JPH0310022B2 - - Google Patents

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JPH0310022B2
JPH0310022B2 JP59099464A JP9946484A JPH0310022B2 JP H0310022 B2 JPH0310022 B2 JP H0310022B2 JP 59099464 A JP59099464 A JP 59099464A JP 9946484 A JP9946484 A JP 9946484A JP H0310022 B2 JPH0310022 B2 JP H0310022B2
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JP
Japan
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rotation speed
control lever
speed
rotational speed
governor
Prior art date
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Application number
JP59099464A
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English (en)
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JPS60245859A (ja
Inventor
Yukiro Sasaki
Hiroya Ooga
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP9946484A priority Critical patent/JPS60245859A/ja
Publication of JPS60245859A publication Critical patent/JPS60245859A/ja
Publication of JPH0310022B2 publication Critical patent/JPH0310022B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、ガバナコントロールレバーのセツ
ト位置を変位することによりデイーゼル機関の出
力を多段階に調整する装置において、デイーゼル
機関にかかる負荷を回転数変動から検出し、出力
の過不足を判定して自動的に適切なガバナコント
ロールを行うガバナコントロールレバー制御装置
に関する。
【従来技術およびその問題点】
ガバナコントロールレバーのセツト位置を変位
することによりデイーゼル機関の出力を多段階に
調整する装置においては、稼動状況に応じて上記
ガバナコントロールレバーのセツト位置を随時切
換えることが燃料生産性を高めることになる。 しかし、稼動中における負荷の状態をオペレー
タが的確に把握し手動によりガバナコントロール
レバーを適切に切換えるには長年の熟練を要す
る。 更に、マニユアル操作を要する操作レバー等が
多い場合には、ガバナコントロールレバーを頻繁
に操作することは煩わしい作業となる。 ここで一例を挙げれば、 油圧駆動形トラクタシヨベルにあつては、 オペレータは両足で操向ペダルを、右手は作業
装置レバーを、左手は車速コントロールレバーを
操作するため、ガバナコントロールレバーは随時
操作しにくく通常最大出力(ハイアイドル)位置
にセツトして稼動している実情にあり、省燃費を
図ることができない。 そこで適切なガバナコントロールレバー操作を
行うべく自動化が望まれている実情にある。
【発明の目的】
この発明は上記事情に鑑み、鋭意研究の結果創
案されたものであつて、その主たる目的は、 オペレータをガバナコントロールレバーの頻繁
な操作から解放すると共に稼動状況に応じてガバ
ナコントロールレバーのセツト位置を適切に変位
して省燃費効率を高めるにある。 この発明の第2の目的は上記目的と共に、スピ
ードコントロールレバーを適正な速度段に切り換
えてスリツプの防止をも図れるようすることにあ
る。
【発明の構成】
この発明は、主たる目的を達成するために第1
図に示すように、ガバナコントロールレバー6を
複数のセツト位置に切り換えるガバナコントロー
ルレバー作動装置5と、該ガバナコントロールレ
バー作動装置5を制御する制御装置とからなるガ
バナコントロールレバー制御装置において、 制御装置に接続されたドライブ系統(エンジ
ン)の回転数検出手段1から検出された回転数を
