JPH03109599A - メモリ機能付電子弦楽器 - Google Patents

メモリ機能付電子弦楽器

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JPH03109599A
JPH03109599A JP2224255A JP22425590A JPH03109599A JP H03109599 A JPH03109599 A JP H03109599A JP 2224255 A JP2224255 A JP 2224255A JP 22425590 A JP22425590 A JP 22425590A JP H03109599 A JPH03109599 A JP H03109599A
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啓 真鍋
Yoshiyuki Murata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] フレットボードの各フィンガリング位置を選択操作する
とともに、弦を演奏操作することにより、操作されたフ
ィンガリング位lに対応する音高をもつ楽音の生成放音
を行うメモリ機能付電子弦楽器に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来から、鍵盤を構成する鍵の押鍵操作に応答して、こ
の押鍵操作で指定された鍵情報(音高情報)を、リアル
タイムで、演奏情報として記憶する記憶装置が知られて
いる。したがって、tljl鍵子楽器に、このような記
憶装置を接続して、電子鍵盤楽器の鍵操作に基づく鍵情
報を前記記憶装置に記憶することができる。このため、
このような方法で記憶装置に記憶された鍵情報(音高情
報)を順次読み出し、読み出された鍵情報(音高情報)
に従って、対応する音高をもつ楽音を順次発生するよう
にすれば、順次発生される各楽音を聞くことにより、自
己の演奏上の誤りの発見やその良否の判別などに極めて
効果的である。
しかしながら、電子弦楽器による演奏は、一方の指で特
定のフィンガリング位置を操作している状態のもとで、
他方の指で弦を弾弦操作(ピッキング操作)を行うこと
により、前記フィンガリング操作位置に対応する音高を
もつ楽音を1前記弾弦操作のタイミングで発生するよう
にしているものであり、フィンガリング操作を行う都度
、その操作位置に対応する音高情報を出力し、その出力
タイミングで、前記音高情報に対応する音高をもつ楽音
を発生するようにしているものではない。
このため、このような構成の電子弦楽器に、前述した記
憶装置を接続しても、電子弦楽器の演奏操作に基づく演
奏情報を、前記記憶装置に記憶することはできない、こ
の結果、弦楽器演奏を楽音で再現することはでさないと
いう問題点があった。
一方、本件発明者は、フィンガーボード上に、所定の間
隔を置いて、平行な多数のフレットと。
前記フィンガーボード上に、前記各フレットと直交する
ように張設された複数の弦との交差点位置に、フレット
ナビゲート用のLEDまたはランプを埋設しておき、楽
曲の進行に従って、各フレットと各弦との交差点位置に
埋設されている複数のLEDまたはランプのなかの特定
のLEDまたはランプを順次点灯表示し、これにより、
フィンガリング操作すべきフレット位置を演奏者が視覚
的に確認し得るように構成した電子弦楽器を提案してい
る(特開昭63−68875号公報参照)。
このような電子弦楽器の場合、各フレットと各弦との交
差点位置にあるフレットナビゲート用のLEDまたはラ
ンプを、楽曲の進行に従って、点灯表示する必要がある
が、従来の記憶装置では。
6鍵と対向した位置に設けられているナビゲート川LE
Dまたはランプを点灯するために、音高情報および音長
情報を記憶しているのみであり、したがって、前述した
ような電子弦楽器におけるフレットナビゲート用のLE
Dまたはランプを点灯表示するために使用できないとい
う問題点があった。
[発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、フィンガリング操作と弾弦操作と
による弦楽器の演奏内容をリアルタイムで記憶できるメ
モリ機能付電子弦楽器を提供することにある。また、こ
の発明の他の目的とするところは、リアルタイムで記憶
