JPH03101787A - ナビゲート機能付電子弦楽器 - Google Patents
ナビゲート機能付電子弦楽器Info
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- JPH03101787A JPH03101787A JP2224254A JP22425490A JPH03101787A JP H03101787 A JPH03101787 A JP H03101787A JP 2224254 A JP2224254 A JP 2224254A JP 22425490 A JP22425490 A JP 22425490A JP H03101787 A JPH03101787 A JP H03101787A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
弦を演奏操作することにより、楽音の生威放音を行う電
子弦楽器に関するものである.[従来技術とその問題点
] 従来,このような電子弦楽器としては、ギター本体に設
けられているスイッチを選択操作してA@ .C7th
などのコードを指定し、フィンガード上の各位置に設け
られたLED (発光ダイオード)を点灯させ、これに
よりフレットボードの操作位置を示すものが知られてい
る(USP.4286495), しかしながら,このようなものでは,単にコードのポジ
ションを示すだけであり、コードの演奏には重要なポイ
ントとなるピッキングすべき演奏の方向またはピッキン
グすべき弦の順序を指し示すことはできなかった.ピッ
キングすべき演奏の方向には、全弦を上から下へ弾き下
げるダウンピッキングと、下から上へ弾き上げるアップ
ピッキングと、ダウンとアップとを交互に繰り返すオル
タネイトピッキングとがあり、また、ピッキングすべき
順序としては、コードの構成音を分散和音的に弾弦する
ことにより得るアルペジオがある. [発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、コード演奏には重要なアップ、ダ
ウン、オルタネイト、アルペジオ等の各ピッキングすべ
き操作方向またはメロディ演奏を行う場合に重要なピッ
キングすべき弦の順序が視覚的に指し示され、したがっ
て、ピッキング操作を行う際の効果的な演奏の補助を行
うことのできるナビゲート機能付電子弦楽器を提供する
ことにある. [発明の要点] この発明は上述した目的を達戊するために、ピッキング
操作すべき弦の演奏操作の順序または方向性を視覚的に
指示するようにしたことを要点とするものである. 次述する実施例では,第9図(A)に示すように、フリ
ップフロップF8〜F13又はフリップフロップF8〜
F19で形成される循環弐カウンタの中を「l」信号が
順次シフトされ、各フリップフロップ出力が各トリガ弦
4・・・・・・に対応して設けられたトリガLED 1
2・・・・・・に与えられ、ピッキング方向が示され
る.フリップフロップF8〜F13だけの時はダウンピ
ッキング、全フリップフロップFを使用する時はオルタ
ネイトピッキングとなり、本実施例ではアップピッキン
グは示されていないがフリー2プフロップF8〜F13
等の向きを逆にすればアップピッキングの指示を行うこ
とが可能となる. [実施例1 以下本発明の一実施例につき図面を参照して詳述する. 本実施例では、トリガLED 1 2・・・・・・が操
作弦指示手段または操作方向指示手段に,ROM/RA
Mカード17がピッキング演奏情報記憶手段または弾弦
操作方向演奏情報記憶手段に、CPU37及びアドレス
制御部46が読出手段に、トリガ側LED部35のフリ
ップフロップF8〜Fl9及び分周回路53が駆動手段
に夫々対応する.く外i構成〉 第1図は電子弦楽器の平面図を示し、この弦楽器はフレ
ットボード1と弦楽器本体を構威している胴部2とから
なっている.フレットボード1は通常は指板(フィンガ
ーボード)といわれているが、本願はフレットボードと
いう語を用いることにする.このフレットボードlには
6本のフレット弦3・・・・・・が張られており、胴部
2にも6木のトリガ弦4・・・・・・が張られている.
この6本のトリガ弦4・・・・・・のうち、胴部2の一
端側(第1図中の下方側)には、低音高弦のトリガ弦4
・・・・・・が、・また、胴部2の他端側(同図中の上
側)には、高音高弦のトリガ弦4・・・・・・がそれぞ
れ張られている. フレット弦3・・・・・・は,プレットボードlのヘッ
ド5に設けたべッグ6に一端が調節可能に支持され、他
端はフレットボードlと胴部2の接続部分に設けられた
べッグ7に固定されている.フレットボードlのヘッド
5にはLCD部8が設けられ、A..C7thなどのコ
ード名が表示される.フレットボードl上には16個の
フレット9・・・・・・が所定の間隔をもって突設され
ており、各フレット9・・・・・・の間の上記各フレッ
ト弦3の下には後述する音高スイ−2チPSWが合計1
5X6=90個設けられている.この各音高スイッチP
SWには,フレッ}LED 1 0が内蔵されており,
このフレットLED 1 0・・・・・・の点灯により
フレットボードlの操作位置が視覚的に示される.上記
トリガ弦4・・・・・・は、その両端を胴部2上に離間
して設けられたブリッジ11、l1に夫々固定されてお
り、ブリッジl1、11間に張られている.このトリガ
弦4・・・・・・の一端には後述するトリガスイッチT
SWが合計6{[設けられている.各トリガ弦4・・・
・・・の中央部分の下の位置にあたる胴部2上にはトリ
ガLED 1 2が合計6個設けられており、このトリ
ガLED 1 2・・・・・・の点灯により6木のトリ
ガ弦4・・・・・・のうち@奏操作すべき弦の順序やピ
ッキング演奏の方向が視覚的に示される.ピッキング演
奏の方向には、全トリガ弦4を上から下へ引き下げるダ
ウンピッキングと、全トリガ弦4を下から上へ弾き上げ
るアップピッキングと、ダウンとアップを交互に繰り返
すオルタネイトピッキングとがある.また、ピッキング
演奏の操作順序のひとつとして、指定されたコードの構
成音を分散和音的に発音させるアルペジオがある. 胴部2には、他にモードスイッチ13、パワースイッチ
14,テンポボリュームl5、カードセット部l6が設
けられている.モードスイッチl3は、電子弦楽器の演
奏モードを記録モード、再生モード、ナビゲートモード
,ピッキングモード,メトロノームモードに夫々切り換
えるものであり、記録モードは電子弦楽器の演奏内容を
記録し,再生モードはこの記録した演奏内容を再生し,
ナビゲートモードは、フレットLED 1 0・・・・
・・及びトリガLED1 2・・・・・・を表示駆動さ
せて演奏にあたって操作すべきフレットボード1位置及
びトリガ弦4を指示し,ピー2キングモードはトリガL
ED1 2・・・・・・でトリガ弦4のピッキング演奏
の方向を指示しメトロノームモードは、オルタネイトピ
ッキング演奏の場合と同じく、表示LEDを設定テンポ
にあわせてトリガLED 1 2・・・・・・の中で往
復動させて演奏テンポを示すものである.パワースイッ
チl4は電源投入用のスイッチで,テンポボリュームl
5はテンポのIl急を選択するものである.カードセッ
ト部16には,演奏情報の記憶されるROM/RAMカ
ードl7がセットされる. くフレットボードlの断面構成〉 第2図は、上記音高スイッチPSWとフレットLED
l Oとの断面構威を示すもので、各フレット9・・・
・・・の間の上記各フレット弦3の下の位置のフレット
ボードl上には、固定接点l8・・・・・・が設けられ
、この固定接点18上にはフレットボードl全面にわた
って可撓性シ一ト19が設置されている.この可撓性シ
ー}19は、各固定接点l8・・・・・・に対向する部
分が盛り上っており、この盛り上っている部分の下面に
は可動接点20が取り付けられている.また可撓性シー
ト19の盛り上っていない部分の上には、スペーサ2l
が配設され,このスペーサ2lの上には保護プレート2
2が固定されており,スペーサ21の真上の位置の保護
プレート22上には、上述したフレット9が突設されて
いる.保護プレート22の各フレット9の間には,孔部
23が6個ずつ1列に形成され、この孔部23・・・・
・・に透明なキートップ24が上下動可能にはめこまれ
ており、キートップ24をフレット弦3とともに押し下
げることにより、可撓性シー}19の可動接点20をフ
レットボードl上の固定接点l8に接触させて、音高ス
イッチPSWをオンさせフレット情報を入力することが
できるようになっている. 上記キートップ24には、上述したフレットLED 1
0が内蔵されており、可撓性シ一ト19上面又は保護
プレート22下面に形成された導電線を通じて点灯信号
が与えられ、フレットボード1の操作位置の指示がなさ
れる.上記フレシト弦3は必ずしも必要なものではなく
、省略してもさしつかえない. く胴i2の断面構成〉 第3図は、上記トリガスイッチTSWとトリガLED
1 2との断面構成を示すもので、導電性のトリガ弦4
・・・・・・の一端には、中心にトリガ弦4が挿通する
円柱状の絶縁性部材25が挿通固定され,この絶縁性部
材25の外面には、導電性のコイルスプリング26の根
元が嵌合支持されている.このコイノレスプリング26
の自由端は、トリガ弦4がはじかれた時には、トリガ弦
4の動きに追従できず、第3図点線で示すように、トリ
ガ弦4に接触してトリガスイッチTSWがオンするよう
になっている.コイルスプリング26の根元の端部は接
続線27に接続され、この接続線27を介してトリガス
イッチTSWのオン信号が弦情報として伝達される.絶
縁性部材25とブリッジl1との間には、絶縁性部材2
5の位置を固定するための径の小さいコイルスプリング
28がトリガ弦4に挿通される状態で設けられている.
