JPH03101653A - 置換1,2‐ナフトキノン‐2‐ジアジド‐4‐スルホン酸、それらの製造方法、およびそれらの用途 - Google Patents

置換1,2‐ナフトキノン‐2‐ジアジド‐4‐スルホン酸、それらの製造方法、およびそれらの用途

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JPH03101653A
JPH03101653A JP2214209A JP21420990A JPH03101653A JP H03101653 A JPH03101653 A JP H03101653A JP 2214209 A JP2214209 A JP 2214209A JP 21420990 A JP21420990 A JP 21420990A JP H03101653 A JPH03101653 A JP H03101653A
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Siegfried Scheler
ジークフリート、シェラー
Gerhard Buhr
ゲルハルト、ブール
Klaus Bergmann
クラウス、ベルクマン
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、置換1.2−ナフトキノン−2−ジアジド−
4−スルホン酸、それらの調製方広、およびそれらの使
用に関する。
〔発明の背景〕
本発明に係わる化合物は、一般式(A)で表わされ、 ここで Rは、炭素鎖が酸素原子で中断されていてもよいエボキ
シアルキル、アルキル力ルボニル、またはアルキルスル
ホニル基、または置換していても置換していなくてもよ
いアラルキル、アリールカルボニルまたはアリールスル
ホニル基であり、Xは水素、金属、またはアンモニウム
基である。
好ましくは、 Rは、基の炭素鎖が少なくとも一つの酸素原子で中断さ
れていてもよい、3〜6個の炭素原子を持つエボキシア
ルキル基、2〜6個の炭素原子を持つアルキル力ルボニ
ル基または1〜4個の炭素原子を持つアルキルスルホニ
ル基、またはアルキル、トリハロゲノアルキル、アルコ
キシ、アルキルカルボニル、またはアルキルスルホニル
基またはハロゲンで置換されていてもよい、7〜10個
の炭素原子を持つアラルキル基、7〜10個の炭素原子
を持つアリールカルボニル基または6〜10aの炭素原
子を持つアリールスルホニル基であり、 Xはアルカリ金属またはアルカリ土類金属、例えばカリ
ウムまたはナトリウム、あるいはアンモニウム基である
1.2−ナフトキノン−2−ジアジドスルホン酸のエス
テル、アミドおよびヒドラジドは、既に多年にわたり、
照射感応性混合物、例えばマイクロエレクトロニクスに
おける半導体部品製造用の感光性樹脂に使用する感光性
化合物として、または光学機械で処理する印刷版または
色試験シート作製に使用する塗装溶液として使用されて
いる。
好適な化合物および処理方法は、J. Kosar、「
感光性系」、ジョン ウイリー アンド サンズ、ニュ
ーヨーク、7.4章、1965、米国特許第4,104
,070、米国特許第 4,576.901号、およびEP−AO,212,4
82に記載されている。
これらの誘導体の原料となる1.2−ナフトキノン−2
−ジアジドスルホン酸の調製は、1−ナフトール−4−
または−5−スルホン酸を希釈した鉱酸中でアルカリ金
属亜硝酸塩でニトロソ化することから始める。得られた
2−ニトロソ−1ーナフトールスルホン酸を分離し、未
反応の出発物質並びにニトロン化反応で形成された副生
成物を洗浄または再溶解により除去する。次いで、この
二トロソ化合物を水溶液中で還元して、相当するアミノ
化合物にする。このアミノ化合物を分離し、再び未反応
出発物質および副生成物を水中で熟成または両溶解によ
り除去する。次に、このアミノ化合物を水中に分散させ
、Cu (II)塩の存在下で、pH4〜6で、アルカ
リ金属亜硝酸塩でジアゾ化する。
多くの場合、この様にして得られる1.2−ナフトキノ
ン−2−ジアジドスルホン酸塩は尚、ジアゾ化の際に生
じた暗色の副生成物を再溶解または再結晶により除去し
なければならない。
この公知の方法の欠点は、本質的に、個々の反応段階で
転換されなかった原料および形成された副生成物を、追
加の精製工程で、必要とする主生成物から分離しなけれ
ばならない点にある。このために収ユが低くなり、十分
な品質の製品が常に得られるとは限らず、製造コストが
高くなる。
EP−A0,283,898は、ハロゲンまたはニトロ
基またはアルキル基で置換していてもよいペンゾキノン
ジアジドースルホン酸およびナフトキノンジアジドース
ルホン酸、およびそれらの塩の調製方法を記載している
。この場合、出発物質は少なくとも一つの水酸基を持つ
アリールスルホン酸であり、この酸を公知の方法でニト
ロソ化し、得られたニトロソ化合物をアルカリ性pH領
域で還元し、次いでそのアミノ化合物をスルファミン酸
塩誘導体に転換し、これを続いてジアゾ化剤と混合する
。この混合物を酸性化すると、ペンゾキノンーまたはナ
フトキノンージアジドースルホン酸が得られる。各反応
段階で形成される反応生成物は、その途中では分離され
ず、その後の反応のための溶液中に残る(−容器反応)
。個々の工程で生じる副生成物および不純物は、反応溶
液を冫戸過することにより、十分に分離できる。
この一工程方法の欠点は、各種の反応段階を比較的狭い
pH範囲で行ない、反応時間と反応温度を非常に厳密に
管理しなければならないことである。この方法によって
得られる最終生成物は、般に異性体化合物を含む。した
がって、この方法で調製される化合物の一般的な工業川
途は限られている。
優先する特許ではないが、独国特許出願第P3,837
,499.4号には、環置換した1,2−ナフトキノン
−2−ジアジド−4〜スルホン酸のエステルの調製方法
が記載されているが、そこでは、5, 6.  7また
は8の位置でハロゲン置換した1.2−ナフトキノン−
2−ジアジド−4スルホン酸が中間体として得られる。
この場合、出発物質は適当に置換した2−ナフトールで
あり、これを1の位置でニトロソ化し、この生成物を4
の位置でアルカリ金属の亜硫酸水素塩でスルホン化し、
次いでニトロソ基を鉱酸でpH≦7で酸性化することに
より還元してアミノ基に転換し、2−アミノー1−ナフ
トール−4−スルホン酸を酸化して相当する1.2−ナ
フトキノン−4−スルホン酸に変え、これを有機溶剤中
で、20〜100℃の温度で、p一トルエンスルホン酸
ヒドラジドで対応する環置換した1.2−ナフトキノン
−2−ジアジド−4−スルホン酸に転換する。
クロロスルホン酸またはクロロスルホン酸/塩化チオニ
ル混合物で塩素化することにより、公知の方広でスルホ
ン酸壇化物が得られ、これをフ工ノール成分と縮合する
ことにより、対応する環置換した1.2−ナフトキノン
−2−ジアジド−4−スルホン酸エステルが得られる。
これらの中間体および最終生成物を調製する方法は、文
献から公知である。その方法は、出発物質として使用す
る置換2−ナフトールを人手するのが比較的困難なため
に異なる。例えば、7−アルコキシ−2−ナフトールは
、公知の方法により、2.7−ジヒドロキシナフタレン