もとに、上記制御装置に、検出された回転数がロ
ーアイドル回転数を越えたか否かを判定し、越え
た場合に判定を開始させる開始時期判定手段2
と、 検出された回転数がローアイドル回転数を越え
て所定回転数未満のローセツト回転数を越えない
か否かを判定し、越えない場合を過負荷と判定し
てハイアイドル位置または上位の所定回転数位置
に変位させる過負荷判定手段3′と、 過負荷判定手段でローセツト回転数を越えたと
判定した場合に更にハイアイドル回転数または上
位の所定回転数未満のハイセツト回転数を越えた
か否かを判定し、越えた場合に軽負荷と判定して
前記所定回転数位置または下位の所定回転数位置
に変位させる軽負荷判定手段3″とを設けると共
に、 上記制御装置に所定の稼働を検出し所定稼働時
にガバナコントロールレバーを所定位置に変位さ
せる稼働検出装置4を設ける、という技術的手段
を講じている。 また第2の目的を達成するために上記構成に加
えて、第4図に示すように、 上記制御装置に、ドライブ系統(エンジン)の
入力回転数23と出力回転数24とからスリツプ
率を判定するスリツプ率算定手段30と、 該スリツプ率算定手段30で得られたスリツプ
率とスピードコントロールレバーのセツト位置を
検出する手段25から得られたセツト位置データ
とから過度なスリツプ率か否かを判定するスリツ
プ判定手段31とを設け、過度なスリツプ率と判
定された場合に上記制御装置に制御可能に接続さ
れてトランスミツシヨン34のスピードコントロ
ールレバー33を適正な速度段に切り換え、変位
させるスピードコントロールレバー作動装置32
を備える、という技術的手段を講じている。
【発明の実施例】
以下に、この発明をトラクタシヨベルに適用し
た場合におけるガバナコントロールレバー制御装
置の好適実施例を第2図及び第3図に基づいて説
明する。 この実施例では、ガバナコントロールレバー6
のセツト位置をハイアイドル位置(高回転位置)、
ローアイドル位置(低回転位置)、任意設定回転
数位置(作業内容に応じハイアイドルとローアイ
ドルの間で任意に設定された回転数位置)の3段
階に切換、変位する場合について説明する。 また、この場合にガバナコントロールレバー6
を動かすアクチユエータは2連に設けることによ
りガバナコントロールレバーを上記3位置に的確
にセツトすることができる。 第2図に示すガバナコントロールレバー制御装
置は、 ガバナコントロールレバー6を3段階に変位さ
せる二連のアクチユエータ21,22と、 このアクチユエータ21,22を作動させる二
つのソレノイドバルブ19,20と、 該ソレノイドバルブ19,20に制御信号を送
る制御スイツチ群14〜16及びマイクロコンピ
ユータ8と、これら制御スイツチ群14〜16お
よびマイクロコンピユータ8を作動させるメイン
スイツチ13とから構成されている。 ここで制御スイツチ群は、図示例の場合、スピ
ードコントロールレバーがニユートラル位置にあ
る場合にON信号が発せられるノーマルオープン
型のマイクロスイツチからなるニユートラルスイ
ツチ14と、左右いずれかのステアリングペダル
が踏込まれた場合にのみON信号が発せられる
(排他的論理和接続の)ステアリングスイツチ1
5から構成されている。 また、二つのソレノイドバルブ19,20は、
4ポート2位置切換弁からなり、アクチユエータ
を動かしてガバナコントロールレバーを両方の
アクチユエータのロツドが縮む方向に動いて変位
するローアイドル位置、いずれか一方のアクチ
ユエータのロツドが伸びる方向に動いて変位する
任意設定回転数位置、両方のアクチユエータの
ロツドが伸長方向に動いて変位するハイアイドル
位置、の3段にガバナコントロールレバーを作動
しうる構成となつている。 そして、本実施例では、これらのアクチユエー
タ21,22を作動させるソレノイドバルブ1
9,20はターミナルを介してスイツチ群14〜
16およびマイクロコンピユータ8と接続されて
いる。 即ち、ターミナルの1番T1には、直流電源1
1にヒユーズ12を介して接続されてノーマルオ
ープン型のメーンスイツチ13によりON−OFF
制御される入力ラインL1と、 後記ローセツトラインL2に接続されてニユー
トラルスイツチ14によりON−OFF制御される
ラインと、マイクロコンピユータ8の入力ポート
に接続されるラインとが結線されている。 ターミナルの2番T2にはマイクロコンピユー
タ8の出力ポートの一端と接続されるラインと、
ローセツトバルブに接続されるローセツトライン
L2と、一方のステアリングペダルの踏込を検出
するステアリングスイツチ15aの端子と接続さ
れるラインとが結線されている。 ターミナルの3番T3には、マイクロコンピユ
