JP2844514B2 - テレビジョン信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン信号処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC(National
Television System Commitee)方式やPAL(Phase
Alternation by Line)方式などのアスペクト比が4:
3である現行のテレビジョン放送方式と両立性を保ちな
がら、4:3より大きなアスペクト比を有し、高画質な
画像を伝送できるワイドテレビジョン放送方式に準拠し
たテレビジョン信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本における第2世代EDTV
(Enhanced Television)方式あるいは欧州におけるP
ALplus方式のように、現行のテレビジョン放送方式と
両立性を保つワイドテレビジョン放送方式が検討されて
いる。これらは共にレターボックス方式を採用してお
り、現行の4:3のアスペクト比の画枠のなかで、一部
の走査線を用いて16:9のアスペクト比を有する画像を
主信号として伝送するものである(以下、この部分をメ
インパネルという)。また、このとき生じる上下の画像
のない部分(以下、上下パネルという)を用いて画質改善
のための補強信号を伝送することが提案されている。さ
らに第2世代EDTVにおいては、色信号の三次元共役
領域(吹抜ホール)を用いて補強信号を伝送することも提
案されている。このような補強信号としては、例えば、
垂直−時間周波数高域信号(Vertical−Temporal Fre
quency High Signal:以下、VT信号という),垂直
周波数高域信号(Vertical Frequency High Signa
l:以下、VH信号という),水平周波数高域信号(Hori
zontal Frequency High Signal:以下、HH信号と
いう)などが考えられている。受信側では、主信号にこ
れらの補強信号を付加することにより高画質な画像を得
ることができる。
【0003】以下に、そのようなテレビジョン信号処理
装置の従来例の構成と動作について、図面を用いて説明
する。図7はワイドテレビジョン信号伝送方式の信号配
置を示す模式図であり、図7に示すようにメインパネル
70では輝度の水平周波数低域成分(以下、YL信号とい
う)と、色信号(以、C信号という)を変調しC′信号と
して伝送するとともに、前記HH信号を変調し、吹抜ホ
ールを用いてHH′信号として伝送するものとする。ま
た、前記VT信号には大きく分けて、ライン間差信号
(Line Differrence Signal:以下、LD信号という)
と、フレーム間差信号(Frame Difference Signal:
以下、FD信号という)の2種類が存在するが、ここで
はVT信号としてLD信号を用いた場合を説明する。さ
らに、VH信号を垂直−時間周波数領域において変調し
た信号(以下、VH′信号という)をLD信号と多重し、
ともに水平軸において1/3倍に圧縮し、上下パネル7
1,72で伝送するものと仮定する。
【0004】図8は従来例のテレビジョン信号処理装置
の構成を示すブロック図であり、図8において、YL/
C′/HH′分離回路3は入力端子1から入力されたワ
イドテレビジョン信号のうち、メインパネル70の信号を
輝度のYL信号と変調されたC′信号と変調されたH
H′信号とに分離する。HH信号復調回路4はYL/
C′/HH′分離回路3が出力するHH′信号を復調
し、HHを出力する。加算器6はYL/C′/HH′分
離回路3が出力するYL信号と、HH信号復調回路4が
出力するHH信号とを加算し、水平周波数帯域が拡大さ
れた輝度信号Yとして出力する。
【0005】H−LPF7は加算器6が出力するY信号
から、伝送されるLD信号の水平周波数帯域以下の低域
成分を抽出し出力する。H−HPF17は加算器6が出
力するY信号から、伝送されるLD信号の水平周波数帯
域以上の高域成分を抽出し出力する。走査線補間回路1
8はH−HPF17が出力するY信号の水平周波数高域
成分を動きに応じて手法(フィールド内、およびフィー
ルド間)を切り替え補間し、順次走査の信号に変換し出
力する。
【0006】LD/VH′分離回路9は、入力端子1か
ら入力されたワイドテレビジョン信号のうち、上下パネ
ル71,72の信号をLD信号とVH′信号に分離する。V
H信号復調回路21はLD/VH′分離回路9が出力する
VH′信号を復調し、VH信号を出力する。水平軸伸張
回路10は、LD/VH′分離回路9が出力するLD信号
を水平軸において3倍に伸張する。水平軸伸張回路22は
VH信号復調回路21が出力するVH信号を水平軸におい
て3倍に伸張する。
【0007】V−HPF11は水平軸伸張回路10が出力す
るLD信号に仮想的に0を挿入した後、垂直周波数高域
成分を抽出することにより、順次走査の信号に変換し出
力する。V−LPF8はH−LPF7が出力するY信号
の水平周波数低域成分に仮想的に0を挿入した後、垂直
