JPH03101715A - 薄膜トランジスタマトリクス及びその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタマトリクス及びその製造方法Info
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- JPH03101715A JPH03101715A JP1239332A JP23933289A JPH03101715A JP H03101715 A JPH03101715 A JP H03101715A JP 1239332 A JP1239332 A JP 1239332A JP 23933289 A JP23933289 A JP 23933289A JP H03101715 A JPH03101715 A JP H03101715A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔概 要〕
疲晶表示装置等の駆動に用いる、薄膜トランジスタマト
リクスとその製造方法に関し、製造工程を複雑化するこ
となく、しかも開口率の低下を防止することを目的とし
、 透明絶縁性基板上に、複数個の画素電極と該画素電極対
応の薄膜トランジスタをマトリクス状に配設し、前記薄
膜トランジスタのゲート電極を行ごとに共通に接続する
ゲートバスラインを平行に複数本配列し、各薄膜トラン
ジスタのソース電極を対応する画素電極と接続するとと
もに、該ソース電極と隣接するゲートバスラインとの間
に、前記透明絶縁性基板上に形成した下部電極と前記画
素電極が絶縁膜を介して対向配置されてなる蓄積容量を
接続した薄膜トランジスタマトリクスであって、前記下
部電極が、加熱酸化またはプラズマ酸化して透光性導電
膜とした金属膜からなる構戒とする。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置等の駆動に用いる、薄膜トラン
ジスタマトリクスとその製造方法に関する。 薄膜トランジスタマトリクスにおいては、液晶のオン・
オフ時の誘電率異方性によって、液晶自身に印加される
電圧に直流分が重畳され、液晶の分解等の不安定性によ
り、表示が不均一になるという問題がある.この現象を
防止するため、液晶セル容量の数倍の容量を有する蓄積
容量を、液晶セルに並列に付加する方法がとられている
。 〔従来の技術〕 第4図に従来の薄膜トランジスタマトリクスの構成を示
す.同図(b)は+alのA−A矢視部断面を示す図で
ある。 Iズ1示したように、従来の薄膜トランジスタマトリク
スは、ガラス基板lのような透明絶縁性基板上に、1所
素電極Eと、ゲート電極Gと同一の工程で形成した下部
電極Pを、絶縁膜2を挟んで対向配置し、蓄積容量を形
成している。 上記下部電極Pおよびゲート電極Gは、ゲートバズライ
ンGBに直交する方向に、ゲートバスラインCBから導
出して形成されている。 その材質は、通常Ta,Ti等の金属が用いられるが、
これらの金属は一般に光を透過しない。 なお、図のSおよびDは、ソース電極およびドレイン電
極、DBはデータバスラインを示す.〔発明が解決しよ
うとする課題〕 このように従来構造では、蓄積容量の下部電極Pが不透
明な金属により形成されるため、バックライトの光が画
素の一部を透過しない。 そのため透過型の液晶表示装置の開口率が低下するとい
う問題がある。 この問題を解消するには、ゲート電極形成工程とは異な
る工程で、上記下部電極Pとして透明導電膜を形成する
方法も考えられる。 しかしこの方法では開口率の減少を防止することはでき
る反面、バターニング工程が増加するため、製造工程が
複雑化する。 本発明は、製造工程を複雑化することなく、しかも開口
率の低下を防止することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 第1図(a), (blに本発明の構成を示す。同図(
b)は(a)のA−A矢視部断面を示す図である。 第1図は、透明絶縁性基板1上に、複数個の画素電極E
と該画素電+iE対応の薄膜トランジスタをマトリクス
状に配設し、上記薄膜トランジスタのゲート電極Gを行
ごとに共通に接続するゲートハスラインGBを平行に複
数本配列し、各薄膜トランジスタのソース電極Sを対応
する画素電極Eに接続するとともに、該ソース電極Sと
隣接するゲートバスラインGBとの間に電荷蓄積容量を