ータ8の出力ポートの他端と接続されるライン
と、図中下方のソレノイドバルブ20(以下、ハ
イセツトバルブとする)に接続されるハイセツト
ラインL3と、 該ハイセツトラインL3に他方のステアリング
ペダルの踏込を検出するステアリングスイツチ1
5bを接続するラインとが結線されている。 尚ターミナルの4番T4はアースとして用いら
れる。 また、前記直流電源11にはアース12を介し
て手動操作型のマニユアルハイスイツチ16が直
列に接続されてローセツトラインL2およびハイ
セツトラインL3にダイオードを介して連結され
てON−OFF制御を行つている。 同様に、直流電源11にはアース12を介して
手動操作型のストツプスイツチ17が設けられて
ガバナ7のラツクソレノイド18に接続された構
成からなつている。 従つて、今、メーンスイツチ13が投入される
と直流電源11からマイクロコンピユータ8に供
電される。 これと共にアクチユエータのプレツシヤライン
Pから圧油が供給されてローセツトバルブ19を
介して図中上方のアクチユエータ21(以下、ロ
ーセツトアクチユエータとする)が、またハイセ
ツトバルブ20を介して図中下方のアクチユエー
タ22(以下、ハイセツトアクチユエータとす
る)が共にロツドを縮める方向に動いてガバナコ
ントロールレバー6をローアイドル位置にセツト
させる。尚図中Tはタンク側ラインである。 次に、スピードコントロールレバーが前進また
は後進位置に入りニユートラルスイツチ14が投
入されると、ON信号によつてローセツトバルブ
19が励磁されて切換わり、ローセツトアクチユ
エータ21のみのロツドが伸びる方向に動いてガ
バナコントロールレバー6を任意設定回転数位置
に変位させる。 また、車輌の方向転換を行う場合は、スピード
コントロールレバーを前進または後進位置にした
まま左右いずれかのステアリングペダルを踏込む
ので、前述と同様にニユートラルスイツチ14の
投入によつてローセツトバルブ19が励磁されて
切換わると共に、ステアリングスイツチ15の投
入によつてハイセツトバルブ20が励磁されて切
換わるので、ローセツトアクチユエータ21とハ
イセツトアクチユエータ22が共にロツドが伸び
る方向に動いてガバナコントロールレバー6をハ
イアイドル位置に変位させる。 尚、この実施例においてステアリングスイツチ
15は、左右のステアリングペダルが共に踏込ま
れた場合はOFFとなる構成が採られているので、
両方のステアリングペダルを踏込んで減速停止し
たい場合にガバナコントロールレバーをローアイ
ドル位置に保持することができて好ましい。 次に、マイクロコンピユータ8は、エンジンに
かかる負荷を検出して、ガバナコントロールレバ
ー6が任意設定回転数位置にある場合に大きな負
荷がかかつているときはローセツトバルブ19お
よびハイセツトバルブ20に励磁信号を出してガ
バナコントロールレバー6をハイアイドル位置に
変位させ、またガバナコントロールレバー6がハ
イアイドル位置にある場合に負荷が極めて少ない
ときはローセツトバルブ21に非励磁信号を出し
てガバナコントロールレバーを任意設定回転数位
置に変位させる。 尚、図中40は、マイクロコンピユータに任意
設定回転数、ローセツト回転数、ハイセツト回転
数を入力するための入力手段である。 このようにして、ガバナコントロールレバー6
のセツト位置は自動的に制御されるが、上記条件
以外でガバナコントロールレバーをハイアイドル
位置に変位したい場合、例えば登坂時や緊急に移
動しなければならない非常時等の際には、前記マ
ニユアルハイスイツチ16を投入すればよい。 マニユアルハイスイツチ16のON信号によつ
てローセツトバルブ19およびハイセツトバルブ
20は、前記スイツチ群14,15およびマイク
ロコンピユータ8の制御信号に優先して、共に励
磁されガバナコントロールレバー6をハイアイド
ル位置に変位させることができる。 逆に、緊急に停止したい非常時においては、前
記ストツプスイツチ17を投入すれば直接にガバ
ナのコントロールラツクのソレノイド18を励磁
して燃料噴射を停止させるので、全ての制御信号
に優先することができて安全である。 次に前記マイクロコンピユータ8によるエンジ
ン負荷(ドライブ系にかかる負荷)に対応した制
御手段について説明する。 このマイクロコンピユータ8は、CPU,
ROM,RAMおよび入出力ポート等から構成さ
れている、所謂ワンチツプマイコンからなつてい
る。 このマイクロコンピユータ8の入力ポートには
エンジン(ドライブ系)の回転数検出器1′が接
続されている。 この回転数検出器1′はドライブ系シヤフトの
回転をパルス信号等によつて検出し回転数を測定
