JPH02982A - 非インパクト静電プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、移動可能な誘電性ベルトを使用した非インパ
クト静電プリンタに係わり、特に上記ベルトの構成、及
びベルトの駆動並びに支持機構の改良に関する。

［従来の技術］ 一般に、非インパクト静電プリンタはプリントする情報
の潜像を形成するように静電チャージを受ける誘電性表
面を使用している この潜像は、既知の技術によって、トナーにより現像さ
れ、用紙に転写され、そして熱により定着される。潜像
が形成される静電表面は、プリントヘッドにより与えら
れる静電情報が形成される移動する誘電性表面により多
くの場合形成されている。このようなことは米国特許４
，６３８．３３９に開示されている。

非インパクト静電プリンタにおいては、プリント工程の
種々の箇所を通り、巡回し、所望の像を担持するための
チャージ受面が信頼性があることが必要とされている。

レザープリンタや他の光学的プリンタは、−船釣には、
チャージ受け面として光電性部材を使用している。一方
、チャージ帯電システムは、誘電材がコーテングされた
回転ドラムの表面のような、誘電性表面と共同させる必
要がある。しかし、このようなドラムを使用する技術は
、精度の良いドラムを使用するので、表面が摩耗すると
、その都度交換をしなければならない。この結果、ドラ
ムの交換にかかる費用が、プリントをする際の用紙のラ
ンニングコストに付加される。

誘電性表面を有する薄い可撓性ベルトを使用することも
知られている。しかし、このベルトの動きを正確に制御
するのが難しく、このためベルト搬送機構が、ドラムシ
ステムよりも複雑かつ高価になってしまうことがある。

ドラムの外周にベルトを巻くことにより、ベルトとドラ
ムとを組合わせたり、ベルトパスの問題を解決し、ベル
トがトラックから外れるようにベルトに働く力に勝つよ
うに、バーやチェーンのような部材間にベルトを装着す
ることにより、ベルトパスの問題を解決することが試み
られている。不連続なベルトを使用することにより生じ
るプリントサイクルの中断もしくは不連続な用紙の移動
を避けることが要求されている。また、用紙のランニン
グコストを低く維持するためには、複雑なベルト矯正ト
ラッキングシステムの使用は避けなければならない。

本発明の主目的は、直接チャージする静電プリンタに使
用する静電チャージ受け面を有する改良された可撓性ベ
ルトを提供することである。

本発明の他の目的は、プリント工程の間、ベルトが動く
ようなトラッキングの問題を少なくしたベルト並びにそ
の支持機構を提供することである。

本発明の他の目的は、少なくとも１つの導電沿うと、静
電チャージ受面と、プリント工程の間、導電沿うとの電
気的接続を果たす手段とを有する、簡単な構成のベルト
を提供することである。

本発明のまた別の目的は、画像形成のための直接チャー
ジ供給を利用した静電プリンタのベルトを移送するため
の、低コストの駆動並びに支持システムを提供すること
である。

本発明のさらに他の目的は、静電プリンタの書機構の邪
魔にならないで、ベルトの取外し並びに取替えが容易で
ある、誘電チャージ受ベルトの支持装置を提供すること
である。

他の目的は、以下に説明することから明らかであろう。

本発明は、誘電チャージ受面と、共に伸びた導電沿うと
、複数の支持ローラに渡ってベルトが通過するようなア
ラインメントを維持しながら、ベルトの移送を果たすス
プロケット駆動手段とを有する、エンドレスループ状で
多層構造の可撓性ベルトを提供することである。さらに
、ベルトに形成されたスプロケット孔は一端縁に沿って
設けられ得、また導電層は電気的接続が他側得んに沿っ
て果たされる。また、本発明は上記構成のベルトに適し
た支持並びに駆動機構も含む。

〔実施例］ 本発明に係わる非インパクトプリンタを示す第１図にお
いて、ベルト１０は複数のローラ１１により支持されて
いる。これらローラ１１のうち少なくとも１個は駆動さ
れ、ベルト１０を矢印１２方向に移動させる。この実施
例で使用されているプリントヘッド１４は、米国特許４
，６３８．３３９号に記されているように、誘電性ベル
ト１０上に、プリントヘッド１４のピンに与えられる電
圧に応じて、静電潜像を形成するようなものである。

