JPH0310493Y2 - - Google Patents

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JPH0310493Y2
JPH0310493Y2 JP1980076944U JP7694480U JPH0310493Y2 JP H0310493 Y2 JPH0310493 Y2 JP H0310493Y2 JP 1980076944 U JP1980076944 U JP 1980076944U JP 7694480 U JP7694480 U JP 7694480U JP H0310493 Y2 JPH0310493 Y2 JP H0310493Y2
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JP
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gear
motor
clutch
rotation
lens
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JP1980076944U
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JPS57717U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、単一モータの正逆回転により、モー
タドライブ装置及び自動焦点調節のための対物レ
ンズを切換えて駆動するカメラに関する。
(従来技術及びその問題点) 自動焦点調節カメラ(以下AFカメラという)
において、対物レンズをサーボモータを用いて進
退させる装置は特開昭54−139727号(先行例A)
等で知られている。
モータドライブのAFカメラを設計する場合、
前記モータドライブ形式を採用すると、通常のモ
ータドライブ用のモータの他にサーボモータを必
要とする。8mmカメラなどでは多くの場合そのよ
うな形式が提案されている。
しかし35mmカメラではそのような2個のモータ
を用いてカメラを設計するとカメラの外形が大き
くなり、35mmカメラとしては使用しにくくなる虞
れがある。
本考案の目的は、正逆回転可能な単一モータを
用いて、モータドライブ装置と対物レンズ駆動装
置を切換えて駆動することにより、コンパクトな
カメラを提供することにある。
正逆回転可能なモータの一方向回転をモータド
ライブ装置の駆動に用いれば、他方の一定方向の
回転のみで対物レンズの合焦駆動を行わなければ
ならない。すなわち、モータの回転方向は一定の
まま、対物レンズを前後動させなければならな
い。そのためには、モータの出力端を正転歯車と
それに連動して逆転する逆転歯車による2つの分
岐出力端となし、この分岐出力端をクラツチで切
換え接続して対物レンズを駆動する必要があり、
さらに合焦後は通常シヤツタを開閉させ撮影し、
モータドライブ装置を駆動させるため、前記分岐
出力端からクラツチを外し、モータドライブ装置
を駆動しても対物レンズの駆動系に影響をおよぼ
さないようにする必要がある。
モータの回転方向を一定のまま、撮影レンズを
前後動させるものに、実公昭44−6150号(先行例
B)及び実公昭53−3066号(先行例C)がある。
しかしながら、これら先行例B及びCは、ズーミ
ング装置に関するものであり、したがつて、合焦
後クラツチが外れるものではなかつた。
(問題点を解決するための手段) 上述の事情に鑑み、本考案は単一モータの一方
向の回転駆動力を第1クラツチを介してモータド
ライブ装置に伝達し、他方向の回転駆動力を、正
転歯車とこの正転歯車と連動して回転する逆転歯
車とに分岐してモータ出力軸からとりだすよう構
成し、これら歯車の回転を常時中立位置にあるク
ラツチ歯車を電磁装置により切換えて対物レンズ
を駆動し、前記電磁装置を焦点判定回路により制
御せしめるようにしたものである。
(実施例) 以下図面等を参照して、本考案による装置をさ
らに詳しく説明する。
第1図は本考案による装置を用いたAF回路の
構成を示す略図である。この応用例はカメラボデ
イBにレンズLを交換可能に装着する場合につい
て示してある。
カメラボデイ内にはモータ8が設けられており
このモータは出力軸が2本あるものを用いてあ
る。このモータの一方の回転は一方の出力軸から
本考案による装置の機構を介してレンズLのレン
ズ駆動ピンに結合させられる。この第1の方向の
回転を正転として伝達するか反転として伝達する
かはAF制御回路AFからの出力による駆動される
クラツチC1によつて決定される。
このモータの第2の方向の回転は他のクラツチ
C2を介してモータドライブ機構(MDM)に伝達
される。前記第1の回転はこのクラツチC2によ
り切断されてモータドライブ機構に伝達されな
い。なお焦点調節とカメラモータドライブ機構の
駆動は同時には行なわれない。
第2図は本考案による焦点調節装置の第1の実
施例を示す図である。レンズ駆動環2は第1図に
示すようにカメラボデイB側に設けられており、
レンズLを結合させたとき、レンズL側のピン1
を保持する。
モータ8は前述したモータドライブ機構
(MDM)および焦点調節装置を駆動する兼用モ
ータである。第2図では一方の出力回転のみを示
している。モータ8の出力ピニオン9は、軸14
上に回転可能に設けられている正転歯車10に結
合されている。反転歯車13も同様に軸14上に
回転可能に設けられている。これらの歯車10,
13は図示の位置で回転可能であるが、図示しな
い機構により軸方向の移動が制限されている。
反転歯車13には中間歯車11,12を介し
て、正転歯車10とは反対方向の回転が伝達され
ている。
クラツチ歯車7は軸14と一体に設けられてお
りこの歯車7には幅広の歯車6が結合させられて
いる。歯車6には軸を介して歯車5が一体に設け
られている。この歯車5には歯車4が結合させら
れており、これと一体の傘歯車3は、レンズ駆動
環2に設けられている傘歯車に結合させられてい
る。
クラツチ歯車7を支持する軸はソレノイドプラ
ンジヤの鉄芯15に結合させられており、ソレノ
イドプランジヤのコイル16に電流が供給されな
いときは、ばね17,18の働きにより第2図図
示の中立位置を保つている。
前述したクラツチ歯車7、歯車10,13、ソ
レノイド等が第1図のクラツチC1に対応する。
次に第5図を参照して、焦点判定回路と電磁装
置についてさらに説明する。カメラボデイ側に設
けられている焦点判定回路120は対物レンズの
現在位置がどこにあるかを判定して、判定出力を
駆動回路121に出力する。ソレノイドプランジ
ヤのコイル16は、トランジスタQ1,Q2,Q3
Q4の形成するブリツジ回路に接続されており、
駆動回路121によりQ1,Q2がオンにされると
図中(十)の示す矢印方向に電流を供給し、Q3,Q4
がオンにされると(−)の示す方向に電流を流
