JPH03100595A - 静止画像表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、一つのディスク装置で複数の表示装置にそ
れぞれ異なる静止画像を同時に表示させることのできる
静止画像表示システムに関する。

（従来の技術） 従来から、店頭に表示装置を設置し、この表示装置に静
止画像を表示して広告等を行なう静止画像表示システム
が知られている。

かかる静止画像表示システムは、ディスクに記録された
静止画像の画像信号をディスク装置で読み取り、この読
み取った画像信号の静止画像を表示装置に表示させるも
のである。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の静止画像表示システムにあっては
、−台のディスク装置に対して表示装置は一台であり、
また、−台のディスク装置に複数台の表示装置を接続し
ても同一静止画像が表示されるだけである。このため、
例えばショッピング街等の各店頭でそれぞれ異なる静止
画像を表示させるには、複数台のディスク装置が必要と
なり、非常に不経済なものとなってしまう。

とくに、静止画像の場合、動画と異なって同一画像が長
時間表示されるので、注意深く静止画像が注視される。

このため、広告効果を損なわないように、静止画像の鮮
明なレーザディスク装置が使用され、複数台のレーザデ
ィスク装置を備えることは非常に高価なものとなってし
まうという問題があった。

（発明の目的） そこで、この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、−台のディスク装置でも
複数の表示装置にそれぞれ異なる静止画像を表示するこ
とのできる静止画像表示システムを提供することにある
。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の目的を達成するため、静止画像を表
示する複数の表示装置と、ディスクに記録された複数の
静止画像の画像信号を読み出していくディスク装置とを
備えた静止画像表示システムであって、 前記ディスク装置から読み出される画像信号を記憶する
主フレームメモリと、 前記各表示装置に対応して設けられ、前記画像信号を記
憶するための複数の表示用フレームメモリと、 前記主フレームメモリに記憶された画像信号をこの画像
信号の静止画像が表示されるべき表示装置に対応した前
記表示用フレームメモリに転送させて、各表示装置に静
止画像を同時に表示させる制御装置とを備えていること
を特徴とする。

また、静止画像を表示する複数の表示装置と、ディスク
に記録された複数の静止画像の画像信号を読み出してい
くディスク装置とを備えた静止画像表示システムであっ
て、 前記各表示装置に対応して設けられ、前記画像信号を記
憶するための複数の表示用フレームメモリと、 前記ディスク装置で読み出された画像信号をこの画像信
号の静止画像が表示されるべき表示装置に対応した前記
表示用フレームメモリに転送させて各表示装置に静止画
像を同時に表示させる制御装置とを備え、 前記各表示用フレームメモリは画像信号を記憶する第１
フレームメモリと第２フレームメモリとを有し、 前記制御装置は、各表示装置と各表示用フレームメモリ
の第１フレームメモリあるいは第２フレームメモリのい
ずれか一方と接続状態にしてこの接続状態となった第１
フレームメモリあるいは第２フレームメモリに記憶され
た画像信号の静止画像を表示装置に表示させる接続切換
手段と、前記表示用フレームメモリに転送される次画面
用の画像信号を、前記表示装置と非接続状態にある第２
フレームメモリあるいは第１フレームメモリに記憶させ
る記憶指令手段とを有していることを特徴とする。

（作　用） この発明は、上記構成であるから、主フレームメモリに
ディスク装置から読み出される画像信号が記憶され、制
御装置が主フレームメモリに記憶された画像信号をこの
画像信号の静止画像が表示されるべき表示装置に対応し
た表示用フレームメモリに転送させ、各表示装置が各表
示用フレームメモリに転送された画像信号の静止画像を
表示していく。

また、ディスク装置から読み出される画像信号を制御装
置がその画像信号の静止画像が表示されるべき表示装置
の表示用フレームメモリの第１フレームメモリあるいは
第２フレームメモリに記憶させ、さらに制御装置は第１
フレームメモリあるいは第２フレームメモリに接続状態
を切り換えて第１フレームメモリあるいは第２フレーム
メモリに記憶された画像信号の静止画像を各表示装置に
表示させ、記憶指令手段が表示用フレームメモリに転送
される次画面用の画像信号を非接続状態にある第２フレ
ームメモリあるいは第１フレームメモリに記憶させる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、この発明に係わる静止画像表示システムの構
成を示したブロック図であり、第１図において、１は図
示しないレーザディスクに記録された静止画像の画像信
号を読み取るレーザディスク装置、２はレーザディスク
装置１によって読み取られた画像信号を記憶する主フレ
ームメモリ、３，４゜５は表示装置６，７．８に表示さ
せる静止画像の画像信号を記憶する表示用フレームメモ
１八　９，１０゜１１は表示用フレームメモリ３，４．
５から出力される画像信号をアナログ量のビデオ信号に
変換するＤ／Ａ変換蕾、１２．１３．１４はビデオ増幅
器、１５．１８゜１７は同期信号発生器１８から出方さ
れる同期信号をビデオ信号に付加する同期信号付加器で
ある。

