JP2768848B2 - 静止形無効電力補償装置の制御装置 - Google Patents

静止形無効電力補償装置の制御装置

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JP2768848B2 JP3093694A JP9369491A JP2768848B2 JP 2768848 B2 JP2768848 B2 JP 2768848B2 JP 3093694 A JP3093694 A JP 3093694A JP 9369491 A JP9369491 A JP 9369491A JP 2768848 B2 JP2768848 B2 JP 2768848B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統に接続され系
統電圧を維持する静止形無効電力補償装置の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統の電圧維持は安定した電力供給
という観点から極めて重要である。電圧変動を抑制する
ためには、その最も大きな原因となる無効電力を制御す
ることが必要であり、そのために、静止形無効電力補償
装置が設置されている。図2に従来の静止形無効電力補
償装置の単線結線図と制御装置のブロック図を示す。図
において、1は電力系統、2は電圧変成器、3は静止形
無効電力補償装置の制御装置、4は降圧用変圧器、5は
サイリスタ制御リアクトル(以下TCRと記す)、6は
サイリスタスイッチコンデンサ(以下TSCと記す)で
ある。
【0003】TCR5はリアクトル51及びサイリスタ5
2,53で構成されており、又、TSC6はコンデンサ61
及びサイリスタ62,63で構成される。31は電圧検出回
路、32は電圧基準回路、33,37は加算回路、34は伝達関
数回路、35はTSC制御回路、36はTSCの投入量計算
回路、38はQ−α関数発生回路、39,40は点弧パルス回
路である。
【0004】次に動作原理を説明する。電圧変成器2に
より系統電圧を検出し、静止形無効電力補償装置の制御
装置3によって系統電圧が低下した場合は、進相無効電
力を供給するように、逆に、系統電圧が上昇した場合に
は、遅相無効電力を供給するように、TCR5のサイリ
スタ52,53の位相制御及びTSC6のサイリスタ62,63
のON-OFF制御を行なう。
【0005】電圧変成器2の出力は電圧検出回路31を通
して実効値又は平均値に変換され、その出力は電圧基準
回路32の出力と加算回路33で比較され、偏差分が伝達関
数回路34に入力される。伝達関数回路34は比例積分回路
などから構成され、静止形無効電力補償装置の応答特性
を決定する部分である。伝達関数回路34の出力はTSC
制御回路35に入力され、TSCのON-OFFの判定が行なわ
れる。その結果は、点弧パルス発生回路40に入力され、
ここでTSC6のサイリスタ62,63のゲートパルスを発
生する。
【0006】一方、TSC制御回路35の出力はTSCの
投入量計算回路36に入力され、加算回路37を介して、伝
達関数発生回路34の出力を補正して、TSCON-OFF時の
過渡特性を改善している。加算器37の出力はQ−α関数
発生回路38により、無効電力基準より対応するTCR5
用のサイリスタ52,53の位相制御角相当に変換され、更
に、点弧パルス発生回路39によりゲートパルスを与えて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように静止形
無効電力補償装置の応答特性は伝達関数回路34により決
定され、その伝達関数は電力系統1の構成と、TCR
5,TSC6の容量及び目的とする応答速度・安定度に
より決定されるが、サイリスタ52,53の制御位相αを最
小値αmin から最大値αmax に変化させたときにTCR
5で制御できる無効電力量ΔQは、TSC6のON-OFF状
態によって変化するため、伝達関数が固定された値であ
ると、応答特性が変化することになる。
【0008】従って、TSC6がOFF の状態に合わせて
伝達関数を決定すると、TSC6がONとなった時に応答
が不安定になったり、逆に、TSC6がONの状態に合わ
せて伝達関数を決定すると、TSC6がOFF となったと
きに応答速度が低下するといった不具合があった。本発
明は上記不具合を解決するためになされたものであり、
TSCのON-OFF状態に拘らず、常に高速かつ安定な応答
特性を有する静止形無効電力補償装置の制御装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明では電力系統の電圧と基準値とを比較
し、その偏差から偏差分に応じた応答特性を出力する伝
達関数回路と、前記伝達関数による応答特性をTSC
(サイリスタスイッチ・コンデンサ)制御回路を介して
TSCの点弧角パルス発生回路に入力すると共に、TS