す。
いずれのトランジスタもオフのときはコイル1
6に電流は流れない。(十)の方向に電流が流れると
鉄芯15は第2図において、図示の中立の位置か
ら左方向におし出され、歯車7と正転歯車10が
結合する。(−)の方向に電流が流れると歯車7
と反転歯車13が結合される。
正転歯車10が結合されるとモータ8の回転
は、8−9−10−7−6−5−4−3−2の経
路でレンズ駆動環に伝達され、反転歯車が結合さ
れると、8−9−11−12−13−7−6−5
−4−3−2の経路で、前記とは逆の回転が伝達
される。
いずれの場合もレンズが合焦位置に達すると、
AF判定回路120がこれを検出し、駆動回路に
より各トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4をオフと
し、クラツチ歯車7は中立位置に復帰する。
そのためモータ8の回転は駆動環2に伝達され
ない。第6図は正転方向の電流を供給し、焦点結
合位置で停止し、被写体を変えて今度は反転駆動
した場合の電流変化を示している。
第3図および第4図は電磁装置の他の実施形態
を示す図である。第3図はコイルとヨークの部分
を切断して示した図、第4図は正転結合状態を示
す図である。
クラツチ歯車7は磁性体であつて第3図に示す
ように左表面N極、右表面がS極となるように磁
化されている。
第5図に示す(十)方向に電流が供給されると、ヨ
ーク20および21はS極に、22はN極に磁化
される。クラツチ歯車7は軸14上で左右に移動
可能であり、前記磁化によりばね18をおし縮め
て正転歯車に結合させられる。第5図において
(−)方向に通電されるとヨーク20,21はN
極、22はS極になり、クラツチ歯車は反転歯車
13に結合される。モータ8の回転伝達は、それ
ぞれの場合前述したところと変らない。
(効果) 以上詳しく説明したように本考案によれば、モ
ータの一方向の回転をAF判定回路からの出力に
より回転方向を変えてレンズに伝達することがで
きるので、正逆転制御をするサーボモータは不要
となり、カメラのモータドライブ用のモータの回
転を利用することができる。
そのため軽量コンパクトにAFカメラを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置を用いたカメラの概
略構成を説明するための略図、第2図は本考案に
よる自動焦点調節装置の第1の実施例を示す図、
第3図および第4図は電磁クラツチのさらに他の
実施例を示す図、第5図はクラツチ制御回路の実
施例を示す図、第6図は制御回路の動作を説明す
るためのグラフである。 1……レンズ駆動ピン、2……レンズ駆動環、
3……傘歯車、4,5,6……歯車、7……クラ
ツチ歯車、8……モータ、9……出力ピニオン、
10……正転歯車、11,12……中間歯車、1
3……反転歯車、14……軸、15……鉄芯、1
6……コイル、17,18……ばね、20,2
1,22……ヨーク、L……レンズ、B……ポデ
イ、C1,C2……クラツチ、AF……AF制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向の回転により、モータドライブ装置を駆
    動し、他方の回転により対物レンズを駆動して焦
    点調節を行う正逆転可能なモータを有するカメラ
    であつて、前記モータの前記一方向の回転駆動力
    をモータドライブ装置に伝達する第1クラツチ
    と、前記モータの出力軸に連結して出力を伝達す
    る第1歯車及びこの第1歯車とは反対方向に回転
    して出力を伝達する第2歯車とを有し、前記他方
    の回転駆動力を伝達する伝達機構と、常時は中立
    位置をとり、この中立位置と前記第1歯車及び第
    2歯車にそれぞれ単独に結合する位置との3位置
    をとり得るように支持されているクラツチ歯車及
    びこのクラツチ歯車と一体にまたは前記クラツチ
    歯車に連結された永久磁石と励磁コイルを含む電
    磁装置により構成した第2クラツチと、前記クラ
    ツチ歯車に連結させられており前記クラツチ歯車
    の回転により前記対物レンズを駆動するレンズ駆
    動部材駆動歯車列と、焦点判定回路からの出力に
    より前記電磁装置を駆動して前記クラツチ歯車を
    前記第1歯車または前記第2歯車に連結させる駆
    動回路とを備え、単一モータの正逆回転でモータ
    ドライブ装置及び自動焦点装置を切換えて駆動す
    ることを特徴とするカメラ。
JP1980076944U 1980-06-03 1980-06-03 Expired JPH0310493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980076944U JPH0310493Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

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JP1980076944U JPH0310493Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

Publications (2)

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JPS57717U JPS57717U (ja) 1982-01-05
JPH0310493Y2 true JPH0310493Y2 (ja) 1991-03-15

Family

ID=29439550

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980076944U Expired JPH0310493Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139727A (en) * 1978-04-21 1979-10-30 Minolta Camera Co Ltd Auto focus controller of lens interchangerable cameras

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54139727A (en) * 1978-04-21 1979-10-30 Minolta Camera Co Ltd Auto focus controller of lens interchangerable cameras

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57717U (ja) 1982-01-05

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