JP2900718B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に関し、特に多層配線の層間絶縁膜構造を改善した
半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の多層配線は以下の方
法によって形成されていた。即ち、図6に示すように、
能動素子を有する半導体シリコン基板41上に第1の絶
縁膜として、CVD法により第1のシリコン酸化膜42
を形成し、この第1のシリコン酸化膜42上に、第1の
アルミニウム配線43をパターン形成する。更に、ソー
スガスとしてテトラエトキシシランとオゾン含有酸素を
用いた常圧化学気相成長法によりソースガス中のオゾン
とテトラエトキシシランの流量比が3.5:1の条件で、第
1のシリコン酸化膜44を全面に形成し、フォトエッチ
ング技術を用いた公知の方法で第1のシリコン酸化膜4
4にスルーホールを開口する。その後、第2のアルミニ
ウム配線45をパターン形成する(1989年,Internation
al Electron Devices Meeting Technical Digest P.669
〜)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、ソースガスとしてテトラエトキシシランとオ
ゾン含有酸素を用いて、常圧化学気相成長法によって形
成したシリコン酸化膜は多量の水分を含んでおり、その
ため、従来方法で形成したシリコン酸化膜44は膜中に
多量の水分を含有する。このため、シリコン酸化膜44
からなる層間絶縁膜は、450℃以下の熱処理による体積
収縮が大きく、熱処理時のストレス変化が大きいため、
クラックが発生したり、更にその下層のアルミニウム配
線にボイドが発生しアルミニウム配線の断線が起きた
り、更に、その堆積速度が遅いためスループットが悪い
という問題点があった。このため、従来の常圧化学気相
成長法により形成したシリコン酸化膜を使用した多層配
線構造体は、製造歩留り及び信頼性が著しく劣ったもの
となる。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、シリコン酸化膜のクラック発生並びにアル
ミニウム配線のボイド発生及び断線が防止されると共
に、スループットが向上し、シリコン酸化膜を用いた多
層配線構造体の製造歩留り及び信頼性を著しく向上させ
ることができる半導体装置及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の層間絶縁膜は、その少なくとも一部に、ソースガスと
してヘキサアルキルシクロトリシロキサン{一般式は
[OSi(R)23、Rはアルキル基}及びオゾン含有
酸素を用いた常圧化学気相成長法によって形成されたシ
リコン酸化膜を有することを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、能動素子を有する半導体基板上に第1の絶縁膜を介
して第1の金属配線を形成する工程と、ソースガスとし
てヘキサアルキルシクロトリシロキサン{一般式は[O
Si(R)23、Rはアルキル基}及びオゾン含有酸素
を用いた常圧化学気相成長法によりシリコン酸化膜を層
間絶縁膜の少なくとも一部として形成する工程と、この
シリコン酸化膜にスルーホールを選択的に形成する工程
と、前記シリコン酸化膜上に第2の金属配線を形成する
工程とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、層間絶縁膜の少なくとも一
部に、ソースガスとしてヘキサアルキルシクロトリシロ
キサン{一般式は[OSi(R)23、Rはアルキル
基}及びオゾン含有酸素を用いた常圧化学気相成長法に
よって形成されたシリコン酸化膜を有する。このシリコ
ン酸化膜は、膜中に含有される水分量が少ないため、45
0℃以下の熱処理による体縮収縮が小さく、熱処理時の
ストレスの変化も小さい。このため、このシリコン酸化
膜には、クラックが発生しない。また、体積収縮が小さ
いため、下層のアルミニウム配線にボイドが発生せず、
アルミニウム配線の断線も起こらない。更に、上記シリ
コン酸化膜の堆積速度が速いため、スループットも向上
