JPH0310126B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310126B2 JPH0310126B2 JP57095232A JP9523282A JPH0310126B2 JP H0310126 B2 JPH0310126 B2 JP H0310126B2 JP 57095232 A JP57095232 A JP 57095232A JP 9523282 A JP9523282 A JP 9523282A JP H0310126 B2 JPH0310126 B2 JP H0310126B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reactive power
- voltage
- thyristor
- control
- fluctuations
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
送電系統あるいは配電系統における電圧の安定
化を図る目的で設置されるサイリスタ式無効電力
補償装置においては、通常定電圧制御が用いられ
ているが、この方式では急峻な電圧変動に応答し
ない。そこで、本発明は負荷の無効電力の急峻な
変化分を検出し、上記制御の応答特性を改善しよ
うとするものである。
化を図る目的で設置されるサイリスタ式無効電力
補償装置においては、通常定電圧制御が用いられ
ているが、この方式では急峻な電圧変動に応答し
ない。そこで、本発明は負荷の無効電力の急峻な
変化分を検出し、上記制御の応答特性を改善しよ
うとするものである。
ここに、まず従来のこの種サイリスタ式無効電
力補償装置に対する制御について説明する。
力補償装置に対する制御について説明する。
第１図にサイリスタ式無効電力補償装置におけ
る従来の定電圧制御方式の一例を示す。
る従来の定電圧制御方式の一例を示す。
図において、１は例えば変電所母線ｌに接続さ
れたサイリスタ式無効電力補償装置であり、リア
クトルおよび逆並列接続したサイリスタの直列回
路よりなつている。
れたサイリスタ式無効電力補償装置であり、リア
クトルおよび逆並列接続したサイリスタの直列回
路よりなつている。
母線ｌに電圧変成器（PT）２が接続され、こ
のPT２の出力を整流器Rfで整流して得られた母
線電圧検出値Vsと、ローパスフイルタ（LPF）
３を通した平均値sとの差△Vsを、ローパスフ
イルタ（LPF）４を通して比較増巾し、フアン
クシヨン回路およびパルス発生回路５を通して無
効電力補償装置１のリアクトル電流をサイリスタ
により制御している。第２図に従来のアーク炉の
フリツカ防止用などして用いられる無効電力補償
装置の急峻な電圧変動制御の例を示す。
のPT２の出力を整流器Rfで整流して得られた母
線電圧検出値Vsと、ローパスフイルタ（LPF）
３を通した平均値sとの差△Vsを、ローパスフ
イルタ（LPF）４を通して比較増巾し、フアン
クシヨン回路およびパルス発生回路５を通して無
効電力補償装置１のリアクトル電流をサイリスタ
により制御している。第２図に従来のアーク炉の
フリツカ防止用などして用いられる無効電力補償
装置の急峻な電圧変動制御の例を示す。
アーク炉のような変動負荷７の電流I〓sと母線電
V〓sにより、無効電力検出器６で、瞬時無効電力
Qsを求め、フアンクシヨン回路およびパルス発
生回路５を通して、無効電力補償装置１のリアク
トル電流を、サイリスタにより、負荷の無効電力
に見合つただけ増減して系統のフリツカを抑制し
ている。以上説明したうち、前者は、若干触れた
ように母線電圧VsとLPF３による平均値sの差
△Vsが適当な範囲になるように、LPF４で比較
増巾して無効電力補償装置１のリアクトル電流を
制御している。この場合、LPF３とLPF４の時
定数τ1，τ2はτ1≫τ2に選ばれており、このτ1とτ2
によつて定まる時間領域の電圧変動を抑制でき
る。
V〓sにより、無効電力検出器６で、瞬時無効電力
Qsを求め、フアンクシヨン回路およびパルス発
生回路５を通して、無効電力補償装置１のリアク
トル電流を、サイリスタにより、負荷の無効電力
に見合つただけ増減して系統のフリツカを抑制し
ている。以上説明したうち、前者は、若干触れた
ように母線電圧VsとLPF３による平均値sの差
△Vsが適当な範囲になるように、LPF４で比較
増巾して無効電力補償装置１のリアクトル電流を
制御している。この場合、LPF３とLPF４の時
定数τ1，τ2はτ1≫τ2に選ばれており、このτ1とτ2
によつて定まる時間領域の電圧変動を抑制でき
る。
この領域は通常0.1秒程度より数秒ないし数10
秒の範囲にあり、これ以上の速い応答を求めよう
とすると無効電力補償装置は不安定となる。
秒の範囲にあり、これ以上の速い応答を求めよう
とすると無効電力補償装置は不安定となる。
また後者は、これまた若干触れたが、負荷の瞬
時無効電力Qsを検出して、このQsに見合つてリ
アクトル電流を制御し、系統電力のフリツカを抑
制している。この方式では0.001秒程度の速い変
