JPH029840A - 多環芳香族誘導体 - Google Patents

多環芳香族誘導体

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JPH029840A
JPH029840A JP63159059A JP15905988A JPH029840A JP H029840 A JPH029840 A JP H029840A JP 63159059 A JP63159059 A JP 63159059A JP 15905988 A JP15905988 A JP 15905988A JP H029840 A JPH029840 A JP H029840A
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JP
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formula
group
formulas
liquid crystal
tables
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Pending
Application number
JP63159059A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Suzuki
義一 鈴木
Takashi Hagiwara
隆 萩原
Shigenori Sakuma
佐久間 繁徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 主髪上少皿朋公団 本発明は、縮合多環骨格、特にナフタレン環を含む液晶
化合物および該液晶化合物を含む液晶組成物に関するも
のである。
また、本発明は強誘電性液晶化合物に関するものである
の” しよ゛と る 液晶はすでに種々の電気光学素子として応用され、時計
、電卓などの表示素子として実用化されている。
現在、実用化されている液晶表示素子はネマチツク液晶
やコレステリック液晶の誘電的配列効果を利用したもの
が大部分である。これらの液晶を画素数の多い表示素子
へ応用するに当っては応答性などに問題がある。このこ
とがネマチック液晶の応用範囲をせばめる一因となって
いる。しかし、。
最近強誘電性を有するスメクチック液晶を用いればより
高速な応答速度(μsec、以下)が得られることがわ
かった。
ここに強誘電性を有する液晶とは自発分損性があり、こ
れが電界により反転可能な物質をいう。
その構造は反転中心を欠くなどの特別の対称条件をみた
す必要がある。強誘電性液晶では次の3つの条件を満た
す必要がある。
(i)不斉炭素を有するカイラル分子であること。
(ii )チルト角を有するスメクチック層を示すこと
(iii )分子長軸に対し垂直方向の双極子モーメン
ト成分を持つことなどである。
これらの条件は必ずしも単一の分子でみたされる必要は
なく、それぞれの条件をみたす別の構造の分子の液晶の
混合物であっても強誘電性をもたせることができる。
最近強誘電性を有する液晶上されているものにはよく欠
口られているDOBAMBC(p−デシルオキシヘンジ
リデンp′−アミノ−2−メチルブチルシンナメート)
がある。
この化合物はカルボニル結合(C=O)部に双極子モー
メントを持ち、かつ不斉炭素を含み、チルト角を有する
スメクチックC相を示すので上記の3つの条件を満足し
ている。しかしながら分子中にシッフ塩基(−CH=N
−)の結合を有するため化学的に不安定である。
本発明者らは化学的に安定な分子構造をもちかつ強誘電
性を有する液晶組成物の開発をおこなった。
口9発明の構成 R,−C−nA)−X−COヒY−R2(11〔式中、
R1は炭素数1〜18のアルキル基;R2は光学活性ハ
ロアルキル基およびその置換体: CO−、−QC−、−0CH2−、−CH20または一
〇−基; Xは Yは −CO−、−O−または−CIl□〇−基;る。
本発明の液晶化合物のうち代表的なものは次の化合物で
ある。すなわち、 1)上記一般式(1)において、 本 〔式中、R3は炭素数1〜5のハロアルキル基、R4は
炭素数1〜16のアルキル基または置換アルキル基、n
は0ないし4の整数である〕の化合物。
2)上記一般弐(11において、 ただし、(A)および(B)のうち少なくとも本 0式中、R3は炭素数1〜5のハロアルキル基、R1は
炭素数1〜16のアルキル基または置換アルキル基、m
およびnはそれぞれ0ないし4の整数である〕 の化合物。
で表わされる多環芳香族誘導体に関するものであ3)上