周波数低域成分を抽出することにより、順次走査の信号
に変換し出力する。加算器12はV−HPF11が出力する
LD信号とV−LPF8が出力するY信号の水平周波数
低域成分を加算し出力する。これにより水平周波数低域
成分に関しては、飛び越し走査化により生じる折り返し
歪を除去した順次走査の信号を得ることができる。加算
器19は加算器12が出力する水平周波数低域成分の順次走
査信号と、走査線補間回路18が出力する水平周波数高域
成分の順次走査信号を加算し出力する。
【0008】3→4変換回路20は加算器19が出力する信
号の走査線数を360本から480本に変換する。3→8変換
回路23は水平軸伸張回路22が出力するVH信号の走査線
数を180本から480本に変換し出力する。加算器25は3→
4変換回路20が出力する信号と3→8変換回路23が出力
するVH信号を加算し、出力端子26から出力する。これ
により、輝度信号の垂直周波数帯域は360TV本から480
TV本に拡大される。
【0009】C信号復調回路27はYL/C′/HH′分
離回路3が出力するC′信号を復調しC信号を出力す
る。走査線補間回路28はC信号復調回路27が出力するC
信号を動きに応じて手法(フィールド内、およびフィー
ルド間)を切り替え補間し、順次走査の信号に変換し出
力する。3→4変換回路29は、走査線補間回路28が出力
する順次走査のC信号の走査線数を360本から480本に変
換し、出力端子30から出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図8の従来例では、伝
送路において信号にノイズが付加された場合、主信号そ
のものに付加されたノイズに加えて、上下パネルや吹抜
ホールを用いて伝送された補強信号に付加されたノイズ
が画質劣化の要因となる。また、ゴーストが付加された
場合、1/3倍圧縮され上下パネルで伝送されるVT信
号やVH信号のゴーストは、補強信号とともに3倍伸張
された後に、主信号に付加されるため画質を著しく劣化
させる。
【0011】本発明は、前記のような従来例の問題点を
解消するためになされたもので、伝送路においてノイズ
やゴーストが付加された場合に生じる画質劣化の影響を
減少するテレビジョン信号処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のテレビジョン信号処理装置は、アスペクト
比が4:3の画枠の中央に16:9のアスペクト比を有
する画像を主信号として配置し、前記画枠内の上下に生
じる画像のない部分に垂直−時間周波数高域信号を少な
くとも含み前記主信号の画質を改善する補強信号を多重
するワイドテレビジョン方式に準拠したテレビジョン信
号を処理する受信側の処理装置であって、受信された前
記テレビジョン信号のノイズレベルを検出し、このノイ
ズレベルに比例した係数k(0≦k≦1)を発生するノ
イズレベル検出回路と、前記テレビジョン信号中の前記
垂直−時間周波数高域信号を用いて前記主信号を順次走
査化する第1の走査線補間回路と、前記垂直−時間周波
数高域信号を用いずに前記主信号を順次走査化する第2
の走査線補間回路と、前記ノイズレベル検出回路が発生
する係数kに応じて前記第1の走査線補間回路の出力に
係数(1−k)を乗じる第1の係数器と、前記ノイズレ
ベル検出回路が発生する係数kに応じて前記第2の走査
線補間回路の出力に係数kを乗じる第2の係数器と、前
記第1の係数器の出力と前記第2の係数器の出力とを加
算する加算器とを具備して構成される。また、本発明
は、アスペクト比が4:3の画枠の中央に16:9のア
スペクト比を有する画像を主信号として配置し、前記画
像を配置した部分あるいは前記画枠内の上下に生じる画
像のない部分に前記主信号の画質を改善する補強信号を
多重するワイドテレビジョン方式に準拠したテレビジョ
ン信号を処理する受信側の処理装置であって、受信され
た前記テレビジョン信号のノイズレベルを検出し、この
ノイズレベルに比例した係数k(0≦k≦1)を発生す
るノイズレベル検出回路と、前記テレビジョン信号中の
前記主信号を処理する主信号処理回路と、前記テレビジ
ョン信号中の前記補強信号を処理する補強信号処理回路
と、前記ノイズレベル検出回路が発生する係数kに応じ
て前記補強信号処理回路の出力の水平通過周波数帯域を
制限する帯域可変フィルタと、前記主信号処理回路の出
力と前記帯域可変フィルタの出力とを加算する加算器と
を具備して構成される。この際、補強信号としては水平
周波数高域信号や垂直周波数高域信号を用いることがで
きる。また本発明は、アスペクト比が4:3の画枠の中
央に16:9のアスペクト比を有する画像を主信号とし
て配置し、前記画枠内の上下に生じる画像のない部分に
垂直−時間周波数高域信号を少なくとも含み前記主信号
の画質を改善する補強信号を多重するワイドテレビジョ
ン方式に準拠したテレビジョン信号を処理する受信側の
処理装置であって、受信された前記テレビジョン信号の
ノイズレベルを検出し、このノイズレベルに比例した係
数k(0≦k≦1)を発生するノイズレベル検出回路
と、前記テレビジョン信号中の前記垂直−時間周波数高
域信号を用いて前記主信号を順次走査化する第1の走査
