JPH0779377A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0779377A
JPH0779377A JP5247364A JP24736493A JPH0779377A JP H0779377 A JPH0779377 A JP H0779377A JP 5247364 A JP5247364 A JP 5247364A JP 24736493 A JP24736493 A JP 24736493A JP H0779377 A JPH0779377 A JP H0779377A
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JP
Japan
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shaft
variable mechanism
image pickup
diaphragm
electromagnet
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JP5247364A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Shimizu
清水  仁
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の撮像装置は、切換機構1と、撮像系
と、駆動系5と、絞り可変機構6と、焦点距離可変機構
7と、自動焦点機構と、制御手段18と、測光部と、測
距部と、レリーズスイッチと、記録系とを有している。
切換機構1は、駆動系5からの動力を絞り可変機構6ま
たは焦点距離可変機構7のいずれか一方に選択的に伝達
するための機構であり、動力伝達手段2と、電磁石30
と、操作部33と、押圧部材4と、バネ10とを有して
いる。操作部33を操作して電磁石30への通電/切電
を切り換えることにより、動力伝達手段2が移動し、こ
れにより絞り可変機構6または焦点距離可変機構7との
連結状態が切り換わる。 【効果】 絞り可変機構と、焦点距離可変機構とを駆動
する駆動系が1つでよいので、撮像装置の小型化やコス
トの低下を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像装置において、絞り可変機構、焦点
距離可変機構等、駆動系からの動力により従動する2つ
以上の作動系がある場合、それぞれに専用の駆動系が設
けられていた。
【0003】しかし、それぞれの作動系に専用の駆動系
を設置する場合には、部品点数が多くなり、各駆動系の
設置スペースを確保するために、撮像装置が大型化し、
また、コスト高となるといった問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1つ
の駆動系により、第1の作動系と、第2の作動系を駆動
できる撮像装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0006】(1) 撮像系と、駆動系と、前記駆動系
からの動力により従動する第1の作動系および第2の作
動系と、前記駆動系からの動力を前記第1の作動系およ
び前記第2の作動系のそれぞれに伝達し得る動力伝達手
段と、電磁石と、前記電磁石を作動させる操作部とを有
する撮像装置であって、前記操作部を操作して前記電磁
石への通電/切電を切り換えることにより、前記動力伝
達手段が前記第1の作動系または前記第2の作動系のい
ずれか一方と選択的に連結するよう構成されていること
を特徴とする撮像装置。
【0007】(2) 前記第1の作動系は絞り可変機構
であり、前記第2の作動系は焦点距離可変機構である上
記(1)に記載の撮像装置。
【0008】(3) 前記動力伝達手段を前記絞り可変
機構側または前記焦点距離可変機構側に付勢する付勢手
段を有する上記(2)に記載の撮像装置。
【0009】(4) 前記付勢手段の付勢により、前記
動力伝達手段を前記絞り可変機構に優先的に連結させる
上記(3)に記載の撮像装置。
【0010】(5) 前記電磁石の吸引力により、前記
付勢手段による付勢に抗して、前記動力伝達手段を前記
焦点距離可変機構に連結させる上記(4)に記載の撮像
装置。
【0011】(6) 前記操作部は、前記焦点距離可変
機構を起動させるスイッチと兼用である上記(2)ない
し(5)のいずれかに記載の撮像装置。
【0012】(7) 前記動力伝達手段は、その長手方
向に移動可能な第1の軸を有し、前記絞り可変機構およ
び前記焦点距離可変機構は、それぞれ、前記第1の軸の
両端に、前記第1の軸と同軸上に配置された第2の軸お
よび第3の軸を有し、前記第1の軸および前記第2の軸
の対向する端面には、それぞれ、互いに嵌合して回転力
を伝達し得る第1の嵌合部が形成され、前記第1の軸お
よび前記第3の軸の対向する端面には、それぞれ、互い
に嵌合して回転力を伝達し得る第2の嵌合部が形成さ
れ、前記第1の嵌合部の嵌合により、前記動力伝達手段
と前記絞り可変機構との連結状態を得、前記第2の嵌合
部の嵌合により、前記動力伝達手段と前記焦点距離可変
機構との連結状態を得るよう構成されている上記(2)
ないし(6)のいずれかに記載の撮像装置。
【0013】