接続した薄膜トランジスタマトリクスを示す。 本発明は、上記電荷蓄積容量を、上記ゲートバスライン
GBから導出した下部電極Pを、加熱酸化またはプラズ
マ酸化により透光性とした導電膜3をもって形成し、こ
の下部電極Pは絶縁膜2を挟んで画素電極Eと対向させ
て構威した。 第2図は本発明の製造方法を示す。同図(bl, (C
)は、それぞれf8)のA−A矢視部,B−B矢視部断
面を示す要部断面図である。 上記構成の薄膜トランジスタマトリクスを製造するに際
し、透明絶縁性基板1上に、加熱酸化法またはプラズマ
酸化法によって透光性となる金属からなる下TrJ企属
膜と、その上層にAll!ryA4を積層し、この積層
膜の不要部を除去して、上記ゲート電極パターンと、該
ゲート電極パターンより幅の狭い下部電極パターンを形
成し、次いで、上記AP.膜4に対するウエットエソチ
ング法を施し、上言己下部電極パターンのAI!.膜4
を除去して、下層金属膜のみからなる下部電極Pと下層
金属膜とAP.膜4との積層膜からなるゲート電極Gを
形成し、更に、加熱酸化法またはプラズマ酸化法を施し
て、上記下層金属膜を酸化して、上記下部雷極Pを透光
性導電膜3とする。 このあとゲートtP!.縁膜となる絶縁膜2.動作半導
体層5,電極膜6を形成した後、素子分離を行なってソ
ース電極S,ドレイン電極Dを形成し、更に画素電極E
を形成して、図示の薄膜トランジスタマトリクスが得ら
れる。 〔作 用〕 本発明は、電荷蓄積容filcsの付加位置は第4図に
示す従来構造と変える必要はなく、画素電極の下層に絶
縁膜を介して対向する下部電極Pが、透光性導電膜をも
って形成するので、画素開口率が低下することがない。 しかも、下部電極Pはゲート電極Gとともに同一工程で
形戒できるので、製造工程を複雑化するおそれもない。 更に、ゲート電極Gは、チャネル部へ向かう外部光を遮
蔽できるものであることが望ましいが、上記本発明の製
造方法によれば、下部電極Pは透光性導電膜単層とし、
ゲート電極Gは下層金属膜とAllI’Jとの積層構戒
とすることができ、Al膜が外部光を遮光するので、チ
ャネル部に光が入射するおそれもない。 このように本発明によれば、ゲート電極と同一の工程で
形成した蓄積容量部の電極を酸化によって透明化するこ
とにより、開口率を下げることなく蓄積容量を付加する
ことができ、また、バターニング工程数を増やすことな
く、M積容量部は透明化し、ゲート部は遮光性を有する
構造とすることができ、チャネル部への外部光の入射に
よるTFTの誤動作を防ぐことができる。 〔失 施 例〕 以下本発明の一実施例を、その製造工程とともに、第3
図により説明する。 第3図fal〜(h)は第2図のA−A矢視部断面を、
第3図(1)〜(plは第2図のB−B矢視部断面を示
す要部断面図である.
リクスとその製造方法に関し、製造工程を複雑化するこ
となく、しかも開口率の低下を防止することを目的とし
、 透明絶縁性基板上に、複数個の画素電極と該画素電極対
応の薄膜トランジスタをマトリクス状に配設し、前記薄
膜トランジスタのゲート電極を行ごとに共通に接続する
ゲートバスラインを平行に複数本配列し、各薄膜トラン
ジスタのソース電極を対応する画素電極と接続するとと
もに、該ソース電極と隣接するゲートバスラインとの間
に、前記透明絶縁性基板上に形成した下部電極と前記画
素電極が絶縁膜を介して対向配置されてなる蓄積容量を
接続した薄膜トランジスタマトリクスであって、前記下
部電極が、加熱酸化またはプラズマ酸化して透光性導電
膜とした金属膜からなる構戒とする。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置等の駆動に用いる、薄膜トラン
ジスタマトリクスとその製造方法に関する。 薄膜トランジスタマトリクスにおいては、液晶のオン・
オフ時の誘電率異方性によって、液晶自身に印加される
電圧に直流分が重畳され、液晶の分解等の不安定性によ
り、表示が不均一になるという問題がある.この現象を
防止するため、液晶セル容量の数倍の容量を有する蓄積
容量を、液晶セルに並列に付加する方法がとられている
。 〔従来の技術〕 第4図に従来の薄膜トランジスタマトリクスの構成を示
す.同図(b)は+alのA−A矢視部断面を示す図で
ある。 Iズ1示したように、従来の薄膜トランジスタマトリク
スは、ガラス基板lのような透明絶縁性基板上に、1所
素電極Eと、ゲート電極Gと同一の工程で形成した下部
電極Pを、絶縁膜2を挟んで対向配置し、蓄積容量を形