上記トリガ弦4・・・・・・の中央部分の下の位置にあ
たる胴部2上には、上述したトリガLED1 2・・・
・・・が設けられており、操作すべきトリガ弦4の順序
やピッキング演奏方向の指示がなされる.く全体回路構
成〉 第4図は、ナビゲート機能付電子弦楽器の全体ブロック
回路構成を示すもので、上記音高スイッチPSW及びト
リガスイッチTSWよりなる入力部31より入力された
フレット情報及び弦情報よりなる演奏情報は、記録モー
ド時にはリアルタイム録音部32によってROM/RA
Mカード部33内のROM/RAMカードl7に音階コ
ード、音長コード,ピッキングデータの形で書き込まれ
る.この場合、リアルタイム録音部32からROM/R
AMカード部33には書込アドレスデータが送出される
. ナビゲートモード及びメトロノーム時には、ROM/R
AMカード部33のROM/RAMカード17より演奏
情報が読み出され、音階コードが上記LCD部8に表示
されるとともに、フレット側LED部34のフレットL
EDlO・・・・・・及びトリガ側LED部35のトリ
ガLED 1 2・・・・・・に送られて、フレットボ
ードl及びトリガ弦4の操作が指示される. 記録モード時やナビゲートモード時において,フレット
ボード1及びトリガ弦4の操作に応じた演奏情報は、キ
ーコード発生回路36を通じてキーコードに変換され、
CPU37によって外部音源回路ブロック38に送られ
て、楽音が生成放音される.また再生モード時において
、ROM/RAMカード部33のROM/RAMカード
17より読み出された演奏情報も、キーコード発生回路
36を通じてキーコードに変換され、CPU37によっ
て外部音源回路ブロック38に送られて,楽音が生戊放
音される.CPU37からは、第4図各回路に対し各種
制御信号が出力される.く入力部3lの構成〉 第5図(A)は、入力部3lの構成を示すもので、上記
入力部31のトリガスイッチTSWより入力されたオン
信号は夫々RS型のプリップフロップF1〜F6にセッ
ト(S)信号として入力され,このフリップフロップF
l−F6のQ出力がトリガ信号として出力される.各フ
リップフロップFl−F6のQ出力は、オアゲートOl
を介してタイマ回路39に駆動開始信号として与えられ
,タイマ回路39のタイムカウント後のタイムアップ信
号は各フリップフロップF1〜F6にリセッ} (R)
信号として入力され、トリガスイッチTSWからのオン
信号の取り入れがタイマ時間ごとにサンプリングされる
.タイマ回路39のタイムカウント中にすぐ続いて別の
トリガスイッチTSWのオン信号が与えられ、タイマ回
路39に駆動開始信号が与えられていても,タイマ回路
39はそのままカウントを続け、同時入力信号として処
理される. 上記各音高スイッチPSWの各オンは、CPU37によ
って制御されるキースキャン40からのキーサンプリン
グ信号によって検出され、この検出信号はフレットコー
ドとしてキースキャン回路40より出力される.このフ
レッコードは、第5図(B)に示すように4ビットデー
タであり、r0000J (開放)からrllllJ
(第15フレットオン)までの値をとる. く楽音放音を行う部分の構成〉 上記入力部3lからのトリガ信号とフレットコードとは
、キーコード発生回路36を通じてキーコードに変換さ
れ、CPU37によって外部音源回路ブロック38の音
源回路41に送られて楽音信号が生成され、アンプ42
を介してスピーカ43より放音出力される. 上記胴部2のモードスイッチl3、テンポボリュームl
5の操作はCPU37で検出され、各種制御情報がCP
U37より出力される.<ROM/RAMカード部33
の構成〉第7図(A)はROM/RAMカード部33の
構成を示すもので、上記リアルタイム録音部32内の後
述するリード/ライト制御部からの音階コード、音長コ
ード,ピッキングデータは、ライトバッファメモリ44
にいったんセットされた後、インターフェース45を介
してROM/RAMカードl7に書き込まれる.この場
合、アドレス制御部46がリアルタイム録音部32によ
って制御駆動され、書込アドレスがインターフェース4
5を介してROM/RAMカード17に与えられる. ROM/RAMカード17より読み出された演奏情報は
リードバッファメモリ47にいったんセットされた後、
演奏情報の中の音階コードは上記LCD部8に送られて
コード名が表示され、再生(自動演奏)モードにおいて
はCPU37へ送られて楽音が放音され、ナビゲートモ
ード、ピッキングモード及びメトロノームモードにおい
てはトリガ側LED部35へ送られて操作弦が指示され
る.音階コードは、トリガ弦4の第1弦から第6弦まで
を示すr’00(N〜rll(Hの弦コードと第5図(
B)に示す開放フレット及び第1フレットから第15フ
レットまでを示すro 0 0 0J〜rl 1 1
1Jよりなっており、このうちトリガ側LED部35に
は弦コードのみ送られる.このデータ構成は上記以外の
構成でもよく、これに限られるものではない. リードバッファメモリ47からの音階コードとをピッキ
ングデータとはフレッ}LED 1 0の表示情報とし
てフレットコード発生回路48に与えられて上記第5図
(B)に示すフレットコードのみ抽出され、夫々6弦に
対応した一致回路49・・・・・・に与えられる.この
各一致回路49・・・・・・の選択は音階コードの弦コ
ードに基づいて行われる.この各一致回路49・・・・
・・には上記入力部31からのフレットコードも与えら
れており、両フレットコードが一致した時すなわちフレ
ッ} LED 1 0で指示したフレット位置が操作さ
れた時,一致信号が夫々アンドゲー}AI−A6を介し
てアンドゲー}A7に与えられる.アンドゲー}Al〜
A6は夫々各トリガ弦4ごとの操作に応じたトリガスイ
ッチTSWからのオン信号によって開成される.上記一
致回路49においてはフレット9を押さえていない開放
弦についても一致判別が行われることになり,全弦につ
いて一致すると、上記アンドゲー}A7より全一致信号
がRS型のフリ,プフロップF7にセツ} (S)信号
として与えられ、このフリップフロ−2ブF7のQ出力
はアンドゲー}A8に開威信号として与えられる.この
アンドゲートA8には上記モードスイッチl3のナビゲ
ートモード設定時のナビゲートモード信号も開成信号と
して与えられる.一方上記リートバッファメモリ47か
らの音長コートハ、タイマ回路50にセットされてタイ
ムカウントが行われ、タイマ回路50のタイムカウント
後のタイムアップ信号は上記アンドゲートA8を介し、
オアゲー}02を通じてアドレス制御46に与えられ、
ROM/RAMカ一ドl7の読出アドレスがインクリメ
ントされるようになっている.結局ナビゲートモード時
には、正しい演奏操作がなされた後に音長時間が経過す
ると、次の演奏情報の読み出しが行われて一致判断が行
われることになる.また上記アンドゲートA8の出力は
フリツブフロップF7のリセット(R)信号として与え
られる. 上記タイマ回路50からのタイムアップ信号はアンドゲ
ー}A9を介し、オアゲー}02を通じてアドレス制御
部46に与えられ、ROM/RAMカ一ド17の読出ア
ドレスがインクリメントされるようになっている.この
アンドゲートA9には上記モードスイッチl3の再生(
自動演奏)モード設定時の自動演奏モード信号も開成信
号として与えられ、自動演奏時には、音長時間経過ごと
に次の演奏情報の読み出しが行われて、自動演奏が行わ
れていく. 第7図(B)は、ROM/RAMカードl7に記憶され
ている演奏情報の内容を示すもので,上述したように音
階(和音)コード、音長コード、ピンキングデータとよ