のモノアルキル化により、理論値の50〜55%の収量
でしか得られない。それに続く反応段階、即ちニトロソ
化、スルホン化、還元、酸化、ジアゾ基の導入、の収瓜
は十分である。中間体の追加精製工程を省略しているに
も拘らず、7−アルコキシ−1.2−ナフトキノンー2
−ジアジド−4−スルホン酸の全体的な収量は、使用す
る2,7−ジヒドロキシナフタレンに対して、尚十分で
は無く、そのために調製し得るスルホン酸エステルの製
造経費は比較的高いものになる。
対応するエステルやアミドの合成に使用できる環置換し
た1.2−ナフトキノン−2−ジアジド=4−スルホン
酸のその他の調製方法が、優先特許ではないが、独国特
許出願P 3,837,500.1に開示されている。7−メトキ
シー1.2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホ
ン酸を調製するための出発物質は、例えば市販されてい
る1−アセチルアミノー7ーナフトールである。この物
質は必要とする化合物に7段階反応で転換される、即ち
フェノール性水酸基のメチル化、アセチル基の除去およ
び1−アミノー7−メトキシナフタレン硫酸水素塩の調
製、乾燥加熱による4位置におけるスルホン化(バック
反応)、アミノ基のヒドロキシ基による置き換え(ブヒ
ャラー反応)、2位置におけるニトロソ化、ニトロソ基
のアミノ基,への還元、およびジアゾ化である。反応が
多段階にわたり、その工程を工業的規模で行なうのは困
難であり、個々の中間体の収量が常に十分である訳では
ないので、この調製方法も工業的に問題がある。感光性
樹脂の製造にとっては、照射感応性成分を合成するため
の経済的な方法を開発することが最も重要である。
DD−A263.982号には、1,7−ジヒドロキシ
ナフタレン誘導体から出発する、2−ジアゾー1−オキ
ソー1.2−ジヒドロナフタレン誘導体の調製方法が記
載されている。しかし、この口的のための出発物質とし
て使用する1.7ジヒドロキシナフタレンー4−スルホ
ン酸は簡単には得られないので、全工程を実行するには
非常に経費がかかる。その上、アミノ中間体のジアゾ化
は、特定のpHおよび温度条件下で、重金属塩の存在下
で行なった場合にのみ、使用可能な品質を持つ生成物が
臀られるが、収量は非常に低い。
7−メトキシー1,2−ナフ1・キノン−2−ジアジド
−4−スルホン酸のエステルおよびアミドは、その吸収
が長波長側に移動し、反転能力が高いために、g線(4
36ns)およびi線(365nm)領域に構築できる
感光性樹脂に使用するのに極めて適しており、陽画にも
陰画にも処理することができる。
〔発明の開示〕
従って、本発明の目的は、公知の方注の欠点を避け、感
光性樹脂に使用できる酸、塩、およびエステルやアミド
の様な化合物を、追加の中間体精製工程を必要とせずに
、製造挾術上簡単な工程で高収量で調製できる、7位置
で置換した1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−
スルホン酸およびそれらの誘導体の調製方法を提供する
ことである。
したがって、本発明は一般式(A)で表わされ、n ここで R−災素鎖が酸素原子で中断されていてもよいアルキル
、エポキシアルキル、アルキルカルボニル、またはアル
キルスルホニル基、または置換していても置換していな
くてもよいアラルキル、アリールカルボニルまたはアリ
ールスルホニル基であり、 X一水素、金属、またはアンモニウム基である置換1.
2−ナフトキノン−2−ジアジド−4一スルホン酸およ
びそれらの塩の調製方法において、 1)2.7−ジヒドロキシナフタレンをニトロソ化し、 2)得られた2,7−ジヒドロキシ−1−ニトロソナフ
レン(1)をアルカリ金属亜硫酸水素塩でスルホン化し
、形成された重亜硫酸塩付加化合物を酸性溶液中で還元
し、中間体の分離をせずに、2,7−ジヒドロキシ−1
−アミノナフタレンー4−スルホン酸(n)を得、 3)これを酸化して7−ヒドロキシ1.2−ナフトキノ
ン−4−スルホン酸(■)に変え、塩として沈殿させ、 4)この塩をアリールスルホン酸ヒドラジドで相当する
7−ヒドロキシ1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−
4−スルホン酸(IV)の塩に転換5)この塩、好まし
くはアルカリ金属塩、を、水性アルカリ中で、20〜3
0℃の温度で、pH11〜12で、アルキル化剤または
アシル化剤により、一般式(A)の7位置で置換した、
この化合物の相当する塩に転換し、この塩を分離するこ
とを特徴とする方法に関する。
好ましくは、この方法は、一般式(A)で表わされ、 Rは、基の炭素鎖が少なくとも一つの酸素原子で中断さ
れていてもよい、1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜
4個、特に1または2個の炭素原子を持つアルキル基、
3〜6個の炭素原子を持つエポキシアルキル基、2〜6
個の炭素原子を持つアルキルカルボニル基または1〜4
個の炭素原子を持つアルキルスルホニル基、またはアル
キル、トリハロゲノアルキル、アルコキシ、アルキルカ
ルボニル、またはアルキルスルホニル基またはハロゲン
で置換されていてもよい、7〜10個の炭素原子を持つ
アラルキル基、7〜10個の炭素原子を持つアリール力
ルボニル基または6〜10個の炭素原子を持つアリール
スルホニル基でアリ、Xはアルカリ金属またはアルカリ
土類金屈、例えばカリウムまたはナトリウム、あるいは
アンモニウム基である 化合物の調製に関する。
本発明に係わる方法は、下記の反応図式に従って進行す
る。
反応図式 SO3H ■ ■ ■ n V−A 本発明に係わる方法の特に右利な点は、個々の中間体の
精製工程を特に必要とせず、そのために一般式(A)の
最終生成物が確丈に高収量で得られることにある。
一般式(A)の化合物は、一方で、照射感応性混合物に
おける感光性化合物として使用でき、他方、それらのス
ルホン酸塩化物の中間段階を経由して、公知の方法によ
り、芳香族モノヒドロキシまたはポリヒドロキシ化合物
または芳香族、好ましくは多核第一または第ニアミンと
の縮合により、それぞれ相当するエステルまたはアミド
に転換でき、感光性混合物および材料に使用できる。
本発明に係わる調製方法は、市販の2.7−ジヒドロキ
シナフタレンから開始し、これを公知の方法で、鉱酸を
含む水性分散液(クラウシウス、B.23.517 (
1980);レオンハルトアンド カンパニー 独国特
許第55.204号(1889))または酢酸を含む溶
液(カウフラーおよびブロイアー,B.40.3275
(1907))中で、0〜5℃の温度で、亜硝酸ナトリ
ウムによりニトロソ化し、2,7−ジヒドロキシ−1−
二トロソナフタレン(1)または互変異性7−ヒドロキ
シ−1,2−ナフトキノン1−オキシム(Ia)に転換
することができる。
2,7−ジヒドロキシ−1−ニトロソナフタレン(1)
の収量および品質は、どちらの公知の方法によっても満
足できるものではない。
しかし、非常に驚くべきことに、2,7−ジヒドロキシ
ナフタレンのニトロソ化は、6−メトキシ−1−ニトロ
ソ−2−ナフトールを調製するための、J. As. 
