JPH0299306A - 空気入りタイヤおよびその成形用金型 - Google Patents

空気入りタイヤおよびその成形用金型

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Publication number
JPH0299306A
JPH0299306A JP63251950A JP25195088A JPH0299306A JP H0299306 A JPH0299306 A JP H0299306A JP 63251950 A JP63251950 A JP 63251950A JP 25195088 A JP25195088 A JP 25195088A JP H0299306 A JPH0299306 A JP H0299306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
etching
tire
sections
resin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63251950A
Other languages
English (en)
Inventor
Aiko Ameda
飴田 愛子
Yasuo Morikawa
森川 庸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP63251950A priority Critical patent/JPH0299306A/ja
Publication of JPH0299306A publication Critical patent/JPH0299306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/001Decorating, marking or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デザイン化されたサイドウオール部を有する
空気入りタイヤおよびその成形用金型に関する。
〔従来技術〕
近年の自動車ユーザーのタイヤに対する要望はますます
多様化してきているが、その中で、タイヤの外観をより
個性的、かつファツショナブルなものとし、かつタイヤ
自身の商品価値を高めるため、該タイヤのサイドウオー
ル部にデザインを施したタイヤがある。
このサイドウオール部にデザインを施す方法としては、
一般に、金型のサイドウオール部の成形面にエツチング
加工を施し、このエツチングによる微細な模様(デザイ
ン)をタイヤのサイドウオール部に転写する手段が取ら
れている。
たとえば、第2図(a)に示すように、表面仕上げを行
った金型本体Mの表面に、所望の数字、文字、記号、模
様等を任意に印刷した感光性樹脂膜Fがその両端をマス
キング材mでシールして圧着される。この場合に該感光
性樹脂膜Fの両端部に対応する金型本体M部分には、エ
ツチング部3の範囲を定める位置決め並びに該感光性樹
脂膜Fと金型Mとの間に溜まる空気を抜くための窪みh
が形成されているのが普通である。
上記金型M表面に圧着された感光性樹脂膜Fには、第2
図(b)に示すように紫外線(矢印)のような光が照射
され、該感光性樹脂膜Fの未印刷部分は該紫外線で硬化
され、未硬化の印刷部分は溶剤等で除去される。次いで
第2図(c)に示すように、この溶剤等で除去された該
感光性樹脂膜Fの未硬化の印刷部に対応する金型表面は
強酸で腐食(エツチング)され、第2図(d)に示す位
置決めおよび空気抜きのための2箇所の窪みhの間がエ
ツチングされる。
第3図はこのような従来の金型を用いて得られたタイヤ
のサイドウオール部1を示す斜視図である。図に示すよ
うに、前記金型により転写された該サイドウオール部1
のエツチング部3は、該サイドウオール部lに形成され
た前記窪みhに対応する突起5のコントラストが著しい
ために、この突起5に挟まれたサイドウオール部中央部
のエツチング部3の見栄えが低下することがあった。(
なお、該エツチング部3の文字、数字等の模様2はエツ
チングされていない。
さらに前記金型の窪みhには、タイヤの加硫中にゴムが
流入するのを避けられず、かつこの窪みhへのゴムの流
れ込みに伴い、経時的に金型成形面に付着または発生し
た汚れや錆等の不純物が巻き込まれることとなり、加硫
後のタイヤの突起部(該窪みhに対応する)にゴム流れ
不良が生成し、かつ不純物に起因するクランクが発生す
ると言う問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、サイドウオール部に施されたエツチング加工
によるデザインの外観を向上し、前記加硫時のゴム流れ
並びにクラック等の故障を防止した空気入りタイヤを提
供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成することのできる、本発明の特徴は、空
気入りタイヤのサイドウオール部にタイヤ周方向に延び
る一対の稜線によって区画されたエツチング領域を設け
たこと並びにサイドウオール部成形面にタイヤ周方向に
延びる一対の稜線成形用変曲部を設け、これら稜線成形
用変曲部により区画される領域をエツチング加工を施し
たタイヤの成形用金型を用いてタイヤを成形することに
ある。
以下、図面を参照して本発明の構成につき詳しく説明す
る。
第1図は本発明の空気入りタイヤの1例を示す斜視図で
ある。図に示すように、本発明タイヤのサイドウオール
部1に形成されたエツチング部3は2つの稜線RとR゛
によって区画されているため、このエツチングに加えて
該稜線R1R゛を境界線とする光の反射の違いにより高
いコントラストを示す。
第4図は本発明空気入りタイヤの成形方法の1実施例を
示す説明図であり、第4図(イ)は第2図(a)に対応
し、第4図(ロ)は第2図(d)に対応している〔第2
図(b)および第2図(c)に対応する図は省略〕。
第4図(イ)に示すように表面仕上げを行った金型Mの
表面には任意の模様等を印刷した感光性樹脂膜Fが圧着
され、該感光性樹脂膜Fの両端はマスキング材mでシー