成している。 上記下部電極Pおよびゲート電極Gは、ゲートバズライ
ンGBに直交する方向に、ゲートバスラインCBから導
出して形成されている。 その材質は、通常Ta,Ti等の金属が用いられるが、
これらの金属は一般に光を透過しない。 なお、図のSおよびDは、ソース電極およびドレイン電
極、DBはデータバスラインを示す.〔発明が解決しよ
うとする課題〕 このように従来構造では、蓄積容量の下部電極Pが不透
明な金属により形成されるため、バックライトの光が画
素の一部を透過しない。 そのため透過型の液晶表示装置の開口率が低下するとい
う問題がある。 この問題を解消するには、ゲート電極形成工程とは異な
る工程で、上記下部電極Pとして透明導電膜を形成する
方法も考えられる。 しかしこの方法では開口率の減少を防止することはでき
る反面、バターニング工程が増加するため、製造工程が
複雑化する。 本発明は、製造工程を複雑化することなく、しかも開口
率の低下を防止することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 第1図(a), (blに本発明の構成を示す。同図(
b)は(a)のA−A矢視部断面を示す図である。 第1図は、透明絶縁性基板1上に、複数個の画素電極E
と該画素電+iE対応の薄膜トランジスタをマトリクス
状に配設し、上記薄膜トランジスタのゲート電極Gを行
ごとに共通に接続するゲートハスラインGBを平行に複
数本配列し、各薄膜トランジスタのソース電極Sを対応
する画素電極Eに接続するとともに、該ソース電極Sと
隣接するゲートバスラインGBとの間に電荷蓄積容量を
接続した薄膜トランジスタマトリクスを示す。 本発明は、上記電荷蓄積容量を、上記ゲートバスライン
GBから導出した下部電極Pを、加熱酸化またはプラズ
マ酸化により透光性とした導電膜3をもって形成し、こ
の下部電極Pは絶縁膜2を挟んで画素電極Eと対向させ
て構威した。 第2図は本発明の製造方法を示す。同図(bl, (C
)は、それぞれf8)のA−A矢視部,B−B矢視部断
面を示す要部断面図である。 上記構成の薄膜トランジスタマトリクスを製造するに際
し、透明絶縁性基板1上に、加熱酸化法またはプラズマ
酸化法によって透光性となる金属からなる下TrJ企属
膜と、その上層にAll!ryA4を積層し、この積層
膜の不要部を除去して、上記ゲート電極パターンと、該
ゲート電極パターンより幅の狭い下部電極パターンを形
成し、次いで、上記AP.膜4に対するウエットエソチ
ング法を施し、上言己下部電極パターンのAI!.膜4
を除去して、下層金属膜のみからなる下部電極Pと下層
金属膜とAP.膜4との積層膜からなるゲート電極Gを
形成し、更に、加熱酸化法またはプラズマ酸化法を施し
て、上記下層金属膜を酸化して、上記下部雷極Pを透光
性導電膜3とする。 このあとゲートtP!.縁膜となる絶縁膜2.動作半導
体層5,電極膜6を形成した後、素子分離を行なってソ
ース電極S,ドレイン電極Dを形成し、更に画素電極E
を形成して、図示の薄膜トランジスタマトリクスが得ら
れる。 〔作 用〕 本発明は、電荷蓄積容filcsの付加位置は第4図に
示す従来構造と変える必要はなく、画素電極の下層に絶
縁膜を介して対向する下部電極Pが、透光性導電膜をも
って形成するので、画素開口率が低下することがない。 しかも、下部電極Pはゲート電極Gとともに同一工程で
形戒できるので、製造工程を複雑化するおそれもない。 更に、ゲート電極Gは、チャネル部へ向かう外部光を遮
蔽できるものであることが望ましいが、上記本発明の製
造方法によれば、下部電極Pは透光性導電膜単層とし、
ゲート電極Gは下層金属膜とAllI’Jとの積層構戒
とすることができ、Al膜が外部光を遮光するので、チ
ャネル部に光が入射するおそれもない。 このように本発明によれば、ゲート電極と同一の工程で
形成した蓄積容量部の電極を酸化によって透明化するこ
とにより、開口率を下げることなく蓄積容量を付加する
ことができ、また、バターニング工程数を増やすことな
く、M積容量部は透明化し、ゲート部は遮光性を有する
構造とすることができ、チャネル部への外部光の入射に
よるTFTの誤動作を防ぐことができる。 〔失 施 例〕 以下本発明の一実施例を、その製造工程とともに、第3
図により説明する。 第3図fal〜(h)は第2図のA−A矢視部断面を、
第3図(1)〜(plは第2図のB−B矢視部断面を示
す要部断面図である.