する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0009】図1(a),(b),(c)は、夫々本発
明の第1乃至第3の実施例に係る半導体装置の構造を示
す断面図である。第1の実施例の半導体装置は、図1
(a)に示すように、半導体シリコン基板1上に、CV
D法によりシリコン酸化膜2が形成され、このシリコン
酸化膜2上に、第1の金属配線としてアルミニウム配線
3がパターン形成されている。また、層間絶縁膜として
ソースガスにヘキサメチルシクロトリシロキサン[OS
i(CH323、とオゾン含有酸素ガスを用いた常圧
化学気相成長法(以下、常圧CVD法という)で形成さ
れたシリコン酸化膜5が設けられており、このシリコン
酸化膜5上に、第2の金属配線としてアルミニウム配線
8が設けられている。この第1及び第2のアルミニウム
配線8はシリコン酸化膜5に設けたスルーホールにより
接続されている。
【0010】また、第2実施例の半導体装置は、図1
(b)に示すように、第1の金属配線としてアルミニウ
ム配線3を有し、層間絶縁膜として、プラズマCVD法
で形成された第1のシリコン酸化膜4と、ソースガスに
ヘキサメチルシクロトリシロキサン[OSi(C
323及びオゾン含有酸素ガスを用いた常圧CVD
法で形成された第2のシリコン酸化膜5と、プラズマC
VD法で形成された第3のシリコン酸化膜7とを有し、
第2の金属配線としてアルミニウム配線8を有してい
る。
【0011】更に、第3実施例の半導体装置は、図1
(c)に示すように、第1の金属配線としてアルミニウ
ム配線3を有し、層間絶縁膜としてプラズマCVD法で
形成された第1のシリコン酸化膜4と、ソースガスにヘ
キサメチルシクロトリシロキサン[OSi(CH32
3、及びオゾン含有酸素ガスを用いた常圧CVD法で形
成された第2のシリコン酸化膜5と、回転塗布熱処理法
により形成された有機シリカ膜6と、プラズマCVD法
で形成された第3のシリコン酸化膜7とを有し、第2の
金属配線としてアルミニウム配線8を有している。
【0012】なお、上記各実施例においては、金属配線
としてアルミニウム配線を用いたが、アルミニウム合
金、チタン合金、タングステン、金、銅又はポリシリコ
ン等からなる配線を使用することもでき、同様の結果を
得ることができる。
【0013】また、上記実施例においては、ヘキサアル
キルシクロトリシロキサンとして、ヘキサメチルシクロ
トリシロキサン[OSi(CH323を用いたが、そ
の替わりに、ヘキサエチルシクロトリシロキサン[OS
i(C2523、ヘキサプロピルシクロトリシロキサ
ン[OSi(C3723、ヘキサブチルシクロトリシ
ロキサン[OSi(C4923、ヘキサアシルシクロ
トリシロキサン[OSi(C51123又はヘキサヘ
キシルシクロトリシロキサン[OSi(C61323
等を用いても同様の結果を得ることができる。
【0014】以下、本実施例では、ヘキサアルキルシク
ロトリシロキサンとしてヘキサメチルシクロトリシロキ
サンを用いる。
【0015】図2はソースガスとしてヘキサメチルシク
ロトリシロキサンとオゾン含有酸素ガスを用いた常圧C
VD法により、オゾンとヘキサメチルシクロトリシロキ
サンとの流量比が3.1:1、成膜基板温度が350℃の条件で
成膜したシリコン酸化膜の膜特性を示す。この図2は上
記シリコン酸化膜のFT−IRスペクトルを示してい
る。
【0016】図2から上記シリコン酸化膜は、3400cm-1
付近のSi−OH結合がみられず、従来技術と比較する
と、Si−OH結合が大幅に減少していることがわか
る。また、上記シリコン酸化膜の熱処理後の膜収縮は1
%未満である。従来技術の膜収縮は4%であることか
ら、上記シリコン酸化膜の膜収縮は従来技術と比較し
て、小さい値である。更に、上記シリコン酸化膜の堆積
速度は約3500オンク゛ストローム/minと従来技術と比較して約2
倍大きい。
【0017】また、ソースガスとして環構造をもつヘキ
サメチルシクロトリシロキサンを用い、上記ソースガス
はガス中にSi−O−Si結合を持つことから、本発明
方法により形成された上記シリコン酸化膜は膜密度が高
く、安定した膜となっている。
【0018】前記層間絶縁膜はソースガスとして、オゾ
ンとヘキサメチルシクロトリシロキサンとの流量比が3.