動分をも抑制する効果があるが、オープンループ
制御でであるため、あまり高い精度の制御は期待
できない。
時無効電力Qsを検出して、このQsに見合つてリ
アクトル電流を制御し、系統電力のフリツカを抑
制している。この方式では0.001秒程度の速い変
動分をも抑制する効果があるが、オープンループ
制御でであるため、あまり高い精度の制御は期待
できない。
本発明は上述のような無効電力補償装置制御に
おける実情にそくし、瞬時無効電力Qsとその平
均値sの差と母線電圧Vsとその平均値sの差を
加算したものを無効電力補償装置の制御信号とし
て用い、前者にて急峻な電圧変動を、後者にて比
較的ゆつくりした変動を抑制し、送電系統あるい
は配電系統の電圧変動を安定化させようとするも
のである。以下本発明の実施例について説明す
る。
おける実情にそくし、瞬時無効電力Qsとその平
均値sの差と母線電圧Vsとその平均値sの差を
加算したものを無効電力補償装置の制御信号とし
て用い、前者にて急峻な電圧変動を、後者にて比
較的ゆつくりした変動を抑制し、送電系統あるい
は配電系統の電圧変動を安定化させようとするも
のである。以下本発明の実施例について説明す
る。
第３図のブロツクダイヤグラムにおいてＡは定
電圧制御系信号検出ブロツクであり、Ｂは無効電
力制御系信号検出ブロツクである。Ａブロツクに
おいては、すでに説明したような手段により求め
られる瞬時電圧Vsを入力として、これを整流す
ることにより得られる信号VsとLPF３を通した
電圧平均値sの差を加算器８により求める。こ
の差信号△VsはLPF４で比較増巾して出力され
る。この信号△Vsは第１図の従来例によるもの
と同様であり、ゆつくりした定電圧制御機能を有
する。
電圧制御系信号検出ブロツクであり、Ｂは無効電
力制御系信号検出ブロツクである。Ａブロツクに
おいては、すでに説明したような手段により求め
られる瞬時電圧Vsを入力として、これを整流す
ることにより得られる信号VsとLPF３を通した
電圧平均値sの差を加算器８により求める。こ
の差信号△VsはLPF４で比較増巾して出力され
る。この信号△Vsは第１図の従来例によるもの
と同様であり、ゆつくりした定電圧制御機能を有
する。
Ｂブロツクにおいては、これまたすでに説明し
たような手段により求められる変動負荷電流I〓sと
前記電圧V〓sを無効電力検出器６に入力して求め
た瞬時無効電力Qsを入力として、このQsとLPF
９を通過させた無効電力平均値sとの差△Qsを
加算器８より出力する。この△Qsは急変部に対
応するものである。
たような手段により求められる変動負荷電流I〓sと
前記電圧V〓sを無効電力検出器６に入力して求め
た瞬時無効電力Qsを入力として、このQsとLPF
９を通過させた無効電力平均値sとの差△Qsを
加算器８より出力する。この△Qsは急変部に対
応するものである。
この△QsはLPF４出力△Vsと加算器８により
加算され、フアンクシヨン回路およびパルス発生
回路５を通してサイリスタを用いた無効電力補償
装置１のリアクトル電流を制御する。
加算され、フアンクシヨン回路およびパルス発生
回路５を通してサイリスタを用いた無効電力補償
装置１のリアクトル電流を制御する。
この場合、前記LPF９の時定数τ3を適切に選択
し、定電圧制御系信号△Vsで補償できる0.1秒程
度よりも速い変動に対しては△Qsで補償し、定
電圧制御系等で補償できる0.1秒程度より遅い変
動に対しては、△Qsが十分減衰するようにする。
し、定電圧制御系信号△Vsで補償できる0.1秒程
度よりも速い変動に対しては△Qsで補償し、定
電圧制御系等で補償できる0.1秒程度より遅い変
動に対しては、△Qsが十分減衰するようにする。
第４図に系統電圧がステツプ状に変化したとき
の、本発明による応答速度を示す。母線電圧の急
峻な変動に対しては直ちに△Qsにより無効電力
補償装置が動作し、母線電圧が変動したレベルに
とどまつているときは△Vsにより無効電力補償
装置が動作することを示している。
の、本発明による応答速度を示す。母線電圧の急
峻な変動に対しては直ちに△Qsにより無効電力
補償装置が動作し、母線電圧が変動したレベルに
とどまつているときは△Vsにより無効電力補償
装置が動作することを示している。
以上説明したように、本発明によれば、第１図
に示した従来例で補償できなかつた0.01〜0.1秒
程度の急峻な電圧変動に対してもある程度の補償
ができるとともに、0.1秒より数秒ないし数10秒
の変動に対しても高い精度で系統電圧を安定させ
ることができる。しかも、定電圧制御を用いたも
のに、負荷の発生する無効電力と、この無効電力
をローパスフイルタを通した無効電力平均値との
差信号を得る回路を付加するのみで良いため、予
測制御を組み込むもの等に比べ実際の制御装置が
極めて簡単になる。
に示した従来例で補償できなかつた0.01〜0.1秒
程度の急峻な電圧変動に対してもある程度の補償
ができるとともに、0.1秒より数秒ないし数10秒
の変動に対しても高い精度で系統電圧を安定させ