Chew. Soc. 80. 1188 (195g
)にゲイツおよびウェップが記載する方法に準じて、ほ
とんど定量的な反応で進行し、非常に高品質の生成物が
得られる。この方法では、酢酸を含む温溶液から氷で2
.7−ジヒドロキシナフタレンを沈殿させることによっ
て得られる2.7−ジヒドロキシナフタレンの細かい分
散液に、+5〜−10℃で強く攪拌しながら、亜硝酸ナ
トリウムを加える。得られた暗赤色の微結晶二トロソ/
オキシム化合物(1/Ia)を吸引冫戸過し、中性にな
るまで水洗し、必要であれば乾燥する。この工程で得ら
れる反応生成物は、これ以上精製することなく、好まし
くは水分を含んだまま、次の工程に送る。
本発明では、ニトロソ化は、酢酸を含む水性分散液中で
、+5〜−10℃の温度で、アルカリ金属亜硝酸塩によ
り行ない、ニトロソ化合物を分離する。
第二の反応段階では、一般的に尚水分を含み、互変異性
オキシム形(Ia)で反応する2,7ジヒドロキシ−1
−ニトロソナフタレン(1)を、ベーニンガー、Her
. 27. 3050 (1894)に従って、市販の
37%亜硫酸水素ナトリウム水溶液に先ず分散させ、2
0〜25℃で完全に溶解するまで攪拌する。この様にし
て得られた亜硫酸水素付加化合物(II a)は分離せ
ず、茶色の反応溶液を塩酸で酸性にし、25〜60℃に
加熱し、ニトロソ基の還元および脂環系の芳香族化によ
り2.7−ジヒドロキシ−1−アミノナフタレン−4−
スルホン酸(■)を形戊する。生じた明灰色の結晶を吸
引冫戸別してアミノナフトールスルホン酸(II)を分
離し、吸引漏斗上の結晶を先ず水で、次にメタノールで
洗浄し、必要であれば乾燥する。この様にして調製した
反応坐成物は、これ以上精製することなく.好ましくは
尚水分を含んだまま、次の工程に送る。反応生成物(I
f)の収量は理論値の90〜95%である。
スルホン化は、一般的に水相中でpH5〜7の範囲で、
アルカリ金属の亜硫酸水素塩により行ない、形成された
重亜硫酸付加化合物を、鉱酸を含む水溶液中で20〜6
0℃の温度で還元し、中間の分離を行なわずに、相当す
るアミノスルホン酸にする。
実際に反応を行なう際は、市販の亜硫酸水素ナトリウム
溶液の代わりに、固体の、より安定性の高い二亜硫酸ナ
トリウムを使用する方が有利である。
第三の反応段階では、2,7−ジヒドロキシ−1−アミ
ノナフタレン〜4−スルホン酸(n)を酸化剤により酸
化して7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−4−ス
ルホン酸(III)にする。
0 好適な酸化剤の例としては、ベルオキシニ硫酸カリウム
(K2S208)、酸化クロム(Vl)、酸化鉛(■)
、塩化鉄(■)、壇素、臭素または亜硝酸がある。しか
し、酸化剤としては希硝酸を使用するのが好ましい。7
−ヒドロキシ−1,2ーナフトキノン−4−スルホン酸
(III)は、通常、アンモニウム塩またはアルカリ金
属塩として分離する。
硝酸を使用する場合、工程は有利なことにOrg.Sy
nLh. Colt. vol.口1, 833 (1
955)にマーティンおよびフィーザーが記載する方法
に類似している。酸化は、好ましくは15〜25℃の温
度で行ない、固体のアミノナフトールスルホン酸は原則
的に少量ずつ、攪拌しながら、硝酸中に導入する。
分散液の形の反応混合物を攪拌できる状態に保つために
、また、発熱的に進行する酸化を外部からの冷却により
室温に限定し易くするために、希釈した硝酸を使用する
のが有利である。15〜25%、好ましくは18〜22
%の硝酸水溶液が酸化剤として特に適していることが分
かっている。形成された7−ヒドロキシ−1.2−ナフ
トキノン−4−スルホン酸(m)は、塩化アンモニウム
または塩化カリウムで塩析することにより、それぞれア
ンモニウム塩またはカリウム塩として沈殿させ、冫戸別
するのが好ましい。フィルター上の残留物は塩化アンモ
ニウムまたは塩化カリウムの飽和溶液で、次いでエタノ
ールで洗浄し、必要であれば20〜40℃で乾燥する。
この様にして調製した7−ヒドロ牛シー1.2−ナフト
キノン−4スルホン酸の塩は、一般的に少fil(約2
〜3%)の7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−1
ジアジド−4−スルホン酸(TVa)を含む。この物質
は、使用する2,7−ジヒドロキシ−1−アミノナフタ
レン−4−スルホン酸と、硝酸を使用した時に酸化媒体
中にイI在する亜硝酸とのジアゾ化により、副反応で生
じる。しかし、異性体7−ヒドロキシ−1.2−ナフト
キノン−1−ジアジド−4−スルホン酸(IVa)の塩
は、必要とする7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン
−2−ジアジド−4−スルホン酸(rV)の塩より易溶
なので、この少量形或された副生成物は、その後に続く
7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド
−4−スルホン酸(IV)への転換を妨害することはな
い。より高濃度の硝酸を使用すると、7−ヒドロキシ−
1.2−ナフトキノン−1−ジアジド−4−スルホン酸
(IVa)の比率が増加する。
したがって、酸化反応は、好ましくは15〜25重量%
の硝酸水溶液で、15〜25℃の温度で行ない、生じた
ナフトキノンスルホン酸をアンモニウム塩またはカリウ
ム塩として沈殿させ、その塩を分離する。
ベーニンガーがBar. 27. 3050 (189
4)に記載している、希塩酸中で、亜硝酸ナトリウムで
0〜5℃行なう酸化方法では、著しく大量(約20〜4
0%)の7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−1−
ジアジド−4−スルホン酸(IVa)が形成される。こ
の公知の方法では、必要とする7−ヒドロキシ−1.2
−ナフトキノン−4−スルホン酸(III)のカリウム
塩および好ましくない7−ヒドロキシ−1.2−ナフト
キノン−1−ジアジド−4−スルホン酸(IVa)のカ
リウム塩が、塩化カリウムで塩析することにより、赤褐
色の溶液から一緒に沈殿する。これら二つのスルホン酸
のカリウム塩を分別粘晶により分離することは、原理−