りなっている.音階コードはAs .cthのような和
音(コード)名又は単音の音高を示し、音長コードは4
分音符、8分音符のような音の長さを示し、ピ−/キン
グデータはアップダウン,オルタネイトの各ピッキング
演奏内容を示すものである.このROM/RAMカード
l7の最終番地には音階コードも記憶されず、オルタネ
イトのピッキングデータのみが記憶され、このデータは
メトロノームモードの時、読み出される. くフレット側LED部34の構威〉 第8図(A)はフレット側LED部34の構成を示すも
ので、上記フレットコード発生回路48からのナどゲー
ト用の7レシトコード■〜[F]は、夫々デコーダ51
・・・・・・を介して15ビットのフレッ}LED1
0・・・・・・表示用のデータに変換され、インパータ
群II−I6を介して反転されて各ビットデータが1つ
のフレット弦3に対応した15個のフレットLED 1
0・・・・・・のカソード側に与えられる.これによ
って、フレットコードが例えば「0001」なら1列目
のフレットLEDloが点灯され, ro 1 0
0Jなら4列目のフレットLEDIOが点灯される.各
フレット弦3ごとに対応した6段のフレッ}LED 1
0・・・・・・の各段のアノード側には第8図(B)
に示すCPU37からのタイミングの順次ずれたタイミ
ングパルス信号t1〜t6が与えられており、タイムシ
ュアに表示処理が行われる. くトリガ側LED部35の構威〉 第9図(A)はトリガgILED部35の構成を示すも
ので,上記音階コードの中の弦コードはラッチ52にラ
ッチされて6ビットデータにデコードされ、各ビットデ
ータが夫々オアゲート03〜08を介して上記トリガL
ED1 2・・・・・・に与えられて、該当するLED
が点灯される.アルベジオの場合もこのラインを通じて
対応するトリガLED 1 2・・・・・・が点灯され
る.また、ROM/RAMカード部33からのピッキン
グデータが、ダウンピッキングデータの場合は、ラッチ
52を介してアンドゲートAIO、All及びオアゲー
}09〜014を介してアンドゲー}AI2〜A17に
開威信号として与えられる.これによって、アンドゲー
}AIO、All、オアゲート08、D型のフリップフ
ロップF8〜F13の間に閉ループ状の6段の循環式の
カウンタが形成され、各フリップフロップF8〜F13
のQ出力は、上記アンドゲー}AI2〜A17、オアゲ
ー}02〜07を介してトリガLED1 2・・・・・
・に与えられ、第9rl4 (B)に示すようにトリガ
弦4の第1弦から@6弦に向ってのダウンピッキング演
奏の指示がなされる.上記ピッキンクデータがダウンと
アップが交互に繰り返す才ルタネイトピッキングデータ
の場合は,当該データがラッチ52を介してオアゲート
09〜014を介してアンドゲートAl2〜A17及び
アンドゲー}AI8〜A25に開成信号として与えられ
る.これによって、アンドゲー}A18、D型の7リッ
プフロップF14〜F19、アンドゲー}AI9、オア
ゲー}08,上記フリップフロップF8〜F13の間に
閉ループ状の12段の循環式のカウンタが形成され、各
フリップフロップF8〜F13のQ出力は、上記アンド
ゲートAl2〜A17、オアゲートo2〜o7を介して
トリガLED 1 2・・・・・・に与えられてダウン
方向の指示がなされ、フリップフロップFl4〜F19
のQ出力は、上記アンドゲートA20−A25、オ7ゲ
ート02〜o7を介シテトリガLED12・・・・・・
に与えられてアップ方向の指示がなされる.このダウン
方向とアップ方向の指示が交互に繰り返されてオルタネ
イトピッキング@奏の指示がなされる. CPU37からのテンポボリューム15の設定に応じた
テンポ情報はラッチ52を介して分周回路53に与えら
れて、CPtT37からのマスタクロック信号の分周化
が決定され,この分周されたクロック信号は上記D型フ
リー2ブフロップF8〜F19のシフトクロック信号と
して出カされ、ピッキング演奏の速度がテンポに応じた
ものとなるようになっている. アップピッキングについては、本実施例では指示されな
いが、アップピッキングについても指示するためには、
フリッププロップF14〜F19をフリップフロッフブ
F8〜F13と全く同じ構威で向きが逆のものとすれば
よく、この場合オルタネイトピッキングの場合は、クリ
ップフロップF14〜F19と7リップフロップF8〜
F13とを1つの閉ループとすればよい. 上記モードスイッチ13のメトロノームモードにおいて
も、上述のオルタネイトビ−2キングのデータがROM
/RAMカード17より繰り返し読み出され、点灯する
LEDがトリガLED12・・・・・・の間を往復動し
て、演奏テンポが知らされる.くリアルタイム録音部3
2の構威〉 第lO図はリアルタイム録音部32の構成を示すもので
、上記入力!31からの各弦ごとのトリガ信号とフレッ
トコードとは、夫々一致回路54・・・・・・に与えら
れるとともに、ラッチ55・・・・・・にラッチされて
一致回路54・・・・・・に与えられる.一致回路54
・・・・・・は、入力部3!からの信号とコードがラッ
チ55・・・・・・からの信号とコードに対して変化せ
ず一致するうちは一致信号をインバータエ7〜I12を
介して反転して出力しており、変化して一致しなくなる
と上記インバータI7〜I12からの反転出力がラッチ
55・・・・・・にラッチ信号として与えられるととも
に、リード/ライト制御回路56に取り込み信号として
与えられ、上記トリガ信号とフレットコードが音階コー
ドとしてりード/ライト制御回路56に取り入れられる
.このトリガ信号とフレットコードの変化から次ノ’l
化までの時間は時計回路57でカウントされ,これが
音長コードとしてリード/ライト制御回路56に取り入
れられる.この場合トリガ信号のオン、オフの変化によ
っても、トリガ信号とフレットコードの取り入れが行わ
れるので、音長だけでな〈休符長のデータも取り入れら
れる音階コードと音長コードは、下記込情報発生回路5
8に与えられて、音長コードが所定時間以内ならピッキ
ング演奏として判別されて、トリガ信号すなわち弦コー
ドの各トリガ弦4における変化方向に応じてダウン、オ
ルタネイトの各ピッキングデータが判別され,ROM/
RAMカード部33に送出される.この場合,リード/
ライト制御回路56からROM/RAMカード部33の
アドレス制11部46には書込アドレスデータが与えら
れる. く実施例の動作〉 次に本実施例の動作について述べる. いま,モードスイッチl3をピッキングモードにしたと
すると,アドレス制御部46の読出アドレスはCPU3
7によって「o」にリセットされ.ROM/RAMカー
ドl7の先頭番地のピッキングデータは、トリガ{II
LED部35のラッチ52にセットされる.この場合R
OM/RAMカード17のデータ内容が第7図(B)に
示すようなものであったとすると、先頭番地のピッキン
グデータはオルタネイトとなるから、第9図(A)のア
ンドゲー}AI2〜A25が開成されることになる.こ
れにより.ブリップフロップF8〜F19の間に閉ルー
プが形成されて12段の循環式カウンタが構威され、「
l」信号がこのフリップフロップF間を分周回路53か
らの設定テンポに応じた分周クロック信号の周期でシフ
トされていくことになる. この「1」信号がフリップフロップF8〜F13にわた
ってシフトされる間は、アンドゲー}AI2〜A17を
介してトリガLED 1 2・・・・・・に「l」進行
が与えられ、トリガLED1 2・・・・・・が高音高
弦である第1弦から低音高弦である第6弦に向って順次
点灯され、この点灯により,ダウン方向のピッキングが