【実施例】以下、本発明の撮像装置を添付図面に示す好
適実施例に基づいて詳細に説明する。図1および図2
は、それぞれ本発明の撮像装置の切換機構の構成例を示
す側面図および斜視図である。
【0014】本発明の撮像装置は、図1に示す切換機構
1と、撮像系と、駆動系5と、絞り可変機構6と、焦点
距離可変機構7と、制御手段18と、図示しない自動焦
点(オートフォーカス)機構と、測光部と、測距部と、
レリーズスイッチと、記録系とを有している。絞り可変
機構6および焦点距離可変機構7は、それぞれ、駆動系
5からの動力により従動する第1の作動系および第2の
作動系である。
【0015】制御手段18は、例えばマイクロコンピュ
ータで構成され、シーケンス制御、オートフォーカスの
実行、露出演算等の撮像装置全体の制御を行う。測光部
は、被写体の輝度を測定し、その情報を制御手段18へ
入力する。測距部は、例えばアクティブ方式、パッシブ
方式により撮像装置から被写体までの距離を測定し、そ
の情報を制御手段18へ入力する。
【0016】レリーズスイッチは、2段スイッチとなっ
ている。レリーズスイッチの1段目をオンさせると、前
記測距部および測光部が作動し、さらに、2段目をオン
させると、撮像系が駆動して撮影が行われる。
【0017】自動焦点機構は、合焦点駆動用のモータ
(図示せず)を有している。前述したように測距部から
制御手段18に、撮像装置から被写体までの距離情報が
入力され、制御手段18は、この距離情報に基づいて、
合焦させるための指令を自動焦点機構に送る。そして、
自動焦点機構では、この合焦指令により合焦点駆動用の
モータを所定量駆動させて、レンズ駆動を行う。これに
より、合焦状態が得られる。
【0018】切換機構1は、駆動系5からの動力を絞り
可変機構6または焦点距離可変機構7のいずれか一方に
選択的に伝達するための機構である。図1に示すよう
に、切換機構1は、駆動系5からの動力を絞り可変機構
6および焦点距離可変機構7のそれぞれに伝達する動力
伝達手段2と、電磁石30と、操作部33と、押圧部材
4と、付勢手段であるバネ10とを有している。
【0019】切換機構1における動力伝達手段2は、長
手方向に移動可能な第1の軸(以下、軸という)21
と、この軸21に固定された歯車24および円盤25と
を有している。この場合、円盤25は、押圧部材4側に
配置されている。
【0020】また、軸21は、撮像装置の本体内の支持
部材14、15により、回転可能にかつ軸21の長手方
向に移動可能に支持されている。また、歯車24は、駆
動系5の歯車51と噛合している。
【0021】また、前記軸21の同軸上には、絞り可変
機構6の第2の軸(以下、軸という)61と、焦点距離
可変機構7の第3の軸(以下、軸という)71とが、そ
れぞれ、撮像装置の本体内の支持部材16、17により
回転可能に支持されている。
【0022】この場合、軸61は、円盤25側に、軸2
1から離間して配置されており、軸71は、歯車24側
に、軸21から離間して配置されている。また、軸61
および71には、それぞれ、歯車63および73が固定
されている。
【0023】また、軸21および軸61の対向する端面
には、それぞれ、互いに嵌合して回転力を伝達し得る第
1の嵌合部である凸条22および溝62が形成されてい
る。また、軸21および軸71の対向する端面には、そ
れぞれ、互いに嵌合して回転力を伝達し得る第2の嵌合
部である凸条23および溝72が形成されている。
【0024】そして、軸21が軸61側に移動して、前
記第1の嵌合部が嵌合すると、動力伝達手段2と絞り可
変機構6との連結状態が得られ、軸21が軸71側に移
動して、第2の嵌合部が嵌合すると、動力伝達手段2と
焦点距離可変機構7との連結状態が得られる。
【0025】切換機構1における押圧部材4は、板バネ
で構成されている。この場合、少なくとも押圧部材4の
電磁石30の対向部には、鉄、ステンレス鋼等の磁石に
吸引され得る材質が用いられている。
【0026】また、図2に示すように押圧部材4の先端
部は、長手方向に開口するようU字状に切り欠かれてい
る。このよな押圧部材4は、その先端部の切欠41内に
軸21が位置し、切欠41の両側部が円盤25の軸61
側に当接した状態で配置されている。そして、押圧部材
4は、その後端部において、軸13の回りに回動自在に
取り付けられている。
【0027】図2に示すように電磁石30は、コア(鉄
心)32の周囲にコイル(銅線)31が巻回されて構成
されている。また、電磁石30は、押圧部材4の円盤2
5側に、押圧部材4と対向し、かつ押圧部材4から所定
距離離間して固定的に配置されている。コイル31に通
電すると、コア32が磁化し、その端面に押圧部材4が
吸着される。
【0028】図1に示すように、操作部33は、電磁石
30を作動させる(電磁石30への通電/切電を切り換
える)スイッチであるとともに、焦点距離可変機構7を
操作するズーミングスイッチをも兼ねている。
【0029】すなわち、操作部33は、焦点距離可変機
構7を望遠側に起動させるテレ側スイッチ35と、広角
側に起動させるワイド側スイッチ37とで構成されてお
り、テレ側スイッチ35をオンさせると、モータ52が
後述する所定方向に回転駆動し、軸21が回転し始める
とともに、電磁石30への通電がなされる。また、ワイ
