JPH0298287A - 静止画記録装置及び撮像光学系 - Google Patents

静止画記録装置及び撮像光学系

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JPH0298287A
JPH0298287A JP63251053A JP25105388A JPH0298287A JP H0298287 A JPH0298287 A JP H0298287A JP 63251053 A JP63251053 A JP 63251053A JP 25105388 A JP25105388 A JP 25105388A JP H0298287 A JPH0298287 A JP H0298287A
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JP
Japan
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optical system
imaging optical
value
aperture
imaging
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JP63251053A
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Inventor
Naoya Hayashi
直哉 林
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静止画を記録媒体に記録する静止画記録装置と
その撮像光学系に関し、特に撮像光学系による記録画像
の劣化を信号処理の手法で復元するために必要な情報を
記録する静止画記録装置とその撮像光学系に関する。
〔従来の技術〕
画像を録画すると記録装置の伝達関数が一般に低域通過
型の周波数特性を持っているため記録された画像の高周
波成分は減衰し、高周波成分のコントラストが低下して
画質の劣化が生じる。特に撮像光学系で生じる劣化は撮
像時の撮像光学系の設定条件によって異なる。従来では
・この劣化を補償するのに、録画された画像を表示装置
で再生する際にあらかじめ決められている周波数をフィ
ルタで強調する方法ととっていた。そのような従来の静
止画記録再生装置と表示装置の例として、電子スチルカ
メラで録画した画像を再生機で再生しテレビジョン受像
機で表示する場合について説明する。
電子スチルカメラの録画部と再生機の再生部及びテレビ
ジョン受像機の構成は、第2図のように表すことができ
る。ただし不必要な部分は省略しである。電子スチルカ
メラ30の録画部は、被写体像を撮像してそれを映像信
号に変換する撮像系8と、映像信号を変調してビデオフ
ロッピーに記録する変調回路7からなっている。撮像系
8は、撮像光学系を構成する前群レンズ系1と後群レン
ズ系3及びその間にある絞り2と、シャッタ4と撮像素
子5とその読み出し回路6からなる。撮像光学系で撮像
素子5上に結像する被写体像をシャッタ4で時間的に切
り取り、撮像素子でそれを映像信号に変換して読み出し
回路6で読み出す。読み出された映像信号は、変調回路
7でビデオフロッピーに記録するための変調を受け、ビ
デオフロッピー31に記録される。再生時には、再生機
32の復調回路25でビデオフロッピー31に記録され
た信号が読み出されビデオ信号に変換され、テレビジョ
ン受像機50に入力される。
テレビジョン受像機50では、ビデオ信号はY。
R−Y、B−Y復調回路51で輝度信号(以下Y信号と
いう)と2つの色差信号(以下R−Y信号。
B−Y信号という)に復調され、Y信号を画質調整回路
52に入力して画質を調整し、RGB合成回路53でR
信号、G信号、B信号を合成し、受像管54に入力して
表示する。画質調整回路52は受像管54で表示すると
きに劣化する高周波成分を補償すること、好みによって
画像の鮮鋭度を変えることを兼ねる回路で、その周波数
特性は画像の鮮鋭度を上げる場合、画質調整回路の周波
数特性は例えば第3図のように2Mflz付近を強調す
るような特性になっていて、これにより水平方向の鮮鋭
度を向上させるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の静止画記録装置で録画された画像の劣
化した高周波成分を復元しようとすると、画質調整回路
によって特定の周波数付近を強調することになる。この
ような方法は画像の劣化の程度すなわち静止画記録装置
の伝達特性を反映していないので、得られる画像は鮮鋭
度が十分に上がらなかったり、特定の周波数だけが強調
されて不自然な画像になることがある。また静止画記録
装置の伝達特性は撮像時の設定条件によって変わるので
、このような伝達特性を従来のような特定の周波数を強
調する方法で十分に補償することはできない。特に静止
画記録装置が画像の高周波成分まで記録できる場合には
、劣化した高周波成分が記録されているので、従来の方
法によって鮮鋭度が向上した自然な画像を再生すること
はできない。
本発明の目的は鮮鋭度が向上した自然な画像が再生でき
る情報を検出し、それを画像に付加して記録する静止画
記録装置及びその情報を装置の構成を複雑にすることな
く検出することができる撮像光学系を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
劣化した高周波成分の自然な復元をするには、静止画記
録装置の伝達特性が推定できる情報を画像とともに記録
しておけばよい。本発明の静止画記録装置は、撮像時に
撮像光学系の伝達関数が推定できる情報を検出する手段
と、それを画像ととともに記録する手段を備えている。
また本発明の撮像光学系は、本発明の静止画記録装置の