した記憶内容を、後に、リアルタイムで、楽音により再
現して、自分の演奏練習の手助けとしたり、演奏の上手
な人の演奏内容を再現して、弦楽器演奏の勉強に役立せ
ることのできるメモリ機を七付電子弦楽塁を提供するこ
とにある。
[発明の要点] この発明はト述した目的を達成するために、フレットボ
ードに対する操作位置に対応する音高情報を、弦が操作
される都度、演奏情報と17て記憶する。またはこのよ
うにして記憶された演奏情報を、後に読み出して楽音と
して再生するようにしたことを要点とするものである。
次述する実施例では、第5図(A)に示すように、各ト
リガ弦4・・・・・・に設けたトリガスイッチTSWか
らのトリガ信号と、フレットボードlの各フレット位置
に設けた音高スイッチPSWからのフレットコードとが
取り入れられ、このトリが信号は第10図に示すリード
/ライト制御回路56で、該トリガ信号に係るトリガ弦
4を示す弦コード(弦ナンバー情報)に変換され、上記
フレットコードとともに音階コードとして書込情報発生
回路58を介しROM/RAMカード17に書き込まれ
る。
また、トリガ信りとフレットコードの1つの変化から次
の変化までの時間間隔は、時計回路57でカウントされ
、この結果が?’Y fflコードとして一]込情報発
生回路58を介しROM/RAMカード17に書き込ま
れる。
トリが信号またはフレットコードの各変化の検出は一致
回路54・・・・・・で行われ、この検出時にリード/
ライト制御回路56への上記トリガー信号とフレットコ
ードの取り入れが行われる。なおt)込情報発生回路5
8では、与えられる音長コードが短かければ、ピッキン
グ演奏とr1別されて、そのデータがROM/RAMカ
ード17に送出される。
[実施例] 以下本発明の一実施例につき図面を参照して詳述する。
本実施例では、固定接点18、可動接点20等からなる
音高スイッチPSWとトリガ弦4、コイルスプリング2
6等からなるトリガスイッチTSWとが検出手段に、R
OM/RAMカード17が演奏情報記憶手段に、CPU
37が楽音発生指示信号出力手段にそれぞそれ対応する
。なお、外部a源回路ブロック38の音源回路41、ス
ピーカ43は、前記楽音発生指示信号出力手段から出力
された楽音発生指示信号に従って、対応する楽音を発生
する。
く外観構成〉 第1図は電子弦楽器の平面図を示し、この弦楽器はフレ
ットボードlと胴部2とからなっている。フレットボー
ドlは通常は指板(フィンガーボード)といわれている
が、本願はフレットボードという語を用いることにする
。このフレットボードlには6木のフレット弦3・・・
・・・が張られており、胴部2にも6本のトリガ弦4・
・・・・・が張られている。
フレット弦3・・・・・・は、フレットボードlのへラ
ド5に設けたベツグ6に一端が調節回部に支持され、他
端はフレットボードlと胴部2の接続部分に設けられた
ベツグ7に固定されている。フレットボードlのへラド
5にはLCD部8が設けられ、A、、C7thなどのコ
ード名が表示される。
フレットボード1上には16個のフレット9・・・・・
・が所定の間隔をもって突設されており、各フレット9
・・・・・・の間の上記各フレット弦3の下には後述す
る音高スイッチPSWが合計15X6=90個設けられ
ている。この各音高スイッチPSWには、フレットLE
D 10が内蔵されており、このフレットLEDIO・
・・・・・の点灯によりフレットボードlの操作位置が
視覚的に示される。
上記トリガ弦4・・・・・・は、その両端を胴部2上に
離間して設けられたブリッジ11.11に夫々固定され
ており、ブリー2ジ11.11間に張られている。この
トリガ弦4・・・・・・の一端には後述するトリガスイ
ッチTSWが合計6個設けられている。
各トリガ弦4・・・・・・の中央部分の下の位置にあた
る胴部2上にはトリがLED 12が合計6個設けられ
ており、このトリガLED 12・・・・・・の点灯に
よ06本のトリガ弦4・・・・・・のうち演奏操作すべ
き弦やピッキング演奏の方向が視覚的に示される・ピッ
キング演奏の方向には、全トリガ弦4を上から下へ引き
下げるダウンピッキングと、全トリガ弦4を下から上へ
弾き上げるアップピッキングと、ダウンとアップを交互
に繰り返すオルタネイトピッキングとがある。
胴部2には、他にモードスイッチ13、パワースイッチ
