JPH0310481A - 多重信号伝送及び受信装置及びその方法 - Google Patents

多重信号伝送及び受信装置及びその方法

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JPH0310481A
JPH0310481A JP1144947A JP14494789A JPH0310481A JP H0310481 A JPH0310481 A JP H0310481A JP 1144947 A JP1144947 A JP 1144947A JP 14494789 A JP14494789 A JP 14494789A JP H0310481 A JPH0310481 A JP H0310481A
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清幸 川井
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成次郎 安木
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    • H04N7/04Systems for the transmission of one television signal, i.e. both picture and sound, by a single carrier
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば、現行方式との両立性のあるテレビ
ジョン信号に、高精細化用のテレビジョン信号を周波数
多重して伝送する多重信号伝送装置およびこの多重信号
を受信する多重信号受信装置に関する。
(従来の技術) 近年、テレビジョン放送においては、画像の高精細化に
関する研究、開発が盛んに行われている。この高精細化
システムにおいては、現在、現行方式との両立性を図る
ために、現行方式のテレビジョン信号を主信号とし、こ
れに高精細化用のテレビジョン信号を付加信号として周
波数多重するようになっている。この周波数多重方式と
しては、例えば、r T、l1uklnuk! et。
Extended  Deflnltlon4V  F
ully  CompatiblevHh Exlst
lng 5tandards   IEEE TRAN
SACTIONSCOMMUNICATIONS、VO
L、NO,8,ALIGUST  1984J   (
以下、文献1という)に記載される方式と、rM、A。
l5nardi et、 ’Encoding ror
 Compatibility andRecover
abillty In the ACTV Syste
m  IEEETRANSACTIONS Bl?0A
DCASTING VOl、、 Be−33NO,4゜
DECEMBEI? 1987 J  (以下、文献2
という)に記載される方式がある。
ところで、主信号に高精細化用の付加信号は、現行のテ
レビジョン受像機では、画像再生に寄与せず、主信号に
対する雑音信号として扱われる。
このため、主信号に対する付加信号の妨害が問題となる
この妨害を無くすためには、付加信号の多重レベルを低
くすればよい。
しかし、付加信号の多重レベルを低くすると、その信号
対雑音比(以下、S/N比と記す)が低下し、受信側で
付加信号を正確に再生することができない。
高精細化用の付加信号は高周波信号であるため、テレビ
ジョン信号の一般的な性質から考えると、そのル均電力
は主信号の=ri均電力に比べかなり低いと考えられる
。したがって、この場合は、主信号に対する付加信号の
妨害は問題にならないように考えられる。しかし、実際
には、画像のエツジ部で主信号の尖頭値を大きくしてし
まうという妨害をもたらす。
この問題を解決するために、上記文献2においては、送
信側では、付加信号を非線形圧縮して送り、受信側でこ
れを非線形伸張して再生する方法が用いられている。
この方法によれば、付加信号のS/N比を低下させるこ
となく、主信号のエツジ部に対する付加信号の妨害を低
減することができると考えられる。
しかし、この方法では、次のような2つの問題が生じる
■ 1つは、付加信号の再生出力に波形歪みが生しると
いう問題である。
すなわち、非線形圧縮処理においては、高調波成分が発
生する。一方、付加信号を主信号に周波数多重して伝送
する場合には、一般に、伝送帯域の利用効率を高めるた
め、付加信号の伝送帯域は圧縮前の付加信号のスペクト
ル帯域と同じ帯域に設定される。したがって、この場合
には、送信側の非線形圧縮処理で発生した高調波成分が
受jJ側に伝送されないことになる。これにより、受信
側の非線形伸張処理によって得られた付加信号に波形歪
みが生じてしまう。
■ 他の1つは、付加信号の分解能の低下により、視覚
的に非常に不自然な画質劣化が生じるという問題である
すなわち、アナログ信号として伝送される付加信号を受
信側でデジタル処理する場合、アナログ/デジタル変換
回路として8ビツトの回路を用いることが多い。これは
、10ビツトの回路を用いると、回路のコストが著しく
上昇するからである。
8ビツトの回路の分解能は、256階調である。
しかし、付加信号の分解能としては、10〜20階調し
か確保することができない。これは、主信号に対する付