撮像光学系が交喚可能である場合に、撮像時の撮像光学
系の伝達関数が推定できる情報を検出する手段を装置の
構成を複雑にすることなく実現する構成を有している。
またこの情報は、撮像時の光軸付近の被写体からみた撮
像光学系の開口の大きさをlとし、撮像光学系に等価な
単レンズの像側主点と撮像素子の撮像面の距離をdo、
及び被写体像を形成する光の波長の平均をλとしたとき
、撮像光学系の伝達関数のパラメータとなるl/<λd
、)を再生できる情報と、必要な場合にはレンズの周波
数特性を識別する符号からなっている。
ここでまず撮像光学系の伝達関数を推定できる情報につ
いて説明する。レンズの伝達関数は、レンズの開口とレ
ンズ自身の収差によって決まる。
光軸付近の被写体の画像の、薄い無収差レンズの開口に
よる劣化の伝達関数は、例えば文献rlnt−rodu
ction to Fourier 0ptics、 
J、W、Goodman著McGRAW−HILL B
OOK COMPANY (1968) 5. 6章」
に載っており、線形で位置不変な劣化として知られてい
る。インコヒーレント照明での無収差レンズの直径lの
円形開口による劣化の伝達関数をH(s)(sは径方向
の正の周波数)とすると、H(s)は(1)式のように
なる。またこれを図示すると第4図(円形有限開口のレ
ンズの周波数特性)のようになる。
S≦2S。
=0 S>2S。
・ ・ ・(1) l :円形開口の直径 λ :光の波長の平均 d五 二レンズの像側主点から像までの距離したがって
H(s)は、l、λ、d五のパラメータによって定める
ことができる。また実際のレンズでは絞りの大きさを変
えて開口の大きさを変えるが、一般に絞りを広げるほど
収差が大きくなる。従って無収差レンズとみなせない場
合、H(S)は(11式にあわなくなるが、線形性が成
り立つような収差であれば、無収差レンズの伝達関数を
実際の伝達関数にあわせて補正することで対応できる。
つまり開口の大きさによって+11式の値を補正するこ
とで対応できる。
さらに実際の撮像光学系は1枚のレンズで構成されるこ
とは少なく、複数のレンズで構成されるのが普通である
が、この場合でも撮像光学系を構成するレンズを等価な
単レンズに置き換えて考えることができる0例えば第5
図(a)のように3枚のレンズで構成されるレンズ系(
左側が被写体側、右側が像側とする)では、第5図(C
)のように2つの主点P+、Pgを持つ単レンズに置き
換えられる。ここで主点P2は、光軸に平行に入射した
光線の延長線と、その光線が焦点に入る線を逆に延長し
た線との交点H2から光軸におろした垂線の足であり、
像側主点と呼ばれる。主点P。
も第5図(b)のように像側から同様に光軸に平行な光
線を入射して求めることができ、これは物体側主点と呼
ばれる。また撮像レンズ系の焦点距離は、等価なレンズ
の焦点距離(第5図のf)になる。また撮像光学系には
一般に円形の絞りが入っていて、撮像素子に結像する光
束を制限するが、この光束の制限量を表すのに光軸に平
行な入射光線が前述した等価なレンズを横切る断面の直
径で表す。これは撮像光学系の有効口径と呼ばれ、無限
遠の被写体からみた開口の大きさを表す。あるいは撮像
光学系の焦点距離を有効口径で割った値であるF値で表
す。そして前述した等価な単レンズの像側主点から被写
体までの距離d8、光軸付近の被写体からみた撮像光学
系の開口の大きさl、被写体像を形成する光の波長の平
均λをパラメータとして、収差が無視できる撮像光学系
の伝達関数を(1)式のように表すことができる。また
無収差とみなせない場合でも、線形性が成り立つような
収差であれば、前述した単レンズと同様に光軸付近の被
写体からみた撮像光学系の開口の大きさによって+1)
式の値を補正することで対応できる。また後述するよう
に被写体からみた撮像光学系の開口の大きさを有効口径
で近似できる場合は、有効口径によって(11式の値を
補正することで対応できる。
そしてこのような線形で位置不変な伝達関数を持つ系で
は、入力画像をf、、(x、y)、そのフーリエ変換を
FO(u、  v) 、伝達関数をHo(u。
■)、出力画像をgo (x、  y) 、そのフーリ
エ変換をGO(u、V)とすると(2)式が成り立つ。
C,(u、  V) =HO(u、  V) FO(u
、  v)・ ・ ・(2) 撮像光学系の場合は、光軸付近の被写体をその像と同じ
大きさに縮小あるいは拡大した画像をf (x、  y
) 、被写体像をg (x、  y)とすると、(11
式は直流分で正規化した伝達関数なので(3)式が成り
立つ。
・ ・ ・(3) したがってF (u、v)を(3)式から求めそれを逆
フーリエ変換すれば劣化のないf  (x、  y)が
求まり、記録するときに撮像光学系で劣化した高周波を
復元することができる。この復元画像は撮像光学系の伝
達関数をもとにして復元されているので自然な画像にな
る。また(11式の伝達関数は光軸付近の被写体に対し
て成り立つ式であるが、光軸からはなれた被写体に対し
ても劣化した高周波をかなり復元できる。したがって記
録された画像の広い範囲に対して有効である。以下では
被写体は光軸付近にあると仮定する。この方法は逆フィ
ルタリングと呼ばれる手法であるが、被写体像g(x、
  y)に雑音が加わっている場合には、逆フィルタリ
ングによって雑音が強調されてしまい、かえって画質が
悪くなることもある。しかしこれを避けるためのフィル
タも多く開発されており、その詳細は文献rOplus
 E別冊画像処理アルゴリズムの最新動向 高木、鳥脇
、田村編(1968年)、3章」に説明されている。従
って撮像光学系の伝達関数がわかれば、劣化した画像を
復元できる可能性が大きい。また実際の計算は連続系で
はなく、f (x + y ) + g (x + y
 ) + H(2)の標本点をとって離散系で計算され