14、テンポボリューム15.カードセット部16が設
けられている。モードスイッチ13は、電子弦楽器の演
奏モードを記録モード、再生モード、ナビゲートモード
、ピッキングモード、メトロノームモードに夫々切り換
えるものであり、記録モードは電子弦楽器の演奏内容を
記録し、再生モードはこの記録した演奏内容を再生し、
ナビゲートモードは、フレットLED 10・・・・・
・及びトリガLED l 2・・・・・・を表示駆動さ
せて演奏にあたって操作すべきフレットポー11位置及
びトリガ弦4を指示し、ピッキングモードはトリガLE
D12・・・・・・でトリガ弦4のピッキング演奏の方
向を指示しメトロノームモードは、オルタネイトピッキ
ング演奏の場合と同じく、表示LEDを設定テンポにあ
わせてトリガLED12・・・・・・の中で往復動させ
て演奏テンポを示すものである。
パワースイッチ14は電源投入用のスイッチで。
テンポボリューム15はテンポの緩急を選択するもので
ある。カードセット部16には、演奏情報の記憶される
ROM/RAMカード17がセットされる。
くフレットボードlの断面構成〉 第2図は、上記音高スイッチPSWとフレットLED 
10との断面構成を示すもので、各フレット9・・・・
・・の間の上記各フレット弦3の下の位置のフレットボ
ードl上には、固定接点18・・・・・・が設けられ、
この固定接点18上にはフレットボードl全面にわたっ
て可撓性シート19が設置されている。この可撓性シー
ト19は、各固定接点18・・・・・・に対向する部分
が盛り上っており、この盛り上っている部分の下面には
可動接点20が取り付けられている。また可撓性シート
19の盛り上っていない部分の上には、スペーサ21が
配設され、このスペーサ21の上には保護プレート22
が固定されており、スペーサ21の真上の位置の保護プ
レート22上には、上述したフレット9が突設されてい
る。保護プレート22の各フレット9の間には、孔部2
3が6個ずつ1列に形成され、この孔部23・・・・・
・に透明なキートップ24が上下動回部にはめこまれて
おり、キード−/プ24をフレット弦3とともに押し下
げることにより、可撓性シート19の可動接点20をフ
レットボードl上の固定接点18に接触させて、音高ス
イッチPSWをオンさせフレット情報を入力することが
できるようになっている。
上記キートップ24には、上述したフレッ)LEDIO
が内蔵されており、可撓性シー)19上面又は保護プレ
ート22下面に形成された導電線を通じて点灯信号が与
えられ、フレットボードlの操作位置の指示がなされる
。上記フレット弦3は必ずしも必要なものではなく、省
略してもさしつかえない。
く胴部2の断面構成〉 第3図は、上記トリガスイッチTSWとトリガLEDl
 2との断面構成を示すもので、導電性のトリガ弦4・
・・・・・の一端には、中心にトリガ弦4が挿通する円
柱状の絶縁性部材25が挿通固定され、この絶縁性部材
25の外面には、導電性のコイルスプリング26の根元
が嵌合支持されている。このコイルスプリング26の自
由端は、トリガ弦4がはじかれた時には、トリガ弦4の
動きに追従できず、第3図点線で示すように、トリが弦
4に接触してトリガスイッチTSWがオンするようにな
っている。コイルスプリング26の根元の端部は接続線
27に接続され、この接続!a27を介してトリガスイ
ッチTSWのオン信号が弦情報として伝達される。絶縁
性部材25とブリッジllとの間には、絶縁性部材25
の位置を固定するための径の小さいコイルスプリング2
8がトリガ弦4に挿通される状態で設けられている。
上記トリガ弦4・・・・・・の中央部分の下の位置にあ
たる胴部2上には、上述したトリガLED 12・・・
・・・が設けられており、操作すべきトリガ弦4の操作
順序やピッキング演奏方向の指示がなされる。
く全体回路構成〉 第4図は、ナビゲート機能付電子弦楽器の全体ブロック
回路構成を示すもので、上記音高スイッチPSW及びト
リガスイッチTSWよりなる入力部31より入力された
フレット情報及び弦情報よりなる演奏情報は、記録モー
ド時にはリアルタイム録音部32によってROM/RA
Mカー1部33内のROM/RAMカード17に音階コ
ード、i 1コード、ピッキングデータの形で書き込ま
れる。この場合、リアルタイム録音部32からROM/
RAMカー1部33には書込アドレスデータが送出され
る。