ド側スイッチ37をオンさせると、モータ52が前記と
逆方向に回転駆動し、軸21が回転し始めるとともに、
電磁石30への通電がなされる。
【0030】また、テレ側スイッチ35およびワイド側
スイッチ37をオフさせると、それぞれ、モータ52の
駆動が停止し、軸21の回転が止まるとともに、電磁石
30への通電はされない。
【0031】なお、テレ側スイッチ35およびワイド側
スイッチ37は、それぞれ、押圧されていないときは、
スイッチがオフするように付勢されている。すなわち、
撮影者がスイッチ35、37を押圧した場合のみスイッ
チ35、37がそれぞれオンとなるように構成されてい
る。
【0032】前記操作部33は、撮像装置の外部に設置
されている。このように、本実施例の撮像装置では、1
操作で、ズーミング操作と、電磁石30への通電/切電
の切り換え操作とを同時に行えるので、ズーミング操作
と、切り換え操作とを別々に行わなければならない撮像
装置に比較して、操作が簡略化される。
【0033】図1に示すように、切換機構1におけるコ
イル状のバネ10は、支持部材14と歯車24との間で
あって、軸21の周囲に配置されている。このバネ10
により、軸21は、歯車24を介して軸61側に付勢さ
れている。すなわち、バネ10により、軸21が軸61
側に付勢されて、軸21と軸61とが第1の嵌合部にお
いて優先的に連結するよう構成されている。
【0034】このように撮像装置の切換機構1の構成は
簡易であり、また、切換機構1の部品点数は比較的少な
いので、分解、組み立てや試験等が容易に行えるという
利点を有する。
【0035】次に、前述した切換機構1の動作について
説明する。図1に示すように、操作部33のテレ側スイ
ッチ35およびワイド側スイッチ37がいずれもオフ状
態の場合には、電磁石30へは切電されているので、電
磁石30は作動していない。この状態では、バネ10に
より、軸21が軸61側に付勢されているので、軸21
が軸61側に移動し、軸21と軸71との連結が外れ、
軸21と軸61とが第1の嵌合部において連結する。
【0036】ここで、バネ10の付勢により軸21が軸
61側に移動した際に、軸21の凸条22と軸61の溝
62とが嵌合できる位置にある場合には、そのまま動力
伝達手段2と絞り可変機構6との連結状態が得られる。
【0037】また、バネ10の付勢により軸21が軸6
1側に移動した際に、軸21の凸条22と軸61の溝6
2とが嵌合できないような位置にある場合には、後に絞
り可変機構6が起動する際、すなわち軸21が回転する
際、凸条22と溝62とが嵌合し、動力伝達手段2と絞
り可変機構6との連結状態が得られる。
【0038】次いで、撮影者が操作部33のテレ側スイ
ッチ35をオンさせると、モータ52が後述する所定方
向に回転駆動し、軸21が回転し始める。そして、これ
と同時に、電磁石30への通電がなされ電磁石30が作
動して、押圧部材4が電磁石30に吸引される。これに
より、押圧部材4が軸13を中心に回動し、円盤25が
軸71側に押圧され、軸21は、バネ10による付勢力
に抗して、軸71側に移動する。すなわち、電磁石30
の吸引力により、軸21が軸71側に移動し、軸21と
軸61との連結が外れ、軸21と軸71とが連結する。
【0039】この場合、軸21は、回転している状態で
軸71に押し付けられるので、軸21の端面と軸71の
端面とが当接すると、軸21の凸条23と軸71の溝7
2とが嵌合し、動力伝達手段2と焦点距離可変機構7と
の連結状態が得られる。なお、モータ52による軸21
の回転速度は、十分に連結が可能な程度の回転速度であ
る。
【0040】ここで、前述したように押圧部材4は板バ
ネで構成されているので、軸21の凸条23と軸71の
溝72とが嵌合できないような位置にある場合であって
も、凸条23と溝72とが噛み合わないことによる凸条
23の長さ分は、押圧部材4の弾性変形により一旦吸収
され、この後に凸条23と溝72とが噛み合えば、押圧
部材4は元の形状に戻る。
【0041】また、撮影者が操作部33のワイド側スイ
ッチ37をオンさせると、モータ52が前記と逆方向に
回転駆動し、軸21が回転し始める。そして、前記テレ
側スイッチ35をオンさせた場合と同様、電磁石30へ
の通電がなされ電磁石30が作動して、押圧部材4が電
磁石30に吸引される。これにより押圧部材4が回動
し、円盤25が軸71側に押圧される。これにより軸2
1は、バネ10による付勢力に抗して、軸71側に移動
する。すなわち、電磁石30の吸引力により、軸21が
軸71側に移動し、軸21と軸61との連結が外れ、軸
21と軸71とが連結する。
【0042】この場合、軸21は、回転している状態で
軸71に押し付けられるので、軸21の端面と軸71の
端面とが当接すると、軸21の凸条23と軸71の溝7
2とが嵌合し、動力伝達手段2と焦点距離可変機構7と
の連結状態が得られる。
【0043】このように、本実施例では、電磁石30の
吸引力およびバネ10の付勢力により、それぞれ、動力
伝達手段2と焦点距離可変機構7との連結状態および動
力伝達手段2と絞り可変機構6との連結状態が得られる
ので、人間の力を機械的に作用させてこれらの連結状態
を得る場合に比較して、連結の切り換え操作を楽に、し
かも再現性良く行えるという利点を有する。