【第3図(a), ([1参照】
透明絶縁性基板l上に、加熱酸化法またはプラズマ酸化
法により透光性とすることのできる下層金属膜として、
厚さ約20nmのTi膜13を形成し、その上に厚さ約
50nmのAl膜4を上部金属膜として積層する. なお、上記下層金属膜としては、Tiのほか、Ta,A
l,Znを用いることができる。
法により透光性とすることのできる下層金属膜として、
厚さ約20nmのTi膜13を形成し、その上に厚さ約
50nmのAl膜4を上部金属膜として積層する. なお、上記下層金属膜としては、Tiのほか、Ta,A
l,Znを用いることができる。
上記Al膜4上に、ゲート電極および蓄積容量部の下部
電極のバターニングを有するレジスト膜2lを形成し、
このレジスト膜2Iをマスクとして、ウェットエツチン
グ法によりAll膜4の、更に反応性ガスによるドライ
エソチング法によりTi膜13の露出部を除去して、(
b)に示すように下部電極パターン、および0)に示す
ようにゲート電極パタ7ンを形成する。
電極のバターニングを有するレジスト膜2lを形成し、
このレジスト膜2Iをマスクとして、ウェットエツチン
グ法によりAll膜4の、更に反応性ガスによるドライ
エソチング法によりTi膜13の露出部を除去して、(
b)に示すように下部電極パターン、および0)に示す
ようにゲート電極パタ7ンを形成する。
次いで上記レジスト膜21をマスクとしてAlのウエ’
7トエッチングを過剰に施し、Al膜4のサイドエンチ
ングを行い、(Clに示すように、下部電極部のAJ膜
を除去し、下層金属膜のTi膜13を表出させる。 この工程で、ゲート電極部のA ffi H’J. 4
は、若干幅を減じるのみで残留する.これはゲート電極
幅が蓄積容量用の電極幅より大きいためであり、この比
率を2倍以上にすれば、この構造が容易に実現できる。
7トエッチングを過剰に施し、Al膜4のサイドエンチ
ングを行い、(Clに示すように、下部電極部のAJ膜
を除去し、下層金属膜のTi膜13を表出させる。 この工程で、ゲート電極部のA ffi H’J. 4
は、若干幅を減じるのみで残留する.これはゲート電極
幅が蓄積容量用の電極幅より大きいためであり、この比
率を2倍以上にすれば、この構造が容易に実現できる。
【同図(di, (11参照】
上記レジスト膜21を剥離した後、平行平板型の高周波
プラズマ処理装置の陽極側において酸素プラズマ処理を
行う。 代表的な条件として、酸素(OX )ガス圧約5Pa,
基板温度約400゜C,放電電力凡そ0.2 W/cm
”でプラズマ酸化処理を行なう。これにより、′Fj膜
3は可視域での透過率凡そ70%、抵抗率約1Ωcmの
透光性導電膜3となり、Af膜4表面に約5nmの酸化
膜が形成される。 この工程が終了すると、図示したように、透光性環電膜
3単層の下部電極Pと、Ti膜13とAffi膜4との
積層膜からなるゲート電極Gが形成される。
プラズマ処理装置の陽極側において酸素プラズマ処理を
行う。 代表的な条件として、酸素(OX )ガス圧約5Pa,
基板温度約400゜C,放電電力凡そ0.2 W/cm
”でプラズマ酸化処理を行なう。これにより、′Fj膜
3は可視域での透過率凡そ70%、抵抗率約1Ωcmの
透光性導電膜3となり、Af膜4表面に約5nmの酸化
