JPH03104658A - サーマルヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドおよびその製造方法

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Publication number
JPH03104658A
JPH03104658A JP24124089A JP24124089A JPH03104658A JP H03104658 A JPH03104658 A JP H03104658A JP 24124089 A JP24124089 A JP 24124089A JP 24124089 A JP24124089 A JP 24124089A JP H03104658 A JPH03104658 A JP H03104658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polished
electrode wiring
individual electrode
wiring layer
heating element
Prior art date
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Pending
Application number
JP24124089A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizaburo Kuramasu
敬三郎 倉増
Kunihiko Oishi
大石 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24124089A priority Critical patent/JPH03104658A/ja
Publication of JPH03104658A publication Critical patent/JPH03104658A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感熱記録に利用されるサーマルヘンドとその
製造方法に関するものである。
従来の技術 熱転写記録では発熱体を形成した面が突出するように基
板の端郎に形成することが必要とされており、このよう
な要求を満たすヘッドとしては、例えば、特開昭61−
211055号公報などで示されるサーマルヘッドが知
られている。
第6図及び第7図は、特開昭61−21105号公報で
示されるヘッドの概要を示す図であり、アルミナ基板3
1の一面上に個別電極配線32を印刷・焼成方式により
形成し、この個別電極配線32上にガラス層33を形成
した後、共通電極34を同様に印刷・焼戊方式で形成し
た基板の端面部を斜めに研磨し、第7図に示すように個
別電極配線露出面32aと共通電極露出面34aが同−
面上に露出するように研磨する。次に、この研磨面38
上に発熱体36と耐摩耗保護膜37を形威してサーマル
ヘッドとしたものである。このようなヘッドは、ファク
シミリに多く用いられているサーマルヘッドに比べてコ
ンパクトであると共に、発熱体面が突出しており熱転写
記録に対して高い印字品質が得られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このようなサーマルヘッドにおいては以
下のような問題点を有している。
すなわち、アルミナ基板31上に個別電極配線32、熱
的及び電気的不良導体層となるガラス層33、共通電極
34を積層形威しているが、多層構造に形成することは
工程が複雑となるだけでなくファインパターンの形成が
困難となり、かつ電極材料としても貴金属を使用するな
どの制約を受ける。
また、端面部の発熱体面を形成する領域は鏡面に研磨す
ることが要求されるが、アルミナはガラスや金属に比べ
て非常に硬いために研磨に時間を要したり、ガラスや金
属が先に研磨されて図形状になるなどの問題点がある。
本発明は以上の問題点に鑑み、ファインパターンの形成
が容易で複雑な多層構造を有さす、端部を研磨すること
の容易なサーマルヘッドを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のサーマルヘッドは、
電気伝導性を有する平板と、この平板の少なくとも一面
上に形威した熱的及び電気的不良導体層と、この熱的及
び電気的不良導体層上に形成した個別電極配線層を有し
、この個別電極配線層を形成した面を含む平板の端部を
前記平板と前記個別電極配線層が露出するように研磨し
て設けた研磨面上に発熱体を形戊したものである。
作用 金属板を基板に用いることによりガラスとほぼ同一硬度
とすることができるため研磨が容易になるとともに、発
熱体を形成するガラス面のキズの発生が防止でき、かつ
、全体が均一に研磨されるため、信頼性の高い発熱体が
得られる。また共通電極を形成しないので複雑な多層構
造を有さない。このためファインパターンの形威も容易
であり、工程数も少なくなる。
実施例 以下、本発明のサーマルヘソドおよびその製造方法の一
実施例を製造工程の順にしたがって説明する。第2図に
示すように金属基板1としてステンレス板(SUS板)
を用い、少なくともこの一面に熱的及び電気的不良導体
層としてのガラス層2を150μmの厚さに全面に形戊
する。この後、個別電極配線層となるAu膜を全面に印