加信号の妨害を無くすため、付加信号の尖頭値を1/1
0あるいはそれ以下に圧縮する必要があるからである。
このような分解能の低下は、単に、量子化雑音の増大を
招くだけでなく、視見的に非常に不自然な画像をもたら
す。特に、今の例では、低下した分解能が受信側の非線
形伸張処理でさらに強調されるので、画像の不自然さが
目立ってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、主信号にこの主信号と相関性のある
高精細化用の付加信号を周波数多重して伝送する従来の
装置においては、主信号のエツジ部に対する付加信号の
妨害を無くすことができるものの、付加信号を正確に再
生することができないという問題があった。
そこで、この発明は、主信号のエツジ部に対する付加信
号の妨害を無くすことができ、かつ、付加信号を正確に
再生することができる多重信号伝送装置および多重信号
受信装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、主信号と付加信
号の相関性を利用し、送信側では、主信号の複数画素分
のエネルギーを求め、これに基づいて付加信号のレベル
を制御した後、この制御出力を主信号に周波数多重して
伝送し、受信側では、送信側と同様に、主信号の複数画
素分のエネルギーを求め、このエネルギーに基づいて付
加信号のレベルを送信側とは逆に制御することにより、
元の付加信号を再生するようにしたものである。
(作用) 上記構成によれば、主信号と付加信号とは相関性がある
から、主13号のエネルギーの検出出方と付加信号との
相関性も保証される。したがって、エネルギーの検出出
力のレベルが大きくなる主信号のエツジ部では、付加信
号のレベルが抑えられる。これにより、主信号のエツジ
部における主信号に対する付加信号の妨害を低減するこ
とができる。
また、検出されたエネルギーは複数画素分のエネルギー
であるため、その検出出力は、主信号のような広いスペ
クトルをもたず、低域成分のみをもつ。したがって、エ
ネルギーの検出出力に基づいて付加信号のレベルを制御
しても、付加信号のスペクトルはほとんど拡大しない。
これにより、元の付加信号のスペクトル帯域でレベル制
御後の付加信号を全て伝送することができるため、付加
信号の再生出力に波形歪みが生じることはない。
また、主信号はそのまま受信側に送られるため、受信側
では、主信号のエネルギーとして送信側とまったく同じ
ものを得ることができる。したがって、受信側で元の付
加信号を再生する際、何ら分解能を低ドさせることなく
、正確に再生することができる。
さらに、送信側と受信側のレベル制御は互いに逆特性で
あればよいので、制御形態の選択上の自由度が高いとい
う利点がある。
(実施例) 以下図面を参照しながらこの発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第1の実施
例の構成を示す回路図である。また、第2図はこの発明
に係る多重信号受信装置の第1の実施例の構成を示す回
路図である。なお、第1図および第2図には、色度信号
の処理系は含まない。
まず、第1図の多重信号伝送装置について説明する。
図において、11は輝度信号Yの主信号Y1が人力され
る入力端子である。また、12は輝度信号Yの付加信号
Y2が人力される端子である。ごこで、主信号Y1と付
加信号Y2とは相関性がある。
入力端子1]から人力された主信号Y1は、加算回路1
6に供給され、レベル制御により得られた付加信号Y2
 と周波数多重される。この多重信号は出力端子17に
接続された図示しない送信部により送信される。
付加信号Y2のレベル制御処理は次のようにしてなされ
る。
すなわち、入力端子12から人力される付加信号Y2は
、レベル変換回路13によりA(一定値)倍される。こ
のレベル変換出力は、除算回路14により主信号Y、か
ら求めた制御信号Xを除数として除算される。この除算
により得られた付加信号Y2 は、周波数多重処理回路
15により周波数多重に適した信号にするための処理を
受ける。
この変換処理を受けた付加信号Y2 が加算回路16に
おいて、主信号Y1に周波数多重される。
上記制御信号Xは次のようにして得られる。
すなわち、入力端子11から入力された主信号Y1は、
まず、絶対値回路18により絶対値をとられる。この絶
対値出力は累積加算回路19によりN (Nは2以上の
正の整数)画素分ずつ累積加算される。この累積加算出
力は、加算回路20により予め定められた固定値Bと加
算される。この加算出力が上述した制御信号Xとして使
われる。
なお、固定値Bは有理数である。この固定[Bは、累積
加算出力がOである場合に、除算出力が無限大になるの
を防止するものである。
このようにして求められた制御信号Xは、次式(1)の
ように表される。
X−Σ l  Xol  + B          
  −111そして、この制御信号Xによって付加信号
Y2が除算されるから、除算回路14から出力される付
加信号Y2’ は次のように表される。
次に、第2図の多重信号伝送装置について説明する。
図において、31は多重信号が人力される入力端子であ
る。この入力端子31から人力された多重信号は周波数
多重処理回路32により主信号Y1と付加信号Y2 に
分離される。