既知の技術に従って、現像器１６によりトナーがベルト
１０に供給される。このトナーは、ベルト１０上の静電
チャージに従って吸着される。連続紙１８は、矢印１９
．２０方向に移動され、ローラｌｌａを通過する。この
ローラｌｌａは、コロナ転写器２２にベルト１０を介し
て対面している。像が連続紙１８に転写された後、ベル
ト１０はクリーニングステーション２４に送られる。ベ
ルト１０は、クリーニングされた後、調整ステーション
２６を通り、プリントヘッド１４から像を受ける容易が
なされる。既知の技術にもとずいて、コロナ転写器２２
により像が転写された連続紙１８は、米国特許４，６４
２，６６１に開示されているような像定着もしくは融着
ステーション（図示せず）に送られる。ここで使用して
いる“コロナ転写器は、広く知られているコロナ放電装
置ばかりではなく、コロナの特性を有するイオンを発生
する装置も含む。イオンのコロナ発生は、本発明の要旨
には係わりないので、単に“コロナ“とじて説明する。

第２図ならにびに第３図に示すように、ベルト１０はエ
ンドレスループ状をし、複数の層により形成されている
。薄い誘電層（静電チャージ受け層）３０は静電プリン
タのためのチャージ受け面となり、０．００２５ないし
０．００５インチの厚さの、マイラー（商品名）のよう
なポリエステル樹脂もしくは他の適当な誘電材により形
成されている。この誘電層３０の下には、１０口ないし
３００オンゲストロムの厚さのアルミニウム蒸着層（導
電層）３２が形成されている。この層３２は、所定の柔
軟性と耐久性のある他の材質によっても形成され得る。

この導電層３２並びに誘電層３０は、接着剤３６により
機械的な支持層３４に取着されている。

この支持層３４は複数の合成樹脂層により形成され得、
ベルト１０に所定の強度を持たせている。

また、機械的支持は、導電層を、例えば、導電性合成樹
脂で形成することによっても持たせることができる。支
持層３４には、導電ストリップ３８が符号４０で示す箇
所で、導電層３２と電気的に接続するようにして、符号
４１で示す箇所で取着され、ベルト１０の長手方向の一
端に沿って伸びた連続導電ストリップが形成されている
。実際には、導電ストリップ３８は導電性ペイントもし
くは他の技術によって、動作もしくは製造状況に応じて
形成される。

好ましい実施例においては、ベルト１０をエンドレスル
ープ状にし、継目４２の所で両端相互を接続し、継目４
２の所に不連続が目で見えるようにフラッグ（印）４３
を付けている。この印４３は、電気的な印にしても良い
。この結果、継目４２を越えた静電プリントを防止する
ことちができる。

実施例では、多数のスプロケット孔４５がベルト１０の
全長に渡って形成されている。これらスプロケット孔４
５は、静電プリンタ内にベルト１０と共同するように設
けられた駆動機構のスプロケットと共同するように所定
の位置に互いに所定間隔を有して形成されている。

前記ベルト１０を支持し、駆動するための機構を第４図
に示す。この機構は、支持機構５３（理解を容易にする
ために一方の側板５０用は省略しである）により互いに
所定間隔を有して支持された一対の側板５０．５１を有
する。これら側板５０．５１により支持ローラ５７，５
８．５９がジャーナルやベアリングにより回転可能に支
持されている。ローラ５９には、一端側にスプロケット
６０が設けられ、このスプロケット６０はベルト１０の
スプロケット孔４５（第２図）と共同する。

第４図では、ベルト１０は、機構の理解を容易にするた
めに除去されている。適当な形式のモータ６２が支持ロ
ーラ５９の軸に連結され、ベルト１０を所定の速度で静
電プリンタの所定の部材に対して駆動できるようになっ
ている。

上記複数のローラによるベルト１０の支持は、所定の位
置にベルト１０を支持することができ、またローラ５９
のスプロケット６０は他の部材に対してベルト１０を移
動させるための唯一の手段となっている。ベルト１０の
側縁に沿って形成されたスプロケット孔４５と係合する
スプロケット６０を使用することにより、ベルト１０を
正確にトラッキングさせるための複雑なベルトステアリ
ング機構を必要としない効果がある。さらに、導電層３
２との接触が、所望の接地面を与えるために必要である
が、このために、導電ストリップ３８と電気的に係合す
るローラ（図示せず）を支持させておくことも出来る。

本発明の他の態様に係わる別のベルト支持機構が第５図
並びに第６図に示されている。この支持機構ハ、一端縁
側でのスプロケット駆動並びに複数ローラによるベルト
支持この効果に加えて、側に沿って開成、して、ベルト
１０の着脱を、他の関連部材を取外すことなく、容易に
できる効果も有する。