２０はレーザディスク装置１を制御して所定の画像信号
を読み出させて主フレーム２に記憶させる制御装置であ
り、この制御装置２ｏは、主フレームメモリ２に記憶さ
れる画像信号を、この画像信号の静止画像が表示される
べき表示装置６，７．８に対応した表示用フレームメモ
リ３，４．５に転送させる。また、制御装置２ｏは、前
記レーザディスクに記憶された静止画像のうち所定の静
止画像の画像信号をレーザディスク装゛置ｌに読み出さ
せる読出指令手段としての機能を有している。

次に、上記実施例の動作について説明する。

ここで、図示しないレーザディスクには、各表示装置６
，７．８に表示されるべき静止画像Ａ１〜Ａ４、Ｂ＋−
Ｂａ、Ｃ＋〜ｃ４が第２図に示すように記録されており
、これら各静止画像Ａ１〜Ａ　ｓ　、　Ｂ　１〜Ｂ４゜
０１〜Ｃ４はこの順序で表示されるものとし、また、各
静止１ｉｉｉｉ像Ａ　＋　−Ａ　ａ　、　Ｂ　Ｉ−Ｂ　
４　、　ＣＩ−Ｃａ　ニは表示時間が例えば第２図に示
すように設定されているとする。

先ず最初に、制御装置２ｏがらの指令によってレーザデ
ィスク装置１によって静止画＊　Ａ　Ｉの画像信号が読
み出されて主フレームメモリ２に記憶され、次いで、主
フレームメモリ２に記憶された静止画＊　Ａ　＋の画像
信号がその静止画像Ａ１が表示されるべき表示装置６に
対応した表示用フレームメモリ３に転送される。この転
送後、静止画像Ｂ１の画像信号が読み出されて主フレー
ムメモリ２に記憶され、次いで、主フレームメモリ２に
記憶されたその静止画像Ｂｌの画像信号がその静止画像
Ｂ１が表示されるべき表示装置７に対応した表示用フレ
ームメモリ４に転送される。

同様に、静止画像Ｃ＋の画像信号が読み出されて主フレ
ームメモリ２に記憶され、次いで、主フレームメモリ２
に記憶されたその静止画像Ｃ１の画像信号がその静止画
像Ｃ１が表示されるべき表示装置８に対応した表示用フ
レームメモリ５に転送される。

各表示用フレームメモリ３，４．５に記憶された各画像
信号は、Ｄ／Ａ変換器９．　１０．１１によってアナロ
グ量のビデオ信号に変換された後、増幅器１２、１３．
１４によって増幅され、さらに、同期信号付加器１５．
１６．１７によってビデオ信号に同期信号が付加されて
表示装置６，７．８に入力される。そして、表示装置６
，７．８に静止画像Ａ　Ｉ、　Ｂ　＋　、　Ｃ＋が表示
される。

すなわち、表示装置６，７．８にはそれぞれ異なる静止
画像Ａ　＋　、　Ｂ　＋　、　Ｃ＋が同時に表示される
こととなる。

静止画像Ａ　１　、　Ｂ　＋　、　Ｃ＋の表示時間は３
０秒、４０秒。

５０秒であるから、最初に表示時間が終了するのは静止
画像Ａ＋であり、したがって、静止画像Ａ、の表示後に
表示される静止画像Ａ２の画像信号が、静止画像Ｃ１の
画像信号の転送後に読み出されて主フレームメモリ２に
記憶される。そして、静止画像Ａ１の表示時間（３０秒
）終了後に主フレームメモリ２に記憶された静止画像Ａ
１の画像信号が表示フレームメモリ３に転送されて表示
装置６に静止画像Ａ２が表示される。

すなわち、３０秒後には、第３図に示すように、表示装
置６，７．８に静止画像Ａ２．Ｂｌ、ＣＩが同時に表示
されることとなる。

次ぎに、表示時間が終了するのは静止画像Ｂ＋であるか
ら、静止画像Ａ２の画像信号の転送後、静止画像Ｂ２の
画像信号が読み出されて主フレームメモリ２に記憶され
る。そして、静止画像Ｂ１の表示時間である４０秒が終
了すると、主フレームメモリ２に記憶された前記画像信
号が表示用フレームメモリ４に転送されて、静止画像Ｂ
２が表示装置７に表示される。