ることが多い。
この場合フーリエ変換は離散フーリエ変換を使って実行
できる。
本発明の静止画記録装置及びその撮像光学系は、撮像光
学系の伝達関数を与えるパラメータである1/(λdえ
)を再生できる情報と撮像光学系が無収差とみなすこと
ができない場合には、撮像光学系の伝達関数を表す符号
を画像とともに記録しておくが、次にこれらの実現方法
について述べる。
被写体にピントを合わせたときのlとdlは、次に述べ
るように求めることができる。撮像光学系は前述したよ
うに一般に複数のレンズで構成されているが、まず焦点
距離が常に一定になるように構成された撮像光学系(以
下単焦点撮像光学系と呼ぶ)について説明する。ピント
合わせは、撮像光学系を構成するレンズの一部あるいは
全部を撮像光学系の光軸に平行に移動させて行う。ピン
ト合わせのために移動させるレンズはフォーカシングレ
ンズと呼ばれる。そしてこのフォーカシングレンズの位
置に対応して撮像光学系に等価な単レンズの位置が決ま
るので、フォーカシングレンズの位置がわかればd、が
−意に求まる。フォーカシングレンズの位置の検出はフ
ォーカシングレンズの移動が一般に撮像光学系の鏡筒に
備わっているフォーカシングリングを回転させて行われ
ることから、フォーカシングリングの回転角を検出する
ことによりできる。フォーカシングリングの回転角の検
出は、例えば第6図に示すリングの回転角検出機構を使
って行うことができる。
ここで第6図について説明する。第6図でリング40に
電極41が接続され、これは撮像光学系の鏡筒に固定さ
れた抵抗45に接続されて可変抵抗を構成している。抵
抗45の一端は接地され、他端は電源44により一定の
電位に固定されている。電極41は入力インピーダンス
の高いA/D変換器42に接続され、A/D変換器42
の出力はマイクロプロセッサ43に入力される。電極4
1と抵抗45は可変抵抗を構成してるので電極41の電
位はリング40を回転させると変化する。従ってこの電
位をA/D変換器42でデジタル化してマイクロプロセ
ッサ43で読み取り、リングの基準位置に対応する電極
41の電位と比較することにより電気的にリング40の
回転角を検出できる。よってフォーカシングリングに第
6図のような回転角を検出する機構を備えつければ、フ
ォーカシングリングの回転角が検出できる。
したがってあらかじめフォーカシングリングの回転角に
対するdlの値のテーブルを、例えば読み出し専用メモ
リ (以下ROMと表す)に入れておき、録画の際には
まずフォーカシングリングの回転角を静止画記録装置内
に備えであるマイクロプロセッサで読み取り、ROMか
らこれに対応するd、の値を読み出すことにより求める
ことができる。あるいはフォーカシングリングの回転角
に対応するd、の値の計算式をマイクロプロセッサにプ
ログラミングしておき、求めたフォーカシングリングの
回転角からd、の値を計算してもよい。
また自動焦点カメラでは被写体にピントがあうようにフ
ォーカシングリングを回転させるレンズ駆動モータが備
わっているが、この場合は前述したフォーカシングリン
グの回転角を検出して求める方法のほかに、レンズ駆動
モータに与えられる入力信号を調べることによっても求
めることができる。例えばレンズ駆動モータがステップ
モータである場合には、静止画記録装置内にカウンタを
備えておき、このカウンタでレンズ駆動モータに与えら
れる入力パルス数を数えることによりフォーカシングリ
ングの回転角がわかるので、これからd、の値を求める
こともできる。
次にlの値を求める方法について説明する。lは後述す
るように絞りの大きさから求められる。
絞りの大きさはシャッタスピードと組み合わせて適切な
露光量になるように決められる。例えば絞りをシャッタ
スピードに優先させて決める場合、設定する絞りの大き
さによりシャッタスピードが決められ、シャッタスピー
ドを絞りに優先させて決める場合は、シャッタスピード
によって絞りの大きさが決まる。絞りの大きさは普通F
値で表す。
まずF値を求める方法について説明し、それからF値か
らlを求める方法について説明する。−般に撮像光学系
の絞りは撮像光学系の鏡筒にそなわっている絞りリング
を回転させ、これにより絞り羽根を開閉させることによ
って制御される。従って撮像光学系のF値は絞りリング
の回転角がわかれば、diO値と同様に求めることがで
きる。
絞りリングの回転角検出はフォーカシングリングの回転
角の検出と同様に絞りリングに第6図のような回転角検
出機構を備えつけることにより行うことができる。また
自動露出カメラでは画面の照度を図り、適正な露光量を
決めるが、シャッタスピードを絞りより優先させる場合
は、露光量と設定されたシャッタスピードからの絞りの
大きさが決められ、これにあうように絞りリングを絞り
制御モータで回転させて絞りを制御するので、F値を絞
りリングの回転角を求める方法のほかにも、絞り制御モ
ータに与゛えられる入力信号を調べることによっても求
められる。例えば絞り駆動モータがスピードモータであ
る場合には、静止画記録装置内にカウンタを備えておき
、このカウンタで絞り駆動モータに与えられる入力パル
ス数を数えることによって絞りリングの回転角がわかる
ので、これからF値を求めることもできる。
次に求められたF値からlを求める方法について説明す
る。前述したように撮像光学系の焦点距離をこのF値で
割ったものが無限遠の被写体からみた撮像光学系の開口
の大きさすなわち有効口径である。もし絞りの位置が撮
像光学系に等価なレンズの位置に十分近いか、あるいは
被写体から撮像光学系までの距離が十分大きい場合には
、lは有効口径の値とほとんど変わらないので有効口径
の値で近似してよい。しかし撮像光学系の構成から絞り
の位置が撮像光学系に等価なレンズの位置と離れており
、かつ被写体が撮像光学系に近い場合は、有効口径の値