ナビゲートモード及びメトロノーム時には、ROM/R
AMカー1部33のROM/RAMカード17より演奏
情報が読み出され、音階コードが上記LCD部8に表示
されるとともに、フレット側LED部34のフレッ)L
ED 10・旧・・及びトリガ側LED部35のトリガ
LED 12・・・・・・に送られて、フレットボード
l及びトリガ弦4の操作が指示される。
記録モード時やナビゲートモード時において、フレー、
トボードl及びトリガ弦4の操作に応じた演奏情報は、
キーコード発生回路36を通じてキーコードに変換され
、CPU37によって外部音源回路ブロック38に送ら
れて、楽音が生成放音される。また再生モード時におい
て、ROM/RAMカー1部33のROM/RAMカー
ド17より読み出された演奏情報も、キーコード発生回
路36を通じてキーコードに変換され、CPU37によ
って外部音源回路ブロック38に送られて、楽音が生成
放音される。CPU37からは、第4図番回路に対し各
種制御信号が出力される。
く入力部31の構成〉 第5図(A)は、入力部31の構成を示すもので、上記
入力部31のトリガスイッチTSWより入力されたオン
信号は夫々R3型のフリップフロップF1〜F6にセラ
) (S)信号として入力され、このブリップフロップ
F1〜F6のQ出力がトリガ信号として出力される。各
フリップフロップFl−F6のQ出力は、オアゲー)0
1を介してタイマ回路39に駆動開始信号として与えら
れ、タイマ回路39のタイムカウント後のタイムアツプ
信号は各フリップフロップFl−F6にリセッ) (R
)信号として入力され、トリガスイー2チTSWからの
オン信号の11!Iり入れがタイマ時間ごとにサンプリ
ングされる。タイマ回路39のタイムカウント中にすぐ
続いて別のトリがスイッチTSWのオン信号が与えられ
、タイマ回路39に駆動開始信号が与えられていても、
タイマ回路39はそのままカウントを続け、同時入力信
号として処理される。
上記各音高スイッチPSWの各オンは、CPU37によ
って制御されるキースキャン40からのキーサンプリン
グ信号によって検出され、この検出信号はフレットコー
ドとしてキースキャン回路40より出力される。このフ
レー2コードは、第5図(B)に示すように4ビツトデ
ータでありro OOOJ  (開放)からrllll
J(第15フレツトオン)までの値をとる。
く楽音放音を行う部分の構成〉 上記入力部31からのトリガ信号とフレットコードとは
、キーコード発生回路36を通じてキーコードに変換さ
れ、CPU37によって外部音源回路ブロック38の音
源回路41に送られて楽音信号が生成され、アンプ42
を介してスピーカ43より放音出力される。
上記胴部2のモードスイッチ13.テンポボリューム1
5の操作はCPU37で検出され、各種制御情報がCP
U37より出力される。
<ROM/RAMカー1部33の構成〉第7図(A)は
ROM/RAMカー1部33の構成を示すもので、上記
リアルタイム録音部32内の後述するり一ド/ライト制
御部からのa階コード、音長コード、ピッキングデータ
は、ライトバッファメモリ44にいったんセットされた
後インターフェース45を介してROM/RAMカード
17に書き込まれる。この場合、アドレス制御部46が
リアルタイム録音部32によって制御駆動され、書込ア
ドレスがインターフェース45を介してROM/RAM
カード17に与えられる。
ROM/RAMカード17より読み出された演奏情報は
リードバッフ7メモリ47にいったんセットされた後、
演奏情報の中の音階コードは上記LCD部8に送られて
コード名が表示され、再生(自動演奏)モードにおいて
はCPU37へ送られて楽音が放音され、ナビゲートモ
ード、ピッキングモード及びメトロノームモードにおい
てはトリガ側LED部35へ送られて操作弦が指示され
る。音階コードは、トリが弦4の第1弦から第6弦まで
を示すro00J〜rllOJの弦コードと第5図(B
)に示す開放フレッド及び第1フレツトから第15フレ
ツトまでを示すro 000J〜rl 111J より
なっており、このうちトリガ(111LEDf%35に
は弦コードのみ送られる。このデータ構成は上記以外の
構成でもよく、これに限られるものではない。
リードバッファメモリ47からの音階コードとをピッキ
ングデータとはフレッ) LED 10の表示情報とし