すなわち、４０秒後には、第３図に示すように、表示装
置６，７．８に静止画像Ａ２．Ｂ２．ＣＩが同時に表示
されることとなる。

次に、表示時間が終了するのは静止画像Ｃ１であるから
、静止画像Ｂ２の画像信号の転送後、静止画像Ｃ２の画
像信号が読み出されて主フレームメモリ２に記憶される
。そして、静止画像ＣＩの表示時間（５０秒）が終了す
ると、主フレームメモリ２に記憶された前記画像信号が
表示用フレームメモリ５に転送されて、静止画像Ｃ２が
表示装置８に表示される。

すなわち、５０秒後には、第３図に示すように、表示装
置６，７．８に静止画像Ａ２．Ｂ２．Ｃ２が同時に表示
されることとなる。

そして、上記動作が繰り返されて表示装置６．７．８に
、第３図に示すようにそれぞれ異なる静止画像Ａ１〜Ａ
４．Ｂ＋〜Ｂ＊、Ｃ＋−Ｃａが順次表示されていくこと
となる。

このように、一つのレーザディスク装置１で複数の表示
装置３，４．５にそれぞれ異なる静止画像を表示するこ
とができるので、イベントの会場、ショッピング街、駅
等に複数の表示装置を設置し、各表示装置の設置場所に
応じてそれぞれ異なる静止画像を表示させることにより
、広告効果を高めることができ、しかも、安価な静止画
像表示システムとなる。また、レーザディスクを変える
だけで各表示装置に表示される静止画像の内容を変える
ことができるので非常に便利なシステムとなる。

ところで、上記実施例では、レーザディスク装置１から
読み出された画像信号を主フレームメモリ２に記憶させ
た後に、表示用フレームメモリ３〜５に転送して静止画
像を切り換えていくものである。したがって、レーザデ
ィスクの画像信号の読み出しに長時間必要とするハイビ
ジョン用光デイスク装置であっても、例えば静止１ｉｌ
ｉｉ像ＡＩの表示中に静止画像Ａ２の画像信号を読み出
して主フレームメモリ２に記憶させて、そして、静止画
像Ａ＋がらＡ２に切り換える際に、静止画像Ａ２の画像
信号を主フレームメモリ２から表示用フレームメモリ３
に高速転送することにより静止画像の切り換えをスムー
ズに行うことができるものである。

第４図は他の実施例を示したものであり、これは、表示
用フレームメモリ２３．２４．２５を第１．第２フレー
ムメモリ２３ａ、　２３ｂ、　２４ａ、　２４ｂ、　２
５ａ、　２５ｂで構成したものである。

この実施例では、静止画像Ａ＋の画像信号をレーザディ
スク装置１で読み出して表示用フレームメモリ２３の第
１フレームメモリ２３ａに記憶させる。同様にして、静
止画像Ｂ　＋　、　ＣＩの画像信号を読み出して表示用
フレームメモリ２４．２５の第１フレームメモリ２４ａ
、　２５ａに記憶させ、表示装置６，７．８と第１フレ
ームメモリ２３ａ、　２４ａ、　２５ａとを接続状態に
して静止画像Ａ　＋　、　Ｂ　１．　Ｃ＋を表示装置６
，７．８に表示させる。

この表示中に、最初に表示時間が終了するモニタ６に表
示すべき静止画像Ａ２の画像信号を読み出して非接続状
態にある表示用フレームメモリ２３の第２フレームメモ
リ２３ｂに記憶させる。

ついで、次に表示時間が終了するモニタ７．８に表示す
べき静止画像Ｂ　２１　Ｃ２の画像信号を読み出して非
接続状態にある表示用フレームメモリ２４．２５の第２
フレームメモリ２４ｂ、　２５ｂに記憶させる。

そして、静止画像Ａ１の表示時間（３０秒）が終了した
ら表示装置６と第２フレームメモリ２３ｂとを接続状態
に切り換えて表示装置６に静止Ｉｉｍ像Ａ２を表示させ
、他方、静止画像Ａ３の画像信号を読み出して非接続状
態にある第１フレームメモリ２３ａに転送する。

次ぎに、静止画像Ｂ１の表示時間（４０秒）が終了した
ら表示装置７と第２フレームメモリ２３ｂとを接続状態
に切り換えて表示装置７に静止画像Ｂ２を表示させ、他
方、静止画像Ｂ３の画像信号を読み出して非接続状態に
ある第１フレームメモリ２４ａに転送する。

同様に、静止画像ＣＩの表示時間（５０秒）が終了した
ら第２フレームメモリ２５ｂに接続状態を切り換えて表
示装置８に静止画像Ｃ２を表示させ、他方、静止画像Ｃ
３の画像信号を読み出して非接続状態にある第１フレー
ムメモリ２５ａに転送する。