的には可能であるが、大きな損失を伴う。したがって、
この酸化方法は、工業的な製造方法には適していない。
第四の反応段階は、7−ヒドロ午シ−1.2ーナフトキ
ノン−4−スルホン酸(III)のアンモニウム塩また
はアルカリ金属塩、好ましくはカリウム塩を、アリール
スルホン酸ヒドラジド、例えばp−}ルエンスルホン酸
ヒドラジドで、水性懸濁液中で、ただし好ましくはアル
コール性、例えばメタノール懸濁液中で、20〜70℃
、好ましくは20〜30℃の温度で、高部分選択性で、
7ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−2−ジアジド−
4−スルホン酸(IV)の相当する塩に転換する。ここ
でも予想される7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン
−1−ジアジド−4−スルホン酸(IVa)の異性体塩
は、これらの反応条件下では、極めて少量(約1〜2%
)形成されるだけである。
好ましくは、ナフトキノンスルホン酸のアンモニウム塩
またはカリウム塩は、p一トルエンスルホン酸ヒドラジ
ドで、水相または有機相中で、20〜70℃の温度で、
7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−2−ジアジド
−4−スルホン酸の相当する塩に転換し、この塩を分離
する。
ホーナーおよびデュルクハイマーによって調製され、C
hew. Bar. 95 120B (19B2)に
記載されている置換O−ペンゾキノンージアジドの異性
体比率は、場合により上記の置換ナフトキノンージアジ
ドの異性体混合物と非常に異なっているので、この反応
において部分選択性が優れていることは驚くべきことで
ある。
7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−2−ジアジド
−4−スルホン酸(IV)およびその塩は、これまで文
献には記載されていない。フェノール性水酸基に対する
反応、例えばアルキル化またはアンル化、あるいはスル
ホン酸基に対する反応、例えば塩素化により、非常に簡
litな方法で一般式(A)の置換1.2−ナフトキノ
ン−2−ジアジド−4−スルホン酸およびまだ公知では
ない7ーヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジア
ジド−4−スルホン酸塩化物を調製することができる。
α−ジケトンにおける酸素原子をアリールスルホン酸ヒ
ドラジドによりジアゾ基で置き換える反応は、文献から
「バムフオードーステイーブンス反応」として知られて
いる。この反応では、ジケトンアリールヒドラゾンが中
間体として形戊されるが、これは非常に簡単で穏やかな
反応条件下で、アルカリを使用または使用せずに、開裂
してα−ジアゾー力ルボニル化合物を与えることができ
る。
DE−Bl,126,541に、この反応が、アリール
スルホン酸ヒドラジドとの反応、およびそれに続く、主
として形成されたヒドラゾンの水性アルカリ媒体におけ
る開裂により、6−ニトロ=1.2−ナフトキノン−4
.8−ジスルホン酸から6−ニトロ−1,2−ナフトキ
ノン−2−ジアジド−4,8−ジスルホン酸を調製する
方法に関して記載されている。ナフトキノンージアジド
誘導体自体は、ここに記載する特殊なアゾ染料の調製の
ために分離する必要はない。
「バムフォードーステイーブンス反応」の別な応用が、
ズユース、ステパンおよびデイートリツヒにより、Ll
cbigs Ann. Chc+g. 017. 20
 (1958)で、多環芳香族0−キノンジアジド、例
えばフエナントレンキノン−9.10−ジアジドおよび
クリセンキノン−5,6−ジアジドの調製に関して記載
されている。これらの0−キノンジアジドは、相当する
多環O−キノンをp一トルエンスルホン酸ヒドラジドと
、エタノール中で45〜60℃の温度で反応させ、続い
て、中間体として形成されたトルエンスルホン酸ヒドラ
ゾンをアルカリを使用せずに開裂させることによって得
られる。
「バムフォードーステイーブンス反応」の応用範囲およ
び冗なった反応形態に関する要約報告が専門家の文献に
見られる(M. Reglrz. rジアゾアルカン類
J,5.3章、129 (1977) 、またはホウベ
ンーワイル、「芳香族ジアゾニウム塩」、10/3巻、
84)。
7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−2ジアジド−
4−スルホン酸(IV)のアンモニウム塩またはカリウ
ム塩の調製は、7−ヒドロキシ1.2−ナフトキノン−
4−スルホン酸(III)の対応する塩を水または極性
有機溶剤、好ましくはメタノールに分散させ、p−トル
エンスルホン酸ヒドラジドを、攪拌しながら15〜30
℃の氾度で加えるのが有利である。
この反応混合物を、攪拌を続けながら、20〜40℃に
加熱する。反応媒体として、極性有機溶剤、例えばメタ
ノールを使用する場合、7−ヒドロキシー1.2−ナフ
トキノン−4−スルホン酸の塩の、最初は暗赤色懸濁液
が、一般的に見分けられる程溶解せずに、苛色の懸濁液
に変化する。
この工程によ・り高収量で得られる7−ヒドロキシ−1
.2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸の
アンモニウム塩またはカリウム塩を簡単な枦過により反
応混合物から分離し、大量のメタノールで洗浄する。そ
れ以上の精製、例えば再沈澱または再結品は必要ない。
反応媒体として極性溶剤、例えばメタノールを使用する
ことは、得られる7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノ
ン−2−ジアジド−4−スルホン酸のアンモニウム塩ま
たはカリウム塩がこの溶剤にあまり溶解しないので、特
にa利である。しかし、出発物質に由来する少量の不純
物およびヒドラゾン開裂の際に形成されるp−1ルエン
スルホン酸はメタノールに非堂によく溶解するので、こ
の方法による純粋な反応生成物の収量は非常に高い。
水系における方法では、p−トルエンスルホン酸ヒドラ
ジドとの反応後に形威される黄色の懸濁は、40〜50