線補間回路と、前記垂直−時間周波数高域信号を用いず
に前記主信号を順次走査化する第2の走査線補間回路
と、前記ノイズレベル検出回路が発生する係数kに応じ
て前記第1の走査線補間回路の出力の水平通過周波数帯
域を制限する帯域可変低域通過フィルタと、この帯域可
変低域通過フィルタの通過帯域とは相補する通過帯域で
前記第2の走査線補間回路の出力の水平通過周波数帯域
を制限する帯域可変高域通過フィルタと、前記帯域可変
低域通過フィルタの出力と前記帯域可変高域通過フィル
タの出力とを加算する加算器とを具備して構成される。
なお上述した各構成において、ノイズレベル検出回路
を、受信されたテレビジョン信号のゴーストを検出しこ
のゴーストに比例した係数k(0≦k≦1)を発生する
ゴースト検出回路で置き換えて構成することができる。
【0013】
【作用】本発明によれば、伝送路においてノイズが付加
された場合には、吹抜ホールを用いて伝送されるHH信
号、および上下パネルを用いて伝送されるVH信号のゲ
インを制御することにより、HH信号およびVH信号に
付加されたノイズが画質劣化の要因となるのを抑えるこ
とができる。また、上下パネルを用いて伝送されるVT
信号を用いて順次走査化した信号と、走査線補間回路に
より順次走査化した信号を重み付け加算することによ
り、伝送路において信号にノイズが付加された場合に
も、VT信号に付加されたノイズが画質劣化の要因とな
るのを抑えることができる。
【0014】あるいは、伝送路においてノイズが付加さ
れた場合には、吹抜ホールを用いて伝送されるHH信
号、および上下パネルを用いて伝送されるVH信号の水
平周波数帯域幅を制限することにより、HH信号および
VH信号に付加されたノイズが画質劣化の要因となるの
を抑えることができる。また、上下パネルを用いて伝送
されるVT信号を用いて順次走査化した信号の水平周波
数帯域幅を制御するとともに、それを補うように走査線
補間回路により順次走査化した信号の水平周波数帯域幅
を制御することにより、伝送路において信号にノイズが
付加された場合にも、VT信号に付加されたノイズが画
質劣化の要因となるのを抑えることができる。
【0015】さらに、伝送路においてゴーストが付加さ
れた場合にも、同様の手法を適用することにより、信号
に付加されたゴーストが画質劣化の要因となるのを防ぐ
ことができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の各実施例について図面を用
いて説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例に
おけるテレビジョン信号処理装置の構成を示すブロック
図であり、図1において、前記図8と同一符号を付した
構成要素は、従来例と同じ構成要素および動作を表す。
図1に示すように、本実施例はノイズレベル検出回路2
の制御信号kを入力とする係数器5,13,15および24を
有することを特徴とする。ここで入力端子1は、ノイズ
レベル検出回路2の入力、およびYL/C′/HH′分
離回路3の入力、およびLD/VH′分離回路9の入力
に接続される。YL/C′/HH′分離回路3の第1の
出力は加算器6の第1の入力に接続される。YL/C′
/HH′分離回路3の第2の出力はHH信号復調回路4
の入力に接続される。HH信号復調回路4の出力は係数
器5の入力に接続される。係数器5の出力は加算器6の
第2の入力に接続される。
【0018】加算器6の出力はH−LPF7の入力、お
よびH−HPF17の入力に接続される。H−LPF7の
出力はV−LPF8の入力、および走査線補間回路14の
入力に接続される。V−LPF8の出力は加算器12の第
1の入力に接続される。LD/VH′分離回路9の第1
の出力は水平軸伸張回路10の入力に接続される。水平軸
伸張回路10の出力はV−HPF11の入力に接続される。
V−HPF11の出力は加算器12の第2の入力に接続され
る。加算器12の出力は係数器13の入力に接続される。係
数器13の出力は加算器16の第1の入力に接続される。走
査線補間回路14の出力は係数器15の入力に接続される。
係数器15の出力は加算器16の第2の入力に接続される。
加算器16の出力は加算器19の第1の入力に接続される。
H−HPF17の出力は走査線補間回路18の入力に接続さ
れる。走査線補間回路18の出力は加算器19の第2の入力
に接続される。
【0019】加算器19の出力は3→4変換回路20の入力
に接続される。3→4変換回路20の出力は加算器25の第
1の入力に接続される。LD/VH′分離回路9の第2
の出力はVH信号復調回路21の入力に接続される。VH
信号復調回路21の出力は水平軸伸張回路22の入力に接続
される。水平軸伸張回路22の出力は3→8変換回路23の
入力に接続される。3→8変換回路23の出力は係数器24
の入力に接続される。係数器24の出力は加算器25の第2
の入力に接続される。加算器25の出力は出力端子26に接
続される。
【0020】YL/C′/HH′分離回路3の第3の出
力はC信号復調回路27の入力に接続される。C信号復調