この周波数多重処理回路32により分離された主信号Y
1は出力端子33に接続された図示しない画像表示部に
供給される。一方、付加信号Y2′は、乗算回路34に
より主信号Y1から求められた制御信号Xと乗算される
。この制御信号Xは上述した送信側の制御信号Xと同じ
く、先の式(1)で示すような値をもつ。したがって、
乗算回路34からは次式(3)で示すように、付加信号
Y2が出力される。
Y2−¥2’  ・X         ・・・(3)
この付加信号Y2はレベル変換回路35によりレベル変
換される。このレベル変換回路35は、上述した送信側
のレベル変換回路13とは逆特性を有し、人力信号を1
/A倍する。このレベル変換出力は出力端子36に接続
された図示しない画像表示部に供給され、上述した主信
号Y1とともに、画像表示に供される。
上記制御信号Xは、送信側と同様に、絶対値回路37、
累積加算回路38、加算回路39生成される。
以上述べたようにこの実施例は、主信号Y1と付加信号
Y2の相関性を利用し、送信側では、絶λ4値の累積加
算により主信号Y1のN画素分のエネルギーを求め、こ
れに基づいてiすられた制御信号Xを除数として付加信
号Y2を除算し、この除算出力Y2′を主信号Y1に周
波数多重して伝送し、受信側では、絶対値の累積加算に
より主信号Y1のN画素分のエネルギーを求め、これに
基づいて得られた制御信号Xと付加信号Y2′とを乗算
することにより、元の付加信号Y2を再生するようにし
たものである。
このような構成によれば、主信号Y1と付加信号Y2と
は相関性かあるから、制御信号Xと付加信号Y2との相
関性も保証される。したがって、制御信号Xのレベルが
大きくなる主信号Y1のエツジ部では、付加信号Y2の
レベルが抑えられる。
これにより、主信号Y1のエツジ部における主信号Y1
に対する付加信号Y2の妨害を低減することができる。
また、制御信号Xは主信号Y、のN画素分のエネルギー
を示すものであるため、主信号Y、のような広いスペク
トルをもたず、低域成分のみをもつ。したがって、制御
信号Xを除数として付加信号Y2を除算しても、付加信
号Y2 のスペクトルは元の付加信号Y2のスペクトル
とほとんど変わらない。これにより、元の付加信号Y2
のスペクトル帯域で除算後の付加信号Y2 を全て伝送
することができるため、付加信号Y2の再生出力に波形
歪みが生じることはない。
また、主信号Y、はそのまま受信側に送られるため、受
信側では、制御信号Xとして送信側の制御信号Xとほと
んど同じものを得ることができる。
したがって、受信側で元の付加信号Y2を再生する際、
何ら分解能を低下させることなく、正確に再生すること
ができる。
さらに、主信号Y、の累積加算出力に固定値Bを加算し
たものを制御信号Xとするようにしたので、累積加算出
力が0の場合でも、除算結果が無限大になるのを防止す
ることができる。
第3図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第2の実施
例を示す回路図である。また、第4図は、この発明に係
る多重信号受信装置の第2の実施例の構成を示す回路図
である。
なお、第3図および第4図において、先の実施例と同一
部には、同一?〕号を付して詳細な説明を省略する。
先の実施例では、制御信号、Xを求めるに当たって主信
号Y1の絶対値を累積加算する場合を説明した。これに
対し、この実施例は、主信号Y1の二乗値を累積加算す
るようにしたものである。すなわち、第3図および第4
図においては、第1図および第2図の絶対絶対値回路1
8.37をそれぞれ二乗値回路21.41で置き換える
ようにしたものである。
このような構成においても、先の実施例と同様、主信号
Y1のN画素分のエネルギーを求めることができる。
第5図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第3の実施
例の構成を示す回路図である。また、第6図はこの発明
に係る多重信号受信装置の第3の実施例の構成を示す回
路図である。
この実施例は、この発明を付加信号としての水平方向の
高精細化信号を伝送するシステムの多重信号伝送装置お
よび多重信号受信装置に適用した場合を示すものである
なお、以下の説明では、現行方式がNTSC方式である
場合を代表として説明する。
まず、第5図の多重信号伝送装置について説明する。
図において、51はカラーテレビジョン信号の輝度信号
Yが人力される入力端子である。52は、同じく色度信
号lが入力される入力端子であり、53は色度信号Qが
人力される入力端子である。
入力端子51から入力される輝度信号Yは、第7図に示
すように、0〜6MHzの水平帯域をもつ。この輝度信
号はカットオフ周波数が4 M Hzのローパスフィル
タ(以下、LPFという)54と減算回路55により、
水平帯域が0〜4 !l/I Hzの主信号Y1と水平
帯域が4〜6MHzの付加信号Y2に分離される。この
主信号Y、と付加信号Y2を第7図に示す。ここで、主
信号Y1はNTSC方式の輝度信号として使われる。一
方、付加信号Y2は高精細化用の輝度信号として使われ
る。
LPF54から出力される主信号Y、は、水平、垂直の
2次元LPF56により帯域制限される。
この帯域制限の様子を第8図に示す。ここで、第8図(
