JPH0297025A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びその製造方法Info
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- JPH0297025A JPH0297025A JP24909588A JP24909588A JPH0297025A JP H0297025 A JPH0297025 A JP H0297025A JP 24909588 A JP24909588 A JP 24909588A JP 24909588 A JP24909588 A JP 24909588A JP H0297025 A JPH0297025 A JP H0297025A
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Landscapes
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体集積回路装置及びその製造方法に関し
、詳細にはパフシベーシシン膜のストレスを緩和した半
導体集積回路装置及びその製造方法に関するものである
。
、詳細にはパフシベーシシン膜のストレスを緩和した半
導体集積回路装置及びその製造方法に関するものである
。
(従来の技術)
通常、半導体集積回路装置の製造方法では、その最終工
程で、半導体表面の特性の安定化、不活性化を実現すべ
くバンシベーション膜を形成している。このパフシベー
シタン膜として、従来から化学的気相成長法(以下、C
VD法と称す。)によりリン珪酸ガラス膜(以下、PS
G膜と称す。)などが広く使用されているが、CVD技
術の改良によってPSG膜より硬く、耐湿性の優れた窒
化珪素膜(以下、S+3Na膜と称す。)も多用される
ようになってきた。しかし、この5IJa膜は、文献:
日経マイクロデバイス、1986年12月号。
程で、半導体表面の特性の安定化、不活性化を実現すべ
くバンシベーション膜を形成している。このパフシベー
シタン膜として、従来から化学的気相成長法(以下、C
VD法と称す。)によりリン珪酸ガラス膜(以下、PS
G膜と称す。)などが広く使用されているが、CVD技
術の改良によってPSG膜より硬く、耐湿性の優れた窒
化珪素膜(以下、S+3Na膜と称す。)も多用される
ようになってきた。しかし、この5IJa膜は、文献:
日経マイクロデバイス、1986年12月号。
92頁〜97頁に記載されているように、AI配線の断
線やボイド(欠損)の原因となるストレスを引起こすこ
とが知られている。このストレスの発生原因については
、未だ充分に解析されていないが、ある説によればSi
3Nm膜とAIの熱膨張率の差と考えられ、又、他の説
ではプラズマ5isN4膜の応力とへl自身の内部応力
によるものと考えられる。
線やボイド(欠損)の原因となるストレスを引起こすこ
とが知られている。このストレスの発生原因については
、未だ充分に解析されていないが、ある説によればSi
3Nm膜とAIの熱膨張率の差と考えられ、又、他の説
ではプラズマ5isN4膜の応力とへl自身の内部応力
によるものと考えられる。
次に、上記文献に開示されたAI配線の断線やボイドの
現象、所謂ストレスマイグレーションを防止する構造を
第3図により説明する。第3図において、例えばシリコ
ン基板のような半導体基板1には素子を形成する拡散層
2が形成され、又、半導体基板1上にシリコン酸化膜3
が熱酸化により形成されている。拡散層2やシリコン酸
化膜3上にはA/配線膜4が形成されている。このAI
配線膜4は、各素子から電気信号を取出したり、各素子
間を電気的に接続するものであり、膜厚l〜1.5μ程
度に形成されている。このAI配線膜4を形成した全面
上に膜厚500 人〜1000人程度の比較的に軟らか
いPSG膜5が、さらにその上に膜厚0.5〜1.Or
a程度の比較的に硬い5i3Na膜6が形成されている
。
現象、所謂ストレスマイグレーションを防止する構造を
第3図により説明する。第3図において、例えばシリコ
ン基板のような半導体基板1には素子を形成する拡散層
2が形成され、又、半導体基板1上にシリコン酸化膜3
が熱酸化により形成されている。拡散層2やシリコン酸
化膜3上にはA/配線膜4が形成されている。このAI
配線膜4は、各素子から電気信号を取出したり、各素子