刷・焼成したのちフォトリソプロセスを用いて個別電極
配線層3a、3bを形成する。
この後、第3図に示すように個別電極配線層3a,3b
の一部を残して約50μmの厚さに保護ガラス層4を形
成する。
このように形威した基板を個別電極配線層3a、3 )
)がそれぞれに分かれるように中央部分で切断し、この
切断面と個別電極配線層3が設けられている面とのなす
基板端部を研磨して、第4図に示すように研磨された金
属基板1の端面を共通電極露出面11とし、保護ガラス
層4とガラス層2の研磨された端面を発熱体形成面4C
とし、また個別電極配線層3の端部が露出するまで研磨
するので個別電極配線層露出面31が形威される。この
場合、最終の発熱体の長さを約175μmとするために
研磨する角度を約30度とした。ここで共通電極露出面
11と発熱体形成面4Cは同一平面をなしている。この
研磨は、アルミナに比べて軟らかくかつほぼ同じような
硬度の金属板を基板材料に用いるため短時間にしかも均
一な平面に研磨できる。
このように研磨した基板の端面部上に、第5図に示すよ
うに発熱体形成面4C上に発熱抵抗体膜5をスパッタリ
ングにより形成する。これは個別電極配線層露出面31
(図示せず)と個々に接続されかつそれぞれの発熱体が
分割されるようにフtトリソプロセスによりパターン形
成するものである。
このようにパターン形成後、第1図の断面図に示すよう
に耐摩耗保護膜6をスパッタリングで形威してヘッドと
する。
この実施例では、1枚の基板から2ヘッドを作威したが
、2ヘッドに限定されるものではないことは説明するま
でもない。
また、金屑基板1としてはステンレス板(SUS板)に
限定されるものではなく、鉄板や鋼板等でもよい。
更に、発熱抵抗体膜5及び耐摩耗保護膜6の形成は、ス
パッタリングに限定されるものではなく、真空蒸着でも
良く、個別電極配線層3及び発熱抵抗体膜5及び耐摩耗
保護膜6の材料に特に制約はない。
本実施例のサーマルヘッドおよび製造方法によれば、金
属を基板に用いてこの基板を共通電極として利用するこ
とから、ガラス膜の印刷・焼成と個別電極配線層の形成
のみで良く、かつガラス膜は非常に平滑な面が得られる
ことから、ファインパターンも確実に形成できる効果が
ある。また、金属はガラスと硬度が同程度であるために
端部研磨のときにガラスのみが研磨されて凹形状になる
ようなことがなく、さらに研磨時間も短く生産性が向上
する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、金属板を基板に用いるこ
とによりガラスとほぼ同一硬度とすることができるため
研磨が容易になるとともに、発熱体を形成するガラス面
のキズの発生が防止でき、かつ、全体が均一に研磨され
るため、信頼性の高い発熱体が得られる。また共通電極
を形威しないので複雑な多層構造を有さない。このため
ファインパターンの形戊も容易であり、工程数も少なく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマルヘッドの要部断面図、第2図
,第3図,第4図,第5図は本発明のサーマルヘッドの
製造工程の一実施例を示す説明図、第6図及び第7図は
従来のサーマルヘソドの要部断面図と要部斜視図である
。 1・・・・・・金属基板、2・・・・・・ガラス層、3
・・・・・・個別電極配線層、4・・・・・・保護ガラ
ス層、5・・・・・・発熱抵抗体膜、6・・・・・・耐
摩耗保護膜、11・・・・・・共通電極露出面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気伝導性を有する平板と、この平板の少なくと
    も一面上に形成した熱的及び電気的不良導体層と、この
    熱的及び電気的不良導体層上に形成した個別電極配線層
    とを有し、前記個別電極配線層を形成した面を含む平板
    の端部を前記平板と前記個別電極配線層が露出するよう
    に研磨して設けた研磨面上に発熱体を形成したサーマル
    ヘッド。
  2. (2)電気伝導性を有する平板の少なくとも一面上に熱
    的及び電気的不良導体層を形成する工程と、この熱的及
    び電気的不良導体層上に個別電極配線層を形成する工程
    と、前記個別電極配線層を形成した面を含む平板の端部
    を前記平板と前記個別電極配線層が同一面上に露出する
    ように研磨して研磨面を設ける工程と、この研磨面載サ
    ーマルヘッドの製造方法。
JP24124089A 1989-09-18 1989-09-18 サーマルヘッドおよびその製造方法 Pending JPH03104658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5197538A (en) * 1991-04-22 1993-03-30 Zexel Corporation Heat exchanger apparatus having fluid coupled primary heat exchanger unit and auxiliary heat exchanger unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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