の温度に加熱することにより溶解し、黄褐色溶液から少
量の黒色物質を吸着剤、例えば活性炭により分離し、反
応生成物を透明な枦液から、塩化アンモニウムまたは塩
化カリウムで、O〜−5℃に冷却して、塩析することに
より沈澱させる。この方法による収量および純度は、反
応媒体としてメタノールを使用する好ましい方法による
収量および純度よりも低い。
7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2ジアジド−
4−スルホン酸(IV)の塩、好ましくはカリウム塩か
ら、本発明に係わる、一般式(A)で表わされ、 RおよびXが請求項1に記載する意味を持つ、置換1,
2−ナフトキノン−2−ジアジドー4スルホン酸への転
換は、この塩をアルカリ水溶液中で、20〜50℃、好
ましくは20〜25℃の温度で、pH11〜12で、ア
ルキル化剤、例えばハロゲン化アルキル、ハロゲン化ア
ラルキル、ハロゲン化エボキシアルキルまたはスルホン
酸エステル、またはアシル化剤、例えば芳香族カルボン
酸またはスルホン酸のハロゲン化物と反応させ、一般に
結晶の形で生じるその反応生成物を冫戸別することによ
って、驚く程高収量および高純度で行なうことができる
この粗製物は、多くの場合、次の工程のためにさらに精
製する必要はない。
脂肪族スルホン酸エステル、例えば硫酸ジメチルまたは
硫酸ジエチルの様な硫酸ジアルキルは、好ましくは一般
式(A)の7−アルコキシ−1,2−ナフトキノン−2
−ジアジド−4−スルホン酸を調製するためのアルキル
化剤として使用する。
しかし、原則的には芳香族スルホン酸エステル、例えば
p−トルエンスルホン酸エステルも、特に臭化テトラブ
チルアンモニウムまたは臭化ペンジルトリエチルアンモ
ニウムの様な「相移動触媒」の存在下では適している。
一般式(A)の7−エボキシアルコキシ−1.2−ナフ
トキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸を調製するに
は、使用するアルキル化剤は、ハロゲン化エボキシアル
キル、好ましくは臭化エボキシプ口ピルまたはエビクロ
ロヒドリンであり、一般式(A)の7−アリールアルキ
ル−1.2=ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホ
ン酸を調製するには、ハロゲン化アラルキル、例えば臭
化ベンジルまたは塩化ベンジルを使用する。
好ましい一般式(A)の7−アリールカルボニルオキシ
ーおよび7−アリールスルホニルオキシ−1,2−ナフ
トキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸に使用するア
シル化剤は、アリールカルボン酸ハロゲン化物、例えば
塩化ベンゾイル、塩化2−メチルベンゾイルまたは塩化
4−メチルベンゾイル、またはアリールスルホン酸ハロ
ゲン化物、例えばベンゼンスルホン酸塩化物またはpト
ルエンスルホン酸塩化物である。
一般式(A)の7−アルキル力ルポニルオキシー1,2
−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸は、7
−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−
4−スルホン酸を、氷酢酸中で無水塩化亜鉛の存在下で
、アルキルカルボン酸塩化物または無水アルキルカルボ
ン酸と反応させることにより、さらに容易に得られる。
アルキル化およびアシル化反応の推移が驚く程容易であ
るのは、アルカリ水溶岐中における7−ヒドロキシ−1
,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸の
安定性が高いためである。
置換2−ナフトール語導体としての7−ヒドロキシ−1
,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4スルホン酸はア
ルカリ性溶液中でカップリングしてアゾ染料を与えるこ
とがない(自己カップリング)のも驚くべきことである
一般式(A)の置換1,2−ナフトキノン−2ージアジ
ド−4−スルホン酸、好ましくは7−メトキシ−1,2
−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸は、照
射感応性エステルまたはアミドを調製するための貴重な
中間体である。これらの誘導体は、7−メトキシー1,
2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸から
、公知の方法で、クロロスルホン酸またはクロロスルホ
ン酸/塩化チオニル混合物で塩素化し、続いて得られた
スルホン酸塩化物を好ましくは芳香族モノヒドロキシま
たはポリヒドロキシ化合物または多核第一または第ニア
ミンと縮合させることによって得られる。
7−メトキシー1.2−ナフトキノン−2−ジアジド−
4−スルホン酸の照射感応性エステルまたはアミドは、
照射感応性混合物、例えばマイクロエレクトロニクスに
おける半導体部品製造用の感光性樹脂として、あるいは
印刷版または色試験シートを光学機械的に作製するため
に、工業的に有利に使用できる。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが
、これらの実施例に限定されるものではない。
実施列 2.7−ジヒドロキシ−1−二トロソナフタレン(1) 250g (1.56モル)の2.7−ジヒドロキシナ
フタレン(バイエル)を0〜90℃で、875mlの氷
酢酸に溶解し、2.5hgの粉砕した氷を加えて再び沈
殿させ、〕工常に細かく分散した、明るいベージュ色の
粘性の懸濁液が形成され、温度は−10〜−12℃に降
下した。良く攪拌し、外部から冷却しながら、この懸濁
液に 107.88g (1.56モル)の固体の亜硝酸ナト
リウム少しずつ加え、この混合物をさらに1時間攪拌し
、さらに10.7g (0.56モル)の固体亜硝酸ナ
トリウムを加えた。−8〜−5℃で攪拌をさらに2時間
続け、暗赤色の結晶として生じた2,7−ジヒドロキシ
−1−ニトロソナフタレンを吸引枦別し、吸引フィルタ
ー上で十分に圧迫した。この反応坐成物を未だ湿ってい
る内に吸引フィルターから採り、5gの水に入れ、20