間を電気的に接続するものであり、膜厚l〜1.5μ程
度に形成されている。このAI配線膜4を形成した全面
上に膜厚500 人〜1000人程度の比較的に軟らか
いPSG膜5が、さらにその上に膜厚0.5〜1.Or
a程度の比較的に硬い5i3Na膜6が形成されている
。
上記のように、5iJn膜6の応力を比較的に軟らかい
PSG膜5で緩和させてAI配線膜4に外部応力がなる
べくかからないようにした積層構造にすることにより、
ストレスマイグレーションの発生を防止している。
PSG膜5で緩和させてAI配線膜4に外部応力がなる
べくかからないようにした積層構造にすることにより、
ストレスマイグレーションの発生を防止している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、以上述べたように配線パターンの一層の
微細化がより一層進むとストレス効果がより強く表われ
るようになり、AI配線膜の断線やボイドの課題が再浮
上するために、SiJ<膜6の応力をさらに緩和すべく
PSG膜5を厚(する対策がとられてきた。しかし、
このPSG膜5をよリー層厚くするとストレスマイグレ
ーションの発生を防止できるものの、クランクが発生し
易い現象が生じ、AI配線膜4の断線やパッシベーショ
ンの役割を果せなくなるなどの課題があった。このクラ
ンクの発生は、St J4膜単体では起きにくく、PS
G膜を導入したためと考えられる。又、その原因は、成
膜後に圧縮応力にある5isNa膜と引張応力にあるP
SG膜を、その後に熱処理すると、両者の熱膨張係数の
差(Si3N4膜の熱膨張係数3XIO−’/’C,P
SG膜の熱膨張係数0.9xlO”/l)により新たな
熱歪の応力分布が生じるためと考えられる。
微細化がより一層進むとストレス効果がより強く表われ
るようになり、AI配線膜の断線やボイドの課題が再浮
上するために、SiJ<膜6の応力をさらに緩和すべく
PSG膜5を厚(する対策がとられてきた。しかし、
このPSG膜5をよリー層厚くするとストレスマイグレ
ーションの発生を防止できるものの、クランクが発生し
易い現象が生じ、AI配線膜4の断線やパッシベーショ
ンの役割を果せなくなるなどの課題があった。このクラ
ンクの発生は、St J4膜単体では起きにくく、PS
G膜を導入したためと考えられる。又、その原因は、成
膜後に圧縮応力にある5isNa膜と引張応力にあるP
SG膜を、その後に熱処理すると、両者の熱膨張係数の
差(Si3N4膜の熱膨張係数3XIO−’/’C,P
SG膜の熱膨張係数0.9xlO”/l)により新たな
熱歪の応力分布が生じるためと考えられる。
本発明は、以上述べた微細化に伴なう配線金属膜のボイ
ドや断線等のストレスマイグレーションやクラックの発
生の課題を除去し、信頼性の優れた半導体集積回路装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。
ドや断線等のストレスマイグレーションやクラックの発
生の課題を除去し、信頼性の優れた半導体集積回路装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の半導体集積回路装置及びその製造方法は、配線
金属膜と直接、接する部分のみの少なくとも上面にPS
G膜を形成し、その後、Si3Nmのバンシベーション
膜で覆うようにした。
金属膜と直接、接する部分のみの少なくとも上面にPS
G膜を形成し、その後、Si3Nmのバンシベーション
膜で覆うようにした。
(作 用)
本発明による半導体集積回路装置及びその製造方法は、
PSG膜による応力緩和作用と、Si3N4膜のみによ
る耐クラツク性の両者の長所をとり入れることによりス
トレスマイグレーションとクラックの発生を防止するよ
うにした。
PSG膜による応力緩和作用と、Si3N4膜のみによ
る耐クラツク性の両者の長所をとり入れることによりス
トレスマイグレーションとクラックの発生を防止するよ
うにした。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例による半導体集積回路装置の工程
図であり、第3図と同一部分には同符号を付しである。
図は本発明の一実施例による半導体集積回路装置の工程
図であり、第3図と同一部分には同符号を付しである。
まず、第1図(alに示すように、半導体基板lに形成