ることができる。しかも、定電圧制御を用いたも
のに、負荷の発生する無効電力と、この無効電力
をローパスフイルタを通した無効電力平均値との
差信号を得る回路を付加するのみで良いため、予
測制御を組み込むもの等に比べ実際の制御装置が
極めて簡単になる。
第１図、第２図は従来のサイリスタ無効電力補
償装置の電圧制御を示す。第３図は本発明の一実
施例を示す。第４図本発明の制御装置の系統電圧
変動の応答速度を示す。 １…サイリスタ式無効電力補償装置、２…電圧
変成器、３，４，９…ローパスフイルタ、５…フ
アンクシヨン回路およびパルス発生回路、６…瞬
時無効電力検出器、７…変動負荷、８…加算器。
償装置の電圧制御を示す。第３図は本発明の一実
施例を示す。第４図本発明の制御装置の系統電圧
変動の応答速度を示す。 １…サイリスタ式無効電力補償装置、２…電圧
変成器、３，４，９…ローパスフイルタ、５…フ
アンクシヨン回路およびパルス発生回路、６…瞬
時無効電力検出器、７…変動負荷、８…加算器。
Claims (1)
- １ 送電系統あるいは配電系統の電圧安定の目的
で設置されるサイリスタ式無効電力補償装置にお
いて、定電圧制御を用いるとともに、その応答速
度の改善のため、負荷の発生する無効電力を検出
し、前記無効電力とこの無効電力をローパスフイ
ルタを通した無効電力平均値との差信号を用いる
ことを特徴とするサイリスタ式無効電力補償装置
の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57095232A JPS58212328A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | サイリスタ式無効電力補償装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57095232A JPS58212328A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | サイリスタ式無効電力補償装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58212328A JPS58212328A (ja) | 1983-12-10 |
| JPH0310126B2 true JPH0310126B2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=14132011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57095232A Granted JPS58212328A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | サイリスタ式無効電力補償装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58212328A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630033B2 (ja) * | 1986-04-04 | 1994-04-20 | 電源開発株式会社 | 無効電力補償装置 |
| JPH0731299Y2 (ja) * | 1986-05-31 | 1995-07-19 | 日新電機株式会社 | 無効電力補償制御装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123648A (ja) * | 1974-08-22 | 1976-02-25 | Fuji Electric Co Ltd | |
| JPS531849A (en) * | 1976-06-26 | 1978-01-10 | Fuji Electric Co Ltd | Controlling method for static reactive power compensator |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP57095232A patent/JPS58212328A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123648A (ja) * | 1974-08-22 | 1976-02-25 | Fuji Electric Co Ltd | |
| JPS531849A (en) * | 1976-06-26 | 1978-01-10 | Fuji Electric Co Ltd | Controlling method for static reactive power compensator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58212328A (ja) | 1983-12-10 |
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