記一般式F11において、 6)上記−船式(1)において、 0       R30 Y−R,基が −CO−(C11□)、−CH〜C0−
R4・・・ (4)* C式中R3、R4およびnは弐(3)と同一である〕の
化合物。
4) 上記一般式(1)において、 0R1O Y−R2基が −CO−(CH□)、1−C3−(CI
+□)−Co−R,・・・ (5)〔式中R3、R4お
よびnは式(3)と同一である〕の化合物。
5) 上記一般式fl)において、 〔式中、R3は炭素数1〜5のハロアルキル基、R4は
炭素数1〜16のアルキル基または置換アルキル基、m
およびnはそれぞれOないし4の整数である〕 の化合物。
〔式中Rz 、R4およびnは式(6)と同一である〕
の化合物。
7) 上記一般式(1)において、 ’/−R2基が −CH□0−(CI+□)。−CIl
−R4・・・ (2)本 〔式中、R3は炭素数1〜5のハロアルキル基、R4は
炭素数1〜16のアルキル基または置換アルキル基、n
は0ないし4の整数である〕の化合物。
8)上記一般弐(11において、 R30 Y−Ri基が −C11□0−(C11□)、−CH−
(CH2)、−CO−R4・・・(3)〔式中、R1は
炭素数1〜5のハロアルキル基、R4は炭素数1〜16
のアルキル基または置換アルキル基、mおよびnはそれ
ぞれOないし4の整数である〕 の化合物。
9)上記一般式(1)において、 12)上記一般式(1)において、 〔式中R:I、R4およびnは式(3)と同一である〕
の化合物。
10)上記一般弐(11に゛おいて、 Ri      0 Y−R,基が −C)IzO−(CL)n−CH−(C
llz)−Co−R,−(51〔式中R3、R4および
nは式(3)と同一である〕の化合物。
11)上記−m式(11において、 Rz       O y−pg基が −CHzO−((:11□)、−CI−
(CH2)ffi−C−R4・・・ (6)〔式中、R
3は炭素数1〜5のハロアルキル基、R4は炭素数1〜
16のアルキル基または置換アルキル基、mおよびnは
それぞれOないし4の整数である〕 の化合物。
(式中Rs 、Raおよびnは式(6)と同一である〕
の化合物。
更に、本発明の化合物を詳細に説明すると次のようであ
る。
上記一般式(1)において、 R,基は、炭素数1〜18のアルキル基で、好ましくは
メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペン
チル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n
−ノニル、n−デシル、n−ドデシル、n−テ、トラデ
シル基などである。また、R3基が分岐アルキル基で、
好ましくはiプロピル、1−メチルブチル、2−メチル
ブチル、3−メチルブチル、1−メチルペンチル、2−
エチルヘキシル、l−メチルヘプチルなどである。
R2基は、具体的にはp、C1,Brなどの原子を含む
光学活性ハロアルキル基またはその置換誘導体であり、
好ましくは、 などの光学活性基である。
上記式中、R1は1〜5のハロアルキル基で、好ましく
は、CF2. CZFS、 CIFT、 CHF2. 
C)IZF。
CCI Fz、 CC1zF、 Ch−CC1zなどで
ある。
R4は炭素数1〜16のアルキル基または置換アルキル
基であり、好ましくは、エチル、n−プロピル、n−ブ
チル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n
−オクチル、n−ノニル、n−デシル、i−プロピル、
2−メチルブチル、1−メチルペンチル、2−エチルヘ
キシル、1メチルへブチル、ベンジル、フェネチルなど
である。
本発明の化合物の合成法の一例を示すと次のようである
R,−Br  +  Mg          R,M
gBr(I[] (B) (IF) (式中、R1およびR2は上記と同意義を有する)すな
わち、 (A)4’−シアノフェニル−4−フェノールのシアノ
基を加水分解して4′−力ルポキシフェニルー4−フェ
ノールを得、これにアセチルクロリドを作用させて4′
−アセトオキシフェニル−4−安息香酸を作り、これを
酸塩化物にかえた後、アルキルグリニヤール試薬(R+
MgBr)を作用させ、次に脱アセチル化して4−アル
カノイル−4′−ヒドロキシビフェニル(II)を得た
CB)ナフタレンジカルボン酸に塩素化剤を作用させて
、ナフタレンジカルボン酸クロリドを得る。次にこれに
ハロアルキルアルカノールを作用させて、ハロアルキル
アルコキシカルボニル−ナフタレンカルボン酸(II[