【0044】次に、撮像装置の駆動系5、絞り可変機構
6、焦点距離可変機構7および撮像系について説明す
る。図3は、本発明の撮像装置の動力伝達手段、駆動
系、絞り可変機構および焦点距離可変機構の構成例を示
す斜視図である。
【0045】同図に示すように、駆動系5は、モータ5
2と、モータ52の軸53に固定されている歯車51と
を有している。歯車51は、動力伝達手段2の軸21に
固定されている歯車24に噛合している。なお、歯車5
1の幅は、軸21の移動に伴う歯車24の移動範囲をカ
バーし得る程度に幅広となっている。
【0046】絞り可変機構6は、軸61、軸61に固定
されている歯車63、歯車64、第2ガイドバー66お
よび第2ガイドバー66に固定されている歯車65を有
している。歯車63は、歯車64に噛合しており、歯車
64は、歯車65に噛合している。
【0047】また、第2ガイドバー66は、後述するカ
ム環77の内部に、回転可能に支持されている。このよ
うな構成により、軸21と軸61とが連結している場合
には、モータ52が駆動すると、モータ52の回転方向
に応じて、第2ガイドバー66が正逆いずれかの方向に
回転する。
【0048】焦点距離可変機構7は、軸71、軸71に
固定されている歯車73、歯車74、歯車75、歯車7
6およびカム環77を有している。この場合、歯車7
4、75および76の側面には、それぞれ、歯車74、
75および76と同軸で回転し、かつこれらよりも小径
の歯車741、751および761が接合されている。
【0049】カム環77の後端部外周面には、歯車76
1と噛合するギヤ771が形成されている。また、カム
環77の外周面には、カム溝772が周方向に対して斜
めに形成されている。このカム環77は、回転可能に設
置されている。
【0050】歯車73は、歯車74に噛合しており、歯
車741は、歯車75に噛合しており、歯車751は、
歯車76に噛合しており、歯車761は、カム環77の
ギヤ771に噛合している。
【0051】このような構成により、軸21と軸71と
が連結している場合には、モータ52が駆動すると、モ
ータ52の回転方向に応じて、カム環77が正逆いずれ
かの方向に、かつ減速されて回転する。
【0052】このように、本発明の撮像装置では、切換
機構1を設置することにより、1つの駆動系で、絞り可
変機構6と、焦点距離可変機構7とを駆動させることが
できるので、絞り可変機構6および焦点距離可変機構7
のそれぞれに専用の駆動系を設置した撮像装置に比較し
て、部品点数が減少し、撮像装置全体が小型化し、さら
にコストの低下を図れるという利点を有する。
【0053】図4、図5、図6および図7は、それぞ
れ、カム環77の内部および近傍の構成例を示す平面
図、側面図、背面図および背面図である。図7に示すよ
うに、絞り(アイリス・ストップ)8は、複数の絞り羽
根81と、絞り羽根81を駆動させる絞り駆動盤82
と、イニシャルスイッチ84とを有し、これらはカム環
77内に設置されている。
【0054】絞り駆動盤82の外周面には、ギヤ(図示
せず)が形成されており、また、絞り駆動盤82の縁部
には、突起83が形成されている。この絞り駆動盤82
が回転することにより、絞り羽根81が駆動して開口径
が変化し、所定の絞りに設定される。
【0055】また、イニシャルスイッチ84は、押圧に
より接点が接触して信号を得る構成のものであり、絞り
羽根81により開口が完全に閉じている状態(以下、絞
りが閉状態という)のときに、絞り駆動盤82の突起8
3によりイニシャルスイッチ84が押圧され得る位置に
設置されている。
【0056】図6に示すように、絞りが閉状態の場合
に、イニシャルスイッチ84は、絞り駆動盤82の突起
83に押圧されてオンする。この場合、イニシャルスイ
ッチ84から制御手段18に、オン状態を示す信号が入
力される。
【0057】また、絞り羽根81により開口が完全には
閉じておらず、わずかに開いている状態から、図7に示
すように、絞り羽根81により開口が完全に開いている
状態のうちのいずれかの状態(絞りが開状態)のときに
は、イニシャルスイッチ84は、オフしている。
【0058】図4に示すように、カム環77の内部に設
置されている第2ガイドバー66には、歯車67が固定
されている。この歯車67は、歯車68に噛合してい
る。歯車68の側面には、歯車68よりも小径の歯車6
81が同軸で接合されている。この歯車681は、絞り
駆動盤82外周のギヤに噛合している。
【0059】また、図4および図6に示すように、第2
ガイドバー66に固定されている歯車65は、外周面に
ギヤ(図示せず)を有するエンコーダ85のギヤに噛合
している。そして、エンコーダ85の近傍には、エンコ
ーダ85の回転数(回転量)を検出するフォトインタラ
プタ86が設置されている。エンコーダ85は、所定の
角度間隔でスリットが形成された円盤で構成されてい
る。
【0060】このような構成により、第2ガイドバー6
6が回転すると、これにともなって絞り駆動盤82が回
転し、絞り羽根81が駆動する。この場合、エンコーダ
85、フォトインタラプタ86およびイニシャルスイッ
チ84によって、所定の絞り値に設定される。なお、こ
の絞り値は、制御手段18において、測光部から入力さ
れた被写体の輝度情報に基づいて所定の演算処理が行わ