回路27の出力は走査線補間回路28の入力に接続される。
走査線補間回路28の出力は3→4変換回路29の入力に接
続される。3→4変換回路29の出力は出力端子30に接続
される。
【0021】以上のように構成されたテレビジョン信号
処理装置の動作について説明する。
【0022】図1において、ノイズレベル検出回路2は
入力端子1から入力されたワイドテレビジョン信号のノ
イズレベルを検出し、その大小に応じて係数kを発生す
る。ただし、係数kの値はノイズレベルが大きいほど0
≦k≦1の範囲内で大きくなるものとする。
【0023】YL/C′/HH′分離回路3は入力ワイ
ドテレビジョン信号のメインパネル部分を3次元フィル
タリング処理により、輝度のYL信号、および変調され
た輝度のHH′信号、および変調されたC′信号に分離
し、それぞれ第1,第2,第3の出力端から出力する。
HH信号復調回路4はYL/C′/HH′分離回路3が
出力するHH′信号を復調し、輝度のHH信号を出力す
る。係数器5はHH信号復調回路4が出力するHH信号
に係数1−kを乗じ出力する。加算器6はYL/C′/
HH′分離回路3が出力するYL信号と係数器5が出力
するHH信号を加算し、水平周波数帯域が拡大された輝
度信号Yを出力する。
【0024】H−LPF7は加算器6が出力するY信号
から伝送されるLD信号の水平周波数帯域以下の低域成
分を抽出し出力する。H−HPF17は加算器6が出力す
るY信号から伝送されるLD信号の水平周波数帯域以上
の高域成分を抽出し出力する。
【0025】LD/VH′分離回路9は入力ワイドテレ
ビジョン信号の上下パネル部分を3次元フィルタリング
処理により、LD信号とVH信号を変調したVH′信号
に分離し、それぞれ第1および第2の出力端から出力す
る。水平軸伸張回路10は、LD/VH′分離回路9が出
力するLD信号を水平軸において3倍に伸張し、180本
/フィールドの信号を復元する。VH信号復調回路21
は、LD/VH′分離回路9が出力するVH′信号を復
調し、VH信号を出力する。水平軸伸張回路22は、VH
信号復調回路21が出力するVH信号を水平軸において3
倍に伸張し、180本/フィールドの信号を復元する。
【0026】V−HPF11は、水平軸伸張回路10が出力
するLD信号に仮想的に0を挿入し、垂直周波数高域成
分を抽出することにより、順次走査の信号に変換し出力
する。V−LPF8は、H−LPF7が出力するY信号
に仮想的に0を挿入し、垂直周波数低域成分を抽出する
ことにより、順次走査の信号に変換し出力する。加算器
12はV−HPF11が出力する順次走査化されたLD信号
と、V−LPF8が出力する順次走査化されたY信号を
加算し出力する。これにより、伝送されるLD信号の水
平周波数帯域以下の低域成分に関しては、飛び越し走査
化による折り返し歪の影響を除去することができる。走
査線補間回路14は、H−LPF7が出力するY信号を動
きに応じて手法(フィールド内、およびフィールド間)を
切り替え補間し、順次走査の信号に変換し出力する。
【0027】係数器13は加算器12が出力するLD信号を
用いた順次走査信号に、係数1−kを乗じ出力する。係
数器15は走査線補間回路14が出力する順次走査信号に係
数kを乗じ出力する。加算器16は係数器13が出力する順
次走査信号と、係数器15が出力する順次走査信号を加算
し出力する。走査線補間回路18は、H−HPF17が出力
するY信号を動きに応じて手法(フィールド内、および
フィールド間)を切り替え補間し、順次走査の信号に変
換し出力する。加算器19は加算器16が出力する輝度の水
平周波数低域成分と、走査線補間回路18が出力する輝度
の水平周波数高域成分を加算し出力する。
【0028】3→4変換回路20は加算器19が出力する輝
度信号の垂直周波数低域成分の走査線数を360本から480
本に変換する。3→8変換回路23は水平軸伸張回路22が
出力するVH信号を180本の飛び越し走査信号から、480
本の順次走査信号に変換する。係数器24は3→8変換回
路23が出力するVH信号に、係数1−kを乗じ出力す
る。加算器25は3→4変換回路20が出力する輝度の垂直
周波数低域成分と、係数器24が出力するVH信号を加算
し出力端子26に出力する。
【0029】C信号復調回路27は、YL/C′/HH′
分離回路3が出力するC′信号を復調し、C信号を出力
する。走査線補間回路28はC信号復調回路27が出力する
C信号を動きに応じて手法(フィールド内、およびフィ
ールド間)を切り替え補間し、順次走査の信号に変換し
出力する。3→4変換回路29は、走査線補間回路28が出
力するC信号の走査線数を360本から480本に変換し、出
力端子30から出力する。
【0030】以上のように本実施例によれば、上下パネ
ルを用いて伝送されるVH信号や、吹抜ホールを用いて
伝送されるHH信号に関しては、主信号に付加するゲイ
ンをノイズレベルに応じて制御することにより、伝送路
において信号にノイズが付加された場合にも、これらの
補強信号に付加されたノイズが画質劣化の要因となるの
を抑えることができる。また、上下パネルを用いて伝送
されるLD信号に関しては、VH信号やHH信号と同様