示される.一方、このrlJ信号がフリップフロップF
l4〜F19にわたってシフトされる間は、アンドゲー
トA20〜A25を介してトリガLED l 2・・・
・・・にrlJ信号が与えられ、トリガLEDl 2・
・・・・・が低音高弦である第6弦から高音高弦である
第1弦に向って順次点灯され、これにより、アップ方向
のピッキングが示される. こうして、各トリガLED l 2・・・・・・の点灯
状態を目で見ることにより、ピッキング操作すべきトリ
ガ弦4・・・・・・のピッキング操作順序や方向がすぐ
わかるので、これらピッキング操作順序や方向に従って
,各トリガ弦4・・・・・・をピッキング操作すれば、
所望の楽音の発生を行うことができる.このため、ピッ
キング演奏の練習に好都合であるとともに、初心者でも
簡単にピッキング演奏を行うことができる. そして、第7図(B)の3番目のダウンピツキングのデ
ータが読み出されて、トリガ側LED部35のラッチ5
2にセットされると、今度はアンドゲー}AIO〜A1
7が開成されることになる.これにより、フリップフロ
ップF8〜F13の間に閉ループが形成されて6段の循
環弐カウンタが構成され、「1」信号がこのフリツプフ
ロツプF間を設定テンポに応じた速度で順次シフトされ
ていくことになり、上述したようにトリガLED1 2
・・・・・・が第1弦から第6弦に向って順次点灯され
,ダウン方向のみのピツキングが示される. こうして、ダウンピッキングについても同様にピッキン
グ方向がすぐわかり、ビツキング演奏の練習に好都合で
あるとともに、初心者でも簡単にピッキング演奏を行う
ことができる. またモードスイッチl3をメトロノームモードにしたと
すると、アドレス制御部46の読出アドレスはCPU3
7によって最終アドレスにセットされる.ROM/RA
Mカード17の最終番地には,音階コードも音長コード
も記憶されておらず、オルタネイトのビッキンクデータ
のみが記憶されており、このデータが読み出されてトリ
ガ側LED部35のラッチ52にラッチされる.これに
より,上述のピッキングモードと同じく、フリップフロ
ップF8〜Fl9で12段の循環式カウンタが形威され
、設定テンポに応じた速さでトリガLED 1 2・・
・・・・の点灯LEDがアップ方向とダウン方向と交互
に順次点灯されていく.このトリガLED1 2・・・
・・・の点灯LEDの移動速度は、分周回路53からの
分周クロック信号の周期に基づき、かつこの分周回路5
3の分周比はテンポボリューム15の設定テンポに基づ
くので、テンポに応じたものとなっている.従ってテン
ポボリュームl5の設定テンポを変えれば、トリガLE
D 1 2・・・・・・の点灯LEDの移動速度も変化
することになる. こうして、ピッキング方向を指示するトリガLED 1
2・・・・・・でテンボを示して、メトロノームとし
ての機能を果すことができる. なお、トリガ弦4・・・・・・の操作弦指示手段は、ト
リガLEDl 2・・・・・・のLEDだけでなく、液
晶表示素子等,視覚的に指示できればどのようなもので
もよく、設ける場所はトリが弦4に対応した位置以外に
、フレットボードlのあまり使われない第15フレット
位置に設けたり、この第15フレットのフレットLED
1 0・・・・・・と兼用したりする等,トリガ弦4
の操作すべき弦がわかればどのような位置でもよいし、
演奏情報記憶手段は、ROM/RAMカードl7のほか
、内蔵式のROMやRAM.磁気テープ、磁気ディスク
等でもよく、ピッキンクデータにはアルペジオデータを
含めてもよいし、本発明はギターのほかバイオリン、チ
ェロ等にも適用してもよく、上記実施例に何ら限定され
るものではなく,このようなことは他の手段,名称につ
いても同様である.[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、楽曲の進行に従
って弾弦操作すべき弦の弾弦操作の順序または方向性を
視覚的に指示するようにしたから、コード演奏を行う場
合には重要なアップ、ダウン,オルタネイト、アルペジ
オ等の、各ピッキングすべき操作方向やメロディ演奏を
行う場合には重要な弾弦操作すべき弦の順序が視覚的に
指し示され、したがって、弾弦操作を行う際の補助を効
果的に行うことができる.この結果、ピッキング演奏の
練習にとって好都合であるほか、初心者でも簡単に弾弦
操作による演奏を行うことができる等の効果を奏する.
子弦楽器に関するものである.[従来技術とその問題点
] 従来,このような電子弦楽器としては、ギター本体に設
けられているスイッチを選択操作してA@ .C7th
などのコードを指定し、フィンガード上の各位置に設け
られたLED (発光ダイオード)を点灯させ、これに
よりフレットボードの操作位置を示すものが知られてい
る(USP.4286495), しかしながら,このようなものでは,単にコードのポジ
ションを示すだけであり、コードの演奏には重要なポイ
ントとなるピッキングすべき演奏の方向またはピッキン
グすべき弦の順序を指し示すことはできなかった.ピッ
キングすべき演奏の方向には、全弦を上から下へ弾き下
げるダウンピッキングと、下から上へ弾き上げるアップ
ピッキングと、ダウンとアップとを交互に繰り返すオル
タネイトピッキングとがあり、また、ピッキングすべき
順序としては、コードの構成音を分散和音的に弾弦する
ことにより得るアルペジオがある. [発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、コード演奏には重要なアップ、ダ
ウン、オルタネイト、アルペジオ等の各ピッキングすべ
き操作方向またはメロディ演奏を行う場合に重要なピッ
キングすべき弦の順序が視覚的に指し示され、したがっ
て、ピッキング操作を行う際の効果的な演奏の補助を行
うことのできるナビゲート機能付電子弦楽器を提供する
ことにある. [発明の要点] この発明は上述した目的を達戊するために、ピッキング
操作すべき弦の演奏操作の順序または方向性を視覚的に
指示するようにしたことを要点とするものである. 次述する実施例では,第9図(A)に示すように、フリ
ップフロップF8〜F13又はフリップフロップF8〜
F19で形成される循環弐カウンタの中を「l」信号が
順次シフトされ、各フリップフロップ出力が各トリガ弦
4・・・・・・に対応して設けられたトリガLED 1
2・・・・・・に与えられ、ピッキング方向が示され
る.フリップフロップF8〜F13だけの時はダウンピ
ッキング、全フリップフロップFを使用する時はオルタ
ネイトピッキングとなり、本実施例ではアップピッキン
グは示されていないがフリー2プフロップF8〜F13
等の向きを逆にすればアップピッキングの指示を行うこ
とが可能となる. [実施例1 以下本発明の一実施例につき図面を参照して詳述する. 本実施例では、トリガLED 1 2・・・・・・が操
作弦指示手段または操作方向指示手段に,ROM/RA
Mカード17がピッキング演奏情報記憶手段または弾弦
操作方向演奏情報記憶手段に、CPU37及びアドレス
制御部46が読出手段に、トリガ側LED部35のフリ
ップフロップF8〜Fl9及び分周回路53が駆動手段
に夫々対応する.く外i構成〉 第1図は電子弦楽器の平面図を示し、この弦楽器はフレ
ットボード1と弦楽器本体を構威している胴部2とから
なっている.フレットボード1は通常は指板(フィンガ
ーボード)といわれているが、本願はフレットボードと
いう語を用いることにする.このフレットボードlには
6本のフレット弦3・・・・・・が張られており、胴部
2にも6木のトリガ弦4・・・・・・が張られている.
