誤差 下/右開口 位相誤差  (下/右開口) (発明の効果) 本発明は、同心性の誤差によるいずれかの特定のずれに
対する開放流れ面積の変化率を小さくするので各注入開
口に対する弁アームの位置と周囲温度の関係を適正に保
つことができる。
また弁アームの半径方向寸法の一定化を高めて作業者の
視覚的誤差を減少させるので、継手装置を適正な温度に
て作動させてエンジンの騒音を防ぐとともにエンジンの
過熱を押えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を利用できる形式の典型的な流体継手
装置の軸方向断面図である。 第2図は、従来形弁板/弁アームサブアセンブリの背面
図である。 第5図は、本発明による弁板/弁アームサブアセンブリ
の、第2図と同様な背面図である。 第4図は、第5図と同様な拡大部分図である。 第5及び第6図は、第2図と同様な図であるが、従来形
弁アームの、それぞれ左及び右方向へのずれの影響を説
明している。 第7〜第10図は、@3図と同様な図であるが、本発明
の弁アームの、それぞれ左右上下方向へのずれの影響を
説明している。 11・・・人力継手部材(第2回転継手部材)13・・
・出力継手アセンブリ(第1回転継手部材17・・・カ
バ一部材   51・・・弁板36・・・流体作動室 
  35・・・流体タンク呈41・・・弁アーム 43a、43b・・・注入開口 49・・・通路      51・・・ポンプ部材53
.55・・・環状ランド部 )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸線Aを備えた第1の回転可能な継手部材(1
    3)と;該第1継手部材と協働してその間に流体室を形
    成する包囲手段(17)と;前記第1継手部材と協働し
    て流体室を流体作動室(33)と流体タンク室(35)
    とに分割する弁手段(31、41、43)と;前記流体
    作動室内に配置されて、前記第1部材に対して回転可能
    になっており、前記第1継手部材または前記包囲手段の
    いずれか一方と協働してその間に粘性せん断空間(53
    、55)を形成する第2の回転可能継手部材(11)で
    あって、前記弁手段が、前記タンク室と前記作動室との
    間の流体の流れを制御する働きをし、前記弁手段と連動
    して所定状態の変動に応じて弁手段を作動させる制御手
    段を備えているものと;前記第1及び第2継手部材の回
    転速度の差に応じて前記作動室から前記タンク室へ流体
    を送り出す手段(47、49、51)とを含み、前記弁
    手段には、流体を前記タンク室から前記作動室へ流すよ
    うに配置された第1及び第2流体注入開口(43a、4
    3b)を形成した板状の部材(31)と;前記制御手段
    及び前記流体注入開口と作動連動して、前記所定状態の
    変動に応じて前記開口を流れる流体の流量を制御する可
    動弁部材(41)とが設けられており、該弁部材が、前
    記板状部材に近接してそれにほぼ平行な平面上を移動す
    るように配置されたほぼ平坦な部材を有しており、 (a)前記第1及び第2流体注入開口(43a、43b
    )が前記板状部材(31)のほぼ同一領域内に配置され
    ていることと、 (b)前記弁部材(41)が、前記弁部材が切り離し状
    態にある時にはそれぞれ前記第1及び第2流体注入開口
    (43a、43b)を閉鎖し、前記弁部材が係合位置の
    方向へ移動するのに伴つて前記開口を開放するように配
    置された第1及び第2開口閉鎖部分(41a)及び(4
    1b)を備えていることを特徴とする流体継手装置。 2、第1及び第2流体注入開口(43a、43b)は形
    状及び流れ面積が互いのほぼ同一であって、回転軸線A
    からほぼ同一距離に配置されており、弁部材(44)が
    どの位置にある場合にも、前記第1及び第2流体注入開
    口(43a、43b)の開放流れ面積がほぼ同一である
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体継手装置。 3、第1及び第2流体注入開口(43a、43b)が、
    前記粘性せん断空間(53、55)の少なくとも主要部
    分から半径方向内側に配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の流体継手装置。 4、弁部材(41)が、1対の上向きに延出したアーム
    部分を備えたほぼY字形部材を有しており、第1及び第
    2開口閉鎖部分(41a、41b)が前記対の上向きに
    延出したアーム部分を有していることを特徴とする請求
    項1に記載の流体継手装置。 5、第1及び第2流体注入開口(43a、43b)が回
    転軸線Aに対してそれぞれ第1及び第2半径方向線(R
    1)及び(R2)上に配置されており、前記第1及び第
    2半径方向線(R1)及び(R2)が互いに約60°以
    内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    流体継手装置。 6、第1及び第2半径方向線(R1)及び(R2)が互
    いに約40°以内に配置されていることを特徴とする請
    求項5に記載の流体継手装置。 7、弁手段(31、41、43)を作動させる制御手段
    (39、45)が温度反応式バイメタル部材(45)を
    有しており、前記所定状態が、流体継手装置の領域内の
    空気の温度であることを特徴とする請求項1に記載の流
    体継手装置。 8、第1及び第2を流体注入開口(43a、43b)が
    傾斜した外表面(57a及び57b)を備えており、そ
    のために弁部材(41)が前記切り離し状態から前記係
    合状態まで移動するのに伴って前記開放流れ面積の半径
    方向最外側地点(59a及び59b)が半径方向外方へ
    移動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    流体継手装置。
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