された拡散層2上のシリコン酸化膜3部分を公知のホト
リソグラフィ技術により除去してコンタクト窓20を形
成する。
された拡散層2上のシリコン酸化膜3部分を公知のホト
リソグラフィ技術により除去してコンタクト窓20を形
成する。
次に、第1図化)に示すように、シリコン酸化膜3を含
む全面上にスパッタ法などにより配線金属用のAI配線
膜4を厚さ1μ程度に被着させ、次いで、常圧のCVD
法により膜厚2000人〜5000人程度の第1のPS
G膜51を全面に形成する。
む全面上にスパッタ法などにより配線金属用のAI配線
膜4を厚さ1μ程度に被着させ、次いで、常圧のCVD
法により膜厚2000人〜5000人程度の第1のPS
G膜51を全面に形成する。
次に、第1図(C1に示すように、通常のホトリソグラ
フィ技術を用いて配線用のレジストパターン10を第1
のPSG膜5膜上1上成後、レジストパターンlOをマ
スクにして第1のPSG膜51をウェットエツチング又
はドライエツチングして選択的に除去し、続いてAI配
線膜4をリン酸系のウェットエツチング又はf3cl、
系のガスを用いたドライエツチングにより選択的に除去
して配線パターンを形成する。
フィ技術を用いて配線用のレジストパターン10を第1
のPSG膜5膜上1上成後、レジストパターンlOをマ
スクにして第1のPSG膜51をウェットエツチング又
はドライエツチングして選択的に除去し、続いてAI配
線膜4をリン酸系のウェットエツチング又はf3cl、
系のガスを用いたドライエツチングにより選択的に除去
して配線パターンを形成する。
次に、第1図fdlに示すように、上記レジストパター
ン10を除去し、拡散層2とAI配線膜4とのオーミッ
クコンタクトをとるためのシンタリングを行なった後、
再度、常圧のCVD法により膜厚2000人〜5000
人程度の第2のPSG膜52をシリコン酸化膜3側の全
面に、形成する。
ン10を除去し、拡散層2とAI配線膜4とのオーミッ
クコンタクトをとるためのシンタリングを行なった後、
再度、常圧のCVD法により膜厚2000人〜5000
人程度の第2のPSG膜52をシリコン酸化膜3側の全
面に、形成する。
次に、第1図!il+に示すように、ドライエツチング
法により第2のPSG膜52のエッチバックを行ない、
Af配線膜4の側壁部のみに第2のPSG膜52を残存
させる0次に、プラズマCVD法によりシリコン酸化膜
3側全面に膜厚1μ程度の5IJa膜6を形成して半導
体集積回路装置を完成させる。
法により第2のPSG膜52のエッチバックを行ない、
Af配線膜4の側壁部のみに第2のPSG膜52を残存
させる0次に、プラズマCVD法によりシリコン酸化膜
3側全面に膜厚1μ程度の5IJa膜6を形成して半導
体集積回路装置を完成させる。
第2図は本発明の他の実施例による半導体集積回路装置
の最終工程図である。第1図において、第1図+diの
工程を省けば第2図に示した半導体集積回路装置を得る
ことができる0本実施例では、PSG膜としてPSG膜
51のみがAI配線膜4の上面のみを覆っている。
の最終工程図である。第1図において、第1図+diの
工程を省けば第2図に示した半導体集積回路装置を得る
ことができる0本実施例では、PSG膜としてPSG膜
51のみがAI配線膜4の上面のみを覆っている。
本実施例では、第1の実施例に比較して応力緩和は劣る
もののストレスマイグレーションの発生を防止でき、し
かも工程が簡略化される。
もののストレスマイグレーションの発生を防止でき、し
かも工程が簡略化される。
上記各実施例において、5isNa膜6をプラズマCV
D法で形成するため、プラズマにより活性化されたガス
がウェハ上で直接反応して膜を形成することから、シリ
コン酸化膜3に対してより密着性が良くなり、しかも5
isN4膜6とシリコン酸化膜3との熱膨張係数の差が
ほとんどないために成膜後の熱処理を行なっても熱歪に
よりクランクが発生しない、又、AI配線膜4と5is
Na膜6との間にPSG膜51又は51.52を設けて
いるのでストレスマイグレーションの発生を防止できる
。
D法で形成するため、プラズマにより活性化されたガス
がウェハ上で直接反応して膜を形成することから、シリ
コン酸化膜3に対してより密着性が良くなり、しかも5
isN4膜6とシリコン酸化膜3との熱膨張係数の差が
ほとんどないために成膜後の熱処理を行なっても熱歪に
よりクランクが発生しない、又、AI配線膜4と5is