れて決定される。
【0061】図5に示すように、カム環77の内部に
は、第2ガイドバー66と平行に第1ガイドバー91が
固定的に設置されている。また、カム環77の内部に
は、撮像系として、レンズ枠95に設置されたレンズ群
92と、レンズ枠97に設置されたレンズ群93とが、
レンズ群92が撮像装置のボディー側(図5中右側)に
なるよう配置されている。
【0062】この場合、レンズ枠95は、第2ガイドバ
ー66が回転し得るように、第2ガイドバー66および
第1ガイドバー91に移動可能に取り付けられている。
また、レンズ枠97は、第2ガイドバー66が回転し得
るように、第2ガイドバー66および第1ガイドバー9
1に移動可能に取り付けられている。前記レンズ枠97
の上端部には、突起971が形成されている。この突起
971は、カム環77の内部からカム溝772に挿入さ
れている。
【0063】図示するように、前述した絞り羽根81、
絞り駆動盤82およびイニシャルスイッチ84を有する
絞り8は、第1ガイドバー91および第2ガイドバー6
6に、移動可能に取り付けられているとともに、レンズ
枠97に接続されている。
【0064】このような構成により、カム環77が回転
すると、レンズ群93が第1ガイドバー91および第2
ガイドバー66に沿って移動し、レンズ群92および9
3等を含む撮像光学系の焦点距離が所定値に設定され
る。そして、レンズ群93の移動とともに、絞り8およ
び歯車68が一体的に移動する。
【0065】なお、前記のとおり、移動しない歯車67
に噛合している歯車68は、レンズ群93とともに移動
するので、歯車68の幅は、レンズ群93の移動に伴う
歯車68の移動範囲をカバーし得る程度に幅広となって
いる。
【0066】ここで、テレ側スイッチ35がオンした場
合には、レンズ群93は、レンズ群92から離れる方向
(図5中左側)に移動する。また、ワイド側スイッチ3
7がオンした場合には、レンズ群93は、レンズ群92
に接近する方向(図5中右側)に移動する。また、テレ
側スイッチ35およびワイド側スイッチ37がいずれも
オフしている場合には、レンズ群93は移動せず、所定
の焦点距離が維持される。
【0067】撮像系は、図5に示すレンズ群92、レン
ズ群93、絞り8、固体撮像素子(CCD)98および
CCD98を駆動する図示しない駆動回路等で構成され
ている。
【0068】このような撮像系では、被写体の画像がレ
ンズ群93、絞り8の開口部、レンズ群92等を経てC
CD98上に結像する。この場合、レリーズスイッチが
押されてCCD98への電荷の蓄積が完了すると、この
後、図示しない記録系により、CCD98からの画像信
号がメモリーや磁気ディスク(磁気記録媒体)等に記録
される。
【0069】次に、撮像装置の駆動系5のモータ52を
駆動させる駆動回路および切換装置1の電磁石30を作
動させる駆動回路について説明する。図8は、モータ5
2および電磁石30の駆動回路の構成例を示す回路図で
ある。
【0070】同図に示すように、モータ52の駆動回路
は、PNP型のトランジスタ101および102と、N
PN型のトランジスタ103および104とを有してい
る。各トランジスタ101〜104は、それぞれ、エミ
ッタ接地で接続されており、さらに、トランジスタ10
1のコレクタと、トランジスタ103のコレクタとが接
続され、トランジスタ102のコレクタと、トランジス
タ104のコレクタとが接続されている。
【0071】この場合、モータ52の両端子は、それぞ
れ、節点111および112に接続されている。また、
トランジスタ101および102のエミッタには、それ
ぞれ、電源電圧VCCが印加されている。また、トランジ
スタ103および104のエミッタは、それぞれ、撮像
装置の本体に接地されている。また、各トランジスタ1
01〜104のべースは、それぞれ、ラインA、B、C
およびDによって、制御回路18に接続されている。
【0072】一方、電磁石30の駆動回路は、エミッタ
接地で接続されているNPN型のトランジスタ105を
有している。この場合、電磁石30のコイル31の一方
の端子には、電源電圧VCCが印加されており、他方の端
子には、トランジスタ105のコレクタが接続されてい
る。また、トランジスタ105のエミッタは、撮像装置
の本体に接地されている。
【0073】また、トランジスタ105のベースは、ラ
インEによって、制御回路18に接続されている。ま
た、トランジスタ105のベースと、制御回路18との
間には、抵抗121が設置されている。抵抗121と、
トランジスタ105のベースとの間には、抵抗122の
一端が接続されており、抵抗122の他端は撮像装置の
本体に接地されている。
【0074】次に、この駆動回路の動作について説明す
る。下記表1は、絞り可変機構6および焦点距離可変機
構7をそれぞれ駆動する際、制御手段18から、駆動回
路の各ラインA〜Eを介して各トランジスタ101〜1
05のベース−エミッタ間に入力される信号を示したも
のである。
【0075】
【表1】
【0076】前記表1に示すように、操作部33のテレ
側スイッチ35がオンしている場合には、制御手段18
から、各ラインA〜Eに、それぞれ、ハイレベルの信号
(以下、H信号という)、ローレベルの信号(以下、L