てフレットコード発生回路48に与えられて上記第5図
(B)に示すフレットコードのみ抽出され、夫々6弦に
対応した一致回路49・・・・・・に与えられる。この
各−数回路49・・・・・・の選択は音階コードの弦コ
ードに基づいて行われる。この各−数回路49・・・・
・・には上記入力部31からのフレットコードも与えら
れており、両フレットコードが一致した蒔すなわちフレ
ットLED 10で指示したフレット位置が操作された
時、一致信号が夫々アントゲ−)Al−A6を介してア
ンドゲートA7に与えられる。アンドゲートAl−A6
は夫々各トリガ弦4ごとの操作に応じたトリガスイッチ
TSWからのオン信号によって開成される。上記−数回
路49においてはフレット9を押さえていない開放弦に
ついても一致判別が行われることになり、余弦について
一致すると、上記アンドゲートA7より全一致信号がR
S型のフリップフロップF7にセット(S)信号として
与えられ・このフリップフロップF7のQ出力はアント
ゲ−)A8に開成信号として与えられる。
このアントゲ−)A8には上記モードスイッチ13のナ
ビゲートモード設定時のナビゲートモード信号も開成信
号として与えられる。一方上記リードバッファメモリ4
7からの音長コードは、タイマ回路50にセットされて
タイムカウントが行われ、タイマ回路50のタイムカウ
ント後のタイムアツプ信号は上記アントゲ−)A8を介
し、オアゲート02を通じてアドレス制御46に与えら
れ、ROM/RAMカード17の読出アドレスがインク
リメントされるようになっている。結局ナビゲートモー
ド時には、正しい演奏操作がなされた後に音長時間が経
過すると、次の演奏情報の読み出しが行われて一致判断
が行われることになる。また上記アントゲ−)A8の出
力はフリップフロップF7のリセット(R)信号として
与えられる。
上記タイマ回路50からのタイムアツプ信号はアンドゲ
ートA9を介し、オアゲー)02を通じてアドレス制御
部46に与えられ、ROM/RAMカード17の読出ア
ドレスがインクリメントされるようになっている。この
アンドゲートA9には上記モードスイッチ13の再生(
自動演奏)モード設定時の自動演奏モード信号も開成信
号として与えられ、自動演奏時には、音長時間経過ごと
に次の演奏情報の読み出しが行われて、自動演奏が行わ
れていく。
tjS7図(B)は、ROM/RAMカード17に記憶
されている演奏情報の内容を示すもので、上述したよう
に音階(和音)コード、音長コード。
ピッキングデータとよりなっている。音階コードはAm
、CLhのような和音(コード)名又は単音の音高を示
し、音長コードは4分音符、8分音符のような音の長さ
を示し、ピッキングデータはアツブダウン、オルタネイ
トの各ピッキング演奏内容を示すものである。このRO
M/RAMカート17の最終番地には音階コードも記憶
されず、オルタネイトのピッキングデータのみが記憶さ
れ、このデータはメトロノームモードの時、読み出され
る。
くフレット側LEDi’l!34の構成〉第8図(A)
はフレット側LED部34の構成を示すもので、■−記
ラフレットコード発生回路48らのナビゲート用のフレ
ットコード■〜[F]は、夫々デコーダ51・・・・・
・を介して15ビツトのフレットLEDIO・・・・・
・表示用のデータに変換され、インバータ群If−I6
を介して反転されて各ビットデータが1つのフレット弦
3に対応した15個のフレッ) LED 10・・・・
・・のカソード側にtえられる。これによって、フレッ
トコードが例えばroooIJなら1夕噂目のフレット
LED I Oが点灯され、ro 100Jなら4列目
のフレットLEDIOが点灯される。各フレット弦3ご
とに対応した6段のフレッ) LED 10・・・・・
・の各段のアノード側には第8図(B)に示すCPU3
7からのタイミングの順次ずれたタイミングパルス信号
t1〜t6が!fえられており、タイムシュアに表示処
理が行われる。
くトリガ側LED部35の構成〉 第9図(A)はトリガ側LED部35の構成を示すもの
で、上記音階コードの中の弦コードはラッチ52にラッ
チされて6ビツトデータにデコードされ、各ビットデー
タが夫々オアゲート03〜08を介して1−記トリガL
ED l 2・・・・・・に与えられて、該当するLE
Dが点灯される。アルペジオの場合もこのラインを通じ