この6本のトリガ弦4・・・・・・のうち、胴部2の一
端側(第1図中の下方側)には、低音高弦のトリガ弦4
・・・・・・が、・また、胴部2の他端側(同図中の上
側)には、高音高弦のトリガ弦4・・・・・・がそれぞ
れ張られている. フレット弦3・・・・・・は,プレットボードlのヘッ
ド5に設けたべッグ6に一端が調節可能に支持され、他
端はフレットボードlと胴部2の接続部分に設けられた
べッグ7に固定されている.フレットボードlのヘッド
5にはLCD部8が設けられ、A..C7thなどのコ
ード名が表示される.フレットボードl上には16個の
フレット9・・・・・・が所定の間隔をもって突設され
ており、各フレット9・・・・・・の間の上記各フレッ
ト弦3の下には後述する音高スイ−2チPSWが合計1
5X6=90個設けられている.この各音高スイッチP
SWには,フレッ}LED 1 0が内蔵されており,
このフレットLED 1 0・・・・・・の点灯により
フレットボードlの操作位置が視覚的に示される.上記
トリガ弦4・・・・・・は、その両端を胴部2上に離間
して設けられたブリッジ11、l1に夫々固定されてお
り、ブリッジl1、11間に張られている.このトリガ
弦4・・・・・・の一端には後述するトリガスイッチT
SWが合計6{[設けられている.各トリガ弦4・・・
・・・の中央部分の下の位置にあたる胴部2上にはトリ
ガLED 1 2が合計6個設けられており、このトリ
ガLED 1 2・・・・・・の点灯により6木のトリ
ガ弦4・・・・・・のうち@奏操作すべき弦の順序やピ
ッキング演奏の方向が視覚的に示される.ピッキング演
奏の方向には、全トリガ弦4を上から下へ引き下げるダ
ウンピッキングと、全トリガ弦4を下から上へ弾き上げ
るアップピッキングと、ダウンとアップを交互に繰り返
すオルタネイトピッキングとがある.また、ピッキング
演奏の操作順序のひとつとして、指定されたコードの構
成音を分散和音的に発音させるアルペジオがある. 胴部2には、他にモードスイッチ13、パワースイッチ
14,テンポボリュームl5、カードセット部l6が設
けられている.モードスイッチl3は、電子弦楽器の演
奏モードを記録モード、再生モード、ナビゲートモード
,ピッキングモード,メトロノームモードに夫々切り換
えるものであり、記録モードは電子弦楽器の演奏内容を
記録し,再生モードはこの記録した演奏内容を再生し,
ナビゲートモードは、フレットLED 1 0・・・・
・・及びトリガLED1 2・・・・・・を表示駆動さ
せて演奏にあたって操作すべきフレットボード1位置及
びトリガ弦4を指示し,ピー2キングモードはトリガL
ED1 2・・・・・・でトリガ弦4のピッキング演奏
の方向を指示しメトロノームモードは、オルタネイトピ
ッキング演奏の場合と同じく、表示LEDを設定テンポ
にあわせてトリガLED 1 2・・・・・・の中で往
復動させて演奏テンポを示すものである.パワースイッ
チl4は電源投入用のスイッチで,テンポボリュームl
5はテンポのIl急を選択するものである.カードセッ
ト部16には,演奏情報の記憶されるROM/RAMカ
ードl7がセットされる. くフレットボードlの断面構成〉 第2図は、上記音高スイッチPSWとフレットLED
l Oとの断面構威を示すもので、各フレット9・・・
・・・の間の上記各フレット弦3の下の位置のフレット
ボードl上には、固定接点l8・・・・・・が設けられ
、この固定接点18上にはフレットボードl全面にわた
って可撓性シ一ト19が設置されている.この可撓性シ
ー}19は、各固定接点l8・・・・・・に対向する部
分が盛り上っており、この盛り上っている部分の下面に
は可動接点20が取り付けられている.また可撓性シー
ト19の盛り上っていない部分の上には、スペーサ2l
が配設され,このスペーサ2lの上には保護プレート2
2が固定されており,スペーサ21の真上の位置の保護
プレート22上には、上述したフレット9が突設されて
いる.保護プレート22の各フレット9の間には,孔部
23が6個ずつ1列に形成され、この孔部23・・・・
・・に透明なキートップ24が上下動可能にはめこまれ
ており、キートップ24をフレット弦3とともに押し下
げることにより、可撓性シー}19の可動接点20をフ
レットボードl上の固定接点l8に接触させて、音高ス
イッチPSWをオンさせフレット情報を入力することが
できるようになっている. 上記キートップ24には、上述したフレットLED 1
0が内蔵されており、可撓性シ一ト19上面又は保護
プレート22下面に形成された導電線を通じて点灯信号
が与えられ、フレットボード1の操作位置の指示がなさ
れる.上記フレシト弦3は必ずしも必要なものではなく
、省略してもさしつかえない. く胴i2の断面構成〉 第3図は、上記トリガスイッチTSWとトリガLED
1 2との断面構成を示すもので、導電性のトリガ弦4
・・・・・・の一端には、中心にトリガ弦4が挿通する
円柱状の絶縁性部材25が挿通固定され,この絶縁性部
材25の外面には、導電性のコイルスプリング26の根
元が嵌合支持されている.このコイノレスプリング26
の自由端は、トリガ弦4がはじかれた時には、トリガ弦
4の動きに追従できず、第3図点線で示すように、トリ
ガ弦4に接触してトリガスイッチTSWがオンするよう
になっている.コイルスプリング26の根元の端部は接
続線27に接続され、この接続線27を介してトリガス
イッチTSWのオン信号が弦情報として伝達される.絶
縁性部材25とブリッジl1との間には、絶縁性部材2
5の位置を固定するための径の小さいコイルスプリング
28がトリガ弦4に挿通される状態で設けられている.
上記トリガ弦4・・・・・・の中央部分の下の位置にあ
たる胴部2上には、上述したトリガLED1 2・・・
・・・が設けられており、操作すべきトリガ弦4の順序
やピッキング演奏方向の指示がなされる.く全体回路構
成〉 第4図は、ナビゲート機能付電子弦楽器の全体ブロック
回路構成を示すもので、上記音高スイッチPSW及びト
リガスイッチTSWよりなる入力部31より入力された
フレット情報及び弦情報よりなる演奏情報は、記録モー
ド時にはリアルタイム録音部32によってROM/RA
Mカード部33内のROM/RAMカードl7に音階コ
ード、音長コード,ピッキングデータの形で書き込まれ
る.この場合、リアルタイム録音部32からROM/R
AMカード部33には書込アドレスデータが送出される
. ナビゲートモード及びメトロノーム時には、ROM/R
AMカード部33のROM/RAMカード17より演奏
情報が読み出され、音階コードが上記LCD部8に表示
されるとともに、フレット側LED部34のフレットL
EDlO・・・・・・及びトリガ側LED部35のトリ
ガLED 1 2・・・・・・に送られて、フレットボ
ードl及びトリガ弦4の操作が指示される. 記録モード時やナビゲートモード時において,フレット
ボード1及びトリガ弦4の操作に応じた演奏情報は、キ
ーコード発生回路36を通じてキーコードに変換され、
CPU37によって外部音源回路ブロック38に送られ
て、楽音が生成放音される.また再生モード時において
、ROM/RAMカード部33のROM/RAMカード
17より読み出された演奏情報も、キーコード発生回路
36を通じてキーコードに変換され、CPU37によっ
て外部音源回路ブロック38に送られて,楽音が生戊放
音される.CPU37からは、第4図各回路に対し各種
制御信号が出力される.く入力部3lの構成〉 第5図(A)は、入力部3lの構成を示すもので、上記
入力部31のトリガスイッチTSWより入力されたオン
信号は夫々RS型のプリップフロップF1〜F6にセッ
ト(S)信号として入力され,このフリップフロップF
l−F6のQ出力がトリガ信号として出力される.各フ
リップフロップFl−F6のQ出力は、オアゲートOl
を介してタイマ回路39に駆動開始信号として与えられ
,タイマ回路39のタイムカウント後のタイムアップ信
号は各フリップフロップF1〜F6にリセッ} (R)
信号として入力され、トリガスイッチTSWからのオン
信号の取り入れがタイマ時間ごとにサンプリングされる
.タイマ回路39のタイムカウント中にすぐ続いて別の
トリガスイッチTSWのオン信号が与えられ、タイマ回
路39に駆動開始信号が与えられていても,タイマ回路
39はそのままカウントを続け、同時入力信号として処
理される. 上記各音高スイッチPSWの各オンは、CPU37によ
って制御されるキースキャン40からのキーサンプリン
グ信号によって検出され、この検出信号はフレットコー
ドとしてキースキャン回路40より出力される.このフ
レッコードは、第5図(B)に示すように4ビットデー
タであり、r0000J (開放)からrllllJ
(第15フレットオン)までの値をとる. く楽音放音を行う部分の構成〉 上記入力部3lからのトリガ信号とフレットコードとは
、キーコード発生回路36を通じてキーコードに変換さ
れ、CPU37によって外部音源回路ブロック38の音
源回路41に送られて楽音信号が生成され、アンプ42
を介してスピーカ43より放音出力される. 上記胴部2のモードスイッチl3、テンポボリュームl