信号という)、H信号、L信号およびH信号が入力され
る。
【0077】これらの各信号により、トランジスタ10
1はオフ、102はオン、103はオン、104はオ
フ、105はオンする。これにより、モータ52へは、
節点112から111方向へ通電され、モータ52は、
前述した所定方向に回転する。また、電磁石30へは通
電されて、電磁石30は押圧部材4を吸引する。
【0078】操作部33のワイド側スイッチ37がオン
している場合には、制御手段18から、各ラインA〜E
に、それぞれ、L信号、H信号、L信号、H信号および
H信号が入力される。
【0079】これらの各信号により、トランジスタ10
1はオン、102はオフ、103はオフ、104はオ
ン、105はオンする。これにより、モータ52へは、
節点111から112方向へ通電され、モータ52は、
前記とは逆方向に回転する。また、電磁石30へは通電
されて、電磁石30は押圧部材4を吸引する。
【0080】絞り8の絞り羽根81を閉方向に駆動する
場合には、制御手段18から、各ラインA〜Eに、それ
ぞれ、H信号、L信号、H信号、L信号およびL信号が
入力される。
【0081】これらの各信号により、トランジスタ10
1はオフ、102はオン、103はオン、104はオ
フ、105はオフする。これにより、モータ52へは、
節点112から111方向へ通電され、モータ52は、
前記テレ側スイッチ35がオンしている場合と同一方向
に回転する。また、電磁石30へは切電される。
【0082】絞り8の絞り羽根81を開方向に駆動する
場合には、制御手段18から、各ラインA〜Eに、それ
ぞれ、L信号、H信号、L信号、H信号およびL信号が
入力される。
【0083】これらの各信号により、トランジスタ10
1はオン、102はオフ、103はオフ、104はオ
ン、105はオフする。これにより、モータ52へは、
節点111から112方向へ通電され、モータ52は、
前記とは逆方向に回転する。また、電磁石30へは切電
される。
【0084】次に、前述した撮像装置について、撮影の
際の動作について説明する。焦点距離可変機構7を望遠
側に駆動する場合には、撮影者は、操作部33のテレ側
スイッチ35をオンさせる。これにより、軸21と軸7
1とが連結し、駆動系5のモータ52が駆動してモータ
52の軸53が所定方向に回転し、レンズ群93は、望
遠側に移動する。
【0085】また、焦点距離可変機構7を広角側に駆動
する場合には、撮影者は、操作部33のワイド側スイッ
チ37をオンさせる。これにより、軸21と軸71とが
連結し、駆動系5のモータ52が駆動してモータ52の
軸53が、テレ側スイッチ35がオンしている場合とは
反対方向に回転し、レンズ群93は、広角側に移動す
る。
【0086】図1に示すように、操作部33の両スイッ
チ35および37から手を離すと、両スイッチ35およ
び37は、それぞれ、オフする。これにより、駆動系5
のモータ52の駆動が停止するとともに、軸21と軸7
1との連結が外れ、レンズ群93の移動が停止する。そ
して、バネ10の付勢により軸21と軸61とが連結す
る。
【0087】このようにして焦点距離が定まった後、撮
影者がレリーズスイッチの1段目をオンすると、測距部
および測光部が駆動する。そして、演算により絞り値が
決定される。
【0088】次いで、レリーズスイッチの2段目をオン
すると、駆動系5のモータ52が駆動し、これにより絞
り可変機構6が駆動して、絞り8は所定の絞りに設定さ
れる。
【0089】絞りの設定が完了した後、撮像系のCCD
98が駆動して、撮影が行われる。この撮影の際には、
CCD98の駆動回路により、CCD98へは所定時間
のみ電荷が蓄積される。すなわち、いわゆる電子シャッ
ターが作動する。
【0090】CCD98への電荷の蓄積(露光)が完了
した後、CCD98からの画像信号が記録系により記録
される。そして、再び、駆動系5のモータ52が駆動
し、これにより絞り可変機構6が駆動して、絞り8は閉
状態となる。
【0091】次に、前述した撮影の際における撮像装置
の動作のうち、絞り8の動作について詳細に説明する。
図9は、撮影の際における絞りの動作を示すフローチャ
ートである。以下、このフローチャートに基づいて説明
する。
【0092】撮影の際、レリーズスイッチの2段目がオ
ンすると(ステップ201)、絞り8のイニシャルスイ
ッチ84がオンしているか否かを判断する(ステップ2
02)。
【0093】ステップ202において、イニシャルスイ
ッチ84がオンしていると判断した場合には、絞り8の
開方向へ、駆動系5のモータ52を駆動する。この場
合、イニシャルスイッチ84がオフした時点から、フォ
トイタラプタ86から入力されるパルス数をカウント
し、Nパルスカウントしたところで、モータ52の駆動
を停止する(ステップ204)。なお、前記Nは、適正
な絞り値に対応する値であって、任意の自然数である。
【0094】また、ステップ202において、イニシャ
ルスイッチ84がオフしていると判断した場合には、イ
ニシャルスイッチ84がオンするまで、駆動系5のモー
タ52を、絞り8の閉方向へ駆動する(ステップ20
3)。
【0095】そして、イニシャルスイッチ84がオンし
た後、絞り8の開方向へ、モータ52を駆動する。この
場合、前記と同様に、イニシャルスイッチ84がオフし