a)は水平・垂直領域のスペクトルを示し、同図(b)
は時間・垂直領域のスペクトルを示す。
第8図(a)に示す如く、LPF56では、水平方向±
2MH2以上、垂直方向上(3X525)/8〜525
/2 [C,I)、h]の成分が除去される。この除去
領域は、第8図(b)では斜線で示される。なお、LP
F56の具体的構成については後述する。
LPF56の出力は、加算回路57により、詳細を後述
する除算処理によって得られた付加信号Y2 と周波数
多重される。この場合、付加信号Y2′は詳細を後述す
るが、LPF56によって除去された領域に周波数多重
される。
この多重信号は加算回路58により、詳細を後述する多
重処理を受けた色度信号1.Qと周波数多重される。こ
の多重信号は、出力端子59に接続された図示しない送
信部により受信側に送信される。
上記付加信号Y2の除算処理は次のようにしてなされる
減算回路55から出力される付加信号Y2はセレクタ6
0により、第1フイールドF1の1ラインおきの信号と
、第2フイールドF2の全ての信号が0レベルの信号に
置き換えられる。この様子を第9図に示す。ここで、×
印を付す位置が0レベルの信号により置き換えられる位
置である。
この置換えにより、付加信号Y2の垂直帯域は525/
8 [c、p、h] となる。これにより、上記LPF
56によって除去された水平・垂直領域と同じ領域を有
する付加信号Y2が得られる。
セレクタ60の出力は垂直方向のLPF61に供給され
、上記置換え処理により生じた垂直方向の折り返し成分
を除去される。このLPF61の出力特性を第、10図
に示す。ここで、第10図(a)は、水平・垂直領域の
スペクトルを示し、同図(b)は時間・垂直領域のスペ
クトルを示す。
なお、LPF61の具体的構成については後述する。
LPF61によって帯域制限された付加信号Y2は、レ
ベル変換回路62によりA(一定数)倍される。このレ
ベル変換回路62の出力は除算回路63により主信号Y
1から求めた制御信号Xを除数として除算される。これ
により、先の式(2)によって表される付加信号Y2’
かi>7られる。なお、制御信号Xの生成については、
後述する。
除算回路61から出力される付加信号Y2′は、乗算回
路64により、周波数が16/7fsc(8,2M H
z )で、かつ、フィールドごとに位相が反転するキャ
リア信号を使って変調される。
これにより、上記LPF56の除去領域に位置する付加
信号Y2′が得られる。ここで、fscは色副搬送波周
波数である。第11図に変調後のスペクトルを示す。な
お、第11図は、輝度信号Yのサンプリング周波数が4
fscである場合を代表として示すものである。
この第11図において、斜線を付す成分は、変調によっ
て生じた折返し成分である。この折返し成分の水平帯域
は0〜2MHzにある。したがって、乗算回路64の出
力は、2〜4MHzの通過帯域を有する水(Vのバンド
パスフィルタ(以下、BPFと記す)によって帯域制限
される。これにより、第12図に示すように、折返し成
分の除去された付加信号Y2 が得られる。この付加信
号Y2′の水平・垂直領域のスペクトルを第13図(a
)に示し、時間・垂直領域のスペクトルを第13図(b
)に示す。この第13図に示す如く、付加信号Y2′は
、乗算回路64の変調により、LPF56の除去領域に
当たる垂直525/2 [C,I)、h]の位置に位置
決めされる。
BPF65から出力される付加信号Y2′は、スイッチ
66を介して加算回路57に供給され、主信号Y1と周
波数多重される。
スイッチ66のオン、オフは、動き検出回路67の動き
検出出力に従って制御される。この動き検出回路67は
、入力端子51から人力される輝度(j号Yのフィール
ド間差分をとり、そのレベルを所定レベルと比較するこ
とにより、画像が動画か静画かを判定する。スイッチ6
6は動き検出回路67により静画と判定された場合のみ
、オン状態となる。これにより、静画の場合のみ、付加
信号Y2′が主信号Y、に周波数多重される。
上記制御信号Xは次のようにして生成される。
上記LPF56により帯域制限された主信号Y1は、バ
イパスフィルタ(以下、HPFという)68に供給され
、水平帯域が2〜4MHzの成分を抽出される。この成
分を第7図にY3として示す。この主信号Y、から得ら
れた高域成分Y、は、直流成分を含まない分、主信号Y
、よりもさらに付加信号Y2と相関性が高いと言える。
従って、この実施例では、この高域成分Y、を使って制
御信号Xが生成される。
すなわち、この高域成分Y、は、絶対値回路69により
絶対値をとられた後、累積加算回路70により累積加算
される。この累積加算結果は、加算回路71により固定
値Bと加算される。この加算結果が制御信号Xとして除
算回路63に供給される。
上記色度信号l、Qの多重処理は次のようにしてなされ
る。
すなわち、入力端子52から人力される色度信号!は、
乗算回路72により周波数fscのキャリア信号にを使
って変調される。この変調出力は、LPF73により、
水平帯域をO〜1.5MHzに帯域制限される。一方、
入力端子53から人力される色度信号Qは、乗算回路7
4により、色度信号i用のキャリア信号とは位相が90
度ずれた周波数fscのキャリア信号を使って変調され
る。
この変調出力は、LPF75により水平帯域を0〜0.