膜が形成される。 この工程が終了すると、図示したように、透光性環電膜
3単層の下部電極Pと、Ti膜13とAffi膜4との
積層膜からなるゲート電極Gが形成される。
次いで、プラズマ化学気相成長(CVD)法を用いて、
ゲート絶縁膜となるSiN膜2,動作半導体層としてa
−Si膜5を連続或膜ずる。
ゲート絶縁膜となるSiN膜2,動作半導体層としてa
−Si膜5を連続或膜ずる。
次いで、チャネルにあたる部分にリフトオフ用のレジス
ト膜22を形成した後、コンタクト層となるP(燐)を
ドープしたn″a−Si膜7、および、ソース・ドレイ
ン電極となるTi膜8を成膜する。
ト膜22を形成した後、コンタクト層となるP(燐)を
ドープしたn″a−Si膜7、および、ソース・ドレイ
ン電極となるTi膜8を成膜する。
【同図(g), (0)参照】
上記レジスト膜22を除去して、その上に付着したn”
a−Si膜7およびTi膜8をリフトオフする。 このあと更に、図示はしていないが、素子分離用のレジ
スト膜を形成し、これをマスクとしてドライエッチング
を行い、Ti膜8,n”a−St膜7,及びa−Sil
9.5の不要部を除去することにより、本工程終了時に
は、図示したように、ゲート絶縁膜の延長部のSiN膜
2により被覆された下部電極Pと、Ti膜13とA2膜
4との積層膜からなり、非透光性のゲート電極Gを具備
する薄膜トランジスタが形成される。
a−Si膜7およびTi膜8をリフトオフする。 このあと更に、図示はしていないが、素子分離用のレジ
スト膜を形成し、これをマスクとしてドライエッチング
を行い、Ti膜8,n”a−St膜7,及びa−Sil
9.5の不要部を除去することにより、本工程終了時に
は、図示したように、ゲート絶縁膜の延長部のSiN膜
2により被覆された下部電極Pと、Ti膜13とA2膜
4との積層膜からなり、非透光性のゲート電極Gを具備
する薄膜トランジスタが形成される。
次いで、ITOのような透明導電膜からなる画素電極E
を所定のパターンに形戒する。 このようにして、図に見られるように、SiN膜2を挟
んで、透光性導電膜3であるTiの酸化膜と画素電4!
JλEが対向配idされた構造の、電荷蓄1i’i容量
Csが形成される。一方、TPTチャネル部の下方には
、Al電極4が形成されているので、透明絶縁性基板1
の裏側からの外部光は、このAl膜4に遮光され、チャ
ネル部には到達しない。 促って、光が入射することによるTPTの誤動作の発生
は防止される。 図において、1は透明絶縁性基板(ガラス基板)、2は
絶縁膜(S i Nv) 、3は透光性導電膜、4はA
n膜、5は動作半導体層(a−St膜)、6は電極膜、
7はコンタクト層(n”a−Si膜)、8はTil7、
13は下層金属膜(Til父)、Pは下部1±極、Eは
画素電極、Gはゲート電極、Sはソース電極、Dはドレ
イン電横、GBはゲートバスライン、DBはドレイン電
極を示す。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば、開口率を低下させる
ことなく蓄積容量を形戒することができ、しかも製造工
程は、電荷蓄積容量を形成しない場合に比べて増加せず
、製造工程は容易である。
を所定のパターンに形戒する。 このようにして、図に見られるように、SiN膜2を挟
んで、透光性導電膜3であるTiの酸化膜と画素電4!