〜25℃で約1時間攪拌し、再び吸引枦別し、十分に圧
迫し、空気循環式恒温橘中で20〜25℃で24時間乾
燥した。
収量:純朴な生成物が294g (一理論値の99.6
%) 特性データ: 外観:暗赤色、細かい分散性粉体 融点:140〜145℃(明色化) よ195℃(融解せずに炭化) 元素分析 実験式二〇1oH703N 分子量=189 C      H     N 計算値=63、5   3.7   7.4実測v1:
  63.7   3.7   7.1200g (1
.06モル)の2,7−ジヒドロキシ−1−ニトロソナ
フタレン(1)を1.75ρの水に20〜25℃で分散
させ、67g(0.8モル)の炭酸水素ナトリウムをゆ
っくり、少量ずつ、攪拌しながら加え、1mlのn−オ
クタノールを加えて最初の発泡を防止した。
次いで225g (1.2モル)の二亜硫酸ナトリウム
(Na2S205)を加え、混合物を20〜25℃で1
7時間攪拌したところ、最初は赤色だった懸濁液が茶色
の溶液に変化した。溶液を活性炭を通してi戸過し、少
量の黒色樹脂状生成物を除き、透明な茶色の冫戸液に、
それがコンゴ レッドに対して酸性反応を示すまで、6
60mlの37%塩酸を加え、この混合物を攪拌しなが
ら40〜50℃で75分間加熱した。この間に、SO2
を放出しながら、反応生成物の一部が既に沈殿した。
反応混合物を20〜25℃に冷却し、24峙間放置した
後、沈殿した明灰色桔晶を吸引枦別し、吸引フィルター
上でよく圧迫し、先ず5 0 0 mlの水で、次いで
1gのメタノールで、流出するメタノール相が僅かに黄
色を呈するまで洗浄した。空気循環式恒温槽中で20〜
25℃で乾燥した後、尚2モルの結晶水を含む2,7−
ジヒドロキシ−1−アミノナフタレン−4−スルホン酸
が明灰色粉末として得られた。
収量:純粋な生戊物が288g (一理論値の90、5
%) 特性データ: 外観:暗灰色粉末 融点:よ275℃(分解) 元素分析 実験式:C  H  O  NS・2H201095 分子fi1:291 C    H   N   S   H20計算値: 
 41.  2  4.  5  4. 8  11.
  0  12.4実測tri:  41.8  4.
2  4.6  10.9  12.1219g (0
.662モル)の19%硝酸を15℃に冷却し、攪拌し
ながら、1.  5g<5.2X10−”モル)の2.
7−ジヒドロキシ1−アミノナフタレン−4−スルホン
酸●2H20 (tl)を導入した。約1mlの65%
硝酸で酸化反応が開始した後、攪拌しながら、15〜2
0℃で2峙間かけて、残りの148.5g(0.51モ
ル)の2.7−ジヒドロキシ−1−アミノナフタレン−
4−スルホン酸・2R20を少量ずつ加え、暗赤色の溶
液を形成した。n−オクタノールを数滴加えることによ
って、初明発泡を大幅に抑えることができた。2.7−
ジヒドロキシ−1−アミノナフタレン−4−スルホン酸
●2H20をすべて加え終った後、この混合物を15〜
20℃でさらに30分間攪拌し、暗赤色の懸濁液を1.
6gの水に50℃で攪拌して混入した。これによって透
明で、暗赤色の溶演が得られた。この溶演に170gの
塩化カリウムを、約25gずつに分けて加えた。最初の
25fの塩化カリウムを加えた時に既に、この溶液から
赤色の明るい粘晶の沈殿が開始した。この反応混合物を
0〜5℃に冷却し、2時間後に吸引枦過し、吸引フィル
ターの内容物を先ず80mlの飽和塩化カリウム溶液で
、次に160mlのエタノールで洗浄し、十分に圧迫し
た。フィルター上の残留物を空気循環式恒温槽中で20
〜25℃で乾燥させた。
この様にして調製した粗製7−ヒドロキシ−1,2−ナ
フトキノン−4−スルホン酸(K塩)は、塩化カリウム
の他に、少ユの7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン
−1−ジアジド−4−スルホン酸(K塩)および1モル
の結晶水を含んでいた。
純粋な7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−4−ス
ルホン酸(K塩)は、この粗製物を水から再沈殿させて
得た。
収量:粗製物が148g (89%品質)純粋な生成物
(100%品質)が 131.7g 即ち理論値の82.4% 特性データ: 外il!:F@赤色結晶性粉末 融点:よ275℃(分解) 元素分析 実験式: C toH 50 6S K・IH20分子
息:310 C    H   S   H20 計算値:  38.7  2.3  10.3  5、
8実測値:  38.8  2.1   9.9  6
、17−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−4−スル
ホン酸のアンモニウム塩は、硝酸で酸化した後に生じた
懸濁液を0〜5℃に冷却し、攪拌しながら、飽和塩化ア
ンモニウム溶液を加えて調製した。2時間後に、赤色の
懸濁液を吸引枦過し、フィルター残留物を吸引フィルタ
ー上で先ず飽和塩化アンモニウム溶演で、次にエタノー
ルで洗浄し、良く圧迫し、空気循環式恒温槽中で20〜
25℃で乾燥させた。
この様にして調製した7−ヒドロキシ−1.2ーナフト
キノン−4−スルホン酸(NH4塩)は、塩化アンモニ
ウムの他に、少量の7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキ
ノン−1−ジアジド−4−スルホン酸(NH4塩)およ
び1モルの結晶水を含む。
純粋な7−ヒドロキシ−1.2−ナフトキノン−4−ス
ルホン酸(NH4塩)は、この粗製物を水から再沈殿さ
せて得た。
収ffi:粗製物が12’zr (93、40%品質)
純粋な生或物(100%品質)が 117.7g 即ち理論値の78.5% 特性データ: 外観:暗赤色結晶性物質 融点:よ215℃(分解) 元素分析 実験式:CloH9N06S●lH20分子量:289 C   H  N  S  H20 =1算値:41,  5  3.8  4.8  11
.  1  6.  2尖測値:38.8  2.1 
 5.1  10.7  5.9131.4g (0.
377モル)の89%7一ヒドロキシ−1.2−ナフト
キノン−4−スルホン酸(K塩)・IH20を、88.