5MHzに制限される。
LPF73.75の出力は加算海路75により周波数多
重される。この多重出力は、加算回路58により主信号
Y、と付加信号Y2’ との多重信号に周波数多重され
る。
以上、第5図に示す多重信号伝送装置の全体的な構成を
説明したが、ここで、2次元LPF56と垂直HPF6
1との具体的構成を説明する。
まず、2次元HPF56について説明する。
第14図は、2次元LPF56の具体的構成の一例を示
す回路図である。
この第14図において、先の第5図のLPF54から出
力される主信号Y1は、カットオフ周波数が2 M H
zの水平LPF81と加算回路82により、水平帯域が
0〜2 M Hzの低域成分と2〜4 M Hzの高域
成分に分離される。加算回路82から出力される高域成
分は、垂直・時間方向のLPF83により水平帯域を0
〜(3x 525)/8 [c、p、h]に制限される
。この帯域制限出力は、加算回路84により、LPF8
1がら出力される低域成分と周波数多重される。これに
より、先の第8図に示すようなスペクトルに帯域制限さ
れた主信号Y、が得られる。
次に、垂直方向のLPF61について説明する。
第15図は、LPF61の具体的構成の一例を示す回路
図である。
この第15図において、IH遅延回路91゜92.26
1H遅延回路93、IH遅延回路94゜95、加算回路
96.97、係数回路98,99゜100、加算回路1
01は、フレーム内の第1フイールドのLPFを形成す
る。このLPFは5個のタップを有し、その模式図は第
16図(a)に示すようになっている。
また、IH遅延回路91,92.261H遅延回路93
、IH遅延回路94.加算回路102゜103、係数回
路104..105,106、加算回路107は、フレ
ーム内の第2フイールドのLPFを形成する。このLP
Fも5個のタップを有し、その模式図は第16図(b)
に示すようになっている。
加算回路109の出力は、フィールドメモリ108によ
り1フイ一ルド分遅延される。この遅延出力と加算回路
101の出力は、セレクタ109によりフィールドごと
に交互に選択される。これにより、セレクタ109がら
は、先の第10図に示すように帯域制限された付加信号
Y2か得られる。
なお、フィールドメモリ108は、第1フイールドのL
PF出力が、261H遅延回路93により1フイ一ルド
分遅延されていることに基づいて、第2フイールドのL
PF出カを1フイ一ルド分遅延するものである。
このように、垂直LPF61の出力は、原信号に対して
1フイ一ルド分遅延されるので、第5図に示す制御信号
Xも実際は、原信号に対して1フイ一ルド分遅延される
ようになっている。
なお、先の第14図に示すLPF83も第15図に示す
ような構成となっている。
以上第5図の多重信号伝送装置を説明したが、次に、第
6図の多重信号受信装置について説明する。
第6図において、111は受信された多重信号が入力さ
れる入力端子である。この入力端子111から人力され
る多重信号は、Y/C分離回路112により輝度信号Y
。(主信号Y1と付加信号y 21 との多重信号)と
色度信号Cに分離される。
Y/C分離回路112によって分離された輝度信号Y。
は、フィールド遅延回路113.2次元HPF114、
HPF115、加算回路116により、主信号Y、と付
加信号Y2 とに分離される。すなわち、輝度信号Y。
は、2次元HPF114により、第17図に示すように
、高域に帯域制限される。この帯域制限出力は、HPF
l】5により、水平帯域を2〜4 M Hzに帯域制限
される。これにより、付加信号Y2 が得られる。この
付加信号Y2 は、加算回路116により、フィールド
遅延回路113を介して供給される主信号Y1から減じ
られる。これにより、加算回路116からは、第18図
に示すように帯域制限された主信号Y1が得られる。
なお、上記2次元HPF114は、基本的には、第15
図に示す垂直LPF61と同じような構成を有し、係数
回路98,99,100.1.04105.106の係
数を変えることにより、上述した第17図のような出力
特性を有するように設定されている。フィールド遅延回
路113は、付加信号Y2′が2次元LPFI 14に
よって1フイ一ルド分遅延されることに合わせて、輝度
信号Yoを1フイ一ルド分遅延するものである。
加算回路116から出力される主(g号Y、は、加算回
路117により付加信号Y2′から再生された付加信号
Y2と周波数多重される。これにより、水平帯域が0〜
6 M Hzの輝度信号Yが得られる。この輝度信号Y
は出力端子118に接続された図示しない表示部に供給
される。
付加信号Y2の再生は次のようにして行われる。
すなわち、HPF115から出力される付加信号Y2 
は、乗算回路119により送信側と同じくフィールドご
とに位相が反転する周波数16/7fscのキャリア信
号を使って復調される。この復調出力はBPF120に
供給され、水平帯域が4〜6 ?VI Hzの成分を抽
出される。これにより、第19図に示すスペクトルをも
つ付加信号Y2が得られる。この付加信号Y2 は、乗
算回路121により、送信側とは逆に、主信号Y、から