するもので、該検出器1′からリアルタイムの回
転数データがマイクロコンピユータ8に読込まれ
る。 この回転数データに基づいてマイクロコンピユ
ータ8がエンジンにかかつている負荷の状態を判
定し、制御信号を決定して出力ポートから(ター
ミナルを介して)ローセツトバルブ19およびま
たはハイセツトバルブ20に出力する。 次に上記の如く構成されたマイクロコンピユー
タ8の動作を説明する。 メインスイツチの投入によつて、マイクロコン
ピユータ8中のROMに記憶された第3図のフロ
ーチヤートに示す負荷判定プログラムがその手順
に沿つてスタートする。 まず、第3図のフローチヤートで示す如く、ス
テツプによりコンピユータ8に読み込まれた回
転数データが、判定開始回転数を超えたか否かを
判断する。 ここで、この判定基準回転数はローアイドル回
転数より多く、後述のローセツト回転数より小さ
く設定されている。 これによつて、回転数データがローアイドル回
転数を超えたこと即ちガバナコントロールレバー
6が任意設定回転数位置又はハイアイドル位置に
セツトされていることが判断されると、次はステ
ツプで回転数データがローセツト回転数より少
ないか否かを判断する。 ここでローセツト回転数とは、判定開始回転数
より大きく任意設定回転数より小さい予め設定さ
れた回転数であつて、機種や稼動条件等に応じて
予め設定された任意設定回転数に対応して過負荷
検出に最適な数値が決定される。 次に回転数データがローセツト回転数より少な
い場合にステツプで時間の測定がスタートしそ
れがΔt時間を超えたことがステツプで判断さ
れると、ステツプでガバナコントロールレバー
6をハイアイドル位置に変位すべく制御信号を出
力ポートから出力する。 回転数データがローセツト回転数より大きい場
合にはステツプでハイセツト回転数より大きい
か否か判断し、ハイセツト回転数を超えた場合に
はステツプで時間の測定がスタートしそれが
Δt′時間を超えたことがステツプで判断される
とステツプでガバナコントロールレバー6を任
意設定回転数位置に変位すべく出力ポートからロ
ーセツトバルブへ制御信号を出力する。 ここで、ハイセツト回転数とは、任意設定回転
数より大きくハイアイドル回転数より小さい予め
設定された回転数であつて、前記任意設定回転数
に対応して負荷が軽すぎる状態を検出するのに最
適な数値が決定される。 このように、回転数データが判定開始回転数を
超えている間、エンジンの負荷に反応する制御を
繰返し、回転数データが判定開始回転数を下回る
とエンジン負荷の判定機能は停止し、さらにステ
ツプでメインスイツチが開放されてOFFとな
るとマイクロコンピユータ8への供電も停止され
終了する。 尚、上記メインスイツチが閉成している場合に
は再度ステツプに戻り同様の手順が繰返され
る。 ここで、前記記ΔtおよびΔt′は過負荷又は軽負
荷がガバナコントロールレバー6をハイアイドル
位置又は任意設定回転数位置に切換を要する負荷
状態か否かを判定するために必要な時間が設定さ
れている。 また、ローアイドル位置からハイアイドル位置
に変位する場合に、常に一旦任意設定回転数位置
に所定時間ガバナコントロールレバーを変位させ
る手順を付加してもよい。 例えば、回転数データが判定開始回転数より大
である場合に回転数データが判定開始回転数を下
から上に向かつて超えるか否か判断し、その場合
は常に一定時間任意設定回転数位置にガバナコン
トロールレバー6を保持しておく等である。 即ち、この手順によればローアイドル状態から
ハイアイドル状態に切換える際に、一旦任意設定
回転数位置に所定時間変位させてからハイアイド
ル位置に変位すればスムーズに出力を上げること
ができるので好ましい。 尚、この発明において、ガバナコントロールレ
バー6を制御信号に基づいて作動する作動装置5
はソレノイドバルブとアクチユエータの組合せに
限定されるものではなく、要するに制御信号に基
づいてコントロールレバー6を変位させうる装置
であればよい。 また、ガバナコントロールレバー制御装置にお
いて切換段数は本実施例に限定されるものではな
く、例えば任意設定回転数を複数設けてもよく、
その場合にはそれぞれローセツト回転数、ハイセ
ツト回転数を決めておくことにより更に多段の制
御をすることができる。 次に、このようなガバナコントロールレバーの
自動制御と共に、トルクコンバータを搭載したパ
ワーシフトトランスミツシヨンのスピードコント
ロールレバーを自動制御する装置について説明す
る。 このスピードコントロールレバーの自動制御装
置は、第4図に示す如く、エンジンの回転数(入
力回転数)を検出する手段23と、ドライブシヤ
フトの回転数(出力回転数)を検出する手段24