5の操作はCPU37で検出され、各種制御情報がCP
U37より出力される.<ROM/RAMカード部33
の構成〉第7図(A)はROM/RAMカード部33の
構成を示すもので、上記リアルタイム録音部32内の後
述するリード/ライト制御部からの音階コード、音長コ
ード,ピッキングデータは、ライトバッファメモリ44
にいったんセットされた後、インターフェース45を介
してROM/RAMカードl7に書き込まれる.この場
合、アドレス制御部46がリアルタイム録音部32によ
って制御駆動され、書込アドレスがインターフェース4
5を介してROM/RAMカード17に与えられる. ROM/RAMカード17より読み出された演奏情報は
リードバッファメモリ47にいったんセットされた後、
演奏情報の中の音階コードは上記LCD部8に送られて
コード名が表示され、再生(自動演奏)モードにおいて
はCPU37へ送られて楽音が放音され、ナビゲートモ
ード、ピッキングモード及びメトロノームモードにおい
てはトリガ側LED部35へ送られて操作弦が指示され
る.音階コードは、トリガ弦4の第1弦から第6弦まで
を示すr’00(N〜rll(Hの弦コードと第5図(
B)に示す開放フレット及び第1フレットから第15フ
レットまでを示すro 0 0 0J〜rl 1 1
1Jよりなっており、このうちトリガ側LED部35に
は弦コードのみ送られる.このデータ構成は上記以外の
構成でもよく、これに限られるものではない. リードバッファメモリ47からの音階コードとをピッキ
ングデータとはフレッ}LED 1 0の表示情報とし
てフレットコード発生回路48に与えられて上記第5図
(B)に示すフレットコードのみ抽出され、夫々6弦に
対応した一致回路49・・・・・・に与えられる.この
各一致回路49・・・・・・の選択は音階コードの弦コ
ードに基づいて行われる.この各一致回路49・・・・
・・には上記入力部31からのフレットコードも与えら
れており、両フレットコードが一致した時すなわちフレ
ッ} LED 1 0で指示したフレット位置が操作さ
れた時,一致信号が夫々アンドゲー}AI−A6を介し
てアンドゲー}A7に与えられる.アンドゲー}Al〜
A6は夫々各トリガ弦4ごとの操作に応じたトリガスイ
ッチTSWからのオン信号によって開成される.上記一
致回路49においてはフレット9を押さえていない開放
弦についても一致判別が行われることになり,全弦につ
いて一致すると、上記アンドゲー}A7より全一致信号
がRS型のフリ,プフロップF7にセツ} (S)信号
として与えられ、このフリップフロ−2ブF7のQ出力
はアンドゲー}A8に開威信号として与えられる.この
アンドゲートA8には上記モードスイッチl3のナビゲ
ートモード設定時のナビゲートモード信号も開成信号と
して与えられる.一方上記リートバッファメモリ47か
らの音長コートハ、タイマ回路50にセットされてタイ
ムカウントが行われ、タイマ回路50のタイムカウント
後のタイムアップ信号は上記アンドゲートA8を介し、
オアゲー}02を通じてアドレス制御46に与えられ、
ROM/RAMカ一ドl7の読出アドレスがインクリメ
ントされるようになっている.結局ナビゲートモード時
には、正しい演奏操作がなされた後に音長時間が経過す
ると、次の演奏情報の読み出しが行われて一致判断が行
われることになる.また上記アンドゲートA8の出力は
フリツブフロップF7のリセット(R)信号として与え
られる. 上記タイマ回路50からのタイムアップ信号はアンドゲ
ー}A9を介し、オアゲー}02を通じてアドレス制御
部46に与えられ、ROM/RAMカ一ド17の読出ア
ドレスがインクリメントされるようになっている.この
アンドゲートA9には上記モードスイッチl3の再生(
自動演奏)モード設定時の自動演奏モード信号も開成信
号として与えられ、自動演奏時には、音長時間経過ごと
に次の演奏情報の読み出しが行われて、自動演奏が行わ
れていく. 第7図(B)は、ROM/RAMカードl7に記憶され
ている演奏情報の内容を示すもので,上述したように音
階(和音)コード、音長コード、ピンキングデータとよ
りなっている.音階コードはAs .cthのような和
音(コード)名又は単音の音高を示し、音長コードは4
分音符、8分音符のような音の長さを示し、ピ−/キン
グデータはアップダウン,オルタネイトの各ピッキング
演奏内容を示すものである.このROM/RAMカード
l7の最終番地には音階コードも記憶されず、オルタネ
イトのピッキングデータのみが記憶され、このデータは
メトロノームモードの時、読み出される. くフレット側LED部34の構威〉 第8図(A)はフレット側LED部34の構成を示すも
ので、上記フレットコード発生回路48からのナどゲー
ト用の7レシトコード■〜[F]は、夫々デコーダ51
・・・・・・を介して15ビットのフレッ}LED1
0・・・・・・表示用のデータに変換され、インパータ
群II−I6を介して反転されて各ビットデータが1つ
のフレット弦3に対応した15個のフレットLED 1
0・・・・・・のカソード側に与えられる.これによ
って、フレットコードが例えば「0001」なら1列目
のフレットLEDloが点灯され, ro 1 0
0Jなら4列目のフレットLEDIOが点灯される.各
フレット弦3ごとに対応した6段のフレッ}LED 1
0・・・・・・の各段のアノード側には第8図(B)
に示すCPU37からのタイミングの順次ずれたタイミ
ングパルス信号t1〜t6が与えられており、タイムシ
ュアに表示処理が行われる. くトリガ側LED部35の構威〉 第9図(A)はトリガgILED部35の構成を示すも
ので,上記音階コードの中の弦コードはラッチ52にラ
ッチされて6ビットデータにデコードされ、各ビットデ
ータが夫々オアゲート03〜08を介して上記トリガL
ED1 2・・・・・・に与えられて、該当するLED
が点灯される.アルベジオの場合もこのラインを通じて
対応するトリガLED 1 2・・・・・・が点灯され
る.また、ROM/RAMカード部33からのピッキン
グデータが、ダウンピッキングデータの場合は、ラッチ
52を介してアンドゲートAIO、All及びオアゲー
}09〜014を介してアンドゲー}AI2〜A17に
開威信号として与えられる.これによって、アンドゲー
}AIO、All、オアゲート08、D型のフリップフ
ロップF8〜F13の間に閉ループ状の6段の循環式の
カウンタが形成され、各フリップフロップF8〜F13
のQ出力は、上記アンドゲー}AI2〜A17、オアゲ
ー}02〜07を介してトリガLED1 2・・・・・
・に与えられ、第9rl4 (B)に示すようにトリガ
弦4の第1弦から@6弦に向ってのダウンピッキング演
奏の指示がなされる.上記ピッキンクデータがダウンと
アップが交互に繰り返す才ルタネイトピッキングデータ
の場合は,当該データがラッチ52を介してオアゲート
09〜014を介してアンドゲートAl2〜A17及び
アンドゲー}AI8〜A25に開成信号として与えられ
る.これによって、アンドゲー}A18、D型の7リッ
プフロップF14〜F19、アンドゲー}AI9、オア
ゲー}08,上記フリップフロップF8〜F13の間に
閉ループ状の12段の循環式のカウンタが形成され、各
フリップフロップF8〜F13のQ出力は、上記アンド
ゲートAl2〜A17、オアゲートo2〜o7を介して
トリガLED 1 2・・・・・・に与えられてダウン
方向の指示がなされ、フリップフロップFl4〜F19
のQ出力は、上記アンドゲートA20−A25、オ7ゲ
ート02〜o7を介シテトリガLED12・・・・・・
に与えられてアップ方向の指示がなされる.このダウン
方向とアップ方向の指示が交互に繰り返されてオルタネ
イトピッキング@奏の指示がなされる. CPU37からのテンポボリューム15の設定に応じた
テンポ情報はラッチ52を介して分周回路53に与えら
れて、CPtT37からのマスタクロック信号の分周化
が決定され,この分周されたクロック信号は上記D型フ
リー2ブフロップF8〜F19のシフトクロック信号と
して出カされ、ピッキング演奏の速度がテンポに応じた
ものとなるようになっている. アップピッキングについては、本実施例では指示されな
いが、アップピッキングについても指示するためには、
フリッププロップF14〜F19をフリップフロッフブ
F8〜F13と全く同じ構威で向きが逆のものとすれば
よく、この場合オルタネイトピッキングの場合は、クリ
ップフロップF14〜F19と7リップフロップF8〜
F13とを1つの閉ループとすればよい. 上記モードスイッチ13のメトロノームモードにおいて
も、上述のオルタネイトビ−2キングのデータがROM
/RAMカード17より繰り返し読み出され、点灯する
LEDがトリガLED12・・・・・・の間を往復動し
て、演奏テンポが知らされる.くリアルタイム録音部3
2の構威〉 第lO図はリアルタイム録音部32の構成を示すもので
、上記入力!31からの各弦ごとのトリガ信号とフレッ
トコードとは、夫々一致回路54・・・・・・に与えら