求められた制御信号Xを乗数として乗算される。
この乗算は、先の式(3)に示される。
乗算回路121から出力される付加信号Y2は、送信側
とは逆に、レベル変換回路122により1/A倍される
。このレベル変換出力は、スイッチ123を介して上記
加算回路117に供給され、主信号Y1と周波数多重さ
れる。これにより、第20図に示すスペクトルをもつ輝
度信号Yが得られる。
スイッチ123のオン、オフは動き検出回路124によ
り制御される。この動き検出回路〕24は、Y/C分離
回路から出力される輝度信号Y。のフィールド間差分と
とることにより、画像が動画か静画かを判定する。スイ
ッチ123は動き検出回路124で静画と判定された場
合にオン状態となる。これにより、付加信号Y2は、静
画時のみ主信号Y、に周波数多重される。
上記制御信号Xは次のようにして生成される。
すなわち、上記加算回路116から出力される主信号Y
、はRPF124に供給され、水弔帯域が2〜4MHz
の高域成分Y3を抽出される。この高域成分Y、は、送
信側と同じく、絶対値回路]25で絶対値をとられた後
、累積加算回路]26で累積加算される。この累積加算
出力は、加算回路127により固定値Bと加算される。
これにより、制御信号Xが得られ、上記乗算回路121
に供給される。
累積加算回路126の累積加算処理は、先の式%式% 上記色度信号Cは次のようにして復調される。
すなわち、Y/C分離回路112から出力される色度信
号Cは、乗算回路128,129により、それぞれ互い
に位相が90度異なる周波数fscのキャリア信号を用
いて復調される。この復調により、乗算回路128,1
29からはそれぞれ色度信号1.Qが出力される。この
色度信号1、QはそれぞれLPF130,131により
0〜1 、 5 M Hz 、 0〜0 、 5 M 
Hzに帯域制限された後、出力端子132,133に接
続された図示しない画像表示部に供給される。
なお、第5図および第6図では、累積加算回路70.1
26としてIH遅延回路と加算回路空なる回路を示した
が、第21図に示すように、加算回路141とIH周期
のクロックCKで駆動されるラッチ回路142からなる
累積加算回路を用いるようにしてもよい。
以上この発明を水平方向の高精細化信号を付加信号とし
て伝送するシステムの多重信号伝送装置および多重信号
受信装置に適用する場合を説明したが、この場合であっ
ても付加信号Y2を忠実に再生することができ、かつ、
画像のエツジ部において、主信号Y、に対する付加信号
Y2の妨害を無くすことができることは勿論である。
しかも、この実施例においては、主信号Y、から制御信
号Xを生成するに当たって、付加信号Y2とより相関性
が高い4〜6MHzの高域成分Y、を用いて生成するよ
うにしたので、主信号Y1に対する付加信号Y2の妨害
低減効果を高めることができる。
第22図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第4の実
施例の構成を示す回路図である。また、第23図はこの
発明に係る多重信号受信装置の第4の実施例の構成を示
す回路図である。
この実施例は、この発明を垂直方向の高精細化信号を付
加信号Y2として伝送する方式の多重信号伝送装置およ
び多重信号受信装置に適用した場合を示すものである。
垂直方向の高精細化信号を付加信号Y2として伝送する
システムとしては、例えば、現行方式よりアスペクト比
の大きな画面を表示することを目的とするワイドアスペ
クトシステムがある。
ここで、現行方式との両立性を考慮されたワイドアスペ
クト方式の一例を第24図および第25図を参照しなが
ら説明する。
第24図は、ワイドアスペクト方式のテレビジョン信号
を現行の例えばNTSC方式のテレビジョン受像機で受
信した場合の画面フォーマットを示し、第2図はワイド
アスペクト方式のテレビジョン受像機で受信した場合の
画面フォーマットを示す。
第24図において、151はNTSC画面であり、15
2はワイドアスペクト画面であり、153.154は例
えば一定輝度の画面である。
図示の如く、ワイドアスペクト画面151は垂直方向に
時間圧縮を受け、NTSC画面152内に収まるように
設定されている。そして、このワイドアスペクト画面1
52の上下に画面153゜154を付加することにより
、NTSC画面151を形成するようになっている。
このようなテレビジョン信号をワイドアスペクト方式の
テレビジョン受像機で受信した場合は、ワイドアスペク
ト画面152を垂直方向に伸張することによりは、第2
5図に示すように、テレビジョン受像機の画面表示領域
全体にワイドアスペクト画面152を表示するようにな
っている。
なお、テレビジョン受像機の垂直解像度を480本とす
ると、ワイドアスペクト方式のテレビジョン信号をNT
SC方式のテレビジョン受像機で受信した場合は、ワイ
ドアスペクト画面の垂直解像度は360本となり、ワイ
ドアスペクト方式のテレビジョン受像機で受信した場合
は、480本となる。
以上述べたような構成において、各ラインの垂直方向の
高精細化信号、つまり、付加信号Y2は、画面153.