  2g(0、47モル)のp−1−ルエンスルホン酸
ヒドラジドおよび900mlのメタノールの懸濁液中に
、攪拌しながら少量ずつ25分間かけて導入し、20〜
28℃でさらに3時間攪拌し、暗赤色の懸濁液が苦色の
懸濁液に変化した。この黄色の懸濁液をO〜5℃に冷却
し、苦色の反応粗製物を吸引枦別し、吸引フィルター上
で100mlのエタノールで2回洗浄し、この残留物を
空気循環式恒温槽中で50〜55℃で16侍間乾燥した
。この反応粗製物は少量の、1モルの結晶水を持つ7−
ヒドロキシー1.2−ナフトキノン−1−ジアジド−4
−スルホン酸(K塩)を含んでいた。純粋な7ーヒドロ
キシ−1 2−ナフトキノン−4−スルホン酸(K塩)
は、この粗製物を水から再沈殿させて得た。
収f21:粗製物が112.5g (95.2%品質)
純粋な生成物(100%品質)が 107.1g 即ち理論値の93.5% 特性データ: 外観:明黄色結晶性粉末 融点:よ165℃(分解) 元素分析 実験式: C ,oH 5 N 2 0 5S K分子
量:304 ・IH20 CHNSH20 計算値:37.3  2.2  8.7  9.9  
5.6実測値:37.0  2.0  8.5  9.
6  5.3A) 21.28g (0.067モル)の95.2%7−ヒ
ドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−
スルホン酸(K塩)●IH20を140mlの水および
36ml (0.072モル)の2N水酸化カリウム溶
液に溶解した。次いで、13.23g (0.105モ
ル)の硫酸ジメチルを、20〜25℃で攪拌しながら加
え、オレンジー赤色の溶液を形成した(pH12.08
)。
メチル化反応が直ちに開始したことが、溶液のpH低下
で示された(pH計)。16.8ml(0.034モル
)の2N水酸化カリウム溶液を目盛付ピペットを使用し
て滴下して加え、この溶液のpHを11〜12の範囲に
維持した(pH−調整反応)。
約30分間後、真珠層の様なHきを示す明黄色の小板が
黄褐色の溶液から沈殿した。得られた懸濁液を先ずO〜
2℃で1.5rJ,+I間攪拌し、pHが11.5〜1
1,7になった。続いて、この混合物を吸引枦過し、フ
ィルター残留物を先ず20mlの飽和塩化カリウム溶液
で、次いで15mlの氷水で洗浄し、空気循環式恒温槽
中で20〜25℃で乾燥した。この粗製物は尚1モルの
結晶水を含む。
純粋な7−ヒドロキシー1.2−ナフトキノン2−ジア
ジド−4−スルホン酸(K塩)●IH20は、この粗製
物を水から丙沈殿させて得た。
収量:粗製物が19.95g (91.4%品質)純粋
な生成物(100%品質)が 18.23sr 即ち理論値の81% 特性データ: 外観:黄色結晶性粉末 融点:≧150℃(分解) 元素分析 実験式:CllH7N205SK弓H2o分子量:33
6 CHNSH20 計算値:39.  3  2.  7  8.  3 
 9.  5  5.4実測値:38.8  2.5 
 8.2  9.5  5.3同様にして、7−ヒドロ
キシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スル
ホン酸(K塩)・IH20(IV)を、各種のエーテル
化剤(B)、例えば硫酸ジエチル、エビプロモヒドリン
または臭化ベンジル、あるいはエステル化剤(C)、例
えば塩化ベンゾイルまたはp一トルエンスルホン酸塩化
物と反応させることによって、7の位置でエーテルまた
はエステル基で置換した、一般式(A)のそれぞれ対応
した1,2−ナフトキノン一2−ジアジド−4−スルホ
ン酸誘導体を得た。
7−ヒドロキシー1,2−ナフトキノン−2−ジアジド
−4−スルホン酸(K塩)・IH2oを氷酢酸中で無水
酢酸および無水塩化亜鉛と反応させることによって、一
般式(A)の7−アセチルオキシ誘導体を調製するこが
できた。
本発明に係わる一般式(A)の化合物の幾つかを下記の
第1表に示す。
一4( 7−メトキシー1.2−ナフトキノン−2−ジア15g
 (0.0408モル)の91.4%7一メトキシー1
,2−ナフトキノン−2−ジアジド4−スルホン酸(K
塩)・1H20(V)を、72.  5ml (1. 
 13モル)のクロロスルホン酸に、12〜15℃で3
5分間かけて加え、次いで16.35ml (0.22
4モル)の塩化チオニルを加えた。反応混合物の温度が
18〜20℃に上昇し、SO2およびHCIガスが発生
した。この反応混合物を48〜50℃に加熱し、さらに
15分間攪拌し、20℃に冷却してから、680gの氷
および230mlの水に、良く攪拌しながら注意深く滴
下して加えた。3〜4時間後、この混合物を吸引枦過し
、フィルター残留物(約29g)を湿ったままフィルタ
ーから採り、690mlのアセトンに溶解し、2gの活
性炭を加えて、この黄褐色溶液を22〜24℃で5分間
攪FPI,、活性炭を吸引枦別し、透明な枦液を、15
00mlの水および50mlの36%塩酸の混合物に5
0分間かけて滴下して加えた。2分後、生成物をi戸別
し、良く圧迫し、五酸化リン上で真空にして16時間乾
燥した。
収瓜:純粋な生成物が1 0.  7 5 g,即ち理
論値の88.3% 特性データ: 外観:明黄色微細粉末 融点:≧165℃(分解)、赤変 元素分析 実験式:C1、H7N204SCl 分子量:298.5 CHNSCI 計算値:  44.  2  2.  3  9.4 
 10.  7  11.  9実測値=44。1  
2.  1  9.4  10.8  12.  25
.17g (0.0173モル)の7−メトキシー1,
2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸塩化
物(Vl)および1.265g(0.0055モル)の
2.3.4−}リヒドロキシベンゾフエノンを85ml
のアセトニトリルに分散させ、それに3.62g (0
.0358モル)のN−メチルモルホリンを攪拌しなが
ら20分間かけて加えた。
出発物質は溶解し、温度が22℃から28℃に上昇した
。攪拌を20〜22℃でさらに1.5時間続けた後、こ
の暗褐色の溶液を500mlの0,IN塩酸の中に滴下
して加えた。沈殿した反応生成物を吸引枦別し、200
mlのアセトン中に溶解し、この溶液を活性炭で処理し
、枦過した透明な黄色の溶液を500mlの0.IN塩
酸に滴下して加え、沈殿した生成物を吸引枦別し、20
0mlのエタノール中で50〜70℃で10分間熟成し
、次いでこの懸濁液を20〜23℃に冷却する。
この様にして精製した反応生成物を吸引枦別し、空気循
環式恒温槽中で22〜25℃で乾燥した。
収量:縮合生成物5.1g 特性データ: 外観:明黄色微細粉木状物質 融点:ミ150℃(分解) HPLC分析 縮合生成物の組或 4.8gの2.3.41リヒドロキシベンゾフエノンー
理エ値の94% 0.2gの2.3.4−トリヒドロキシベンゾフェノン
のジエステルー理論値の4% 0.1gの2.3.4−}リヒドロキシベンゾフェノン