を多少補正してlを求めなければならない。この補正の
方法を第7図で説明する。第7図(a)で撮像光学系の
光軸上にある被写体63からでる光束は、絞り62で制
限され撮像光学系に等価な単レンズ60によって被写体
像61を形成する。被写体63からレンズ60の物体側
主点P。
までの距離をdll、レンズ60の像側主点から被写体
像64までの距離をdi、レンズ60の焦点距離をfと
すると、doはレンズの法則を使って、(4)式のよう
に求められる。
d、     f      d。
絞り62からレンズ60の物体側主点P1までの競合を
bとし、このときのF値をF、有効口径を10とすれば
、この場合の被写体63からみた撮像光学系の開口の大
きさlは、第7図(a)より幾何学的に求められ(5)
式のようになる。
ただし60=f/F したがって(4)、 <5)式により、F値とf、d、
、bからlが求められる。このうちfは単焦点撮像光系
では一定なのであらかじめ求めておくことができ、d、
とF値は前述した方法で求められる。またbは撮像光学
系に等価なレンズの位置と絞りの位置から求められるの
で、d、を求める方法と同様にフォーカシングリングの
回転角を求め、ROMに換算テーブルを備えているかあ
るいは換算式をプログラミングしているマイクロプロセ
ッサによって求めることができる。また第7図(b)は
絞りがレンズより像側にある場合で、この場合は絞り6
2からレンズ60の像側主点P2までの距離をbとすれ
ば、同様に(6)式のように求められる。
以上説明した方法で単焦点撮像光学系のlとd。
を求めることができる。ここでbはレンズ60の2つの
主点P、、P、のうち絞り62に近い方の主点から絞り
62までの距離である。またレンズ60の2つの主点P
、、P、の間の距離がdo、d、、fに比べて無視でき
る場合は、単に絞り62とレンズ60との主点までの距
離としてよい。絞りが撮像光学系に等価なレンズより被
写体にあるか像側にあるかの区別は、例えばbに符号を
つけることにより区別できる0例えばbが正ならば絞り
が撮像光学系に等価なレンズより被写体側、負ならば像
側とすればよい。
また焦点距離が変えられるズームレンズの場合でも、ズ
ームレンズの焦点距離の変更がピント合わせや絞りの制
御と同様に撮像光学系の鏡筒に備わったズームリングを
回転させて行われるので、前述した単焦点撮像光学系と
同様にlとd、を求めることができる。すなわちズーム
レンズを構成するレンズの位置はフォーカシングリング
とズームリングのそれぞれの回転角によって決まるので
、撮像光学系に等価な単レンズの位置及びその焦点距離
が2つのリングの回転角で定まる。従ってフォーカシン
グリングのほかにズームリングにも第6図のような回転
角の検出機構を備え、あらかじめ換算テーブルを入れた
ROMを備えているかあるいは換算式がプログラミング
されているマイクロプロセッサを備えておけば、撮像時
にそれぞれのリングの回転角を求めそれを上述した方法
で換算することにより焦点距離fとdiを求めることが
できる。また普通ズームレンズの構成はF値が焦点距離
によって変わるようになっているが、この場合も上述し
た方法で焦点距離が求められるので、焦点距離をF値に
換算する手段を同様な方法で実現することによりF値を
求めることができる。
またF値と焦点距離から求められる有効口径を補正して
lを求めなければならない場合でも、単焦点撮像光学系
と同様に求められることは明らかである。
また撮像光学系が無収差とみなせない場合、(11式の
無収差レンズの伝達関数を補正して対応するが、これは
あらかじめ実際に使うすべての撮像光学系にそれぞれを
識別可能な符号をつけ、それぞれの撮像光学系のあらゆ
る開口の大きさに対する伝達関数を測定しておき、それ
を静止画記録装置と再生装置の共通の情報として与えて
おいて、どの撮像光学系を使ったかという情報を表す符
号だけを画像とともに記録しておくようにすれば、記録
する情報量を少なくしたまま撮像光学系の伝達関数を再
生時に求めることができる。この符号はあるいは撮像光
学系の収差を規格化しておいて使用した撮像光学系が満
たす収差の規格を符号化して記録してもよい。この符号
はまた撮像光学系が無収差とみなせる場合、あるいは撮
像光学系及び静止画記録装置が固定されていて、再生時
に特定できる場合は特に記録する必要はない。
次にλを求める方法であるが、λは被写体像を形成する
光の波長の平均なので、静止画記録装置及び再生装置が
カラー信号で記録再生する場合は特に記録時にλを画像
とともに記録しなくても、再生時に画像の色を見てλを
求めることができる。
例えば被写体が色を持っている場合は、その色の波長の
平均をλとすればよく、白や黒の場合ではλは緑色光の
波長である550nmとしてよい。したがってλを記録
する必要があるのは白黒信号だけを記録する静止画記録
装置の場合である。特に赤や青の被写体をとった場合は
、その色を目で判断して記録することになる。色情報を
静止画記録装置に入力する方法は、例えば静止画記録装
置に外部から制御できるスイッチを設けて被写体の色を
表す信号を静止画記録装置内部のマイクロプロセッサに
送り、このマイクロプロセッサはこの信号を後述する方
法で他の情報とともに記録すればよい。
以上説明したように撮像光学系の伝達関数を与えるパラ
メータとなるl、λ+di と、撮像光学系の収差を与
える符号を求めることができる。これらを記録する手段
は記録媒体によって違うので、本発明の具体的な実施例
のなかで説明する。
以上に説明したようにして記録しなればならない情報の
検出ができるが、一般のカメラと同様にレンズと絞りか
らなる撮像光学系を使い分けたい場合は、撮像光学系を
交換できるようにすることが考えられる。しかし撮像光
学系が交換可能な場合には、上述したlとdiを求める