とによつて得られた入力回転数データと出力回転
数データとからスリツプ率算定手段30でドライ
ブ系のスリツプ率を算出し、一方、スピードコン
トロールレバーのセツト位置を検出する手段25
から得られたセツト位置データと、前記算出され
たスリツプ率データとからスリツプ判定手段31
でスピードコントロールレバー32のセツト位置
との関係で過度なスリツプ率となるか否かを判定
する。 該スリツプ判定手段31により過度のスリツプ
と判断された場合に制御信号を出力しこれによつ
てトランスミツシヨン34のスピードコントロー
ルレバー33を適正な速度段に切換・変位させる
スピードコントロールレバー作動装置32を備え
た構成とからなつている。 このスピードコントロールレバー制御装置の一
例をトラクターシヨベルに適用した場合における
実施例を第5図に基づき説明すると、ガバナコン
トロールレバー制御用の回路構成は前記実施例と
略同様であるので同一構成には同一符号を符して
その説明を省略する。 スピードコントロールレバー33の制御用回路
構成は、マイクロコンピユータ8のスピードコン
トロールレバー作動装置に接続するラインL4,
L5が入力ポートを介してターミナルの2番T2
に接続されている。 また、エンジン(入力)回転数検出器23、ド
ライブシヤフト(出力)回転数検出器24、およ
びスピードコントロールレバー位置検出器25が
それぞれ入力ポートに接続されそれぞれ入力回転
数データ、出力回転数データ及びスピードコント
ロールレバー位置データをマイクロコンピユータ
8に入力している。 一方出力ポートには4ポート3位置切換弁26
に制御信号を送る2本の制御ラインL4,L5が
接続されている。 このソレノイドバルブ26はスピードコントロ
ールレバー33を変位させるスピードシフトアク
チユエータ27を3段に切換・制御することがで
きる。 そこでこのスピードコントロールレバー制御装
置の動作を説明すると、まずメインスイツチ13
の投入によりマイクロコンピユータ8が供電さ
れ、マイクロコンピユータ中のROMに記憶され
た第6図のフローチヤートで示すスピードコント
ロールレバー制御プログラムの手順がスタートす
る。 即ち、ステツプ′でスピードコントロールレ
バー33位置検出器の位置データ又は、ニユート
ラルスイツチ14からスピードコントロールレバ
ー33がニユートラルを脱したことが判断される
と、スリツプ判定が開始される。 ステツプ′でエンジン回転数検出器23とド
ライブシヤフト回転数検出器24から入力された
入力回転数データと出力回転数データとによつて
スリツプ率が算定されると共、前記スピードコン
トロールレバー位置検出器25の位置データに基
づいて上記ステツプ率が現在のスピードコントロ
ールレバー位置において適正か否か判定される。 そこで過度のスリツプ率と判定されるとステツ
プ′で時間測定が開始され、その条件下でΔT
時間経過するとステツプ′で過度のスリツプと
決定され制御信号が出力される(ステツプ′)。 この制御信号の入力によつてソレノイドバルブ
26は所定位置に切換わつてアクチユエータ27
を作動しスピードコントロールレバー33を最適
速度(車速)位置に変位しスリツプを解消するこ
とができる。 そして、スピードコントロールレバー33がニ
ユートラル位置にない場合には再度ステツプ′
に戻り判定を続ける。 ニユートラル位置に入り、更にステツプ′で
メインスイツチ13がOFFとなるとマイクロコ
ンピユータ8も停止する。 尚、この発明において、スピードコントロール
レバー33を制御信号に基づいて作動する作動装
置32はソレノイドバルブとアクチユエータの組
合せに限定されるものではなく、要するに制御信
号に基づいてコントロールレバー33を変位させ
うる装置であればよい。
【発明の効果】
このように、この発明においては、ガバナコン
トロールレバーを負荷に対応して自動的に切換え
ることができるので負荷状況に最適な出力を無駄
無く出すことができ省燃費効率が大である。 またオペレータは、常時操作する必要がないの
で他の操作作業に集中することができて有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のガバナコントロールレバ
ー制御装置に係る機能ブロツク図、第2図は同回
路図、第3図は負荷判定制御に係るフローチヤー
ト、第4図はスピードコントロールレバー制御装
置に係る機能ブロツク図、第5図は同回路図、第
6図はスリツプ判定制御に係るフローチヤートで
ある。 1はエンジン回転数検出手段、2は開始時期判
定手段、3は負荷判定手段、4は稼動検出手段、
5はガバナコントロールレバー作動装置、6はガ
バナコントロールレバー、23はエンジン(入