Cの投入量を決定するTSC投入量計算回路にも入力
し、前記TSC投入量計算回路の出力に応じて伝達関数
回路の出力を補正してTCR(サイリスタ制御・リアク
トル)の点弧角パルス発生回路に入力して無効電力を制
御する静止形無効電力補償装置の制御装置において、前
記TSC投入量計算回路の出力に応じて伝達関数回路の
伝達関数を変更する伝達関数変更回路を備えた。即ち、
TSCの投入量により、伝達関数を最適となるよう変化
させているため、TSCの状態に拘らず常に高速かつ安
定な応答が得られる。
【0010】
【実施例】以下に実施例を説明する。図1は本発明の実
施例を示す静止形無効電力補償装置の単線結線図と制御
装置のブロック図である。図1において図2と同一符号
は同一の要素を示し、以下異なる部分について説明す
る。41は伝達関数変更回路で、伝達関数回路34は前記伝
達関数変更回路41の指令により伝達関数を選択あるいは
変更できるように構成されている。その他の構成は図2
と同様である。
【0011】次に、作用について説明する。伝達関数変
更回路41はTSCの投入量計算回路36の出力を監視して
おり、TSCの投入量に応じて伝達関数回路34に対して
伝達関数変更の指令を出力する。ここで伝達関数回路34
は複数種類の伝達関数を有しており、常に高速かつ安定
な応答となるように変更される。なお、伝達関数はTS
Cの投入量に応じて予め数種類設定している内から選択
する方法や、その都度、伝達関数変更回路41で演算決定
する方法等が考えられる。本実施例によれば、TSCの
投入量に拘らず、高速かつ安定に動作できる制御装置を
得ることができる。
【0012】上記実施例では、TSCの投入量に応じて
伝達関数を変更するようにしたが、TSCのON-OFF状態
に応じて伝達関数を変更するようにしても同様の効果が
得られる。また、TSCの代わりにしゃ断器等の機械式
スイッチによってコンデンサに流れる電流を制御する場
合についても同様である。なお、上記実施例の内の制御
装置3はブロック図で示しているが、この内、31〜38及
び41の全部又は一部については、マイクロコンピュータ
等により演算処理させることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればT
SCの状態に応じて、伝達関数を変更させるようにした
ので、常に高速かつ安定な応答特性を有する静止形無効
電力補償装置の制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す静止形無効電力補償装
置及びその制御装置のブロック図。
【図2】従来の静止形無効電力補償装置の制御装置のブ
ロック図。
【符号の説明】
1 電力系統 2 電圧変成器 3 静止形無効電力補償装置の制御装置 4 降圧用変圧器 5 サイリスタ制御リアクトル(TCR) 6 サイリスタスイッチコンデンサ(TSC) 31 電圧検出回路 32 電圧基準回路 33,37 加算回路 34 伝達関数回路 35 TSC制御回路 36 TSCの投入量計算回路 38 Q−α関数発生回路 39,40 点弧パルス発生回路 41 伝達関数変更回路 51 リアクトル 61 コンデンサ 52,53,62,63 サイリスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 1/70 H02J 3/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の電圧と基準値とを比較し、そ
    の偏差から偏差分に応じた応答特性を出力する伝達関数
    回路と、前記伝達関数による応答特性をTSC(サイリ
    スタスイッチ・コンデンサ)制御回路を介してTSCの
    点弧角パルス発生回路に入力すると共に、TSCの投入
    量を決定するTSC投入量計算回路にも入力し、前記T
    SC投入量計算回路の出力に応じて伝達関数回路の出力
    を補正してTCR(サイリスタ制御・リアクトル)の点
    弧角パルス発生回路に入力して無効電力を制御する静止
    形無効電力補償装置の制御装置において、前記TSC投
    入量計算回路の出力に応じて伝達関数回路の伝達関数を
    変更する伝達関数変更回路を備えたことを特徴とする
    止形無効電力補償装置の制御装置。
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JPS59188343A (ja) * 1983-04-06 1984-10-25 東京電力株式会社 静止形無効電力補償装置
JPS60216723A (ja) * 1984-04-11 1985-10-30 富士電機株式会社 ハイブリツド式静止形無効電力補償装置

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