ルされる。この場合に該感光性樹脂膜Fの両端部に対応
する金型M部分には、金型の表面傾斜角度を異ならしめ
ることによって稜線成形用変曲部O10゛を形成し、こ
れら稜線成形用変曲部0,0゛の間に前記感光性樹脂膜
Fが圧着されている。これらの稜線成形用変曲部O5O
”は、従来の窪みはとには明瞭ではないが、十分に位置
決めとしての機能を発揮し、しかも該稜線成形用変曲部
0゜0′の金型表面と感光性樹脂膜Fとの間には、微小
な空隙Pが形成され、この空隙Pが空気抜きとしての機
能を十分に奏するのである。
かくして該金型M表面に圧着された感光性樹脂膜Fに紫
外線を照射し、該感光性樹脂膜Fの未印刷部分を硬化し
た後、未硬化の模様等の印刷部分を溶剤等で除去し、次
いで溶剤等で除去された模様等の印刷部に対応する金型
表面を強酸で腐食(エツチング)することにより、第4
図(ロ)に示す本発明の金型が得られる。図に示すよう
にこの金型のエツチング部両端の稜線成形用変曲部0.
O゛は位置決めおよび空気抜きとして十分に機能するこ
とができる。しかも該稜線成形用変曲部は、従来の金型
の窪みに比べて、加硫中にグリーンゴムがゴム流れを生
ずることは全くなく、したがって不純物等によりクラン
クが発生することもない。
さらに得られたタイヤのサイドウオール部には、その稜
線を境界とした光の反射の相違並びにエツチングの有無
により極めてコントラストの高い模様が形成されること
になる。本発明において上記一対の稜線は、−対に限定
されるものではなく、所望により複数対設けることがで
きることは言うまでもない。
なお、本発明の金型のサイドウオール成形部のエツチン
グ加工は常法によって行われ、エツチングの深さ、すな
わち凸部aの高さは、金型製造コスト並びに耐久性の点
から0.1〜0.3 mmの範囲であることが好ましい
また本発明の金型は、2つ割りモールド、セクショナル
型のいずれであってもよい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の効果を具体的に説明する。
実施例 第4図に示したタイヤ成形金型を作成し、この金型を使
用して、タイヤサイズが195/70R1490)1の
タイヤ約500本について加硫した結果、エツチング部
に生ずる加硫故障は皆無であり、かつ得られたタイヤは
全て、そのサイドウオール部のエツチング模様は優れた
外観とコントラストを示した。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明によれば、金型のサイドウ
オール部の成形面にエツチング加工領域を区画する(位
置決め)稜線成形用変曲部を設けたため、タイヤ加硫時
に生ずる前記エツチング領域のゴム流れの発生を完全に
防止することができ、しかも得られたタイヤには突起で
はなくて、稜線を境界線として光の反射量を異にし、自
然なコントラストを示すエツチング領域が形成される。
しかも本発明の金型の前記稜線成形用変曲部は、従来の
金型の窪みのように加硫時のゴム流れを生ずることがな
いから、サイドウオール部にクラックが発生することも
ないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空気入りタイヤのサイドウオール部の
一例を示す斜視図、第2図(a)、(b)、(c)およ
び(d)は従来のタイヤの成形金型による成形工程を示
す説明図、第3図は従来の空気入りタイヤのサイドウオ
ール部の斜視図、第4図(イ)および(ロ)は本発明の
空気入りタイヤの成形金型による成形工程の1例を示す
説明図である。 ■・・・サイドウオール部の成形面、3・・・エツチン
グ領域、M・・・金型本体、h・・・窪み、F・・・感
光性樹脂膜、R,R’ ・・・稜線、0,0゛・・・稜
線成形用変曲部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サイドウォール部にタイヤ周方向に延びる少なく
    とも1対の稜線によって区画されたエッチング領域を有
    する空気入りタイヤ。
  2. (2)サイドウォール部成形面にタイヤ周方向に延びる
    一対の稜線成形用変曲部を設け、これら稜線成形用変曲
    部により区画された領域をエッチング加工してなる空気
    入りタイヤの成形用金型。
JP63251950A 1988-10-07 1988-10-07 空気入りタイヤおよびその成形用金型 Pending JPH0299306A (ja)

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JPH0299306A true JPH0299306A (ja) 1990-04-11

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ID=17230395

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JP63251950A Pending JPH0299306A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 空気入りタイヤおよびその成形用金型

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JP (1) JPH0299306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292609A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 非接触型超音波厚さ測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007292609A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 非接触型超音波厚さ測定装置

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