5:1の条件でシリコン酸化膜を形成したが、上記流量比
が3.5:1以上のオゾンが過剰な条件であればよい。
【0019】また、前記層間絶縁膜は、成膜基板温度35
0℃でシリコン酸化膜を形成したが、300℃以上400℃以
下の範囲内であればよい。
【0020】前記層間絶縁膜は上記シリコン酸化膜形成
後に熱処理を行わなかったが、800℃以下の温度であれ
ば熱処理を行ってもよい。
【0021】図3(a)乃至(c)は、本発明の第1の
実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。先ず、図3(a)に示すように、能動素子を
有する半導体シリコン基板1上にCVD法により厚さが
例えば0.5μmの第1のシリコン酸化膜2を形成し、更
に、厚さが例えば0.8μmの第1のアルミニウム配線3
を形成し、このアルミニウム配線3をフォトレジストを
用いた公知のエッチング技術でパターニングする。
【0022】続いて、図3(b)に示すように、パター
ニングされた第1のアルミニウム配線3上の全面に常圧
CVD法によりソースガスとしてヘキサメチルシクロト
リシロキサンとオゾン含有酸素とを用い、オゾンとヘキ
サメチルシクロトリシロキサンとの流量比が3.5:1の条
件で、第2のシリコン酸化膜5を例えば0.8μmの厚さ
に形成する。
【0023】その後、図3(c)に示すように、フォト
エッチング技術を用いた公知の方法で第2のシリコン酸
化膜5にスルーホールを開口し、続いて第2のアルミニ
ウム配線8を形成する。
【0024】以上の図3(b)及び(c)に示す工程を
繰り返すことにより、多層配線構造体が形成される。本
実施例では第2のシリコン酸化膜5の膜厚は例えば0.8
μmとしたが、0.5μm以上1.2μm以下の範囲内に設定
することができる。
【0025】図4(a)乃至(c)は、本発明の第2の
実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。先ず、図4(a)に示すように、能動素子を
有する半導体シリコン基板1上にCVD法により厚さが
例えば0.5μmの第1のシリコン酸化膜2を形成し、更
に厚さが例えば0.8μmの第1のアルミニウム配線3を
形成し、フォトレジストを用いた公知のエッチング技術
によりこれをパターニングする。
【0026】続いて、図4(b)に示すように、パター
ニングされた第1のアルミニウム配線3上の全面にプラ
ズマCVD法により厚さが例えば0.4μmの第2のシリ
コン酸化膜4を形成し、次に、常圧CVD法によりソー
スガスとしてヘキサメチルシクロトリシロキサンとオゾ
ン含有酸素ガスとを用い、オゾンとヘキサメチルシクロ
トリシロキサンとの流量比が3.5:1の条件で第3のシリ
コン酸化膜5を例えば0.8μmの厚さに形成する。
【0027】更に、図4(c)に示すように、プラズマ
CVD法により第4のシリコン酸化膜7を例えば0.4μ
mの厚さに形成し、フォトエッチング技術を用いた公知
の方法でこの第3,第4のシリコン酸化膜5,7スルー
ホールを開口し、続いて第2のアルミニウム配線8を形
成する。
【0028】この図4(b)及び(c)に示す工程を繰
り返すことにより、多層配線構造体が形成される。本実
施例では第2のシリコン酸化膜4の膜厚を0.4μmとし
たが、0.2μm以上0.5μm以下の範囲内に設定すること
もできる。また、第3のシリコン酸化膜5の膜厚を0.8
μmとしたが、これも0.5μm以上1.2μm以下の範囲内
に設定することができる。更に、第4のシリコン酸化膜
7の膜厚を0.4μmと定めたが、0.2μm以上0.5μm以
下の範囲内に設定することができる。
【0029】図5(a)乃至(c)は、本発明の第3の
実施例に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。先ず、図5(a)に示すように、能動素子を
有する半導体基板1上にCVD法により厚さが例えば0.
5μmの第1のシリコン酸化膜2を形成し、更に厚さが
例えば0.8μmの第1のアルミニウム配線3を形成し、
フォトレジストを用いた公知のエッチング技術でパター
ニングする。
【0030】続いて、図5(b)に示すように、パター
ニングされた第1のアルミニウム配線3上にプラズマC
VD法により厚さが例えば0.4μmの第2のシリコン酸
化膜4を全面に形成し、更に、常圧CVD法によりソー
スガスとしてヘキサメチルシクロトリシロキサンとオゾ
ン含有酸素とを用い、オゾンとヘキサメチルシクロトリ
シロキサンとの流量比が3.5:1の条件で第3のシリコン
酸化膜5を例えば0.8μmの厚さで全面に形成する。そ
の後、第3のシリコン酸化膜5の表面処理として、酸素
プラズマ処理を10秒間行い、主成分がCH3−Si(O
H)3である有機シリカ塗布溶液を5000回転/分で回転
塗布し、300℃の窒素雰囲気中で1時間の熱処理を行
い、厚さ0.3μmの有機シリカ膜6を形成する。
【0031】次に、図5(c)に示すように、CF4
スを用いたドライエッチング法で選択比が1:2と有機シ
リカ膜の方が小さくなるような条件で、有機シリカ膜6
と第3のシリコン酸化膜5を同時にエッチバックする。
第1のアルミニウム配線3のパターン上に第3のシリコ
ン酸化膜5が0.3μmの厚さとなるようにエッチバック
を行い、エッチバック後の後処理として酸素プラズマ処
理を10秒間行う。続いてプラズマCVD法で厚さが例え
ば0.4μmの第4のシリコン酸化膜7を形成し、更に、
フォトエッチング技術を用いた公知の方法で第2,第
3,第4のシリコン酸化膜4,5,7にスルーホールを