に単純にゲインを制御すると、逆に画質劣化の要因とな
る。そこでLD信号を用いて順次走査化した信号と、走
査線補間回路により順次走査化した信号を重み付け加算
することにより、伝送路において信号にノイズが付加さ
れた場合にも、LD信号に付加されたノイズが画質劣化
の要因となるのを抑えることができる。
【0031】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例に
おけるテレビジョン信号処理装置の構成を示すブロック
図である。図2において、前記図1および図8と同一符
号を付した構成要素は、実施例1および従来例と同じ構
成要素および動作を表す。図2に示すように、本実施例
はノイズレベル検出回路2の制御信号kを入力とする帯
域可変のH−BPF31,H−LPF32,H−HPF33お
よびH−LPF34を有することを特徴とする。ここで、
入力端子1はノイズレベル検出回路2の入力、およびY
L/C′/HH′分離回路3の入力、およびLD/V
H′分離回路9の入力に接続される。YL/C′/H
H′分離回路3の第1の出力は加算器6の第1の入力に
接続される。YL/C′/HH′分離回路3の第2の出
力はHH信号復調回路4の入力に接続される。HH信号
復調回路4の出力は帯域可変H−BPF31の入力に接続
される。帯域可変H−BPF31の出力は加算器6の第2
の入力に接続される。
【0032】加算器6の出力はH−LPF7の入力、お
よび帯域可変H−HPF33の入力に接続される。H−L
PF7の出力はV−LPF8の入力に接続される。V−
LPF8の出力は加算器12の第1の入力に接続される。
LD/VH′分離回路9の第1の出力は水平軸伸張回路
10の入力に接続される。水平軸伸張回路10の出力はV−
HPF11の入力に接続される。V−HPF11の出力は加
算器12の第2の入力に接続される。加算器12の出力は帯
域可変H−LPF32の入力に接続される。帯域可変H−
LPF32の出力は加算器19の第1の入力に接続される。
帯域可変H−HPF33の出力は走査線補間回路18の入力
に接続される。走査線補間回路18の出力は加算器19の第
2の入力に接続される。
【0033】加算器19の出力は3→4変換回路20の入力
に接続される。3→4変換回路20の出力は加算器25の第
1の入力に接続される。LD/VH′分離回路9の第2
の出力はVH信号復調回路21の入力に接続される。VH
信号復調回路21の出力は水平軸伸張回路22の入力に接続
される。水平軸伸張回路22の出力は3→8変換回路23の
入力に接続される。3→8変換回路23の出力は帯域可変
H−LPF34の入力に接続される。帯域可変H−LPF
34の出力は加算器25の第2の入力に接続される。加算器
25の出力は出力端子26に接続される。
【0034】YL/C′/HH′分離回路3の第3の出
力はC信号復調回路27の入力に接続される。C信号復調
回路27の出力は走査線補間回路28の入力に接続される。
走査線補間回路28の出力は3→4変換回路29の入力に接
続される。3→4変換回路29の出力は出力端子30に接続
される。
【0035】以上のように構成されたテレビジョン信号
処理装置の動作について説明する。
【0036】図2において、帯域可変H−BPF31は、
ノイズレベル検出回路2が出力する値kに応じて、通過
帯域幅を変化させる。その動作について図4の通過帯域
特性を示すスペクトル図を用いて説明する。図4(a)は
kが小さいときの帯域可変H−BPF31の通過帯域を示
し、図4(b)はkが大きいときの帯域可変H−BPF31
の通過帯域を示す。これらの図が示すように帯域可変H
−BPF31はkが大きくなると、その通過帯域幅を狭く
するように変化させる。
【0037】帯域可変H−LPF32と帯域可変H−HP
F33は、ノイズレベル検出回路2が出力する値kに応じ
て、その通過帯域幅を連動して変化させる。その動作に
ついて図5の通過帯域特性を示すスペクトル図を用いて
説明する。図5(a)はkが小さいときの帯域可変H−L
PF32と帯域可変H−HPF33の通過帯域を示し、図5
(b)はkが大きいときの帯域可変H−LPF32と帯域可
変H−HPF33の通過帯域を示す。これらの図が示すよ
うに、帯域可変H−LPF32はkが大きくなると、その
通過帯域幅を狭くするように変化させ、帯域可変H−H
PF33はkが大きくなると、その通過帯域幅を広くする
ように変化させる。つまり、これら2つのフィルタは、
互いを補い合うように通過帯域幅を変化させる。
【0038】帯域可変H−LPF34は、ノイズレベル検
出回路2が出力する値kに応じて通過帯域幅を変化させ
る。その動作について、図6の通過帯域特性を示すスペ
クトル図を用いて説明する。図6(a)はkが小さいとき
の帯域可変H−LPF34の通過帯域を示し、図6(b)は
kが大きいときの帯域可変H−LPF34の通過帯域を示
す。これらの図が示すように、帯域可変H−LPF34は
kが大きくなると、その通過帯域幅を狭くするように変
化させる。
【0039】なお、本実施例中の帯域可変フィルタは、
簡単には2個以上の特性の異なるフィルタを切り替える
ことにより実現できる。