のモノエステルー理論値の2%元素分析 実験式:C4BH28N6016S3(トリエステル)
分子量:1016 C       HNS

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(A)で表わされ、 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) ここで Rは、炭素鎖が酸素原子で中断されていてもよい、エポ
    キシアルキル、アルキルカルボニル、またはアルキルス
    ルホニル基、または置換していても置換していなくても
    よいアラルキル、アリールカルボニルまたはアリールス
    ルホニル基であり、Xは水素、金属、またはアンモニウ
    ム基である、置換1,2−ナフトキノン−2−ジアジド
    −4−スルホン酸。 2、Rが、基の炭素鎖が少なくとも一つの酸素原子で中
    断されていてもよい、3〜6個の炭素原子を持つエポキ
    シアルキル基、2〜6個の炭素原子を持つアルキルカル
    ボニル基または1〜4個の炭素原子を持つアルキルスル
    ホニル基、 または アルキル、トリハロゲノアルキル、アルコキシ、アルキ
    ルカルボニル、またはアルキルスルホニル基またはハロ
    ゲンで置換されていてもよい、7〜10個の炭素原子を
    持つアラルキル基、7〜10調の炭素原子を持つアリー
    ルカルボニル基または6〜10個の炭素原子を持つアリ
    ールスルホニル基であり、 Xはアルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを
    特徴とする、請求項1に記載する化合物。 3、Xがカリウムまたはナトリウムであることを特徴と
    する、請求項1または2に記載する化合物。 4、一般式(A)で表わされ、 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) ここで R=炭素鎖が酸素原子で中断されていてもよいアルキル
    、エポキシアルキル、アルキルカルボニル、またはアル
    キルスルホニル基、または置換していても置換していな
    くてもよいアラルキル、アリールカルボニルまたはアリ
    ールスルホニル基であり、 X=水素、金属、またはアンモニウム基である置換1,
    2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸およ
    びそれらの塩の製造方法であって、 1)2,7−ジヒドロキシナフタレンをニトロソ化し、 2)得られた2,7−ジヒドロキシ−1−ニトロソナフ
    タレン( I )をアルカリ金属亜硫酸水素塩でスルホン
    化し、形成された重亜硫酸塩付加化合物を酸性溶液中で
    還元し、中間体の分離をせずに、2,7−ジヒドロキシ
    −1−アミノナフタレン−4−スルホン酸(II)を得、 3)これを酸化して7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキ
    ノン−4−スルホン酸(III)に変え、塩として沈殿さ
    せ、 4)この塩をアリールスルホン酸ヒドラジドで相当する
    7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド
    −4−スルホン酸(IV)の塩に転換し、 5)この塩、好ましくはアルカリ金属塩、を、水性アル
    カリ中で、20〜30℃の温度で、pH11〜12で、
    アルキル化剤またはアシル化剤により、一般式(A)の
    7位置で置換した、この化合物の相当する塩に転換し、
    この塩を分離することを特徴とする方法。 5、ニトロソ化を、酢酸を含む水性懸濁液中で、アルカ
    リ金属亜硝酸塩により、+5〜−10℃の温度で行ない
    、そのニトロソ化合物を分離することを特徴とする、請
    求項4に記載する方法。 6、スルホン化を、水相中でpH5〜7の範囲で、アル
    カリ金属の亜硫酸水素塩またはアルカリ金属の二亜硫酸
    塩により行ない、形成された重亜硫酸付加化合物を、鉱
    酸を含む水溶液中で20〜60℃の温度で還元し、中間
    体の分離を行なわずに、相当するアミノスルホン酸にす
    ることを特徴とする、請求項4に記載する方法。 7、酸化を15〜25重量%の硝酸水溶液で、15〜2
    5℃の温度で行ない、形成されたナフトキノンスルホン
    酸を沈殿させ、アンモニウム塩またはカリウム塩として
    分離することを特徴とする、請求項4に記載する方法。 8、ナフトキノンスルホン酸のアンモニウム塩またはカ
    リウム塩を、p−トルエンスルホン酸ヒドラジドで、水
    相または有機相中で、20〜70℃の温度で、相当する
    7−ヒドロキシ−1,2−ナフトキノン−2−ジアジド
    −4−スルホン酸の塩に転換し、この塩を分離すること
    を特徴とする、請求項4に記載する方法。 9、アルキル化を、脂肪族または芳香族スルホン酸エス
    テルにより、またはアルキル、アラルキルまたはエポキ
    シアルキルのハロゲン化物により行なうことを特徴とす
    る、請求項4に記載する方法。 10、アシル化を、芳香族カルボン酸またはスルホン酸
    のハロゲン化物により行なうことを特徴とする、請求項
    4に記載する方法。 11、アルキル化剤として、硫酸ジアルキルを使用する
    ことを特徴とする、請求項9に記載する方法。 12、アルキル化剤として、臭化エポキシプロピルまた
    は臭化ベンジルを使用することを特徴とする、請求項9
    に記載する方法。 13、アシル化剤として、塩化ベンゾイルまたはp−ト
    ルエンスルホン酸塩化物を使用することを特徴とする、
    請求項10に記載する方法。 14、Rが、基の炭素鎖が少なくとも一つの酸素原子で
    中断されていてもよい、1〜6個の炭素原子を持つアル
    キル基、3〜6個の炭素原子を持つエポキシアルキル基
    、2〜6個の炭素原子を持つアルキルカルボニル基また
    は1〜4個の炭素原子を持つアルキルスルホニル基、 または アルキル、トリハロゲノアルキル、アルコキシ、アルキ
    ルカルボニル、またはアルキルスルホニル基またはハロ
    ゲンで置換されていてもよい、7〜10個の炭素原子を
    持つアラルキル基、7〜10個の炭素原子を持つアリー
    ルカルボニル基または6〜10個の炭素原子を持つアリ
    ールスルホニル基であり、 Xはアルカリ金属またはアルカリ土類金属であることを
    特徴とする、請求項4に記載する方法。 15、Xがカリウムまたはナトリウムであることを特徴
    とする、請求項14に記載する方法。 16、式(A)の化合物の、感光性混合物および材料に
    おける感光性誘導体を製造するための中間体としての使
    用。
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