て対応するトリガLED12・・・・・・が点灯される
また、ROM/RAMカー1部33からのピッキングデ
ータが、ダウンピッキングデータの場合は、ラッチ52
を介してアンドゲートA10.A11及びオアゲート0
9〜014を介してアンドゲートA12〜A17に開成
信号として与えられる。これによって、アントゲ−)A
IO,All、オアゲート08、D型のフリップフロッ
プF8〜F13の間に閉ループ状の6段の循環式のカウ
ンタが形成され、各フリー、ブフロップF8〜F13の
Q出力は、上記アントゲ−)AI2〜A17、オアゲー
ト02〜07を介してトリガLED12・・・・・・に
グーえられ、第9図(B)に示すようにトリガ弦4の第
1弦から第6弦に向ってのダウンピッキング演奏の指示
がなされる。
上記ピッキンクデータがダウンとアップが交互に繰り返
すオルタネイトピッキングデータの場合は、当該データ
がラッチ52を介してオアゲート09〜014を介して
アンドゲートA12〜A17及びアントゲ−)A18〜
A25に開成信号として与えられる。これによって、ア
ンドゲートA18、D型のフリップフロップF14〜F
19、アントゲ−)A19、オアグー)08、上記フリ
ップフロップF8〜F13の間に閉ループ状の12段の
循環式のカウンタが形成され、各フリップフロップF8
〜F13のQ出力は、上記アンドゲートA12〜A17
、オアゲート02〜07を介してトリガLED 12・
・・・・・に4えられてダウン方向の指示がなされ、フ
リップフロップF14〜F19のQ出力は、1−記アン
ドゲー)A20−A25、オアゲート02〜07を介し
てトリガLED12・・・・・・に与えられてアップ方
向の指示がなされる。このダウン方向とアップ方向の指
示が交〃に鰻り返されてオルタネイトピッキング演奏の
指示がなされる。
CPU37からのテンポボリューム15の設定に応じた
テンポ情報はラッチ52を介して分周回路53に与えら
れて、CPU37からのマスタクロック信号の分周化が
決定され、この分周されたクロック信号は上記り型フリ
ップフロップF8〜F19のシフトクロック信号として
出力され、ピッキング演奏の速度がテンポに応じたもの
となるようになっている。
アップピッキングについては、本実施例では指示されな
いが、アップピッキングについても指示するためには、
フリップフロー、ブF14〜F19をフリップフロー2
プF8〜F13と全く同じ構成で向きが逆のものとすれ
ばよく、この場合オルタネイトピッキングの場合は、フ
リップフロップF14〜F19とフリップフロップF8
〜F13とを1つの閉ループとすればよい。
上記モードスイッチ13のメトロノームモードにおいて
も、上述のオルタネイトピッキングのデータがROM/
RAMカード17より繰り返し読み出され、点灯するL
EDがトリガLED 12・・・・・・の間を往復動し
て、演奏テンポが知らされる。
くリアルタイム録音部32の構成〉 第10図はリアルタイム録音部32の構成を示すもので
、上記入力部31からの各弦ごとのトリが信号とフレッ
トコードとは、夫々一致回路54・・・・・・に与えら
れるとともに、ラッチ55・・・・・・にラッチされて
一致回路54・・・・・・に与えられる。一致回路54
・・・・・・は、入力部31からの信号とコードがラッ
チ55・・・・・・からの信号とコードに対して変化せ
ず一致するうちは一致信号をインバータI7〜112を
介して反転して出力しており、変化して一致しなくなる
と上記インバータ■7〜112からの反転出力がラッチ
55・・・・・・にラッチ信号として与えられるととも
に、リード/ライト制御回路56に取り込み信号として
与えられ、上記トリガ信号とフレットコードが音階コー
ドとしてり−ド/ライト制御回路56に取り入れられる
このトリが信号またはフレットコードの変化があると、
その変化から次の変化までの間の時間は時計回路57で
カウントされ、これが音長コードとしてリード/ライト
制御回路56に取り入れられる。この場合トリガ信号の
オン、オフの変化によっても、トリガ信号とフレットコ
ードの取り入れが行われるので、音長だけでなく体符長
のデータも増り入れられる音階コードと音長コードは。
書込情報発生回路58に享えられて、音長コードが示す
時間間隔が所定時間以内(短い時間)ならピッキング演
奏として判別されて、トリガ信号すなわち弦コードの各