【0040】以上のように本実施例によれば、上下パネ
ルを用いて伝送されるVH信号や、吹抜ホールを用いて
伝送されるHH信号に関しては、主信号に付加する水平
周波数帯域幅をノイズレベルに応じて制御することによ
り、伝送路において信号にノイズが付加された場合に
も、これらの補強信号に付加されたノイズが画質劣化の
要因となるのを抑えることができる。また、上下パネル
を用いて伝送されるLD信号に関しては、VH信号やH
H信号と同様に単純に水平周波数帯域幅を制御すると、
逆に画質劣化の要因となる。そこで、LD信号を用いて
順次走査化した信号の水平周波数帯域幅を制御するとと
もに、それを補うように、走査線補間回路により順次走
査化した信号の水平周波数帯域幅を制御することによ
り、伝送路において信号にノイズが付加された場合に
も、LD信号に付加されたノイズが画質劣化の要因とな
るのを抑えることができる。
【0041】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例に
おけるテレビジョン信号処理装置の構成を示すブロック
図である。図3において、図1および図8と同一符号を
付した構成要素は、実施例1および従来例と同じ構成要
素および動作を表す。図3に示すように、本実施例はゴ
ースト検出回路35の制御信号gを入力とするスイッチ3
6,37および38を有することを特徴とする。ここで、入
力端子1はゴースト検出回路35の入力、およびYL/
C′/HH′分離回路3の入力、およびLD/VH′分
離回路9の入力に接続される。YL/C′/HH′分離
回路3の第1の出力は加算器6の第1の入力に接続され
る。YL/C′/HH′分離回路3の第2の出力はHH
信号復調回路4の入力に接続される。HH信号復調回路
4の出力はスイッチ36の入力に接続される。スイッチ36
の出力は加算器6の第2の入力に接続される。
【0042】加算器6の出力はH−LPF7の入力、お
よびH−HPF17の入力に接続される。H−LPF7の
出力はV−LPF8の入力、および走査線補間回路14の
入力に接続される。V−LPF8の出力は加算器12の第
1の入力に接続される。LD/VH′分離回路9の第1
の出力は水平軸伸張回路10の入力に接続される。水平軸
伸張回路10の出力はV−HPF11の入力に接続される。
V−HPF11の出力は加算器12の第2の入力に接続され
る。加算器12の出力はスイッチ37の第1の入力に接続さ
れる。走査線補間回路14の出力はスイッチ37の第2の入
力に接続される。スイッチ37の出力は加算器19の第1の
入力に接続される。H−HPF17の出力は走査線補間回
路18の入力に接続される。走査線補間回路18の出力は加
算器19の第2の入力に接続される。
【0043】加算器19の出力は3→4変換回路20の入力
に接続される。3→4変換回路20の出力は加算器25の第
1の入力に接続される。LD/VH′分離回路9の第2
の出力はVH信号復調回路21の入力に接続される。VH
信号復調回路21の出力は水平軸伸張回路22の入力に接続
される。水平軸伸張回路22の出力は3→8変換回路23の
入力に接続される。3→8変換回路23の出力はスイッチ
38の入力に接続される。スイッチ38の出力は加算器25の
第2の入力に接続される。加算器25の出力は出力端子26
に接続される。
【0044】YL/C′/HH′分離回路3の第3の出
力はC信号復調回路27の入力に接続される。C信号復調
回路27の出力は走査線補間回路28の入力に接続される。
走査線補間回路28の出力は3→4変換回路29の入力に接
続される。3→4変換回路29の出力は出力端子30に接続
される。
【0045】以上のように構成されたテレビジョン信号
処理装置の動作について説明する。
【0046】図3において、ゴースト検出回路35は入力
端子1から入力されたワイドテレビジョン信号のゴース
トを検出し、その有無に応じて制御信号gを発生する。
ただし、制御信号gはゴーストが検出された場合は
“1”、検出されなかった場合は“0”とする。
【0047】スイッチ36およびスイッチ38は、制御信号
gが“0”である場合は信号を導通し、“1”である場
合は信号を遮断する。
【0048】スイッチ37は、制御信号gが“0”である
場合は第1の入力からの信号、つまり加算器12が出力す
る信号を出力し、制御信号gが“1”である場合は第2
の入力からの信号、つまり走査線補間回路14が出力する
信号を出力する。
【0049】以上のように本実施例によれば、上下パネ
ルを用いて伝送されるVH信号や、吹抜ホールを用いて
伝送されるHH信号に関しては、伝送路において信号に
ゴーストが付加された場合、主信号に付加するのをやめ
ることにより、VH信号やHH信号にに付加されたゴー
ストが画質劣化の要因となるのを抑えることができる。
また、上下パネルを用いて伝送されるLD信号に関して
は、VH信号やHH信号と同様に単純に主信号に付加す
るのをやめると、逆に画質劣化の要因となる。そこでL
D信号を用いて順次走査化した信号と、走査線補間回路
により順次走査化した信号をゴーストの有無により切り
替えることにより、LD信号に付加されたゴーストが画