方法は以下に述べるような問題が生じる。それはlとd
、を求めるのに撮像光学系の鏡筒に備わっているリング
の回転角を読み取り、それをlとd、に換算する手段で
換算して求めていたが、撮像光学系が交換可能な場合は
撮像光学系それぞれの構成が一般に違うので、これらの
手段を共用することはできない。したがって使用する撮
像光学系の数だけこれらの手段を別々に用意するか、あ
るいは撮像光学系側にlとdjを求める手段をすべて備
える必要が生じる。たとえば換算手段がROMである場
合、使用する撮像光学系の数だけROMを用意すると静
止画記録装置の構成が複雑になるし、撮像光学系にマイ
クロプロセッサを含むlとd、を求める手段をすべて備
えるというのは、静止画記録装置側にも静止画記録装置
内の制御のためにマイクロプロセッサが入っていること
が普通なので、本来共用できる可能性のあるマイクロプ
ロセッサを撮像光学系側にも余分に持つことになり、コ
ストがかさむという問題が生じる。また撮像光学系に等
価な単レンズの焦点距離とF値および無収差とみなせな
い場合に記録する符号は撮像光学系だけできまるが、d
、は撮像光学系に等価な単レンズの像側主点から撮像素
子の撮像面までの距離なので、撮像光学系が交換可能な
場合d、は撮像光学系に等価な単レンズの像側主点から
撮像光学系のマウント面までの距離(以下dilと表す
)と、マウント面から撮像素子の撮像面までの距離(以
下ditと表す)に分けられてしまう。したがって撮像
光学系で定まる値だけではlとd、を求めることはでき
ない。
本発明の撮像光学系は、装置の構成を複雑にすることな
くlとd、を求めるための構成を持った交換可能な撮像
光学系である。本発明の撮像光学系は、フォーカシング
リングの回転角を検出する手段と、絞りリングの回転角
を検出する手段と、撮像光学系がズーム機能を持ってい
る場合はズームリングの回転角を検出する手段を備え、
これらの回転角からF値と焦点距離と撮像光学系に等価
な単レンズの像側主点と撮像光学系のマウント面の間の
距離dilと前述したbを換算して求める手段を備え、
F値と焦点距離及びこれら2つの距離d、、、bを撮像
光学系のマウント面に設けた電極に送信することを特徴
としており、撮像光学系だけで決まるド値と焦点距離d
、、、bを静止画記録装置側に渡してlとd、を求める
計算とこれらを求めるための操作は静止画記録装置側に
備えであるマウントプロセッサで行うことを特徴として
いる。
〔実施例〕
第1図は画像をデジタル記録する本発明の静止画記録装
置を使った、静止画記録再生システムの一例のブロック
図である。第1図について説明すると、画像は撮像系8
で撮像され、映像信号に変換される。この映像信号はカ
ラーとする。この映像信号はA/D変換器16で標本化
され、例えば8ビツトに量子化されて画像データとなる
。撮像系8を構成する撮像光学系は無収差とみなせる単
焦点撮像光学系で、ここでは交換ができないものとする
。この撮像光学系のフォーカシングリング及び絞りリン
グには、第6図の構造の回転角検出機構46.47がそ
れぞれ接続されている。ただし第6図のマイクロプロセ
ッサ43はここでは共用することとし、48で表してい
る。撮像時のフォーカシングリング及び絞りリングの回
転角はマイクロプロセッサ48に入力され、マイクロプ
ロセッサ48はこれらに相当するl、diをROM49
から読み出して出力する。ここで1.d、も映像信号と
同じく8ビツトに量子化されているとする。こうすれば
映像データと同じように変調、記録ができる。画像デー
タ及び1.d、はスイッチ回路17に入力されタイミン
グ回路21で指定される所定のタイミングで切り換えら
れてデータ系列を構成し、変調回路18で変調を受けて
磁気ディスク19に記録される。
再生するときは磁気ディスクから読み出し、復調回路2
0で復調したデータをスイッチ回路22に入力する。ス
イッチ回路22はタイミング回路21で指定される所定
のタイミングでデータを切り換えて画像データと1.d
、を分離して計算機34に入力する。タイミング回路2
1で指定される所定のタイミングは、例えば画像データ
の前にf、d、を記録するタイミングとする。この場合
磁気ディスクでは画像データの前に1.  d、が記録
されている。
計算機34ではz、  ci、と入力した画像から求め
られるλから+1)式のパラメータであるl/Cλd、
)を計算し、(1)式を計算して必要な伝達関数の標本
値を求めることができる。なおこの標本化周期はA/D
変換器16の標本化周期で決まるが、これは固定されて
おり求めることができる。そして入力画像と伝達関数か
ら前述した方法で鮮鋭度が向上した自然な画像を復元で
きる。これをテレビジョン受像機で表示するには、復元
した画像をビデオ信号合成回路35でビデオ信号に合成
しテレビジョン受像機50に入力する。このようにして
復元された画像は前述したように撮像光学系の伝達関数
をもとに復元されているので、鮮鋭度が向上した自然な
画像になる。
次に画像をアナログ記録する本発明の静止画記録装置の
例として、電子スチルカメラを用いる場合について説明
する。電子スチルカメラには静止画のほかに、静止画に
付随するデータである10信号を記録することができる
。ここで電子スチルカメラの記録方式について簡単に説
明する。記録される静止画はY信号と走査線の1ライン
ごとに線順次に出力されるR−Y信号、B−Y信号の色
差信号に変換され、それぞれプリエンファシスをかけら
れてFM変調される。またID信号はDPSK変調され
る。そしてY信号とR−Y信号、BY信号とID信号は
、周波数多重化の方法でビデオフロッピーに記録される
。この周波数アロケーションを第8図(a)に示す。Y
信号は水平同期信号の下端が6 MHz 、ホワイトビ
ークが7.5MHzになるように変調され、R−Y信号