れるとともに、ラッチ55・・・・・・にラッチされて
一致回路54・・・・・・に与えられる.一致回路54
・・・・・・は、入力部3!からの信号とコードがラッ
チ55・・・・・・からの信号とコードに対して変化せ
ず一致するうちは一致信号をインバータエ7〜I12を
介して反転して出力しており、変化して一致しなくなる
と上記インバータI7〜I12からの反転出力がラッチ
55・・・・・・にラッチ信号として与えられるととも
に、リード/ライト制御回路56に取り込み信号として
与えられ、上記トリガ信号とフレットコードが音階コー
ドとしてりード/ライト制御回路56に取り入れられる
.このトリガ信号とフレットコードの変化から次ノ’l
化までの時間は時計回路57でカウントされ,これが
音長コードとしてリード/ライト制御回路56に取り入
れられる.この場合トリガ信号のオン、オフの変化によ
っても、トリガ信号とフレットコードの取り入れが行わ
れるので、音長だけでな〈休符長のデータも取り入れら
れる音階コードと音長コードは、下記込情報発生回路5
8に与えられて、音長コードが所定時間以内ならピッキ
ング演奏として判別されて、トリガ信号すなわち弦コー
ドの各トリガ弦4における変化方向に応じてダウン、オ
ルタネイトの各ピッキングデータが判別され,ROM/
RAMカード部33に送出される.この場合,リード/
ライト制御回路56からROM/RAMカード部33の
アドレス制11部46には書込アドレスデータが与えら
れる. く実施例の動作〉 次に本実施例の動作について述べる. いま,モードスイッチl3をピッキングモードにしたと
すると,アドレス制御部46の読出アドレスはCPU3
7によって「o」にリセットされ.ROM/RAMカー
ドl7の先頭番地のピッキングデータは、トリガ{II
LED部35のラッチ52にセットされる.この場合R
OM/RAMカード17のデータ内容が第7図(B)に
示すようなものであったとすると、先頭番地のピッキン
グデータはオルタネイトとなるから、第9図(A)のア
ンドゲー}AI2〜A25が開成されることになる.こ
れにより.ブリップフロップF8〜F19の間に閉ルー
プが形成されて12段の循環式カウンタが構威され、「
l」信号がこのフリップフロップF間を分周回路53か
らの設定テンポに応じた分周クロック信号の周期でシフ
トされていくことになる. この「1」信号がフリップフロップF8〜F13にわた
ってシフトされる間は、アンドゲー}AI2〜A17を
介してトリガLED 1 2・・・・・・に「l」進行
が与えられ、トリガLED1 2・・・・・・が高音高
弦である第1弦から低音高弦である第6弦に向って順次
点灯され、この点灯により,ダウン方向のピッキングが
示される.一方、このrlJ信号がフリップフロップF
l4〜F19にわたってシフトされる間は、アンドゲー
トA20〜A25を介してトリガLED l 2・・・
・・・にrlJ信号が与えられ、トリガLEDl 2・
・・・・・が低音高弦である第6弦から高音高弦である
第1弦に向って順次点灯され、これにより、アップ方向
のピッキングが示される. こうして、各トリガLED l 2・・・・・・の点灯
状態を目で見ることにより、ピッキング操作すべきトリ
ガ弦4・・・・・・のピッキング操作順序や方向がすぐ
わかるので、これらピッキング操作順序や方向に従って
,各トリガ弦4・・・・・・をピッキング操作すれば、
所望の楽音の発生を行うことができる.このため、ピッ
キング演奏の練習に好都合であるとともに、初心者でも
簡単にピッキング演奏を行うことができる. そして、第7図(B)の3番目のダウンピツキングのデ
ータが読み出されて、トリガ側LED部35のラッチ5
2にセットされると、今度はアンドゲー}AIO〜A1
7が開成されることになる.これにより、フリップフロ
ップF8〜F13の間に閉ループが形成されて6段の循
環弐カウンタが構成され、「1」信号がこのフリツプフ
ロツプF間を設定テンポに応じた速度で順次シフトされ
ていくことになり、上述したようにトリガLED1 2
・・・・・・が第1弦から第6弦に向って順次点灯され
,ダウン方向のみのピツキングが示される. こうして、ダウンピッキングについても同様にピッキン
グ方向がすぐわかり、ビツキング演奏の練習に好都合で
あるとともに、初心者でも簡単にピッキング演奏を行う
ことができる. またモードスイッチl3をメトロノームモードにしたと
すると、アドレス制御部46の読出アドレスはCPU3
7によって最終アドレスにセットされる.ROM/RA
Mカード17の最終番地には,音階コードも音長コード
も記憶されておらず、オルタネイトのビッキンクデータ
のみが記憶されており、このデータが読み出されてトリ
ガ側LED部35のラッチ52にラッチされる.これに
より,上述のピッキングモードと同じく、フリップフロ
ップF8〜Fl9で12段の循環式カウンタが形威され
、設定テンポに応じた速さでトリガLED 1 2・・
・・・・の点灯LEDがアップ方向とダウン方向と交互
に順次点灯されていく.このトリガLED1 2・・・
・・・の点灯LEDの移動速度は、分周回路53からの
分周クロック信号の周期に基づき、かつこの分周回路5
3の分周比はテンポボリューム15の設定テンポに基づ
くので、テンポに応じたものとなっている.従ってテン
ポボリュームl5の設定テンポを変えれば、トリガLE
D 1 2・・・・・・の点灯LEDの移動速度も変化
することになる. こうして、ピッキング方向を指示するトリガLED 1
2・・・・・・でテンボを示して、メトロノームとし
ての機能を果すことができる. なお、トリガ弦4・・・・・・の操作弦指示手段は、ト
リガLEDl 2・・・・・・のLEDだけでなく、液
晶表示素子等,視覚的に指示できればどのようなもので
もよく、設ける場所はトリが弦4に対応した位置以外に
、フレットボードlのあまり使われない第15フレット
位置に設けたり、この第15フレットのフレットLED
1 0・・・・・・と兼用したりする等,トリガ弦4
の操作すべき弦がわかればどのような位置でもよいし、
演奏情報記憶手段は、ROM/RAMカードl7のほか
、内蔵式のROMやRAM.磁気テープ、磁気ディスク
等でもよく、ピッキンクデータにはアルペジオデータを
含めてもよいし、本発明はギターのほかバイオリン、チ
ェロ等にも適用してもよく、上記実施例に何ら限定され
るものではなく,このようなことは他の手段,名称につ
いても同様である.[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、楽曲の進行に従
って弾弦操作すべき弦の弾弦操作の順序または方向性を
視覚的に指示するようにしたから、コード演奏を行う場
合には重要なアップ、ダウン,オルタネイト、アルペジ
オ等の、各ピッキングすべき操作方向やメロディ演奏を
行う場合には重要な弾弦操作すべき弦の順序が視覚的に
指し示され、したがって、弾弦操作を行う際の補助を効
果的に行うことができる.この結果、ピッキング演奏の
練習にとって好都合であるほか、初心者でも簡単に弾弦
操作による演奏を行うことができる等の効果を奏する.
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はナビゲート機
能付電子弦楽器の平面図、第2図及び第3図は第1図の
A−A.B−B線断面図、第4図はナビゲート機能付電
子弦楽器の全体ブロック回路図、第5図(A)、第6図
、第7図(A)、第8図(A)、第9図(A)、第10
図は夫々入力部31、楽音生戒部分、ROM/RAMカ
ード部33、フレット側LED部34、トリガ側LED
部35、リアルタイム録音部32の各回路図、第5図(
B)はフレットコードの内容を示す図、第7図(B)は
演奏情報の内容を示し、第8図(B)はフレットLED
1 0・・・・・・に与えられるタイミングクロック
信号のタイムチャート図、第9図(B)はダウンピッキ
ング演奏時のトリガLED l 2の表示変化状態を示
す図である.1・・・・・・フレットボード、2・・・
・・・胴部、3・・・・・・フレット弦、4−・・・−
}リガ弦、1 0 ・・・・−フレー2トLED、12
・・・・・・トリガLED、13・・・・・・モードス
イッチ、l5・・・・・・テンポボリューム、工7・・
・・・・ROM/RAMカード、l8・・・・・・固定
接点、20・・・・・・可動接点、24・・・・・・キ
ートップ、25・・・・・・絶縁性部材、26・・・・
・・コイルスプリング、31・・・・・・入力部、32
・・・・・・リアルタイム録音部、33・・・・・・R
OM/RAMカード部,34・・・・・・フレット側L
ED部、35・・・・・・トリガ側LED部、37・・
・・・・CPU、38・・・・・・外部音源回路プロッ
ク、4l・・・・・・音源回路、46・・・・・・アド
レス制御部、48・・・・・・フレットコード発生回路
、49・・・・・・一致回路、50・・・・・・タイマ
回路、56・・・・・・リード/ライト制御回路、57
・・・・・・時計回路、58・・・・・・書込情報発生
回路、TSW・・・・・・トリガスイッチ、PSW・・
・・・・音高スイッチ.