トリガ弦4における変化方向に応じてダウン、オルタネ
イトの各ピッキングデータが判別され、ROM/RAM
カー1部33に送出される。この場合、リード/ライト
制御回路56からROM/RAMカー1部33のアドレ
ス制御部46には書込アドレスデータが与えられる。
〈実施例の動作〉 次に本実施例の動作について述べる。
いま、モードスイッチ13を記録モードにしたとすると
、アドレス制御部46の書込アドレスはCPU37によ
ってrQJにリセットされる。ここで、フレットボード
lのフレット位置をおさえて音高スイッチPSWをオン
するとともに、トリガ弦4・・・・・・を弾いてトリガ
スイッチTSWをオンしたりすると、この音高スイッチ
PSWのオン信号がキースキャン回路40を介してフレ
ットコードとされ、トリガスイッチTSWの音信号がフ
リップフロー2プF1〜F6を介してトリガ信号とされ
て、夫々リード/ライト制御回路56に与えられ、この
フレットコードとトリガ信号に変化があるたびに、一致
回路54からの取り込み信号によりリード/ライト制御
回路56に当該コードとトリガ信号が取り入れられて音
階コードが作成され、N込情報発生回路58を介しRO
M/RAMカー1部33のROM/RAMカード17に
書き込まれる。この時、上記フレットコードとトリガ信
号の1つの変化から次の変化までの時間は時計回路57
でカウントされ、音長コードとして書込情報発生回路5
8を介しROM/RAMカー1部33のROM/RAM
カード17に書き込まれる。
こうして、電子弦楽器の演奏内容を音階コードと音長コ
ードという形で記憶しておくことができる。
また、トリガ弦4でピッキング演奏が行われた場合には
、各音の音長時間が非常に短くなるので、この音長時間
が予め記憶された所定時間より短いことに基づいて、ピ
ッキンクデータがROM/RAMカード17に送出され
ることになる。この場合、アップ、ダウン、オルタネイ
トの区別は、トリガ信号すなわち弦コードの各トリガ弦
4・・・・・・における変化方向に基づいて行われる。
なお、前記実施例の場合、検出手段は、音高スイッチP
SW、トリガスイッチTSWのような機械的なスイッチ
を用いているが、これのほか、タッチスイッチや弦とし
て代用されるレーザー光を遮ってスイッチングさせるも
の等、演奏内容を検出できればどのようなものでもよい
、また、前記実施例では、演奏情報記憶手段は、ROM
/l’lAMカード17を用いているが、これのほか、
内蔵式のROMやRAM、磁気テープ、磁気ディスク等
でもよく、ピッキンクデータにはアルペジオデータを含
めてもよいし、本発す1はギターのほかバイオリン、チ
エ口等にも適用してもよく、上記実施例に何ら限定され
るものではなく、このようなことは他の手段、名称につ
いても同様である。
[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、フレットボード
に対するフィンガリングの操作位置弦の操作がなされた
都度、演奏情報として記憶しているので、このように記
憶された演奏情報に従って、弦楽器演奏音を再現可能な
電子弦楽器に用いることができる。
また、この発明によれば、弾弦操作の都度、操作された
弦を示す弦ナンバー情報と音高情報とを、演奏情報とし
て記憶しているので、各フレットと各弦との交差点位置
に設けたフレー、トナビグート用のLEDまたはランプ
を点灯表示するための駆動情報として、効果的に用いる
ことができる。
さらに、この発明によれば、電子弦楽器の演奏内容を記
憶しておいて、後に弦楽器演奏音として再現するように
しているので、自分の演奏練習の手助けとしたり、演奏
の上手な人の演奏内容を再現して、演奏の勉強に役立せ
ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はこの発明に係
るメモリ機能付電子弦楽器の平面図、第2図及び第3図
は第1図のA−A、B−B線断面図、第4図は同メモリ
機能付電子弦楽器の全体ブロック回路図、第5図(A)
、第6図、第7図(A)、第8図(A)、第9図(A)
、第1θ図は夫々入力部31、楽音生成部分、ROM/
RAMカー1部33、フレット側LED部34.トリガ
側LED部35、リアルタイム録音部32の各回路図、
第5図(B)はフレットコードの内容を示す図、第7図
(B)は演奏情報の内容を示し、第8図(B)はフレッ