た時点から、フォトイタラプタ86から入力されるパル
ス数をカウントし、Nパルスカウントしたところで、モ
ータ52の駆動を停止する(ステップ204)。
【0096】ステップ204の後、すなわち絞りの設定
が終了したら(ステップ205)、撮像系のCCD98
への電荷の蓄積を開始する。
【0097】CCD98への電荷の蓄積が完了した後
(ステップ206)、絞り8の閉方向へ、駆動系5のモ
ータ52を駆動する。この場合、イニシャルスイッチ8
4がオンしたところで、モータ52の駆動を停止する
(ステップ207)。以上で、絞り8に関するプログラ
ムは終了する。
【0098】なお、本実施例では、第1の作動系を絞り
可変機構6、第2の作動系を焦点距離可変機構7として
いるが、本発明はこれに限定されず、この他、例えば、
第1の作動系を自動焦点機構、第2の作動系を焦点距離
可変機構として構成してもよい。
【0099】また、本実施例では、切換機構1は、図1
および図2に示す動力伝達手段2、、電磁石30、操作
部33、押圧部材4およびバネ10により構成されてい
るが、本発明の撮像装置の切換機構は、これに限定され
ない。
【0100】例えば、本実施例では、操作部33が押圧
操作するボタン式のスイッチ35および37で構成され
ているが、本発明では、スライド操作する操作レバーま
たは回動操作する操作レバーを設置し、このレバーを介
してテレ側スイッチおよびワイド側スイッチのオン/オ
フがそれぞれ切り換えられるように操作部を構成しても
よい。
【0101】また、本実施例では、電磁石30が押圧部
材4を吸引して、軸21を移動するよう構成されている
が、この他、例えば、電磁石30を押圧部材4の軸61
側に配置し、永久磁石を押圧部材4の電磁石30の対向
面に設置し、両磁石の反発力により押圧部材4を押圧し
て、軸21を移動するよう構成してもよい。
【0102】また、本発明の撮像装置の切換機構は、こ
の他、操作部を操作して電磁石への通電/切電を切り換
えることにより、動力伝達手段が絞り可変機構(第1の
作動系)または焦点距離可変機構(第2の作動系)のい
ずれか一方と選択的に連結するよう構成されていれば、
いかなる構成であってもよい。
【0103】また、本実施例では、操作部33における
電磁石30を作動させるスイッチが、焦点距離可変機構
7の起動を操作するズーミングスイッチと兼用である
が、本発明では、操作部33における電磁石30を作動
させるスイッチとは別個に、焦点距離可変機構7を作動
させるズーミングスイッチを設置してもよい。
【0104】また、本実施例では、記録系が内蔵されて
いるが、本発明では、記録系は別体となっていてもよ
い。
【0105】また、本実施例では、CCD98を用いた
撮像系が設置されており、撮影の際CCD98に電荷を
蓄積させるように構成しているが、本発明の撮像装置の
撮像系は、撮影の際カラーまたは白黒のフィルムに露光
するような構成であってもよい。
【0106】また、本実施例では、自動焦点機構が設置
されているが、本発明では、自動焦点機構が省略されて
いるもの、すなわち、マニュアル焦点機構を有するもの
であってもよい。
【0107】本発明の撮像装置は、例えば、コンパクト
カメラ、1眼レフカメラ、ビデオカメラ、スチルビデオ
カメラ等、絞り可変機構および焦点距離可変機構などの
第1の作動系および第2の作動系を有するものであれ
ば、いかなる撮像装置に適用してもよい。以上、本発明
の撮像装置を、図示の構成例に基づいて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
によれば、1つの駆動系により、前記駆動系からの動力
により従動する第1の作動系と、第2の作動系とを駆動
させるので、それぞれの作動系に専用の駆動系が設置さ
れている場合に比較して、モータ等の部品点数が減少
し、撮像装置が小型化し、コストダウンを図ることがで
きる。
【0109】しかも、撮像装置の切換機構の構成は簡易
であり、切換機構の部品点数は比較的少ないので、組み
立てや試験等を容易に行うことができる。
【0110】さらには、本発明では撮影者が電磁石への
通電/切電を切り換えるだけで、動力伝達手段が第1の
作動系または第2の作動系のいずれか一方と選択的に連
結するので、人間の力を機械的に作用させてこれらの連
結状態を得る場合に比較して、連結の切り換え操作を楽
に、しかも再現性良く行うことができる。
【0111】また、第1の作動系が絞り可変機構であ
り、第2の作動系が焦点距離可変機構である場合であっ
て、切換機構の操作部が焦点距離可変機構を起動させる
スイッチと兼用である場合には、1操作で、ズーミング
操作と、切り換え操作とを行えるので、ズーミング操作
と、切り換え操作とを別々に行わなければならない撮像
装置に比較して、操作が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の切換機構の構成例を示す側
面図である。
【図2】本発明の撮像装置の切換機構の構成例を示す斜
視図である。
【図3】本発明の撮像装置の動力伝達手段、駆動系、絞
り可変機構および焦点距離可変機構の構成例を示す斜視
図である。
【図4】本発明におけるカム環の内部およびカム環の近
傍の構成例を示す平面図である。
【図5】本発明におけるカム環の内部および近傍の構成