力)回転数検出手段、24はドライブシヤフト
(出力)回転数検出手段、25はスピードコント
ロールレバー位置検出手段、30はスリツプ率算
出手段、31はスリツプ判定手段、32はスピー
ドコントロールレバー作動装置、33はスピード
コントロールレバーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガバナコントロールレバーを複数のセツト位
    置に切り換えるガバナコントロールレバー作動装
    置と、該ガバナコントロールレバー作動装置を制
    御する制御装置とからなるガバナコントロールレ
    バー制御装置において、 制御装置に接続されたドライブ系統の回転数検
    出手段から検出された回転数をもとに、上記制御
    装置に、検出された回転数がローアイドル回転数
    を越えたか否かを判定し、越えた場合に判定を開
    始させる開始時期判定手段と、 検出された回転数がローアイドル回転数を越え
    て所定回転数未満のローセツト回転数を越えない
    か否かを判定し、越えない場合を過負荷と判定し
    てハイアイドル位置または上位の所定回転数位置
    に変位させる過負荷判定手段と、 過負荷判定手段でローセツト回転数を越えたと
    判定した場合に更にハイアイドル回転数または上
    位の所定回転数未満のハイセツト回転数を越えた
    か否かを判定し、越えた場合に軽負荷と判定して
    前記所定回転数位置または下位の所定回転数位置
    に変位させる軽負荷判定手段とを設けると共に、 上記制御装置に所定の稼働を検出し所定稼働時
    にガバナコントロールレバーを所定位置に変位さ
    せる稼働検出装置を設けてなることを特徴とする
    ガバナコントロールレバー制御装置。 2 制御装置に設けられた稼働検出装置が、スピ
    ードコントロールレバーがニユートラル時にある
    とき入力されて上記ガバナコントロールレバーを
    所定回転数位置に変位させるニユートラルスイツ
    チと、いずれか一方のステアリングペダルの操作
    時に入力されて上記ニユートラルスイツチと共に
    ガバナコントロールレバーをハイアイドル位置に
    変位させるステアリングスイツチとからなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガバナ
    コントロールレバー制御装置。 3 ガバナコントロールレバーを複数のセツト位
    置に切り換えるガバナコントロールレバー作動装
    置と、該ガバナコントロールレバー作動装置を制
    御する制御装置とからなるガバナコントロールレ
    バー制御装置において、 制御装置に接続されたドライブ系統の回転数検
    出手段から検出された回転数をもとに、上記制御
    装置に、検出された回転数がローアイドル回転数
    を越えたか否かを判定し、越えた場合に判定を開
    始させる開始時期判定手段と、 検出された回転数がローアイドル回転数を越え
    て所定回転数未満のローセツト回転数を越えない
    か否かを判定し、越えない場合を過負荷と判定し
    てハイアイドル位置または上位の所定回転数位置
    に変位させる過負荷判定手段と、 過負荷判定手段でローセツト回転数を越えたと
    判定した場合に更にハイアイドル回転数または上
    位の所定回転数未満のハイセツト回転数を越えた
    か否かを判定し、越えた場合に軽負荷と判定して
    前記所定回転数位置または下位の所定回転数位置
    に変位させる軽負荷判定手段と、 上記制御装置に所定の稼働を検出し所定稼働時
    にガバナコントロールレバーを所定位置に変位さ
    せる稼働検出装置とを設けると共に、 上記制御装置に、ドライブ系統の入力回転数と
    出力回転数とからスリツプ率を判定するスリツプ
    率算定手段と、 該スリツプ率算定手段で得られたスリツプ率と
    スピードコントロールレバーのセツト位置を検出
    する手段から得られたセツト位置データとから過
    度なスリツプ率か否かを判定するスリツプ判定手
    段とを設け、 過度なスリツプ率と判定された場合に上記制御
    装置に制御可能に接続されてトランスミツシヨン
    のスピードコントロールレバーを適正な速度段に
    切り換え、変位させるスピードコントロールレバ
    ー作動装置を備えてなることを特徴とするガバナ
    コントロールレバー制御装置。
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