)LED 10・・・・・・に与えられるタイミングク
ロック信号のタイムチャート図、第9図(B)はダウン
ピッキング演奏時のトリガLED 12の表示変化状態
を示す図である。 l・・・・・・フレットボード、2・・・・・・胴部、
3・・・・・・フレット弦、4−・−・−)リガ弦、1
0・・・・・・フレットLED、12・・・・・・トリ
ガLED、13・・・・・・モードスイッチ、15・・
・・・・テンポボリューム、17・・・・・・ROM/
RAMカード、18・・・・・・固定接点、20・・・
・・・可動接点、24・・・・・・キートップ、25・
・・・・・絶縁性部材、26・・・・・・コイルスプリ
ング、31・・・・・・入力部、32・・・・・・リア
ルタイム録音部、33・・・・・・ROM/RAMカー
ド部、34・・・・・・フレット側LED部、35・・
・・・・トリガ側LED部、37・・・川CPU、38
・・・・・・外部音源回路ブロック、41・・・・・・
音源回路、46・・・・・・アドレス制御部、48・・
・・・・フレットコード発生回路、49・・・・・・一
致回路、50・・・・・・タイマ回路、56・・・・・
・リード/ライト制御回路、57・・・・・・時計回路
、58・・・・・・書込情報発生回路、TSW・・・・
・・トリガスイッチ、PSW・・・・・・音高スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレットボードに対するフィンガリング操作がな
    されたフィンガリング操作位置と張設された少なくとも
    一本の弦に対する弾弦操作とを検出する検出手段と、 この検出手段により前記弾弦操作が検出される都度、当
    該弾弦操作のタイミングを示す時間情報と前記検出手段
    により検出されている前記フィンガリング操作位置に対
    応する音高情報とを、演奏情報として順次記憶する演奏
    情報記憶手段と、を備えていることを特徴とするメモリ
    機能付電子弦楽器。
  2. (2)フレットボードに対するフィンガリング操作がな
    されたフィンガリング操作位置と張設された少なくとも
    一本の弦に対する弾弦操作とを検出する検出手段と、 この検出手段により前記弾弦操作が検出される都度、当
    該弾弦操作のタイミングを示す時間情報と前記検出手段
    により検出されている前記フィンガリング操作位置に対
    応する音高情報とを、演奏情報として順次記憶する演奏
    情報記憶手段と、この演奏情報記憶手段に記憶されてい
    る演奏情報を順次読み出し、読み出された演奏情報のう
    ちの前記時間情報に従ったタイミングで、前記演奏情報
    のうちの音高情報に対応する音高をもつ楽音発生指示信
    号を出力する楽音発生指示信号出力手段と、 を備えていることを特徴とするメモリ機能付電子弦楽器
  3. (3)フレットボードに対するフィンガリング操作がな
    されたフィンガリング操作位置と張設されている少なく
    とも一本の弦に対する弾弦操作とを検出する検出手段と
    、 この検出手段により前記弾弦操作が検出される都度、当
    該弾弦操作のタイミングを示す時間情報、前記弾弦操作
    された弦を示す弦ナンバー情報、および前記弾弦操作時
    に前記検出手段により検出されている前記フィンガリン
    グ操作位置に対応する音高情報のそれぞれを、演奏情報
    として順次記憶する演奏情報記憶手段と、 を備えていることを特徴とするメモリ機能付電子弦楽器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7718361B2 (en) 2002-12-06 2010-05-18 Roche Molecular Systems, Inc. Quantitative test for bacterial pathogens

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115596A (en) * 1980-06-09 1982-07-19 Dei Pouruson Robaato High speed digital synthesizer for guitar

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