これら動作を繰り返し行うことにより表示装置６．７．
８に静止画像Ａ１〜Ａ４．Ｂｌ〜ＢＪ、Ｃ１〜Ｃ４を第
３図に示すように、順次表示していくものである。

そして、この実施例の制御装置２０は、表示装置６．７
．８と第１フレームメモリ２３ａ、　２４ａ、　２５ａ
あるいは第２フレームメモリ２３ｂ、　２４ｂ、　２５
ｂとに接続状態を切り換えて、表示装置８，７．８に第
１フレームメモリ２３ａ、　２４ａ、　２５ａあるいは
第２フレームメモリ２３ｂ、　２４ｂ、　２５ｂに記憶
された画像信号の静止画像を表示させる接続切換手段と
、レーザディスク装置１で読み出された画像信号を、非
接続状態にある第２フレームメモリ２３ｂ、　２４ｂ、
　２５ｂあるいは第１フレームメモリ２３ａ、　２４ａ
、　２５ａに記憶させる記憶指令手段と、レーザディス
クに記憶された静止画像のうち所定の静止画像の画像信
号をレーザディスク装置１に読み出させる読出指令手段
とを有している。

この実施例によれば、第１フレームメモリ２３ａ。

２４ａ、　２５ａあるいは第２フレームメモリ２３ｂ、
　２４ｂ、　２５ｂに記録された静止画像が表示されて
いるとき、第２フレームメモリ２３ｂ、　２４ｂ、　２
５ｂあるいは第１フレームメモリ２３ａ、　２４ａ、　
２５ａに次画面の画像信号が転送されるので、転送中の
画像信号の静止画像が表示されてしまうということがな
い。

なお、上記いずれの実施例もレーザディスク装置を使用
したものについて説明したが、これに限らず他のディス
ク装置を使用してもよいことは勿論である。

（発明の効果） この発明によれば、−台のディスク装置でも複数の表示
装置にそれぞれ異なる静止画像を同時に表示することが
でき、非常に安価な静止画像表示システムとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係わる静止画像表示システム構成を
示したブロック図、 第２図はレーザディスクに記録された静止画像の説明図
、 第３図は表示装置に表示される静止画像とその表示時間
の関係を示した説明図、 第４図は他の実施例の構成を示したブロック図である。 １・・・レーザディスク装置（ディスク装置）２・・・
主フレームメモリ ３．４．５・・・表示用フレームメモリ２０・・・制御
装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）静止画像を表示する複数の表示装置と、ディスク
   に記録された複数の静止画像の画像信号を読み出してい
   くディスク装置とを備えた静止画像表示システムであっ
   て、 前記ディスク装置から読み出される画像信号を記憶する
   主フレームメモリと、 前記各表示装置に対応して設けられ、前記画像信号を記
   憶するための複数の表示用フレームメモリと、 前記主フレームメモリに記憶された画像信号をこの画像
   信号の静止画像が表示されるべき表示装置に対応した前
   記表示用フレームメモリに転送させて、各表示装置に静
   止画像を同時に表示させる制御装置とを備えていること
   を特徴とする静止画像表示システム。
2. （２）前記ディスクに記録される各静止画像には表示時
   間が設定され、各表示装置に表示されている静止画像の
   表示時間が終了する順に、各表示装置に表示されるべき
   次の静止画像の画像信号を前記ディスク装置から読み出
   させる読出指令手段を備えていることを特徴とする請求
   項第１項記載の静止画像表示システム。
3. （３）静止画像を表示する複数の表示装置と、ディスク
   に記録された複数の静止画像の画像信号を読み出してい
   くディスク装置とを備えた静止画像表示システムであつ
   て、 前記各表示装置に対応して設けられ、前記画像信号を記
   憶するための複数の表示用フレームメモリと、 前記ディスク装置で読み出された画像信号をこの画像信
   号の静止画像が表示されるべき表示装置に対応した前記
   表示用フレームメモリに転送させて各表示装置に静止画
   像を同時に表示させる制御装置とを備え、 前記各表示用フレームメモリは画像信号を記憶する第１
   フレームメモリと第２フレームメモリとを有し、 前記制御装置は、各表示装置と各表示用フレームメモリ
   の第１フレームメモリあるいは第２フレームメモリのい
   ずれか一方と接続状態にしてこの接続状態となった第１
   フレームメモリあるいは第２フレームメモリに記憶され
   た画像信号の静止画像を表示装置に表示させる接続切換
   手段と、前記表示用フレームメモリに転送される次画面
   用の画像信号を、前記表示装置と非接続状態にある第２
   フレームメモリあるいは第１フレームメモリに記憶させ
   る記憶指令手段とを有していることを特徴とする静止画
   像表示システム。
4. （４）前記ディスクに記録される各静止画像には表示時
   間が設定され、各表示装置に表示されている静止画像の
   表示時間が終了する順に、各表示装置に表示されるべき
   次の静止画像の画像信号を前記ディスク装置から読み出
   させる読出指令手段を備えていることを特徴とする請求
   項第３項記載の静止画像表示システム。