主フレーム５３は所定間隔を有して平行に位置する１対
の支持板６１．６３を有し、これら支持板６１．６３は
、ベース部材６５並びに中間支持板６７とてリジッドな
ボックス状の主カンチレバー支持部材を構成している。

この支持部材に関連する諸部材が装着されている。開口
６８並びに中心線６８ａは、米国特許４，６５２，６６
１に開示されているような回動用紙供給路７０を枢支す
るために設定されている。この供給路は、本発明の静電
ブリンクを構成している部材の１個である。さらに、ク
リーニングステーション２４は、米国出願（出願番号０
７／１３１，７５３）に記したように装着パ・ソド６７
ａで、カンチレバー方式により、支持されている。同様
の方法で、ベルト調整ステーション２６は装着バッド６
７ｂでカンチレバー方式により、装着されている。この
ベルト調整ステーション２６としては、米国出願（出願
番号０７／１３１．９２１１）に記載されているような
ものが使用される。

前記主支持部材５３は、またローラ支持機構の側板５１
を支持する機能も果たす。この側板５１は支持部材７１
に取着されている。支持部材７１は両端で、側板５０に
強固に固定されている。このように側板５０．５１を構
成し、支持することにより、カンチレバー支持フレーム
はローラ５８ａ、５８ｂ、５８ｃを回転可能に支持して
おり、また同様に、モータ６２と係合して駆動されるス
プロケット６０ををする駆動ローラ５９並びにローラ５
７も支持されている。前記ローラにより駆動可能に支持
されたベルト１０には、またアーム７４．７５に回動可
能に支承されたテンション制御ローラ７３が作用してい
る。このローラ７３は、動作状態でベルト１０に所望の
テンションを付与するように移動可能に設けられている
。このローラ７３はベルト１０にテンションを付与しな
い位置に移動されて、スプロケット６０を開放し、ベル
ト支持機構並びに駆動ローラ機構からのベルト１０の取
外しを容易にし′ている。駆動ローラ機構は開成するよ
うに、カンチレバー方式により、支持されている。

静電プリンタの所定の部分は異なる支持技術が要求され
る。プリントヘッド１４としては米国特許４，８３８．
３３９号に開示されているものを使用し、ベルト１０に
対してプリントヘッド１４を強固に支持させるために１
対の支持アーム７０ａ、７０ｂを使用することが好まし
い。支持駆動機構からベルト１０を取外すために、プリ
ントヘッド１４が最初に取外される。しかし、プリント
へ・ソド１４は、カンチレバー方式により、側板５１に
取着され得る。

前記現像ステーション１６は、側板６３に内端で強固に
固定され、また現像ステーションが適当に取着される支
持アーム７２により、カンチレバー方式で支持されてい
る。

種々の支持ローラの位置付けは、プリントヘッド１４、
クリーニングステーション２４並びにベルト調整ステー
ション２６の所で自由に広がった状態となるかならない
かを決定するのに使用され得る。

第５図並びに第６図に示すローラにより支持されるベル
ト１０が、支持並びに駆動機構の理解を容易にするため
に、第５図から除去されている。

上記説明並びに図面から、容易にベルトを取外せると共
に、構成部材の正確な設置が可能な、開成型のカンチレ
バーローラベルト支持機構並びに簡単な構成のベルト駆
動機構と共に、静電プリンタに使用される、優れたチャ
ージ受けエンドレスループベルトが得られる。