、B−Y信号の中心周波数はそれぞれ1.2MHz、 
1.3MHz、デビエーションはそれぞれ0.7MII
z、 0.5MIIzで変調される。
ID信号のキャリアは水平同期信号周波数をfHとして
、13fH(約204.54k)lz)である。ID信
号は4水平走査期間で1ビツトとなるように記録され、
1フイ一ルド分の画像のID信号のビットアロケーショ
ンは第8図(b)のようになっている。
第8図(b)からID信号は既に使用目的が決まってい
るトラック番号などのほかに、ユーザエリアとしてユー
ザが自由に使える27ビツトが確保されている。再生す
るときには専用の再生機でビデオフロッピーから信号を
読み出し、それぞれの帯域の成分を取り出す。Y信号と
R−Y信号、BY信号はFM復調し、デイエンファシス
をかけて復調され、ビデオ信号に合成される。ID信号
はDPSK復調回路で復調される。
第9図に本発明の静止画記録装置に電子スチルカメラを
使った場合の静止画記録システムの例のブロック図を示
す。第9図について説明すると、画像は撮像系8で撮像
され、Y、R−Y、B−Y合成回路11でY信号とR−
Y信号、B−Y信号に変換される。ここでR−Y信号と
B−Y信号は線順次に出力される。Y信号はY信号変調
回路12でプリエンファシスをかけられた後FM変調さ
れ、R−Y、B−Y信号もR−Y、B−Y信号変調回路
13でプリエンファシスをかけられた後FM変調される
。撮像系8を構成する撮像光学系は、無収差とはみなせ
ない単焦点撮像光学系で交換ができないとする。フォー
カシングリング回転角検出機構46、絞りリング回転角
検出機構47、ROM49は第1図と同じものとし、説
明を略する。マイクロプロセッサ48は撮像時のフォー
カシングリング及び絞りリングの回転角を検出し、これ
らに相当するf、d、をROM49から読み出す。ここ
でl。
d、も映像信号と同じく8ビツトに量子化されていると
する。マイクロプロセッサ48はこれからl/ d i
を算出し、これをやはり8ビツトで表すものとする。ま
た収差を表す撮像光学系の符号はROM49に入ってい
て、マイクロプロセッサ48により読み出される。これ
も8ビツトで表されているとする。これらの情報を電子
スチルカメラに備わっているID信号として記録する。
1/d、と、収差を表す撮像光学系の符号はともに8ビ
ツトで表されているので、この2つを順に27ビツトの
ユーザエリアのはじめから記録する。もしビット数が8
では足りない場合でも、合計27ビソトまではID信号
のユーザエリアに記録できる。これらの撮像時の撮像光
学系の伝達関数のパラメータは、他のID信号を構成す
るデータとともに!D信号変調回路14でDPSK変調
され、加算器15でY信号とR−Y信号、B−Y信号と
加算されてビデオフロッピー31に記録される。このよ
うにして映像信号とそれを撮像したときに撮像光学系の
伝達関数のパラメータをともに記録できる。
再生は再生機32で行う。Y信号はY信号復調回路26
でY信号の帯域成分を取り出し、FM復調され、デイエ
ンファシスをかけて復調される。R−Y信号、B−Y信
号は、R−Y、B−Y信号復調回路27でR−Y、B−
Y信号の帯域成分を取り出し、FM復調され、デイエン
ファシスをかけて復調される。復調されたY信号、R−
Y、B−Y信号はビデオ信号合成回路29でビデオ信号
に合成される。ID信号はID信号復調回路28でID
信号の帯域成分を取り出し、DPSK復調され、復調さ
れる。そしてこのビデオ信号とID信号は別々に再生機
32から出力される。さらにビデオ信号はA/D変換器
36で標本化、量子化され計算機34に入力される。I
D信号も計算機34に入力され、そのなかのユーザエリ
アのはじめから8ビツトを読んで、//d、取り出し、
次の8ビツトを読んで収差を表す撮像光学系の符号を取
り出す。計算機34では、l/d、と入力した画像から
求められるλから(11式のパラメータである1/(λ
d、)を計算し、これから(1)式を計算し、さらに収
差を表す撮像光学系の符号をもとに、これを補正して必
要な伝達関数の標本値を求めることができる。なおこの
標本化周期はA/D変換器36の標本化周期で決まるが
、これは固定されており求めることができる。そして入
力画像と伝達関数から前述した方法で鮮鋭度が向上した
自然な画像を復元できる。
これをテレビジョン受像機で表示するには、復元した画
像をビデオ信号合成回路35でビデオ信号に合成しテレ
ビジョン受像機50に入力する。このようにして復元さ
れた画像は、前述したように撮像光学系の伝達関数をも
とに復元されているので、鮮鋭度が向上した自然な画像
になる。
以上の例では(1)式のパラメータであるl/(λd、
)を求める情報として、lとd、あるいはl/d、を記
録したが、画像を復元するときに1/(λd、)がわか
ればよいので、例えば撮像光学系のF(!と焦点距離、
bおよびdiを記録しておいて、再生するときに計算機
34でl/CλdA)を求める方法でもよい。また撮像
光学系の構成からlを有効口径で近似してよい場合は、
bを記録する必要はない。
次に本発明の撮像光学系の実施例の一つとして、交換可
能で無収差とはみなせない単焦点撮像光学系のブロック
図を第10図に示す。第10図の構成は次のようになっ
ている。フォーカシングリング70の電極71は撮像光
学系の鏡筒に固定された抵抗72に接続され可変抵抗を
構成するとともにA/D変換器73に接続され、その出
力はマウント面に設けた端子74に接続されている。ま
たフォーカシングリングの回転角からd、、、bを換算
する換算テーブルが入ったROM75があり、そのアド
レス線とデータ線はそれぞれマウント面に設けた端子7
6゜77に接続される。また絞りリング78の電極79
は撮像光学系の鏡筒に固定された抵抗80に接続され可