質劣化の要因となるのを抑えることができる。
【0050】なお、以上ではVT信号としてLD信号を
用いる場合について説明したが、FD信号を用いてもよ
い。また、上下パネルを用いて伝送される信号の水平軸
圧縮率が1/3である場合について説明したが、これは
1/2等他の数値であってもよい。また、実施例1およ
び2におけるノイズレベル検出回路の代わりに実施例3
におけるゴースト検出回路を用いてもよいし、逆に実施
例3におけるゴースト検出回路の代わりに実施例1およ
び2におけるノイズレベル検出回路を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレビジ
ョン信号処理装置は、受信信号から検出したノイズレベ
ルに応じて、垂直−時間周波数高域信号を用いて順次走
査化した第1の走査線補間回路の出力には係数(1−
k)を、垂直−時間周波数高域信号を用いずに順次走査
化した第2の走査線補間回路の出力には係数kを、重み
付けを行なって乗じる第1,第2の係数器を設ける、あ
るいは、受信信号から検出したノイズレベルに応じて
第1の走査線補間回路から出力される信号の水平周波数
帯域を制限する帯域可変低域通過フィルタと、前記第2
の走査線補間回路から出力される信号を前記帯域可変低
域通過フィルタの通過帯域とは相補する通過帯域で制限
する帯域可変高域通過フィルタとを設けることにより、
伝送路においてノイズが付加された場合にも、垂直−時
間周波数高域信号に付加されたノイズが画質劣化の要因
となることを抑えることができる。この際、係数kを0
と1の間の適当な値に設定することにより、ノイズの影
響をある程度目立ちにくくしながら、補強信号による画
質改善効果も得られるような中間的な状態を実現するこ
とができ、またノイズのレベルが時間的に変動した場合
においても、画質の変動が生じることなく視聴者に違和
感を与えない。また、受信信号から検出したノイズレベ
ルに応じて、水平周波数高域信号あるいは垂直周波数高
域信号を処理する補強信号処理回路の出力の水平通過周
波数帯域を制限する帯域可変フィルタを設けることによ
り、伝送路においてノイズが付加された場合にも、水平
周波数高域信号あるいは垂直周波数高域信号に付加され
たノイズが画質劣化の要因となることを抑えることがで
きる。さらに、ノイズレベルに代えてゴーストを検出す
ることにより、伝送路において信号にゴーストが付加さ
れた場合にも、補強信号に付加されたゴーストが画質劣
化の要因となることを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレビジョン信
号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるテレビジョン信
号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例におけるテレビジョン信
号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図2の第2の実施例における帯域可変H−BP
F31の通過帯域特性を示すスペクトル図である。
【図5】図2の第2の実施例における帯域可変H−LP
F32および可変帯域H−HPF33の通過帯域特性を示す
スペクトル図である。
【図6】図2の第2の実施例における帯域可変H−LP
F34の通過帯域特性を示すスペクトル図である。
【図7】ワイドテレビジョン信号伝送方式の信号配置を
示す摸式図である。
【図8】従来例のテレビジョン信号処理装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力端子、 2…ノイズレベル検出回路、 3…Y
L/C′/HH′分離回路、 4…HH信号復調回路、
5,13,15,24…係数器、 6,12,16,19,25…加
算器、 7…H−LPF、 8…V−LPF、 9…L
D/VH′分離回路、 10,22…水平軸伸張回路、 11
…V−HPF、 14,18…走査線補間回路、 17…H−
HPF、 20,29…3→4変換回路、 21…VH信号復
調回路、23…3→8変換回路、 26,30…出力端子、
31…帯域可変H−BPF、 32,34…帯域可変H−LP
F、 33…帯域可変H−HPF、 35…ゴースト検出回
路、 36,37,38…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上畠 秀世 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木曽田 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 林 貴也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小方 康世 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 安本 吉雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−225264(JP,A) 特開 平6−164991(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/015