この分野の者が理解できるように、種々の変１［三速用
を発明の技術思想から離れないでなし得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置を有する静電プリンタを概略的
に示す図、第２図は本発明のベルトの実施例を概略的に
示す図、第３図は、第２図の２−２線に沿ったベルトの
断面図、第４図はベルト支持並びに駆動機構を示す図、
第５図は他のベルト支持機構を示す斜視図、そして第６
図は、第５図に示すベルト支持機構の分解図である。 １０・・・ベルト、１４・・・プリントヘッド、３０・
・・静電チャージ受け層、３２・・・導電層、３４・・
・支持層、４５・・・スプロケット孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プリントヘッド（１４）から静電チャージを受ける
   積層構造のエンドレスループベルト（１０）を有し、こ
   のベルトはベルトの全長に渡って伸びた可撓性の静電チ
   ャージ受け層（３０）と、この受け層と共に伸びた導電
   層（３２）とを有することを特徴とする非インパクト静
   電プリンタ。 ２、前記ベルトは、一端縁に互いに所定間隔を有して形
   成された多数のスプロケット孔と、前記導電層（３２）
   に隣接して設けられ、スプロケット孔（４５）が貫通し
   た支持層（３４）とを有することを特徴とする請求項１
   に記載の非インパクト静電プリンタ。 ３、前記支持層（３４）は、前記チャージ受け層（３０
   ）を越えて横方向に延びており、前記導電層（３２）は
   、スプロケット孔（４５）が形成されている一端縁と対
   向する一端縁に沿う領域に設けられ、そして前記導電層
   （３２）と電気的に接続された導電ストリップ（３８）
   がベルト（１０）の一端縁に沿う領域で支持層（３４）
   上に設けられていることを特徴とする請求項２に記載の
   非インパクト静電プリンタ。 ４、前記チャージ受け層（３０）は合成樹脂で形成され
   、前記導電層（３２）はチャージ受け層（３０）上に金
   属蒸着により形成され、支持層（３４）は合成樹脂によ
   り形成され、そして導電ストリップ（３８）は支持層（
   ３４）に取着された導電性ペイントによって形成されて
   いることを特徴とする請求項３に記載の非インパクト静
   電プリンタ。 ５、前記ベルト（１０）を、これの長手方向に移動する
   ように支持する支持手段を有し、この支持手段は複数の
   支持ローラ（５７、５８、５９）を有し、このうちの１
   個のローラ（５９）は前記ベルトのスプロケット孔（４
   ５）と係合可能な歯を有する駆動スプロケット（６０）
   を有することを特徴とする請求項２に記載の非インパク
   ト静電プリンタ。 ６、前記駆動スプロケット（６０）は前記ベルト（１０
   ）を動かすように回転されることを特徴とする請求項５
   に記載の非インパクト静電プリンタ。 ７、前記ベルト（１０）に選択的にテンションを付与す
   る手段（７３）を有することを特徴とする請求項５に記
   載の非インパクト静電プリンタ。 ８、前記支持ローラ（５７、５８、５９）を支持する支
   持フレーム（５０、５１、７１）を有し、このフレーム
   は、ベルト（１０）への手段（７３）によるテンション
   が解除されている時に、フレームの非支持側からベルト
   （１０）を着脱可能なようにカンチレバー方式により支
   持されていることを特徴とする請求項７に記載の非イン
   パクト静電プリンタ。９、前記フレーム（５０、５１、
   ７１）のためのカンチレバー装着は、プリントヘッド（
   １４）から静電チャージを受ける前に、ベルト（１０）
   にクリーニング並びに調整を行なう装置（２４、２６）
   をも支持することを特徴とする請求項８に記載の非イン
   パクト静電プリンタ。 １０、前記支持ローラのための支持フレーム（５０、５
   １、７１）が設けられ、この支持フレームはカンチレバ
   ー方式により支持されていることを特徴とする請求項５
   に記載の非インパクト静電プリンタ。 １１、一端縁に沿って形成された多数のスプロケット孔
   （４５）を有し、プリントヘッド（１４）から静電チャ
   ージを受ける積層構造のエンドレスループベルト（１０
   ）と、このベルトを長手方向に移動させるように支持す
   る支持手段とを具備し、この支持手段は、複数の支持ロ
   ーラ（５７、５８、５９）を有し、このうちの１個のロ
   ーラ（５９）は前記ベルトのスプロケット孔（４５）と
   係合可能な歯を有する駆動スプロケット（６０）を有す
   ることを特徴とする非インパクト静電プリンタ。 １２、前記駆動スプロケット（６０）は前記ベルト（１
   ０）を動かすように回転されることを特徴とする請求項
   １１に記載の非インパクト静電プリンタ。 １３、前記ベルト（１０）に選択的にテンションを付与
   する手段（７３）を有することを特徴とする請求項１１
   に記載の非インパクト静電プリンタ。 １４、前記支持ローラ（５７、５８、５９）を支持する
   支持フレーム（５０、５１、７１）を有し、このフレー
   ムは、ベルト（１０）への手段（７３）によるテンショ
   ンが解除されている時に、フレームの非支持側からベル
   ト（１０）を着脱可能なようにカンチレバー方式により
   支持されていることを特徴とする請求項１３に記載の非
   インパクト静電プリンタ。 １５、前記フレーム（５０、５１、７１）のためのカン
   チレバー装着は、プリントヘッド（１４）から静電チャ
   ージを受ける前に、ベルト（１０）にクリーニング並び
   に調整を行なう装置（２４、２６）をも支持することを
   特徴とする請求項１４に記載の非インパクト静電プリン
   タ。 １６、前記支持ローラのための支持フレーム（５０、５
   １、７１）が設けられ、この支持フレームはカンチレバ
   ー方式により支持されていることを特徴とする請求項１
   １に記載の非インパクト静電プリンタ。