変抵抗を構成するとともにA/D変換器81に接続され
、その出力はマウント面に設けた端子82に接続されて
いる。また絞りリングの回転角からF値を換算する換算
テーブルと焦点距離及び収差を表す符号が入ったROM
83があり、そのアドレス線とデータ線はそれぞれマウ
ント面に設けた端子84゜85に接続される。抵抗72
と80の一端はともにマウント面に設けた端子86に接
続され、この端子には静止画記録装置側から一定の電位
が与えられる。
また抵抗72と80の他端はともにマウント面に設けた
端子87に接続され、この端子には静止画記録装置側か
ら基準電位が与えられる。
この撮像光学系の動作は次のようになる。フォーカシン
グリング70とその電極71及び抵抗72、A/D変換
器73、端子86.87は第6図のリングの回転角検出
機構をなし、端子74にはフォーカシングリングの回転
角を示す信号が現れる。絞りリング78とその電極79
及び抵抗80、A/D変換器81、端子86.87も第
6図のリングの回転角検出機構をなし、端子82には絞
りリングの回転角を示す信号が現れる。静止画記録装置
内にあるマイクロプロセッサは撮像時のフォーカシング
リングの回転角を端子74の信号から求め、それからR
OM75のアドレスを求めて端子76に出力し、端子7
7に現れるdA、、bを求める。また撮像時の絞りリン
グの回転角を端子82の信号から求め、それからROM
83のアドレスを求めて端子84に出力し、端子85に
現れるF値を求める。またROM83に入っている焦点
距離及び収差を表す符号を読み出す。そしてあらかじめ
求めておくことができるdA2と撮像時のdilからd
lを求め、またd、とbと焦点距離から(4)式、(5
)式あるいは(6)式を使ってlを求める。
こうして撮像光学系の伝達関数のパラメータとなるlと
d、を算出し、また収差を表す符号を求めることができ
る。また撮像光学系の構成から焦点距離をF値で割った
有効口径をそのままlとみなしてよい場合は、ROM7
5にbの換算テーブルを入れなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の静止画記録装置を使うこと
により、撮像光学系の伝達特性により劣化した画像の高
周波成分を復元できるので画像の鮮鋭度が向上した自然
な画像を再生することができる。また本発明の撮像光学
系は撮像光学系の伝達関数を与えるパラメータを装置の
構成を複雑にすることなく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の静止画記録装置を使った静止画記録再
生システムのブロック図、 第2図は従来の静止画記録再生システムのブロック図、 第3図は画質調整回路の周波数特性を示す図、第4図は
円形有限開口のレンズの周波数特性を示す図、 第5図はレンズ系の等価な単レンズを説明する図、 第6図はリングの回転角検出機構の図、第7図は有効口
径の補正を説明する図、第8図は電子スチルカメラの周
波数アロケーションならびにID信号のビットアロケー
ションを説明する図、 第9図は電子スチルカメラを使った静止画記録再生シス
テムのブロック図、 第10図は本発明の撮像光学系のブロック図である。 1 ・ ・ ・ ・ ・ 2.62・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ ・ 6 ・ ・ ・ ・ ・ 7 ・ ・ ・ ・ ・ 8 ・ ・ ・ ・ ・ 11・ ・ ・ ・ ・ 12・ ・ ・ ・ ・ 13・ ・ ・ ・ ・ 14・ ・ ・ ・ ・ 15・ ・ ・ ・ ・ 16、 36. 42゜ 17.22・ ・ ・ 18・ ・ ・ ・ ・ 前群レンズ系 絞り 後群レンズ系 シャッタ 撮像素子 読み出し回路 変調回路 撮像系 Y、R−Y、B−Y合成回路 Y信号変調回路 R−Y、B−Y信号変調回路 ID信号変調回路 加算器 73、81・・・A/D変換器 スイッチ回路 変調回路 l9・・・・・磁気ディスク 20・・・・・復調回路 21・・・・・タイミング回路 26・・・・・Y信号復調回路 27・・・・・R−Y、B−Y信号復調回路28・・・
・・ID信号復調回路 29、35・・・ビデオ信号合成回路 30・・・・・電子スチルカメラ 31・・・・・ビデオフロッピー 32・・・・・再生機 33・・・・・静止画記録装置 34・・・・・計算機 40、72.78・・・リング 41、71.79・・・電極 44・・・・・電源 45、72.80・・・抵抗 46・・・・・フォーカシングレンズ回転角検出機構 43、48・・・マイクロプロセッサ 47・・・・・絞りリング回転角検出機構49、 75
. 83・ ・ ・ROM50・・・・・テレビジョン
受像機 51・・・・・Y、R−Y、B−Y復調回路52・・・
・・画質調整回路 53・・・・・RGB合成回路 54・・・・・受像管 60・・・・・レンズ 61・・・・・被写体像 63・・・・・被写体 64・・・・・焦点 ?4.76、7?、 82.84.85.86.87・
・・・・端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絞り機構を含む撮像光学系と、前記撮像光学系に
    より結像した被写体像を映像信号に変換する撮像手段と
    、前記撮像光学系の周波数特性を与えるパラメータの値
    を検出する手段と、前記映像信号を記録媒体に記録する
    手段と、前記パラメータの値を前記記録媒体に記録する
    手段を備え、前記映像信号と前記パラメータの値をとも
    に前記記録媒体に記録することを特徴とする静止画記録
    装置。
  2. (2)前記静止画記録装置が電子スチルカメラであって
    、前記パラメータの値が前記映像信号のID信号の一部
    をなし前記記録媒体であるビデオフロッピーの映像信号