Na膜6との間にPSG膜51又は51.52を設けて
いるのでストレスマイグレーションの発生を防止できる
。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように本発明によれば配線金属膜
と直接、接する部分のみの少なくとも上面にPSG膜を
形成するようにしたので、配線金属膜に対してはPSG
膜で応力を緩和してストレスマイグレーションの発生を
防止し、しかも配線金属膜以外の部分ではP S 、G
膜を用いない従来構造にしであるので熱歪等によるクラ
ンクの発生を防止でき、信頬性の向上が期待出来るので
ある。
と直接、接する部分のみの少なくとも上面にPSG膜を
形成するようにしたので、配線金属膜に対してはPSG
膜で応力を緩和してストレスマイグレーションの発生を
防止し、しかも配線金属膜以外の部分ではP S 、G
膜を用いない従来構造にしであるので熱歪等によるクラ
ンクの発生を防止でき、信頬性の向上が期待出来るので
ある。
第1図は本発明の一実施例による半導体集積回路装置の
工程図、第2図は本発明の他の実施例による半導体集積
回路装置の最終工程図、第3図は従来例の半導体集積回
路装置の最終工程図である。 1・・・半導体基板、2・・・拡散層、20・・・コン
タクト窓、3・・・シリコン酸化膜、4・・・AZ&!
線膜、51・・・第1のPSG膜、52・・・第2のP
SG膜、6・・・5iJa膜。 2、拡散層 他の実施例による半導体集積回路装置の最経工程図第2
図 ど 従来例の半導体集積回路装置の最終工程図第3図
工程図、第2図は本発明の他の実施例による半導体集積
回路装置の最終工程図、第3図は従来例の半導体集積回
路装置の最終工程図である。 1・・・半導体基板、2・・・拡散層、20・・・コン
タクト窓、3・・・シリコン酸化膜、4・・・AZ&!
線膜、51・・・第1のPSG膜、52・・・第2のP
SG膜、6・・・5iJa膜。 2、拡散層 他の実施例による半導体集積回路装置の最経工程図第2
図 ど 従来例の半導体集積回路装置の最終工程図第3図
Claims (3)
- (1)窒化珪素のパッシベーション膜を備えた半導体集
積回路装置において、 配線金属膜と直接、接する部分のみの少なくとも上面に
リン珪酸ガラス膜を設けたことを特徴とする半導体集積
回路装置。 - (2)絶縁膜のコンタクト窓を開孔した半導体基板上に
配線金属膜を被着した後、リン珪酸ガラス膜を形成する
第1工程と、 前記リン珪酸ガラス膜上に配線用のレジストパターンを
形成し、前記リン珪酸ガラス及びその下層の配線金属膜
の順にエッチング除去して金属配線を形成する第2工程
と、 前記金属配線を形成した前記半導体基板上に窒化珪素膜
を形成する第3工程とを備えたことを特徴とする半導体
集積回路装置の製造方法。 - (3)前記第2工程と第3工程との間に、前記金属配線
を形成した前記半導体基板上に他のリン珪酸ガラス膜を
形成し、エッチバック法により前記金属配線の側壁部の
みに前記他のリン珪酸ガラス膜を残す第4工程を備えた
ことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24909588A JPH0297025A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24909588A JPH0297025A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297025A true JPH0297025A (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=17187902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24909588A Pending JPH0297025A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297025A (ja) |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP24909588A patent/JPH0297025A/ja active Pending
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