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比が4.3の画枠の中央に1
    6:9のアスペクト比を有する画像を主信号として配置
    し、前記画枠内の上下に生じる画像のない部分に垂直−
    時間周波数高域信号を少なくとも含み前記主信号の画質
    を改善する補強信号を多重するワイドテレビジョン方式
    に準拠したテレビジョン信号を処理する受信側の処理装
    置であって、 受信された前記テレビジョン信号のノイズレベルを検出
    し、このノイズレベルに比例した係数k(0≦k≦1)
    を発生 するノイズレベル検出回路と、前記テレビジョン
    信号中の前記垂直−時間周波数高域信号を用いて前記主
    信号を順次走査化する第1の走査線補間回路と、前記垂
    直−時間周波数高域信号を用いずに前記主信号を順次走
    査化する第2の走査線補間回路と、前記ノイズレベル検
    出回路が発生する係数kに応じて前記第1の走査線補間
    回路の出力に係数(1−k)を乗じる第1の係数器と、
    前記ノイズレベル検出回路が発生する係数kに応じて前
    記第2の走査線補間回路の出力に係数kを乗じる第2の
    係数器と、前記第1の係数器の出力と前記第2の係数器
    の出力とを加算する加算器とを具備することを特徴とす
    るテレビジョン信号処理装置。
  2. 【請求項2】 アスペクト比が4:3の画枠の中央に1
    6:9のアスペクト比を有する画像を主信号として配置
    し、前記画像を配置した部分あるいは前記画枠内の上下
    に生じる画像のない部分に前記主信号の画質を改善する
    補強信号を多重するワイドテレビジョン方式に準拠した
    テレビジョン信号を処理する受信側の処理装置であっ
    て、 受信された前記テレビジョン信号のノイズレベルを検出
    し、このノイズレベルに比例した係数k(0≦k≦1)
    を発生するノイズレベル検出回路と、前記テレビジョン
    信号中の前記主信号を処理する主信号処理回路と、前記
    テレビジョン信号中の前記補強信号を処理する補強信号
    処理回路と、前記ノイズレベル検出回路が発生する係数
    kに応じて前記補強信号処理回路の出力の水平通過周波
    数帯域を制限する帯域可変フィルタと、前記主信号処理
    回路の出力と前記帯域可変フィルタの出力とを加算する
    加算器とを具備する ことを特徴とするテレビジョン信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 補強信号は水平周波数高域信号であるこ
    とを特徴とする請求項記載のテレビジョン信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 補強信号は垂直周波数高域信号であるこ
    とを特徴とする請求項記載のテレビジョン信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 アスペクト比が4:3の画枠の中央に1
    6:9のアスペクト比を有する画像を主信号として配置
    し、前記画枠内の上下に生じる画像のない部分に垂直−
    時間周波数高域信号を少なくとも含み前記主信号の画質
    を改善する補強信号を多重するワイドテレビジョン方式
    に準拠したテレビジョン信号を処理する受信側の処理装
    置であって、 受信された前記テレビジョン信号のノイズレベルを検出
    し、このノイズレベルに比例した係数k(0≦k≦1)
    を発生 するノイズレベル検出回路と、前記テレビジョン
    信号中の前記垂直−時間周波数高域信号を用いて前記主
    信号を順次走査化する第1の走査線補間回路と、前記垂
    直−時間周波数高域信号を用いずに前記主信号を順次走
    査化する第2の走査線補間回路と、前記ノイズレベル検
    出回路が発生する係数kに応じて前記第1の走査線補間
    回路の出力の水平通過周波数帯域を制限する帯域可変低
    域通過フィルタと、この帯域可変低域通過フィルタの通
    過帯域とは相補する通過帯域で前記第2の走査線補間回
    路の出力の水平通過周波数帯域を制限する帯域可変高域
    通過フィルタと、前記帯域可変低域通過フイルタの出力
    と前記帯域可変高域通過フィルタの出力とを加算する
    算器を具備することを特徴とするテレビジョン信号処
    理装置。
  6. 【請求項6】 ノイズレベル検出回路を、受信されたテ
    レビジョン信号のゴーストを検出しこのゴーストに比例
    した係数k(0≦k≦1)を発生するゴースト検出回路
    で置き換えたことを特徴とする請求項1乃至5請求項い
    ずれか1項に記載のテレビジョン信号処理装置。
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