)を得た。
次に上記フェノールFa4体(II)とナフタレンカル
ボン酸誘導体(I[I)とをエーテル、テトラヒドロフ
ランなどの溶媒中、ジシクロへキシルカルボジイミド、
N、N−ジカルボニルジイミダゾールなどの脱水剤を用
いてN、Nジメチルアニリン、4−ピロリジノピリジン
などの触媒の存在下にて反応させ目的化合物である4′
−ハロアルキルアルコキシカルボニル−ナフタレンカル
ボン酸−4−アルカノイルビフェニルエステル(1)を
lた。
次に実施例を掲げて本発明を説明するが、これに限定さ
れるものではない。
スJ1舛 gを得た。
■】ユ」L1戊 ■」ユコ針色戊 2.6−ナフタレン−ジカルボン酸を過剰の塩化チオニ
ルと共に還流下6時間反応させ、未反応の塩化チオニル
を減圧上留去して得た2、6−ナフタレン−ジカルボン
酸クロリド14gを塩化メチレンに溶解し、水冷下にて
光学活性1−トリフルオロメチルヘプタツール10gと
ピリジン8.6gとを徐々に滴下した。更に反応混合物
を室温にて1昼夜反応させた後、反応液を水中に注ぎ、
塩化メチレン抽出をくり返して回収した有機層を3NH
Cl、水、IN炭酸ナトリウム、水にて順次洗浄し、中
性にした後、無水硫酸ナトリウムにて脱水し、次に溶媒
を減圧下にて留去して、次いでクロロホルム−シリカゲ
ルクロマト処理をして目的化合物3上記合成法(A)項
で述べた方法で合成した4−デカノイル−4′−ヒドロ
キシビフェニル(II)2.7g、上記実施例(A)項
で得られた化合物CIII)3g、ジシクロへキシルカ
ルボジイミド2gおよび触媒量のジメチルアミノピリジ
ンとをテトラヒドロフラン溶媒50m1に加えて室温に
て1昼夜反応させた。反応終了後、テトラヒドロフラン
溶媒を減圧留去し、残留物をエーテル抽出し、得られた
有機層を水、IN塩酸、水、I N”炭酸水素ナトリウ
ム、水にて順次に充分洗浄して中性にした後、無水硫酸
マグネシウムにて脱水した。
次にエーテルを留去したのち、n−ヘキサン酢酸エチル
混合液にてシリカゲルクロマト処理し、さらにエタノー
ルにて再結晶をくり返して目的化合物(1)1.1gを
得た。
上記目的化合物は液晶性を示し、相転移温度75〜15
7℃の範囲でスメクチックC相を示した。
本発明の目的化合物(1)の赤外スペクトル線図(KB
r)を第1図に示した。
主肌汝苅来 (11本発明の化合物をDOBAMBCのようなシッフ
塩基とことなり、化学的に安定で、強誘電性液晶組成物
として有用である。
(2)本発明化合物は、広い温度範囲で強誘電性を示し
、液晶組成物において、SmC相の相転移温度範囲を拡
張する成分として有用な化合物である。
(3)本発明の化合物は光学活性基を有するもので、そ
れ自身が強誘電性を示さな(でも液晶組成物のドーパン
ト成分として有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の目的化合物(1)の赤外スペクトル線
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、R_1は炭素数1〜18のアルキル基;R_2
    は光学活性ハロアルキル基およびその置換体; Xは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、−OCH_2、−CH_2O−
    または−O−基; Yは▲数式、化学式、表等があります▼、−O−または
    −CH_2O−基;(A)および(B)は▲数式、化学
    式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼基; ただし、(A)および(B)のうち少なくとも1つは▲
    数式、化学式、表等があります▼基を表わす〕 で表わされる多環芳香族誘導体。
JP63159059A 1988-06-29 1988-06-29 多環芳香族誘導体 Pending JPH029840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145444A (ja) * 1989-10-30 1991-06-20 Kashima Sekiyu Kk ナフタレン環を含む液晶化合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145444A (ja) * 1989-10-30 1991-06-20 Kashima Sekiyu Kk ナフタレン環を含む液晶化合物

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