    と同じトラックに記録されることを特徴とする請求項1
    記載の静止画記録装置。
  3. (3)被写体からみた前記撮像光学系の開口の大きさを
    第1の値とし、前記撮像光学系に等価な単レンズの像側
    主点と前記撮像手段の撮像面の間の距離を第2の値とし
    、前記撮像光学系に等価な単レンズの物体側主点と像側
    主点のうち前記撮像光学系の絞りに近い方の主点から前
    記絞りまでの距離を第3の値とした場合、前記第1、第
    2の値の組あるいは前記第1の値を第2の値で割った値
    あるいは前記撮像光学系の焦点距離とF値と前記第2、
    第3の値の組が、前記パラメータの値であることを特徴
    とする請求項1または2記載の静止画記録装置。
  4. (4)前記撮像光学系の有効口径を第1の値とし、前記
    撮像光学系に等価な単レンズの像側主点と前記撮像手段
    の撮像面の間の距離を第2の値とした場合、前記第1、
    第2の組あるいは前記第1の値を第2の値で割った値あ
    るいは前記撮像光学系の焦点距離とF値と前記第2の値
    の組が、前記パラメータの値であることを特徴とする請
    求項1または2記載の静止画記録装置。
  5. (5)被写体からみた前記撮像光学系の開口の大きさを
    第1の値とし、前記撮像光学系に等価な単レンズの像側
    主点と前記撮像手段の撮像面の間の距離を第2の値とし
    、前記撮像光学系に等価な単レンズの物体側主点と像側
    主点のうち前記撮像光学系の絞りに近い方の主点から前
    記絞りまでの距離を第3の値とし、前記撮像光学系に等
    価な単レンズの前記開口の大きさにおける周波数特性と
    前記撮像光学系に等価な単レンズと焦点距離及び開口の
    大きさが等しい無収差レンズの周波数特性の差を表す符
    号を第4の値とした場合、前記第1、第2、第4の値の
    組あるいは前記第1の値を第2の値で割った値と前記第
    4の値の組あるいは前記撮像光学系の焦点距離とF値と
    前記第2、第3、第4の値の組が、前記パラメータの値
    であることを特徴とする請求項1または2記載の静止画
    記録装置。
  6. (6)前記撮像光学系の有効口径を第1の値とし、前記
    撮像光学系に等価な単レンズの像側主点と前記撮像手段
    の撮像面の間の距離を第2の値とし、前記撮像光学系に
    等価な単レンズの前記有効口径における周波数特性と前
    記撮像光学系に等価な単レンズと焦点距離及び有効口径
    が等しい無収差レンズの周波数特性の差を表す符号を第
    4の値とした場合、前記第1、第2、第4の値の組ある
    いは前記第1の値を第2の値で割った値と前記第4の値
    の組あるいは前記撮像光学系の焦点距離とF値と前記第
    2、第4の値の組が、前記パラメータの値であることを
    特徴とする請求項1または2記載の静止画記録装置。
  7. (7)静止画記録装置の撮像光学系をなす交換可能な撮
    像光学系において、前記撮像光学系のF値を検出する手
    段と、前記撮像光学系の焦点距離を検出する手段と、前
    記撮像光学系に等価な単レンズの像側主点と前記撮像光
    学系のマウント面の間の距離を検出する手段を備え、前
    記F値と前記焦点距離と前記撮像光学系に等価な単レン
    ズの像側主点と前記マウント面の間の距離を、前記マウ
    ント面に設けた電極に送信することを特徴とする撮像光
    学系。
  8. (8)静止画記録装置の撮像光学系をなす交換可能な撮
    像光学系において、前記撮像光学系のF値を検出する手
    段と、前記撮像光学系の焦点距離を検出する手段と、前
    記撮像光学系に等価な単レンズの像側主点と前記撮像光
    学系のマウント面の間の距離を検出する手段と、前記撮
    像光学系に等価な単レンズの物体側主点と像側主点のう
    ち前記撮像光学系の絞りに近い方の主点から前記絞りま
    での距離を検出する手段を備え、前記F値と前記焦点距
    離と前記撮像光学系に等価な単レンズの像側主点と前記
    撮像光学系のマウント面の間の距離と前記撮像光学系に
    等価な単レンズの物体側主点と像側主点のうち前記撮像
    光学系の絞りに近い方の主点から前記絞りまでの距離を
    、前記マウント面に設けた電極に送信することを特徴と
    する撮像光学系。
  9. (9)静止画記録装置の撮像光学系をなす交換可能な撮
    像光学系において、被写体からみた前記撮像光学系の開
    口の大きさにおける周波数特性と前記撮像光学系に等価
    な単レンズと焦点距離及び開口の大きさが等しい無収差
    レンズの周波数特性の差を表す符号を検出する手段を備
    え、前記符号を前記撮像光学系のマウント面に設けた電
    極に送信することを特徴とする請求項7または8記載の
    撮像光学系。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05191699A (ja) * 1992-01-08 1993-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチ情報カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05191699A (ja) * 1992-01-08 1993-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチ情報カメラ

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