154に対応する部分に周波数多重される。この場合、
付加信号Y2は、525/4[c、p、h]の成分を含
むため、NTSC方式のテレビジョン受像機では、画面
153,154の部分に、付加信号Y2による妨害がか
なり現れる。
この実施例は、画面153,154部分での種信号Y、
に対する付加信号Y2の妨害を無くし、かつ、付加信号
Y2を正確に再生することができる装置を提供するもの
である。
では、まず、第22図の多重信号伝送装置を説明する。
なお、この第22図においては、輝度信号の処理系のみ
示し、色度信号の処理系は省略する。
図において、161は、ワイドアスペクト方式のテレビ
ジョン信号の輝度信号Yが入力される入力端子である。
なお、この輝度信号Yは例えばインターレース信号であ
る。
入力端子161から人力される輝度信号Yは、垂直方向
のLPF 162と減算回路163とにより、垂直方向
の低域成分と高域成分に分離される。LPF162から
出力される低域成分は、第26図に示すように、(3X
525)/8[、c、p、hコの垂直帯域をaし、主信
号Y1として扱われる。一方、減算回路163から出力
される高域成分は、第27図に示すように、525/8
 [c、p、h]の垂直帯域を有し、高精細化用の付加
信号Y2として扱われる。
なお、LPF162は、第28図に示すように、1H遅
延回路181,182,183.184185、加算回
路186,187、係数回路188.189,190、
加算回路191から成るフィールド内のLPFである。
主信号Y、は、時間圧縮回路164により、第29図に
示すように、垂直方向に3/4倍され、NTSC画面1
51内に収まるように設定される。
この時間圧縮回路164は第30図に示すような補間フ
ィルタによって構成されている。
この補間フィルタは、入力端子201から人力される主
信号Y1をフィールドメモリ202、IH遅延回路20
3,204,205で遅延し、各タップ出力に係数回路
206,207 208゜209により係数を掛け、こ
れらを加算回路210で加算して出力端子211から出
力するようにしたものである。この場合、係数回路20
6゜207.208,209の係数は合計すると1にな
るように設定されている。また、この係数は形成される
ラインによって異なるため、ラインごとに切り換えられ
るようになっている。これにより、出力端子211から
は時間圧縮された主信号Yが得られる。
時間圧縮回路164は、このようにして得られた主信号
Y1に、画面153,154に対応する部分で一定輝度
の信号を付加し、これを主信号Y1として出力する。第
31図に時間圧縮の様子を示す。この時間圧縮により、
主信号Y1の垂直帯域は、0〜525/2 [c、p、
h]の戻されている。
このように一定輝度の信号が付加された主信号Y、は、
加算回路165により付加信号Y2′と周波数多重され
る。この多重信号は、出力端子166に接続された図示
しない送信部により送信される。
付加信号Y2はライン間引き回路167によりライン間
引きを受ける。このライン間引きは、第1フイールドF
1と第2フイールドF2を合わせて考えると、第32図
に示すように、4ラインに1ライン分の信号を抽出する
ようにして行われる。
しかし、実際には、第1フイールドF1の信号は1ライ
ンおきに間引き、第2フイールドF2の信号は全て間引
くというようにして行われる。
ライン間引き回路167から出力される付加信号Y2は
、レベル変換回路168によりA倍される。このA借出
力は、除算回路16つにより、主信号Y1から求められ
た制御信号Xを除数として除算される。この除算によっ
て得られた付加(ス号Y2’ は、多重処理回路170
により、第29図(b)の斜線部、つまり、画面153
.154の部分に周波数多重するための遅延処理を受け
る。
この遅延処理を受けた付加信号Y2′は加算回路165
により時間圧縮された主信号Y1と多重される。これに
より、第29図(b)に示すような多重信号が得られる
上記制御信号Xは次のようにして生成される。
すなわち、時間圧縮回路164から出力される主信号Y
、は、ライン間引き回路171によりライン間引きを受
ける。このライン間引きは、垂直方向に3ラインに1ラ
イン分の信号を抽出するようにしてなされる。
ライン間引き回路171の出力は、絶対値回路172に
より絶対値をとられた後、累積加算回路173によりN
画素分づつ累積加算される。この累積加算出力は、加算
回路174により固定値Bと加算され、制御信号Xとし
て除算回路169に供給される。これにより、除算回路
169からは、先の式(2)で表される付加信号Y2’
が得られる。
次に、第23図の多重信号受信装置について説明する。
なお、この第23図においても、色度信号の処理系は省
略する。
この第23図において、221は受信された多重信号が
入力される入力端子である。
この入力端子221から人力される多重信号はのうち、
主信号Y1は時間伸張回路222により4/3倍に時間
伸張される。これにより、主信号YIの垂直帯域は、0
〜(3X525)/8[c、p、h] まで狭められる
時間伸張回路222から出力される主信号Yは加算回路
223により再生付加信号Y2と周波数多重される。こ
れにより、垂直方向の高精細化成分を含む輝度信号Yが
得られる。この輝度信号Yは出力端子224に接続され
た図示しない画像表示部により、画像表示に供される。
上記付加信号Y2は次のようにして再生される。
すなわち、入力端子221から人力される多重(5号は
付加信号分離回路225に供給される。この付加信号分
離回路225は、入力信号から画面153,154の位
置に多重された付加信号Y2′を分離する。この付加信
号Y2 は、遅延調整回路226により遅延調整を受け
た後、乗算回路227に供給される。ここで、遅延調整
回路226は、第33図に示すように、各ラインの付加
信号Y2′の時間軸をこれが送信時に抜き出されたライ
ンの時間軸に合わせるための回路である。