例を示す側面図である。
【図6】本発明におけるカム環の内部および近傍の構成
例を示す背面図である。
【図7】本発明におけるカム環の内部および近傍の構成
例を示す背面図である。
【図8】本発明における駆動系のモータおよび電磁石の
駆動回路の構成例を示す回路図である。
【図9】本発明における撮影時の絞りの動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 切換機構 2 動力伝達手段 21 第1の軸 22、23 凸条 24 歯車 25 円盤 30 電磁石 31 コイル 32 コア 33 操作部 35 テレ側スイッチ 37 ワイド側スイッチ 4 押圧部材 41 切欠 5 駆動系 51 歯車 52 モータ 53 軸 6 絞り可変機構 61 第2の軸 62 溝 63〜65 歯車 66 第2ガイドバー 7 焦点距離可変機構 71 第3の軸 72 溝 73、74、741 歯車 75、751、76、761 歯車 77 カム環 771 ギヤ 772 カム溝 8 絞り 81 絞り羽根 82 絞り駆動盤 83 突起 84 イニシャルスイッチ 85 エンコーダ 86 フォトインタラプタ 91 第1ガイドバー 92、93 レンズ群 95、97 レンズ枠 971 突起 98 固体撮像素子(CCD) 10 バネ 13 軸 14〜17 支持部材 18 制御手段 101〜105 トランジスタ 111、112 節点 121、122 抵抗 201〜207 ステップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像系と、駆動系と、前記駆動系からの
    動力により従動する第1の作動系および第2の作動系
    と、前記駆動系からの動力を前記第1の作動系および前
    記第2の作動系のそれぞれに伝達し得る動力伝達手段
    と、電磁石と、前記電磁石を作動させる操作部とを有す
    る撮像装置であって、 前記操作部を操作して前記電磁石への通電/切電を切り
    換えることにより、前記動力伝達手段が前記第1の作動
    系または前記第2の作動系のいずれか一方と選択的に連
    結するよう構成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の作動系は絞り可変機構であ
    り、前記第2の作動系は焦点距離可変機構である請求項
    1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達手段を前記絞り可変機構側
    または前記焦点距離可変機構側に付勢する付勢手段を有
    する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段の付勢により、前記動力伝
    達手段を前記絞り可変機構に優先的に連結させる請求項
    3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石の吸引力により、前記付勢手
    段による付勢に抗して、前記動力伝達手段を前記焦点距
    離可変機構に連結させる請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、前記焦点距離可変機構を
    起動させるスイッチと兼用である請求項2ないし5のい
    ずれかに記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記動力伝達手段は、その長手方向に移
    動可能な第1の軸を有し、 前記絞り可変機構および前記焦点距離可変機構は、それ
    ぞれ、前記第1の軸の両端に、前記第1の軸と同軸上に
    配置された第2の軸および第3の軸を有し、 前記第1の軸および前記第2の軸の対向する端面には、
    それぞれ、互いに嵌合して回転力を伝達し得る第1の嵌
    合部が形成され、 前記第1の軸および前記第3の軸の対向する端面には、
    それぞれ、互いに嵌合して回転力を伝達し得る第2の嵌
    合部が形成され、 前記第1の嵌合部の嵌合により、前記動力伝達手段と前
    記絞り可変機構との連結状態を得、 前記第2の嵌合部の嵌合により、前記動力伝達手段と前
    記焦点距離可変機構との連結状態を得るよう構成されて
    いる請求項2ないし6のいずれかに記載の撮像装置。
JP5247364A 1993-09-07 1993-09-07 撮像装置 Pending JPH0779377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115185139A (zh) * 2022-06-09 2022-10-14 新思考电机有限公司 光圈组件及摄像模组

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115185139A (zh) * 2022-06-09 2022-10-14 新思考电机有限公司 光圈组件及摄像模组
CN115185139B (zh) * 2022-06-09 2023-10-27 新思考电机有限公司 光圈组件及摄像模组

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