JλEが対向配idされた構造の、電荷蓄1i’i容量
Csが形成される。一方、TPTチャネル部の下方には
、Al電極4が形成されているので、透明絶縁性基板1
の裏側からの外部光は、このAl膜4に遮光され、チャ
ネル部には到達しない。 促って、光が入射することによるTPTの誤動作の発生
は防止される。 図において、1は透明絶縁性基板(ガラス基板)、2は
絶縁膜(S i Nv) 、3は透光性導電膜、4はA
n膜、5は動作半導体層(a−St膜)、6は電極膜、
7はコンタクト層(n”a−Si膜)、8はTil7、
13は下層金属膜(Til父)、Pは下部1±極、Eは
画素電極、Gはゲート電極、Sはソース電極、Dはドレ
イン電横、GBはゲートバスライン、DBはドレイン電
極を示す。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば、開口率を低下させる
ことなく蓄積容量を形戒することができ、しかも製造工
程は、電荷蓄積容量を形成しない場合に比べて増加せず
、製造工程は容易である。
第1図,および第2図は本発明の構成説明図、第3図は
本発明の一実施例説明図、 第4図は従来の薄膜トランジスタマトリクスの問題点説
明図である。 ィトj9竺ρ万一季こ糸QfitffiE’月G○第3
図01/Il) 棒の精肘川圓(ヂの2) j12図 第 3 図 (マ/+2) 谷亡朱4薄R.更トラ〉シ゜゜ズタ マ1ソ7ス^閘1更±1f口万閏 第4図 −102−
本発明の一実施例説明図、 第4図は従来の薄膜トランジスタマトリクスの問題点説
明図である。 ィトj9竺ρ万一季こ糸QfitffiE’月G○第3
図01/Il) 棒の精肘川圓(ヂの2) j12図 第 3 図 (マ/+2) 谷亡朱4薄R.更トラ〉シ゜゜ズタ マ1ソ7ス^閘1更±1f口万閏 第4図 −102−
Claims (2)
- (1)透明絶縁性基板(1)上に、複数個の画素電極(
E)と該画素電極対応の薄膜トランジスタをマトリクス
状に配設し、前記薄膜トランジスタのゲート電極(G)
を行ごとに共通に接続するゲートバスライン(GB)を
平行に複数本配列し、各薄膜トランジスタのソース電極
(S)を対応する画素電極と接続するとともに、該ソー
ス電極と隣接するゲートバスライン(GB)との間に、
前記透明絶縁性基板上に形成した下部電極と前記画素電
極が絶縁膜を介して対向配置されてなる蓄積容量(Cs
)を接続した薄膜トランジスタマトリクスであって、 前記下部電極(P)が、加熱酸化またはプラズマ酸化し
て透光性導電膜(3)とした金属膜からなることを特徴
とする薄膜トランジスタマトリクス。 - (2)透明絶縁性基板(1)上に、加熱酸化法またはプ
ラズマ酸化法によって透光性となる金属からなる下層金
属膜(13)と、その上層にAl膜(4)を積層し、こ
の積層膜の不要部を除去して、前記ゲート電極(G)の
パターンと、該ゲート電極パターンより幅の狭い下部電
極パターンを形成し、次いで、前記Al膜に対するウェ
ットエッチング法を施し、上記下部電極パターン部のA
l膜を除去して、下層金属膜のみからなる下部電極パタ
ーンと下層金属膜とAl膜との積層膜からなるゲート電
極パターンを形成し、更に、加熱酸化法またはプラズマ
酸化法を施して、前記下層金属膜を酸化して、前記下部
電極部の下層金属膜を透光性導電膜(3)とする工程を
含むことを特徴とする薄膜トランジスタマトリクスの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23933289A JP2870043B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 薄膜トランジスタマトリクス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23933289A JP2870043B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 薄膜トランジスタマトリクス及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101715A true JPH03101715A (ja) | 1991-04-26 |
JP2870043B2 JP2870043B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=17043154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23933289A Expired - Fee Related JP2870043B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 薄膜トランジスタマトリクス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870043B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100262406B1 (ko) * | 1997-06-27 | 2000-08-01 | 김영환 | 액정 표시 소자 및 그 제조방법 |
KR100265751B1 (ko) * | 1992-09-07 | 2000-09-15 | 윤종용 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
KR100267981B1 (ko) * | 1997-07-25 | 2000-10-16 | 구자홍 | 액정표시장치제조방법 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP23933289A patent/JP2870043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100265751B1 (ko) * | 1992-09-07 | 2000-09-15 | 윤종용 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
KR100262406B1 (ko) * | 1997-06-27 | 2000-08-01 | 김영환 | 액정 표시 소자 및 그 제조방법 |
KR100267981B1 (ko) * | 1997-07-25 | 2000-10-16 | 구자홍 | 액정표시장치제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2870043B2 (ja) | 1999-03-10 |
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