開口し、続いて第2のアルミニウム配線8を所定のパタ
ーンで形成する。
【0032】以上の図5(b)及び(c)に示す工程を
繰り返すことにより、多層配線構造体が形成される。本
実施例では第2のシリコン酸化膜4の膜厚を0.4μmと
したが、0.2μm以上0.5μm以下の範囲内に設定しても
よい。また、第3のシリコン酸化膜5の膜厚を0.8μm
としたが0.5μm以上1.2μm以下の範囲内に設定しても
よく、更に、第4のシコン酸化膜7の膜厚も0.4μmに
限らず、例えば0.2μm以上0.5μm以下の範囲内に設定
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は層間絶縁
膜の少なくとも一部にソースガスとしてヘキサアルキル
シクロトリシロキサン{一般式[OSi(R)23、R
=アルキル基}とオゾン含有酸素を用いた常圧化学気相
成長法で形成されたシリコン酸化膜を有することから、
膜中に含有される水分量は少なく、そのため、上記シリ
コン酸化膜は450℃以下の熱処理による体縮収縮が小さ
く熱処理時のストレスの変化も小さいため、クラックが
発生しない。更に、下層のアルミニウム配線にボイドが
発生せず、アルミニウム配線の断線も起こらないという
利点を有する。また、上記シリコン酸化膜の堆積速度は
速いため、スループットがよいという効果もある。
【0034】本発明は上述のような効果を奏するので、
金属配線の多層化が容易になると共に、上記シリコン酸
化膜を用いた多層配線構造体は製造歩留り及び信頼性を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(b)は、夫々本発明の第1乃至第
3の実施例の半導体装置の構造を示す断面図である。
【図2】ソースガスとしてヘキサメチルシクロトリシロ
キサンとオゾン含有酸素ガスを用いた常圧CVD法によ
りオゾンとヘキサメチルシクロトリシロキサンとの流量
比が3.1:1、成膜基板温度が350℃の条件で成膜したシリ
コン酸化膜の膜特性を示す。
【図3】(a)乃至(c)は、本発明の第1の実施例に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【図4】(a)乃至(c)は、本発明の第2の実施例に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【図5】(a)乃至(c)は、本発明の第3の実施例に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【図6】従来の層間絶縁膜を有する半導体装置の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,41;半導体シリコン基板 2,42;CVD法シリコン酸化膜 3,43;第1アルミニウム配線 4;プラズマCVD法シリコン酸化膜 5;常圧CVD法シリコン酸化膜 6;有機シリカ膜 7;プラズマCVD法シリコン酸化膜 8,45;第2アルミニウム配線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層間絶縁膜の少なくとも一部に、ソース
    ガスとしてヘキサアルキルシクロトリシロキサン{一般
    式は[OSi(R)23、Rはアルキル基}及びオゾン
    含有酸素を用いた常圧化学気相成長法によって形成され
    たシリコン酸化膜を有することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 能動素子を有する半導体基板上に第1の
    絶縁膜を介して第1の金属配線を形成する工程と、ソー
    スガスとしてヘキサアルキルシクロトリシロキサン{一
    般式は[OSi(R)23、Rはアルキル基}及びオゾ
    ン含有酸素を用いた常圧化学気相成長法によりシリコン
    酸化膜を層間絶縁膜の少なくとも一部として形成する工
    程と、このシリコン酸化膜にスルーホールを選択的に形
    成する工程と、前記シリコン酸化膜上に第2の金属配線
    を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記層間絶縁膜を形成する工程と、前記
    スルーホールを形成する工程と、前記第2の金属配線を
    形成する工程とを繰り返すことにより、多層配線を形成
    することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜を形成する工程として、
    前記常圧化学気相成長法によりシリコン酸化膜を形成す
    る工程に加えて、プラズマ化学気相成長法又はスパッタ
    リング法によりシリコン酸化膜を形成する工程を併用す
    ることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記層間絶縁膜を形成する工程として、
    前記常圧化学気相成長法によりシリコン酸化膜を形成す
    る工程に加えて、プラズマ化学気相成長法又はスパッタ
    リング法によりシリコン酸化膜を形成する工程と、次い
    で回転塗布熱処理法により有機塗布膜を形成した後ドラ
    イエッチング法により前記有機塗布膜及び前記層間絶縁
    膜をエッチングバックして平坦化する工程とを有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法。
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