能付電子弦楽器の平面図、第2図及び第3図は第1図の
A−A.B−B線断面図、第4図はナビゲート機能付電
子弦楽器の全体ブロック回路図、第5図(A)、第6図
、第7図(A)、第8図(A)、第9図(A)、第10
図は夫々入力部31、楽音生戒部分、ROM/RAMカ
ード部33、フレット側LED部34、トリガ側LED
部35、リアルタイム録音部32の各回路図、第5図(
B)はフレットコードの内容を示す図、第7図(B)は
演奏情報の内容を示し、第8図(B)はフレットLED
1 0・・・・・・に与えられるタイミングクロック
信号のタイムチャート図、第9図(B)はダウンピッキ
ング演奏時のトリガLED l 2の表示変化状態を示
す図である.1・・・・・・フレットボード、2・・・
・・・胴部、3・・・・・・フレット弦、4−・・・−
}リガ弦、1 0 ・・・・−フレー2トLED、12
・・・・・・トリガLED、13・・・・・・モードス
イッチ、l5・・・・・・テンポボリューム、工7・・
・・・・ROM/RAMカード、l8・・・・・・固定
接点、20・・・・・・可動接点、24・・・・・・キ
ートップ、25・・・・・・絶縁性部材、26・・・・
・・コイルスプリング、31・・・・・・入力部、32
・・・・・・リアルタイム録音部、33・・・・・・R
OM/RAMカード部,34・・・・・・フレット側L
ED部、35・・・・・・トリガ側LED部、37・・
・・・・CPU、38・・・・・・外部音源回路プロッ
ク、4l・・・・・・音源回路、46・・・・・・アド
レス制御部、48・・・・・・フレットコード発生回路
、49・・・・・・一致回路、50・・・・・・タイマ
回路、56・・・・・・リード/ライト制御回路、57
・・・・・・時計回路、58・・・・・・書込情報発生
回路、TSW・・・・・・トリガスイッチ、PSW・・
・・・・音高スイッチ.
Claims (10)
- (1)張設されている複数の弦を弾弦操作すると、その
弾弦操作に応答して、楽音の発生を行う電子弦楽器にお
いて、 前記複数の弦のなかから、弾弦操作されるべき弦を視覚
的に表示指示するために、前記複数の弦と対応した位置
に設けられた複数の操作弦指示手段と、 楽曲の進行に従って、前記複数の弦のなかから、弾弦操
作されるべき弦ごとに、その弦に対する弾弦操作タイミ
ングを示す一連のピッキング演奏情報を記憶するピッキ
ング演奏情報記憶手段と、 このピッキング演奏情報記憶手段から前記一連のピッキ
ング演奏情報を順次読み出し、読み出された一連のピッ
キング演奏情報に従って、前記複数の操作弦指示手段を
順次表示駆動する駆動手段と、 を備えていることを特徴とするナビゲート機能付電子弦
楽器。 - (2)前記ピッキング演奏情報記憶手段は、前記複数の
弦のなかから、楽曲の進行に従って、和音の構成音に対
応する各弦を、所定の時間差を置いて、順次、弾弦操作
する弾弦操作タイミングを示すアルベジオ・ピッキング
演奏情報を記憶するものである特許請求の範囲第1項記
載のナビゲート機能付電子弦楽器。 - (3)前記ピッキング演奏情報記憶手段は、前記複数の
弦のなかから、楽曲の進行に従って、各旋律を示す音高
に対応する各弦を、所定の時間差を置いて、順次、弾弦
操作する弾弦操作タイミングを示すピッキング演奏情報
を記憶するものである特許請求の範囲第1項記載のナビ
ゲート機能付電子弦楽器。 - (4)前記駆動手段は、前記ピッキング演奏情報記憶手
段に記憶されている一連のピッキング演奏情報を順次読
み出す読出手段と、この読出手段により順次読み出され
た前記一連のピッキング演奏情報に従って、前記複数の
操作弦指示手段を順次表示駆動する表示駆動手段とから
なる特許請求の範囲第1項記載のナビゲート機能付電子
弦楽器。 - (5)前記駆動手段は、手動操作により任意のテンポが
設定可能なテンポ設定手段と、このテンポ設定手段によ
り設定されたテンポに従って、前記ピッキング演奏情報
記憶手段に記憶されている一連のピッキング演奏情報を
順次読み出す読出手段と、この読出手段により順次読み
出された前記一連のピツキング演奏情報に従って、前記
複数の操作弦指示手段を順次表示駆動する表示駆動手段
とからなる特許請求の範囲第1項記載のナビゲート機能
付電子弦楽器。 - (6)弦楽器本体上に、該弦楽器本体の一端側から他端
側に向って、互いに所定の間隔を置いて張設されている
複数の弦を弾弦操作すると、その弾弦操作に応答して、
楽音の発生を指示するための楽音発生指示信号を出力す
る電子弦楽器において、前記弦楽器本体の一端側に張設
されている弦から、他端側に張設されている弦に向って
弾弦操作する第1の弾弦操作方向か、逆に、前記弦楽器
本体の他端側に張設されている弦から、一端側に張設さ
れている弦に向って弾弦操作する第2の弾弦操作方向か
の少なくとも一方の弾弦操作方向を視覚的に表示指示す
る操作方向指示手段と、 楽曲の進行に従って、前記弾弦操作方向を示す一連の弾
弦操作方向情報を記憶する弾弦操作方向情報記憶手段と
、 この弾弦操作方向情報記憶手段から前記一連の弾弦操作
方向情報を順次読み出し、読み出された一連の弾弦操作
方向情報に従って、前記操作方向指示手段を順次表示駆
動する駆動手段と、 を備えていることを特徴とするナビゲート機能付電子弦
楽器。 - (7)前記操作方向指示手段は、前記複数の弦と対応し
た前記弦楽器本体上の位置に設けられている特許請求の
範囲第6項記載のナビゲート機能付電子弦楽器。 - (8)前記弾弦操作方向指示手段により指示される前記
第1の弾弦操作方向は、前記弦楽器本体の一端側に張設
されている低音高弦から、他端側に張設されている高音
高弦に向って弾弦操作するダウンピッキング操作の方向
であり、前記第2の弾弦操作方向は、前記高音高弦から
低音高弦に向って弾弦操作するアップピッキング操作の
方向である特許請求の範囲第6項記載のナビゲート機能
付電子弦楽器。 - (9)前記駆動手段は、前記弾弦操作方向情報記憶手段
に記憶されている一連の弾弦操作方向情報を順次読み出
す読出手段と、この読出手段により順次読み出された前
記一連の弾弦操作方向情報に従って、前記操作方向指示
手段を順次表示駆動する表示駆動手段とからなる特許請
求の範囲第6項記載のナビゲート機能付電子弦楽器。 - (10)前記駆動手段は、手動操作により任意のテンポ
が設定可能なテンポ設定手段と、このテンポ設定手段に
より設定されたテンポに従って、前記弾弦操作方向情報
記憶手段に記憶されている一連の弾弦操作方向情報を順
次読み出す読出手段と、この読出手段により順次読み出
された前記一連の弾弦操作方向情報に従って、前記操作
方向指示手段を順次表示駆動する表示駆動手段とからな
る特許請求の範囲第6項記載のナビゲート機能付電子弦
楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224254A JP2556181B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ナビゲート機能付電子弦楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224254A JP2556181B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ナビゲート機能付電子弦楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101787A true JPH03101787A (ja) | 1991-04-26 |
JP2556181B2 JP2556181B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=16810900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2224254A Expired - Lifetime JP2556181B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ナビゲート機能付電子弦楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556181B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145820A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 電子弦楽器 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2224254A patent/JP2556181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145820A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 電子弦楽器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556181B2 (ja) | 1996-11-20 |
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