この場合、遅延調整回路226は、時間を遡って時間調
整を行っているわけでは無(、実際には、後述するライ
ン間引き回路230にフィールド遅延回路を設けること
により、全て1フイ一ルド分遅れて信号処理を行うよう
になっている。
このようにして遅延調整された付加信号Y2は、乗算回
路227により、主信号Y1から求められた制御信号X
を乗数として乗算される。これにより、付加信号Y2が
再生される。
再生された付加信号Y2は、送信側とは逆特性を釘する
レベル変換回路228により、1/A倍される。この1
/A倍出力は、垂直方向のLPF229により垂直帯域
を525/8 [c、p、h]に制限された後、加算回
路223において、垂直帯域(3X 525 ) / 
8 [c 、  p 、  h ]の主信号Y1に周波
数多重される。
上記制御信号Xは、送信側と同様に、ライン間引き回路
230、絶対値回路231、累積加算回路232、加算
回路233によって生成される。
以上この発明を垂直方向の高精細化成分を伝送するワイ
ドアスペクト方式の装置に適用する場合の一実施例を説
明したが、この場合であっても、主信号Y、に対する付
加信号Y2の妨害の低減および付加信号Y2の正確な再
生を図ることができることは勿論である。
なお、この発明は先の実施例に限定されるものではない
例えば、先の実施例では、主信号のエネルギを検出する
のに、主信号の絶対値あるいは二乗値を累積加算する場
合を説明したが、これ以外の構成を用いてもよいことは
勿論である。
また、先の実施例では、付加信号のレベルを制御するの
に、送信側では、付加信号を除算処理し、受信側では、
乗算処理する場合を説明したが、送信側と受信側で逆の
制御がなされるのであれば、これ以外の制御を行うよう
にしてもよい。
また、先の実施例では、付加信号が水平方向あるいは垂
直方向の高精細化用の信号である場合を説明したが、主
信号と相関性を有する信号であれば、これ以外の信号で
あってもよい。
この他にも、この発明は、その要旨を逸脱しない範囲で
種々様々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果コ 以上述べたようにこの発明によれば、主信号のエツジ部
に対する付加信号の妨害を無くすことができ、かつ、付
加信号を正確に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第1の実施
例の構成を示す回路図、第2図は同じく多重信号受信装
置の第1の実施例の構成を示す回路図、第3図は同じく
多重信号伝送装置の第2の実施例の構成を示す回路図、
第4図は同しく多重信号受信装置の第2の実施例の構成
を示す回路図、第5図は同じく多重信号伝送装置の第3
の実施例の構成を示す回路図、第6図は同じく多重信号
受信装置の第3の実施例の構成を示す回路図、第7図乃
至第16図は第5図の動作を説明するための図、第17
図乃至第21図は第6図の動作を説明するための図、第
22図はこの発明に係る多重信号伝送装置の第4の実施
例の構成を示す回路図、第23図は同じく多重信号受信
装置の第4の実施例の構成を示す回路図、第24図乃至
第32図は第22図の動作を説明するための図、第33
図は第23図の動作を説明するための図である。 11.12.31・・・入力端子、13.35・・・レ
ベル変換回路、14・・・除算回路、15.32・・・
周波数多重処理回路、16.20.39・・・加算回路
、17.33.36・・・出力端子、18.’37・・
・絶対値回路、19.38・・累積加算回路、34・・
・乗算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)テレビジョン信号としての主信号の複数画素分の
    エネルギーを検出するエネルギー検出手段と、 このエネルギー検出手段の検出出力に基いて上記主信号
    と相関性のある付加信号のレベルを制御するレベル制御
    手段と、 このレベル制御手段によってレベルを制御された上記付
    加信号を上記主信号に周波数多重する周波数多重手段と を具備したことを特徴とする多重信号伝送装置。 (2)テレビジョン信号としての主信号にこの主信号と
    相関性のある付加信号が周波数多重された多重信号を受
    信するものであって、 上記付加信号のレベルが上記主信号の複数画素分のエネ
    ルギーの検出出力に基いて制御されているような多重信
    号を受信する多重信号受信装置において、 上記多重信号を上記主信号と上記付加信号に周波数分離
    する周波数分離手段と、 この周波数分離手段によって分離された上記主信号の複
    数画素分のエネルギーを検出するエネルギー検出手段と
    、 このエネルギー検出手段の検出出力に基いて上記周波数
    分離手段によって分離された上記付加信号のレベルを送
    信側とは逆特性で制御するレベル制御手段と を具備したことを特徴とする多重信号受信装置。 (3)上記エネルギー検出手段は、 上記主信号のレベルの大きさを検出する大きさ検出手段
    と、 この大きさ検出手段の検出出力を複数画素分累積加算す
    る累積加算手段と を具備した事を特徴とする請求項2記載の多重信号受信
    装置。 (4)上記レベル制御手段は、 上記エネルギー検出手段の検出出力に所定の固定値を合
    成したもので、上記付加信号のレベルを制御するように
    構成されている事を特徴とする請求項2記載の多重信号
    受信装置。(5)上記付加信号は、画像の高精細化用の
    信号であることを特徴とする請求項2記載の多重信号受
    信装置。 (6)上記エネルギー検出手段は、 上記主信号のうち、少なくとも直流成分を除いた成分の
    エネルギーを検出するように構成されていることを特徴
    とする請求項5記載の多重信号受信装置。
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